JPH09180007A - 券発行装置 - Google Patents
券発行装置Info
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- JPH09180007A JPH09180007A JP34119795A JP34119795A JPH09180007A JP H09180007 A JPH09180007 A JP H09180007A JP 34119795 A JP34119795 A JP 34119795A JP 34119795 A JP34119795 A JP 34119795A JP H09180007 A JPH09180007 A JP H09180007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、原券用の収納部と、廃棄券回収用の
収納部を独立して設けることなく、単一の収納ホッパ内
に該単一の収納ホッパを大型化することなく区分収納で
きるようにした券発行装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明は内部が移動床３１により原券を収
納する原券ホッパ部３２と廃棄券を収納する廃棄券回収
部３３に仕切られ、前記原券ホッパ部３２から原券が取
り出される毎に前記移動床３１が移動して前記廃棄券回
収部３３の容量を相対的に増大させる収納ホッパ３を備
え、旧券あるいは誤記録された券を廃棄券として前記収
納ホッパ３の廃棄券回収部３３に搬送して回収する。
収納部を独立して設けることなく、単一の収納ホッパ内
に該単一の収納ホッパを大型化することなく区分収納で
きるようにした券発行装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明は内部が移動床３１により原券を収
納する原券ホッパ部３２と廃棄券を収納する廃棄券回収
部３３に仕切られ、前記原券ホッパ部３２から原券が取
り出される毎に前記移動床３１が移動して前記廃棄券回
収部３３の容量を相対的に増大させる収納ホッパ３を備
え、旧券あるいは誤記録された券を廃棄券として前記収
納ホッパ３の廃棄券回収部３３に搬送して回収する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、定期券
を発行する券発行装置に関する。
を発行する券発行装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の券発行装置は、その装置本体内
に原券を収納する原券収納部を備えるとともに、旧券を
投入させる投入口部を有してる。通常の新券を発行する
場合には、購入者が記入した購入申込書から、必要なデ
ータをインプットしたのち、原券収納部から取出ローラ
の回転により、原券を取り出す。この取り出された原券
は搬送手段により搬送されて印字部へ送られ、ここで、
その表面にデータが印字される。このデータが印字され
た原券は磁気記録部に送られてその裏面側にデータが磁
気記録される。このように、データが記録された原券は
その記録情報の正誤が判別手段により判別され、正しけ
れば、投入口部へ新券として排出され、誤っていれば、
穿孔部で穿孔されたのち、廃棄券として回収ホッパへ回
収される。
に原券を収納する原券収納部を備えるとともに、旧券を
投入させる投入口部を有してる。通常の新券を発行する
場合には、購入者が記入した購入申込書から、必要なデ
ータをインプットしたのち、原券収納部から取出ローラ
の回転により、原券を取り出す。この取り出された原券
は搬送手段により搬送されて印字部へ送られ、ここで、
その表面にデータが印字される。このデータが印字され
た原券は磁気記録部に送られてその裏面側にデータが磁
気記録される。このように、データが記録された原券は
その記録情報の正誤が判別手段により判別され、正しけ
れば、投入口部へ新券として排出され、誤っていれば、
穿孔部で穿孔されたのち、廃棄券として回収ホッパへ回
収される。
【０００３】また、旧券のデータをもとに発券する場合
には、投入口部より旧券（使用期間の過ぎた定期券）を
投入させる。この投入された旧券は搬送手段により読取
部へ送られて新券発行に必要なデータが読み取られる。
データが読み取られたのち、旧券穿孔部に送られて穿孔
されるとともに、一時保留される。
には、投入口部より旧券（使用期間の過ぎた定期券）を
投入させる。この投入された旧券は搬送手段により読取
部へ送られて新券発行に必要なデータが読み取られる。
データが読み取られたのち、旧券穿孔部に送られて穿孔
されるとともに、一時保留される。
【０００４】このようにデータが読み取られたのち、上
記した新券発行時と同様に、原券収納部部から取出ロー
ラの回転により、原券が取り出されて印字部へ送られ、
ここで、その表面に読取部で読み取られた新券発行に必
要なデータとともに、新たなデータが印字される。この
データが印字された原券は磁気記録部に送られてその裏
面側にデータが磁気記録される。このように、データが
記録された原券はその記録情報の正誤が判別手段により
判別され、正しければ、投入口部へ新券として排出さ
れ、誤っていれば、穿孔部で穿孔されたのち、廃棄券と
して回収ホッパへ回収される。また、これと同時に、旧
券穿孔部に保留されている旧券も廃棄券として送り出さ
れて回収ホッパへ搬送回収されるようになっている。
記した新券発行時と同様に、原券収納部部から取出ロー
ラの回転により、原券が取り出されて印字部へ送られ、
ここで、その表面に読取部で読み取られた新券発行に必
要なデータとともに、新たなデータが印字される。この
データが印字された原券は磁気記録部に送られてその裏
面側にデータが磁気記録される。このように、データが
記録された原券はその記録情報の正誤が判別手段により
判別され、正しければ、投入口部へ新券として排出さ
れ、誤っていれば、穿孔部で穿孔されたのち、廃棄券と
して回収ホッパへ回収される。また、これと同時に、旧
券穿孔部に保留されている旧券も廃棄券として送り出さ
れて回収ホッパへ搬送回収されるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、原券収納部とともに、廃棄券の回収ホッパを
独立して別個に備えていたため、その分設置スペースが
広く必要とされ、大型化してしまうという不都合があっ
た。
おいては、原券収納部とともに、廃棄券の回収ホッパを
独立して別個に備えていたため、その分設置スペースが
広く必要とされ、大型化してしまうという不都合があっ
た。
【０００６】そこで、本発明は、原券用の収納部と、廃
棄券用の収納部を独立して別個に必要とすることなく、
単一の収納部で該単一の収納部を大型化することなく原
券と廃棄券を区分収納できるようにした券発行装置を提
供することを目的とする。
棄券用の収納部を独立して別個に必要とすることなく、
単一の収納部で該単一の収納部を大型化することなく原
券と廃棄券を区分収納できるようにした券発行装置を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項１記載のものは、内部が仕切部材によ
り原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の室
に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎に
前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的に
増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送り
出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１の
搬送手段によって搬送される原券に情報を記録する記録
手段と、この記録手段によって記録された情報の正誤を
判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が正
しいものであると判別された原券を新券として供給口部
に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段によ
り記録情報が誤であると判別された原券を前記収納部の
第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送手
段とを具備する。
するため、請求項１記載のものは、内部が仕切部材によ
り原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の室
に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎に
前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的に
増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送り
出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１の
搬送手段によって搬送される原券に情報を記録する記録
手段と、この記録手段によって記録された情報の正誤を
判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が正
しいものであると判別された原券を新券として供給口部
に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段によ
り記録情報が誤であると判別された原券を前記収納部の
第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送手
段とを具備する。
【０００８】請求項２記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、旧券を投
入させる投入口部と、この投入口部から投入された旧券
を搬送する第２の搬送手段と、この第２の搬送手段によ
って搬送される旧券に記録されているデータのうち前記
原券への記録に必要なデータを読み取る読取手段と、こ
の読取手段によって読み取られたデータとともに新たな
データを前記第１の搬送手段によって搬送される原券に
記録する記録手段と、この記録手段によって記録された
情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段により
記録情報が正しいものであると判別された原券を新券と
して前記投入口部に搬送し供給する第３の搬送手段と、
前記記録手段によって情報が読み取られた旧券を廃棄券
として前記収納部の第２の室内に搬送し回収する第４の
搬送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、旧券を投
入させる投入口部と、この投入口部から投入された旧券
を搬送する第２の搬送手段と、この第２の搬送手段によ
って搬送される旧券に記録されているデータのうち前記
原券への記録に必要なデータを読み取る読取手段と、こ
の読取手段によって読み取られたデータとともに新たな
データを前記第１の搬送手段によって搬送される原券に
記録する記録手段と、この記録手段によって記録された
情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段により
記録情報が正しいものであると判別された原券を新券と
して前記投入口部に搬送し供給する第３の搬送手段と、
前記記録手段によって情報が読み取られた旧券を廃棄券
として前記収納部の第２の室内に搬送し回収する第４の
搬送手段とを具備する。
【０００９】請求項３記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、旧券を投
入させる投入口部と、この投入口部から投入された旧券
を搬送する第２の搬送手段と、この第２の搬送手段によ
って搬送される旧券に記録されているデータのうち前記
原券への記録に必要なデータを読み取る読取手段と、こ
の読取手段によって読み取られたデータとともに新たな
データを前記第１の搬送手段によって搬送される原券に
記録する記録手段と、この記録手段によって記録された
情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段により
記録情報が正しいものであると判別された原券を新券と
して前記投入口部に搬送し供給する第３の搬送手段と、
前記記録手段によって情報が読み取られた旧券および前
記判別手段により記録情報が誤であると判別された原券
を廃棄券として前記収納部の第２の室内に搬送し回収す
る第４の搬送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、旧券を投
入させる投入口部と、この投入口部から投入された旧券
を搬送する第２の搬送手段と、この第２の搬送手段によ
って搬送される旧券に記録されているデータのうち前記
原券への記録に必要なデータを読み取る読取手段と、こ
の読取手段によって読み取られたデータとともに新たな
データを前記第１の搬送手段によって搬送される原券に
記録する記録手段と、この記録手段によって記録された
情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段により
記録情報が正しいものであると判別された原券を新券と
して前記投入口部に搬送し供給する第３の搬送手段と、
前記記録手段によって情報が読み取られた旧券および前
記判別手段により記録情報が誤であると判別された原券
を廃棄券として前記収納部の第２の室内に搬送し回収す
る第４の搬送手段とを具備する。
【００１０】請求項４記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を磁気記録す
る磁気記録手段と、この磁気記録手段によって記録され
た情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段によ
り記録情報が正しいものであると判別された原券を新券
として供給口部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前
記判別手段により記録情報が誤であると判別された原券
を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収す
る第３の搬送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を磁気記録す
る磁気記録手段と、この磁気記録手段によって記録され
た情報の正誤を判別する判別手段と、この判別手段によ
り記録情報が正しいものであると判別された原券を新券
として供給口部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前
記判別手段により記録情報が誤であると判別された原券
を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収す
る第３の搬送手段とを具備する。
【００１１】請求項５記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を前記収納部
の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送
手段と、を具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を前記収納部
の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送
手段と、を具備する。
【００１２】請求項６記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、この保留部に保留された原券を前記収納
部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬
送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、この保留部に保留された原券を前記収納
部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬
送手段とを具備する。
【００１３】請求項７記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、前記収納部の第２の室の収納可能スペー
スの有無を検出する検出手段と、この検出手段により、
前記収納部の第２の室に収納可能スペースがあるこが検
出されたとき、前記保留部に保留された原券を前記収納
部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬
送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、前記収納部の第２の室の収納可能スペー
スの有無を検出する検出手段と、この検出手段により、
前記収納部の第２の室に収納可能スペースがあるこが検
出されたとき、前記保留部に保留された原券を前記収納
部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬
送手段とを具備する。
【００１４】請求項８記載のものは、内部が仕切部材に
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、この保留部に保留された原券を穿孔する
穿孔手段と、この穿孔手段により穿孔された原券を前記
収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３
の搬送手段とを具備する。
より原券を収納する第１の室と廃棄券を収納する第２の
室に仕切られ、前記第１の室から原券が取り出される毎
に前記仕切部材が移動して前記第２の室の容量を相対的
に増大させる収納部と、この収納部の第１の室内から送
り出される原券を搬送する第１の搬送手段と、この第１
の搬送手段によって搬送される原券に情報を印刷する印
刷手段と、この印刷手段によって記録された情報の正誤
を判別する判別手段と、この判別手段により記録情報が
正しいものであると判別された原券を新券として供給口
部に搬送し供給する第２の搬送手段と、前記判別手段に
より記録情報が誤であると判別された原券を一旦、保留
する保留部と、この保留部に保留された原券を穿孔する
穿孔手段と、この穿孔手段により穿孔された原券を前記
収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収する第３
の搬送手段とを具備する。
【００１５】本発明は収納部内を仕切部材により、原券
を収納する第１の室と、廃棄券を収納する第２の室との
仕切り、第１の室から原券が取り出される毎に仕切部材
を移動させて第２の室の容量を相対的に増大させること
より、単一の収納部で該単一の収納部を大型化すること
なく、原券と廃棄券とを区分収納できるようにし、収納
部の設置スペースを削減して小型化を計る。
を収納する第１の室と、廃棄券を収納する第２の室との
仕切り、第１の室から原券が取り出される毎に仕切部材
を移動させて第２の室の容量を相対的に増大させること
より、単一の収納部で該単一の収納部を大型化すること
なく、原券と廃棄券とを区分収納できるようにし、収納
部の設置スペースを削減して小型化を計る。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。図２は、券発行装置として
の定期券発行装置を示す構成図である。図中１は装置本
体で、この装置本体１の前面上部側には旧券（使用期間
の過ぎた定期券）を投入させ、あるいは新券（新規の定
期券）を排出する投入排出口部２が設けられている。こ
の投入排出口部２の下方部には原券を収納するととも
に、回収される廃棄券を収納する収納部としての収納ホ
ッパ３が設けられている。収納ホッパ３の下部側には、
原券を取り出す取出ローラ４ａ，４ｂが設けられてい
る。
の形態を参照して説明する。図２は、券発行装置として
の定期券発行装置を示す構成図である。図中１は装置本
体で、この装置本体１の前面上部側には旧券（使用期間
の過ぎた定期券）を投入させ、あるいは新券（新規の定
期券）を排出する投入排出口部２が設けられている。こ
の投入排出口部２の下方部には原券を収納するととも
に、回収される廃棄券を収納する収納部としての収納ホ
ッパ３が設けられている。収納ホッパ３の下部側には、
原券を取り出す取出ローラ４ａ，４ｂが設けられてい
る。
【００１７】また、装置本体１内には、取出ローラ４
ａ，４ｂによって取り出された原券、および投入排出口
部２から投入された旧券、さらに、新券（定期券）を搬
送する搬送機構５が設けられている。
ａ，４ｂによって取り出された原券、および投入排出口
部２から投入された旧券、さらに、新券（定期券）を搬
送する搬送機構５が設けられている。
【００１８】搬送手段５は第１〜第７の搬送部５ａ〜５
ｇを有し、各搬送部５ａ〜５ｇの接続部には券の搬送方
向を切り替える第１〜第４のゲート６ａ〜６ｄが配設さ
れている。
ｇを有し、各搬送部５ａ〜５ｇの接続部には券の搬送方
向を切り替える第１〜第４のゲート６ａ〜６ｄが配設さ
れている。
【００１９】第１の搬送部５ａには一方向に回転する搬
送ローラ対７ａと正逆方向に回転する搬送ローラ対７ｂ
が配設されている。第２の搬送部５ｂには一方向に回転
する搬送ローラ対８ａ，８ｂと、これら搬送ローラ対８
ａ，８ｂ間に位置する印字部９が配設されている。
送ローラ対７ａと正逆方向に回転する搬送ローラ対７ｂ
が配設されている。第２の搬送部５ｂには一方向に回転
する搬送ローラ対８ａ，８ｂと、これら搬送ローラ対８
ａ，８ｂ間に位置する印字部９が配設されている。
【００２０】印字部９はサーマルヘッド１０と、このサ
ーマルヘッド１０の下方部に第２の搬送部５ｂを介して
離間対向するプラテンローラ１１を備えている。サーマ
ルヘッド１０とプラテンローラ１１との間にはリボンカ
セット１２から送り出されるインクリボン１３が介在さ
れている。
ーマルヘッド１０の下方部に第２の搬送部５ｂを介して
離間対向するプラテンローラ１１を備えている。サーマ
ルヘッド１０とプラテンローラ１１との間にはリボンカ
セット１２から送り出されるインクリボン１３が介在さ
れている。
【００２１】第３の搬送部５ｃには正逆回転する搬送ロ
ーラ対１４が設けられている。第４の搬送部５ｄには、
記録および読取手段さらに、判別手段としてのエンコー
ド部１５および正逆回転する搬送ローラ対１６が設けら
れている。
ーラ対１４が設けられている。第４の搬送部５ｄには、
記録および読取手段さらに、判別手段としてのエンコー
ド部１５および正逆回転する搬送ローラ対１６が設けら
れている。
【００２２】エンコード部１５は旧券の磁気情報を読み
取るとともに、原券に情報を磁気記録し、さらに、記録
した情報の正誤を判別するようになっている。第５の搬
送部５ｅには正逆回転する搬送ローラ対１７ａ，１７
ｂ，１８が配設されている。第５の搬送部５ｅは投入搬
出口部２に接続され、第５の搬送部５ｅの中途部と収納
ホッパ３の後述する廃券回収部３３とは第６の搬送部５
ｆを介して接続されている。
取るとともに、原券に情報を磁気記録し、さらに、記録
した情報の正誤を判別するようになっている。第５の搬
送部５ｅには正逆回転する搬送ローラ対１７ａ，１７
ｂ，１８が配設されている。第５の搬送部５ｅは投入搬
出口部２に接続され、第５の搬送部５ｅの中途部と収納
ホッパ３の後述する廃券回収部３３とは第６の搬送部５
ｆを介して接続されている。
【００２３】第５の搬送部５ｅには保留部としての穿孔
部２２が設けられている。なお、図中１９は搬送ローラ
対駆動用の駆動モータで、２０はサーマルヘッド駆動用
の駆動モータである。
部２２が設けられている。なお、図中１９は搬送ローラ
対駆動用の駆動モータで、２０はサーマルヘッド駆動用
の駆動モータである。
【００２４】図１は本発明に係わる収納ホッパ３を示す
ものである。収納ホッパ３には、その内部を上下に仕切
る仕切部材としての錘り兼用の稼働床３１が上下動自在
に設けられている。稼働床３１によって仕切られる収納
ホッパ３内の下部側は、第１の室としての原券Ｇを収納
する原券ホッパ部３２で、上部側は第２の室としての廃
棄券を収納する廃棄券回収部３３となっている。稼働床
３１は原券ホッパ部３２から原券Ｇが供給される毎に下
降し、その上部側の廃棄券回収部３３のスペースを拡大
するようになっている。廃棄券回収部３３にはその内部
の廃券回収用のスペースの有無を検出する発光素子３４
ａと受光素子３４ｂからなる検出センサ３４が設けら
れ、この検出センサ３４がスペースなしを検出したとき
には、制御手段４５により廃棄券を穿孔部２２に一時保
留させるようになっている。
ものである。収納ホッパ３には、その内部を上下に仕切
る仕切部材としての錘り兼用の稼働床３１が上下動自在
に設けられている。稼働床３１によって仕切られる収納
ホッパ３内の下部側は、第１の室としての原券Ｇを収納
する原券ホッパ部３２で、上部側は第２の室としての廃
棄券を収納する廃棄券回収部３３となっている。稼働床
３１は原券ホッパ部３２から原券Ｇが供給される毎に下
降し、その上部側の廃棄券回収部３３のスペースを拡大
するようになっている。廃棄券回収部３３にはその内部
の廃券回収用のスペースの有無を検出する発光素子３４
ａと受光素子３４ｂからなる検出センサ３４が設けら
れ、この検出センサ３４がスペースなしを検出したとき
には、制御手段４５により廃棄券を穿孔部２２に一時保
留させるようになっている。
【００２５】図３は、原券ホッパ部３２内の原券の残量
を検出する残量検出機構を示すものである。すなわち、
稼働床３１には水平に貫通する貫通孔３５が穿設されて
いる。稼働床３１の底部略中央部には、貫通孔３５に連
通する開口部３６が穿設されている。原券ホッパ３２の
両側壁部には、互いに対向する通孔３７ａ，３７ｂが穿
設され、一方の通孔３７にはセンサを構成する発光素子
３９が対向され、他方の通孔３８には受光素子４０が対
向されている。
を検出する残量検出機構を示すものである。すなわち、
稼働床３１には水平に貫通する貫通孔３５が穿設されて
いる。稼働床３１の底部略中央部には、貫通孔３５に連
通する開口部３６が穿設されている。原券ホッパ３２の
両側壁部には、互いに対向する通孔３７ａ，３７ｂが穿
設され、一方の通孔３７にはセンサを構成する発光素子
３９が対向され、他方の通孔３８には受光素子４０が対
向されている。
【００２６】発光素子３９から発光された光は通孔３７
を介して受光素子４０に受光されるようになっている。
発光素子４０から発光された光が原券に遮られて受光素
子４０が受光しない場合には、原券の残量が十分あり、
図４に示すように、受光素子４０が受光した場合には、
残量エンドが近い状態となっている。受光素子４０が受
光した場合には、制御手段４５により表示部４６に表示
されるようになっている。
を介して受光素子４０に受光されるようになっている。
発光素子４０から発光された光が原券に遮られて受光素
子４０が受光しない場合には、原券の残量が十分あり、
図４に示すように、受光素子４０が受光した場合には、
残量エンドが近い状態となっている。受光素子４０が受
光した場合には、制御手段４５により表示部４６に表示
されるようになっている。
【００２７】原券ホッパ部３２の底面部には開口部４２
が設けられ、この開口部４２には原券Ｇの有無を検出す
るレバーセンサ４３が対向配置されている。レバーセン
サ４３は原券があるときは、オフ状態となり、図５に示
すように原稿がないときは、オン状態になる。レバーセ
ンサ４３がオンしたときは、制御部４５により、表示部
４６に表示されるようになっている。
が設けられ、この開口部４２には原券Ｇの有無を検出す
るレバーセンサ４３が対向配置されている。レバーセン
サ４３は原券があるときは、オフ状態となり、図５に示
すように原稿がないときは、オン状態になる。レバーセ
ンサ４３がオンしたときは、制御部４５により、表示部
４６に表示されるようになっている。
【００２８】次に、発券プロセスについて説明する。ま
ず、通常の新券発行の場合について説明する。この場合
には、購入者が記入した購入申込書から、必要なデータ
をインプットする。しかるのち、原券ホッパ３２から取
出ローラ４ａ，４ｂの回転により、原券Ｇを取り出す。
取り出された原券Ｇは第１の搬送部（第１の搬送手段）
５ａおよび第２の搬送部（第１の搬送手段）５ｂを介し
て印字部９へ送られ、ここで、その表面にサーマルヘッ
ド１０によりデータが印字される。このデータが印字さ
れた原券Ｇは第２の搬送部５ｂから第３の搬送部５ｃに
送り出されて搬送されたのち、逆送りされて第２のゲー
ト６ｂを介して第４の搬送部５ｄへ送られる。この第４
の搬送路５ｄに送られた原券Ｇの裏面側にエンコーダ部
１５でデータが磁気記録される。このデータが磁気記録
された原券Ｇは第４の搬送部５ｄで逆送りされてエンコ
ーダ部１５で磁気記録されたデータの正誤が判別され、
誤っていれば、第３のゲート６ｃを介して第７の搬送部
５ｇへ送られて穿孔部２２で穿孔される。正しければ、
第１のゲート６ａを介して第５の搬送部（第２の搬送手
段）５ｅへ送り出されて搬送され、投入排出口部２へ新
券として搬出される。
ず、通常の新券発行の場合について説明する。この場合
には、購入者が記入した購入申込書から、必要なデータ
をインプットする。しかるのち、原券ホッパ３２から取
出ローラ４ａ，４ｂの回転により、原券Ｇを取り出す。
取り出された原券Ｇは第１の搬送部（第１の搬送手段）
５ａおよび第２の搬送部（第１の搬送手段）５ｂを介し
て印字部９へ送られ、ここで、その表面にサーマルヘッ
ド１０によりデータが印字される。このデータが印字さ
れた原券Ｇは第２の搬送部５ｂから第３の搬送部５ｃに
送り出されて搬送されたのち、逆送りされて第２のゲー
ト６ｂを介して第４の搬送部５ｄへ送られる。この第４
の搬送路５ｄに送られた原券Ｇの裏面側にエンコーダ部
１５でデータが磁気記録される。このデータが磁気記録
された原券Ｇは第４の搬送部５ｄで逆送りされてエンコ
ーダ部１５で磁気記録されたデータの正誤が判別され、
誤っていれば、第３のゲート６ｃを介して第７の搬送部
５ｇへ送られて穿孔部２２で穿孔される。正しければ、
第１のゲート６ａを介して第５の搬送部（第２の搬送手
段）５ｅへ送り出されて搬送され、投入排出口部２へ新
券として搬出される。
【００２９】このように新券が発行されたのち、穿孔部
２２で穿孔された廃棄券が第３のゲート６ｃを介して第
４の搬送部５ｄに送られ、この第４の搬送部５ｄから第
１のゲート６ａ、第５の搬送部５ｅ、および第４のゲー
ト６ｄ、さらに、第６の搬送部（第３の搬送手段）５ｆ
を介して廃棄券回収部３３へ送られて回収される。
２２で穿孔された廃棄券が第３のゲート６ｃを介して第
４の搬送部５ｄに送られ、この第４の搬送部５ｄから第
１のゲート６ａ、第５の搬送部５ｅ、および第４のゲー
ト６ｄ、さらに、第６の搬送部（第３の搬送手段）５ｆ
を介して廃棄券回収部３３へ送られて回収される。
【００３０】次に、旧券のデータをもとに発券する場合
について説明する。この場合には、投入排出口部２より
旧券（定期の使用期間が過ぎた券）を投入させる。この
投入された旧券は第５の搬送路（第２の搬送手段）５ｅ
を介して第４の搬送部５ｄへ送られて搬送され、エンコ
ード部１５で新券発行に必要なデータが読み取られる。
読み取られたのち、第７の搬送部５ｇを介して穿孔部２
２へ送られて穿孔されるとともに、一時保留される。
について説明する。この場合には、投入排出口部２より
旧券（定期の使用期間が過ぎた券）を投入させる。この
投入された旧券は第５の搬送路（第２の搬送手段）５ｅ
を介して第４の搬送部５ｄへ送られて搬送され、エンコ
ード部１５で新券発行に必要なデータが読み取られる。
読み取られたのち、第７の搬送部５ｇを介して穿孔部２
２へ送られて穿孔されるとともに、一時保留される。
【００３１】しかるのち、上記したと同様にして原券ホ
ッパ３２から取出ローラ４ａ，４ｂの回転により、原券
を取り出す。取り出された原券は第１の搬送部（第１の
搬送手段）５ａおよび第２の搬送部（第１の搬送手段）
５ｂを介して印字部９へ送られ、ここで、その表面にサ
ーマルヘッド１０によりデータが印字される。このデー
タが印字された原券は第２の搬送部５ｂから第３の搬送
部５ｃに送り出されて搬送されたのち、逆送りされてゲ
ート６ｂを介して第４の搬送部５ｄへ送られる。この第
４の搬送路５ｄに送られた原券の裏面側にエンコーダ部
１５でデータが磁気記録される。このデータが磁気記録
された原券Ｇは第４の搬送部５ｄで逆送りされてエンコ
ーダ部１５で磁気記録されたデータの正誤が判別され、
誤っていれば、第３のゲート６ｃを介して第７の搬送部
５ｇへ送られて穿孔部２２で穿孔される。正しければ、
第１のゲート６ａを介して第５の搬送部（第３の搬送手
段）５ｅへ送り出されて搬送され、投入排出口部２へ新
券として搬出される。
ッパ３２から取出ローラ４ａ，４ｂの回転により、原券
を取り出す。取り出された原券は第１の搬送部（第１の
搬送手段）５ａおよび第２の搬送部（第１の搬送手段）
５ｂを介して印字部９へ送られ、ここで、その表面にサ
ーマルヘッド１０によりデータが印字される。このデー
タが印字された原券は第２の搬送部５ｂから第３の搬送
部５ｃに送り出されて搬送されたのち、逆送りされてゲ
ート６ｂを介して第４の搬送部５ｄへ送られる。この第
４の搬送路５ｄに送られた原券の裏面側にエンコーダ部
１５でデータが磁気記録される。このデータが磁気記録
された原券Ｇは第４の搬送部５ｄで逆送りされてエンコ
ーダ部１５で磁気記録されたデータの正誤が判別され、
誤っていれば、第３のゲート６ｃを介して第７の搬送部
５ｇへ送られて穿孔部２２で穿孔される。正しければ、
第１のゲート６ａを介して第５の搬送部（第３の搬送手
段）５ｅへ送り出されて搬送され、投入排出口部２へ新
券として搬出される。
【００３２】このように新券が発行されたのち、穿孔部
２２で穿孔された旧券や誤記録の券は第３のゲート６ｃ
を介して第４の搬送部５ｄに送られ、この第４の搬送部
５ｄから第１のゲート６ａ、第５の搬送部５ｅ、および
第４のゲート６ｄ、さらに、第６の搬送部（第４の搬送
手段）５ｆを介して廃棄券回収部３３へ送られて回収さ
れる。
２２で穿孔された旧券や誤記録の券は第３のゲート６ｃ
を介して第４の搬送部５ｄに送られ、この第４の搬送部
５ｄから第１のゲート６ａ、第５の搬送部５ｅ、および
第４のゲート６ｄ、さらに、第６の搬送部（第４の搬送
手段）５ｆを介して廃棄券回収部３３へ送られて回収さ
れる。
【００３３】上記したように、収納ホッパ３内を移動床
３１により、原券を収納する原券ホッパ部３２と、廃棄
券を収納する廃棄券回収部３３に仕切り、前記原券ホッ
パ部３２から原券が取り出される毎に移動床３１を移動
させて廃棄券回収部３３の容量を相対的に増大させるた
め、単一の収納ホッパ３で該単一の収納ホッパ３を大型
化することなく、原券と、廃棄券を区分収納することが
できる。
３１により、原券を収納する原券ホッパ部３２と、廃棄
券を収納する廃棄券回収部３３に仕切り、前記原券ホッ
パ部３２から原券が取り出される毎に移動床３１を移動
させて廃棄券回収部３３の容量を相対的に増大させるた
め、単一の収納ホッパ３で該単一の収納ホッパ３を大型
化することなく、原券と、廃棄券を区分収納することが
できる。
【００３４】したがって、収納ホッパ３の設置スペース
を削減でき、小型が可能になる。また、原券ホッパ部３
２から原券が取り出される毎に移動床３１を移動させて
廃棄券回収部３３の容量を相対的に増大させるため、廃
棄券回収部３３が廃棄券で満杯になることがなく、満杯
検知用のセンサが不要になり、しかも、収納ホッパ３が
単一であるため、その設置を検知するセンサも一個でよ
く、センサの個数を削減できる。
を削減でき、小型が可能になる。また、原券ホッパ部３
２から原券が取り出される毎に移動床３１を移動させて
廃棄券回収部３３の容量を相対的に増大させるため、廃
棄券回収部３３が廃棄券で満杯になることがなく、満杯
検知用のセンサが不要になり、しかも、収納ホッパ３が
単一であるため、その設置を検知するセンサも一個でよ
く、センサの個数を削減できる。
【００３５】さらに、廃棄券回収部３３内が廃棄券で満
杯になることがないため、収納ホッパ３の取り出しは原
券の補充時のみでよく、この補充時に廃棄券の取り出し
も同時に行うことにより、収納ホッパ３の取り出し回数
を削減でき、作業性を向上できる。また、収納ホッパ部
３２の原券の残量検知を光センサ３９，４０で行うた
め、メカ的な機構と比較して折損等の故障も少ない。
杯になることがないため、収納ホッパ３の取り出しは原
券の補充時のみでよく、この補充時に廃棄券の取り出し
も同時に行うことにより、収納ホッパ３の取り出し回数
を削減でき、作業性を向上できる。また、収納ホッパ部
３２の原券の残量検知を光センサ３９，４０で行うた
め、メカ的な機構と比較して折損等の故障も少ない。
【００３６】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、収納部内
を仕切部材により、原券を収納する第１の室と、廃棄券
を収納する第２の室に仕切り、前記第１の室から原券が
取り出される毎に前記仕切部材を移動させて前記第２の
室の容量を相対的に増大させるから、単一の収納部で該
単一の収納部を大型化することなく、原券と廃棄券を区
分収納することができる。したがって、収納部の設置ス
ペースを削減でき、小型が可能になる。
を仕切部材により、原券を収納する第１の室と、廃棄券
を収納する第２の室に仕切り、前記第１の室から原券が
取り出される毎に前記仕切部材を移動させて前記第２の
室の容量を相対的に増大させるから、単一の収納部で該
単一の収納部を大型化することなく、原券と廃棄券を区
分収納することができる。したがって、収納部の設置ス
ペースを削減でき、小型が可能になる。
【００３７】また、第１の室から原券が取り出される毎
に仕切部材を移動させて第２の室の容量を相対的に増大
させるため、第２の室が廃棄券で満杯になることがな
く、満杯検知用のセンサが不要になり、しかも、収納部
が単一であるため、その設置を検知するセンサも一個で
よく、センサの個数を削減できる。
に仕切部材を移動させて第２の室の容量を相対的に増大
させるため、第２の室が廃棄券で満杯になることがな
く、満杯検知用のセンサが不要になり、しかも、収納部
が単一であるため、その設置を検知するセンサも一個で
よく、センサの個数を削減できる。
【００３８】さらに、第２の室が廃棄券で満杯になるこ
とがないため、収納部の取り出しは原券の補充時のみで
よく、この補充時に廃棄券の取り出しも同時に行うこと
により、収納部の取り出し回数を削減でき、作業性を向
上できる。
とがないため、収納部の取り出しは原券の補充時のみで
よく、この補充時に廃棄券の取り出しも同時に行うこと
により、収納部の取り出し回数を削減でき、作業性を向
上できる。
【図１】本発明の一実施の形態であるホッパ装置を示す
構成図。
構成図。
【図２】定期券発行装置を示す構成図。
【図３】原券の残量検出装置を示す斜視図。
【図４】原券の残量がニヤエンド状態であることを示す
図。
図。
【図５】原券の残量がエンド状態であることを示す図。
２…投入排出口部（供給口部） ３…収納ホッパ（収納部） ５…搬送機構 １５…エンコーダ（記録手段、判別手段、読取手段） Ｇ…原券 ３１…移動床（仕切部材） ３２…原券ホッパ部（第１の室） ３３…廃棄券回収部（第２の室）
Claims (8)
- 【請求項１】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を記
録する記録手段と、 この記録手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収
する第３の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項２】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 旧券を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された旧券を搬送する第２の搬送
手段と、 この第２の搬送手段によって搬送される旧券に記録され
ているデータのうち前記原券への記録に必要なデータを
読み取る読取手段と、 この読取手段によって読み取られたデータとともに新た
なデータを前記第１の搬送手段によって搬送される原券
に記録する記録手段と、 この記録手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として前記投入口部に搬送し供給する
第３の搬送手段と、 前記記録手段によって情報が読み取られた旧券を廃棄券
として前記収納部の第２の室内に搬送し回収する第４の
搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項３】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 旧券を投入させる投入口部と、 この投入口部から投入された旧券を搬送する第２の搬送
手段と、 この第２の搬送手段によって搬送される旧券に記録され
ているデータのうち前記原券への記録に必要なデータを
読み取る読取手段と、 この読取手段によって読み取られたデータとともに新た
なデータを前記第１の搬送手段によって搬送される原券
に記録する記録手段と、 この記録手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として前記投入口部に搬送し供給する
第３の搬送手段と、 前記記録手段によって情報が読み取られた旧券および前
記判別手段により記録情報が誤であると判別された原券
を廃棄券として前記収納部の第２の室内に搬送し回収す
る第４の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項４】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を磁
気記録する磁気記録手段と、 この磁気記録手段によって記録された情報の正誤を判別
する判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収
する第３の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項５】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を印
刷する印刷手段と、 この印刷手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬送し回収
する第３の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項６】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を印
刷する印刷手段と、 この印刷手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を一旦、保留する保留部と、 この保留部に保留された原券を前記収納部の第２の室内
に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項７】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を印
刷する印刷手段と、 この印刷手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を一旦、保留する保留部と、 前記収納部の第２の室の収納可能スペースの有無を検出
する検出手段と、 この検出手段により、前記収納部の第２の室に収納可能
スペースがあるこが検出されたとき、前記保留部に保留
された原券を前記収納部の第２の室内に廃棄券として搬
送し回収する第３の搬送手段と、 を具備することを特徴とする券発行装置。 - 【請求項８】内部が仕切部材により原券を収納する第１
の室と廃棄券を収納する第２の室に仕切られ、前記第１
の室から原券が取り出される毎に前記仕切部材が移動し
て前記第２の室の容量を相対的に増大させる収納部と、 この収納部の第１の室内から送り出される原券を搬送す
る第１の搬送手段と、 この第１の搬送手段によって搬送される原券に情報を印
刷する印刷手段と、 この印刷手段によって記録された情報の正誤を判別する
判別手段と、 この判別手段により記録情報が正しいものであると判別
された原券を新券として供給口部に搬送し供給する第２
の搬送手段と、 前記判別手段により記録情報が誤であると判別された原
券を一旦、保留する保留部と、 この保留部に保留された原券を穿孔する穿孔手段と、 この穿孔手段により穿孔された原券を前記収納部の第２
の室内に廃棄券として搬送し回収する第３の搬送手段
と、 を具備することを特徴とする券発行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34119795A JPH09180007A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 券発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34119795A JPH09180007A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 券発行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180007A true JPH09180007A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18344126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34119795A Pending JPH09180007A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 券発行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107248197A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-13 | 南京理工大学 | 一种非精密票卡升降装置 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP34119795A patent/JPH09180007A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107248197A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-13 | 南京理工大学 | 一种非精密票卡升降装置 |
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