JPH09181632A - 遅延自動利得制御回路 - Google Patents

遅延自動利得制御回路

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JPH09181632A
JPH09181632A JP7335127A JP33512795A JPH09181632A JP H09181632 A JPH09181632 A JP H09181632A JP 7335127 A JP7335127 A JP 7335127A JP 33512795 A JP33512795 A JP 33512795A JP H09181632 A JPH09181632 A JP H09181632A
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voltage
agc
gain control
automatic gain
delayed
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JP7335127A
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Sanenobu Okada
実展 岡田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/52Automatic gain control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡単な遅延AGC電圧設定部8を用
い、かつ、回路各部の特性のバラツキに対し無調整で高
周波増幅部2のAGC開始点を所定の受信信号レベルに
合致可能な遅延自動利得制御回路を提供する。 【解決手段】 高周波増幅部2を含むチューナ1と、チ
ューナ1の出力信号に依存したAGC電圧VAGC を発生
するAGC電圧発生部7と、AGC電圧VAGC を遅延A
GC電圧VDAGCに変換してチューナ1の高周波増幅部2
に供給するAGC電圧設定部8とを備え、AGC電圧設
定部8は、電源電圧を分圧する抵抗分圧器18と、抵抗
分圧器18の1つの分圧点18(1)に接続され、AG
C電圧VAG C の大きさに応じてAGC電圧VAGC を1つ
の分圧点18(1)に選択的に供給するダイオード19
とからなり、抵抗分圧器18の他の分圧点18(2)か
ら遅延AGC電圧VDAGCを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遅延自動利得制御
回路に係わり、特に、自動利得制御電圧設定部によっ
て、チューナの高周波増幅部における遅延自動利得制御
の開始点を、チューナの利得、中間周波増幅部の利得、
中間周波増幅部の利得制御特性の各バラツキ等に関係な
しにほぼ一定に設定した遅延自動利得制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】チューナを備える受信装置においては、
通常、高周波増幅部及び中間周波増幅部に自動利得制御
(以下、これをAGCという)電圧を供給し、受信信号
の信号レベルの大きな変動に対して検波出力レベルの変
化を比較的小さくするAGCを実行している。そして、
AGCを実行する高周波増幅部及び中間周波増幅部にお
いては、信号歪や雑音指数(NF)をそれぞれ最適な状
態にするためにAGCの開始点を個別に決める必要があ
り、高周波増幅部におけるAGC電圧対利得特性と、中
間周波増幅部におけるAGC電圧対利得特性とを独立に
設定する構成を採用している。そして、好適な例として
は、中間周波増幅部においてはAGC電圧の変化に即時
に対応して利得が変化するリバースAGCを行い、一
方、高周波増幅部においてはAGC電圧が所定以上に変
化したとき始めて利得が変化する遅延リバースAGCを
行う回路、即ち、遅延AGC回路を採用している。
【0003】ここで、図4は、かかる既知の遅延AGC
回路の構成の一例を示すブロック図であり、図5は、図
4に図示の既知の遅延AGC回路における受信信号レベ
ルと各AGC電圧との関係の一例を示す特性図である。
【0004】図4に示されるように、この既知の遅延A
GC回路は、高周波(RF)増幅部41と、混合部42
と、局部発振器43と、中間周波(IF)増幅部44
と、映像(ビデオ)検波部45と、AGC電圧発生部4
6と、遅延AGC電圧発生部47とを備え、高周波増幅
部41、混合部42、局部発振器43とによってチュー
ナ40が構成されている。
【0005】そして、高周波増幅部41は、入力端がチ
ューナ入力端子49を通して受信アンテナ48に接続さ
れ、出力端が混合部42の一方の入力端に接続される。
混合部42は、他方の入力端が局部発振器43に接続さ
れ、出力端がチューナ出力端子49を通して中間周波増
幅部44の入力端に接続される。映像検波部45は、入
力端が中間周波増幅部44の出力端に接続され、出力端
がAGC電圧発生部46の入力端に接続される。AGC
電圧発生部46は、一方の出力端が中間周波増幅部44
の制御端に接続され、他方の出力端が遅延AGC電圧発
生部47の入力端に接続される。遅延AGC電圧発生部
47は、出力端が高周波増幅部41の制御端に接続され
る。
【0006】前記構成による遅延AGC回路は、次のよ
うに動作する。
【0007】受信アンテナ48で受信された受信信号
は、チューナ入力端子49を通して高周波増幅部41に
加えられ、高周波増幅部41で増幅される。増幅された
受信信号は、混合部42で局部発振器43からの発振信
号と周波数混合され、周波数混合信号がチューナ出力端
子50を通して中間周波増幅部44に加えられる。周波
数混合信号は、中間周波増幅部44で中間周波数に一致
した中間周波信号だけが選択増幅され、映像検波部45
に加えられる。映像検波部45は、入力された中間周波
信号を映像検波し、映像検波出力をAGC電圧発生部4
6に加える。このとき、AGC電圧発生部46は、図5
に図示の曲線で示される第1のAGC電圧VAGC と同
図の曲線で示される第2のAGC電圧VIAGCとを発生
する。第2のAGC電圧VIAGCは中間周波増幅部44に
加えられ、中間周波増幅部44は第2のAGC電圧V
IAGCに応じて利得が制御される。また、第1のAGC電
圧VAG C は遅延AGC電圧発生部47に加えられ、遅延
AGC電圧発生部47は入力された第1のAGC電圧V
AGC に応答して図5に図示の曲線で示される遅延AG
C電圧VDAGCを発生する。遅延AGC電圧VDAGCは高周
波増幅部41に加えられ、高周波増幅部41は遅延AG
C電圧VDAGCに応じて利得が制御される。
【0008】ここで、図5に示されるように、受信信号
レベルが小さく、レベルL1 以下の第1の期間において
は、映像検波部45から出力される映像検波出力は比較
的小さく、AGC電圧発生部46から出力される第1の
AGC電圧VAGC (曲線)は受信信号レベルが増大す
るに従って最大値から順次減少する特性を示し、第2の
AGC電圧VIAGC(曲線)も受信信号レベルが増大す
るに従って最大値から順次減少する特性を示す。また、
遅延AGC電圧発生部47は、受信信号レベルの増大に
伴って順次減少する第1のAGC電圧VAGC が入力され
ても、第1のAGC電圧VAGC が比較的大きい範囲内に
あるので、最大値を示す一定電圧が遅延AGC電圧V
DAGC(曲線)として出力される。従って、この第1の
期間には、中間周波増幅部44において受信信号レベル
に対応したAGCが実行され、高周波増幅部41におい
てAGCが実行されずに、高周波増幅部41は最大の利
得になっている。
【0009】次に、受信信号レベルが増大し、レベルL
1 とレベルL2 との間の第2の期間においては、映像検
波出力は受信信号レベルの増大に対応して増大し、第1
のAGC電圧VAGC (曲線)は第1の期間に引き続き
受信信号レベルが増大するに従って順次減少する特性を
示すが、第2のAGC電圧VIAGC(曲線)は受信信号
レベルが増大してもほぼ一定で最小値になる特性を示
す。また、遅延AGC電圧発生部47は、第1のAGC
電圧VAGC が比較的小さい範囲内に低下したことによ
り、受信信号レベルの増大に伴って順次減少する第1の
AGC電圧VAGC に伴って順次減少する遅延AGC電圧
DAGC(曲線)を出力する。従って、この第2の期間
には、高周波増幅部41において受信信号レベルに対応
した遅延AGCが実行され、中間周波増幅部44におい
てAGCが実行されずに、中間周波増幅部44は最小の
利得になっている。
【0010】続いて、受信信号レベルがさらに増大し、
レベルL2 を超えた第3の期間においては、映像検波出
力は前と同様に受信信号レベルの増大に対応して増大
し、第1のAGC電圧VAGC (曲線)は第2の期間に
引き続き受信信号レベルが増大するに従って順次減少す
る特性を示し、第2のAGC電圧VIAGC(曲線)は第
2の期間に引き続き受信信号レベルが増大してもほぼ一
定で最小値になる特性を示す。また、遅延AGC電圧発
生部47は、第1のAGC電圧VAGC が最も小さい範囲
内に低下したことにより、受信信号レベルが増大しても
ほぼ一定で最小値の遅延AGC電圧VDAGC(曲線)を
出力する。従って、この第3の期間には、高周波増幅部
41において遅延AGCが実行されずに、高周波増幅部
41は最小の利得になっており、中間周波増幅部44に
おいてもAGCが実行されずに、中間周波増幅部44は
最小の利得になっている。
【0011】このように、前記既知の遅延AGC回路に
よれば、受信信号レベルに応じて、高周波増幅部41で
選択的に遅延AGCが行われ、また、中間周波増幅部4
4で選択的にAGCが行われ、受信信号レベルに直接的
に依存しない検波出力を得ることができる。
【0012】ところで、前記既知の遅延AGC回路に
は、遅延AGC回路毎に、チューナ40内の利得、中間
周波増幅部44の利得、中間周波増幅部44のAGC特
性(AGC電圧VAGC の変化に対応した利得減衰曲線)
等にバラツキがあるのが普通であり、それによって、A
GC電圧発生部46から出力される第1のAGC電圧V
AGC や第2のAGC電圧VIAGC、及び/または、遅延A
GC電圧発生部47から出力される遅延AGC電圧V
DAGCにバラツキがある。そして、遅延AGC電圧VDAGC
にバラツキがあると、高周波増幅部41において遅延A
GCが開始される受信信号レベルにバラツキを生じ、所
要のAGC特性を得られないという不都合が発生する。
【0013】かかる不都合を除くために、遅延AGC電
圧発生部に第1のAGC電圧VAGCのバラツキを調整す
るボリュームを外付けし、このボリュームによって遅延
AGC電圧VDAGCを調整し、高周波増幅部においてAG
Cが開始される受信信号レベルが一定になるようにした
遅延AGC回路が開発され、例えば、実開昭63−14
0773号に開示されている。
【0014】図6は、前記実開昭63−140773号
に開示された遅延AGC回路を示す概要構成図である。
【0015】図6に示されるように、この遅延AGC回
路は、高周波増幅段(図示なし)を含むチューナ51
と、中間周波増幅段52と、映像検波部53と、AGC
電圧発生部54と、遅延AGC電圧発生部55とからな
っており、これらの構成部分は、図4に図示された既知
の受信装置におけるチューナ40、中間周波増幅部4
4、映像検波部45、AGC電圧発生部46、遅延AG
C電圧発生部47に対応するものである。また、遅延A
GC電圧発生部55は、トランジスタ56、57からな
る差動増幅段と、エミッタフォロワトランジスタ58か
らなる入力段と、エミッタ接地トランジスタ59からな
る出力段と、トランジスタ59のコレクタ抵抗60等を
具備しており、この他に、遅延AGC電圧調整ボリュー
ム61や抵抗分圧器62等が遅延AGC電圧発生部55
に外付けされる。
【0016】前記実開昭63−140773号に開示さ
れた遅延AGC回路の動作については、遅延AGC電圧
発生部55の内部動作を除けば、図4に図示された既知
の遅延AGC回路の動作と殆んど同じであるので、ここ
では、遅延AGC電圧発生部55の動作についてのみ説
明する。
【0017】遅延AGC電圧発生部55において、AG
C電圧発生部54から出力されたAGC電圧VAGC は、
エミッタフォロワトランジスタ58を介して差動増幅段
を構成する一方のトランジスタ56のベースに加えら
れ、遅延AGC電圧調整ボリューム60の設定によって
得られたバイアス電圧VB は、差動増幅段を構成する他
方のトランジスタ57のベースに加えられる。この場
合、バイアス電圧VB は、VB =VAGC −Vbe56(ここ
で、Vbe56はトランジスタ56のベース・エミッタ間電
圧)に等しくなるように設定する。
【0018】受信信号レベルが比較的小さい間(弱電界
入力時)には、AGC電圧VAGC が大きな値になってい
るので、トランジスタ56がオン、トランジスタ57が
オフになり、出力段のトランジスタ59がオンになっ
て、コレクタ抵抗60の両端に通流電流に基づく最大端
子電圧が発生する。このとき、最大端子電圧は抵抗分圧
器62を通してチューナ51の高周波増幅段に供給さ
れ、高周波増幅段の利得は最大になる。
【0019】次に、受信信号レベルが順次大きくなった
とき(中電界入力時)には、AGC電圧VAGC が順次小
さな値になるので、トランジスタ56は完全オン状態か
ら順次中間的なオン状態に移行し、それに伴って出力段
のトランジスタ59も完全オン状態から順次中間的なオ
ン状態に移行し、コレクタ抵抗60の通流電流が順次減
少することにより、その端子電圧も順次減少する。この
とき、順次減少する端子電圧は抵抗分圧器62を通して
チューナ51の高周波増幅段に供給され、高周波増幅段
の利得は最大値から最小値に向かって順次小さくなる。
【0020】さらに、受信信号レベルが大きくなったと
き(強電界入力時)には、AGC電圧VAGC が小さな値
になるので、トランジスタ56がオフ、トランジスタ5
7がオンになり、出力段のトランジスタ59がオフにな
って、コレクタ抵抗60の通流電流はゼロになり、その
両端に最小端子電圧(ゼロ電圧)が発生する。このと
き、最小端子電圧は抵抗分圧器61を通してチューナ5
1の高周波増幅段に供給され、高周波増幅段の利得は最
小になる。
【0021】このように、前記実開昭63−14077
3号に開示された遅延AGC回路によれば、遅延AGC
電圧調整ボリューム60を調整してバイアス電圧VB
所定値になるように設定すれば、チューナ51の利得、
中間周波増幅段52の利得、中間周波増幅段52のAG
C特性の各バラツキに対して、チューナ51の高周波増
幅段でAGCが開始される受信信号レベルが一定になる
ように調整することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭63−14
0773号に開示された遅延AGC回路は、チューナ5
1の利得、中間周波増幅段52の利得、中間周波増幅段
52のAGC特性の各バラツキに対し、チューナ51の
高周波増幅段でAGCが開始される受信信号レベルが一
定になるように調整することができるものの、かかる調
整を行うためには、いちいち遅延AGC電圧調整ボリュ
ーム60を調整する必要があり、しかも、遅延AGC電
圧調整ボリューム60を外付けした遅延AGC電圧発生
部55は、回路構成が複雑になってしまうという問題が
ある。
【0023】本発明は、前記問題点を解決するもので、
その目的は、構成の簡単な遅延AGC電圧発生部を用
い、かつ、回路各部の特性のバラツキに対し無調整で高
周波増幅部のAGC開始点を所定の受信信号レベルに合
致できる遅延自動利得制御回路を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、高周波増幅部を含むチューナと、前記チ
ューナの出力信号に依存した自動利得制御電圧を発生す
る自動利得制御電圧発生部と、前記自動利得制御電圧を
遅延自動利得制御電圧に変換して前記チューナの高周波
増幅部に供給する自動利得制御電圧設定部とを備え、前
記自動利得制御電圧設定部は、電源電圧を分圧する抵抗
分圧器と、前記抵抗分圧器の1つの分圧点に接続され、
前記自動利得制御電圧の大きさに応じて前記自動利得制
御電圧を前記1つの分圧点に選択的に供給するダイオー
ドとからなり、前記抵抗分圧器の他の分圧点から前記遅
延自動利得制御電圧を出力する手段を備える。
【0025】前記手段において、自動利得制御(AG
C)電圧設定部(遅延AGC電圧発生部に相当する)
は、電源電圧を分圧する抵抗分圧器と、抵抗分圧器の1
つの分圧点に接続され、AGC電圧をその1つの分圧点
に選択的に供給するダイオードとを備える。ここで、受
信信号レベルが小さく、AGC電圧が大きい場合、ダイ
オードがオフになり、AGC電圧が抵抗分圧器に加えら
れないので、抵抗分圧器から出力される遅延AGC電圧
は比較的大きな一定電圧になり、その一定電圧の印加に
より、高周波増幅部の利得は最大になる。一方、受信信
号レベルが大きくなり、AGC電圧が小さくなった場
合、ダイオードがオンになって、AGC電圧が抵抗分圧
器に加えられるので、抵抗分圧器から出力される遅延A
GC電圧はAGC電圧に依存した比較的小さい可変電圧
になり、その可変電圧の印加により、高周波増幅部の利
得は最大値から順次小さくなる。そして、ダイオードが
オンオフされる点は、抵抗分圧器を構成する各抵抗の抵
抗値やダイオードに直流バイアスを加える抵抗の抵抗値
の選択によって決められる。
【0026】このように、前記手段によれば、AGC電
圧設定部(遅延AGC電圧発生部)は簡単な構成のもの
で足り、しかも、無調整で遅延AGC電圧の変化開始点
を適宜調整設定することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明に係わる遅延自動利得制御
(AGC)回路の実施の形態の一つを示す回路構成図で
ある。
【0029】図1に示されるように、遅延AGC回路
は、高周波(RF)増幅部2と、混合部3と、局部発振
器4と、中間周波(IF)増幅部5と、映像(ビデオ)
検波部6と、自動利得制御(AGC)電圧発生部7と、
自動利得制御(AGC)電圧設定部8とを備え、高周波
増幅部2、混合部3、局部発振器4とによってチューナ
1が構成され、中間周波増幅部5によって中間周波回路
が構成される。
【0030】そして、高周波増幅部2は、入力端がチュ
ーナ入力端子10を通して受信アンテナ9に接続され、
出力端が混合部3の一方の入力端に接続される。混合部
3は、他方の入力端が局部発振器4に接続され、出力端
がチューナ出力端子11を通して中間周波増幅部5の入
力端に接続される。映像検波部6は、入力端が中間周波
増幅部5の出力端に接続され、出力端がAGC電圧発生
部7の入力端に接続される。AGC電圧設定部8は、入
力端がAGC電圧発生部7の出力端に接続され、一方の
出力端が中間周波増幅部5の制御端に接続され、他方の
出力端が高周波増幅部2の制御端に接続される。
【0031】前記構成を備える本発明の遅延AGC回路
は、次のように動作する。
【0032】受信アンテナ9で受信された受信信号は、
チューナ入力端子10を通して高周波増幅部2に加えら
れ、高周波増幅部2で増幅される。増幅された受信信号
は、混合部3で局部発振器4からの発振信号と周波数混
合され、周波数混合信号がチューナ出力端子11を通し
て中間周波増幅部5に加えられる。周波数混合信号は、
中間周波増幅部5で中間周波数に一致した中間周波信号
だけが選択増幅され、映像検波部6に加えられる。映像
検波部6は、入力された中間周波信号を映像検波し、映
像検波出力をAGC電圧発生部7に加える。AGC電圧
発生部7は、入力された映像検波出力に対応したAGC
電圧VAGC を発生し、このAGC電圧VAG C をAGC電
圧設定部8に加える。このとき、AGC電圧設定部8
は、入力されたAGC電圧VAGC に応答し、AGC電圧
AGC にほぼ対応して変化するAGC電圧VIAGCを発生
させ、発生したAGC電圧VIAGCを中間周波増幅部5に
加えてその利得を制御するとともに、入力されたAGC
電圧VAGC が所定範囲内にあるときだけ変化する遅延A
GC電圧VDAGCを発生させ、発生した遅延AGC電圧V
DAGCを高周波増幅部2に加えてその利得を制御する。
【0033】次いで、図2は、図1に図示の遅延AGC
回路の実施の形態における高周波増幅部2、中間周波増
幅部5及びAGC電圧設定部8の具体的構成を示す回路
図である。なお、図2において、図1に示された構成要
素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0034】図2に示されるように、高周波増幅部2
は、エミッタ接地動作する第1のトランジスタ12を含
み、中間周波増幅部5は、表面弾性波フィルタ(SA
W)13と、エミッタ接地動作する第2のトランジスタ
14を含む。AGC電圧設定部8は、直列接続された第
1乃至第3の抵抗15、16、17からなる抵抗分圧器
18と、第1のダイオード19と、第2のダイオード2
0と、バイアス抵抗21を含む。
【0035】そして、高周波増幅部2において、トラン
ジスタ12は、ベースが直列コンデンサC1を介してチ
ューナ入力端子10と、バッファ抵抗R1を介して遅延
AGC電圧供給端子22にそれぞれ接続され、エミッタ
がエミッタ抵抗R2及び側路コンデンサC2の並列回路
を介して接地され、コレクタが負荷インダクタL1を介
して電源端子23と、次続の混合部3の入力端にそれぞ
れ接続される。
【0036】また、中間周波増幅部5において、表面弾
性波フィルタ13は、入力端が直列コンデンサC3を介
してチューナ出力端子11に接続され、出力端が直列コ
ンデンサC4を介してトランジスタ14のベースに接続
される。トランジスタ14は、ベースがバッファ抵抗R
3を介してAGC電圧供給端子24と、2つの抵抗R
4、R5からなる電源電圧分圧抵抗の接続点にそれぞれ
接続され、エミッタがエミッタ抵抗R6を介して接地さ
れ、コレクタが負荷インダクタL2を介して電源端子2
3と、結合コンデンサC5を介して映像検波部6の入力
端にそれぞれ接続される。
【0037】さらに、AGC電圧設定部8において、抵
抗分圧器18は、電源端子23と接地間に接続され、第
1のダイオード19は、結合点Aと抵抗分圧器18の第
1の分圧点18(1)との間に接続される。第2のダイ
オード20は、結合点AとAGC電圧出力端子26との
間に接続され、バイアス抵抗21は、電源端子23と結
合点Aとの間に接続される。抵抗分圧器18の第2の分
圧点18(2)は遅延AGC電圧出力端子27に接続さ
れ、結合点AはAGC電圧入力端子25に接続される。
【0038】この他に、チューナ1の遅延AGC電圧供
給端子22は、AGC電圧設定部8の遅延AGC電圧出
力端子27に接続されるとともに、側路コンデンサC6
を介して接地点に接続される。中間周波増幅部5のAG
C電圧供給端子24は、AGC電圧設定部8のAGC電
圧出力端子26に接続されるとともに、側路コンデンサ
C7を介して接地点に接続される。AGC電圧設定部8
のAGC電圧入力端子25はAGC電圧発生部7の出力
端に接続される。
【0039】次いで、図3は、図2に図示の遅延AGC
回路における受信信号レベルと各AGC電圧との関係の
一例を示す特性図である。
【0040】図3において、縦軸は各AGC電圧、横軸
は受信信号レベルであり、曲線はAGC電圧VAGC
曲線はAGC電圧VIAGC、曲線は遅延AGC電圧V
DAGCをそれぞれ示している。
【0041】ここで、図3に図示の特性図を用い、図2
に図示の遅延AGC回路の動作について説明する。
【0042】チューナ入力端子10に入力された受信信
号は高周波増幅部2の第1のトランジスタ12で増幅さ
れ、増幅された受信信号は混合部3で局部発振器4から
の発振信号と周波数混合され、周波数混合信号がチュー
ナ出力端子11を通して中間周波増幅部5に加わる。周
波数混合信号は表面弾性波フィルタ13で中間周波数に
一致した中間周波信号だけが選択抽出され、抽出された
中間周波信号は第2のトランジスタ14で増幅され、そ
の後、中間周波信号は映像検波部6に加わる。映像検波
部6は、入力された中間周波信号を映像検波し、映像検
波出力をAGC電圧発生部7に加える。AGC電圧発生
部7は、入力された映像検波出力に応答してAGC電圧
AGC を発生し、このAGC電圧VAGC をAGC電圧設
定部8のAGC電圧入力端子25に加える。AGC電圧
設定部8は、AGC電圧入力端子25とバイアス抵抗2
1を接続することにより、結合点Aに電圧VA を発生す
る。結合点Aの電圧VA は、第2のダイオード20のオ
ン時に、第2のダイオード20を通してAGC電圧出力
端子26に加わり、AGC電圧出力端子26にAGC電
圧VIAGC=VA −VBE20(ここで、VBE20は、第2のダ
イオード20の電圧降下分で、通常、0.7V程度であ
る)を発生する。このAGC電圧VIAGCは、AGC電圧
供給端子24を介して中間周波増幅部5の第2のトラン
ジスタ14のベースに加わり、第2のトランジスタ14
の利得を制御する。また、結合点Aの電圧VA は、第1
のダイオード19のオフ時に、抵抗分圧器18に加わら
ず、遅延AGC電圧出力端子27には抵抗分圧器18の
第2の分圧点18(2)の電圧V2 を遅延AGC電圧V
DAGCとして加える。一方、結合点Aの電圧VA は、第1
のダイオード19のオン時に、抵抗分圧器18に加わ
り、遅延AGC電圧出力端子27にはAGC電圧VAGC
に依存した電圧が遅延AGC電圧VDAGCとして加える。
そして、この遅延AGC電圧VDAGCは、遅延AGC電圧
供給端子22を介して高周波増幅部2の第1のトランジ
スタ12のベースに加わり、第1のトランジスタ12の
利得を制御する。
【0043】図3に示されるように、受信信号レベルが
小さく、レベルL1 以下の第1の期間においては、映像
検波部6は受信信号レベルに対応した比較的小さい映像
検波出力を発生し、AGC電圧発生部7は反対に受信信
号レベルの増大に伴って最大値から順次減少するAGC
電圧VAGC を発生する。AGC電圧設定部8は、AGC
電圧入力端子25にこのAGC電圧VAGC が加わり、ま
た、結合点Aにバイアス抵抗21が接続されているの
で、結合点Aに電圧VA を発生する。この場合、AGC
電圧VAGC は比較的大きな電圧範囲内にあることから、
電圧VA の印加により第2のダイオード20がオンにな
り、AGC電圧出力端子26にAGC電圧VAGC に依存
したAGC電圧VIAGCを発生する。このAGC電圧V
IAGCはAGC電圧入力端子24を介して中間周波増幅部
5のトランジスタ14のベースに加わり、トランジスタ
14の利得をAGC電圧VIAGCに応じて変化し、AGC
を実行する。一方、結合点Aの電圧VA は、AGC電圧
AGC が比較的大きな電圧範囲にあり、抵抗分圧器18
の第1の分圧点18(1)の電圧をV1 とすると、V1
<VA +VBE19(約0.7V)の関係が維持され、第1
のダイオード19をオフにする。このように、抵抗分圧
器18にAGC電圧VAGC が加えられないことから、遅
延AGC電圧出力端子27には抵抗分圧器18の第2の
分圧点18(2)の固定電圧V2 が遅延AGC電圧V
DAGCとして加わる。そして、この遅延AGC電圧VDAGC
は、遅延AGC電圧入力端子22を介して高周波増幅部
2のトランジスタ12のベースに加わり、トランジスタ
12の利得を最大に設定する。従って、この第1の期間
は、中間周波増幅部5において受信信号レベルに対応し
たAGC(リバースAGC)が実行されるが、高周波増
幅部2において遅延AGCが実行されず、高周波増幅部
2が最大の利得になっている。
【0044】次に、受信信号レベルが増大し、レベルL
1 とレベルL2 との間の第2の期間においては、映像検
波出力は第1の期間に引き続き受信信号レベルの増大に
対応して増大し、AGC電圧VAGC は第1の期間に引き
続き受信信号レベルが増大するに従って順次減少する。
AGC電圧設定部8は、AGC電圧VAGC が加わること
により、結合点Aに電圧VA を発生する。このとき、A
GC電圧VAGC は比較的小さな電圧範囲内に低下したこ
とから、結合点Aの電圧VA とAGC電圧出力端子26
に生じるAGC電圧VIAGCがVA −VIAGC<0.7Vと
なり、第2のダイオード20の電圧降下VBE20はVBE20
<約0.7Vとなり、第2のダイオード20をオフにす
る。このため、AGC電圧VIAGCはAGC電圧出力端子
26から出力されず、トランジスタ14のベースにはベ
ースバイアス電圧だけが加わり、トランジスタ14の利
得は小さな固定値になり、AGCの実行が停止される。
一方、結合点Aの電圧VA は、AGC電圧VAGC が比較
的小さな電圧範囲内に低下したため、抵抗分圧器18の
第1の分圧点18(1)の電圧V1 と、結合点Aの電圧
A がV1 −VA >約0.7Vになり、第1のダイオー
ド19をオンにする。そして、抵抗分圧器18にAGC
電圧VAGC が加えられ、遅延AGC電圧出力端子26に
はAGC電圧VAGC に依存した抵抗分圧器18の第2の
分圧点18(2)の電圧V2 が遅延AGC電圧VDAGC
して加わる。この遅延AGC電圧VDAGCは、遅延AGC
電圧入力端子22を介して高周波増幅部2のトランジス
タ12のベースに加わり、トランジスタ12の利得は遅
延AGC電圧VDAGCに対応して変化し、遅延AGC(遅
延リバースAGC)が実行される。従って、この第2の
期間には、中間周波増幅部5においてAGCが実行され
ず、中間周波増幅部5が最小の利得になっているが、高
周波増幅部2において受信信号レベルに対応した遅延A
GCが実行される。
【0045】続いて、受信信号レベルがさらに増大し、
レベルL2 を超えた第3の期間においては、映像検波出
力は第2の期間に引き続き受信信号レベルの増大に対応
して増大し、AGC電圧VAGC は第2の期間に引き続き
受信信号レベルの増大に対応して順次減少する。AGC
電圧設定部8は、AGC電圧VAGC が加わることによ
り、結合点Aに電圧VA を発生する。このとき、電圧
(VAGC +VB )は小さな電圧範囲内にあることから、
第2のダイオード20はオフを維持する。このため、A
GC電圧VIAGCは引き続いてAGC電圧出力端子26か
ら出力されず、トランジスタ14のベースにはベースバ
イアス電圧だけが加わり、トランジスタ14の利得は小
さな固定値になって、AGCの実行が停止されたままで
ある。一方、結合点Aの電圧VA は、AGC電圧VAGC
が小さな電圧範囲内に低下したため、抵抗分圧器18の
第1の分圧点18(1)の電圧V1 と結合点Aの電圧V
A が依然としてV1 −VA >約0.7Vであり、第1の
ダイオード19はオンを維持している。このとき、抵抗
分圧器18に加わる電圧は、AGC電圧VAGC の低下し
たことにより、バイアス電圧VB が優勢になり、遅延A
GC電圧出力端子27にはバイアス電圧VB によって一
定値だけ低下した抵抗分圧器18の第2の分圧点18
(2)の電圧V2 が遅延AGC電圧VDAGCとして加わ
る。この遅延AGC電圧VDAGCは、遅延AGC電圧入力
端子22を介して高周波増幅部2のトランジスタ12の
ベースに加わり、トランジスタ12の利得は小さいほぼ
一定値になって、遅延AGC(遅延リバースAGC)が
実行されなくなる。従って、この第2の期間には、高周
波増幅部2及び中間周波増幅部5は最小の利得になって
おり、高周波増幅部2及び中間周波増幅部5の双方にお
いてAGCが実行されなくなる。
【0046】この場合、AGC電圧設定部8における抵
抗分圧器18を構成する第1乃至第3の抵抗15、1
6、17の各抵抗値、バイアス抵抗21の抵抗値を適宜
調整すれば、高周波増幅部2において遅延AGCが開始
し、かつ、中間周波増幅部5においてAGCが終了する
受信信号レベルL1 と、高周波増幅部2において遅延A
GCが終了する受信信号レベルL2 とを任意に選択設定
することが可能になる。
【0047】このように、本実施の形態によれば、簡単
な構成のAGC電圧設定部8を用いることにより、高周
波増幅部2及び中間周波増幅部5における利得のバラツ
キやAGC特性のバラツキ等に伴う高周波増幅部2のA
GC開始点のバラツキに対して、所定の受信信号レベル
に合致するように調整することが可能になる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、遅延AGC電圧VDAGCを発生させるAGC電圧設
定部8を、抵抗分圧器18、ダイオード19、20、そ
れにバイアス抵抗21だけで簡単に構成することが可能
になり、しかも、抵抗分圧器18やバイアス抵抗21の
各抵抗値を予め調整しておくことにより、高周波増幅部
2及び中間周波増幅部5における利得のバラツキやAG
C特性のバラツキ等に伴う高周波増幅部2のAGC開始
点のバラツキに対して、無調整で所定の受信信号レベル
に合致するように調整することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる遅延AGC回路の実施の形態の
一つを示す回路構成図である。
【図2】図1に図示された遅延AGC回路における高周
波増幅部、中間周波増幅部及びAGC電圧設定部の具体
的構成を示す回路図である。
【図3】図2に図示された遅延AGC回路における受信
信号レベル対AGC電圧、及び、受信信号レベル対ビデ
オ検波出力の一例を示す特性図である。
【図4】既知の遅延AGC回路の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図5】図4に図示された遅延AGC回路における受信
信号レベル対AGC電圧、及び、受信信号レベル対ビデ
オ検波出力の一例を示す特性図である。
【図6】既知の一つの遅延AGC回路のを示す概要構成
図である。
【符号の説明】
1 チューナ 2 高周波(RF)増幅部 3 混合部 4 局部発振器 5 中間周波(IF)増幅部 6 映像(ビデオ)検波部 7 自動利得制御(AGC)電圧発生部 8 自動利得制御(AGC)電圧設定部 9 受信アンテナ 10 チューナ入力端子 11 チューナ出力端子 12 第1のトランジスタ 13 表面弾性波フィルタ(SAW) 14 第2のトランジスタ 15 第1の抵抗 16 第2の抵抗 17 第3の抵抗 18 抵抗分圧器 18(1) 第1の分圧点 18(2) 第2の分圧点 19 第1のダイオード 20 第2のダイオード 21 バイアス抵抗 22 遅延AGC電圧入力端子 23 電源端子 24、25 AGC電圧入力端子 26 AGC電圧出力端子 27 遅延AGC電圧出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波増幅部を含むチューナと、前記チ
    ューナの出力信号に依存した自動利得制御電圧を発生す
    る自動利得制御電圧発生部と、前記自動利得制御電圧を
    遅延自動利得制御電圧に変換して前記チューナの高周波
    増幅部に供給する自動利得制御電圧設定部とを備え、前
    記自動利得制御電圧設定部は、電源電圧を分圧する抵抗
    分圧器と、前記抵抗分圧器の1つの分圧点に接続され、
    前記自動利得制御電圧の大きさに応じて前記自動利得制
    御電圧を前記1つの分圧点に選択的に供給するダイオー
    ドとからなり、前記抵抗分圧器の他の分圧点から前記遅
    延自動利得制御電圧を出力することを特徴とする遅延自
    動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 前記チューナの出力側に中間周波増幅部
    を含む中間周波回路を配置し、前記自動利得制御電圧設
    定部は、供給された前記自動利得制御電圧を前記中間周
    波増幅部に供給して自動利得制御を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の遅延自動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 前記自動利得制御電圧設定部は、前記中
    間周波増幅部に供給される前記自動利得制御電圧が所定
    量変化するまで、前記高周波増幅部に供給される前記遅
    延自動利得制御電圧が変化しないようにしていることを
    特徴とする請求項2に記載の遅延自動利得制御回路。
  4. 【請求項4】 前記自動利得制御電圧設定部は、前記ダ
    イオードに供給される前記自動利得制御電圧を第2のダ
    イオードを通して前記中間周波増幅部に出力することを
    特徴とする請求項2に記載の遅延自動利得制御回路。
  5. 【請求項5】 前記自動利得制御電圧設定部は、前記ダ
    イオードと前記第2のダイオードの接続点に前記自動利
    得制御電圧が印加され、同時に、抵抗を介して電源電圧
    が印加されることを特徴とする請求項4に記載の遅延自
    動利得制御回路。
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