JPH0917764A - 薬液処理装置 - Google Patents

薬液処理装置

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Publication number
JPH0917764A
JPH0917764A JP18476895A JP18476895A JPH0917764A JP H0917764 A JPH0917764 A JP H0917764A JP 18476895 A JP18476895 A JP 18476895A JP 18476895 A JP18476895 A JP 18476895A JP H0917764 A JPH0917764 A JP H0917764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
mask
water
chemical treatment
rotary stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP18476895A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiaki Takano
径朗 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SIGMA MERUTETSUKU KK
Original Assignee
SIGMA MERUTETSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SIGMA MERUTETSUKU KK filed Critical SIGMA MERUTETSUKU KK
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Publication of JPH0917764A publication Critical patent/JPH0917764A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ステージの周壁を常に清浄に維持し、ク
リーンで欠陥のない高品質基板を作成する薬液処理装置
を提供する。 【構成】 回転ステージを囲む吸水性周壁と前記吸水性
周壁に洗浄液を供給する手段とからなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ、マス
ク、液晶パネル、プリント板等の基板を薬液で処理する
チャンバの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】薬液処理として、レジストの現像、金属
膜のエッチング、基板洗浄などがある。基板がマスク
で、エッチングされる金属膜がクロムの場合を例にとり
説明する。
【0003】クロムのエッチング液は、硝酸第二セリウ
ムアンモニウムの水溶液に過塩素酸を少量混合したもの
である。ガラス板上にクロムを約1000Å成膜し、レ
ジストでパターン形成したマスクをチャンバ内の回転ス
テージに載置し、エッチング液をスプレしてエッチング
を行った後、前記回転ステージを回転して純水をスプレ
して洗浄を行い、次に、高速回転してスピン乾燥を行
う。
【0004】このエッチング、洗浄、乾燥工程におい
て、遠心力で飛散したエッチング液がステージを囲む周
壁に付着し、やがて乾燥して硝酸第二セリウムアンモニ
ウムが結晶化する。従来のエッチング装置では、この結
晶化した粉末や異物がステージ回転の空気流によって飛
散してマスク上に付着し、形成したパターンに欠陥が発
生するという欠点がある。
【0005】特に、エッチング液の結晶化した粉末は高
濃度のエッチング液となるので、クロムパターンにピン
ホールを発生するという重大な欠点がある。
【0006】上記欠陥を除去するため、ノズルを用いて
ステージを囲む周壁に水を噴射して洗浄するという方法
の薬液処理装置もあるが、噴射した水が四方に飛散し汚
染範囲を拡大するという欠点がある。また、洗浄するた
めの時間がかかり生産性が低下するという欠点がある。
さらに、広角ノズルをもってしても周壁の全範囲を洗浄
できないという欠点がある。
【0007】集積回路は、露光機を用いてマスクのパタ
ーンをウエハ上に転写して形成するので、マスク上の欠
陥は集積回路の歩留まりを著しく阻害することとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回転
ステージを囲む周壁を常に清浄に維持し、クリーンで欠
陥のない高品質基板を作成する薬液処理装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ステージ
を囲む吸水性周壁と前記吸水性周壁に洗浄液を供給する
手段とからなることを特徴とする。
【0010】
【実施例】本発明を図面を参照して説明する。図1は本
発明の薬液処理装置の縦断面図、図2はその平面図であ
る。
【0011】ステージ1にレジストパターンが形成され
たマスク2を載置し、モータ3でステージ1を低速回転
しながら、ノズル4でエッチング液をマスク2上にスプ
レして、マスクのクロム膜を選択的にエッチングする。
エッチングが完了すると、洗浄液である純水をノズル5
からスプレしてマスク2を十分に洗浄した後、ステージ
1を高速回転して乾燥する。マスクは8本のピン6で位
置決めされている。
【0012】ステージ1を囲むように配設したカバー7
の上部に細孔を備えたリング状の給水チューブ8を配設
し、導入口9より純水を供給する。カバー7はチャンバ
10の底面に支柱11により固定されている。
【0013】図3は本発明の第1の実施例の周壁7の断
面の斜視図である。塩化ビニールの薄板を円形に成形し
たカバー7の内側に吸水性シート13を被覆し、給水チ
ューブ8の細孔14から純水を吐出する。細孔14は直
径1mm、ピッチ20mmである。吸水シート13は吸
水性が高いから純水は吸水シート13の全面を濡らし全
面に行き渡る。
【0014】従って、ステージ1を回転した時飛散して
カバー7に付着した薬液は純水によって直ちに希釈さ
れ、また、異物は流されて排水口15から流出するので
マスクに再付着する危険がなくなる。吸水シート13は
耐薬品性が高く、自ら発塵性のない材質で、かつ、吸水
性が高いポリプロピレン製不織布、または、ポリビニー
ルアルコール製が効果的である。不織布、およびスポン
ジは、キムタオル(十条キンバリ製)、ベルクリン(カ
ネボウ製)の商品名で販売されている。
【0015】カバー7に孔の大きさ3〜10mm程度の
樹脂または金属製網を使用して吸水シート13で被覆す
れば、カバー7の表裏が洗浄できるので効果は一層高く
なる。また、網状のカバーを用いた場合吸水シート13
はカバー7の外側にのみ被覆しても、また、内側と外側
の両方に被覆してもよいことは言うまでもない。
【0016】また、成形された多孔質周壁例えば発泡ポ
リプロピレンを用いれば吸水性シートを被覆することな
く本発明を実現できる。
【0017】図4は本発明の第2の実施例の断面図であ
る。吸水シート13で給水チューブ8とカバー7を被覆
することにより給水チューブ8に付着した異物も含めて
洗浄することができる。
【0018】上記説明では、マスクのクロム膜のエッチ
ングについて述べたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、レジストの現像処理でも、基板の洗浄処理で
も、全く同様に本発明を実現できることは明らかであ
る。
【0019】上記説明では、マスクを例にとり述べた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体ウ
エハ、液晶パネルプリント板の薬液処理についても全く
同様に本発明を実現できることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次のよう
な効果を奏するものである。回転ステージや基板から飛
散して周壁に付着した薬液や異物を直ちに洗い流すの
で、欠陥のない高品質の薬液処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬液処理装置の縦断面図である。
【図2】本発明の薬液処理装置の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の周壁の断面の斜視図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例の周壁の断面図である。
【符号の説明】
1…ステージ、2…マスク、3…モータ、4…ノズル、
5…ノズル、6…ピン、7…周壁、8…給水チューブ、
9…導入口、10…チャンバ、11…支柱、13…吸水
シート、14…細孔、15…排水口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/306 H01L 21/30 569C H05K 3/26 21/306 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ステージに基板を水平に載置して薬
    液処理する装置において、前記回転ステージを囲む吸水
    性周壁と洗浄液供給手段とからなることを特徴とした薬
    液処理装置。
  2. 【請求項2】 前記吸水性周壁が成形カバーと吸水シー
    トであることを特徴とした前記請求項1記載の薬液処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記吸水性周壁が多孔質樹脂であること
    を特徴とした前記請求項1記載の薬液処理装置。
  4. 【請求項4】 前記吸水シートが不織布、または、スポ
    ンジであることを特徴とした前記請求項2記載の薬液処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記吸水シートがポリプロピレン不織布
    であることを特徴とした前記請求項2記載の薬液処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記成形カバーが網状であることを特徴
    とした前記請求項2記載の薬液処理装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄液供給手段を吸水シートで被覆
    したことを特徴とした前記請求項2記載の薬液処理装
    置。
JP18476895A 1995-06-28 1995-06-28 薬液処理装置 Pending JPH0917764A (ja)

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JP18476895A JPH0917764A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 薬液処理装置

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JPH0917764A true JPH0917764A (ja) 1997-01-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000025271A (ko) * 1998-10-09 2000-05-06 윤종용 반도체 건식 식각설비
JP2004510348A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 ラム リサーチ コーポレーション 流体送出リングおよびその製造方法ならびに提供方法
US7380990B2 (en) 2004-12-03 2008-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Bearing, bearing mechanism, and plunger pump
JP2014027201A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

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JP2004510348A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 ラム リサーチ コーポレーション 流体送出リングおよびその製造方法ならびに提供方法
US7380990B2 (en) 2004-12-03 2008-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Bearing, bearing mechanism, and plunger pump
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