JPH09179818A - 非同期式シリアルデータ伝送装置 - Google Patents

非同期式シリアルデータ伝送装置

Info

Publication number
JPH09179818A
JPH09179818A JP33950495A JP33950495A JPH09179818A JP H09179818 A JPH09179818 A JP H09179818A JP 33950495 A JP33950495 A JP 33950495A JP 33950495 A JP33950495 A JP 33950495A JP H09179818 A JPH09179818 A JP H09179818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
transmission
shift register
data
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33950495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2912210B2 (ja
Inventor
Masahiko Okada
政彦 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
Priority to JP33950495A priority Critical patent/JP2912210B2/ja
Publication of JPH09179818A publication Critical patent/JPH09179818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2912210B2 publication Critical patent/JP2912210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードウェアの簡易化と伝送効率の向上を図っ
た非同期式シリアルデータ伝送装置の提供。 【解決手段】シフトレジスタ2は最下位ビットとして1
つ余分のビットを有する。ホスト装置1がライトストロ
ーブ信号6を出力して、3ビットデータをシフトレジス
タ2に書き込むときに、最下位ビットのインバータ4に
よる反転出力も最下位ビットに書き込まれ、伝送路8を
介して受信側に伝送される。スタートビット検出回路1
2は、これを検出してスタートビットとして認識する。
また、シフトレジス2の3ビットデータは、送信クロッ
ク7に応答して1ビットづつ右シフトされて伝送され、
受信クロックに応答するシフトレジスタ10に受信され
る。3ビットデータに対応する送信クロック7の完了後
は、シフトレジスタの最下位ビットは、その時の出力状
態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非同期式シリアルデ
ータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ伝送では、通信デ
ータの1ワード毎に、データの前後にスタートビットと
ストップビットを追加する調歩同期式が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の非同期
式シリアルデータ伝送方式では、第1に、伝送データの
前後にスタートビットとストップビットを付加する手段
が必要であるため、回路構成が複雑になるという問題点
がある。特に、1ワードの大きさを可変とする場合に
は、データ伝送開始から何ビット目にストップビットを
送出するかを特に意識した回路構成としなければならな
いので、より複雑になる。第2に、1ワードのデータあ
たり、2ビットの付加情報が必要となるため、伝送効率
が低下するという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、伝送データの構成を、付
加情報を1ワードにつき1ビットすることができるよう
な装置構成を採用することにより、ハードウェアの簡易
化と伝送効率向上をはかることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の非同期式シリア
ルデータ伝送装置は、送信側に、送信データの1ワード
毎の先頭にスタートビットを付加して送信する手段と、
1ワードの最終ビットを伝送路に出力し続ける手段と、
前記スタートビットを前記最終ビットと反対の極性の値
とする手段を有し、受信側に前記スタートビットを検出
する手段と、受信データからスタートビットを除去しデ
ータ部を抽出する手段を有することを特徴とする。
【0006】[作用]本発明においては、送信データの
最終ビットを伝送路上に保持する構成としたため、伝送
路のマーク状態を兼ねることが出来、従って、従来の調
歩同期式で伝送路の状態をマーク状態に戻すためのスト
ップビットが不要となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について詳
細に説明する。
【0008】図1に示す本発明の一実施例は、1ワード
が3ビットで構成されるデータを送信側ホスト装置1か
ら受信側ホスト装置9へデータ伝送を行うものである。
【0009】まず、送信元であるホスト装置1側の構成
について説明する。ホスト装置1側には、パラレル−シ
リアル変換を行うシフトレジスタ2と、送信タイミング
クロックを生成する送信クロック生成回路3と、シフト
レジスタ2の最下位ビットの値を反転して再度シフトレ
ジスタ2の入力値として戻す回路と、伝送路へのドライ
バ5とを有する。
【0010】シフトレジスタ2は、送信データの1ワー
ド長である3ビットより1ビット長い4ビット長で、送
信クロック7に応答して上位から下位方向にシフト動作
し、最下位ビットの値を伝送路8に出力する構成であ
る。
【0011】また、ホスト装置1からの送信データは、
ライトストローブ信号6を契機に上位3ビットに書き込
まれ、同時に最下位ビットの値が反転する。
【0012】送信クロック生成回路3は、シフトレジス
タ2のシフト動作を行う為のクロック源であり、ホスト
装置1からシフトレジスタ2に送信データを書き込みを
契機にクロック生成を開始し、1ワードのデータ送信
後、すなわち3クロック出力後は停止するものである。
【0013】次に、受信側の構成を示す。受信側には、
シリアル−パラレルデータ変換を行う為のシフトレジス
タ10と、受信クロック生成回路11と、スタートビッ
ト検出回路12およびレシーバ13とを有する。
【0014】シフトレジスタ10は3ビット長であり、
送信側のシフトレジスタ2と同様に、上位ビットから下
位ビットにシフトするもので、最上位ビットのシフト入
力は伝送路8からの入力データである。
【0015】スタートビット検出回路12は、伝送路8
からの受信データの変化を検出する微分回路を有し、ス
タートビットを検出したら受信クロック生成回路11を
起動する。その後、データ受信中は受信データの変化の
検出を抑止し、クロック生成回路11からの受信完了通
知を受けた後、再度スタートビットの検出を開始する。
【0016】受信クロック生成回路11は、スタートビ
ット検出回路12からのスタートビット検出の通知を契
機に、受信クロックは3クロック出力し、出力完了後、
ホスト装置9とスタートビット検出回路12に受信完了
を通知する。
【0017】次に、本実施例の動作について、図2のタ
イムチャートを参照しながら説明する。本タイムチャー
トは、2ワードのデータを送信する際の動作例に対する
ものである。
【0018】1ワード目の値は2進数で101、2ワー
ド目は010とする。なお、タイムチャートは全て正論
理記述、シフトレジスタの初期値は全て0、伝送路8は
論理0のマーク状態とする。
【0019】この状態で、まずホスト装置1から送信デ
ータをシフトレジスタ2に書き込む。これが、図2のタ
イムチャートのT2フェーズであり、ライトストローブ
信号6を契機に、シフトレジスタ2の値が最上位から1
011となる。シフトレジスタ2の最下位ビットは、T
1フェーズの論理0から論理1に変化し、これがスター
トビットとなり、伝送路8にも反映される。
【0020】また、ライトストローブ信号6を契機に送
信クロック生成回路3は、送信クロック7をT3からT
5フェーズで3クロック出力し停止する。これにより、
スタートビットに続いて送信データが最下位ビットから
順に伝送路8に出力される。最終ビット送信後は、最終
ビットの値がそのまま保持され、これがマーク状態とな
る。この時の伝送路8の状態は、T1フェーズのマーク
状態とは逆に論理1となる。
【0021】次に、このデータの受信動作を説明する。
【0022】先に説明したように、ホスト装置1が送信
データをシフトレジスタ2に書き込んだ際に、伝送路8
のそれまでの値が論理0から論理1に変化する。スター
トビット検出回路12は、T2フェーズでこの伝送路の
変化を検出し受信クロック生成回路11を起動する。
【0023】受信クロック生成回路11は、これを契機
にT3からT5にかけて受信クロックを3クロック出力
し、シフトレジスタ10の最上位から順に伝送路8のデ
ータが取り込まれていく。
【0024】受信クロック生成回路11は、3クロック
出力後、ホスト装置9とスタートビット検出回路12に
受信完了を通知する。ホスト装置はこれを契機にシフト
レジスタ10の値を読み出し、スタートビット検出回路
は、再度、伝送路8の状態変化監視を再開する。
【0025】続いて、T6フェーズでホスト装置1が2
ワード目をシフトレジスタ2に書き込みと、シフトレジ
スタ2の最下位ビットは論理1から論理0となり、スタ
ートビットとなる。
【0026】以後、1ワード目と同様に、T7フェーズ
からT9フェーズにかけて順次データが伝送されてい
く。
【0027】このようにして、スタートビット1ビット
での、非同期データ伝送を行う。
【0028】次に、本発明の第2の実施例について図3
を参照して説明する。本実施例は、伝送データの1ワー
ドのビット長を3ビットから5ビットの範囲で任意に設
定可能としたものである。
【0029】送信側と受信側双方に、ビット数を保持す
るビット長レジスタ116、ビット長レジスタ117が
付加されており、送信クロック生成回路103と受信ク
ロック生成回路111は、これに設定された数のクロッ
クを出力する。
【0030】シフトレジスタ102とシフトレジスタ1
10は、伝送データの最大長に対応し、それぞれ6ビッ
ト長、5ビット長となり得る。
【0031】さらに、送信側のホスト装置101は、伝
送データのビット長に拘らずシフトレジスタ102への
書き込みデータの最下位ビット位置を固定とする。逆
に、受信側のホスト装置109は、シフトレジスタ11
0の最上位ビット位置を固定として読み出す回路構成と
する。
【0032】以上の構成により、3から5ビットの任意
のデータを送受信することが出来る。さらに本実施例に
習って、データのビット長5以上に拡張する構成も容易
に実現できる。
【0033】次に、本発明の第3の実施例として、従来
の調歩同期式の装置と相互に送受信を行うことができる
本発明の非同期式シリアルデータ伝送装置について説明
する。
【0034】まず、送信側について説明すると、図1に
示した第1実施例において、送信側のシフトレジスタ2
の最上位ビットへのシフト入力を調歩同期方式における
ストップビットの極性をもつ値を固定的に入力し、かつ
送信クロックを1クロック追加し4クロックとする事
で、調歩同期方式のデータを送信する事が出来る。
【0035】また、受信側においても、シフトレジスタ
を1ビット追加し、かつ受信クロックを4ビットとする
事で、調歩同期方式で送信されたデータを受信する事が
可能となる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成を採用した
結果、第1に従来の調歩同期方式のように、データ伝送
開始から何ビット目かにストップビットを送出する手段
を必要としないため、1ワード長さを可変とした場合で
も非常に簡単に送受信回路を構成出来るという効果を有
する。第2に、1ワードのデータあたりの付加情報が調
歩同期方式の2ワードに対し、1ビットで済むため、デ
ータ伝送効率が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した実施例の動作を示すタイムチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 シフトレジスタ 3 送信クロック生成回路 4 インバータ 5 ドライバ 6 ライトストローブ信号 7 送信クロック 8 伝送路 9 ホスト装置 10 シフトレジスタ 11 受信クロック生成回路 12 スタートビット検出回路 13 レシーバ 14 スタートビット検出信号 15 受信クロック 101 ホスト装置 102 シフトレジスタ 103 送信クロック生成回路 104 インバータ 105 ドライバ 106 ライトストローブ 107 送信クロック 108 伝送路 109 ホスト装置 110 シフトレジスタ 111 受信クロック生成回路 112 スタートビット検出回路 113 レシーバ 114 スタートビット検出信号 115 受信クロック 116 ビット長レジスタ 117 ビット長レジスタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側に、送信データの1ワード毎の先
    頭にスタートビットを付加して送信する手段と、1ワー
    ドの最終ビットを伝送路に出力し続ける手段と、前記ス
    タートビットを前記最終ビットと反対の極性の値とする
    手段を有し、受信側に前記スタートビットを検出する手
    段と、受信データからスタートビットを除去しデータ部
    を抽出する手段を有することを特徴とする非同期式シリ
    アルデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記送信側のホスト装置から並列に書き
    込まれたデータを送信クロックに応答して上位から下位
    方向にビットシフトする送信側シフトレジスタからのビ
    ット出力を、受信クロックに応答して直列に受信側シフ
    トレジスタで受信し受信側のホスト装置に並列に書き込
    む非同期式シリアルデータ伝送装置であって、 前記送信側のシフトレジスタには、その反転出力が前記
    書込みと同期して書き込まれて前記スタートビットにな
    るとともに、前記送信クロックに応答して前記書き込ま
    れたデータを順次出力し、前記送信クロック停止後はそ
    の時の出力状態を維持し続けるビットを最下位に付加し
    たことを特徴とする請求項1記載の非同期シリアルデー
    タ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信側と受信側には、それぞれのホ
    スト装置からデータ伝送のビット長を設定できるビット
    長レジスタを設け、前記送信クロックと受信クロックは
    該ビット長と同数だけ出力され、前記送信側シフトレジ
    スタは前記最下位ビット側に詰めて前記並列書込みが行
    われ、また前記受信側シフトレジスタは伝送路詰めに前
    記ビット長と同数だけ受信するようにしたことを特徴と
    する請求項2記載の非同期シリアルデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記送信側シフトレジスタの最上位ビッ
    トへのシフト入力として調歩同期方式におけるストップ
    ビットの極性をもつ値を固定的に入力し、かつ前記クロ
    ックを1つだけ追加し、かつ、前記受信側シフトレジス
    タに1ビットを追加するとともに前記受信クロックを1
    つだけ追加することにより、調歩同期方式のデータ伝送
    装置と相互に送受信可能としたことを特徴とする請求項
    2記載の非同期式シリアルデータ伝送装置。
JP33950495A 1995-12-26 1995-12-26 非同期式シリアルデータ伝送装置 Expired - Lifetime JP2912210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33950495A JP2912210B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 非同期式シリアルデータ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33950495A JP2912210B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 非同期式シリアルデータ伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09179818A true JPH09179818A (ja) 1997-07-11
JP2912210B2 JP2912210B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=18328111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33950495A Expired - Lifetime JP2912210B2 (ja) 1995-12-26 1995-12-26 非同期式シリアルデータ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2912210B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155670A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Yokogawa Electric Corp データ受信装置、データ転送制御装置およびデータ転送システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155670A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Yokogawa Electric Corp データ受信装置、データ転送制御装置およびデータ転送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2912210B2 (ja) 1999-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4390969A (en) Asynchronous data transmission system with state variable memory and handshaking protocol circuits
JPH06188850A (ja) データ転送方式及びデータ転送装置
JPH11149445A (ja) 送受信兼用のレジスターを持つ直列インターフェース装置
EP0694237A1 (en) Data transfer system
GB2235995A (en) Apparatus for read handshake in high-speed asynchronous bus interface
JP2641276B2 (ja) 2段式同期装置
JP2912210B2 (ja) 非同期式シリアルデータ伝送装置
KR0174853B1 (ko) 상대방 메모리를 이용한 두 프로세서간 비동기 직렬 통신 송/수신 장치
CN1538698B (zh) 存储器接口系统
JP3522997B2 (ja) 通信回路ならびに通信回路を用いたデータ伝送システム
US20230269118A1 (en) Single wire serial communication using pulse width modulation in a daisy chain architecture
JP3592169B2 (ja) 非同期データ転送制御装置および非同期データ転送制御方法
SU1675888A1 (ru) Устройство дл контрол информации при передаче
JPS63290033A (ja) デ−タ送受信回路
KR100994356B1 (ko) 통신 시스템 및 통신 방법
KR100239055B1 (ko) 디지털 신호 처리 제어 장치
SU1339894A1 (ru) Декодирующее устройство
SU1596477A1 (ru) Устройство дл приема биимпульсных сигналов
KR0152397B1 (ko) 근원지 동기전송 방식 데이타 수신장치
JPH065831B2 (ja) 信号フレ−ムの伝送方式
JPS62279717A (ja) デ−タ転送方式
KR950025539A (ko) 직병렬 변환 인터페이스회로
SU1762307A1 (ru) Устройство дл передачи информации
JPS59135561A (ja) 回線制御信号検出,送信回路
KR100239487B1 (ko) 음성 피씨엠 데이터 전송장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990316