JPH0349472Y2 - - Google Patents

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JPH0349472Y2
JPH0349472Y2 JP1984200186U JP20018684U JPH0349472Y2 JP H0349472 Y2 JPH0349472 Y2 JP H0349472Y2 JP 1984200186 U JP1984200186 U JP 1984200186U JP 20018684 U JP20018684 U JP 20018684U JP H0349472 Y2 JPH0349472 Y2 JP H0349472Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、受信高周波(RF)信号を局部発
振信号と混合して中間周波(IF)信号に変換す
るときに、このIF信号が常に一定周波数となる
ように局部発振信号の周波数を可変制御する自動
周波数制御回路に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来より通信機器、特に受信機では自動周波数
制御回路(以下AFC回路と称する)を用いてRF
信号を局部発振信号と混合してIF信号に変換す
るときに、このIF信号が常に一定周波数となる
ように局部発振信号の周波数を可変制御してい
る。その構成を第4図に示す。
すなわち、図中11は空中線、12はサーキユ
レータ、13は送信機、14は受信機で、受信機
14は周波数rのRF信号を入力してRF増幅器1
41で増幅した後、混合器142で局部発振器1
43から出力される周波数rL0の局部発振信
号と混合してIF信号に変換し、IF増幅器144、
振幅制限器145、周波数弁別器146、パルス
積分器147及びビデオ増幅器148よりなる
AFC回路に供給するようになされている。
つまりこのAFC回路は、上記IF信号をIF増幅
器144及び振幅制限器145で振幅一定に制限
した後、周波数弁別器146でIF信号が所定の
基準周波数0に合致しているか比較する。この周
波数弁別器146の出力は、第5図に示すように
振幅制限器145から出力されるIF信号の周波
L0が基準周波数0に等しいとき0[V]であ
り、そのIF信号の周波数L0が基準周波数0より
高いか低いかによつて正負逆の電圧となり、例え
ば周波数L0が図中abcのとき出力電圧はそ
れぞれVa,Vb,Vcとなる。さらに、この周波数
弁別器146の出力をパルス積分器147に供給
して適当な時定数で積分した後、ビデオ増幅器1
48で増幅して上記局部発振器143の同調電圧
入力端子に加えるようにしたものである。
これによつて局部発振器143は、第6図に示
すように絶えず局部発振信号の周波数rL0
IF信号の周波数L0が基準周波数0に合致するよ
うに可変制御するようになる。このように周波数
一定に制御されたIF信号はIF増幅器149を介
して図示しない復調回路に導出される。
ところで、上記AFC回路の働く範囲は、周波
数弁別器146から出力される正負ピーク電圧値
の間(第5図中LH)であつて、例えば送信機
のマグネトロンの発振周波数がその範囲を越える
とAFCが働かなくなつてしまう。例えば、第5
図において中間周波数が0′となつた場合、周波
数弁別器146の出力電圧は0[V]になる。本
来この電圧を局部発振器143の同調電圧入力端
子に加え、0′に対応する局部発振周波数を得る
ところであるが、つまり第7図aに示すように
RF信号の周波数がずれてもIF信号の周波数L0
常に0となるはずが、同図bに示すように0に対
応する周波数r0の局部発振信号が出力されて
しまうため、IF信号の周波数L00には戻らず、
0′のまま変化しない。すなわち、上記周波数弁
別器146の基準周波数範囲がマグネトロンの発
振周波数の変動範囲に較べて充分広ければ問題な
いが、その周波数範囲も技術的に限界がある。
[考案の目的] この考案は上記のような事情を考慮してなされ
たもので、IF信号が周波数弁別器の基準周波数
範囲を越える前にこれを検出してIF信号を基準
周波数範囲内に引込み、これによつて常に安定し
たIF信号が得られる自動周波数制御回路を提供
することを目的とする。
[考案の概要] すなわち、この考案に係る自動周波数制御回路
は、外部から周波数制御信号が供給される局部発
振信号を出力する局部発振器と、この局部発振器
に接続され外部から供給される高周波パルス信号
と前記局部発振信号とを混合して周波数変換され
たパルス信号を出力する混合手段と、この混合手
段の出力パルス信号の振幅を一定にする振幅制御
器と、所定周波数範囲でこの振幅制限器の出力信
号周波数に対応したレベルを有する信号を出力す
る周波数弁別器と、この周波数弁別器の出力信号
レベルに対応した第1のサンプルホールド信号を
出力する第1のサンプルホールド回路と、前記振
幅制限器の出力信号が供給されかつ前記周波数弁
別器の前記所定周波数囲より狭い帯域を有する帯
域フイルタと、この帯域フイルタの出力信号のピ
ークレベルに対応した第2のサンプルホールド信
号を出力する第2のサンプルホールド回路と、前
記第2のサンプルホールド信号のレベルと予め決
められた基準レベルとを比較して切換制御信号を
出力する比較手段と、前記周波数弁別器の前記周
波数範囲より広い周波数に対応した鋸歯状波信号
を出力する鋸歯状波信号発生器と、前記比較手段
から前記切換制御信号が供給され前記第2のサン
プルホールド信号のレベルが前記基準レベルより
大きい場合は前記第1のサンプルホールド信号を
選択し、前記第2のサンプルホールド信号のレベ
ルが前記基準レベルより小さい場合は前記鋸歯状
波信号を選択して前記周波数制御信号として前記
局部発振器に供給するスイツチ回路とを具備する
ことを特徴とする。
[考案の実施例] 以下、第1図乃至第3図を参照してこの考案の
一実施例を詳細に説明する。但し、第1図におい
て第4図と同一部分には同一符号を付して示し、
ここでは異なる部分についてのみ述べる。
第1図はその構成を示すもので、前記周波数弁
別器146の出力はサンプルホールド回路14a
に供給され、図示しないトリガ発振器から出力さ
れるAFCトリガ信号Stに応じてサンプルホール
ドされる。このサンプルホールド回路14aの出
力はアナログスイツチ14bの一方の固定端子a
に導出される。また、前記振幅制限器145の出
力はバンドパスフイルタ14cにより帯域制限さ
れた後、検波器14dでピーク検波され、サンプ
ルホールド回路14eで上記AFCトリガ信号St
に応じてサンプルホールドされる。このサンプル
ホールド回路14eの出力はコンパレータ14f
に供給され、基準電圧Vrefと比較される。このコ
ンパレータ14fはホールド電圧VHが基準電圧
Vrefより高いときH(ハイ)レベル5、低いとき
L(ロー)レベルとなる切換制御信号を生成する
もので、この切換制御信号は上記アナログスイツ
チ14bの切換制御入力端に導出される。このア
ナログスイツチ14bの他方の固定端子bには鋸
歯状波信号発生器14gから出力される鋸歯状波
信号が供給されるようになされている。つまり、
このアナログスイツチ14bは上記切換制御信号
がHレベルのとき可動端子cを固定端子a側に接
続してサンプルホールド回路14aの出力を導出
し、Lレベルのとき可動端子cを固定端子b側に
接続して鋸歯状波信号を導出するもので、このア
ナログスイツチ14bで導出された信号は前記ビ
デオ増幅器148で増幅された後、前記局部発振
器143の同調電圧入力端子に供給される。すな
わち、この通信機に適用したAFC回路は、図示
しないマグネトロンの発振周波数がAFCの動作
範囲からはずれる瞬間にそれを検出して鋸歯状波
信号で局部発振器143を周波数制御するように
し、その同調電圧を広範囲に変化させて自動的に
IF信号の周波数をAFC動作範囲内に引き入れる
ようとするものである。
上記のような構成において、以下その動作につ
いて説明する。
すなわち、上記バンドパスフイルタ14cの帯
域は周波数弁別器146の周波数範囲よりやや狭
く設定する。ここで、IF信号の周波数L0がこの
帯域からはずれると、バンドパスフイルタ14c
の出力電圧が低下する。このフイルタ14cの出
力電圧は検波器14dでピーク検波され、サンプ
ルホールド回路14eで時間的にホールドされ、
コンパレータ14fで基準電圧Vrefと比較され
る。つまり、フイルタ14cの出力電圧低下によ
りホールド電圧VHが基準電圧Vref以下になると、
コンパレータ14fから出力される切換制御信号
は瞬時にLレベルとなつてアナログスイツチ14
bから鋸歯状波信号を導出させるようになる。こ
のため、局部発振器143の同調電圧は広範囲に
変化するので、局部発振信号の周波数も広範囲に
変化するようになる。そして、IF信号の周波数
L0がバンドパスフイルタ14cの帯域内に入る
と、上記切換制御信号はHレベルとなるので、上
記アナログスイツチ14bは鋸歯状波信号から正
規のAFC回路出力を導出するようになり、IF信
号の周波数L0が周波数弁別器146の基準周波
0に等しくなるように局部発振器143の振周
波数を制御するようになる。
また、従来のAFC回路では周波数弁別器の出
力をパルス積分していたため応答速度が遅かつた
が、上記構成のようにサンプルホールド回路14
aを直流化することにより、1パルス毎の周波数
の変動を検出することができる。すなわち、第2
図aに示すように周波数が前記abcと変化
するIF信号が周波数弁別器146に供給された
とすると、その電圧は同図bに示すようにVa
Vb,Vcと変化してサンプルホールド回路14a
に供給される。ここで、このサンプルホールド回
路14aに同図cに示すようなAFCトリガ信号
Stを与えると、その出力は同図dに示すようにト
リガ信号St毎にVa,Vb,Vcでホールドされる。
そして、このホールド電圧を局部発振器143の
同調電圧入力端子に供給することにより、局部発
振信号の周波数は同図eに示すようにIF信号の
変化に応じてABCと変化するようになり、
これによつてIF信号の周波数L0は常に基準周波
0に維持されるようになる。
尚、従来のAFC回路にはIF信号の周波数L0
周波数弁別器の周波数範囲をはずれた場合にフア
ンタストロンを用いて鋸歯状波信号を出力し、周
波数L0をその周波数範囲内に引入れることを行
なつているものもあるが、上記構成によるAFC
回路に較べて応答速度が遅い。また、IF信号の
周波数L0がわずかではあるが第3図に示すよう
に振動するため、帯域が狭い場合に問題となる可
能性がある。この問題に対しても上記構成による
AFC回路は鋸歯状波信号で局部発振信号の周波
数を広範囲に可変制御することにより解決するこ
とができるものである。
したがつて、上記のように構成したAFC回路
を用いれば、IF信号が周波数弁別器の基準周波
数範囲を越える前にこれを検出し、IF信号を応
答良く基準周波数範囲内に引込むことができるの
で、これによつて常に安定したIF信号が得られ
るようになる。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案によれば、IF信
号が周波数弁別器の基準周波数範囲を越える前に
これを検出してIF信号を基準周波数範囲内に引
込み、これによつて常に安定したIF信号が得ら
れる自動周波数制御回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動周波数制御回路の
一実施例を示すブロツク回路図、第2図は同実施
例の動作を説明するための出力波形図、第3図は
AFC回路で得られるIF信号の特性を示す波形図、
第4図は従来のAFC回路の構成を示すブロツク
回路図、第5図はAFC回路の周波数弁別器入出
力特性を示す特性図、第6図はAFC回路の局部
発振器入出力特性を示す特性図、第7図は従来の
AFC回路に生じていた問題を説明するための動
作説明図である。 11……空中線、12……サーキユレータ、1
3……送信機、14……受信機、141……RF
増幅器、142……混合器、143……局部発振
器、144,149……IF増幅器、145……
振幅制限器、146……周波数弁別器、147…
…パルス積分器、148……ビデオ増幅器、14
a……サンプルホールド回路、14b……アナロ
グスイツチ、14c……バンドパスフイルタ、1
4d……検波器、14e……サンプルホールド回
路、14f……コンパレータ、14g……鋸歯状
波信号発生器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部から周波数制御信号が供給され局部発振信
    号を出力する局部発振器と、 この局部発振器に接続され外部から供給される
    高周波パルス信号と前記局部発振信号とを混合し
    て周波数変換されたパルス信号を出力する混合手
    段と、 この混合手段の出力パルス信号の振幅を一定に
    する振幅制御器と、 所定周波数範囲でこの振幅制限器の出力信号周
    波数に対応したレベルを有する信号を出力する周
    波数弁別器と、 この周波数弁別器の出力信号レベルに対応した
    第1のサンプルホールド信号を出力する第1のサ
    ンプルホールド回路と、 前記振幅制限器の出力信号が供給されかつ前記
    周波数弁別器の前記所定周波数範囲より狭い帯域
    を有する帯域フイルタと、 この帯域フイルタの出力信号のピークレベルに
    対応した第2のサンプルホールド信号を出力する
    第2のサンプルホールド回路と、 前記第2のサンプルホールド信号のレベルと予
    め決められた基準レベルとを比較して切換制御信
    号を出力する比較手段と、 前記周波数弁別器の前記周波数範囲より広い周
    波数に対応した鋸歯状波信号を出力する鋸歯状波
    信号発生器と、 前記比較手段から前記切換制御信号が供給され
    前記第2のサンプルホールド信号のレベルが前記
    基準レベルより大きい場合は前記第1のサンプル
    ホールド信号を選択し、前記第2のサンプルホー
    ルド信号のレベルが前記基準レベルより小さい場
    合は前記鋸歯状波信号を選択して前記周波数制御
    信号として前記局部発振器に供給するスイツチ回
    路と、 を具備する自動周波数制御回路。
JP1984200186U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0349472Y2 (ja)

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JPS61111226U JPS61111226U (ja) 1986-07-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128966A (ja) * 1974-03-29 1975-10-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128966A (ja) * 1974-03-29 1975-10-11

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JPS61111226U (ja) 1986-07-14

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