JP2821939B2 - パケット送受信制御方式 - Google Patents
パケット送受信制御方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 回線制御プロセッサと管理プロセッサとの間でパケッ
トを送受信するパケット送受信制御方式に関し、 バッファメモリの残存データ容量値に対応して効率良
くパケットの送受信を行わせることを目的とし、 回線制御プロセッサと回線対応部を介して管理プロセ
ッサとの間でパケットの送受信を行うパケット送受信制
御方式に於いて、前記回線制御プロセッサのバッファメ
モリの残存データ蓄積容量値を、前記回線対応部のメモ
リに書込み、前記管理プロセッサは、前記メモリに書込
まれた前記残存データ蓄積容量値を定期的に読込み、該
管理プロセッサから前記回線制御プロセッサに、前記回
線対応部を介してパケットを送信する時に、前記残存デ
ータ蓄積容量値が送信すべきパケットの大きさ以上の場
合のみ、該パケットを送信するように構成した。
トを送受信するパケット送受信制御方式に関し、 バッファメモリの残存データ容量値に対応して効率良
くパケットの送受信を行わせることを目的とし、 回線制御プロセッサと回線対応部を介して管理プロセ
ッサとの間でパケットの送受信を行うパケット送受信制
御方式に於いて、前記回線制御プロセッサのバッファメ
モリの残存データ蓄積容量値を、前記回線対応部のメモ
リに書込み、前記管理プロセッサは、前記メモリに書込
まれた前記残存データ蓄積容量値を定期的に読込み、該
管理プロセッサから前記回線制御プロセッサに、前記回
線対応部を介してパケットを送信する時に、前記残存デ
ータ蓄積容量値が送信すべきパケットの大きさ以上の場
合のみ、該パケットを送信するように構成した。
本発明は、回線制御プロセッサと管理プロセッサとの
間でパケットを送受信するパケット送受信制御方式に関
するものである。
間でパケットを送受信するパケット送受信制御方式に関
するものである。
パケット交換機は、回線を介して受信したパケットの
分析,分解,組立等の処理を行って、他の回線に送出す
るものであり、大量のデータを最小限の遅延時間で送信
することが要求されており、この為に、複数のプロセッ
サによる付加分散の構成が採用されている。従って、複
数のプロセッサ間に於ける効率の良いパケットの送受信
を行うことが要望されている。
分析,分解,組立等の処理を行って、他の回線に送出す
るものであり、大量のデータを最小限の遅延時間で送信
することが要求されており、この為に、複数のプロセッ
サによる付加分散の構成が採用されている。従って、複
数のプロセッサ間に於ける効率の良いパケットの送受信
を行うことが要望されている。
パケット交換機は、例えば、第5図に示す構成を有す
るものであり、51は回線制御プロセッサ(LC0〜LC7)、
52は回線対応部(LPR5,LPR1,LPR2・・・LPR11)、53は
管理プロセッサ(MPR)、54はチャネル制御装置(CH
C)、55は中央処理装置(CPU)、56はメモリ(MEM)、5
7は回線制御プロセッサ・バス、58は共通バス、59は回
線である。
るものであり、51は回線制御プロセッサ(LC0〜LC7)、
52は回線対応部(LPR5,LPR1,LPR2・・・LPR11)、53は
管理プロセッサ(MPR)、54はチャネル制御装置(CH
C)、55は中央処理装置(CPU)、56はメモリ(MEM)、5
7は回線制御プロセッサ・バス、58は共通バス、59は回
線である。
回線制御プロセッサ51は、例えば、8ビット処理装置
を備えて、2本の回線59を制御する機能を有し、回線対
応部52は、例えば、16ビット処理装置を備えて、最大8
個の回線制御プロセッサ51を制御する機能を有し、又管
理プロセッサ53は、例えば、32ビット処理装置を備え
て、最大12個の回線対応部52を制御する機能を有するも
のである。又回線制御プロセッサ51は、バッファメモリ
を備え、回線59からのパケットを蓄積して管理プロセッ
サ51に転送し、管理プロセッサ51の中央処理装置55によ
る受信パケットの分解,送信パケットの組立てを行い、
送信パケットを宛先回線の回線制御プロセッサ51のバッ
ファメモリに転送し、バッファメモリから所定の回線速
度でパケットを送信する。
を備えて、2本の回線59を制御する機能を有し、回線対
応部52は、例えば、16ビット処理装置を備えて、最大8
個の回線制御プロセッサ51を制御する機能を有し、又管
理プロセッサ53は、例えば、32ビット処理装置を備え
て、最大12個の回線対応部52を制御する機能を有するも
のである。又回線制御プロセッサ51は、バッファメモリ
を備え、回線59からのパケットを蓄積して管理プロセッ
サ51に転送し、管理プロセッサ51の中央処理装置55によ
る受信パケットの分解,送信パケットの組立てを行い、
送信パケットを宛先回線の回線制御プロセッサ51のバッ
ファメモリに転送し、バッファメモリから所定の回線速
度でパケットを送信する。
第6図はパケットの分解,組立説明図であり、回線制
御プロセッサ51−iで受信したパケットを、回線対応部
52−j(LPR)を介して管理プロセッサ53に送信し、管
理プロセッサ53から回線対応部52−l(LPR)を介して
回線制御プロセッサ51−kにパケットを送信する場合の
パケットの分解,組立ての一例を示すものである。
御プロセッサ51−iで受信したパケットを、回線対応部
52−j(LPR)を介して管理プロセッサ53に送信し、管
理プロセッサ53から回線対応部52−l(LPR)を介して
回線制御プロセッサ51−kにパケットを送信する場合の
パケットの分解,組立ての一例を示すものである。
回線制御プロセッサ51−iに於いて回線からのパケッ
トを受信し、順次バッファBA,BB,BCに蓄積される。な
お、CTは制御情報部、HDはヘッダ部、D1,D2,D3はデータ
部であり、バッファBCに蓄積された最後のデータ部D3が
短い為に、バッファBCに空きが生じた場合を示す。
トを受信し、順次バッファBA,BB,BCに蓄積される。な
お、CTは制御情報部、HDはヘッダ部、D1,D2,D3はデータ
部であり、バッファBCに蓄積された最後のデータ部D3が
短い為に、バッファBCに空きが生じた場合を示す。
この回線制御プロセッサ51−iから管理プロセッサ53
に回線対応部52−jを介してパケットを送信するもの
で、管理プロセッサ53に於いては、バッファBa,Bb,Bcに
蓄積される。このパケットを、回線制御プロセッサ51−
kから回線に送信する場合に、パケットサイズが小さい
為に、管理プロセッサ53に於いて分解処理を行うもの
で、バッファBb′をハントし、バッファBa,Bb′により
1パケットを構成し、バッファBbにヘッダ部HDを形成し
て、このバッファBbとバッファBcとにより1パケットを
構成する。
に回線対応部52−jを介してパケットを送信するもの
で、管理プロセッサ53に於いては、バッファBa,Bb,Bcに
蓄積される。このパケットを、回線制御プロセッサ51−
kから回線に送信する場合に、パケットサイズが小さい
為に、管理プロセッサ53に於いて分解処理を行うもの
で、バッファBb′をハントし、バッファBa,Bb′により
1パケットを構成し、バッファBbにヘッダ部HDを形成し
て、このバッファBbとバッファBcとにより1パケットを
構成する。
このように受信1パケットを送信2パケットに分割
し、バッファBa,Bb′による1パケットを、回線対応部5
1−lを介して回線制御プロセッサ51−kに送信し、バ
ッファBA,BBに蓄積し、又管理プロセッサ53のバッファB
b,Bcによる1パケットを、回線対応部52−lを介して回
線制御プロセッサ51−kに送信し、バッファBC,BDに蓄
積し、バッファBA,BB,BC,BDから順次回線に送信する。
し、バッファBa,Bb′による1パケットを、回線対応部5
1−lを介して回線制御プロセッサ51−kに送信し、バ
ッファBA,BBに蓄積し、又管理プロセッサ53のバッファB
b,Bcによる1パケットを、回線対応部52−lを介して回
線制御プロセッサ51−kに送信し、バッファBC,BDに蓄
積し、バッファBA,BB,BC,BDから順次回線に送信する。
前述の管理プロセッサ53と回線制御プロセッサ51との
間のパケット送受信は、DMA(ダイレクト・メモリ・ア
クセス)伝送により行われるものであるが、回線制御プ
ロセッサ51に於けるバッファメモリの容量(バッファB
A,BB,BC,・・の数)が比較的小さいものであるから、管
理プロセッサ53から回線制御プロセッサ51に大量のパケ
ットを送信すると、バッファの使用率が輻輳規制値を超
えることになり、このような輻輳状態に於いては、回線
制御プロセッサ51は、一定時間、回線59からの受信も規
制することになる。即ち、回線59には受信付加フレーム
(RNR)を送出して受信規制を行うことになる。
間のパケット送受信は、DMA(ダイレクト・メモリ・ア
クセス)伝送により行われるものであるが、回線制御プ
ロセッサ51に於けるバッファメモリの容量(バッファB
A,BB,BC,・・の数)が比較的小さいものであるから、管
理プロセッサ53から回線制御プロセッサ51に大量のパケ
ットを送信すると、バッファの使用率が輻輳規制値を超
えることになり、このような輻輳状態に於いては、回線
制御プロセッサ51は、一定時間、回線59からの受信も規
制することになる。即ち、回線59には受信付加フレーム
(RNR)を送出して受信規制を行うことになる。
このように、回線59からのパケットの受信量に関係な
く、管理プロセッサ51からのパケットのバッファメモリ
の受信蓄積量が増大するだけで、受信規制を行う欠点が
あった。
く、管理プロセッサ51からのパケットのバッファメモリ
の受信蓄積量が増大するだけで、受信規制を行う欠点が
あった。
本発明は、バッファメモリの残存データ容量値に対応
して効率良くパケットの送受信を行わせることを目的と
するものである。
して効率良くパケットの送受信を行わせることを目的と
するものである。
本発明のパケット送受信制御方式は、回線制御プロセ
ッサのバッファの残存データ蓄積容量値に従って管理プ
ロセッサからパケットを送信するものであり、第1図を
参照して説明する。
ッサのバッファの残存データ蓄積容量値に従って管理プ
ロセッサからパケットを送信するものであり、第1図を
参照して説明する。
回線制御プロセッサ1のバッファメモリ4の残存デー
タ蓄積容量値を、回線対応部2のメモリ5に書込み、管
理プロセッサ3は、このメモリ5に書込まれた残存デー
タ蓄積容量値を定期的に読込み、管理プロセッサ3から
回線制御プロセッサ1に回線対応部2を介してパケット
を送信する時に、残存データ蓄積容量値と送信すべきパ
ケットの大きさとを比較し、残存データ蓄積容量値が所
定値以上大きい場合に、そのパケットを送信するもので
ある。
タ蓄積容量値を、回線対応部2のメモリ5に書込み、管
理プロセッサ3は、このメモリ5に書込まれた残存デー
タ蓄積容量値を定期的に読込み、管理プロセッサ3から
回線制御プロセッサ1に回線対応部2を介してパケット
を送信する時に、残存データ蓄積容量値と送信すべきパ
ケットの大きさとを比較し、残存データ蓄積容量値が所
定値以上大きい場合に、そのパケットを送信するもので
ある。
回線制御プロセッサ1のバッファメモリ4の残存デー
タ蓄積容量値を、例えば、変化した時に、回線対応部2
のメモリ5に書込み、管理プロセッサ3は、定期的にそ
のメモリ5の内容を読込み、送信すべきパケットの大き
さと比較する。送信すべきパケットの大きさが大きい場
合は、バッファメモリ4が輻輳規制値を超えることにな
るから、時間の経過に従って回線制御プロセッサ1から
回線にパケットを送信することにより、バッファメモリ
4の残存データ蓄積容量値が増えるまで送信待ちとす
る。又送信すべきパケットの方が小さく、バッファメモ
リ4が輻輳規制値を超えるような状態とならない場合
は、そのパケットを回線制御プロセッサ1に送信する。
それによって、回線制御プロセッサ1に於ける輻輳発生
を未然に防止することができる。
タ蓄積容量値を、例えば、変化した時に、回線対応部2
のメモリ5に書込み、管理プロセッサ3は、定期的にそ
のメモリ5の内容を読込み、送信すべきパケットの大き
さと比較する。送信すべきパケットの大きさが大きい場
合は、バッファメモリ4が輻輳規制値を超えることにな
るから、時間の経過に従って回線制御プロセッサ1から
回線にパケットを送信することにより、バッファメモリ
4の残存データ蓄積容量値が増えるまで送信待ちとす
る。又送信すべきパケットの方が小さく、バッファメモ
リ4が輻輳規制値を超えるような状態とならない場合
は、そのパケットを回線制御プロセッサ1に送信する。
それによって、回線制御プロセッサ1に於ける輻輳発生
を未然に防止することができる。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
明する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、10は回
線制御プロセッサ(LC)、20は回線対応部(LPR)、30
は管理プロセッサ(MPR)、40は回線、11,21,31は中央
処理装置(CPU)、12は回線制御部、13,22,23はインタ
フェース部(IF)、14,24,34はメモリ(MEM)、15,25,3
3は内部バス、32はチャネル制御部(CHC)、41は回線制
御プロセッサ・バス、42は共通バス、14aはバッファ領
域である。このバッファ領域は、単位バッファが複数個
形成され、残存データ蓄積容量値を、残存バッファ数N
とした場合を示すものであり、この残存バッファNは、
回線対応部20のメモリ24に書き込まれる。
線制御プロセッサ(LC)、20は回線対応部(LPR)、30
は管理プロセッサ(MPR)、40は回線、11,21,31は中央
処理装置(CPU)、12は回線制御部、13,22,23はインタ
フェース部(IF)、14,24,34はメモリ(MEM)、15,25,3
3は内部バス、32はチャネル制御部(CHC)、41は回線制
御プロセッサ・バス、42は共通バス、14aはバッファ領
域である。このバッファ領域は、単位バッファが複数個
形成され、残存データ蓄積容量値を、残存バッファ数N
とした場合を示すものであり、この残存バッファNは、
回線対応部20のメモリ24に書き込まれる。
従来例と同様に、管理プロセッサ30に共通バス42を介
して最大12個の回線対応部20が接続され、各回線対応部
20に回線制御プロセッサ・バス41を介して最大8個の回
線制御プロセッサ10が接続され、各回線制御プロセッサ
10に2回線40が収容されて、パケット交換機が構成され
ている。
して最大12個の回線対応部20が接続され、各回線対応部
20に回線制御プロセッサ・バス41を介して最大8個の回
線制御プロセッサ10が接続され、各回線制御プロセッサ
10に2回線40が収容されて、パケット交換機が構成され
ている。
回線制御プロセッサ10のメモリ14の一部をバッファ領
域14aとし、回線制御部12を介して回線40から受信した
パケットを一時蓄積し、中央処理装置11の制御により、
そのパケットを回線対応部20を介して管理プロセッサ30
に送信し、又管理プロセッサ30から回線対応部20を介し
て受信したパケットを一時蓄積し、回線制御部12から回
線40にそのパケットを送信する。このバッファ領域14a
の残存データ蓄積容量値を示す残存バッファ数Nが、中
央処置装置11の制御により回線対応部20に転送され、回
線対応部20のメモリ24に、回線制御プロセッサ10対応に
書込まれる。
域14aとし、回線制御部12を介して回線40から受信した
パケットを一時蓄積し、中央処理装置11の制御により、
そのパケットを回線対応部20を介して管理プロセッサ30
に送信し、又管理プロセッサ30から回線対応部20を介し
て受信したパケットを一時蓄積し、回線制御部12から回
線40にそのパケットを送信する。このバッファ領域14a
の残存データ蓄積容量値を示す残存バッファ数Nが、中
央処置装置11の制御により回線対応部20に転送され、回
線対応部20のメモリ24に、回線制御プロセッサ10対応に
書込まれる。
回線対応部20は、回線制御プロセッサ10と管理プロセ
ッサ30との間のパケットを、インタフェース部22,23を
介して1パケット毎に転送する制御を行うものである。
ッサ30との間のパケットを、インタフェース部22,23を
介して1パケット毎に転送する制御を行うものである。
管理プロセッサ30は、回線対応部20のメモリ24に書込
まれた回線制御プロセッサ10対応の残存バッファ数Nを
定期的に要求し、回線対応部20はその要求に応じて、メ
モリ24から読出した残存バッファ数Nを管理プロセッサ
30に転送する。管理プロセッサ30は、パケットを送信す
る回線制御プロセッサ10を識別し、この回線制御プロセ
ッサ10対応の残存バッファ数Nと、送信すべきパケット
の大きさとを比較して、パケットを送信するか否か判定
する。
まれた回線制御プロセッサ10対応の残存バッファ数Nを
定期的に要求し、回線対応部20はその要求に応じて、メ
モリ24から読出した残存バッファ数Nを管理プロセッサ
30に転送する。管理プロセッサ30は、パケットを送信す
る回線制御プロセッサ10を識別し、この回線制御プロセ
ッサ10対応の残存バッファ数Nと、送信すべきパケット
の大きさとを比較して、パケットを送信するか否か判定
する。
第3図は本発明の実施例のフローチャートであり、前
述のように、管理プロセッサ30は回線対応部20に対して
定期的に残存バッファ数Nを要求し、それによって、
回線対応部20では、中央処理装置21の制御により、メモ
リ24から読出した残存バッファ数Nを送出するから、管
理プロセッサ30は、その残存バッファ数Nを受信し、
送信すべきパケットの大きさをバッファ数に換算して、
(残存バッファ数)−送信パケット・バッファ数)>α
か否か判定する。このαは予め設定されたバッファの
余裕値である。この条件を満足した場合は、残存バッフ
ァ数Nから送信パケット・バッファ数を減算した値を、
新たな残存バッファ数Nとし、そのパケットを回線制
御プロセッサ10へ送信する。
述のように、管理プロセッサ30は回線対応部20に対して
定期的に残存バッファ数Nを要求し、それによって、
回線対応部20では、中央処理装置21の制御により、メモ
リ24から読出した残存バッファ数Nを送出するから、管
理プロセッサ30は、その残存バッファ数Nを受信し、
送信すべきパケットの大きさをバッファ数に換算して、
(残存バッファ数)−送信パケット・バッファ数)>α
か否か判定する。このαは予め設定されたバッファの
余裕値である。この条件を満足した場合は、残存バッフ
ァ数Nから送信パケット・バッファ数を減算した値を、
新たな残存バッファ数Nとし、そのパケットを回線制
御プロセッサ10へ送信する。
又ステップの条件を満足しない場合は、送信待ちキ
ューに接続し、ステップに戻って、回線制御プロセッ
サ10のバッファ領域14aの残存バッファ数Nが増加する
まで待つことになる。
ューに接続し、ステップに戻って、回線制御プロセッ
サ10のバッファ領域14aの残存バッファ数Nが増加する
まで待つことになる。
第4図は本発明の実施例のシーケンス説明図であり、
回線制御プロセッサLCから回線対応部LPRに、例えば、
残存バッファ数N=10が転送されて、回線対応部LPRの
メモリ24に書込まれ、管理プロセッサMPRからの定期的
な要求RQにより、回線対応部LPRから管理プロセッサMPR
に、メモリ24に書込まれた残存バッファ数N=10が転送
される。
回線制御プロセッサLCから回線対応部LPRに、例えば、
残存バッファ数N=10が転送されて、回線対応部LPRの
メモリ24に書込まれ、管理プロセッサMPRからの定期的
な要求RQにより、回線対応部LPRから管理プロセッサMPR
に、メモリ24に書込まれた残存バッファ数N=10が転送
される。
管理プロセッサMPRからパケットPK1,PK2,PK3を回線制
御プロセッサLCへ送信する時に、パケットPK1のバッフ
ァ数BFが2の場合は、(残存バッファ数N)−(送信パ
ケット・バッファ数)=10−2=8となり、α=4とす
ると、8>4であるから送信条件を満足することにな
り、このパケットPK1は回線対応部LPRを介して回線制御
プロセッサLCに送信される。そして、新たな残存バッフ
ァ数Nは、10−2=8となる。
御プロセッサLCへ送信する時に、パケットPK1のバッフ
ァ数BFが2の場合は、(残存バッファ数N)−(送信パ
ケット・バッファ数)=10−2=8となり、α=4とす
ると、8>4であるから送信条件を満足することにな
り、このパケットPK1は回線対応部LPRを介して回線制御
プロセッサLCに送信される。そして、新たな残存バッフ
ァ数Nは、10−2=8となる。
次のパケットPK2のバッファ数BFも2の場合、8−2
=6>αとなるから送信条件を満足し、このパケットPK
2も回線対応部LPRを介して回線制御プロセッサLCに送信
され、新たな残存バッファ数N6となる。
=6>αとなるから送信条件を満足し、このパケットPK
2も回線対応部LPRを介して回線制御プロセッサLCに送信
され、新たな残存バッファ数N6となる。
次のパケットPK3のバッファ数BFが3の場合、6−3
=3<αとなり、送信条件を満足しないので、このパケ
トPK3は送信待ちとなる。
=3<αとなり、送信条件を満足しないので、このパケ
トPK3は送信待ちとなる。
そして、開戦制御プロセッサLCから回線にパケットが
送信されて、残存バッファ数Nが8となった場合に、そ
の残存バッファ数Nが回線対応部LPRに転送されてメモ
リ24に書込まれる。
送信されて、残存バッファ数Nが8となった場合に、そ
の残存バッファ数Nが回線対応部LPRに転送されてメモ
リ24に書込まれる。
管理プロセッサMPRでは、定期的に回線対応部LPRのメ
モリ24に書込まれた残存バッファ数Nを要求するので、
その時の残存バッファ数N=8が管理プロセッサMPRに
転送される。
モリ24に書込まれた残存バッファ数Nを要求するので、
その時の残存バッファ数N=8が管理プロセッサMPRに
転送される。
管理プロセッサMPRに於いて送信待ちとなっているパ
ケットPK3のバッファ数BFが3であるから、8−3=5
>αとなり、送信条件を満足することになるから、この
パケットPK3が回線対応部LPRを介して回線制御プロセッ
サLCに送信される。
ケットPK3のバッファ数BFが3であるから、8−3=5
>αとなり、送信条件を満足することになるから、この
パケットPK3が回線対応部LPRを介して回線制御プロセッ
サLCに送信される。
回線制御プロセッサLCでは、残存バッファ数Nが変化
する毎に、或いは管理プロセッサMPRが要求RQを送出す
る前に、残存バッファ数Nを回線対応部LPRに転送し
て、メモリ24に書込むものであり、その残存バッファ数
Nを管理プロセッサMPRが定期的に読込んで、回線制御
プロセッサLCのバッファメモリが輻輳規制値を超えるこ
とがないように、パケットを送信するものである。従っ
て、回線制御プロセッサLCに於けるバッファメモリによ
る輻輳発生を回避することができる。
する毎に、或いは管理プロセッサMPRが要求RQを送出す
る前に、残存バッファ数Nを回線対応部LPRに転送し
て、メモリ24に書込むものであり、その残存バッファ数
Nを管理プロセッサMPRが定期的に読込んで、回線制御
プロセッサLCのバッファメモリが輻輳規制値を超えるこ
とがないように、パケットを送信するものである。従っ
て、回線制御プロセッサLCに於けるバッファメモリによ
る輻輳発生を回避することができる。
本発明は、前述の実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば、αは、回線制御プロセッサのバッファメモ
リの容量に従って他の任意の値に設定することができる
のである。又残存バッファ数Nの転送制御は、既に知ら
れている各種の制御手段により行うことができるもので
ある。
く、例えば、αは、回線制御プロセッサのバッファメモ
リの容量に従って他の任意の値に設定することができる
のである。又残存バッファ数Nの転送制御は、既に知ら
れている各種の制御手段により行うことができるもので
ある。
以上説明したように、本発明は、回線制御プロセッサ
1のバッファメモリ4の残存バッファ数N等による残存
データ蓄積容量値を、回線対応部2のメモリ5に書込、
この残存データ蓄積容量値を定期的に管理プロセッサ3
で読込み、管理プロセッサ3から回線制御プロセッサ1
へパケットを送信するときに、パケット1の大きさと残
存データ蓄積容量値を比較して、回線制御プロセッサ1
のバッファメモリ4に於いて輻輳規制値を超えることが
ないように、パケットを送信するか否か判定するもので
あり、回線制御プロセッサ1のバッファメモリ4による
輻輳規制を回避することができる。
1のバッファメモリ4の残存バッファ数N等による残存
データ蓄積容量値を、回線対応部2のメモリ5に書込、
この残存データ蓄積容量値を定期的に管理プロセッサ3
で読込み、管理プロセッサ3から回線制御プロセッサ1
へパケットを送信するときに、パケット1の大きさと残
存データ蓄積容量値を比較して、回線制御プロセッサ1
のバッファメモリ4に於いて輻輳規制値を超えることが
ないように、パケットを送信するか否か判定するもので
あり、回線制御プロセッサ1のバッファメモリ4による
輻輳規制を回避することができる。
特に、大容量のパケット交換機を構成する場合は、回
線制御プロセッサ1の数によりパケット交換機の容量が
決定され、その回線制御プロセッサ1の価格がパケット
交換機の価格を決定することになる。従って、メモリ容
量の少な安価な回線制御プロセッサ1を用いることによ
り、コストダウンを図ることができると共に、バッファ
メモリ4の容量が少なくても、回線に対する規制を回避
することができる利点がある。
線制御プロセッサ1の数によりパケット交換機の容量が
決定され、その回線制御プロセッサ1の価格がパケット
交換機の価格を決定することになる。従って、メモリ容
量の少な安価な回線制御プロセッサ1を用いることによ
り、コストダウンを図ることができると共に、バッファ
メモリ4の容量が少なくても、回線に対する規制を回避
することができる利点がある。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図は本発明の実施例のフローチャー
ト、第4図は本発明の実施例のシーケンス説明図、第5
図はパケット交換機の要部ブロック図、第6図はパケッ
トの分解,組立説明図である。 1は回線制御プロセッサ、2は回線対応部、3は管理プ
ロセッサ、4はバッファメモリ、5はメモリである。
のブロック図、第3図は本発明の実施例のフローチャー
ト、第4図は本発明の実施例のシーケンス説明図、第5
図はパケット交換機の要部ブロック図、第6図はパケッ
トの分解,組立説明図である。 1は回線制御プロセッサ、2は回線対応部、3は管理プ
ロセッサ、4はバッファメモリ、5はメモリである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−74350(JP,A) 特開 昭63−283335(JP,A) 特開 昭63−308447(JP,A) 特開 平2−2762(JP,A) 特開 昭64−93235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56 H04L 13/08
Claims (1)
- 【請求項1】回線制御プロセッサ(1)と回線対応部
(2)を介して管理プロセッサ(3)との間でパケット
の送受信を行うパケット送受信制御方式に於いて、 前記回線制御プロセッサ(1)のバッファメモリ(4)
の残存データ蓄積容量値を、前記回線対応部(2)のメ
モリ(5)に書込み、前記管理プロセッサ(3)は、前
記メモリ(5)に書込まれた前記残存データ蓄積容量値
を定期的に読込み、該管理プロセッサ(3)から前記回
線制御プロセッサ(1)に、前記回線対応部(2)を介
してパケットを送信する時に、前記残存データ蓄積容量
値が送信すべきパケットの大きさ以上の場合のみ、該パ
ケットを送信する ことを特徴とするパケット送受信制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2157590A JP2821939B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | パケット送受信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2157590A JP2821939B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | パケット送受信制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0448843A JPH0448843A (ja) | 1992-02-18 |
JP2821939B2 true JP2821939B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=15653035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2157590A Expired - Lifetime JP2821939B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | パケット送受信制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821939B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3813669B2 (ja) | 1995-10-27 | 2006-08-23 | 松下電器産業株式会社 | 端末装置及び端末装置の能力情報通知方法 |
JP2002300075A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Toshiba Corp | 無線通信装置 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP2157590A patent/JP2821939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448843A (ja) | 1992-02-18 |
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