JPH0917751A - ウエーハマウンタ - Google Patents

ウエーハマウンタ

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JPH0917751A
JPH0917751A JP16162595A JP16162595A JPH0917751A JP H0917751 A JPH0917751 A JP H0917751A JP 16162595 A JP16162595 A JP 16162595A JP 16162595 A JP16162595 A JP 16162595A JP H0917751 A JPH0917751 A JP H0917751A
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pinch roller
tape
sticking
adhesive
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一元 小宮
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
Yoshiyuki Abe
由之 阿部
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエーハマウンタにおいて、シリコーン材に
よる半導体ウエーハ11の裏面の汚染を防止する。ま
た、シリコーン材による半導体ウエーハ11の裏面の汚
染を低減すると共に、張力の集中による粘着テープ8の
皺(しわ)を防止する。 【構成】 粘着テープ8の粘着面をピンチローラ3Aで
押圧し、前記粘着テープ8に一定の張力を持たせる張力
部3と、前記粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aに半
導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける貼付部4とを備え
たウエーハマウンタにおいて、前記ピンチローラ3Aの
表面の中央部に、前記粘着テープ8の粘着面の貼付領域
8Aに対して非接触となる非接触領域3A1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエーハマウンタに関
し、特に、粘着シートの粘着面をピンチローラで押圧
し、前記粘着シートに一定の張力を持たせる張力部と、
前記粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエーハの
裏面を貼り付ける貼付部とを備えたウエーハマウンタに
適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実質的に同一の回路システムを塔載する
半導体ペレット形成領域が複数個行列状に形成された半
導体ウエーハは、粘着テープ(ダイシングテープ)に貼り
付けられ、その後、粘着テープを介してキャリア治具に
支持される。キャリア治具に支持された半導体ウエーハ
はダイシング工程において複数個の半導体ペレットに分
割される。複数個に分割された半導体ペレットの夫々
は、LOC(ead n hip)構造を採用する樹脂封止
型半導体装置の組立ラインに搬送され、樹脂封止体で封
止される。
【0003】前記粘着テープへの半導体ウエーハの貼り
付けはウエーハマウンタで行なわれる。ウエーハマウン
タは、供給部、剥離部、張力部、貼付部、処理部、収納
部等を備えている。供給部は、粘着テープが巻き付けら
れたリールを装着し、このリールから張力部を通して貼
付部に粘着テープを順次供給する。剥離部は、粘着テー
プからその粘着面に貼り付けられたスペーサテープを剥
離しながらリールに巻き取る。張力部は、粘着テープの
粘着面をピンチローラで押圧し、粘着テープに一定の張
力を持たせる。貼付部は、粘着テープの粘着面の貼付領
域に半導体ウエーハの裏面を貼り付ける。処理部は、粘
着テープに貼り付けられた半導体ウエーハの外周囲の外
側にキャリア治具を装着し、このキャリア治具の輪郭に
沿って粘着テープを切り抜きする。収納部は、処理部で
切り抜きされた粘着テープを空のリールに順次巻き取り
収納する。これらの供給部、剥離部、張力部、貼付部、
処理部、収納部の夫々は、粘着テープが搬送される搬送
方向に向って順次配置される。
【0004】前記張力部において、ピンチローラは、粘
着テープの粘着面に直接々触されるので、粘着テープと
の剥離を容易にするため、他の物質との接着性が低いシ
リコーン材で形成される。
【0005】なお、前記ウエーハマウンタについては、
例えば特願昭60−137732号公報に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記ウエーハマウンタ
において、粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエ
ーハの裏面を貼り付ける貼付部は、粘着テープの粘着面
をピンチローラで押圧し、粘着テープに一定の張力を持
たせる張力部の次段に配置される。つまり、半導体ウエ
ーハの裏面はピンチローラの表面が接触した粘着テープ
の粘着面の貼付領域に貼り付けられる。このため、ピン
チローラのシリコーン材が粘着シートを介して半導体ウ
エーハの裏面に転写され、半導体ウエーハの裏面の全域
がシリコーン材で汚染される。
【0007】一方、シリコーン材は他の物質に対して接
着性が低いので、LOC構造を採用する樹脂封止型半導
体装置において、半導体ペレットの裏面と樹脂封止体の
樹脂との界面領域に剥離が生じる。剥離が生じた界面領
域には樹脂封止体の樹脂に含まれている水分が溜り易
い。界面領域に溜った水分は、樹脂封止型半導体装置の
製品完成後の環境試験である温度サイクル試験時の熱や
実装基板の実装面上に樹脂封止型半導体装置を実装する
実装時の熱によって膨張し、樹脂封体に発生する亀裂の
原因となる。つまり、シリコーン材による半導体ウエー
ハの裏面の汚染は樹脂封止型半導体装置の熱に対する信
頼性を著しく低下させる。
【0008】本発明の目的は、ウエーハマウンタにおい
て、シリコーン材による半導体ウエーハの裏面の汚染を
防止することが可能な技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、ウエーハマウンタに
おいて、シリコーン材による半導体ウエーハの裏面の汚
染を低減すると共に、張力の集中による粘着テープの皺
(しわ)を防止することが可能な技術を提供することに
ある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】(1)粘着テープの粘着面をピンチローラ
で押圧し、前記粘着テープに一定の張力を持たせる張力
部と、前記粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエ
ーハの裏面を貼り付ける貼付部とを備えたウエーハマウ
ンタにおいて、前記ピンチローラの表面の中央部に、前
記ピンチローラの全周に渡って形成され、かつ前記粘着
テープの粘着面の貼付領域に対して非接触となる非接触
領域を設ける。
【0013】(2)粘着テープの粘着面をピンチローラ
で押圧し、前記粘着テープに一定の張力を持たせる張力
部と、前記粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエ
ーハの裏面を貼り付ける貼付部とを備えたウエーハマウ
ンタにおいて、前記ピンチローラの表面の中央部に、前
記ピンチローラの回転軸方向に沿って複数個配置又は前
記ピンチローラの回転方向に沿って複数個配置され、か
つ前記粘着テープの粘着面の貼付領域に対して非接触と
なる非接触領域を設ける。
【0014】
【作用】上述した手段(1)によれば、粘着テープの粘
着面をピンチローラで押圧し、粘着テープに一定の張力
を持たせる時、粘着テープの粘着面の貼付領域にはピン
チローラの表面が接触しないので、ピンチローラから粘
着テープを介して半導体ウエーハの裏面に付着するシリ
コン材の転写を防止することができる。この結果、シリ
コーン材による半導体ウエーハの裏面の汚染を防止する
ことができる。
【0015】上述した手段(2)によれば、粘着テープ
の粘着面をピンチローラで押圧し、粘着テープに一定の
張力を持たせる時、ピンチローラの非接触領域の面積に
相当する分、粘着テープの粘着面の貼付領域にはピンチ
ローラの表面が接触しないので、ピンチローラから粘着
テープを介して半導体ウエーハの裏面に転写されるシリ
コン材の付着を低減することができる。また、ピンチロ
ーラの非接触領域を除くその他の面積に相当する分、粘
着テープの粘着面の貼付領域にはピンチローラの表面が
接触するので、粘着テープに持たせる張力を分散するこ
とができる。この結果、シリコーン材による半導体ウエ
ーハの裏面の汚染を低減することができると共に、張力
の集中による粘着シートの皺(しわ)を防止することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の構成について、ウエーハマウ
ンタに本発明を適用した実施例とともに説明する。な
お、実施例を説明するための全図において、同一機能を
有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省
略する。
【0017】(実施例1)本発明の実施例1であるウエ
ーハマウンタの概略構成を図1(模式構成図)に示す。
【0018】図1に示すように、ウエーハマウンタは、
供給部1、剥離部2、張力部3、貼付部4、処理部5、
収納部6等を備えている。この供給部1、剥離部2、張
力部3、貼付部4、処理部5、収納部6の夫々は、粘着
テープ(ダイシングテープ)8が搬送される搬送方向に向
って順次配置される。
【0019】前記供給部1は、粘着テープ8が巻き付け
られたリール1Aを装着し、リール1Aから張力部3を
通して貼付部4に粘着テープ8を順次供給する。粘着テ
ープ8は、例えば一表面に粘着層が形成されたポリエス
テル材で形成される。粘着層は例えばアクリル系の粘着
剤で形成される。
【0020】前記剥離部2は、粘着テープ8からその粘
着面に貼り付けられたスペーサテープ9を剥離しながら
リール2Aに巻き取る。スペーサテープ9の表面はフッ
素系樹脂材で形成される。フッ素系樹脂材は、粘着テー
プ8の粘着面に対して剥離性が高く、しかも粘着テープ
8の粘着面に転写される転写率がシリコーン材に比べて
極めて低い特徴を有する。
【0021】前記張力部3は、粘着テープ8の粘着面を
ピンチローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力
を持たせる。この張力部3は、粘着テープ8の弛みや粘
着テープ8の搬送不良を防止する目的として配置され
る。ピンチローラ3Aは、粘着テープ8の粘着面に直接
々触されるので、粘着テープ8との剥離を容易にするた
め、他の物質との接着性が低いシリコーン材で形成され
る。
【0022】前記貼付部4は、粘着テープ8と半導体ウ
エーハ11とを貼付ローラ4A、貼付ローラ4Bの夫々
で挾み込み、粘着テープ8の粘着面に半導体ウエーハ1
1の裏面を貼り付ける。貼付ローラ4Bの表面は、半導
体ウエーハ11の主面(素子形成面)を保護する目的と
して保護テープ10で被覆される。保護テープ10は、
リール4Cから貼付ローラ4Cを通して空のリール4D
に順次巻き取られ収納される。
【0023】処理部5は、粘着テープ8とキャリア治具
5Aとを装着部材5B、装着部材5Cの夫々で挾み込
み、粘着テープ8に貼り付けられた半導体ウエーハ11
の外周囲の外側にキャリア治具5Aを装着する。また、
処理部5は、キャリア治具5Aを装着した後、キャリア
治具5Aの輪郭に沿って粘着テープ8を切り抜きする。
【0024】前記収納部6は、処理部5で切り抜かれた
粘着テープ8を空のリール6Aに順次巻き取り収納す
る。なお、図中、符号7は、粘着テープ8を供給部1か
ら収納部6に搬送するための搬送ローラである。また、
矢印aは粘着テープ11の搬送方向を示し、矢印bは半
導体ウエーハ11の搬送方向を示し、矢印Cはピンチロ
ーラ3Aの移動方向を示す。
【0025】前記張力部3において、ピンチローラ3A
の表面の中央部には、図2(要部模式斜視図)に示すよ
うに、粘着テープ8の粘着面の貼付領域に対して非接触
となる非接触領域3A1が設けられる。非接触領域3A
1はピンチローラ3Aの全周に渡って形成され、非接触
領域3A1の領域幅(ピンチローラ3Aの回転軸方向の
幅)D1は、図3(ピンチローラと粘着テープとの関係
を示す相関図)に示すように、半導体ウエーハ11が貼
り付けられる粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aの領
域幅(ピンチローラ3Aの回転軸方向と同一方向の幅)D
2に比べて広く形成される。つまり、張力部3は、図4
(図3に示すA−A線の位置で切った模式断面図)に示
すように、粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aを除く
その他の領域にピンチローラ3Aの非接触領域3A1を
除くその他の領域を押圧し、粘着テープ8に一定の張力
を持たせている。
【0026】このように、粘着テープ8の粘着面をピン
チローラ3Aで押圧し、前記粘着テープ8に一定の張力
を持たせる張力部3と、前記粘着テープ8の粘着面の貼
付領域8Aに半導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける貼
付部4とを備えたウエーハマウンタにおいて、前記ピン
チローラ3Aの表面に、前記ピンチローラ3Aの全周に
渡って形成され、かつ前記粘着テープ8の粘着面の貼付
領域8Aに対して非接触となる非接触領域3A1を設け
ることにより、粘着テープ8の粘着面をピンチローラ3
Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力を持たせる時、
粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aにはピンチローラ
3Aの表面が接触しないので、ピンチローラ3Aから粘
着テープ8を介して半導体ウエーハ11の裏面に転写さ
れるシリコン材の付着を防止することができる。この結
果、シリコーン材による半導体ウエーハ11の裏面の汚
染を防止することができる。
【0027】また、シリコーン材による半導体ウエーハ
11の汚染を防止することができるので、LOC構造を
採用する樹脂封止型半導体装置において、半導体ペレッ
トの裏面と樹脂封止体の樹脂との界面領域に生じる剥離
を防止することができる。この結果、樹脂封止型半導体
装置の製品完成後の環境試験である温度サイクル試験時
の熱や実装基板の実装面上に樹脂封止型半導体装置を実
装する実装時の熱によって発生する樹脂封体の亀裂を防
止することができるので、脂封止型半導体装置の熱に対
する信頼性を高めることができる。
【0028】なお、前記ピンチローラ3Aに設けられる
非接触領域3A1は、図5(模式断面図)及び図6(模
式断面図)に示すように、ピンチローラ3Aの回転軸方
向に沿って複数個配置した構成にしてもよい。この場
合、粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aに、非接触領
域3A1と非接触領域3A1との間に位置するピンチロ
ーラ3Aの表面が接触する。
【0029】このように、粘着テープ8の粘着面をピン
チローラ3Aで押圧し、前記粘着テープ8に一定の張力
を持たせる張力部3と、前記粘着テープ8の粘着面の貼
付領域8Aに半導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける貼
付部4とを備えたウエーハマウンタにおいて、前記ピン
チローラ3Aの表面に、ピンチローラ3Aの回転軸方向
に沿って複数個配置され、かつ前記粘着テープ8の粘着
面の貼付領域8Aに対して非接触となる非接触領域3A
1を設けることにより、粘着テープ8の粘着面をピンチ
ローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力を持た
せる時、ピンチローラ3Aの非接触領域3A1の面積に
相当する分、粘着テープ8の粘着面の貼付領域8Aには
ピンチローラ3Aの表面が接触しないので、ピンチロー
ラ3Aから粘着テープ8を介して半導体ウエーハ11の
裏面に転写されるシリコン材の付着を低減することがで
きる。また、ピンチローラ3Aの非接触領域3A1を除
くその他の面積に相当する分、粘着テープ8の粘着面の
貼付領域8Aにはピンチローラ3Aの表面が接触するの
で、粘着テープ8に持たせる張力を分散することができ
る。この結果、シリコーン材による半導体ウエーハ11
の裏面の汚染を低減することができると共に、張力の集
中による粘着テープ8の皺(しわ)を防止することができ
る。
【0030】(実施例2)本発明の実施例2であるウエ
ーハマウンタの概略構成を図1(ブロック図)に示す。
【0031】図1に示すように、ウエーハマウンタは、
供給部1、剥離部2、張力部3、貼付部4、処理部5、
収納部6等を備えている。この供給部1、剥離部2、張
力部3、貼付部4、処理部5、収納部6の夫々は、粘着
テープ(ダイシングテープ)8が搬送される搬送方向に向
って順次配置される。
【0032】前記張力部3は、粘着テープ8の粘着面を
ピンチローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力
を持たせる。この張力部3は、粘着テープ8の弛みや粘
着テープ8の搬送不良を防止する目的として配置され
る。ピンチローラ3Aは、粘着テープ8の粘着面に直接
々触されるので、粘着テープ8との剥離を容易にするた
め、他の物質との接着性が低いシリコーン材で形成され
る。
【0033】前記貼付部4は、粘着テープ8と半導体ウ
エーハ11とを貼付ローラ4A、貼付ローラ4Bの夫々
で挾み込み、粘着テープ8の粘着面に半導体ウエーハ1
1の裏面を貼り付ける。
【0034】前記張力部3において、ピンチローラ3A
の表面の中央部には、図7(ピンチローラと粘着テープ
との関係を示す相関図)に示すように、粘着テープ8の
粘着面の貼付領域8Aに対して非接触となる非接触領域
3A1が設けられる。非接触領域3A1はピンチローラ
3Aの回転方向に沿って複数個配置され、非接触領域3
A1の領域幅(ピンチローラ3Aの回転軸方向の幅)D
1は、半導体ウエーハ11の裏面が貼り付けられる粘着
テープ8の粘着面の貼付領域8Aの領域幅(ピンチロー
ラ3Aの回転軸方向と同一方向の幅)D2に比べて広く
形成される。つまり、張力部3は、図8(図7に示すB
−B線の位置で切った模式断面図)に示すように、粘着
テープ8の粘着面をピンチローラ3Aの非接触領域3A
1を除くその他の領域で押圧し、粘着テープ8に一定の
張力を持たせている。
【0035】このように、粘着テープ8の粘着面をピン
チローラ3Aで押圧し、前記粘着テープ8に一定の張力
を持たせる張力部3と、前記粘着テープ8の粘着面の貼
付領域8Aに半導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける貼
付部4とを備えたウエーハマウンタにおいて、前記ピン
チローラ3Aの表面の中央部に、ピンチローラの回転方
向に沿って複数個配置され、かつ前記粘着テープ11の
粘着面の貼付領域8Aに対して非接触となる非接触領域
3A1を設けることにより、粘着テープ8の粘着面をピ
ンチローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力を
持たせる時、ピンチローラ3Aの非接触領域3A1の面
積に相当する分、粘着テープ8の粘着面の貼付領域8A
にはピンチローラ3Aの表面が接触しないので、ピンチ
ローラ3Aから粘着テープ8を介して半導体ウエーハ1
1の裏面に転写されるシリコン材の付着を低減すること
ができる。また、ピンチローラ3Aの非接触領域3A1
を除くその他の面積に相当する分、粘着テープ8の粘着
面の貼付領域8Aにはピンチローラ3Aの表面が接触す
るので、粘着テープ8に持たせる張力を分散することが
できる。この結果、シリコーン材による半導体ウエーハ
11の裏面の汚染を低減することができると共に、張力
の集中による粘着テープ8の皺(しわ)を防止すること
ができる。
【0036】(実施例3)本発明の実施例3であるウエ
ーハマウンタの概略構成を図1(模式構成図)に示す。
【0037】図1に示すように、ウエーハマウンタは、
供給部1、剥離部2、張力部3、貼付部4、処理部5、
収納部6等を備えている。この供給部1、剥離部2、張
力部3、貼付部4、処理部5、収納部6の夫々は、粘着
テープ(ダイシングテープ)8が搬送される搬送方向に向
って順次配置される。
【0038】前記張力部3は、粘着テープ8の粘着面を
ピンチローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張力
を持たせる。この張力部3は、粘着テープ8の弛みや粘
着テープ8の搬送不良を防止する目的として配置され
る。
【0039】前記貼付部4は、粘着テープ8と半導体ウ
エーハ11とを貼付ローラ4A、貼付ローラ4Bの夫々
で挾み込み、粘着テープ8の粘着面に半導体ウエーハ1
1の裏面を貼り付ける。
【0040】前記張力部3において、ピンチローラ3A
は、図9(模式側面図)に示すように、円柱形状で構成さ
れる。このピンチローラ3Aの表面はフッ素系樹脂材で
形成される。フッ素系樹脂材は、粘着テープ8の粘着面
に対して剥離性が高く、しかも粘着テープ8の粘着面に
転写される転写率がシリコーン材に比べて極めて低い特
徴を有する。
【0041】このように、粘着テープ8の粘着面をピン
チローラ3Aで押圧し、前記粘着テープ8に一定の張力
を持たせる張力部3と、前記粘着テープ8の粘着面の貼
付領域に半導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける貼付部
4とを備えたウエーハマウンタにおいて、前記ピンチロ
ーラ3Aの表面をフッ素系樹脂材で形成することによ
り、粘着テープ8の粘着面をピンチローラ3Aで押圧
し、粘着テープ8に一定の張力を持たせる時、粘着テー
プ8の粘着面にはシリコーン材が接触しないので、ピン
チローラ3Aから粘着テープ8を介して半導体ウエーハ
11の裏面に転写されるシリコン材の付着を防止するこ
とができる。この結果、シリコーン材による半導体ウエ
ーハの裏面の汚染を防止することができる。
【0042】(実施例4)本発明の実施例3であるウエ
ーハマウンタの概略構成を図10(ブロック図)に示す。
【0043】図10に示すように、ウエーハマウンタ
は、供給部1、剥離部2、張力部3、貼付部4、処理部
5、収納部6等を備えている。
【0044】前記供給部1は、粘着テープ8が巻き付け
られたリール1Aを装着し、リール1Aから張力部3を
通して貼付部4に粘着テープ8を順次供給する。
【0045】前記張力部3は、粘着テープ8の粘着面を
スペーサテープ9を介在してピンチローラ3Aで押圧
し、粘着テープ8に一定の張力を持たせる。この張力部
3は、粘着テープ8の弛みや粘着テープ8の搬送不良を
防止する目的として配置される。ピンチローラ3Aは、
スペーサテープ9の表面に直接々触されるので、スペー
サテープ9との剥離を容易にするため、他の物質との接
着性が低いシリコーン材で形成される。
【0046】前記剥離部2は、粘着テープ8からその粘
着面に貼り付けられたスペーサテープ9を剥離ローラ2
Bで剥離しながらリール2Aに巻き取る。スペーサテー
プ9の表面はフッ素系樹脂材で形成される。フッ素系樹
脂材は、粘着テープ8の粘着面に対して剥離性が高く、
しかも粘着テープ8の粘着面に転写される転写率がシリ
コーン材に比べて極めて低い特徴を有する。
【0047】前記貼付部4は、粘着テープ8と半導体ウ
エーハ11とを貼付ローラ4A、貼付ローラ4Bの夫々
で挾み込み、粘着テープ8の粘着面の貼付領域(8A)に
半導体ウエーハ11の裏面を貼り付ける。貼付ローラ4
Bの表面は、半導体ウエーハ11の主面(素子形成面)
を保護する目的として保護テープ10で被覆される。保
護テープ10は、リール4Cから貼付ローラ4Cを通し
て空の貼付リール4Dに順次巻き取られ収納される。
【0048】処理部5は、粘着テープ8とキャリア治具
5Aとを装着部材5B、装着部材5Cの夫々で挾み込
み、粘着テープ8に貼り付けられた半導体ウエーハの外
周囲の外側にキャリア治具5Aを装着する。また、処理
部5は、キャリア治具5Aを装着した後、キャリア治具
5Aの輪郭に沿って粘着テープ11を切り抜きする。
【0049】前記収納部6は、処理部5で切り抜かれた
粘着テープ11を空のリール6Aに順次巻き付け収納す
る。
【0050】前記張力部3、剥離部2、貼付部4の夫々
は、粘着テープ8の搬送方向に向って順次配置される。
つまり、粘着テープ8からその粘着面に貼り付けられた
スペーサテープ9を剥離ローラ2Bで剥離しながらリー
ル2Aに巻き取る剥離部2は、粘着テープ8の粘着面を
スペーサテープ9を介在してピンチローラ3Aで押圧
し、粘着テープ8に一定の張力を持たせる張力部3と、
粘着テープ8と半導体ウエーハ11とを貼付ローラ4
A、貼付ローラ4Bの夫々で挾み込み、粘着テープ8の
粘着面の貼付領域8Aに半導体ウエーハ11の裏面を貼
り付ける貼付部4との間に配置される。
【0051】このように、粘着テープ8の粘着面に貼り
付けられたスペーサテープ9を剥離する剥離部2と、前
記粘着テープ8の粘着面をピンチローラ3Aで押圧し、
前記粘着テープ8に一定の張力を持たせる張力部3と、
前記粘着テープ8の粘着面の貼付領域(8A)に半導体ウ
エーハ11の裏面を貼り付ける貼付部4とを備えたウエ
ーハマウンタにおいて、前記粘着テープ8が搬送される
搬送方向に向って前記張力部3、剥離部2、貼付部4の
夫々を順次配置することにより、粘着テープ8の粘着面
をピンチローラ3Aで押圧し、粘着テープ8に一定の張
力を持たせる時、ピンチローラ3Aの表面は粘着テープ
8の粘着面の貼付領域(8A)に接触しないので、ピンチ
ローラ3Aから粘着テープ8を介して半導体ウエーハ1
1の裏面に転写されるシリコン材の付着を防止すること
ができる。この結果、シリコーン材による半導体ウエー
ハ11の裏面の汚染を防止することができる。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0054】ウエーハマウンタにおいて、シリコーン材
による半導体ウエーハの裏面の汚染を防止することがで
きる。
【0055】ウエーハマウンタにおいて、シリコーン材
による半導体ウエーハの裏面の汚染を低減することがで
きると共に、張力の集中による粘着テープの皺(しわ)を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1であるウエーハマウンタの概
略構成を示す模式構成図。
【図2】前記ウエーハマウンタの要部模式斜視図。
【図3】前記ウエーハマウンタに塔載されるピンチロー
ラと粘着テープとの関係を示す相関図。
【図4】図3に示すA−A線の位置で切った模式断面
図。
【図5】本発明の変形例であるピンチローラの模式断面
図。
【図6】本発明の変形例であるピンチローラの模式断面
図。
【図7】本発明の実施例2であるウエーハマウンタに塔
載されるピンチローラと粘着テープとの関係を示す相関
図。
【図8】図7に示すB−B線の位置で切った模式断面
図。
【図9】本発明の実施例3であるウエーハマウンタに塔
載されるピンチローラの模式側面図。
【図10】本発明の実施例4であるウエーハマウンタの
概略構成を示す模式構成図。
【符号の説明】
1…供給部、1A…リール、2…剥離部、2A…リー
ル、2B…剥離ローラ、3…張力部、3A…ピンチロー
ラ、3A1…非接触領域、4…貼付部、4A,4B…貼
付ローラ、5…処理部、5A…キャリア治具、5B,5
C…装着部材、6…収納部、7…搬送ローラ、8…粘着
テープ、9…スペーサテープ、10…保護テープ、11
…半導体ウエーハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 由之 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープの粘着面をピンチローラで押
    圧し、前記粘着テープに一定の張力を持たせる張力部
    と、前記粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエー
    ハの裏面を貼り付ける貼付部とを備えたウエーハマウン
    タにおいて、前記ピンチローラの表面の中央部に、前記
    粘着テープの粘着面の貼付領域に対して非接触となる非
    接触領域を設けたことを特徴とするウエーハマウンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウエーハマウンタにお
    いて、前記ピンチローラの非接触領域は、ピンチローラ
    の全周に渡って形成されることを特徴とするウエーハマ
    ウンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のウエーハマウンタにお
    いて、前記ピンチローラの非接触領域は、ピンチローラ
    の回転軸方向に沿って複数個配置されることを特徴とす
    るウエーハマウンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のウエーハマウンタにお
    いて、前記ピンチローラの非接触領域は、ピンチローラ
    の回転方向に沿って複数個配置されることを特徴とする
    ウエーハマウンタ。
  5. 【請求項5】 粘着テープの粘着面をピンチローラで押
    圧し、前記粘着テープに一定の張力を持たせる張力部
    と、前記粘着テープの粘着面の貼付領域に半導体ウエー
    ハの裏面を貼り付ける貼付部とを備えたウエーハマウン
    タにおいて、前記ピンチローラの表面をフッ素系樹脂で
    形成したことを特徴とするウエーハマウンタ。
  6. 【請求項6】 粘着テープの粘着面に貼り付けられたス
    ペーサテープを剥離する剥離部と、前記粘着テープの粘
    着面をピンチローラで押圧し、前記粘着テープに一定の
    張力を持たせる張力部と、前記粘着テープの粘着面の貼
    付領域に半導体ウエーハの裏面を貼り付ける貼付部とを
    備えたウエーハマウンタにおいて、前記粘着テープが搬
    送される搬送方向に向って前記張力部、剥離部、貼付部
    の夫々を順次配置したことを特徴とするウエーハマウン
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404226B1 (ko) * 2000-12-29 2003-11-01 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 웨이퍼용 접착 필름
JP2011204860A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Disco Corp テープ剥離装置
US9759108B2 (en) 2011-03-09 2017-09-12 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Tri-flow exhaust treatment device with reductant mixing tube

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