JPH09181723A - ネットワークにおける資源の変化を通知するネットワーク資源監視システムおよび方法 - Google Patents
ネットワークにおける資源の変化を通知するネットワーク資源監視システムおよび方法Info
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Abstract
代わって監視することによりユーザのアクセス回数を削
減し、ネットワークの負荷を低減することが課題であ
る。 【解決手段】 監視要求入力インタフェース10はユー
ザからの監視依頼を通知手段管理システム12に送り、
通知手段管理システム12は監視先URL(uniform re
source locator)をURL監視システム13に知らせ
る。URL監視システム13は個々のユーザを代表して
監視先URLの情報資源14を監視し、それが更新され
ると、更新情報を通知手段管理システム12に伝える。
通知手段管理システム12は個々のユーザ毎に対応する
通知インタフェース11を用いて、更新情報をユーザに
通知する。URL監視システム13がユーザの代わりに
資源14を監視するので、ユーザによるアクセスが減
り、ネットワークの負荷が低減される。
Description
接続された通信ネットワークに係り、ネットワーク上の
情報資源の変化を監視するネットワーク資源監視システ
ムおよびその方法に関する。
ネットワークであるインターネットのユーザ数が世界的
な規模で増大している。このインターネットフィーバに
より、通信ネットワークは発信者が発信する膨大な量の
情報で溢れている。このような情報の供給過剰は、サイ
バーグラト(cyberglut )と呼ばれる。サイバーグラト
の状況下で情報を受信するユーザは、ネットワーク上で
好みの情報を見つけ出すために非常な苦労を強いられて
いる。
を持ってくれそうなユーザを探し出して、それを伝えた
いという欲求を持っている。そのために、雑誌、広告な
どの他のメディアを利用したり、電子出版システムを用
いて契約者に情報を送ったりしている。
ネットのユーザにとって、従来より次のような問題があ
る。
する情報を効率的に探し出す手段が提供されておらず、
発信者がただ漫然と情報を流し続けることが多い。ま
た、もし発信者が情報を変更したとしても、ユーザはそ
の資源に再アクセスしない限り、変更に気付かない。こ
のため、情報が一方的に流される傾向が強く、マルチメ
ディアの特色といわれる双方向性にやや欠けている。
的にアクセスして、変化したかどうかをチェックする必
要があり、通信コストが増大するという問題がある。特
に、ネットワーク的に遠い資源を利用する場合、この傾
向は著しい。これではネットワークの容量を無駄使いし
ており、場合によってはネットワークのスループットが
下がったり、接続の弱いサイトでは実質上通信不能にな
る可能性も出てくる。
資源の変更を知ることができれば、チェックのために何
度も再アクセスする手間が省ける。したがって、新しい
情報発掘のために多くの時間をさくことができるという
大きなメリットがある。しかし、従来は、受信者側の立
場に立ったこのような変更通知サービスは存在しない。
化をユーザに代わって監視することによりユーザのアク
セス回数を削減し、ネットワークの負荷を低減すること
の可能なネットワーク資源監視システムおよびその方法
を提供することを目的とする。
ワーク資源監視システムの原理図である。図1のネット
ワーク資源監視システムは、監視手段1、出力手段2、
通知手段3、および管理手段4を備え、通信ネットワー
ク5上の情報資源6を監視する。
て、通信ネットワーク5上の資源6の状態を監視する。
そして、出力手段2は、資源6の状態に変化があったこ
とを示す変化情報を出力する。
ムページのように、発信者が作成して発信する画像情報
やテキスト情報等であり、発信者により更新されること
がある。通信ネットワーク5上のどの資源を監視対象と
するかは、ユーザにより依頼時に指定される。ユーザか
らの監視依頼は、例えば管理手段4から監視手段1に送
られる。
クセスしてその状態を調べ、更新されたことが分かる
と、資源6の状態が変化したことを出力手段2に伝え
る。これを受けて、出力手段2は、資源6の識別情報等
を含む変化情報を通信ネットワーク5に出力する。
して例えば通知手段3に送られ、最終的にユーザに通知
される。これにより、ユーザは指定した資源6の情報が
更新されたことを知ることができる。
代わって資源6を監視するので、ユーザが自ら資源6に
アクセスする必要がなくなる。したがって、資源6への
ユーザのアクセス回数を最小限に抑えることが可能にな
る。監視手段1は、1人のユーザの代理を果たすだけで
なく、複数のユーザを代表して資源6を監視することも
できる。
ネットワーク5上で資源6に近い場所に配置すれば、監
視に伴う通信コストが低く抑えられるため、ネットワー
クの負荷を低減することも可能になる。
上の資源6の状態の監視を依頼する監視依頼をユーザか
ら受け取り、資源6の状態に変化があった時の通知先を
管理する。
化があったことを示す変化情報を、上記通知先に通知す
る。ユーザからの監視依頼は、例えば監視対象の資源6
を指定する識別情報と、変化情報の通知先とを含んでお
り、通信ネットワーク5を介して管理手段4に送られ
る。監視依頼の送信には電子メール等が用いられ、通知
先としてはユーザの電子メールアドレス等が指定され
る。
憶装置に、資源6の識別情報と通知先とを対応付けて格
納しておく。通知手段3は、通信ネットワーク5から変
化情報を受け取ると、変化のあった資源6に対応する通
知先を管理手段4に問い合せ、その通知先に変化情報を
送る。
合は、資源6の識別情報を含むメールがユーザの端末に
送られる。これにより、ユーザは指定した資源6の情報
が更新されたことを知る。
の通知先を管理するので、資源6が更新されたことが自
動的にユーザに通知される。このため、ユーザは自ら資
源6にアクセスする必要がなくなり、資源6へのユーザ
のアクセス回数を最小限に抑えることが可能になる。ま
た、資源6の監視を依頼したユーザが複数いる場合は、
それらのすべてのユーザに変化情報が通知される。
力手段2を通信ネットワーク5上で資源6に近い場所に
配置し、通知手段3および管理手段4をユーザの端末に
近い場所に配置すれば、監視に伴う通信コストとユーザ
との通信コストをともに低く抑えることができる。した
がって、ネットワークの負荷が低減される。
は、実施形態の図2におけるURL監視システム13に
対応し、通知手段3と管理手段4は通知手段管理システ
ム12に対応する。
の実施の形態を詳細に説明する。今日、インターネット
へのアクセス方法は様々である。これらの様々なアクセ
ス方法には、流行中のインターネット情報探索ツールで
あるWWWブラウザ(world wide web browser)、E−
mailによる方法、PDA(Personal DigialAssista
nt :新個人情報端末)による方法などがある。PDA
は、マイクロコンピュータ、ディスプレイ、ペン入力機
能、および通信機能を合わせ持つ小型の携帯情報端末で
ある。
なっており、それぞれが特徴的な形態を有するので、そ
れらの情報収集能力は一様ではない。例えば、WEBブ
ラウザは、ハイパーテキスト風の構成で文書間のリンク
をたどることで、ネットワーク上の情報資源にアクセス
できる点が特徴である。
てくるユーザに対して、資源の変化を通知するサービス
を提供することを考える。この場合、サービスプロバイ
ダに資源の監視を依頼するための監視要求の出し方、お
よびプロバイダからの変更通知の出し方は、ユーザのア
クセス方法によって異なる。したがって、このサービス
に対するユーザのニーズは多様である。
が、幸いネットワーク上の資源を統一的に表現する識別
情報としてURL(uniform resource locator)があ
る。そこで、以下の実施形態においては、資源の存在場
所をURLにより一般化して表現し、監視要求の出し方
および更新情報(変化情報)の受信方法と分離する。こ
れにより、多様な通信手段に個別に対応する場合に予想
されるプロトコルの乱立を防ぐことができる。さらに、
新たに導入される他の通信手段に対応するのが容易にな
る。
システムの構成図である。図2のネットワーク資源監視
システムは、監視要求入力インタフェース10、通知イ
ンタフェース11、通知手段管理システム12、および
URL監視システム13を備える。そして、ユーザから
指定された特定のURLの資源を監視し、その変化をユ
ーザに通知する。監視要求入力インタフェース10およ
び通知インタフェース11としては、例えば、WEBブ
ラウザ端末、E−mail端末、PDAなどが用いられ
る。
ザから入力された監視対象のURLと通知手段とを、監
視要求とともに通知手段管理システム12に伝える。通
知手段管理システム12は、例えばインターネットへの
接続サービスを行うプロバイダのサーバであり、監視要
求をURL監視システム13に伝える。URL監視シス
テム13は指定されたURLの資源14の状態を監視
し、それが変化した時直ちに、その情報を通知手段管理
システム12に知らせる。
フェース11に対して監視結果を通知する通知手段を管
理しており、URL監視システム13から受け取った情
報を、対応する通知手段により通知インタフェース11
に通知する。これにより、ユーザは資源14の状態に変
化があったことを知り、その資源14にアクセスして変
化した情報を得ることができる。
いて、URL監視システム13はURLで一般化された
世界に属し、システムのバックボーンとして動作する。
そして、通知手段管理システム12は、インタフェース
依存性のある世界と一般化された世界の境界上に位置
し、バックボーンからの更新情報を元にした監視サービ
スを展開することが可能である。各サービスプロバイダ
はバックボーンのプロトコルを公開し、ユーザに対する
各通知手段をサポートした監視サービスを展開する。
URL監視システム13の一例として用いられる情報処
理装置の構成図である。図3の情報処理装置は、CPU
(中央処理装置)15、メモリ16、通信部18、デー
タベース20、およびそれらを結ぶバス19を有し、通
信部18を介して通信ネットワーク17に接続されてい
る。
サービスを提供するために必要なプロセスを生成し、デ
ータベース20のデータを参照しながら処理を行う。通
信部18は、通信ネットワーク17との間で情報の送受
信を行う。
ザの管理するFTP(file transfer protocol)サイト
のメンテナンスをしようとした場合、変更があったこと
を知るだけでなく、物理的なファイルの転送および削除
などのアクションをとることができれば便利なことがあ
る。
ばFTPサイト管理デーモンなどのプロセスを通知手段
管理システム12内に作成し、FTPサイトのファイル
の管理を行わせる。これにより、監視サービスがオープ
ンワールドでも受け入れられていく可能性がある。この
FTPサイトのファイル操作については、後述すること
にする。
れを定期的にアクセスすることが必要なため、通信のた
めのコストが非常に高くなることが予想される。前述し
たように、この傾向は、ネットワーク的に遠い資源の監
視をする場合に特に顕著となる。したがって、世界的な
規模を持つインターネットの場合、ネットワークの負荷
が著しく増大する可能性がある。
は、デリゲーション(delegation)を有効に使うことを
考える。デリゲーションは、インターネットに接続され
た個々のネットワークを保護するためのアクセス制限で
あるファイアウォールの構築でよく使われた手法であ
る。
トウェイを介してインターネットに接続され、ゲートウ
ェイに収容された処理装置が外部からのアクセスを制限
する。この場合、ゲートウェイの処理装置は、ローカル
ネットワーク内の各情報処理装置を代表して、外部から
のアクセスを制御している。このような手法がデリゲー
ションと呼ばれる。
をネットワーク負荷の低減のために転用し、URL監視
システム13をデリゲーション・バックボーンとする。
URL監視システム13は、個々のユーザを代表して資
源14を監視する機能を持つ。これにより、各ユーザが
資源14をチェックするために頻繁にアクセスする必要
がなくなり、ネットワーク負荷を減少させることができ
る。
視資源をURLで一般化したことによって、より現実的
なものになる。もし一般化されていなければ、多様なプ
ロトコルで管理された資源に応じて、多数のデリゲーシ
ョンシステムを用意しなければならなくなるが、URL
で監視する場合は、1つのデリゲーションシステムで対
応可能である。
ム内における情報の伝達は任意の通信処理により実現可
能であるが、本実施形態では、一例としてリモートプロ
グラミングに基づく言語であるテレスクリプト(Telesc
ript)による方法を用いることにする。
ングにおいては、データを保持するプロセスの一種であ
るエージェント(Agent )が用いられる。この場合に
は、各ユーザの監視要求情報を各エージェントに持たせ
ることが可能であるため、複数のユーザの要求を独立に
処理することができる。さらに、エージェントは自律的
に機能して、処理が終了すれば自動的に消滅するため、
不特定多数のユーザが利用するネットワーク上の処理に
適している。
ングについては、「リモートプログラミングの実施方
法」(特願平6−179767、特開平7−18217
4)に詳述されているが、ここでその手法について説明
する。
算機システムを結ぶ通信ネットワーク上での処理を記述
する方法の一種で、ネットワークを渡り歩く移動可能な
プロセスであるエージェントと、エージェントが入って
くる固定プロセスであるプレイス(Place )により実現
される。
レイスは、他のプロセスと識別可能なテレネーム(tele
name)を持ち、任意有限個の子プロセスを持つことがで
きる。また、プレイスは、自己および他のプロセスより
参照可能な任意有限個のデータと、自己および他のプロ
セスより呼出し可能な任意有限個の手続きとを有する。
を持ち、作成されたプレイスはliveを実行する。プ
レイスは、liveが実行されている間だけ存在し、l
iveが終了すると消滅する。プレイスが消滅すると、
その子プロセスも終了し、消滅する。
る。エージェントは、他のプロセスと識別可能なテレネ
ームを持ち、あるプレイスの中の子プロセスとしてのみ
存在する。また、エージェントは、自己および他のプロ
セスより参照可能な任意有限個のデータと、自己および
他のプロセスより呼出し可能な任意有限個の手続きとを
有する。
veを持ち、作成されたエージェントはliveを実行
する。エージェントは、liveが実行されている間だ
け存在し、liveが終了すると消滅する。エージェン
トの手続きliveの中でコマンドgoが実行される
と、そのエージェントはネットワークを介して指定され
た行き先へ移動する。
ンの例を示している。図6において、プレイス21内の
エージェント22は、goの実行により、行き先のプレ
イス24を指定するデータであるチケット(Ticket)2
3を得て、指定されたプレイス24に移動する。
りliveの実行を一時中断し、保持したデータととも
に凍結(圧縮)され、パック化される。そして、チケッ
ト23に示されたプレイス24に送られ、プレイス24
により受け入れをチェックされる。プレイス24に受け
入れられると、その中に子プロセスとして置かれた後、
解凍(伸張)され、goの次のコマンドからliveの
実行を再開する。
中で自己の置かれているプレイス内にある他のエージェ
ントを求めるコマンドmeetを呼出すことができる。
コマンドmeetの実行時には、エージェントは相手の
エージェントを指定するデータであるペティション(Pe
tition)を用いる。
ションの例を示している。図7において、プレイス31
内のエージェント32は、コマンドmeetによりある
ペティションを指定する。プレイス31は、ペティショ
ンにより指定された条件に該当するエージェントを探
す。そして、プレイス31内に該当するエージェントが
なければ、そのようなエージェントが入ってくるまで待
つ。
ィションの条件に該当すれば、プレイス31は、エージ
ェント32が相互作用を希望していることをエージェン
ト33に伝える。そして、エージェント33がエージェ
ント32の希望を受け入れる旨の戻り値を返すと、プレ
イス31は、エージェント33へのポインタをmeet
の戻り値としてエージェント32に返す。その後、エー
ジェント32は、エージェント33へ直接アクセスし
て、情報交換等を行うことが可能になる。
トが移動することを単に「goする」と記述し、コマン
ドmeetにより他のエージェントと相互作用を行うこ
とを単に「meetする」と記述する。
ングを用いたネットワーク資源監視システムの構成図で
ある。図8において、監視サービスプレイス46とデリ
ゲートプレイス(delegate place)51は、それぞれ決
められた機能を有するプレイスであり、フォームエージ
ェント(form agent)48、監視エージェント53、通
知エージェント54、54′、リポートエージェント5
5、56、57、58は、それぞれ決められたデータと
機能を有するエージェントである。
t )42、およびWEBブラウザ43は、図2の監視要
求入力インタフェース10に対応し、ユーザが監視要求
を入力する際に用いる。これらの具体的な違いについて
は後述する。通知手段管理システム12は、例えばプロ
バイダ毎に設けられ、監視データベース(DB)47を
備え、ユーザに監視サービスを提供する監視サービスプ
レイス46を保持する。
ートデータベース(DB)52を備え、ユーザに代わっ
て資源を監視するためのデリゲートプレイス51を保持
する。監視に伴う通信コストの低減を図るため、このU
RL監視システム13は通信的に近いURLのグループ
毎に設けられる。通信的に近いURLとは、比較的低い
通信コストでアクセス可能なURLを意味する。例え
ば、インターネットに接続する各国毎に1つのURL監
視システム13を設けてもよく、よりローカルな地域の
サーバ毎に設けてもよい。
ステム13は通信ネットワーク49を介して接続され、
情報交換を行うことができる。また、通信ネットワーク
49にはURLで識別される資源50−1、50−2、
50−3も接続されている。尚、接続される資源の数は
任意である。以下では、このような資源のことを単に
“URL”と記述することもある。
0に入力されると、監視サービスプレイス46内にフォ
ームエージェント48が現れる。フォームエージェント
48は監視DB47を更新した後、通信ネットワーク4
9を介してデリゲートプレイス51にgoし、デリゲー
トDB52を更新する。監視DB47には、監視結果の
通知先であるユーザのURLが格納され、デリゲートD
B52には、通知先の監視サービスプレイス46のアド
レス情報が格納される。
52を参照して監視先URLを監視し、それが更新され
ると通知エージェント54を作成する。通知エージェン
ト54はコマンドsendを実行して、通知エージェン
ト54′を監視サービスプレイス46に送る。
eの中で実行され、そのエージェントの複製を作って他
のプレイスに送るコマンドである。ここでは、通知エー
ジェント54′は、通知エージェント54の分身(クロ
ーンエージェント)として生成される。
の通知先URLに応じて、適したリポートエージェント
55、56、57、58を作成する。リポートエージェ
ント55、56、57、58は、それぞれの通知インタ
フェース11の種類に応じた通知手段でユーザに結果を
報告する。これらのリポートエージェントの処理の詳細
については後述する。
視先URLの情報を自動的に通知されるので、ユーザ自
身が資源のチェックを行う必要はなくなる。また、通知
手段管理システム12とURL監視システム13が分離
して設けられ、監視先に近いURL監視システム13が
複数のユーザを代表して、URLを監視する。
のための頻繁なアクセスをなくして、ネットワークの負
荷を大幅に軽減することができる。次に、図9から図1
4までを参照しながら、図8のネットワーク資源監視シ
ステムにおける具体的な処理について説明する。
視要求の発行は、各種のデバイスおよびプログラムから
行うことができる。例えば、図8におけるWEBブラウ
ザ43はハイパーテキストベースでインターネット上に
分散配置された情報を探索するソフトウェアツールであ
り、MUA42はE−mailを発行するソフトウェア
ツールである。また、Magic Cap 41はエージェントを
利用したPDA端末の一種である。WEBブラウザ43
およびMUA42は、ユーザの端末計算機内に収容され
ている。
よびプログラムの種類によって異なるが、次の2つの条
件を満たす必要がある。 (1)何等かの方法で、フォームエージェント48を監
視サービスプレイス46上に作成すること。 (2)フォームエージェント48には、次のデータを与
えること。
URLは監視結果を通知するURLであり、依頼主ID
およびパスワードは依頼主の識別情報である。通知先U
RLは、通常、依頼主ID毎に割り振られる。また、コ
メントと備考データは必ずしも必須ではなく、必要に応
じて付加される。
態に依らないフォームエージェント48を作成すること
で、各種のプログラム等による監視要求を受け付けるこ
とが可能になり、システムの拡張性が高まる。
る。入力機器としては、マウス等のポインティングデバ
イスやキーボードが用いられる。WEBブラウザ43を
用いる場合、ユーザはまず監視依頼フォーム(Form)の
HTML(hypertext markup language )文書をope
nし、そのフォームの空欄の穴うめをする。HTMLと
は他文書へのリンクを持つハイパーテキスト文書を記述
する言語で、これにより記述された文書はHTML文書
と呼ばれる。
示された監視依頼フォームの入力例を示している。図9
の監視依頼フォーム70において、look URL7
1は監視先URLを表し、Report URL72は
通知先URLを表し、ID73およびPasswd74
は、それぞれ依頼主IDおよびパスワードを表す。これ
らの情報を入力した後、Confirmボタン75をク
リックすると、図8のCGI(computer graphics inte
rface )プロセス45が起動される。
ったHTML文書76をopenする。HTML文書7
6は、指定された監視対象の資源へのリンク(URL)
のリストを表示するために用いられる。ここでは、指定
された監視先URLがHTML文書76内にリンクとし
て書き込まれ、リンクのリストがディスプレイに表示さ
れる。
(cloud )との間にコネクションを確立する。クラウド
とは、ネットワーク上でプログラム言語を解釈して実行
するためのソフトウェア環境を表し、ここでは監視サー
ビスプレイス46に相当する。CGIプロセス45は、
確立されたコネクションを通じてプロセス間通信を行
い、監視依頼フォーム70に入力されたパラメータを監
視サービスプレイス46へ送る。
られたパラメータを元にフォームエージェント48を作
成する。また、監視要求入力インタフェース10として
MUA42を用いる場合は、ユーザは一定のフォーマッ
トのE−mail(コントロールメール:control mai
l)44を監視サービスプレイス46宛に送る。
ントロールメール44の例を示している。コントロール
メール44には、監視依頼フォーム70と同様に、lo
okURL(監視先URL)、Report URL
(通知先URL)、ID、Password等の情報が
記述される。
理システム12内に設けられたsendmailポートで通信を
listenしており、sendmailのプロトコルを認識すること
ができる。そして、送られてきたコントロールメール4
4を受信し、それをパース(parse )して、メールの構
成要素を分析する。次に、その結果を元にフォームエー
ジェント48を作成する。
してMagic Cap 41を用いる場合は、ユーザは専用のフ
ォームでマジックメール(Magicmail )を作成し、監視
サービスプレイス46へ送信する。マジックメールと
は、メールの内容をデータとして持つエージェントが他
の計算機等に移動することで、メッセージを伝えるメー
ルの形態を指す。
り、Magic Cap 41上で、監視先URL、通知先UR
L、依頼主ID、パスワード等のデータを持つフォーム
エージェント48が生成される。そして、直接監視サー
ビスプレイス46へgoする。
エージェント48が行う処理を説明する。フォームエー
ジェント48は、監視DB47に通知先URLを登録
し、デリゲートDB52に通知先プレイスのアドレスを
登録して、結果を通知する際の経路を通知エージェント
54、54′に伝える役割を果たす。このため、フォー
ムエージェント48は、監視DB47とデリゲートDB
52にレコードを追加したり、それらのレコードを変更
したりする機能を持つ。
を示している。図11において、ハッシュ表81には、
キー(key )として用いられる監視先URL毎にレコー
ドを指すポインタが格納されている。例えば、1番目の
監視先URL“http://〜”に対応するポインタ
はレコード82−1を指しており、2番目の“ftp:
//〜”に対応するポインタはレコード82−2を指し
ている。監視先URLの中で、“http:”や“ft
p:”は接続形態を表すプロトコル部に相当する。
rget1、Target2、Target3の3つの
エントリを持ち、これらのエントリはそれぞれ、最終更
新履歴、通知先URLのリストへのポインタ、備考デー
タを表す。
日時のタイムスタンプと更新後の情報のファイルサイズ
を含む。Target2のポインタが指すURLのリス
トの最後の(nil)は空白データを表し、リストの終
端であることを示している。フォームエージェント48
が備考データを持っている場合、それはTarget3
として格納される。
47から監視先URLをキーとして、監視先URLの最
終更新のタイムスタンプとファイルサイズ、および通知
先URLのリストを引くことができる。
監視先URLがハッシュ表81の中にないとき、それを
ハッシュ表81のエントリとして追加し、対応するレコ
ードを登録する。このとき、タイムスタンプとしては登
録時の日時を用い、ファイルサイズは0としておく。ま
た、通知先URLリストにはフォームエージェント48
が持つ通知先URLを登録する。
がハッシュ表81の中にキーとして存在するときは、対
応するレコードのエントリを変更する。ただし、タイム
スタンプとファイルサイズは変更せず、通知先URLリ
ストにフォームエージェント48の通知先URLを追加
する。
ゲートプレイス51へgoして、デリゲートDB52に
レコードを追加したり、またはレコードを変更したりす
る。図12は、デリゲートDB52のデータ構造の例を
示している。図12において、ハッシュ表91にはハッ
シュ表81と同様に、監視先URL毎にポインタが格納
されている。例えば、1番目の監視先URL“htt
p://〜”に対応するポインタはレコード92−1を
指しており、2番目の“ftp://〜”に対応するポ
インタはレコード92−2を指している。
rget1、Target2、Target3の3つの
エントリを持ち、Target1とTarget2の内
容は図11の場合と同様である。
タを表し、各通知先としてはフォームエージェント48
を送り出した監視サービスプレイス46のTelead
dressとWayが用いられる。ここで、Telea
ddressはプレイスを一意に識別する識別子であ
り、Wayはそのプレイスまでの移動方法を表す。これ
らの情報は、フォームエージェント48のgoの返り値
であるTicketStubに記述されている。
DB52から監視先URLをキーとして、監視先URL
の最終更新のタイムスタンプとファイルサイズ、および
通知先監視サービスプレイス46のアドレスリストを引
くことができる。
ージェント48により監視DB47と同様のレコードの
追加、変更を受ける。ただし、通知先としては、通知先
URLではなく、フォームエージェント48のTick
etStubの情報が用いられる。
出し方および通知の方法から資源の監視方法を分離し、
URLで表現できる資源の監視という形態に一般化する
役割を果たす。これにより、多様なユーザインタフェー
スを持つ複数のユーザを代表してURLを監視するサー
ビスを提供することが可能になる。
の更新履歴をチェックして、その変化を監視するために
設けられる。ユーザに対する通知方法等は、監視サービ
スプレイス46により隠蔽されているので、デリゲート
プレイス51が関知する必要はない。
ス51内にあって、FTPプロトコルにより、デリゲー
トDB52内の監視先URLのタイムスタンプおよびフ
ァイルサイズを定期的にチェックする。
視処理のフローチャートである。図13において処理が
開始されると、監視エージェント53はループ処理を開
始し(ステップS1)、デリゲートDB52のハッシュ
表91を用いて、次の監視先URLに対応するレコード
を取得する(ステップS2)。
先URLへFTPプロトコルによりconnect する(ステ
ップS3)。そして、監視先URLのタイムスタンプと
ファイルサイズを取得し(ステップS4)、それらをデ
リゲートDB52のレコードの対応するエントリと比較
する(ステップS5)。ここで、監視先URLのタイム
スタンプやファイルサイズに変化があるかどうかが調べ
られる。
異なり、監視先URLに変更があると判断できる場合、
通知エージェント54をデリゲートプレイス51上に作
成し、デリゲートDB52のレコードを初期化引数とし
て通知エージェント54に渡す(ステップS6)。
する(ステップS7)。この判定は、あらかじめ決めら
れた適当な終了条件が成立するかどうかをチェックする
ことにより行われる。通常は終了条件が成立することは
ないので、ステップS2以降の処理を半永久的に繰り返
す。また、ステップS5において監視先URLに変更な
しと判断できる場合も、ステップS2以降の処理を繰り
返す。そして、ステップS7において終了条件が成立す
れば、処理を終了する。
LへFTP接続して更新情報(更新履歴)を取得する構
成となっている。これ以外に、監視先URLの管理者が
更新情報を持たせた更新(Update)エージェントをデリ
ゲートプレイス51に送る方法を用いることもできる。
この場合は、更新エージェントがデリゲートプレイス5
1内で監視エージェント53にmeetし、更新情報を
伝える。これにより、監視エージェント53は、より積
極的に監視先URLから発信された更新情報を受け付け
ることになる。
方法で監視先URLの更新情報を取得する必要があるの
で、監視先URLとの定期的な通信が必要になる。この
ため、デリゲートプレイス51からネットワーク的に近
い所だけを監視対象にした方が効率がよい。
する場合は、監視先URLの近くに、デリゲートプレイ
ス51等を代表する別のデリゲートプレイスを設けて、
それに監視させることも考えられる。つまり、デリゲー
トのデリゲートを設けることになる。
知エージェント54は、更新されたURLについて、デ
リゲートDB52および監視DB47のレコードを変更
する。
フローチャートである。図14において処理が開始され
ると、通知エージェント54は、まず初期化引数として
渡されたデリゲートDB52のレコードのタイムスタン
プとファイルサイズを、監視先URLのものに更新する
(ステップS11)。
TeleaddressとWayを用いてコマンドse
ndを実行し、各監視サービスプレイスに分身の通知エ
ージェント54′を送る(ステップS12)。
のデータを持っており、例えば監視サービスプレイス4
6に移動する。そして、監視DB47内の対応するレコ
ードのタイムスタンプとファイルサイズを最新のものに
更新する(ステップS13)。
を参照し、各通知先URLに適したリポートエージェン
トを作成し(ステップS14)、処理を終了する。リポ
ートエージェントのクラスは、通知の方法、すなわちU
RLに含まれるプロトコル部毎に異なっており、例えば
次のようなものがある。ここで、クラスとはオブジェク
トの構造の定義に相当する。 (a)プロトコル部が“mailto:”の場合は、そ
のクラスはE−mailによる通知方法を定義する。 (b)プロトコル部が“http:”の場合は、そのク
ラスはHTML文書のリンクリストのページを更新して
通知する方法を定義する。 (c)プロトコル部が“ftp:”の場合は、そのクラ
スはファイルシステムのメンテナンス方法を定義する。
知先URLのプロトコル部を参照することで、作成すべ
きリポートエージェントのクラスを決定し、そのインス
タンスを作成することができる。ここで、インスタンス
とはクラスにより定義されたオブジェクトの具体例を意
味し、今の場合はリポートエージェント55、56、5
7、58等を指す。
処理について説明する。mailtoリポートエージェ
ントは、リポートエージェント55および56に対応す
る。リポートエージェント56は、更新のあったURL
をE−mail59で通知先URLに送信する。
ント55の場合は、マジックメールをMagic Cap 41に
送る。マジックメールをURLで記述する方法はRFC
(Requests For Comments )1738に記載されてい
る。このほかに、マジックメールのためのゲートウェイ
を通過させる方法もある。
エージェント57に対応し、通知先URLに存在するH
TML文書60内のリンクリストに、更新されたURL
を付け加える。
TML文書76と同様のフォーマットを持ち、更新され
たURLのリストをリンクリストとして持っている。H
TML文書60のリンクリストは監視の依頼時には空白
のままであるが、リポートエージェント57により、更
新のあったURLが1つずつ追加されていく。
内の1つのリンクをユーザがクリックすれば、対応する
ページへ飛ぶことができる。これにより、ユーザは更新
された情報を実際に確認することができる。
ージェント58に対応し、通知先URLにあるFTPサ
イト61のファイルシステムのメンテナンスを行う。リ
ポートエージェント58は、例えば、更新URLのファ
イル名からどのアプリケーション・ソフトウェアのどの
バージョンかを判断し、FTPサイト61内の対応する
古いバージョンを削除する。そして、更新URLから新
しいバージョンを取得し、FTPサイト61内のファイ
ルシステムに追加する。
URLを通知するのみではなく、ファイルシステムの物
理的な変更を行うこともできる。また、監視要求の入力
時にユーザが通知先URLを2つ以上指定した場合、そ
れらのURL毎にリポートエージェントが作成され、更
新されたURLの報告をメール等で同時に行う。通知先
として、ユーザのページャ(ポケットベル等)を指定す
ることも考えられる。
ら、監視要求入力インタフェース10および通知インタ
フェース11としてWEBブラウザ43を用いた場合の
入力処理と通知処理について説明する。
のリストを表示するためのHTML文書76が存在する
URLを、指定リスト表示URLと呼ぶことにする。ま
た、更新された監視先URLのリストを表示するための
HTML文書60が存在するURLを、更新リスト表示
URLと呼ぶことにする。後述するように、この更新リ
スト表示URLは監視DB47の通知先URLに一致す
る。
しており、図16はその処理のフローチャートである。
図15において、加入者管理データベース(DB)10
1はユーザ端末から参照可能な場所に設けられ、加入者
のID毎に指定リスト表示URLを格納している。新規
監視要求の入力時には、CGIプロセス45およびHT
MLエージェント102が作成される。
ザは、まず図9の監視依頼フォーム70を穴うめし、C
onfirmボタン75をクリックする(ステップS2
1)。これにより、CGIプロセス45が生成される
(ステップS22)。
01から、入力されたIDに対応する指定リスト表示U
RLを引き(ステップS23)、それを初期化パラメー
タとしてHTMLエージェント102を作成する(ステ
ップS24)。
9のHTML文書76の雛形となるスケルトンデータを
保持している。また、既存のHTML文書を解釈してリ
ンクを抽出するオペレータと、与えられたリンクのリス
トをスケルトンデータにはめ込んで新たなHTML文書
を作成するオペレータとを持つ。
オペレータを用いて指定リスト表示URLのHTML文
書76を書き換える(ステップS25)。これにより、
新たに入力された1つ以上の監視先URLが、リンクリ
ストとしてHTML文書76に書き込まれる。
HTML文書76の内容を示して(ステップS26)、
処理を終了する。このとき、同時に監視先URLや通知
先URL等の入力情報が監視サービスプレイス46に送
られる。図17は監視資源更新時の処理の概要を示して
おり、図18はその処理のフローチャートである。監視
資源の更新時には、デリゲートプレイス51から監視サ
ービスプレイス46へ通知エージェント54′が送ら
れ、更新情報が伝えられる。
エージェント54′はリポートエージェント57を作成
する(ステップS31)。リポートエージェント57
は、その通知先URLを更新リスト表示URLとみな
し、これを引数にしてHTMLエージェント102を作
成する(ステップS32)。
ト表示URLに存在するHTML文書60内のリンクリ
ストに、更新のあった監視先URLを加えて、新しいH
TML文書60を作成する(ステップS33)。そし
て、処理を終了する。
に示され、更新のあったURLが報告される。図19は
ユーザがHTML文書60のリンクを参照したときの処
理の概要を示しており、図20はその処理のフローチャ
ートである。リンク参照時には、CGIプロセス45が
起動され、HTML文書60が更新される。
ユーザが更新リスト表示URLのHTML文書60のリ
ンクリストを見て、1つのリンクをクリックする(ステ
ップS41)。これにより、CGIプロセス45が起動
される。CGIプロセス45は、更新リスト表示URL
を引数としてHTMLエージェント102を作成する
(ステップS42)。
されたリンクをリンクリストから削除し、新しいHTM
L文書60を書き出す(ステップS43)。CGIプロ
セス45は、クリックされたリンクのURLに表示画面
をジャンプさせて(ステップS44)、処理を終了す
る。
参照することができ、参照操作はHTML文書60に反
映される。以上のようなリモートプログラミングを用い
た実施形態によれば、各エージェントの自律性を利用す
ることにより、複数のユーザの監視要求を独立に処理す
ることができる。また、監視サービスプレイス46とデ
リゲートプレイス51を別々に設けることにより、イン
タフェースに依存する処理と、URLにより一般化され
た監視処理とが分離される。このため、資源を近くから
監視することが可能になり、効率の良いデリゲーション
システムが構築される。
とネットワーク的に近い場所にある場合は、デリゲート
プレイス51を通知手段管理システム12内に設けても
差し支えない。その場合は、通知手段管理システム12
はURL監視システム13の役割をも果たすことにな
る。また、監視先の資源を必ずしもURLで記述する必
要はなく、他の任意の識別情報を用いてもよい。
よび通知インタフェース11としては、図8に示された
もののみならず、任意のデバイスやプログラムを用いる
ことができる。
エージェントやプレイスを用いる必要はなく、それぞれ
の処理を普通のプロセスにより行ってもよい。この場合
は、ネットワークを介したやりとりは、例えばRPC
(remote procedure call )等により実行される。
情報資源の変化をユーザに代わって監視することが可能
になり、ユーザによる情報チェックのための多数のアク
セスがなくなることが期待される。したがって、ネット
ワークの通信負荷が大幅に低減され、ユーザは、ネット
ワークを他の目的のためにより多く利用することができ
るようになる。
る。
ステムを示す図である。
る。
図である。
ある。
ある。
る。
る。
Claims (20)
- 【請求項1】 複数の発信源から発信された情報が流れ
る通信ネットワーク上の情報処理システムにおいて、 ユーザからの依頼に基づいて、前記通信ネットワーク上
の資源の状態を監視する監視手段と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を出
力する出力手段とを備えることを特徴とするネットワー
ク資源監視システム。 - 【請求項2】 前記変化情報を受け取って前記ユーザに
通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求
項1記載のネットワーク資源監視システム。 - 【請求項3】 前記監視手段および出力手段は、前記通
信ネットワークを用いて比較的低コストで前記資源にア
クセスできる第1の場所に配置され、前記通知手段は、
前記ユーザの情報端末に前記変化情報を提供できる第2
の場所に配置されることを特徴とする請求項2記載のネ
ットワーク資源監視システム。 - 【請求項4】 前記出力手段は、前記通知手段のアドレ
ス情報を前記変化情報の出力先として格納するデータベ
ース手段を備えることを特徴とする請求項2記載のネッ
トワーク資源監視システム。 - 【請求項5】 前記通知手段は、通知先への通知方法に
応じたエージェントプロセスを用いて、前記変化情報を
前記ユーザに通知することを特徴とする請求項2記載の
ネットワーク資源監視システム。 - 【請求項6】 前記監視手段は、複数のユーザからの依
頼に基づき、該複数のユーザを代表して前記資源の状態
を監視することを特徴とする請求項1記載のネットワー
ク資源監視システム。 - 【請求項7】 前記監視手段は、エージェントプロセス
を用いて前記資源の状態を監視することを特徴とする請
求項6記載のネットワーク資源監視システム。 - 【請求項8】 前記監視手段は、前記通信ネットワーク
上の資源を統一的に記述する識別情報であって、監視対
象の資源に対応する該識別情報を受け取り、該識別情報
により指定された該監視対象の資源を監視することを特
徴とする請求項1記載のネットワーク資源監視システ
ム。 - 【請求項9】 前記監視手段は、前記識別情報として監
視先URL(uniform resource locator)を受け取り、
該監視先URLの資源を監視することにより、ユーザへ
の通知機能から監視機能を分離することを特徴とする請
求項8記載のネットワーク資源監視システム。 - 【請求項10】 複数の発信源から発信された情報が流
れる通信ネットワーク上の情報処理システムにおいて、 前記通信ネットワーク上の資源の状態の監視を依頼する
監視依頼をユーザから受け取り、該資源の状態に変化が
あった時の通知先を管理する管理手段と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を、
前記通知先に通知する通知手段とを備えることを特徴と
するネットワーク資源監視システム。 - 【請求項11】 前記通知手段は、前記ユーザが前記資
源の変化後の状態を参照できるように、前記変化情報に
含まれる該資源の識別情報を前記通知先のユーザ端末に
表示させることを特徴とする請求項10記載のネットワ
ーク資源監視システム。 - 【請求項12】 前記通知手段は、前記通知先への通知
方法に応じたエージェントプロセスを用いて、前記変化
情報を通知することを特徴とする請求項10記載のネッ
トワーク資源監視システム。 - 【請求項13】 複数の発信源から発信された情報が流
れる通信ネットワーク上の情報処理システムにおいて、 前記通信ネットワーク上の資源の状態の監視を依頼する
監視依頼を入力する入力インタフェース手段と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を受
け取る通知インタフェース手段とを備えることを特徴と
する情報処理端末。 - 【請求項14】 前記通知インタフェース手段は、ユー
ザが前記資源の変化後の状態を参照できるように、前記
変化情報に含まれる該資源の識別情報を表示することを
特徴とする請求項13記載の情報処理端末。 - 【請求項15】 計算機により使用された時、 ユーザからの依頼に基づいて、通信ネットワーク上の資
源の状態を監視する機能と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を出
力する機能とを前記計算機に行わせることを特徴とする
読み出し可能媒体。 - 【請求項16】 計算機により使用された時、 通信ネットワーク上の資源の状態の監視を依頼する監視
依頼をユーザからを受け取り、該資源の状態に変化があ
った時の通知先を管理する機能と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を、
前記通知先に通知する機能とを前記計算機に行わせるこ
とを特徴とする読み出し可能媒体。 - 【請求項17】 計算機により使用された時、 通信ネットワーク上の資源の状態の監視を依頼する監視
依頼を入力する機能と、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を受
け取る機能とを前記計算機に行わせることを特徴とする
読み出し可能媒体。 - 【請求項18】 ユーザからの依頼に基づいて、前記通
信ネットワーク上の資源の状態を監視し、 前記資源の状態に変化があった時、該変化があったこと
を示す変化情報を出力することを特徴とするネットワー
ク資源監視方法。 - 【請求項19】 通信ネットワーク上の資源の状態の監
視を依頼する監視依頼をユーザからを受け取り、 前記資源の状態に変化があった時の通知先を管理し、 前記資源の状態に変化があった時、該変化があったこと
を示す変化情報を前記通知先に通知することを特徴とす
るネットワーク資源監視方法。 - 【請求項20】 通信ネットワーク上の資源の状態の監
視を依頼する監視依頼を送り、 前記資源の状態に変化があったことを示す変化情報を受
け取り、 該変化情報に基づいて前記資源の変化後の状態を参照す
ることを特徴とする資源参照方法。
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