JPH09177454A - ゲート - Google Patents

ゲート

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JPH09177454A
JPH09177454A JP33881895A JP33881895A JPH09177454A JP H09177454 A JPH09177454 A JP H09177454A JP 33881895 A JP33881895 A JP 33881895A JP 33881895 A JP33881895 A JP 33881895A JP H09177454 A JPH09177454 A JP H09177454A
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JP
Japan
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gate
undulating
exit
fixed
column
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JP33881895A
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Chogoro Kamata
長五郎 鎌田
Kiyoshi Okamura
清 岡村
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入・退出口を閉鎖した状態で、歩行者や自
転車などが通常に通行することができ、車の通行のみを
規制することができるゲートを提供する。 【解決手段】 車などの侵入・退出口を閉鎖・開放する
ゲート1は、侵入・退出口の両側部に配置された固定門
柱2,2と、この固定門柱2,2の間に所定間隔を持っ
て配置された起伏門柱3と、起伏門柱3のうち対を成す
起伏門柱3,3の間を除いて、固定門柱2と起伏門柱3
間及び起伏門柱3同士間に架けられたチェーン(閉鎖
綱)4と、固定門柱2の内部に設けられ、起伏門柱3の
起立状態を維持させるために閉鎖綱4を巻き取るウイン
チ(巻取手段)5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車などの侵入・退
出口を閉鎖・開放し、侵入・退出口を閉鎖させた状態で
あっても人間や自転車のみが通行できるようにしたゲー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車などの侵入・退出口に設けられ
たゲートには、例えば、図11に示すようなものがあ
る。以下、従来のゲートの概略構成を示す図11を参照
して説明する。ゲート60は、車の侵入・退出口の両側
部に配置された固定門柱61と、これらの固定門柱の間
に架けられたチェーン62とを備えている。さらに、固
定門柱61の内部には、チェーン62を巻き取るための
ウインチ(ホイスト)などのような巻取装置63を有し
ている。チェーン62の中央部位には、該チェーン62
の浮揚高さ位置を決めるためのチェーン64が架かって
いる。
【0003】上記ゲート60は、侵入・退出口の閉鎖作
動時、巻取装置63によりチェーン62が巻き取られ、
この巻き取りに伴ってチェーン62が張って地面から浮
揚し、チェーン64が張った状態で巻取装置63は巻き
取りを終了する。いま、閉鎖動作を終了した状態が、図
11に示す状態である。また、ゲート60は、侵入・退
出口の開放作動時、図示する状態から巻取装置63によ
りチェーン62が弛められ、これに伴ってチェーン62
が浮揚位置から沈降し、チェーン62(及びチェーン6
4)が着地した状態で巻取装置63が停止する。
【0004】このように、チェーン62を固定門柱61
間に張り、所定の高さに浮揚させることで、ゲート60
が閉鎖された状態となり、車は侵入・退出口の通行を禁
止され、また、チェーン62を固定門柱61間で弛めて
着地させることで、ゲート60は開放された状態とな
り、車は侵入・退出口の通行を許可される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たゲート60は、車の通行のみを規制する目的で設けら
れたものであるから、侵入・退出口となる固定門柱61
間の全体をチェーン62によって遮断してしまうため、
歩行者や、自転車などといった車以外の通行までも規制
してしまうといった問題がある。つまり、ゲート60が
閉鎖している状態のときに、ここを人間や自転車などが
通行しようとすると、チェーン62を潜って又は跨いで
通行する必要があり、特に自転車などにとっては不便で
あった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためのも
のであり、車などの侵入・退出口を閉鎖した状態であっ
ても、この侵入・退出口から歩行者や、自転車などが通
常に通行することができるゲートを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に係るゲートは、車などの侵入
・退出口を閉鎖・開放するゲートであって、侵入・退出
口の両側部に配置された固定門柱と、固定門柱の間に所
定間隔を持って配置された起伏門柱と、起伏門柱のうち
対を成す起伏門柱間を除いて、固定門柱と起伏門柱間及
び起伏門柱同士間に架けられた閉鎖綱と、固定門柱の内
部に設けられ、起伏門柱の起立状態を維持させるために
閉鎖綱を巻き取る巻取手段とを備え、閉鎖作動時に、巻
取手段により閉鎖綱を巻き取ると、起伏門柱が起立する
と共に該閉鎖綱が浮揚し、対を成す起伏門柱間のみ開放
された状態で侵入・退出口が閉鎖され、開放作動時に、
巻取手段により閉鎖綱を弛ませると、起伏門柱が倒れる
と共に該閉鎖綱が沈降し、固定門柱間の侵入・退出口が
開放されるようにしたものである。
【0008】また、請求項2に係るゲートは、前記請求
項1に記載のゲートにおいて、起伏門柱の、起立時、配
置面と接触する起伏門柱の位置に、該起伏門柱が常に倒
れる方向に付勢する付勢手段を有しているものである。
【0009】また、請求項3に係るゲートは、前記請求
項1に記載のゲートにおいて、起伏門柱の配置部位に、
該起伏門柱が常に倒れる方向に付勢する付勢手段を備え
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1のゲートは、車などの侵
入・退出口を閉鎖・開放するために使用され、固定門柱
の間に所定間隔を持って配置された起伏門柱のうち対を
成す起伏門柱間を除いて、固定門柱と起伏門柱間及び起
伏門柱同士間に閉鎖綱が架けられ、この閉鎖綱を巻取手
段により巻き取ると、起伏門柱が起立すると共に該閉鎖
綱が浮揚し、対を成す起伏門柱間のみ開放された状態で
侵入・退出口が閉鎖される。つまり、対を成す起伏門柱
間には閉鎖綱が架かっていないので、この対を成す起伏
門柱間は、侵入・退出口の閉鎖した状態であっても常に
開放状態とすることができる。また、閉鎖綱を巻取手段
により弛ませると、起伏門柱が倒れると共に該閉鎖綱が
沈降し、固定門柱間の侵入・退出口が開放される。
【0011】また、請求項2のゲートは、起伏門柱の、
起立時、配置面と接触する起伏門柱の位置に、該起伏門
柱が常に倒れる方向に付勢する付勢手段を有しており、
巻取手段により閉鎖綱を巻き取ると、起伏門柱は付勢手
段の付勢力に抗して引っ張られて起立する。この場合、
起伏門柱が倒れるように付勢されているので、つまり、
閉鎖綱を弛めたときに倒れる方向が決定しているので、
起伏門柱を傾倒角度が無い状態、すなわち垂直に起立さ
せても閉鎖綱を弛めれば、確実に起伏門柱は付勢手段の
付勢力により一定の方向に倒すことができる。
【0012】また、請求項3のゲートは、起伏門柱の配
置部位に、該起伏門柱が常に倒れる方向に付勢する付勢
手段を備えており、巻取手段により閉鎖綱を巻き取る
と、起伏門柱は付勢手段の付勢力に抗して引っ張られて
起立し、上記請求項2と同等の作用を奏する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の請求項の各々に対応した実施
例を図面を参照して説明する。まず、請求項1に対応す
る第1実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1
は、第1実施例によるゲートの概略構成を示す図であ
る。ゲート1は、車などの侵入・退出口を閉鎖・開放す
るために、該侵入・退出口の両側部に配置された固定門
柱2,2と、固定門柱2,2間に所定間隔を持って配置
された複数の起伏門柱3と、複数の起伏門柱3のうち対
を成す起伏門柱3,3間(図示するA間)を除いて、固
定門柱2と起伏門柱3間及び起伏門柱3と起伏門柱3同
士間に架けられたチェーン4と、固定門柱2,2のそれ
ぞれの内部に設けられ、起伏門柱3の起立状態を維持さ
せるためにチェーン4を巻き取る巻取手段としてのウイ
ンチ(ホイスト)5とを備えている。
【0014】図2(a)はゲート1が開放状態となり折
り畳まれた起伏門柱3の正面図、同図(b)は背面図、
同図(c)は同図(b)のA矢視図である。起伏門柱3
は、例えば、鉄板3bの下部に起伏用蝶番7を取付ける
と共に、鉄板3bの一方側部に蝶番6を介してもう一枚
の鉄板3aを開閉自在に取付けたもので、ゲート1が閉
鎖状態にあるときは若干傾倒した状態で起立するよう
に、また、ゲート1が開放状態にあるときは倒れて偏平
化するように構成されている。鉄板3aは、蝶番6によ
って閉鎖時に、その面が車の侵入・退出方向に対して直
交方向に向くようになされ、また、正面視(図2
(a))の両側部にテーパ面Tが形成され、さらに、両
側上部(対を成す起伏門柱3では一方側上部)にはチェ
ーン4の係合孔4aが形成されている。なお、起伏用蝶
番7の一方は、地面にアンカ止めされる。
【0015】上記構成の起伏門柱3は、開放状態になる
と図2(c)に示すように折り畳まれて、偏平化する。
すなわち、起伏門柱3はゲート1が閉鎖状態にあるとき
は鉄板3a,3bが展開し、若干傾倒した状態で起立し
ており、この状態すなわちゲート1が閉鎖した状態から
開放状態になるときには、起伏門柱3の自重によって倒
れながら折り畳まれる。ゲート1が閉鎖状態から開放状
態になると、起伏門柱3全体はその自重により倒れつ
つ、まず、鉄板3aが、蝶番6の回動軸を中心として鉄
板3bに対して略90°閉じて該鉄板3bと平行に折り
畳まれ、さらに、鉄板3bが鉄板3aと共に起伏用蝶番
7の回動軸を中心として地面に対して略90°閉じて起
伏用蝶番7と平行に折り畳まれたとき、起伏門柱3は完
全に倒れ偏平化する。そして、車は、折り畳まれた起伏
門柱3の該鉄板3aのテーパ面Tから表面に乗り上げて
ゲート1を通過して行くようになっている。
【0016】図3(a)は第1実施例のゲート1の閉鎖
状態を示す図、同図(b)は開放状態を示す図である。
ゲート1は、開放動作時に図3(a)にある状態から、
ウインチ5によりチェーン4を弛ませると、上述したよ
うに起伏門柱3がその自重により倒れつつ折り畳まれ、
偏平化される。さらに、チェーン4が弛み、起伏門柱3
の傾動に伴ってチェーン4が沈降し、チェーン4が弛み
切って着地したときウインチ5は停止し、ゲート1が開
放された状態となる。この状態が図3(b)に示す状態
である。また、この図3(b)に示す状態からゲート1
を閉鎖状態とするには、ウインチ5によりチェーン4を
巻き取ると、上述したように起伏門柱3は、チェーン4
に引っ張られて起立し始め、展開する。さらに、チェー
ン4が張って浮揚し、起伏門柱3が上述したように若干
傾倒した状態で起立すると、ウインチ5は停止し、ゲー
ト1が閉鎖された状態となる。この状態が図3(a)に
示す状態である。
【0017】上記のように動作するゲート1は、複数の
起伏門柱3のうち対を成す起伏門柱3,3間(図示する
A間)を除いて、固定門柱2と起伏門柱3間及び起伏門
柱3と起伏門柱3同士間にチェーン4が架けられている
ので、A間はゲート1が閉鎖状態となっても開放状態の
ままであり、従って、ゲート1の閉鎖状態では、侵入・
退出口を通行しようとする車のみが規制され、歩行者や
自転車などはA間を通常に通行することができる。
【0018】次に、請求項2に対応する第2実施例を図
4乃至図8を参照して説明する。図4は、第2実施例に
よるゲートの概略構成を示す図である。第2実施例のゲ
ート11は、起伏門柱3の、該起伏門柱3の起立時に配
置面と接触する位置に、該起伏門柱3が常に倒れる方向
に付勢する付勢手段としての傾倒機構12を有した点
が、上述した第1実施例のゲート1の構成とは異なり、
その他の構成は上述した第1実施例のゲート1と同様で
ある。
【0019】図5(a)はゲート11が開放状態となり
折り畳まれた状態にある起伏門柱3の正面図、同図
(b)は背面図、図6はゲート11が閉鎖状態にある起
伏門柱3を上方から見た図、図7はゲート11が開放状
態にある起伏門柱3を示した図である。これらの図にお
いて、ゲート11の起伏門柱3は、上述の第1実施例で
示した構成の他に、起伏門柱3の鉄板3aの裏面におけ
る、鉄板3b及び起伏用蝶番7とは重ならない図示する
位置に傾倒機構12が設けられている。この傾倒機構1
2は、その筐体となるバネボックス12a内に、スプリ
ング13と、このスプリング13の付勢力を受けて起伏
門柱3を押し上げる押上軸14とを有しており、さら
に、スプリング13と押上軸14との間にはスプリング
13の付勢力を押上軸14に伝達するための板部材15
が介在している。
【0020】上記構成の傾倒機構12を設けたもので
は、ゲート11が閉鎖状態にあるとき、ウインチ5によ
るチェーン4の引っ張りにより起伏門柱3は図6に示す
ように垂直に起立した状態となり、このとき、起伏門柱
3はスプリング13の付勢力に抗して地面に押しつけら
れるように引っ張られているので、押上軸14及び板部
材15は相対的に地面からの押圧力を受け、この押圧力
によりスプリング13は圧縮される。そして、ゲート1
1が開放状態となるときに、ウインチ5によりチェーン
4を弛めると、圧縮されていたスプリング13が伸長
し、その付勢力により板部材15を介して押上軸14が
地面を押して相対的に起伏門柱3が傾倒し、上述のよう
に起伏門柱3は、折り畳まれながら図7に示すように倒
れる。このように、傾倒機構12が開放動作時に起伏門
柱3を傾倒方向に押し上げるため、上述の第1実施例の
ように起伏門柱3をその自重によってのみ倒す必要がな
く、ゲート11の閉鎖状態では起伏門柱3は垂直に起立
した状態とすることができる。
【0021】図8(a)は第2実施例のゲート11の閉
鎖状態を示す図、同図(b)は開放状態を示す図であ
る。ゲート11は、図3(a)にある状態からウインチ
5によりチェーン4を弛ませ、開放動作させると、上述
したように、傾倒機構12のスプリング13の付勢力に
より起伏門柱3を押し上げて傾倒させる。ある角度まで
傾倒するとスプリング13の付勢力は無くなり、起伏門
柱3は自重により倒れ、かつ、折り畳まれ、起伏門柱3
は偏平化される。さらに、チェーン4が弛み、起伏門柱
3の傾動に伴ってチェーン4が沈降し、チェーン4が弛
み切って着地したときウインチ5は停止し、ゲート11
が開放された状態となる。この状態が図8(b)に示す
状態である。
【0022】また、上記図8(b)に示す状態からゲー
ト11を閉鎖状態とするには、ウインチ5によりチェー
ン4を巻き取ると、上述したように起伏門柱3は、チェ
ーン4に引っ張られて起立し、展開する。さらに、チェ
ーン4が張って浮揚し、起伏門柱3の起立状態が垂直に
近づくにつれ、上述したようにスプリング13が圧縮さ
れ、スプリング13の付勢力に抗してさらにチェーン4
をウインチ5により巻き取ると、起伏門柱3は垂直に起
立し、この状態で、ウインチ5は停止し、ゲート11が
閉鎖された状態となる。この状態が図8(a)に示す状
態である。
【0023】このように、第2実施例によるゲート11
は、上記第1実施例と同等の作用効果に加えて、傾倒機
構12を有しているので、起伏門柱3を垂直に起立させ
ることができ、閉鎖状態においてゲート11の外観を美
しくすることができる。
【0024】さらに、請求項3に対応する第3実施例を
図9及び図10を参照して説明する。図9は、第3実施
例によるゲートの概略構成を示す図である。第3実施例
のゲート21は、上記第1実施例で示した構成の他に、
起伏門柱3の配置部位に、起伏門柱3が常に倒れる方向
に付勢する付勢手段としての付勢機構22を有した点
が、上述の第1実施例のゲート1の構成とは異なり、そ
の他の構成は上述した第1実施例のゲート1と同様であ
る。
【0025】図10は、ゲート21が閉鎖状態にある付
勢機構22を部分的に示す拡大図である。付勢機構22
は、地面を掘り下げた位置に埋設され、その筐体となる
ボックス22a内に、スプリング23を有しており、さ
らに、付勢機構22は、スプリング23の付勢力を受け
て起伏門柱3を傾倒させるために回転する回転部材24
と、この回転部材24を回動可能に軸支する回動軸25
とを有している。
【0026】上記回転部材24は、例えば、上述した起
伏門柱3の鉄板3bを、第1実施例のものより下方に伸
びた形状となし、この下方に伸びた部分を所定の角度に
固定的に曲げたものを使用する。
【0027】付勢機構22は、ゲート21が閉鎖状態に
あるとき、ウインチ5によるチェーン4の引っ張りによ
り起伏門柱3が起立するにつれ、回転部材24に付けら
れた角度により、回転部材24が当接したスプリング2
3を圧縮する。そして、起伏門柱3はスプリング23の
付勢力に抗して地面に垂直に起立するように引っ張ら
れ、スプリング23は最短に圧縮される。そして、ゲー
ト21が開放状態となるときに、ウインチ5によりチェ
ーン4を弛めると、圧縮されていたスプリング23が伸
長し、その付勢力により回転部材24を押して起伏門柱
3が回動軸25を中心として傾倒し、上述のように起伏
門柱3は、折り畳まれながら倒れる。このように、付勢
機構22により、ゲート21の開放動作時に起伏門柱3
を傾倒方向に回転させるため、上述の第1実施例のよう
に起伏門柱3をその自重によってのみ倒す必要がなく、
ゲート21の閉鎖状態では起伏門柱3は垂直に起立した
状態とすることができる。
【0028】このように、第3実施例のゲート21にお
いても、上記第1実施例と同等の作用効果に加えて、第
2実施例と同等の作用効果を得ることができる。なお、
本発明は上記実施例に限定されず種々の変形が可能であ
り、例えば、閉鎖綱としてはチェーン4に代えて、ワイ
ヤであってもよく、さらに、起伏門柱3の配置、つまり
A間の設定については固定門柱2と起伏門柱3との間で
あってもよい。この場合、両方の固定門柱2のいずれか
一方にウインチ5が備えられ、ウインチ5を備えていな
い方の固定門柱2と起伏門柱3との間にはチェーン4を
架けず、ここをA間にすればよい。さらに、上記第1、
第2、及び第3の実施例における起伏門柱の鉄板3a
は、省略してもよく、この場合、チェーン4は鉄板3b
に架けられる。これにより、ゲート1,11,21の構
成の簡略化とコストダウンとが図れる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
ゲートによれば、起伏門柱のうち対を成す起伏門柱間を
除いて、固定門柱と起伏門柱間及び起伏門柱同士間に閉
鎖綱が架けられているので、閉鎖綱を巻取手段により巻
き取って起伏門柱を起立させると共に該閉鎖綱を浮揚さ
せて閉鎖状態としても、対を成す起伏門柱間は開放状態
のままとすることができる。従って、車の通行のみが規
制され、歩行者や自転車などは通常に通行することがで
きる。
【0030】また、請求項2のゲートは、起伏門柱の、
該起伏門柱の起立時に配置面と接触する位置に、起伏門
柱が常に倒れる方向に付勢する付勢手段を有しているの
で、閉鎖時に起伏門柱を垂直に起立させることができ、
また、開放時に起伏門柱を付勢手段の付勢力により一定
方向に倒すことができる。
【0031】また、請求項3のゲートは、起伏門柱の配
置部位に、該起伏門柱が常に倒れる方向に付勢する付勢
手段を備えているので、上記請求項2と同等の作用効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に対応する第1実施例による
ゲートの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の請求項1に対応する第1実施例による
ゲートが開放状態にある起伏門柱を示し、(a)は正面
図、(b)は背面図、(c)は同図(b)のA矢視図で
ある。
【図3】本発明の請求項1に対応する第1実施例による
ゲートを示し、(a)は閉鎖状態を示す図、(b)は開
放状態を示す図である。
【図4】本発明の請求項2に対応する第2実施例による
ゲートの概略構成を示す図である。
【図5】本発明の請求項2に対応する第2実施例による
ゲートが開放状態にある起伏門柱を示し、(a)は正面
図、(b)は背面図である。
【図6】本発明の請求項2に対応する第2実施例による
ゲートが閉鎖状態にある起伏門柱を上方から見た図であ
る。
【図7】本発明の請求項2に対応する第2実施例による
ゲートが開放状態にある起伏門柱を示す図である。
【図8】本発明の請求項2に対応する第2実施例による
ゲートを示し、(a)は閉鎖状態を示す図、(b)は開
放状態を示す図である。
【図9】本発明の請求項3に対応する第3実施例による
ゲートの概略構成を示す図である。
【図10】本発明の請求項3に対応する第3実施例によ
るゲートの付勢機構を部分的に示す図である。
【図11】従来例によるゲートの概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ゲート 2 固定門柱 3 起伏門柱 4 チェーン(閉鎖綱) 5 ウインチ(巻取手段) 11 ゲート 12 傾倒機構(付勢手段) 21 ゲート 22 付勢機構(付勢手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車などの侵入・退出口を閉鎖・開放する
    ゲートにおいて、 侵入・退出口の両側部に配置された固定門柱と、 前記固定門柱の間に所定間隔を持って配置された起伏門
    柱と、 前記起伏門柱のうち対を成す起伏門柱間を除いて、固定
    門柱と起伏門柱間及び起伏門柱同士間に架けられた閉鎖
    綱と、 前記固定門柱の内部に設けられ、起伏門柱の起立状態を
    維持させるために前記閉鎖綱を巻き取る巻取手段とを備
    え、 閉鎖作動時に、前記巻取手段により前記閉鎖綱を巻き取
    ると、前記起伏門柱が起立すると共に該閉鎖綱が浮揚
    し、前記対を成す起伏門柱間のみ開放された状態で侵入
    ・退出口が閉鎖され、 開放作動時に、前記巻取手段により前記閉鎖綱を弛ませ
    ると、前記起伏門柱が倒れると共に該閉鎖綱が沈降し、
    前記固定門柱間の侵入・退出口が開放されるようにした
    ことを特徴とするゲート。
  2. 【請求項2】 前記起伏門柱の、起立時、配置面と接触
    する起伏門柱の位置に、該起伏門柱が常に倒れる方向に
    付勢する付勢手段を有していることを特徴とする請求項
    1に記載のゲート。
  3. 【請求項3】 前記起伏門柱の配置部位に、該起伏門柱
    が常に倒れる方向に付勢する付勢手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載のゲート。
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