JP2001147871A - 電子メールシステムおよび電子メール再生方法 - Google Patents

電子メールシステムおよび電子メール再生方法

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JP2001147871A
JP2001147871A JP33165899A JP33165899A JP2001147871A JP 2001147871 A JP2001147871 A JP 2001147871A JP 33165899 A JP33165899 A JP 33165899A JP 33165899 A JP33165899 A JP 33165899A JP 2001147871 A JP2001147871 A JP 2001147871A
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JP33165899A
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Hiroyasu Ide
博康 井手
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールに添付された添付ファイルを自動
再生することで、ユーザの手間を軽減し、マンマシンイ
ンターフェースを向上させる。 【解決手段】 メール処理部12は、電子メール作成
時、ユーザにより受信者が閲覧時に自動再生すべき添付
ファイルが指定されると、そのファイル名、添付ファイ
ルの再生方法などを記述した添付ファイル情報を作成
し、ヘッダ情報へ付加し、メール送受信部10により送
信する。ヘッダ情報解析部13は、受信した電子メール
のヘッダ情報を解析し、添付ファイルに関連する添付フ
ァイル情報を抽出する。アプリケーション起動部14
は、上記添付ファイル情報に従って、添付ファイルを再
生するためのアプリケーションソフトウェアを起動し、
本文表示後、自動的に添付ファイルを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、添付ファイルが添
付された電子メールを端末間で送受信する電子メールシ
ステムおよび電子メール再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LAN(ローカルエリアネッ
トワーク)やインターネット、イントラネットでは、ネ
ットワークに接続(直接接続あるいはダイヤルアップ
等)した、ワークステーションやパーソナルコンピュー
タ等の固定端末、あるいは利用者に携帯され、一般の家
庭内電話機を含む他の端末と音声やデータを相互に通信
する携帯情報端末(例えば、携帯電話機、PHS端末:P
ersonal Handy Phone System 端末、ページャ、PDA:
Personal Digital Assistant、あるいはこれらの複合端
末等)により、電子メールを送受信するサービスが提供
されている。
【0003】電子メールは、元々、US−ASCIIテ
キストしか転送することができなかったが、標準コマン
ドであるuuencodeなどを用いてバイナリデータ
をテキストデータに変換することで、バイナリデータを
転送することが可能となっている。さらに、電子メール
を多目的に拡張するMIME(Multipurpose Internet
Mail Extensions)が提案されてからは、これによりバ
イナリデータの添付方法や変換方法を統一することがで
きるため、多くのメールソフトウェアが上記MIME形
式をサポートし、利便性を大幅に向上させた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
メールシステムは、それぞれの添付ファイルや本文が独
立した構造となっており、関連性の記述がない、添付さ
れたファイルの再生方法が統一されていないなど、ユー
ザが自ら判断しなくてはならず、操作性が悪いという問
題があった。
【0005】そこで本発明は、電子メールに添付された
添付ファイルを自動再生することで、ユーザの手間を軽
減することができ、マンマシンインターフェースを向上
させることができる電子メールシステムおよび電子メー
ル再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による電子メールシステムは、少なく
とも1つの添付ファイルが添付された電子メールを端末
間で送受信する電子メールシステムにおいて、送信側
は、添付ファイルを自動再生する制御情報を電子メール
に付加し、受信側は、受信した電子メール本体の添付フ
ァイルを前記制御情報に基づいて自動再生することを特
徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の電子メールシステムに
おいて、前記制御情報は、添付ファイルの再生方法を指
定する情報であってもよい。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1または2記載の電子メールシ
ステムにおいて、前記制御情報は、添付ファイルを自動
再生する順序を指定してもよい。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項1ないし3のいずれかに記載の
電子メールシステムにおいて、前記受信側は、添付ファ
イルをすぐに自動再生するか否かを受信者に問い合わせ
るようにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項1ないし4のいずれかに記載の
電子メールシステムにおいて、前記受信側は、受信した
電子メールの1度目の閲覧時には、前記添付ファイルを
すぐに自動再生し、2度目以降の閲覧時には、前記添付
ファイルをすぐに自動再生するか否かを受信者に問い合
わせるようにしてもよい。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項6記載
の発明による電子メール再生方法は、添付ファイルが付
加されている電子メールを再生する再生方法において、
前記電子メールの再生が指示されたとき、該電子メール
のヘッダに添付ファイルを再生する旨の情報が付加され
ているか否かを判断するステップと、このステップによ
り該再生情報が付加されていることを判別すると、前記
電子メール本文を再生すると共に、前記添付ファイルを
再生するステップとを有することを特徴とする。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
7記載のように、請求項6記載の電子メール再生方法に
おいて、前記電子メールの再生が指示されたとき、該電
子メールのヘッダに付加されている添付ファイルを指定
する情報を判別するステップと、このステップにより判
別された前記指定添付ファイルを再生するステップとを
有するようにしてもよい。
【0013】また、好ましい態様として、例えば請求項
8記載のように、請求項6または7記載の電子メール再
生方法において、前記電子メールの再生が指示されたと
き、該電子メールのヘッダに付加されている添付ファイ
ルの種別を識別する識別情報を判別するステップと、こ
のステップにより判別された該種別情報に基づいて前記
添付ファイルを再生するステップとを有するようにして
もよい。
【0014】また、好ましい態様として、例えば請求項
9記載のように、請求項6ないし8のいずれかに記載の
電子メール再生方法において、前記電子メールの再生が
指示されたとき、該電子メールのヘッダに付加されてい
る添付ファイルの再生方法を指示する再生方法情報を判
別するステップと、このステップにより判別された該再
生方法情報に基づいて前記添付ファイルを再生するステ
ップとを有するようにしてもよい。
【0015】また、好ましい態様として、例えば請求項
10記載のように、請求項6ないし9のいずれかに記載
の電子メール再生方法において、前記電子メールの再生
が指示されたとき、該電子メールのヘッダに付加されて
いる添付ファイルの再生順序を指示する再生順序情報を
判別するステップと、このステップにより判別された該
再生順序情報に基づいて前記添付ファイルを再生するス
テップとを有するようにしてもよい。
【0016】また、好ましい態様として、例えば請求項
11記載のように、請求項6ないし10のいずれかに記
載の電子メール再生方法において、前記添付ファイルの
再生の前に、ユーザに対して添付ファイルを再生するか
否かを報知するステップと、これに応答してユーザが再
生を指示すると前記再生ステップを実行するステップと
を有するようにしてもよい。
【0017】また、好ましい態様として、例えば請求項
12記載のように、請求項6ないし11のいずれかに記
載の電子メール再生方法において、前記電子メールの再
生が指示されたとき、該電子メールの再生回数を判別す
るステップと、このステップにより1回目の再生である
ことを判別すると、前記再生ステップを実行するステッ
プとを有するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.システム構成 図1は、本発明が適用されるシステムの構成を示すブロ
ック図である。図において、1a、1bは、各々、電子
メールの送受信可能な端末(パーソナルコンピュータな
ど)であり、モデムや、ターミナルアダプタ、ルータな
どを介して通信回線網2に接続し、電子メールサービス
を提供するプロバイダ3を介して電子メールを送受信す
る。図示の例では、例えば、端末1aが電子メールの送
信側で、端末1bが電子メールの受信側である。なお、
電子メールの送受信を行う端末としては、他に、PHS
(Personal Handy-Phone System)や携帯電話などの通
信端末であってもよい。通信回線網2は、アナログ電話
回線網やISDNなどのデジタル回線網である。プロバ
イダ3は、メールサーバ4およびメールボックス5を有
している。メールサーバ4は、送信者からの電子メール
を受け、相手先(受信者)のメールアドレス毎にメール
ボックス5に保持するとともに、受信者からのアクセス
に応じて、メールボックス5に保持している電子メール
を受信者側に送信するようになっている。
【0019】B.メールアプリケーション構成 図2は、本発明が適用されるメールアプリケーション
(ソフトウェア)の機能構成を示すブロック図である。
図において、メール送受信部10は、当該アプリケーシ
ョンで作成されたメールを通信回線網2を介してプロバ
イダ3に送信するとともに、メールボックス5に保持さ
れている自身宛ての電子メールを受信する。メール記憶
部11は、当該アプリケーションで作成された送信すべ
き電子メールや、受信した電子メールを保持するもの
で、通常、端末のメモリやハードディスク装置などの記
憶媒体が用いられる。メール処理部12は、当該アプリ
ケーションの主要部分であり、メール作成、メールアド
レス管理、メール本体の表示などを行う。特に、本実施
形態では、電子メール作成時、ユーザにより受信者が閲
覧時に自動再生すべき添付ファイルが指定されると、そ
のファイル名、添付ファイルの再生方法などを記述した
添付ファイル情報(後述)を作成し、ヘッダ情報へ付加
する。
【0020】次に、ヘッダ情報解析部13は、受信した
電子メールのヘッダ情報を解析し、添付ファイルに関連
する添付ファイル情報を抽出する。アプリケーション起
動部14は、上記添付ファイル情報に従って、添付ファ
イルを再生、処理するためのアプリケーションソフトウ
ェア(表示AP、音声再生AP、データ処理APなど)
を起動するものである。表示部15は、例えば端末1
a,1bにおけるモニタや、液晶表示器などであり、メ
ール本体や添付ファイルなどを表示する。また、音声出
力部16は、例えば端末1a,1bにおけるサウンドシ
ステムなどであり、音声ファイルを音声として再生す
る。
【0021】C.第1実施形態 本第1実施形態では、送信側において、メール読み出し
時にすぐに再生したいファイルを添付した場合、それを
示すための添付ファイル情報をヘッダ情報に付加し、受
信側においては、受信した電子メールのヘッダ情報を解
析し、添付ファイル情報の内容に従って、指定された添
付ファイルを自動再生するようになっている。すなわ
ち、音声ファイルを添付した場合には、ヘッダ情報を
「X-SoundPlaySoon:filename」とし、「filename」で該
当ファイルを指定する。また、画像ファイルを添付した
場合には、ヘッダ情報を「X-ImageDrawSoon:filename」
とし、一般のデータファイルを扱いたい場合には、ヘッ
ダ情報を「X-SoonFile:filename」とする。また、デー
タファイルを添付する場合、MIMEでは添付ファイル
の属性を「Content-Type」により指定することができる
ので、該「Content-Type」により上記データファイルを
再生するためのアプリケーションを指定する。なお、上
記「filename」を指定しなかったときは、上記ファイル
の種類により再生される。すなわち、例えば音声ファイ
ルのみ再生したい場合は、「X-SoundPlaySoon:」のみを
付加すればよい。これにより、音声および画像ファイル
が混在しているときでも音声ファイルのみ再生できる。
【0022】次に、上述した第1実施形態によるの動作
について説明する。ここで、図3は、第1実施形態の動
作を説明するためのフローチャートである。ユーザがあ
るメールの読み出し(表示)の操作を行うと、ステップ
S10で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、
ステップS12で、メール本文を表示した後、ステップ
S14で、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」という文
字列で始まる行を検索する。そして、この文字列が見つ
かった場合には、ステップS16で、「X-SoundPlaySoo
n:」で指定されている添付ファイル(音声ファイル)を
音声として再生する。
【0023】一方、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」
という文字列がなかった場合には、ステップS18で、
「X-ImageDrawSoon:」という文字列で始まる行を検索す
る。そして、この文字列が見つかった場合には、ステッ
プS20で、「X-ImageDrawSoon:」で指定されている添
付ファイル(画像ファイル)を画像として表示する。
【0024】また、ヘッダ部に「X-SoundPlaySoon:」ま
たは「X-ImageDrawSoon:」のいずれもない場合には、ス
テップS22で、「X-SoonFile:」という文字列で始ま
る行を検索する。そして、この文字列が見つかった場合
には、ステップS24で、「X-SoonFile:」で指定され
ている添付ファイル(データファイル)を、「Content-
Type」で指定されているアプリケーションで再生する。
【0025】なお、データファイルの再生において、
「Content-Type」の決定は、ファイルの拡張子に依存す
る場合が多く、複数のアプリケーションが同一の拡張子
を利用している場合がある。この場合、誤動作を引き起
こすことが有り得るので、ヘッダ部分に、用いるアプリ
ケーションも一緒に指定することが望ましく、例えば、
「X-SoonFile:filename ApplicationName」とする。こ
の場合、図2に示すステップS24に代えて、破線のブ
ロックで示すステップS26で、「X-SoonFile:」の行
で指定されるファイルを、「ApplicationName」で指定
されたアプリケーションによって再生すればよい。
【0026】上述した第1実施形態によれば、メール読
み出し時にすぐに再生させたい添付ファイル(音声ファ
イル、画像ファイル、データファイル)を識別するため
の添付ファイル情報をヘッダ情報に追加し、受信者側の
メールソフトによりヘッダ情報を解析することで、ユー
ザが手間をかけることなく再生することができ、マンマ
シンインターフェースを向上させることができる。
【0027】D.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述し
た第1実施形態では、指定された添付ファイルを自動再
生することにより、ユーザの手間を省くという点でマン
マシンインターフェースを向上させているが、何度も同
じメールを読んだ場合に、その度に自動再生されるの
は、かえってわずらわしくなる場合がある。そこで、本
第2実施形態では、添付ファイルの自動再生を受信者が
操作できるようにしている。なお、ヘッダ情報の構成に
ついては、前述した第1実施形態と同様であるので説明
を省略する。
【0028】次に、上述した第2実施形態によるの動作
について説明する。ここで、図4は、第2実施形態の動
作を説明するためのフローチャートである。ユーザがあ
るメールの読み出し(表示)の操作を行うと、ステップ
S30で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、
ステップS32で、メール本文を表示した後、ステップ
S34で、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」という文
字列で始まる行を検索する。そして、この文字列が見つ
かった場合には、ステップS36で、今再生するか否か
をユーザ(受信者)に問い合わせる。そして、ユーザに
より今再生する旨の指示があると、ステップS38で、
「X-SoundPlaySoon:」で指定されている添付ファイル
(音声ファイル)を音声として再生する。一方、ユーザ
により再生しない旨の指示があった場合には、再生する
ことなく当該処理を終了する。
【0029】一方、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」
という文字列がなかった場合には、ステップS40で、
「X-ImageDrawSoon:」という文字列で始まる行を検索す
る。そして、この文字列が見つかった場合には、ステッ
プS42で、今表示するか否かをユーザ(受信者)に問
い合わせる。そして、ユーザにより今表示する旨の指示
があると、ステップS44で、「X-ImageDrawSoon:」で
指定されている添付ファイル(画像ファイル)を画像と
して表示する。一方、ユーザにより再生しない旨の指示
があった場合には、再生することなく当該処理を終了す
る。
【0030】また、ヘッダ部に「X-SoundPlaySoon:」ま
たは「X-ImageDrawSoon:」のいずれもない場合には、ス
テップS46で、「X-SoonFile:」という文字列で始ま
る行を検索する。そして、この文字列が見つかった場合
には、ステップS48で、今再生するか否かをユーザ
(受信者)に問い合わせる。そして、ユーザにより今再
生する旨の指示があると、ステップS50で、「X-Soon
File:」で指定されている添付ファイル(データファイ
ル)を、「Content-Type」で指定されているアプリケー
ションで再生する。一方、ユーザにより再生しない旨の
指示があった場合には、再生することなく当該処理を終
了する。
【0031】なお、前述したように、データファイルの
再生において、複数のアプリケーションが同一の拡張子
を利用し、誤動作を引き起こすことが有り得る場合に
は、図3に示すステップS52で、「X-SoonFile:」の
行で指定されるファイルを、「ApplicationName」で指
定されたアプリケーションによって再生すればよい。
【0032】上述した第2実施形態によれば、添付ファ
イルの自動再生時に、再生の可否を受信者に問い合わせ
ることにより、メール読み出し時の煩わしさを低減する
ことができ、マンマシンインターフェースを向上させる
ことができる。
【0033】E.第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述し
た第2実施形態では、添付ファイルの再生可否をユーザ
に問い合わせ、そのまま再生する旨が指示された場合に
は、再生を実行し、再生しない旨が指示された場合に
は、取りやめることで、メール読み出し時の煩わしさを
低減することを可能とした。しかし、多くの場合、1度
目の閲覧では、添付ファイルを再生し、2度目以降では
省略することが多いと考えられる。そこで、本第3実施
形態では、1度目のメール閲覧では、そのまま再生し、
2度目以降のメール閲覧では、再生の問い合わせを行う
ことで、ユーザの操作をより軽減することを可能として
いる。閲覧回数は、例えば、受信した電子メールを閲覧
する度に、電子メールのヘッダ情報に書き込むようにす
る。
【0034】次に、上述した第3実施形態の動作につい
て説明する。ここで、図5および図6は、第3実施形態
の動作を説明するためのフローチャートである。ユーザ
があるメールの読み出し(表示)の操作を行うと、ステ
ップS60で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次
に、ステップS62で、メール本文を表示した後、ステ
ップS64で、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」とい
う文字列で始まる行を検索する。そして、この文字列が
見つかった場合には、ステップS66で、ヘッダ部分を
参照し、1度目の閲覧であるか否かを判断する。ここ
で、1度目の閲覧である場合には、ステップS70へ進
み、「X-SoundPlaySoon:」で指定されている添付ファイ
ル(音声ファイル)を音声として再生する。
【0035】一方、1度目の閲覧でなかった場合、すな
わち2度目以降の閲覧であった場合には、ステップS6
8へ進み、今再生するか否かをユーザに問い合わせる。
そして、ユーザにより今再生する旨の指示があると、ス
テップS70で、「X-SoundPlaySoon:」で指定されてい
る音声ファイルを添付ファイルの中から検索し、その音
声ファイルを音声として再生する。一方、ユーザにより
再生しない旨の指示があった場合には、再生することな
く当該処理を終了する。
【0036】一方、ヘッダ部分に「X-SoundPlaySoon:」
という文字列がなかった場合には、ステップS72で、
「X-ImageDrawSoon:」という文字列で始まる行を検索す
る。そして、この文字列が見つかった場合には、ステッ
プS74で、ヘッダ部分を参照し、1度目の閲覧である
か否かを判断する。ここで、1度目の閲覧である場合に
は、ステップS78へ進み、「X-ImageDrawSoon:」で指
定されている添付ファイル(画像ファイル)を画像とし
て表示する。
【0037】一方、1度目の閲覧でなかった場合、すな
わち2度目以降の閲覧であった場合には、ステップS7
6へ進み、今表示するか否かをユーザに問い合わせる。
そして、ユーザにより今表示する旨の指示があると、ス
テップS78で、「X-ImageDrawSoon:」で指定されてい
る画像ファイルを画像として表示する。一方、ユーザに
より再生しない旨の指示があった場合には、再生するこ
となく当該処理を終了する。
【0038】また、ヘッダ部に「X-SoundPlaySoon:」ま
たは「X-ImageDrawSoon:」のいずれもない場合には、ス
テップS80で、「X-SoonFile:」という文字列で始ま
る行を検索する。そして、この文字列が見つかった場合
には、ステップS82で、ヘッダ部分を参照し、1度目
の閲覧であるか否かを判断する。ここで、1度目の閲覧
である場合には、ステップS86へ進み、「X-SoonFil
e:」で指定されている添付ファイル(データファイル)
を、「Content-Type」で指定されているアプリケーショ
ンで再生する。
【0039】一方、1度目の閲覧でなかった場合、すな
わち2度目以降の閲覧であった場合には、ステップS8
4へ進み、今再生するか否かをユーザ(受信者)に問い
合わせる。そして、ユーザにより今再生する旨の指示が
あると、ステップS86で、「X-SoonFile:」で指定さ
れている添付ファイル(データファイル)を、「Conten
t-Type」で指定されているアプリケーションで再生す
る。一方、ユーザにより再生しない旨の指示があった場
合には、再生することなく当該処理を終了する。
【0040】なお、前述したように、データファイルの
再生において、複数のアプリケーションが同一の拡張子
を利用し、誤動作を引き起こすことが有り得る場合に
は、図5に示すステップS88で、「X-SoonFile:」の
行で指定される添付ファイル(データファイル)を、
「ApplicationName」で指定されたアプリケーションに
よって再生すればよい。
【0041】上述した第3実施形態によれば、添付ファ
イルを自動再生する際、1度目の閲覧であった場合に
は、そのまま自動再生し、2度目以降の閲覧である場合
には、再生の可否を受信者に問い合わせることにより、
何度もメールを閲覧する際におけるメール読み出し時の
煩わしさをより減少させ、マンマシンインターフェース
を向上させることができる。
【0042】F.第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態について説明する。電子メ
ールには、複数のファイルが一度に添付される場合があ
る。これら複数のファイルが互いに関連する場合、メー
ルの受信者は、内容を把握するために、多くの場合、そ
れらの添付ファイルを一度に確認しなければならない。
そこで、本第4実施形態では、送信側において、関連す
る添付ファイルを、「X-Relation:filename_1 filename
_2… filename_n」とヘッダ部分に記述する。この場
合、展開すべきファイルとして、少なくとも1つのファ
イル名だけは記述される。受信側では、ヘッダ情報を解
析し、「X-Relation:」という文字列が見つかると、そ
こに記述されているファイル群(この例では、「filena
me_1 filename_2… filename_nの順番」)を同時に再生
する。
【0043】次に、上述した第4実施形態の動作につい
て説明する。ここで、図7は、第4実施形態の動作を説
明するためのフローチャートである。ユーザがあるメー
ルの読み出し(表示)の操作を行うと、ステップS90
で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、ステッ
プS72で、ヘッダ部分に「X-Relation:」という文字
列で始まる行を検索する。そして、この文字列が見つか
った場合には、ステップS94で、関連があるファイル
として他のファイル名があるか否かを判断し、関連があ
るファイルとして他のファイル名が記述されている場合
には、ステップS96へ進み、記述されている他の添付
ファイルを同時に展開(音声再生、表示)する。
【0044】一方、ヘッダ部分に「X-Relation:」とい
う文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「X-Re
lation:」という文字列があったものの、関連があるフ
ァイルとして他のファイル名が記述されていなかった場
合には、ステップS98へ進み、指定された添付ファイ
ル(先頭のファイル名で指定される添付ファイル)のみ
を展開(音声再生、表示)する。
【0045】F−1.第4実施形態の変形例1 また、複数のファイルが関連している場合、そこには時
間的な順序が存在している場合がある。この場合、同時
に再生するよりも、時間的な順番通りに再生した方がメ
ール送信者の意図が伝わりやすい。そこで、本第4実施
形態では、送信側において、例えば、連続した関連する
ファイルを時間順に、「X-Serial:filename_1 filename
_2… filename_n」とヘッダ部分に記述する。受信側で
は、ヘッダ情報を解析し、「X-Serial:」という文字列
が見つかると、そこに記述されているファイル群を指定
された順番(この例では、「filename_1 filename_2…
filename_nの順番」)で再生する。
【0046】次に、上述した第4実施形態の変形例1の
動作について説明する。ここで、図8は、第4実施形態
の変形例1の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ユーザがあるメールの読み出し(表示)の操作を行
うと、ステップS100で、そのメールのヘッダ部分を
解析する。次に、ステップS102で、ヘッダ部分に
「X-Serial:」という文字列で始まる行を検索する。そ
して、この文字列が見つかった場合には、ステップS1
04で、関連があるファイルとして他のファイル名があ
るか否かを判断し、関連があるファイルとして他のファ
イル名が記述されている場合には、ステップS106へ
進み、記述されている他の添付ファイルを指定された順
番で展開(再生、表示)する。
【0047】一方、ヘッダ部分に「X-Serial:」という
文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Se
rial:」という文字列があったものの、関連があるファ
イルとして他のファイル名が記述されていなかった場合
には、ステップS108へ進み、指定された添付ファイ
ルのみを展開(音声再生、表示)する。
【0048】F−2.第4実施形態の変形例2 また、より正確に意図を伝える方法として、複数のファ
イルが、ある1つのアプリケーションによって制御され
る場合がある。例えば、スライドショーのようなアプリ
ケーションや、プレゼンテーション用のアプリケーショ
ンなどである。この場合、送信側においては、例えば、
関連するファイルを、「X-Show:ApplicationName filen
ame_1 filename_2… filename_n」とヘッダ部分に記述
する。受信側では、ヘッダ情報を解析し、「X-Show:」
という文字列が見つかると、そこに記述されているファ
イル群を、「ApplicationName」で指定されたアプリケ
ーションによって展開(音声再生、表示)する。
【0049】次に、上述した第4実施形態の変形例2の
動作について説明する。ここで、図9は、第4実施形態
の変形例2の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ユーザがあるメールの読み出し(表示)の操作を行
うと、ステップS110で、そのメールのヘッダ部分を
解析する。次に、ステップS112で、ヘッダ部分に
「X-Show:」という文字列で始まる行を検索する。そし
て、この文字列が見つかった場合には、ステップS11
4で、関連があるファイルとして他のファイル名がある
か否かを判断し、関連があるファイルとして他のファイ
ル名が記述されている場合には、ステップS116へ進
み、記述されている他の添付ファイルを、「Applicatio
nName」で指定されたアプリケーションによって展開
(音声再生、表示)する。
【0050】一方、ヘッダ部分に「X-Show:」という文
字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Sho
w:」という文字列があったものの、関連があるファイル
として他のファイル名が記述されていなかった場合に
は、ステップS118へ進み、指定された添付ファイル
のみを展開(音声再生、表示)する。
【0051】上述した第4実施形態によれば、複数の添
付ファイル群の関連を明示し、ある添付ファイルが展開
を指示された場合、それに関連する他の添付ファイルも
同時に、あるいは順番に、あるいは指定されたアプリケ
ーションによって展開するようにしたことで、ユーザの
手間を省き、マンマシンインターフェースをさらに向上
させることができる。
【0052】G.第5実施形態 次に、本発明の第5実施形態について説明する。上述し
た第4実施形態では、関連する複数の添付ファイルを自
動展開することことにより、ユーザの手間を省くという
点でマンマシンインターフェースを向上させている。し
かし、前述したように、同じメールを何度も読んだ場
合、その度に複数のファイルが展開されるのは、煩わし
い場合がある。そこで、本第5実施形態では、受信側に
おいて、複数の添付ファイルを自動展開するか否かを指
定することができるようにしたものである。
【0053】次に、上述した第5実施形態の動作につい
て説明する。ここで、図10は、第5実施形態の動作を
説明するためのフローチャートである。ユーザがあるメ
ールの読み出し(表示)の操作を行うと、ステップS1
20で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、ス
テップS122で、ヘッダ部分に「X-Relation:」とい
う文字列で始まる行を検索する。そして、この文字列が
見つかった場合には、ステップS124で、関連がある
ファイルとして他のファイル名があるか否かを判断し、
関連があるファイルとして他のファイル名が記述されて
いる場合には、ステップS126へ進み、他の添付ファ
イルも同時に展開するか否かをユーザに問い合わせる。
そして、ユーザにより再生する旨の指示があると、ステ
ップS120で、「X-Relation:」で指定されている他
の添付ファイルを同時に展開(再生、表示)する。
【0054】一方、ヘッダ部分に「X-Relation:」とい
う文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「X-Re
lation:」という文字列があったものの、関連があるフ
ァイルとして他のファイル名が記述されていなかった場
合、またはユーザから他の添付ファイルを再生しない旨
の指示があった場合には、ステップS130へ進み、指
定されたファイルのみを展開(音声再生、表示)する。
【0055】G−1.第5実施形態の変形例1 本第5実施形態においても、前述した第4実施形態の変
形例1に対して、ユーザに問い合わせを行う処理を追加
することが可能である。ここで、図11は、第5実施形
態の変形例1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。ユーザがあるメールの読み出し(表示)の操作を
行うと、ステップS140で、そのメールのヘッダ部分
を解析する。次に、ステップS142で、ヘッダ部分に
「X-Serial:」という文字列で始まる行を検索する。そ
して、この文字列が見つかった場合には、ステップS1
44で、関連があるファイルとして他のファイル名があ
るか否かを判断し、関連があるファイルとして他のファ
イル名が記述されている場合には、ステップS146へ
進み、他の添付ファイルも同時に展開するか否かをユー
ザに問い合わせる。そして、ユーザにより再生する旨の
指示があると、ステップS148へ進み、記述されてい
る他の添付ファイルを指定された順番で展開(音声再
生、表示)する。
【0056】一方、ヘッダ部分に「X-Serial:」という
文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Se
rial:」という文字列があったものの、関連があるファ
イルとして他のファイル名が記述されていなかった場
合、またはユーザから他の添付ファイルを再生しない旨
の指示があった場合には、ステップS150へ進み、指
定された添付ファイルのみを展開(音声再生、表示)す
る。
【0057】G−2.第5実施形態の変形例2 さらに、本第5実施形態においては、前述した第4実施
形態の変形例2に対して、ユーザに問い合わせを行う処
理を追加することが可能である。ここで、図12は、第
5実施形態の変形例2の動作を説明するためのフローチ
ャートである。ユーザがあるメールの読み出し(表示)
の操作を行うと、ステップS160で、そのメールのヘ
ッダ部分を解析する。次に、ステップS162で、ヘッ
ダ部分に「X-Show:」という文字列で始まる行を検索す
る。そして、この文字列が見つかった場合には、ステッ
プS164で、関連があるファイルとして他のファイル
名があるか否かを判断し、関連があるファイルとして他
のファイル名が記述されている場合には、ステップS1
66へ進み、他の添付ファイルも同時に展開するか否か
をユーザに問い合わせる。そして、ユーザにより再生す
る旨の指示があると、ステップS168へ進み、記述さ
れている複数の添付ファイルを、「ApplicationName」
で指定されたアプリケーションによって展開(音声再
生、表示)する。
【0058】一方、ヘッダ部分に「X-Show:」という文
字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Sho
w:」という文字列があったものの、関連があるファイル
として他のファイル名が記述されていなかった場合、ま
たはユーザから他の添付ファイルを再生しない旨の指示
があった場合には、ステップS170へ進み、指定され
た添付ファイルのみを展開(音声再生、表示)する。
【0059】上述した第5実施形態によれば、複数の添
付ファイルを自動展開するか否かを受信側のユーザに問
い合わせることにより、同じメールを何度も読んだ場
合、メール読み出し時の煩わしさを減少させ、マンマシ
ンインターフェースを向上させることができる。
【0060】H.第6実施形態 上述した第5実施形態では、関連する添付ファイルの自
動展開をユーザに問い合わせ、そのまま再生する旨が選
択された場合には、再生を実行し、再生しない旨が選択
された場合には、取りやめることで、メール読み出し時
の煩わしさを低減することを可能とした。しかし、第3
実施形態で説明したように、多くの場合、1度目の閲覧
では、添付ファイルを再生し、2度目以降では省略する
ことが多いと考えられる。そこで、本第6実施形態で
は、1度目のメール閲覧では、関連する添付ファイルを
そのまま自動再生し、2度目以降のメール閲覧では、再
生を行うか否かを問い合わせることで、ユーザの操作を
より軽減している。閲覧回数は、第3実施形態と同様
に、例えば、電子メールを閲覧する度に、電子メールの
ヘッダ部分に書き込むようにする。
【0061】次に、上述した第6実施形態の動作につい
て説明する。ここで、図13は、第6実施形態の動作を
説明するためのフローチャートである。ユーザがあるメ
ールの読み出し(表示)の操作を行うと、ステップS1
80で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、ス
テップS182で、ヘッダ部分に「X-Relation:」とい
う文字列で始まる行を検索する。そして、この文字列が
見つかった場合には、ステップS184で、関連がある
ファイルとして他のファイル名があるか否かを判断し、
関連があるファイルとして他のファイル名が記述されて
いる場合には、ステップS186へ進み、ヘッダ部分を
参照し、1度目の閲覧であるか否かを判断する。ここ
で、1度目の閲覧である場合には、ステップS190へ
進み、「X-Relation:」で指定されている他の添付ファ
イルを同時に展開(再生、表示)する。
【0062】一方、1度目の閲覧でなかった場合、すな
わち2度目以降の閲覧であった場合には、ステップS1
88へ進み、今再生するか否かをユーザに問い合わせ
る。そして、ユーザにより再生する旨の指示があると、
ステップS190で、「X-Relation:」で指定されてい
る他のファイルを同時に展開(音声再生、表示)する。
一方、ユーザにより再生しない旨の指示があれば、ステ
ップS192へ進み、指定された添付ファイルのみを展
開(音声再生、表示)する。
【0063】また、ヘッダ部分に「X-Relation:」とい
う文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「X-Re
lation:」という文字列があったものの、関連があるフ
ァイルとして他のファイル名が記述されていなかった場
合には、ステップS192へ進み、指定された添付ファ
イルのみを展開(再生、表示)する。
【0064】H−1.第6実施形態の変形例1 本第6実施形態においても、前述した第4実施形態の変
形例1に対して、閲覧回数に応じてユーザに問い合わせ
る処理を追加することが可能である。ここで、図14
は、第6実施形態の変形例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。ユーザがあるメールの読み出し
(表示)の操作を行うと、ステップS200で、そのメ
ールのヘッダ部分を解析する。次に、ステップS202
で、ヘッダ部分に「X-Serial:」という文字列で始まる
行を検索する。そして、この文字列が見つかった場合に
は、ステップS204で、関連があるファイルとして他
のファイル名があるか否かを判断し、関連があるファイ
ルとして他のファイル名が記述されている場合には、ス
テップS206へ進み、ヘッダ部分を参照し、1度目の
閲覧であるか否かを判断する。ここで、1度目の閲覧で
ある場合には、ステップS210へ進み、「X-Seria
l:」で指定されている他の添付ファイルを同時に展開
(音声再生、表示)する。
【0065】一方、1度目の閲覧でなかった場合、すな
わち2度目以降の閲覧であった場合には、ステップS2
08へ進み、今再生するか否かをユーザに問い合わせ
る。そして、ユーザにより再生する旨の指示があると、
ステップS210で、「X-Serial:」で指定されている
他の添付ファイルを同時に展開(音声再生、表示)す
る。一方、ユーザにより再生しない旨の指示があれば、
ステップS212へ進み、指定された添付ファイルのみ
を展開(音声再生、表示)する。
【0066】また、ヘッダ部分に「X-Serial:」という
文字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Se
rial:」という文字列があったものの、関連があるファ
イルとして他のファイル名が記述されていなかった場合
には、ステップS212へ進み、指定された添付ファイ
ルのみを展開(音声再生、表示)する。
【0067】H−2.第6実施形態の変形例2 さらに、本第6実施形態においては、前述した第4実施
形態の変形例2に対して、閲覧回数に応じてユーザに問
い合わせを行う処理を追加することが可能である。ここ
で、図15は、第6実施形態の変形例2の動作を説明す
るためのフローチャートである。ユーザがあるメールの
読み出し(表示)の操作を行うと、ステップS220
で、そのメールのヘッダ部分を解析する。次に、ステッ
プS222で、ヘッダ部分に「X-Show:」という文字列
で始まる行を検索する。そして、この文字列が見つかっ
た場合には、ステップS224で、関連があるファイル
として他のファイル名があるか否かを判断し、関連があ
るファイルとして他のファイル名が記述されている場合
には、ステップS226へ進み、ヘッダ部分を参照し、
1度目の閲覧であるか否かを判断する。ここで、1度目
の閲覧である場合には、ステップS230へ進み、記述
されている他の添付ファイルを、「ApplicationName」
で指定されたアプリケーションによって展開(音声再
生、表示)する。一方、ユーザにより再生しない旨の指
示があれば、ステップS232へ進み、指定された添付
ファイルのみを展開(音声再生、表示)する。
【0068】一方、ヘッダ部分に「X-Show:」という文
字列がなかった場合、あるいはヘッダ部分に「「X-Sho
w:」という文字列があったものの、関連があるファイル
として他のファイル名が記述されていなかった場合に
は、ステップS232へ進み、指定された添付ファイル
のみを展開(再生、表示)する。
【0069】上述した第6実施形態によれば、関連する
複数の添付ファイルを自動展開する際、1度目の閲覧で
あった場合には、そのまま自動再生し、2度目以降の閲
覧である場合には、自動展開するか否かを受信側のユー
ザに問い合わせることにより、メール読み出し時の煩わ
しさをより減少させ、マンマシンインターフェースを向
上させることができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、送信側に
おいて、添付ファイルを自動再生する制御情報を電子メ
ールに付加して電子メールを送信し、受信側において
は、受信した電子メール本体の添付ファイルを前記制御
情報に基づいて自動再生するようにしたので、ユーザの
手間を軽減することができ、マンマシンインターフェー
スを向上させることができるという利点が得られる。
【0071】また、請求項2記載の発明によれば、前記
制御情報によって、添付ファイルの再生方法を指定する
ようにしたので、添付ファイルの種類に応じて適切な方
法で再生することができ、ユーザの手間を軽減すること
ができ、マンマシンインターフェースを向上させること
ができるという利点が得られる。
【0072】また、請求項3記載の発明によれば、前記
制御情報によって、添付ファイルを自動再生する順序を
指定するようにしたので、何度もメールを閲覧する際に
おけるメール読み出し時の煩わしさを低減することがで
き、マンマシンインターフェースを向上させることがで
きるという利点が得られる。
【0073】また、請求項4記載の発明によれば、前記
受信側において、添付ファイルをすぐに自動再生するか
否かを受信者に問い合わせるようにしたので、何度もメ
ールを閲覧する際におけるメール読み出し時の煩わしさ
をより減少させ、マンマシンインターフェースを向上さ
せることができるという利点が得られる。
【0074】また、請求項5記載の発明によれば、前記
受信側において、受信した電子メールの1度目の閲覧時
には、前記添付ファイルをすぐに自動再生し、2度目以
降の閲覧時には、前記添付ファイルをすぐに自動再生す
るか否かを受信者に問い合わせるようにしたので、何度
もメールを閲覧する際におけるメール読み出し時の煩わ
しさをより減少させ、マンマシンインターフェースを向
上させることができるという利点が得られる。
【0075】また、請求項6記載の発明によれば、電子
メールの再生が指示されたとき、該電子メールのヘッダ
に添付ファイルを再生する旨の情報が付加されているか
否かを判断し、該再生情報が付加されていることを判別
すると、前記電子メール本文を再生すると共に、前記添
付ファイルを再生するようにしたので、ユーザの手間を
軽減することができ、マンマシンインターフェースを向
上させることができるという利点が得られる。
【0076】また、請求項7記載の発明によれば、前記
電子メールの再生が指示されたとき、該電子メールのヘ
ッダに付加されている添付ファイルを指定する情報を判
別し、該判別された前記指定添付ファイルを再生するよ
うにしたので、ユーザの手間を軽減することができ、マ
ンマシンインターフェースを向上させることができると
いう利点が得られる。
【0077】また、請求項8記載の発明によれば、前記
電子メールの再生が指示されたとき、該電子メールのヘ
ッダに付加されている添付ファイルの種別を識別する識
別情報を判別し、この判別された該種別情報に基づいて
前記添付ファイルを再生するようにしたので、ユーザの
手間を軽減することができ、マンマシンインターフェー
スを向上させることができるという利点が得られる。
【0078】また、請求項9記載の発明によれば、前記
電子メールの再生が指示されたとき、該電子メールのヘ
ッダに付加されている添付ファイルの再生方法を指示す
る再生方法情報を判別し、この判別された該再生方法情
報に基づいて前記添付ファイルを再生するようにしたの
で、ユーザの手間を軽減することができ、マンマシンイ
ンターフェースを向上させることができるという利点が
得られる。
【0079】また、請求項10記載の発明によれば、前
記電子メールの再生が指示されたとき、該電子メールの
ヘッダに付加されている添付ファイルの再生順序を指示
する再生順序情報を判別し、この判別された該再生順序
情報に基づいて前記添付ファイルを再生するようにした
ので、ユーザの手間を軽減することができ、マンマシン
インターフェースを向上させることができるという利点
が得られる。
【0080】また、請求項11記載の発明によれば、前
記添付ファイルの再生の前に、ユーザに対して添付ファ
イルを再生するか否かを報知し、これに応答してユーザ
が再生を指示すると、再生を実行するようにしたので、
ユーザの手間を軽減することができ、マンマシンインタ
ーフェースを向上させることができるという利点が得ら
れる。
【0081】また、請求項12記載の発明によれば、前
記電子メールの再生が指示されたとき、該電子メールの
再生回数を判別し、これにより1回目の再生であること
を判別すると、再生を実行するようにしたので、ユーザ
の手間を軽減することができ、マンマシンインターフェ
ースを向上させることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明が適用されるメールアプリケーションの
機能構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】第2実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】第3実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】第3実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】第4実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】第4実施形態の変形例1の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図9】第4実施形態の変形例2の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図10】第5実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】第5実施形態の変形例1の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】第5実施形態の変形例2の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図13】第6実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図14】第6実施形態の変形例1の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図15】第6実施形態の変形例2の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b 端末 2 通信回線網 3 プロバイダ 4 メールサーバ 5 メールボックス 10 メール送受信部 11 メール記憶部 12 メール処理部 13 ヘッダ情報解析部 14 アプリケーション起動部 15 表示部 16 音声出力部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの添付ファイルが添付さ
    れた電子メールを端末間で送受信する電子メールシステ
    ムにおいて、 送信側は、 添付ファイルを自動再生する制御情報を電子メールに付
    加し、 受信側は、 受信した電子メール本体の添付ファイルを前記制御情報
    に基づいて自動再生することを特徴とする電子メールシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記制御情報は、添付ファイルの再生方
    法を指定する情報であることを特徴とする請求項1記載
    の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御情報は、添付ファイルを自動再
    生する順序を指定することを特徴とする請求項1または
    2記載の電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 前記受信側は、 添付ファイルをすぐに自動再生するか否かを受信者に問
    い合わせることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 前記受信側は、 受信した電子メールの1度目の閲覧時には、前記添付フ
    ァイルをすぐに自動再生し、 2度目以降の閲覧時には、前記添付ファイルをすぐに自
    動再生するか否かを受信者に問い合わせることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の電子メールシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 添付ファイルが付加されている電子メー
    ルを再生する再生方法において、 前記電子メールの再生が指示されたとき、該電子メール
    のヘッダに添付ファイルを再生する旨の情報が付加され
    ているか否かを判断するステップと、 このステップにより該再生情報が付加されていることを
    判別すると、前記電子メール本文を再生すると共に、前
    記添付ファイルを再生するステップとを有することを特
    徴とする電子メール再生方法。
  7. 【請求項7】 前記電子メールの再生が指示されたと
    き、該電子メールのヘッダに付加されている添付ファイ
    ルを指定する情報を判別するステップと、 このステップにより判別された前記指定添付ファイルを
    再生するステップとを有することを特徴とする請求項6
    記載の電子メール再生方法。
  8. 【請求項8】 前記電子メールの再生が指示されたと
    き、該電子メールのヘッダに付加されている添付ファイ
    ルの種別を識別する識別情報を判別するステップと、 このステップにより判別された該種別情報に基づいて前
    記添付ファイルを再生するステップとを有することを特
    徴とする請求項6または7記載の電子メール再生方法。
  9. 【請求項9】 前記電子メールの再生が指示されたと
    き、該電子メールのヘッダに付加されている添付ファイ
    ルの再生方法を指示する再生方法情報を判別するステッ
    プと、 このステップにより判別された該再生方法情報に基づい
    て前記添付ファイルを再生するステップとを有すること
    を特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の電子
    メール再生方法。
  10. 【請求項10】 前記電子メールの再生が指示されたと
    き、該電子メールのヘッダに付加されている添付ファイ
    ルの再生順序を指示する再生順序情報を判別するステッ
    プと、 このステップにより判別された該再生順序情報に基づい
    て前記添付ファイルを再生するステップとを有すること
    を特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の電子
    メール再生方法。
  11. 【請求項11】 前記添付ファイルの再生の前に、ユー
    ザに対して添付ファイルを再生するか否かを報知するス
    テップと、 これに応答してユーザが再生を指示すると前記再生ステ
    ップを実行するステップとを有することを特徴とする請
    求項6ないし10のいずれかに記載の電子メール再生方
    法。
  12. 【請求項12】 前記電子メールの再生が指示されたと
    き、該電子メールの再生回数を判別するステップと、 このステップにより1回目の再生であることを判別する
    と、前記再生ステップを実行するステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項6ないし11のいずれかに記載の
    電子メール再生方法。
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