JPH09179017A - 光走査用レンズおよび光走査装置 - Google Patents

光走査用レンズおよび光走査装置

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JPH09179017A
JPH09179017A JP34073795A JP34073795A JPH09179017A JP H09179017 A JPH09179017 A JP H09179017A JP 34073795 A JP34073795 A JP 34073795A JP 34073795 A JP34073795 A JP 34073795A JP H09179017 A JPH09179017 A JP H09179017A
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optical
optical scanning
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浩二 増田
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清三 鈴木
Yoshiaki Hayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単玉構成の走査結像レンズを用いる光走査装置
において、光学素子の光軸方向の組付け公差に対する制
限を緩和する。 【解決手段】走査結像レンズが単玉構成である。走査結
像レンズの、少なくとも一方の面は偏向面内における形
状として非円弧形状を有し、少なくとも一方の面は特殊
なトーリック面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光走査用レンズお
よび光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主走査対応方向(光源から被走査面に到
る光路を光学系の光軸に沿って直線的に展開した仮想的
な光路上で主走査方向と平行的に対応する方向を言い、
上記仮想的な光路上で副走査方向に平行的に対応する方
向を副走査対応方向という)に長い線像に結像した光束
を、上記線像の結像位置の近傍に偏向反射面を有する光
偏向器により等角速度的に偏向させ、光走査用レンズに
より被走査面上に光スポットとして集光させ、被走査面
を等速的に光走査する光走査装置は従来から光プリンタ
やデジタル複写装置に関連して広く知られている。
【0003】このような光走査装置において、装置のコ
ンパクト化や価格の低廉化の観点から、「単玉構成」の
光走査用レンズの使用が提案されている(特開平7−1
74998号公報等)。
【0004】光走査装置は「コンパクトで広い有効主走
査幅を有する」ことが望ましく、このために光偏向器に
よる有効偏向角の範囲を大きくとることが必要となる。
【0005】光走査用レンズを大型化させないために
は、光走査用レンズをなるべく光偏向器の近傍に配備す
ることが望ましい。しかし、光走査用レンズの配備位置
を光偏向器に近付けると、光走査用レンズの倍率が大き
くなり、例えば上記「線像」を結像させるための光学系
の光軸方向の僅かな位置誤差で線像の結像位置が上記の
「仮想的な光路上」で僅かにずれても、光スポットの結
像位置は大きくずれ、像面湾曲は設計上のものから大き
く劣化したものとなってしまう。このような像面湾曲の
劣化の影響は副走査方向の像面湾曲において大きい。
【0006】単玉構成の光走査用レンズも、光走査の等
速特性が良好で、光スポット径が光スポットの像高によ
り変動しないように、主走査方向・副走査方向の像面湾
曲が共に良好に補正されることが望ましいことは勿論で
ある。
【0007】単玉構成の光走査用レンズにより上記の如
き要請を満足しようとすると、レンズ面は少なくとも1
面に非球面等の特殊な面形状が必要となる。特殊な面形
状を持つレンズの作製方法として3次元切削法等も可能
であるが、プラスチックによる成形加工は容易で且つ確
実である。
【0008】しかし、単玉構成の光走査用レンズをプラ
スチックによる成形加工で作製する場合、光走査用レン
ズの形状が成形加工に適した形状、即ち、成形の過程で
「ヒケやウネリ」といった形状誤差が生じないような形
状であることが必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、単玉構成の光走査用レンズにおいて、主・副
走査方向の像面湾曲や走査の等速特性といった性能を良
好にし、なおかつ広い有効主走査幅を可能ならしめるこ
とを課題とする(請求項1〜8)。
【0010】また、単玉構成の光走査用レンズをプラス
チックで成形加工する場合の形状誤差の有効な防止を可
能ならしめることを別の課題とする(請求項1〜3)。
【0011】さらに、光学素子の光軸方向の組付け公差
に対する制限を緩和することを他の課題とする(請求項
4,7)。
【0012】さらに、単玉構成の光走査用レンズにおい
て、光スポットの像高による光スポット径の偏差を小さ
くすることを課題とする(請求項8)。
【0013】この発明はまた、単玉構成の光走査用レン
ズを用いる光走査装置において、装置のコンパクト化、
高性能化を課題とする(請求項9)。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の光走査用レン
ズは「主走査対応方向に長い線像に結像した光束を、上
記線像の結像位置の近傍に偏向反射面を有する光偏向器
により等角速度的に偏向させ、光走査用レンズにより被
走査面上に光スポットとして集光させ、上記被走査面を
等速的に光走査する光走査装置」における光走査用レン
ズであって、以下の如き特徴を有する(請求項1)。
【0015】即ち、光走査用レンズは「単玉構成」であ
り、偏向面内において「両凸形状」を有する。「偏向
面」は、光偏向器により理想的に偏向された偏向光束の
主光線が偏向に伴い掃引する平面である。
【0016】光走査用レンズは、光偏向器側の面と被走
査面側の面のうちのすくなくとも1方の面が上記偏向面
内における形状として非円弧形状を有する。「非円弧形
状」は、光走査用レンズの光軸方向の座標をX、偏向面
内における光軸直交方向の座標をY、近軸曲率半径を
R、円錐定数をK、高次の係数をA,B,C,D...
として、 X=Y2/[R+R√{1−(1+K)(Y/R)2}] +A・Y4+B・Y6+C・Y8+D・Y10+...(式:1) なる式における上記R,K,A,B,C,D...を与
えて特定される形状である。
【0017】さらに、光走査用レンズの2つの面のうち
の少なくとも1つの面は特殊なトーリック面である。
「特殊なトーリック面」は、この明細書中において、偏
向面内における面形状を特定する曲線の各位置における
レンズ面の「偏向直交面内における曲率中心を連ねた
線」が、偏向面内において上記曲線(偏向面内における
面形状)とは異なる曲線を描くような面として定義され
る。
【0018】「偏向直交面」は、偏向面に直交する平面
のうちで光走査用レンズの光軸に平行な面である。従っ
て、偏向直交面は副走査対応方向に平行であり、その位
置は前記座標:Yで特定することができる。即ち、特殊
なトーリック面は、「偏向面内における面形状」と、偏
向直交面内の曲率半径:R(Y)の座標Yとの対応関係
を与えることにより特定される。
【0019】上記「非円弧形状」を有する「一方の面」
と、特殊なトーリック面を持つ「1つの面」は、同じ面
であることもあるし、異なる面であることもある。
【0020】光走査用レンズによる有効主走査幅をW、
上記光偏向器による偏向の起点から被走査面までの光軸
上の距離をLとするとき、これらW,Lは条件: (1) W/L>0.9 を満足する。また、光走査用レンズの光軸上の肉厚をd
1とすると、前記W,Lとd1は条件: (2)10<(W/L)2・(L/d1)<30 を満足する。そしてこの発明の光走査用レンズは「プラ
スチックで成形加工」される。
【0021】この発明の光走査用レンズは「副走査対応
方向に関しては、線像の像を被走査面上に結像させる」
が、主走査対応方向に関しては以下の3つの自由度があ
る。即ち第1は、偏向光束が主走査対応方向に関して平
行光束である場合であり、この場合には光走査用レンズ
は「アナモフィックなfθレンズ」である。第2に、偏
向光束は主走査対応方向に関して発散性の光束でもよ
く、第3に、偏向光束は主走査対応方向に関して収束性
の光束であっても良い。
【0022】請求項1記載の光走査用レンズは「主走査
対応方向に発散性である偏向光束を被走査面上に集光さ
せる機能」を持つこともでき(請求項2)、「主走査対
応方向に収束性である偏向光束を被走査面上に集光させ
る機能」を持つこともできる(請求項3)。
【0023】上記請求項1または2または3記載の光走
査用レンズは「光軸を含む偏向直交面内における形状」
を、「光偏向器側に凹面を向けたメニスカス形状」とす
ることができる(請求項4)。光軸を含む偏向直交面
は、Y=0における偏向直交面であり、光軸と副走査対
応方向とを含む平面である。
【0024】上記請求項1または2または3または4記
載の光走査用レンズは「光偏向器側の面および被走査面
側の面が共に、偏向面内における形状として非円弧形状
を有する」ことができる(請求項5)。
【0025】また、上記請求項1または2または3また
は4または5記載の光走査用レンズは「光偏向器側の面
および被走査面側の面を共に、特殊なトーリック面とす
る」ことができる(請求項6)。
【0026】請求項7記載の光走査用レンズは、上記請
求項1〜6の任意の1に記載の光走査用レンズに以下の
特徴を付加したものである。
【0027】即ち、偏向角:θで光走査用レンズに入射
する偏向光束の主光線の、光偏向器側の面への入射位置
および被走査面側の面からの射出位置の主走査対応方向
における座標をそれぞれY,Y’、線像の結像位置から
上記入射位置に到る距離をS(θ)、上記入射位置と射出
位置との間の距離をd(θ)、上記射出位置から副走査対
応方向における結像点までの距離をl(θ)、上記入射位
置および射出位置における直交偏向面内での実効的な近
軸曲率半径をそれぞれrs1'(Y),rs2'(Y')、使用波
長に対するレンズ材質の屈折率をnとするとき、 P(θ)=d(θ)/[n{rs2'(Y')−rs1'(Y)}+(n
−1)・d(θ)] |β(θ)|={l(θ)+rs2'(Y')・P(θ)}/{S(θ)
−rs1'(Y)・P(θ)} として、|β(0)|が条件: (3) 1.45≦|β(0)|≦4.75 を満足するように、rs1'(0),rs2'(0)を設定するの
である。
【0028】「直交偏向面」とは、偏向角:θで偏向さ
れた偏向光束の主光線を考え、この主光線を含んで前記
「偏向面」に直交する面であり、従って主光線の屈折に
従って屈曲する。
【0029】上記2つの近軸曲率半径のうち「rs1'
(Y)」は、光偏向器側のレンズ面に入射する偏向光束の
主光線に関しての直交偏向面内での近軸曲率半径であ
り、また「rs2'(Y')」は、被走査面側のレンズ面の位
置Y’に向かって入射する「レンズ内の偏向光束」の主
光線に関しての直交偏向面内におけるものである。偏向
角:θが0のとき、即ちY=Y’=0では、rs1'
(0),rs2'(0)は光軸を含む偏向直交面内の近軸曲率
半径:rs1(0),rs2(0)にそれぞれ等しい。
【0030】請求項8記載の光走査用レンズは、上記請
求項1〜7の任意の1に記載の光走査用レンズにおいて
上記|β(θ)|が条件: (4) 0.95|β(0)|≦|β(θ)|≦1.05|β(0)| を満足するように、上記rs1'(Y),rs2'(Y')を設定
したことを特徴とする。
【0031】この発明の光走査装置(請求項9)は「主
走査対応方向に長い線像に結像した光束を、線像の結像
位置の近傍に偏向反射面を有する光偏向器により等角速
度的に偏向させ、光走査用レンズにより被走査面上に光
スポットとして集光させ、被走査面を等速的に光走査す
る光走査装置」であって、光走査用レンズとして請求項
1〜8の任意の1に記載の光走査用レンズを用いること
を特徴とする。
【0032】「光偏向器」としては、ほぞ型ミラー等の
回転単面鏡や回転2面鏡、あるいはポリゴンミラーを用
いることができる。
【0033】光偏向器の偏向反射面に入射する光束は副
走査対応方向には収束性でその収束性により「主走査対
応方向に長い線像」に結像するが、主走査対応方向に関
しては「収束性もしくは発散性または平行的」とするこ
とができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を説明する。
【0035】図1(a)において、符号10は発光源で
あるLD、符号12はLD10と共に「光源」を構成す
るカップリングレンズを示す。LD10から放射された
発散性の光束はカップリング12によりカップリングさ
れ、線像結像光学系であるシリンダレンズ14により副
走査対応方向(図面に直交する方向)に集光され、光偏
向器の偏向反射面16の位置に主走査対応方向に長い線
像として集光する。
【0036】この実施の形態では光偏向器は「回転単面
鏡」が想定され、偏向反射面16の回転軸16Aは偏向
反射面16内にあり線像は、その主光線が回転軸16A
の位置を通るように結像する。この実施の形態では、偏
向反射面16の回転に伴う、線像と偏向反射面とのず
れ、所謂「サグ」は生じない。シリンダレンズ14は凹
のシリンダミラーで代替することもできる。
【0037】偏向反射面16が等角速度的に回転すると
反射光束も等角速度的に偏向して偏向光束となり、単玉
構成の光走査用レンズ18に入射し、光走査用レンズ1
8の結像作用により被走査面20上に光スポットとして
集光し、被走査面20を等速的に走査する。
【0038】被走査面20の位置には通常、光導電性の
感光体が配備され、上記光スポットによる光走査により
書込みが行なわれる。
【0039】単玉構成の光走査用レンズ18は、図1
(a)に示されているように「偏向面内の形状が両凸レ
ンズ」である。光軸AXを含む偏向直交面内における形
状は種々の形状が可能であり、後述する実施例2の場合
のように「両凸形状」とすることもできる。
【0040】光軸AXを含む偏向直交面内における形状
を、実施例1,5〜8の場合のように「光偏向器側に凹
面を向けたメニスカス形状」とすると(請求項4)、図
1の(b)に示すように、光走査用レンズ18の実体に
比して、前側主面:H、後側主面:H’を共に被走査面
側に設定でき、光走査用レンズ18を光偏向器に近接さ
せても、主面H,H’はレンズ実体よりも被走査面側に
あるため、副走査対応方向の横倍率の増大が有効に抑制
され、シリンダレンズ14の光軸方向の組付け公差に対
する制限が有効に緩和される。
【0041】光走査用レンズ18は条件(1)を満足す
る。条件(1)における「W/L」は、像高:0のとき
の光偏向器による「偏向の起点」から被走査面20に到
る光路長:L(=図1(a)におけるS(0)+d(0)+
l(0))に対する有効主走査幅:Wとの比を表し、この
比が大きくなるほど光走査用レンズ18は広画角とな
り、光走査装置をコンパクト化できる。条件(1)の下
限値:0.9を超えると、光走査用レンズにより広い有
効主走査幅を実現することができず、光走査装置のコン
パクト化も困難になる。
【0042】「近軸部と周辺部との肉厚差」の少ない光
走査用レンズを用いて光走査装置をコンパクト化するに
は、光路長:Lと肉厚:d1(図1(a)におけるd
(0))との比:L/d1と、条件(1)における前記パラ
メータ:W/Lの2乗との積:(W/L)2・(L/d1)が
条件(2)を満足することが望ましい(請求項1)。
【0043】条件(1)を満足した状態で条件(2)の
パラメータが小さくなるほど、光軸上の肉厚:d1が大
きくなって近軸部と周辺部の肉厚差が大きくなり、プラ
スチックによる成形加工に不利な形状になる。従って、
条件(2)の下限値:10を下回るほど上記不利が顕著
となり、成形加工時に「ヒケやウネリ」といった形状誤
差の発生を防止するのが難しくなる。また、条件(2)
の上限値:30を超えると肉厚差が小さくなり成形加工
上は有利であるが、レンズが薄肉化しすぎるため、像面
湾曲や等速化機能の実現が困難になる。
【0044】反面、上記の条件(2)を充足させる場
合、光走査用レンズに入射する光束を「主走査対応方向
に関して平行光束」とする場合、即ち、光走査用レンズ
をfθレンズとして使用する場合、条件(2)が「設計
上の自由度に対する強い制限」になる。
【0045】即ち、光走査用レンズへの入射光が「平行
光束」である場合に条件(2)を満足させるには、図1
(a)の光路長:d(0),l(0)の比:d(0)/l(0)が
「0.2の近傍」に限られ、光走査用レンズの配備位置
が強い制限を受ける。条件(2)の充足に対するこのよ
うな設計上の制限を回避するには、光走査用レンズへの
入射光束が「主走査対応方向に関して発散性もしくは収
束性の光束」となるようにすればよい(請求項2,
3)。
【0046】ここで、後述の実施例において表れる「非
円弧トーリック面」および「特殊なトーリック面」に就
いて説明する。トーリック面は「円弧を、この円弧と同
一の面内にあり、円弧の中心を通らない直線を軸として
回転させるとき円弧の描く曲面形状」として定義され
る。
【0047】「非円弧トーリック面」は、非円弧形状
を、この非円弧形状と同一平面内にある直線を軸として
回転させて得られる面形状である。図2(a)に非円弧
トーリック面の1例を示す。図2(a)においてX
(Y)は「非円弧形状」であり、前記「式:1」で表現
される。
【0048】図2(a)の非円弧トーリック面は、非円
弧形状:X(Y)を、Y軸に平行な回転軸axの回りに回
転して得られる。このとき、XZ面に平行な平面による
断面内において、非円弧トーリック面の曲率半径は、上
記断面のY座標をY=ηとすると、図に示すr(η)であ
る。非円弧トーリック面では、図2(a)に示すよう
に、XZ面に平行な平面による断面内における曲率中心
は、常に回転軸axと合致する。即ち上記曲率中心を連
ねた線は「回転軸ax自体」である。
【0049】「特殊なトーリック面」の2例を、図2
(b),(c)に示す。図2(b),(c)で「X(Y)
はXY平面内における曲線」を表す。図の例ではX(Y)
は非円弧形状であるが単純な円弧形状でもよいしY軸に
平行な直線でもよい。
【0050】特殊なトーリック面は、曲線:X(Y)の各
点において、XZ面に平行な面内における曲率半径が
「座標:Yの関数」として定まり、各Y座標位置におけ
る曲率中心がXY平面内にあり、この曲率中心を連ねた
曲線:L(Y)もXY面内にあり、なおかつ曲線:L(Y)
がX(Y)と異なる形状であるような曲面である。
【0051】図2(b)に示す特殊なトーリック面は、
曲線:L(Y)が曲線:X(Y)の近軸曲率中心(近軸曲率
半径:R)と逆の側にある場合、(c)に示す特殊なト
ーリック面は、曲線:L(Y)が曲線:X(Y)の近軸曲率
中心(近軸曲率半径:R)と同じ側にある場合である。
【0052】以下の説明の都合上、図1(a)に示すよ
うに単玉構成の光走査用レンズ18に就き、その「偏向
面」内の形状(図に表わされている形状)を、光偏向器
側の面に就きX1(Y)、被走査面側の面に就きX2(Y)で
表す。Yは、光軸AX位置を原点とする主走査対応方向
の座標である。
【0053】副走査対応方向における面形状は、光偏向
器側の面に就きrs1(Y)、被走査面側の面に就きr
s2(Y)で表す。rs1(Y)は座標:Yにおける「偏向直交
面内における光偏向器側の面の曲率半径」であり、rs2
(Y)は座標:Yにおける「偏向直交面内における光偏向
器側の面の曲率半径」である。
【0054】この発明では、偏向面内におけるレンズ面
形状:X1(Y),X2(Y)のうちの少なくとも一方が「非
円弧形状」であり、少なくとも1つの面が「特殊なトー
リック面」であり、従って、上記非円弧形状を適切に定
めることにより、主走査方向の像面湾曲や等速特性を良
好に補正し、上記特殊なトーリック面の形状を適切に定
めることにより上記等速特性や副走査方向の像面湾曲を
良好に補正する。従って、光走査用レンズの両面の偏向
面内における形状を共に「非円弧面」としたり(請求項
5)、両面を共に「特殊なトーリック面」とすることに
より(請求項6)、上主・副走査方向の像面湾曲や等速
特性を補正する自由度が増加し、補正がより容易にな
る。
【0055】図3(a)を参照すると、この図は偏向反
射面16の回転軸16Aの位置(偏向の起点)で、偏向
角:θで偏向された偏向光束の主光線の状態を示してい
る。
【0056】偏向角:θで光走査用レンズ18に入射す
る偏向光束の主光線の入射側の光線部分ln1は光偏向
器側の面へ主走査対応方向の入射位置:Yで入射し、屈
折されて光線部分ln2となってレンズ内を進み、被走
査面側の面から主走査対応方向の位置:Y’で射出し、
光線部分ln3となって被走査面20に入射する。
【0057】請求項7,8におけるS(θ),d(θ),l
(θ),rs1'(Y),rs2'(Y')を、図3(a)に即して
説明すると、線像の結像位置(偏向反射面16の回転軸
16Aの位置)から入射位置に到る距離、即ち、光線部
分ln1の長さがS(θ)、上記入射位置と射出位置との間
の距離、即ち、レンズ18内の光線部分ln2の長さがd
(θ)、上記射出位置から副走査対応方向における結像点
までの距離、即ち、光線部分ln3の長さがl(θ)であ
る。
【0058】また、主光線の光線部分ln1,ln2,ln3
を含み、図面に直交する面が「直交偏向面」であるが、
光線部分ln1を含む直交偏向面内において、位置Yにお
けるレンズ面の実効的な近軸曲率半径がrs1'(Y)であ
り、光線部分ln2を含む直交偏向面内において、位置
Y’におけるレンズ面の実効的な近軸曲率半径がrs2'
(Y')である。
【0059】従って偏向角:θが0のとき上記Y=Y’
であり、この場合S(0),d(0),l(0)は図1(a)
に示す如くになり、これらの和が前述の光路長:Lであ
る。
【0060】図3(b)は「光軸を含む偏向直交面」内
における光走査用レンズ18の断面形状を示している。
図中、符号Aは偏向反射面による主光線の「偏向の起
点」を示し、符号Bは光スポットの「結像位置(副走査
方向の)」を示す。H,H’は副走査対応方向における
光軸上の前、後側主面をそれぞれ示す。光偏向器側の面
と前側主面:Hとのずれ量をΔH(0)とし、被走査面側
のレンズ面と後側主面:H’とのずれ量をΔH'(0)と
すると、これらは図中の記号を用いて以下のように表さ
れる。
【0061】即ち、 ΔH(0)=−rs1'(0)×d(0)/[n{rs2'(0)−rs1'(0)}+(n−1)・d(0)] =−rs1'(0)×P(0) ΔH’(0)=−rs2'(0)×P(0) となる。このとき副走査対応方向における結像の横倍
率:β(0)の絶対値は、 |β(0)|={l(0)−ΔH'(0)}/{S(0)+ΔH
(0)}={l(0)+rs2'(Y')・P(0)}/{S(0)−
s1'(Y)P(0)} となる。なお、rs1'(0)=rs1(0),rs2'(0)=rs2(0)
である。
【0062】従って上記メニスカス形状(rs2(0)<
0,rs1(0)<0)とすることにより、前側主点・後側
主点ともに像側、即ち被走査面側に近付けることがで
き、副走査対応方向の倍率|β(0)|を小さくすることが
できる。このとき、結像の縦倍率はβ2(0)となる。
【0063】図1(a)において例えばシリンダレンズ
14の配備位置が光軸方向に「Δ」だけずれると、光ス
ポットの副走査方向の結像位置は光軸方向へ距離:Δ×
β2(0)だけずれる。従って、上記位置誤差:Δに対す
る許容度を大きくするには倍率の絶対値:|β(0)|を
なるべく小さく設定するのがよい。
【0064】|β(0)|を小さくする方法としては、光
走査用レンズ18を被走査面に近付けることが考えられ
るが、この方法では光走査用レンズの肉厚および有効径
(主走査方向の)が大きくなりがちである。
【0065】請求項7記載の発明では、光走査用レンズ
をなるべく光偏向器側に配備することにより光走査用レ
ンズのコンパクト化を図りつつも、光学素子組付けにお
ける光軸方向の公差に強い光走査装置の実現を意図して
いる。
【0066】条件(3)は、このような目的を達成する
ための条件である。
【0067】条件(3)の下限を超えると光走査用レン
ズの肉厚が厚くなり、副走査方向の像面湾曲や等速特性
を良好に補正することも困難になる。上限を超えると、
主走査方向の配置の公差に対する許容度が厳しくなる。
【0068】図3(c)は、偏向角:θで偏向した偏向
光束の主光線に対する結像状況を示している。このと
き、ΔH(θ),ΔH'(θ)は図中の記号を用いて、 ΔH(θ)= −rs1'(θ)×d(θ)/[n{rs2'(Y')−rs1'(Y)}+(n−1)・d(θ)] =−rs1'(0)×P(θ) ΔH'(θ)=−rs2'(θ)×P(θ) となり、偏向角:θの偏向光束に関する副走査対応方向
の横倍率の絶対値:|β(θ)|は、|β(θ)|={l(θ)
+rs2'(Y')・P(θ)}/{S(θ)−rs1'(Y)P(θ)}と
なる。すると偏向角:θの偏向光束が光スポットとして
B点に結像するときの副走査方向の光スポット径:ω
1(θ)は、偏向の起点に結像している線像の副走査対応
方向の光束幅:ω0を用いて、ω1=|β(θ)|・ω0
なる。
【0069】もし|β(θ)|が偏向角:θとともに大き
くばらつくと、副走査方向の光スポット径も大きく変動
する。光スポット径の「像高間のばらつきの許容度」は
通常「±5%以内」である。
【0070】請求項8記載の発明において、有効走査領
域内において|β(θ)|が条件: (2) 0.95|β(0)|≦|β(θ)|≦1.05|β(0)| を満足するというのは、このように副走査方向の光スポ
ット径を安定化する条件であり、この条件が満足される
ように上記rs1'(Y),rs2'(Y’)を設定するのであ
る。
【0071】以上の説明では光偏向器として「サグ」の
生じないものを想定してきた。しかし、光偏向器にポリ
ゴンミラーを用いるとサグが発生し、その影響で像面湾
曲や等速特性が若干劣化する場合があるが、光走査用レ
ンズのシフトやティルト等により改善が可能である。
【0072】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。
【0073】図1(a)を参照すると、カップリングレ
ンズ12によりカップリングされた光束は前述のように
「平行光束」となることも「弱い発散性の光束」となる
ことも、あるいは「弱い収束性の光束」となることもで
きる。
【0074】カップリングレンズ12によりカップリン
グされた光束が、弱い収束性の光束となる場合、偏向反
射面16による偏向角:θを0とし、シリンダレンズ1
4と光走査用レンズ18とを取り除いたとすると、この
集光光束は、図1(a)に符号Qで示す位置(被走査面
20の後方の位置)に集光する。この点Qを「自然集光
点」と呼び、偏向反射面16による偏向の起点から自然
集光点Qに到る距離を「S」で表す。
【0075】「S」には符号を考え、図1(a)のよう
に「自然集光点Qが被走査面側にあるときを正」とす
る。Sが「負」のときは自然集光点は偏向反射面よりも
光源側にあり、このときカップリングされた光束は弱い
発散性である。カップリングされた光束が平行光束であ
るときは「S=∞」である。また「L」は偏向の起点か
ら被走査面に到る光軸上の光路長:S(0)+d(0)+l
(0)、「W」は有効主走査幅を表す。
【0076】以下の実施例1〜8は何れも光偏向器とし
て「サグのないもの」を想定している。また「n」は光
走査用レンズの材質の使用波長(780nm)における
屈折率を表す。
【0077】「非円弧形状」は前述のR,K,A,B,
C,Dを用いる式により特定し、特殊なトーリック面に
おける、偏向直交面内の座標Yにおける曲率半径r
si(Y)(i=1,2)は、 rsi(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10+..(式:2) における係数a,b,c,d,e,f,..を与えて特
定する。
【0078】高次の係数:A,B,C,D,b,c,
d,e,f,..の表記において、Eとそれに続く数値
は羃乗を示す。例えば「E−9」とあれば、これは「1
0~9」を意味し、この数値がその直前の数値に掛かるの
である。また「距離の次元を持つ量」の単位はmmであ
る。
【0079】実施例1 W=216,L=213.2,S=3245.2(カップリングレンズ12に よりカップリングされた光束は弱い収束光束である) S(0)=49.0 非円弧トーリック面 d(0)=21.754 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=142.446 。
【0080】光偏向器側の面:非円弧トーリック面 X1(Y)(非円弧形状) R=461.302,K= 35.937,A=−2.
205E−7,B= 2.732E−11,C=−4.
9587E−15,D= 1.6248E−19 rs1(Y) rs1(0)=−73.845
【0081】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(円弧形状) R=−97.244 rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10 において、 a=−20.63952,b=8.2661E−4,c
=1.3218E−7,d=2.09082E−11,
e=−5.3157E−15,f=−4.71E−19
【0082】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.01 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=10.1 図4に実施例1に関する像面湾曲と等速特性およびリニ
アリティの図を示す。
【0083】「等速特性」は、偏向角:θの時の理想上
の像高:h(θ)(=定数×θ)と実際の像高:h'(θ)
を用いて、[{h'(θ)−h(θ)}/h(θ)]×100
(%)で定義される。像面湾曲の図において、破線が主
走査方向の像面湾曲、実線が副走査方向の像面湾曲を示
す。
【0084】実施例2 W=216,L=174.9,S=∞(カップリングレンズ12によりカップ リングされた光束は平行光束である) S(0)=29.887 共軸非球面 d(0)=12.364 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=132.649 。
【0085】光偏向器側の面:共軸非球面 R=137.503,K=−92.438,A=−1.
11822E−6,B= 7.28745E−10,C
=−3.20311E−13,D= 9.55204E
−17 で特定される非円弧形状を光軸(X軸)の回りに回転し
て得られる形状。
【0086】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−154.248,K= 5.36873,A=−
2.51300E−6,B= 1.95625E−9,
C=−1.18490E−12,D= 3.38372
E−16,rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6+e
8+fY10 において、 a=−17.0750,b=−4.7190E−3,c
=1.1918E−5,d=−2.3684E−8,e
= 2.2979E−11,f=−8.0723E−1
5 。
【0087】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.23 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=21.6 図5に実施例2に関する像面湾曲と等速特性およびリニ
アリティの図を示す。
【0088】実施例3 W=216,L=174.9,S=−387.690(カップリングレンズ1 2によりカップリングされた光束は弱い発散光束である) S(0)=22.381 共軸非球面 d(0)=10.000 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=142.519 。
【0089】光偏向器側の面:共軸非球面 R=108.503,K=−56.32541,A=−
3.46610E−6,B= 1.98195E−9,
C=−1.32194E−13,D= 5.00528
E−17 で特定される非円弧形状を光軸(X軸)の回りに回転し
て得られる形状。
【0090】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−121.259,K= 4.91312,A=−
3.24924E−6,B= 1.44308E−9,
C=−1.89357E−12,D= 1.43613
E−15,rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6+e
8+fY10 において、 a=−13.9150,b=−6.6641E−3,c
=1.0956E−5,d=−6.2958E−9,e
= 3.4232E−12,f=−3.6141E−1
5 。
【0091】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.23 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=26.7 図6に実施例3に関する像面湾曲と等速特性およびリニ
アリティの図を示す。
【0092】実施例4 W=216,L=224.939,S=774.830(カップリングレンズ 12によりカップリングされた光束は弱い収束光束である) S(0)=51.669 共軸非球面 d(0)=10.390 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=162.880 。
【0093】光偏向器側の面:共軸非球面 R=148.864,K= 5.4534,A=−7.
09267E−7,B=−2.21975E−10,C
= 6.07139E−14,D=−8.33979E
−18 で特定される非円弧形状を光軸(X軸)の回りに回転し
て得られる形状。
【0094】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−562.372,K=−462.3035,A=
−4.60398E−7,B=−2.89720E−1
1,C=−5.93656E−14,D= 1.759
26E−17,rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6
+eY8+fY10 において、 a=−26.3310,b=−5.2874E−3,c
=1.9092E−6,d=−3.4661E−10,
e= 8.6372E−13,f=−3.6498E−
16 。
【0095】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒0.96 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=20.0 図7に実施例4に関する像面湾曲と等速特性およびリニ
アリティの図を示す。
【0096】実施例5 W=216,L=175.201,S=−375.922(カップリングレン ズ12によりカップリングされた光束は弱い発散光束である) S(0)=22.274 非円弧トーリック面 d(0)=10.0 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=142.927 。
【0097】光偏向器側の面:非円弧トーリック面 X1(Y)(非円弧形状) R=107.1,K=−60.197,A=−3.51
07E−6,B= 2.0684E−9,C=−8.9
722E−14,D= 1.1672E−17 rs1(Y) rs1(0)=−60.0
【0098】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−119.99,K= 4.78039,A=−
3.4156E−6,B= 1.5437E−9,C=
−1.8765E−12,D= 1.4637E−1
5,rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+f
10 において、 a=−11.4579,b=−4.3509E−3,c
=8.8457E−6,d=−6.9161E−9,e
= 5.3831E−12,f=−3.2985E−1
5 。
【0099】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.23 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=26.6 図8に実施例5に関する像面湾曲と等速特性およびリニ
アリティの図を示す。
【0100】以下、請求項7,8に関する実施例を3例
上げる。
【0101】実施例6 W=216,L=175.201,S=−375.922(カップリングレン ズ12によりカップリングされた光束は弱い発散光束である) S(0)=22.274 特殊なトーリック面 d(0)=10.0 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=142.927 。
【0102】光偏向器側の面:特殊なトーリック面 X1(Y)(非円弧形状) R=107.1,K=−60.197,A=−3.51
07E−6,B= 2.0684E−9,C=−8.9
722E−14,D= 1.1672E−17 rs1(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10
+gY12 において、 a=−22,b=−2.5751E−1,c=4.49
657E−3,d=−4.466449E−5,e=
1.956944E−7,f=−3.87E−10,g
= 2.792783E−13
【0103】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−119.99,K= 4.78039,A=−
3.4156E−6,B= 1.5437E−9,C=
−1.8765E−12,D= 1.4637E−15 rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10
+gY12 において、 a=−9.807,b=−1.662605E−2,c
= 1.870374E−4,d=−1.27425E
−6,e= 4.079722E−9,f=−6.02
9437E−12,g= 3.315003E−15
【0104】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.23 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=26.6
【0105】S(θ),d(θ),l(θ),rS1'(Y),r
S2'(Y')を一覧にして示す。
【0106】 θ 0 10 20 30 36 40 45 S(θ) 22.274 22.689 23.997 26.399 28.509 30.261 32.924 d(θ) 10 9.876 9.452 8.551 7.635 6.793 5.386 l(θ) 142.887 144.327 148.338 154.765 159.674 163.608 168.608 rS1'(Y) -22 -24.732 -27.589 -36.35 -43.735 -55.259 -69.233 rS2'(Y') -9.807 -10.101 -10.495 -11.382 -12.042 -12.761 -13.572 これらのデータをP(θ)の式の右辺に代入し、β
(θ)を算出すると偏向角:θに関する|β(θ)|及び
|β(θ)/β(0)|は以下のようになる。
【0107】 θ(度) 0 10 20 30 36 40 45 Y 0 3.94 8.207 13.2 16.757 19.451 23.281 |β(θ)| 4.42 4.47 4.49 4.53 4.53 4.55 4.52 |β(θ)/β(0)| 1.0 1.01 1.02 1.03 1.03 1.03 1.02 。
【0108】条件式のパラメータの値: 条件(3) |β(0)|=4.42 条件(4) |β(0)|≦|β(θ)|≦1.03|β
(0)| 。
【0109】図9に、実施例6に関する像面湾曲の図お
よび等速特性・リニアリティの図を示す。
【0110】実施例7 W=216,L=174.9,S=554.6(カップリングレンズ12によ りカップリングされた光束は弱い収束光束である) S(0)=38.916 特殊なトーリック面 d(0)=15.0 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=120.984 。
【0111】光偏向器側の面:特殊なトーリック面 X1(Y)(非円弧形状) R=168.191,K=−39.924,A=−3.
4224E−7,B= 2.2729E−13,C=
8.0209E−15,D=−8.7059E−19 rs1(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10
+gY12 において、 a=−31,b=−3.26507E−2,c=−2.
90654E−4,d= 5.99426E−7,e=
−3.979759E−10,f= 4.109081
E−14,g= 2.443981E−17
【0112】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−188.994,K=−4.83792,A=−
4.9817E−7,B= 7.7236E−12,C
=−1.6386E−14,D= 1.7827E−1
8 。
【0113】rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6
eY8+fY10+gY12 において、 a=−13.91,b=−2.866184E−3,c
=−1.21239E−5,d= 2.690094E
−8,e=−2.090761E−11,f= 6.6
68513E−15,g=−6.734702E−19
【0114】条件式のパラメータの値: 条件(1) W/L≒1.23 条件(2) (W/L)2・(L/d1)=17.8
【0115】S(θ),d(θ),l(θ),rS1'(Y),r
S2'(Y')を一覧にして示す。
【0116】 θ 0 10 20 30 36 40 45 S(θ) 38.916 39.656 42.01 46.417 50.376 53.81 58.794 d(θ) 15 14.747 13.884 12.038 10.135 8.354 5.324 l(θ) 121.012 122.213 125.713 131.319 135.629 138.898 143.746 rS1'(Y) -31 -32.676 -43.121 -62.437 -69.544 -84.248 -101.250 rS2'(Y') -13.91 -14.145 -15.21 -16.769 -17.478 -18.376 -19.395 これらのデータをP(θ)の式の右辺に代入し、β
(θ)を算出すると偏向角:θに関する|β(θ)|およ
び|β(θ)/β(0)|は以下のとおりである。
【0117】 θ(度) 0 10 20 30 36 40 45 Y 0 6.886 14.368 23.208 29.610 34.524 41.573 |β(θ)| 2.19 2.20 2.25 2.29 2.28 2.27 2.27 |β(θ)/β(0)| 1.0 1.01 1.03 1.04 1.04 1.04 1.04 。
【0118】条件式のパラメータの値: 条件(3) |β(0)|=2.19 条件(4) |β(0)|≦|β(θ)|≦1.04|β
(0)| 。
【0119】図10に、実施例7に関する像面湾曲の図
および等速特性・リニアリティの図を示す。
【0120】実施例8 W=216,L=174.9,S=316.7(カップリングレンズ12によ りカップリングされた光束は弱い収束光束である) S(0)=48.618 特殊なトーリック面 d(0)=20.0 n=1.53664 特殊なトーリック面 l(0)=106.282 。
【0121】光偏向器側の面:特殊なトーリック面 X1(Y)(非円弧形状) R= 200.224,K=−30.5827,A=−
1.5926E−7,B=−4.0453E−12,C
= 6.0017E−15,D=−3.9857E−1
9 rs1(Y)=a+bY2+cY4+dY6+eY8+fY10
+gY12 において、 a=−30,b=1.521146E−2,c=−6.
399798E−5,d=1.166608E−7,e
=−9.651438E−11,f=3.652588
E−14,g=−5.073881E−18 。
【0122】被走査面側の面:特殊なトーリック面 X2(Y)(非円弧形状) R=−224.092,K= 1.19901,A=−
3.2013E−7,B= 7.0634E−12,C
=−9.2418E−15,D= 1.9593E−1
8 。
【0123】rs2(Y)=a+bY2+cY4+dY6
eY8+fY10+gY12 において、 a=−15.32,b=1.12584E−3,c=−
3.490667E−6,d=5.91427E−9,
e=−4.057836E−12,f=1.28479
6E−15,g=−1.500234E−19
【0124】S(θ),d(θ),l(θ),rS1'(Y),r
S2'(Y')を一覧にして示す。
【0125】 θ 0 10 20 30 36 40 45 S(θ) 48.618 49.552 52.533 58.152 63.255 67.611 74.444 d(θ) 20 19.662 18.494 15.956 13.296 10.774 6.411 l(θ) 106.282 107.376 110.608 115.846 119.932 123.124 127.823 rS1'(Y) -30.0 -28.769 -27.175 -24.561 -22.426 -19.745 -13.291 rS2'(Y') -15.316 -15.220 -15.123 -14.736 -14.155 -13.233 -10.366 これらのデータをP(θ)の式の右辺に代入し、β
(θ)を算出すると偏向角:θに関する|β(θ)|およ
び|β(θ)/β(0)|は以下のとおりである。
【0126】 θ(度) 0 10 20 30 36 40 45 Y 0 8.605 17.967 29.076 37.180 43.459 52.640 |β(θ)| 1.46 1.45 1.44 1.42 1.41 1.41 1.40 |β(θ)/β(0)| 1.0 0.99 0.99 0.97 0.97 0.97 0.96 。
【0127】条件式のパラメータの値: 条件(3) |β(0)|=1.46 条件(4) |β(0)|≦|β(θ)|≦0.96|β
(0)| 。
【0128】図11に、実施例8に関する像面湾曲の図
および等速特性・リニアリティの図を示す。
【0129】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、新規な光走査用レンズおよび光走査装置を実現でき
る。
【0130】請求項1〜9記載の発明は、単玉構成の光
走査用レンズを用いる光走査装置において、広い有効主
走査領域とコンパクト化を可能とする。
【0131】請求項1〜3記載の発明は、単玉構成の光
走査用レンズをプラスチックで成形加工する際のヒケや
ウネリ等の形状誤差の発生を有効に防止して、形状精度
の向上が可能である。
【0132】請求項4,7記載の発明は、光学素子の光
軸方向の組付け公差に対する制限の緩和が可能である。
【0133】請求項5,6記載の発明は、単玉構成の走
査結像レンズを用いる光走査装置において、主・副走査
方向の像面湾曲および等速特性を良好にできる。
【0134】請求項8記載の発明は、単玉構成の走査結
像レンズを用いる光走査装置において、副走査方向の光
スポット径の変動を有効に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の走査結像レンズと光走査装置の実施
の1形態を説明するための図である。
【図2】非円弧トーリック面と特殊なトーリック面とを
説明するための図である。
【図3】条件式(3),(4)を説明するための図であ
る。
【図4】実施例1に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図5】実施例2に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図6】実施例3に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図7】実施例4に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図8】実施例5に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図9】実施例6に関する像面湾曲および等速特性・リ
ニアリティの図である。
【図10】実施例7に関する像面湾曲および等速特性・
リニアリティの図である。
【図11】実施例8に関する像面湾曲および等速特性・
リニアリティの図である。
【符号の説明】
10 LD 12 カップリングレンズ 14 シリンダレンズ 16 偏向反射面 18 走査結像レンズ 20 被走査面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査対応方向に長い線像に結像した光束
    を、上記線像の結像位置の近傍に偏向反射面を有する光
    偏向器により等角速度的に偏向させ、光走査用レンズに
    より被走査面上に光スポットとして集光させ、上記被走
    査面を等速的に光走査する光走査装置における光走査用
    レンズであって、 偏向面内において両凸形状を有する単玉構成であり、 光軸方向の座標をX、光軸直交方向の座標をY、近軸曲
    率半径をR、円錐定数をK、高次の係数をA,B,C,
    D...として、 X=Y2/[R+R√{1−(1+K)(Y/R)2}]+A・
    4+B・Y6+C・Y8+D・Y10+... なる式における上記R,K,A,B,C,D...を与
    えて特定される非円弧形状を、少なくとも一方の面が偏
    向面内における形状として有し、 少なくとも1つの面の偏向直交面内における曲率中心を
    連ねて得られる線が、偏向面内において、上記1つの面
    の形状とは異なる曲線を描くように、上記1つの面の形
    状が特殊なトーリック面に定められ、 有効主走査幅をW、光軸上の肉厚をd1、上記光偏向器
    による偏向の起点から被走査面までの光軸上の距離をL
    とするとき、これらW,d1,Lが条件: (1) W/L>0.9 (2) 10<(W/L)2・(L/d1)<30 を満足し、プラスチックで成形加工されることを特徴と
    する光走査用レンズ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光走査用レンズにおいて、 主走査対応方向に発散性である偏向光束を被走査面上に
    集光させる機能を持つことを特徴とする光走査用レン
    ズ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光走査用レンズにおいて、 主走査対応方向に収束性である偏向光束を被走査面上に
    集光させる機能を持つことを特徴とする光走査用レン
    ズ。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の光走査用
    レンズにおいて、 光軸を含む偏向直交面内における形状が、光偏向器側に
    凹面を向けたメニスカス形状であることを特徴とする光
    走査用レンズ。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光走査用レンズにおいて、 光偏向器側の面および被走査面側の面が共に、偏向面内
    における形状として非円弧形状を有することを特徴とす
    る光走査用レンズ。
  6. 【請求項6】請求項1または2または3または4または
    5記載の光走査用レンズにおいて、 光偏向器側の面および被走査面側の面が共に、特殊なト
    ーリック面であることを特徴とする光走査用レンズ。
  7. 【請求項7】請求項1または2または3または4または
    5または6記載の光走査用レンズにおいて、 偏向角:θで光走査用レンズに入射する偏向光束の主光
    線の、光偏向器側の面への入射位置および被走査面側の
    面からの射出位置の主走査対応方向における座標をそれ
    ぞれY,Y’、線像の結像位置から上記入射位置に到る
    距離をS(θ)、上記入射位置と射出位置との間の距離を
    d(θ)、上記射出位置から副走査対応方向における結像
    点までの距離をl(θ)、上記入射位置および射出位置に
    おける直交偏向面内での実効的な近軸曲率半径をそれぞ
    れrs1'(Y),rs2'(Y’)、使用波長に対するレンズ材
    質の屈折率をnとするとき、 P(θ)=d(θ)/[n{rs2'(Y')−rs1'(Y)}+(n
    −1)・d(θ)] |β(θ)|={l(θ)+rs2'(Y')・P(θ)}/{S(θ)
    −rs1'(Y)・P(θ)} として、|β(0)|が条件: (3) 1.45≦|β(0)|≦4.75 を満足するように、上記rs1'(0),rs2'(0)が設定さ
    れたことを特徴とする光走査用レンズ
  8. 【請求項8】請求項1または2または3または4または
    5または6または7記載の光走査用レンズにおいて、 偏向角:θで光走査用レンズに入射する偏向光束の主光
    線の、光偏向器側の面への入射位置および被走査面側の
    面からの射出位置の主走査対応方向における座標をそれ
    ぞれY,Y’、線像の結像位置から上記入射位置に到る
    距離をS(θ)、上記入射位置と射出位置との間の距離を
    d(θ)、上記射出位置から副走査対応方向における結像
    点までの距離をl(θ)、上記入射位置および射出位置に
    おける直交偏向面内での実効的な近軸曲率半径をそれぞ
    れrs1'(Y),rs2'(Y')、使用波長に対するレンズ材
    質の屈折率をnとするとき、 P(θ)=d(θ)/[n{rs2'(Y')−rs1'(Y)}+(n
    −1)・d(θ)] |β(θ)|={l(θ)+rs2'(Y')・P(θ)}/{S(θ)
    −rs1'(Y)・P(θ)} として、有効主走査幅内において、|β(θ)|が条件: (4) 0.95|β(0)|≦|β(θ)|≦1.05|β(0)| を満足するように、上記rs1'(Y),rs2'(Y')が設定
    されたことを特徴とする光走査用レンズ。
  9. 【請求項9】主走査対応方向に長い線像に結像した光束
    を、上記線像の結像位置の近傍に偏向反射面を有する光
    偏向器により等角速度的に偏向させ、光走査用レンズに
    より被走査面上に光スポットとして集光させ、上記被走
    査面を等速的に光走査する光走査装置であって、 光走査用レンズとして請求項1〜8の任意の1に記載の
    光走査用レンズを用いることを特徴とする光走査装置。
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