JPH0991232A - リソース変更通知方法 - Google Patents
リソース変更通知方法Info
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- JPH0991232A JPH0991232A JP7249722A JP24972295A JPH0991232A JP H0991232 A JPH0991232 A JP H0991232A JP 7249722 A JP7249722 A JP 7249722A JP 24972295 A JP24972295 A JP 24972295A JP H0991232 A JPH0991232 A JP H0991232A
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- change
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- server
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ内のリソースの変化を効率的に
非同期で他機に通知するリソース変更通知方法を提供す
る。 【解決手段】 リソース変更通知クライアント200に
おいてリソース名、変更の種類、検査のタイミング、通
知の手段を有する依頼文をリソース変更通知サーバ10
0に送信すると、サーバ100は依頼文を受け取り、依
頼文に記述されたリソース名が変更の種類によって指示
された方法で変更されているかを検査のタイミングに従
って検査部140で検査を行い、検査の結果、変更が発
生していれば、クライアント200に対してリソースに
変更があったことを通知部150から通知する。
非同期で他機に通知するリソース変更通知方法を提供す
る。 【解決手段】 リソース変更通知クライアント200に
おいてリソース名、変更の種類、検査のタイミング、通
知の手段を有する依頼文をリソース変更通知サーバ10
0に送信すると、サーバ100は依頼文を受け取り、依
頼文に記述されたリソース名が変更の種類によって指示
された方法で変更されているかを検査のタイミングに従
って検査部140で検査を行い、検査の結果、変更が発
生していれば、クライアント200に対してリソースに
変更があったことを通知部150から通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ中の
ファイル、プロセス、ユーザの状態などのようなコンピ
ュータのリソースを他機からの依頼により定期的に検査
し、リソースに変化があったときのみ検査結果を返すこ
とを可能とするリソース変更通知サーバに関する。
ファイル、プロセス、ユーザの状態などのようなコンピ
ュータのリソースを他機からの依頼により定期的に検査
し、リソースに変化があったときのみ検査結果を返すこ
とを可能とするリソース変更通知サーバに関する。
【0002】本発明のリソース変更通知方法は、コンピ
ュータネットワークに接続されたコンピュータ間で他機
上のリソースの変更について知る必要があるコンピュー
タシステムで使用することができる。
ュータネットワークに接続されたコンピュータ間で他機
上のリソースの変更について知る必要があるコンピュー
タシステムで使用することができる。
【0003】
【従来の技術】自機上の情報だけでなく、他機の各種の
情報を利用するコンピュータプログラムにおいて、
(1)他機上のファイルが変更された場合、(2)他機
上で動作しているプロセスに、例えば終了したり新規に
開始したりなどして、その状態に変更が生じた場合、
(3)他機上にユーザが新規にログインしたり、または
ログアウトするなどして、ユーザの状態が変化した場合
などを検出する方法として、クライアントアクティブな
方法とクライアントパッシブな方法がある。
情報を利用するコンピュータプログラムにおいて、
(1)他機上のファイルが変更された場合、(2)他機
上で動作しているプロセスに、例えば終了したり新規に
開始したりなどして、その状態に変更が生じた場合、
(3)他機上にユーザが新規にログインしたり、または
ログアウトするなどして、ユーザの状態が変化した場合
などを検出する方法として、クライアントアクティブな
方法とクライアントパッシブな方法がある。
【0004】前者のクライアントアクティブな方法で
は、他機上の情報の更新に無関係に、他機に対し情報の
ポーリングを行い、このとき収集した情報と過去に収集
した情報との差分から、情報が更新されたか否かを知る
ものである。これは、例えばデータベースサーバとその
クライアントがあり、サーバで情報が更新されたとき、
クライアントは直ちにその情報を収集し、クライアント
上の表示も更新しなければならない場合などにおいて、
データベースクライアントは情報が更新されているか否
かを知るために、情報の更新の有無に関わらず情報を収
集しなければならない場合がある。また、本方法は、サ
ーバ上のメールスプールを定期的に調べ、新規到着の電
子メールの有無を調べるpopper(Post Office Pr
otocol-Version 3,J.Myers,et.al.,RFC 1725,November
1994参照)にも使用されている。
は、他機上の情報の更新に無関係に、他機に対し情報の
ポーリングを行い、このとき収集した情報と過去に収集
した情報との差分から、情報が更新されたか否かを知る
ものである。これは、例えばデータベースサーバとその
クライアントがあり、サーバで情報が更新されたとき、
クライアントは直ちにその情報を収集し、クライアント
上の表示も更新しなければならない場合などにおいて、
データベースクライアントは情報が更新されているか否
かを知るために、情報の更新の有無に関わらず情報を収
集しなければならない場合がある。また、本方法は、サ
ーバ上のメールスプールを定期的に調べ、新規到着の電
子メールの有無を調べるpopper(Post Office Pr
otocol-Version 3,J.Myers,et.al.,RFC 1725,November
1994参照)にも使用されている。
【0005】なお、クライアントアクティブな方法で
は、他機との接続は、常時開設(open)されていても、
その都度開設してもどちらでも構わない。
は、他機との接続は、常時開設(open)されていても、
その都度開設してもどちらでも構わない。
【0006】また、後者のクライアントパッシブな方法
は、他機と常時接続をしておき、他機(すなわち情報提
供側)が情報の変化を検知したら、その情報を他機が送
信するものである。
は、他機と常時接続をしておき、他機(すなわち情報提
供側)が情報の変化を検知したら、その情報を他機が送
信するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法に
は、次に示すような問題がある。まず、前記クライアン
トアクティブな方法、すなわち他機へポーリングを行う
方法では、仮に他機上の情報に変更が生じていなくて
も、ポーリングを行わなければならないため、無用な通
信が発生するという問題がある。この無用な通信は不要
なネットワーク負荷とCPU負荷に生じさせる。また、
World Wide Webサービス(HyperText Transfer Protoco
l-HTTP/1.0,Tim Berners-Lee,et.al.,Interbet Drafts,
March 1995;Universal Resource Identifier,Tim Berne
rs-Lee,RFC 1630,June 1994;およびUniform Resource L
ocators,Tim Berners-Lee,et.al.,RFC1738,December 19
94 参照)のように、情報のポーリングを行うことが画
面の更新を意味するようなプログラムにおいては、頻繁
な画面の書換えが行われ、CPU処理能力的にも視認性
においても問題が生じる。
は、次に示すような問題がある。まず、前記クライアン
トアクティブな方法、すなわち他機へポーリングを行う
方法では、仮に他機上の情報に変更が生じていなくて
も、ポーリングを行わなければならないため、無用な通
信が発生するという問題がある。この無用な通信は不要
なネットワーク負荷とCPU負荷に生じさせる。また、
World Wide Webサービス(HyperText Transfer Protoco
l-HTTP/1.0,Tim Berners-Lee,et.al.,Interbet Drafts,
March 1995;Universal Resource Identifier,Tim Berne
rs-Lee,RFC 1630,June 1994;およびUniform Resource L
ocators,Tim Berners-Lee,et.al.,RFC1738,December 19
94 参照)のように、情報のポーリングを行うことが画
面の更新を意味するようなプログラムにおいては、頻繁
な画面の書換えが行われ、CPU処理能力的にも視認性
においても問題が生じる。
【0008】すなわち、実際に情報が変更された時のみ
情報の収集を行えるような方式を考える必要がある。
情報の収集を行えるような方式を考える必要がある。
【0009】また、前記クライアントパッシブな方法、
すなわち情報提供側(サーバ)が情報に更新があったと
きのみ情報を送信する方法では、上述した余分な通信は
なくなるが、この方法では常時接続しておくことが必要
であるため、コストがかかるという問題がある。一般
に、1つの通信路を管理するには、1つのプロセスと1
つの仮想的な通信口(ソケットとかポートと呼ばれるこ
とが多い)を必要とする。クライアント数が多くなれ
ば、プロセス数の増大となり、特にメモリのような計算
機資源にかなりの圧迫を与えることになる。
すなわち情報提供側(サーバ)が情報に更新があったと
きのみ情報を送信する方法では、上述した余分な通信は
なくなるが、この方法では常時接続しておくことが必要
であるため、コストがかかるという問題がある。一般
に、1つの通信路を管理するには、1つのプロセスと1
つの仮想的な通信口(ソケットとかポートと呼ばれるこ
とが多い)を必要とする。クライアント数が多くなれ
ば、プロセス数の増大となり、特にメモリのような計算
機資源にかなりの圧迫を与えることになる。
【0010】上述したように、いつでもサーバから変更
について通知してくれるサービスを提供するのであるな
らば、常時接続をやめ、代表して1つだけ動作するサー
バ上のプロセスが非同期に情報の送信を行う方式を採る
必要がある。
について通知してくれるサービスを提供するのであるな
らば、常時接続をやめ、代表して1つだけ動作するサー
バ上のプロセスが非同期に情報の送信を行う方式を採る
必要がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コンピュータ内のリソースの
変化を効率的に非同期で他機に通知するリソース変更通
知方法を提供することにある。
その目的とするところは、コンピュータ内のリソースの
変化を効率的に非同期で他機に通知するリソース変更通
知方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、ファイル、プロセス、ユ
ーザの状態などに関する情報であるリソースを有するコ
ンピュータとこのコンピュータをサーバとしたサーバ/
クライアント環境を構成するコンピュータネットワーク
において、クライアントにおいては、リソースの名称で
あるリソース名、そのリソースがどのように変更される
かを記述する変更の種類、そのリソースをどのような時
間間隔で検査するかを記述する検査のタイミング、その
リソースに変更が発生したことを通知する方法を記述し
た通知の手段を有する依頼文を送信し、サーバにおいて
は、クライアントから依頼文を受け取り、依頼文のエラ
ーチェックを行い、このクライアントにその結果を返答
するとともに、受け取った依頼文に一意に定まるジョブ
番号を付与し、これらをデータテーブルに保持し、前記
依頼文に記述されたリソース名が変更の種類によって指
示された方法で変更されているかを検査し、依頼文に記
述された検査のタイミングに従って定期的に前記検査を
行い、前記検査の結果、変更が発生していれば、クライ
アントに対して前記通知の手段を用いてリソースに変更
があったことを通知し、これによりコンピュータ内のリ
ソースの変化を非同期的に他機に通知することを要旨と
する。
め、請求項1記載の本発明は、ファイル、プロセス、ユ
ーザの状態などに関する情報であるリソースを有するコ
ンピュータとこのコンピュータをサーバとしたサーバ/
クライアント環境を構成するコンピュータネットワーク
において、クライアントにおいては、リソースの名称で
あるリソース名、そのリソースがどのように変更される
かを記述する変更の種類、そのリソースをどのような時
間間隔で検査するかを記述する検査のタイミング、その
リソースに変更が発生したことを通知する方法を記述し
た通知の手段を有する依頼文を送信し、サーバにおいて
は、クライアントから依頼文を受け取り、依頼文のエラ
ーチェックを行い、このクライアントにその結果を返答
するとともに、受け取った依頼文に一意に定まるジョブ
番号を付与し、これらをデータテーブルに保持し、前記
依頼文に記述されたリソース名が変更の種類によって指
示された方法で変更されているかを検査し、依頼文に記
述された検査のタイミングに従って定期的に前記検査を
行い、前記検査の結果、変更が発生していれば、クライ
アントに対して前記通知の手段を用いてリソースに変更
があったことを通知し、これによりコンピュータ内のリ
ソースの変化を非同期的に他機に通知することを要旨と
する。
【0013】請求項1記載の本発明では、クライアント
においてリソース名、変更の種類、検査のタイミング、
通知の手段を有する依頼文を送信すると、サーバにおい
て依頼文を受け取り、依頼文に記述されたリソース名が
変更の種類によって指示された方法で変更されているか
を検査のタイミングに従って検査を行い、検査の結果、
変更が発生していれば、クライアントに対してリソース
に変更があったことを通知する。
においてリソース名、変更の種類、検査のタイミング、
通知の手段を有する依頼文を送信すると、サーバにおい
て依頼文を受け取り、依頼文に記述されたリソース名が
変更の種類によって指示された方法で変更されているか
を検査のタイミングに従って検査を行い、検査の結果、
変更が発生していれば、クライアントに対してリソース
に変更があったことを通知する。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、リソースの定義付けを行
い、続いて本発明のリソース変更通知方法が動作する環
境について、すなわちサーバとクライアントとの関係に
ついて説明する。
い、続いて本発明のリソース変更通知方法が動作する環
境について、すなわちサーバとクライアントとの関係に
ついて説明する。
【0015】まず、リソースを定義し、その記述方法に
ついて説明する。コンピュータは、コンピュータ自身が
動作するために各種情報を有している。例えば、コンピ
ュータはファイルが最後にいつ変更されたのか、誰に読
み書きの権限があるのかなどのようにファイルに関する
情報を有している。また、コンピュータは、実行してい
るプロセスに関し、どのユーザが実行依頼をしたのか、
そのプロセスが実行中であるのか、IO待ち状態にある
のかなどのようなプロセス状態に関する情報を有する。
更に、ユーザがログインしていれば、いつからログイン
しているのか、アイドル時間はどのくらいなのか、どこ
からログインしているのかなどのような情報も有する。
これ以外にもコンピュータはネットワークを監視し、電
子メールを送受したりする。
ついて説明する。コンピュータは、コンピュータ自身が
動作するために各種情報を有している。例えば、コンピ
ュータはファイルが最後にいつ変更されたのか、誰に読
み書きの権限があるのかなどのようにファイルに関する
情報を有している。また、コンピュータは、実行してい
るプロセスに関し、どのユーザが実行依頼をしたのか、
そのプロセスが実行中であるのか、IO待ち状態にある
のかなどのようなプロセス状態に関する情報を有する。
更に、ユーザがログインしていれば、いつからログイン
しているのか、アイドル時間はどのくらいなのか、どこ
からログインしているのかなどのような情報も有する。
これ以外にもコンピュータはネットワークを監視し、電
子メールを送受したりする。
【0016】このようにコンピュータ自身が管理してい
る自機に関する全ての情報をその機の「リソース」とこ
こで呼ぶ。リソースには前記のようにファイルであった
り、プロセスであったり、ユーザに関する情報であった
りと、いくつも異なる性質のものがあるが、このような
性質毎に分類し、名前をつけたものを「リソースの種
類」と呼ぶ。
る自機に関する全ての情報をその機の「リソース」とこ
こで呼ぶ。リソースには前記のようにファイルであった
り、プロセスであったり、ユーザに関する情報であった
りと、いくつも異なる性質のものがあるが、このような
性質毎に分類し、名前をつけたものを「リソースの種
類」と呼ぶ。
【0017】リソースを有する機の名称(マシン名)、
リソースの種類、そしてそのリソースそのものの名称と
を併せて、「リソース名」と呼ぶ。ここでは、リソース
名を のように”:”と”/”で連結した文字列で表現する。
例えば、マシン名がdogのコンピュータにあるリソース
の種類がfileであるリソースが /home/kaori/inuなら
ば、そのリソース名をfile://dog/home/kaori/inu と記
述する。マシン名は省略可能で、省略された場合はサー
バが動作しているマシン名がそれに充当される。
リソースの種類、そしてそのリソースそのものの名称と
を併せて、「リソース名」と呼ぶ。ここでは、リソース
名を のように”:”と”/”で連結した文字列で表現する。
例えば、マシン名がdogのコンピュータにあるリソース
の種類がfileであるリソースが /home/kaori/inuなら
ば、そのリソース名をfile://dog/home/kaori/inu と記
述する。マシン名は省略可能で、省略された場合はサー
バが動作しているマシン名がそれに充当される。
【0018】次に、本発明のリソース変更通知方法が動
作する環境について説明する。複数のコンピュータがコ
ンピュータネットワークによって接続されているとす
る。本発明の特徴である「コンピュータ内のリソースの
変化を同期的に他機に通知する」サービスを提供するコ
ンピュータまたはそのプロセスを「サーバ」と呼び、こ
のサービスを呼び出す他のコンピュータを「クライアン
ト」と呼ぶ。1つのサーバを複数のクライアントで呼び
出しても構わない。また、依頼を行うクライアントと、
その依頼の結果を受け取るクライアントが別のものであ
っても構わない。
作する環境について説明する。複数のコンピュータがコ
ンピュータネットワークによって接続されているとす
る。本発明の特徴である「コンピュータ内のリソースの
変化を同期的に他機に通知する」サービスを提供するコ
ンピュータまたはそのプロセスを「サーバ」と呼び、こ
のサービスを呼び出す他のコンピュータを「クライアン
ト」と呼ぶ。1つのサーバを複数のクライアントで呼び
出しても構わない。また、依頼を行うクライアントと、
その依頼の結果を受け取るクライアントが別のものであ
っても構わない。
【0019】次に、図面を用いて本発明の実施形態を説
明する。図1は、本発明の一実施形態に係るリソース変
更通知方法を実施するサーバの構成を示す図である。同
図に示すサーバ、すなわちリソース変更通知サーバ10
0は、クライアントからの依頼文を受け付ける登録部1
10、クライアントからの依頼文を保存し、依頼文にジ
ョブ番号を付与するデータテーブル120、指定時間間
隔おきに検査部を呼び出すタイマ130、リソースに変
化が起ったかを調べる検査部140、および変化があっ
た場合、クライアントに通知する通知部150を有す
る。該リソース変更通知サーバ100は、その登録部1
10および通知部150においてコンピュータネットワ
ーク400を介してリソース変更通知クライアント20
0と互いに通信を行う。この通信の経路は、アルファベ
ットA−Iで示されている。また、リソース変更通知サ
ーバ100は、その検査部140がファイル310、プ
ロセス320、ユーザ情報330などからなるリソース
300に接続されている。
明する。図1は、本発明の一実施形態に係るリソース変
更通知方法を実施するサーバの構成を示す図である。同
図に示すサーバ、すなわちリソース変更通知サーバ10
0は、クライアントからの依頼文を受け付ける登録部1
10、クライアントからの依頼文を保存し、依頼文にジ
ョブ番号を付与するデータテーブル120、指定時間間
隔おきに検査部を呼び出すタイマ130、リソースに変
化が起ったかを調べる検査部140、および変化があっ
た場合、クライアントに通知する通知部150を有す
る。該リソース変更通知サーバ100は、その登録部1
10および通知部150においてコンピュータネットワ
ーク400を介してリソース変更通知クライアント20
0と互いに通信を行う。この通信の経路は、アルファベ
ットA−Iで示されている。また、リソース変更通知サ
ーバ100は、その検査部140がファイル310、プ
ロセス320、ユーザ情報330などからなるリソース
300に接続されている。
【0020】このような構成において、リソース変更通
知クライアント200は、リソース変更通知サーバ10
0上のリソース300に変更があったら通知をしてもら
いたいことをサーバ100に対して経路Aを介して登録
部110に依頼する。この依頼文は、次の要素からな
る。 ・リソース名 ・変更の種類 ・検査のタイミング ・通知の手段
知クライアント200は、リソース変更通知サーバ10
0上のリソース300に変更があったら通知をしてもら
いたいことをサーバ100に対して経路Aを介して登録
部110に依頼する。この依頼文は、次の要素からな
る。 ・リソース名 ・変更の種類 ・検査のタイミング ・通知の手段
【0021】リソース名は、先に定義したサーバの検査
対象となるリソースの名称である。前述のように、ファ
イルであるならばファイル名になり、プロセスであるな
らばプロセス名(またはプロセスID)となる。変更の
種類には、リソース名で指示したリソースにどのような
変化が起きれば通知するかを記述する。例えば、新たに
リソースが生成されたならば「生成」、リソースが削除
されたならば「削除」といったようにリソースに対する
オペランドとなる語句である。
対象となるリソースの名称である。前述のように、ファ
イルであるならばファイル名になり、プロセスであるな
らばプロセス名(またはプロセスID)となる。変更の
種類には、リソース名で指示したリソースにどのような
変化が起きれば通知するかを記述する。例えば、新たに
リソースが生成されたならば「生成」、リソースが削除
されたならば「削除」といったようにリソースに対する
オペランドとなる語句である。
【0022】検査のタイミングは、指定されたリソース
に指示された変更があったかを検査するタイミングであ
る。例えば、5秒に1回というように記述する。通知の
手段は、サーバがリソースの変更を検知した場合に、ク
ライアントへ通知する手段を記述する。例えば、指定ア
ドレスに電子メールを送信するとか指定ポートに電文を
送信するのように記述する。
に指示された変更があったかを検査するタイミングであ
る。例えば、5秒に1回というように記述する。通知の
手段は、サーバがリソースの変更を検知した場合に、ク
ライアントへ通知する手段を記述する。例えば、指定ア
ドレスに電子メールを送信するとか指定ポートに電文を
送信するのように記述する。
【0023】前記4項からなる依頼文中、重要なのは
「リソース名」と「変更の種類」である。「検査のタイ
ミング」や「通知の手段」については、デフォルトの方
法をサーバ中に用意することにより依頼文から省いても
構わない。
「リソース名」と「変更の種類」である。「検査のタイ
ミング」や「通知の手段」については、デフォルトの方
法をサーバ中に用意することにより依頼文から省いても
構わない。
【0024】この依頼文をリソース変更通知クライアン
ト200から受け取るのは、サーバ100中の登録部1
10である(経路A)。登録部110は常時待機状態に
あり、リソース変更通知クライアント200からの接続
を監視しており、接続成立と同時に活性化する。登録部
110は受けた依頼文のエラーチェックを行い、データ
テーブル120に依頼文を格納する(経路C)。登録部
100はまた依頼文がサーバ100に受理された、拒否
された、またはエラーがあるため受理できないなどの返
信を経路Bを介してリソース変更通知クライアント20
0に返す。依頼文と返信のやりとりが終了したら、接続
(経路A,B)は切断される。
ト200から受け取るのは、サーバ100中の登録部1
10である(経路A)。登録部110は常時待機状態に
あり、リソース変更通知クライアント200からの接続
を監視しており、接続成立と同時に活性化する。登録部
110は受けた依頼文のエラーチェックを行い、データ
テーブル120に依頼文を格納する(経路C)。登録部
100はまた依頼文がサーバ100に受理された、拒否
された、またはエラーがあるため受理できないなどの返
信を経路Bを介してリソース変更通知クライアント20
0に返す。依頼文と返信のやりとりが終了したら、接続
(経路A,B)は切断される。
【0025】データテーブル120は、まず受けた依頼
文に一意に定まるジョブ番号を付与する。それから、依
頼文を要素に分解し、ジョブ番号とともに、タイマ13
0には検査のタイミングを、検査部140にはリソース
名と変更の種類を、通知部150には通知の手段をそれ
ぞれ送信する(経路D,E,F)。
文に一意に定まるジョブ番号を付与する。それから、依
頼文を要素に分解し、ジョブ番号とともに、タイマ13
0には検査のタイミングを、検査部140にはリソース
名と変更の種類を、通知部150には通知の手段をそれ
ぞれ送信する(経路D,E,F)。
【0026】タイマ130はデータテーブル120から
の送信を受け取ると、活性化する。タイマ130は検査
のタイミングに示された時間間隔で検査部140にジョ
ブ番号を送信する(経路G)。
の送信を受け取ると、活性化する。タイマ130は検査
のタイミングに示された時間間隔で検査部140にジョ
ブ番号を送信する(経路G)。
【0027】検査部140は、タイマ130からジョブ
番号を受けると、そのジョブ番号と組になっているリソ
ースに変化が生じているかを調べる。検査部140はオ
ペレーティングシステムに対し、リソースの変化に関す
る情報を要求し(経路H)、それが変更の種類と一致す
る場合に、通知部150に変化があったことを通知する
(経路I)。オペレーティングシステムが「リソースの
変化に関する情報」を持っていない場合、検査部140
はリソースに関する情報を独自に持たなければならな
い。例えば、オペレーティングシステムには「現在誰が
ログインしているか」の情報はあるが、「誰がここ10
分以内にログアウトしたか」という情報はないとする。
このとき検査部140はユーザのログイン履歴に関する
データベースをその内部に持つことにより、「現在誰が
ログインしているか」についての情報の履歴から「誰が
いなくなった」かを類推しなければならない。
番号を受けると、そのジョブ番号と組になっているリソ
ースに変化が生じているかを調べる。検査部140はオ
ペレーティングシステムに対し、リソースの変化に関す
る情報を要求し(経路H)、それが変更の種類と一致す
る場合に、通知部150に変化があったことを通知する
(経路I)。オペレーティングシステムが「リソースの
変化に関する情報」を持っていない場合、検査部140
はリソースに関する情報を独自に持たなければならな
い。例えば、オペレーティングシステムには「現在誰が
ログインしているか」の情報はあるが、「誰がここ10
分以内にログアウトしたか」という情報はないとする。
このとき検査部140はユーザのログイン履歴に関する
データベースをその内部に持つことにより、「現在誰が
ログインしているか」についての情報の履歴から「誰が
いなくなった」かを類推しなければならない。
【0028】依頼文で指示されたリソースが指定の変更
の種類で変更されたことを検査部140が検知したら、
検査部140は通知部150に変更があったことをジョ
ブ番号に送信することにより通知する(経路I)。通知
部150はそのジョブ番号と組になっている通知の手段
を用いて、リソース変更通知クライアント200に対し
て、変更があったことを通知する(経路J)。
の種類で変更されたことを検査部140が検知したら、
検査部140は通知部150に変更があったことをジョ
ブ番号に送信することにより通知する(経路I)。通知
部150はそのジョブ番号と組になっている通知の手段
を用いて、リソース変更通知クライアント200に対し
て、変更があったことを通知する(経路J)。
【0029】次に、上述したリソース変更通知サーバ1
00がどのように動作するかについて具体例を挙げて説
明する。
00がどのように動作するかについて具体例を挙げて説
明する。
【0030】リソース変更通知クライアント200が2
つあり、それらをそれぞれC1 ,C2 とする。リソース
変更通知クライアントC1 ,C2 はそれぞれ表1に揚げ
る依頼文を送信したとする(それぞれR1 ,…,R3 と
呼ぶ)。
つあり、それらをそれぞれC1 ,C2 とする。リソース
変更通知クライアントC1 ,C2 はそれぞれ表1に揚げ
る依頼文を送信したとする(それぞれR1 ,…,R3 と
呼ぶ)。
【0031】
【表1】
【0032】依頼文R1 は、リソース変更通知クライア
ントC1 からファイル/foo の内容が変更(change)さ
れていたら、電子メールを用いて、hoge@hogehogeに通
知するように依頼している。サーバは/foo が変更され
たかどうかを10秒に1回調べる。依頼文R2 もリソー
ス変更通知クライアントC1 からXと呼ばれるプロセス
が終了(exit)したら、TCPポート8086番を用い
てhogehogeと呼ばれるマシンに電文を送出することを依
頼している。サーバはプロセスXが存在するかどうかを
1分に1度調べる。依頼文R3 はリソース変更通知クラ
イアントC2 からで、ユーザbar の状態を1時間に1回
調べ、いなくなった(disappear )ならば、依頼文R2
と同様にTCPコネクションを介して通知するように依
頼している。
ントC1 からファイル/foo の内容が変更(change)さ
れていたら、電子メールを用いて、hoge@hogehogeに通
知するように依頼している。サーバは/foo が変更され
たかどうかを10秒に1回調べる。依頼文R2 もリソー
ス変更通知クライアントC1 からXと呼ばれるプロセス
が終了(exit)したら、TCPポート8086番を用い
てhogehogeと呼ばれるマシンに電文を送出することを依
頼している。サーバはプロセスXが存在するかどうかを
1分に1度調べる。依頼文R3 はリソース変更通知クラ
イアントC2 からで、ユーザbar の状態を1時間に1回
調べ、いなくなった(disappear )ならば、依頼文R2
と同様にTCPコネクションを介して通知するように依
頼している。
【0033】リソース変更通知クライアントC1 ,C2
はそれぞれ別個に登録部110と接続をし、先の依頼文
R1 ,R2 ,R3 を送る。登録部110は依頼文の構文
解析を行い、それにエラーがあればエラー理由を、正し
ければ受け付けられた旨を依頼元に通知する。表1の依
頼文R2 中の変更の種類のexitは、実は構文的に誤り
で、本当はdoneでなければならなかったとすると、登録
部110はリソース変更通知クライアントC1 に対して
エラーがあった旨を通知する。正しい構文であった依頼
文R1 ,R3 はデータテーブル120に登録されるが、
誤り文を含んだ依頼文R2 は登録されない。
はそれぞれ別個に登録部110と接続をし、先の依頼文
R1 ,R2 ,R3 を送る。登録部110は依頼文の構文
解析を行い、それにエラーがあればエラー理由を、正し
ければ受け付けられた旨を依頼元に通知する。表1の依
頼文R2 中の変更の種類のexitは、実は構文的に誤り
で、本当はdoneでなければならなかったとすると、登録
部110はリソース変更通知クライアントC1 に対して
エラーがあった旨を通知する。正しい構文であった依頼
文R1 ,R3 はデータテーブル120に登録されるが、
誤り文を含んだ依頼文R2 は登録されない。
【0034】データテーブル120はジョブ番号を依頼
文R1 ,R3 に付与する。ジョブ番号をそれぞれJ1 ,
J2 とする。データテーブル120は、タイマ130に
ジョブ番号と検査のタイミングの組(J1 ,10sec
)、(J2 ,1hour)を、検査部140にジョブ番号
とリソース名と変更の種類の組(J1 ,file:/foo ,
change)、(J2 ,user:bar ,be)を、通知部150
にはジョブ番号と通知の手段の組(J1 ,mail hoge @
hogehoge)、(J2 ,TCP hagehage :8087)をそれ
ぞれ通知する。
文R1 ,R3 に付与する。ジョブ番号をそれぞれJ1 ,
J2 とする。データテーブル120は、タイマ130に
ジョブ番号と検査のタイミングの組(J1 ,10sec
)、(J2 ,1hour)を、検査部140にジョブ番号
とリソース名と変更の種類の組(J1 ,file:/foo ,
change)、(J2 ,user:bar ,be)を、通知部150
にはジョブ番号と通知の手段の組(J1 ,mail hoge @
hogehoge)、(J2 ,TCP hagehage :8087)をそれ
ぞれ通知する。
【0035】タイマ130は検査部140に10秒に1
回J1 を、1時間に1回J2 を送信する。送信を受けた
検査部140は、J1 を受けたらファイル/foo の内容
が変更されたかどうか調べる。また、J1 を受けたらユ
ーザbar がいるかどうかをオペレーティングシステムに
問い合わせる。
回J1 を、1時間に1回J2 を送信する。送信を受けた
検査部140は、J1 を受けたらファイル/foo の内容
が変更されたかどうか調べる。また、J1 を受けたらユ
ーザbar がいるかどうかをオペレーティングシステムに
問い合わせる。
【0036】ここで例えば、オペレーティングシステム
にはファイルがここ10秒以内に変更されたという情報
を保持しないが、ファイルが変更された時間だけは保持
しているとする。この場合、単純にオペレーティングシ
ステムに変更があったかどうかを問い合わせることはで
きないので、検査部150は別の手段を講じなければな
らない。幸い変更時間は記録されるので、10秒おきの
タイマ130の要求の都度変更時間を収集し、前回収集
した値と異なるようならば変更があったとし、そうでな
ければ変更がなかったと判定する。
にはファイルがここ10秒以内に変更されたという情報
を保持しないが、ファイルが変更された時間だけは保持
しているとする。この場合、単純にオペレーティングシ
ステムに変更があったかどうかを問い合わせることはで
きないので、検査部150は別の手段を講じなければな
らない。幸い変更時間は記録されるので、10秒おきの
タイマ130の要求の都度変更時間を収集し、前回収集
した値と異なるようならば変更があったとし、そうでな
ければ変更がなかったと判定する。
【0037】J1 (すなわちファイル/foo )について
は全く変化が見られなかったが、ジョブが開始されてか
ら2時間10分後にユーザbar がログアウトしたとす
る。タイマ130は、1,2,3,…時間経過後に検査
部140にJ2 についての検査をするように通知するの
で、検査部140はジョブを受け付けてから3時間後に
ユーザbar がログアウトしたことを知る。検査部140
は直ちにJ2 を通知部150に送信する。
は全く変化が見られなかったが、ジョブが開始されてか
ら2時間10分後にユーザbar がログアウトしたとす
る。タイマ130は、1,2,3,…時間経過後に検査
部140にJ2 についての検査をするように通知するの
で、検査部140はジョブを受け付けてから3時間後に
ユーザbar がログアウトしたことを知る。検査部140
は直ちにJ2 を通知部150に送信する。
【0038】送信部150はJ2 の通知手段であるTC
P hagehage:8087を用いてリソースが変化したことを通
知する。具体的には通知部150はhagehageという名前
を持つコンピュータとTCPポート8087番を用いて通信
を開始する。このときhagehageには通信を受ける用意が
できていなければならないが、これはhagehage側の責任
であってサーバの責任ではない。送信部150はhageha
geとの間にあいた通信路を介して、ジョブ番号J2 が起
こった意の電文を送信し、直ちにその通信路を切断す
る。これでhagehageはユーザbar がいなくなったことを
知るのである。
P hagehage:8087を用いてリソースが変化したことを通
知する。具体的には通知部150はhagehageという名前
を持つコンピュータとTCPポート8087番を用いて通信
を開始する。このときhagehageには通信を受ける用意が
できていなければならないが、これはhagehage側の責任
であってサーバの責任ではない。送信部150はhageha
geとの間にあいた通信路を介して、ジョブ番号J2 が起
こった意の電文を送信し、直ちにその通信路を切断す
る。これでhagehageはユーザbar がいなくなったことを
知るのである。
【0039】上述したように、本実施形態では、クライ
アントは依頼文を1回送出するだけで、あとはサーバか
らの変更の通知だけを待てばよいようになるので、変更
の通知を受けてから、クライアントは変更された情報を
収集しにいけばよく、これにより、不要な接続や情報収
集が不要になる。
アントは依頼文を1回送出するだけで、あとはサーバか
らの変更の通知だけを待てばよいようになるので、変更
の通知を受けてから、クライアントは変更された情報を
収集しにいけばよく、これにより、不要な接続や情報収
集が不要になる。
【0040】すなわち、各種リソースの変更が行われた
ことを非同期的に通知するようにクライアントがサーバ
に依頼することができ、かつこの依頼の方法は特定のリ
ソースに従属するものでなく、また統一的な手段で行え
るようになっており(登録部およびデータテーブル)、
この依頼によって指示されたリソースを定期的(タイ
マ)に検査し、検査結果が真の時のみクライアントに通
知することができる。この結果、ネットワーク負荷およ
びCPU負荷の軽減、クライアントからの要求に対する
統一的なサービスの提供、自由度の高い設定方法をその
特徴とした「コンピュータ内のリソースの変化を非同期
的に他機に通知する」サービスを提供できる。
ことを非同期的に通知するようにクライアントがサーバ
に依頼することができ、かつこの依頼の方法は特定のリ
ソースに従属するものでなく、また統一的な手段で行え
るようになっており(登録部およびデータテーブル)、
この依頼によって指示されたリソースを定期的(タイ
マ)に検査し、検査結果が真の時のみクライアントに通
知することができる。この結果、ネットワーク負荷およ
びCPU負荷の軽減、クライアントからの要求に対する
統一的なサービスの提供、自由度の高い設定方法をその
特徴とした「コンピュータ内のリソースの変化を非同期
的に他機に通知する」サービスを提供できる。
【0041】このサービスを使用すれば、例えば常に最
新の情報を必要とするデータベースクライアントは、本
発明のサーバに対して、情報の更新を通知するように依
頼を行っておき、サーバ上のファイルが更新されたこと
が知らされれば、データベースクライアントはこのとき
新ファイルをダウンロードすればよい。このような非同
期的な変化に対する情報を提供するサービスには、これ
以外にも各種の用途が見いだされるであろう。
新の情報を必要とするデータベースクライアントは、本
発明のサーバに対して、情報の更新を通知するように依
頼を行っておき、サーバ上のファイルが更新されたこと
が知らされれば、データベースクライアントはこのとき
新ファイルをダウンロードすればよい。このような非同
期的な変化に対する情報を提供するサービスには、これ
以外にも各種の用途が見いだされるであろう。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クライアントにおいてリソース名、変更の種類、検査の
タイミング、通知の手段を有する依頼文を送信すると、
サーバにおいて依頼文を受け取り、依頼文に記述された
リソース名が変更の種類によって指示された方法で変更
されているかを検査のタイミングに従って検査を行い、
検査の結果、変更が発生していれば、クライアントに対
してリソースに変更があったことを通知するので、従来
のような無用な通信や常時接続の必要なく、非同期にリ
ソースの変化を他機に通知することができ、ネットワー
ク負荷を低く抑えることができ、またコンピュータの負
荷を軽減することができるとともに、更に多岐にわたる
コンピュータのリソースに関する情報に自コンピュータ
内にあると同じくらい容易に統一的手段でもってアクセ
スができる。
クライアントにおいてリソース名、変更の種類、検査の
タイミング、通知の手段を有する依頼文を送信すると、
サーバにおいて依頼文を受け取り、依頼文に記述された
リソース名が変更の種類によって指示された方法で変更
されているかを検査のタイミングに従って検査を行い、
検査の結果、変更が発生していれば、クライアントに対
してリソースに変更があったことを通知するので、従来
のような無用な通信や常時接続の必要なく、非同期にリ
ソースの変化を他機に通知することができ、ネットワー
ク負荷を低く抑えることができ、またコンピュータの負
荷を軽減することができるとともに、更に多岐にわたる
コンピュータのリソースに関する情報に自コンピュータ
内にあると同じくらい容易に統一的手段でもってアクセ
スができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るリソース変更通知方
法を実施するリソース変更通知サーバの構成を示すブロ
ック図である。
法を実施するリソース変更通知サーバの構成を示すブロ
ック図である。
100 リソース変更通知サーバ 110 登録部 120 データテーブル 130 タイマ 140 検査部 150 通知部 200 リソース変更通知クライアント 300 リソース 310 ファイル 320 プロセス 330 ユーザ情報
Claims (1)
- 【請求項1】 ファイル、プロセス、ユーザの状態など
に関する情報であるリソースを有するコンピュータとこ
のコンピュータをサーバとしたサーバ/クライアント環
境を構成するコンピュータネットワークにおいて、 クライアントにおいては、リソースの名称であるリソー
ス名、そのリソースがどのように変更されるかを記述す
る変更の種類、そのリソースをどのような時間間隔で検
査するかを記述する検査のタイミング、そのリソースに
変更が発生したことを通知する方法を記述した通知の手
段を有する依頼文を送信し、 サーバにおいては、クライアントから依頼文を受け取
り、依頼文のエラーチェックを行い、このクライアント
にその結果を返答するとともに、受け取った依頼文に一
意に定まるジョブ番号を付与し、これらをデータテーブ
ルに保持し、前記依頼文に記述されたリソース名が変更
の種類によって指示された方法で変更されているかを検
査し、依頼文に記述された検査のタイミングに従って定
期的に前記検査を行い、前記検査の結果、変更が発生し
ていれば、クライアントに対して前記通知の手段を用い
てリソースに変更があったことを通知し、これによりコ
ンピュータ内のリソースの変化を非同期的に他機に通知
することを特徴とするリソース変更通知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249722A JPH0991232A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | リソース変更通知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249722A JPH0991232A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | リソース変更通知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991232A true JPH0991232A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17197231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249722A Pending JPH0991232A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | リソース変更通知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991232A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09181723A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-11 | Fujitsu Ltd | ネットワークにおける資源の変化を通知するネットワーク資源監視システムおよび方法 |
JPH1153238A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散情報検索方法及びシステム及び分散情報検索プログラムを格納した記憶媒体 |
JP2002517818A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | エスアールアイ インターナショナル | 低帯域幅クライアント/サーバオブジェクト指向システムにおいて情報を更新する方法および装置 |
US7024668B2 (en) | 2000-05-15 | 2006-04-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Application execution apparatus and method |
JP2006127123A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | アプリケーションサーバ、データベースサーバ、ウェブ検索システム、検索結果取得方法、検索結果応答方法、検索結果取得プログラムおよび検索結果応答プログラム |
JP2011513814A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-04-28 | マイクロソフト コーポレーション | 機能のレベルに合ったコンテンツ管理 |
US8805817B2 (en) | 2008-02-26 | 2014-08-12 | Microsoft Corporation | Techniques to consume content and metadata |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249722A patent/JPH0991232A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09181723A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-11 | Fujitsu Ltd | ネットワークにおける資源の変化を通知するネットワーク資源監視システムおよび方法 |
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JP2002517818A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | エスアールアイ インターナショナル | 低帯域幅クライアント/サーバオブジェクト指向システムにおいて情報を更新する方法および装置 |
US7024668B2 (en) | 2000-05-15 | 2006-04-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Application execution apparatus and method |
US8028289B2 (en) | 2000-05-15 | 2011-09-27 | Panasonic Corporation | Application execution apparatus and method for managing special threads to notify listeners of resource status changes |
JP2006127123A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | アプリケーションサーバ、データベースサーバ、ウェブ検索システム、検索結果取得方法、検索結果応答方法、検索結果取得プログラムおよび検索結果応答プログラム |
JP2011513814A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-04-28 | マイクロソフト コーポレーション | 機能のレベルに合ったコンテンツ管理 |
US8805817B2 (en) | 2008-02-26 | 2014-08-12 | Microsoft Corporation | Techniques to consume content and metadata |
US9264669B2 (en) | 2008-02-26 | 2016-02-16 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Content management that addresses levels of functionality |
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