JPH0917610A - センサ−リ−ドの製造方法 - Google Patents
センサ−リ−ドの製造方法Info
- Publication number
- JPH0917610A JPH0917610A JP18360595A JP18360595A JPH0917610A JP H0917610 A JPH0917610 A JP H0917610A JP 18360595 A JP18360595 A JP 18360595A JP 18360595 A JP18360595 A JP 18360595A JP H0917610 A JPH0917610 A JP H0917610A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- side rails
- leads
- elongated
- connecting portion
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 細長のリ−ドを捩じれ、片寄り、傾き、ある
いは反り等の変形を生じさせることなく製造する。 【構成】 被加工薄板の両側のサイドレ−ルにガイドホ
−ルを形成し、そのサイドレ−ル間に細長リ−ドを中間
を繋ぐ連結部を設けて打抜き形成し、その後、焼鈍して
前記連結部をリ−ド長さ方向に打抜き除去するセンサ−
リ−ドの製造方法である。さらに好ましくは連結部を打
抜き後に再焼鈍する。また必要に応じて前記細長リ−ド
に間隔を狭めたくびれ部を形成する。
いは反り等の変形を生じさせることなく製造する。 【構成】 被加工薄板の両側のサイドレ−ルにガイドホ
−ルを形成し、そのサイドレ−ル間に細長リ−ドを中間
を繋ぐ連結部を設けて打抜き形成し、その後、焼鈍して
前記連結部をリ−ド長さ方向に打抜き除去するセンサ−
リ−ドの製造方法である。さらに好ましくは連結部を打
抜き後に再焼鈍する。また必要に応じて前記細長リ−ド
に間隔を狭めたくびれ部を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度測定等に用いられる
センサ−リ−ドの製造方法に関する。
センサ−リ−ドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】温度測定では測定誤差を可及的になくす
ることが重要である。温度測定誤差を小さくする手段と
して、測定部の等温面に沿ってリ−ドをはわせ、あるい
は温度センサ−とそれに接続したリ−ドを入れたポケッ
トを長くして、測温領域に長い距離存在させることがな
されている。このようにするには温度センサ−に取り付
けるリ−ドを長くする必要がある。
ることが重要である。温度測定誤差を小さくする手段と
して、測定部の等温面に沿ってリ−ドをはわせ、あるい
は温度センサ−とそれに接続したリ−ドを入れたポケッ
トを長くして、測温領域に長い距離存在させることがな
されている。このようにするには温度センサ−に取り付
けるリ−ドを長くする必要がある。
【0003】また温度測定では、測定精度の向上、測定
の迅速化などのために前記リ−ドを幅狭で薄く細長状の
長尺とされる。
の迅速化などのために前記リ−ドを幅狭で薄く細長状の
長尺とされる。
【0004】該リ−ドは、2本を一対として使用される
が、双方は形状が均一であること、途中で変形などして
接触しないことが重要である。また、コスト低減のため
に生産性よく製造しなけねばならない。
が、双方は形状が均一であること、途中で変形などして
接触しないことが重要である。また、コスト低減のため
に生産性よく製造しなけねばならない。
【0005】
【この発明が解決しようとする課題】前記リ−ドは均一
性、コスト低減及び生産性などからプレス法で製造され
るようになっている。しかし、該リ−ドは細長く例えば
幅が0.2〜0.4mm、長さが80〜120mmで、
ピッチが1.0〜2.0mmと狭い間隔をなして多数列
にて製造されるから、プレス加工歪や通板時や取り扱い
時等に捩じれ、片寄り、傾き、あるいは反りを生じ不良
品が頻発する。
性、コスト低減及び生産性などからプレス法で製造され
るようになっている。しかし、該リ−ドは細長く例えば
幅が0.2〜0.4mm、長さが80〜120mmで、
ピッチが1.0〜2.0mmと狭い間隔をなして多数列
にて製造されるから、プレス加工歪や通板時や取り扱い
時等に捩じれ、片寄り、傾き、あるいは反りを生じ不良
品が頻発する。
【0006】本発明は前記細長のリ−ドを変形すること
なく多数列にてプレス加工で製造することを目的とす
る。
なく多数列にてプレス加工で製造することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、被加工
薄板の両側のサイドレ−ルにガイドホ−ルを形成し、前
記サイドレ−ル間に細長リ−ドを中間を繋ぐ連結部を設
けて打抜き形成し、その後、焼鈍してから前記細長リ−
ドの連結部をリ−ド長さ方向に打抜き除去するセンサ−
リ−ドの製造方法にある。より好ましくは連結部を打抜
き後に再焼鈍するところにある。また他の要旨は、前記
細長リ−ドの形成においてリ−ド間隔を狭めたくびれ部
を形成するところにある。
薄板の両側のサイドレ−ルにガイドホ−ルを形成し、前
記サイドレ−ル間に細長リ−ドを中間を繋ぐ連結部を設
けて打抜き形成し、その後、焼鈍してから前記細長リ−
ドの連結部をリ−ド長さ方向に打抜き除去するセンサ−
リ−ドの製造方法にある。より好ましくは連結部を打抜
き後に再焼鈍するところにある。また他の要旨は、前記
細長リ−ドの形成においてリ−ド間隔を狭めたくびれ部
を形成するところにある。
【0008】
【作用】本発明は中間を繋ぐ連結部を残して細長いリ−
ドをプレス加工で打抜く、この際の加工残留応力を焼鈍
して解放し歪みを除き、その後、前記連結部をプレス加
工でリ−ド長さ方向に打抜き除去するから、細長い真直
ぐなリ−ドが得られる。更に、前記連結部を打抜きした
後に再度焼鈍すると、リ−ドは細長いにも拘らず反り、
捩じれ、片寄り等の形状変形がなく真直ぐになる。而し
て、相隣り合うリ−ドは接触などの不良がなく形状がす
ぐれる。
ドをプレス加工で打抜く、この際の加工残留応力を焼鈍
して解放し歪みを除き、その後、前記連結部をプレス加
工でリ−ド長さ方向に打抜き除去するから、細長い真直
ぐなリ−ドが得られる。更に、前記連結部を打抜きした
後に再度焼鈍すると、リ−ドは細長いにも拘らず反り、
捩じれ、片寄り等の形状変形がなく真直ぐになる。而し
て、相隣り合うリ−ドは接触などの不良がなく形状がす
ぐれる。
【0009】
【実施例】本発明について1実施例に基づき図面を参照
して説明する。図面において、1は被加工薄板で、例え
ば鉄−ニッケル合金、ニッケル−クロム合金等の帯状金
属薄板が用いられ、板厚0.10〜0.40mmと薄い
ものである。該被加工薄板1を順送りプレス金型装置
(図示しない)に通板させ図1に示すように両端のサイ
ドレ−ル2にガイドホ−ル3を穿設する。
して説明する。図面において、1は被加工薄板で、例え
ば鉄−ニッケル合金、ニッケル−クロム合金等の帯状金
属薄板が用いられ、板厚0.10〜0.40mmと薄い
ものである。該被加工薄板1を順送りプレス金型装置
(図示しない)に通板させ図1に示すように両端のサイ
ドレ−ル2にガイドホ−ル3を穿設する。
【0010】4は前記サイドレ−ル2の間に打抜きした
リ−ドで、中間を繋ぐように連結部5を残して形成す
る。連結部5はこの実施例ではリ−ド長さ方向に間隔を
おいて3列形成しているが、この列数に限らずリ−ド4
の長さ、幅あるいはピッチ等により任意に定められる。
また、連結部5は一直線状に限らず、リ−ド4を複数本
づつ階段状に繋ぐようにしてもよい。
リ−ドで、中間を繋ぐように連結部5を残して形成す
る。連結部5はこの実施例ではリ−ド長さ方向に間隔を
おいて3列形成しているが、この列数に限らずリ−ド4
の長さ、幅あるいはピッチ等により任意に定められる。
また、連結部5は一直線状に限らず、リ−ド4を複数本
づつ階段状に繋ぐようにしてもよい。
【0011】リ−ド4の形成の際、一対となる当該リ−
ド4を図2に示すように局部的に間隔を狭めたくびれ部
6を形成するように打抜きしてもよい。
ド4を図2に示すように局部的に間隔を狭めたくびれ部
6を形成するように打抜きしてもよい。
【0012】前記リ−ド4は幅狭で細長く小ピッチにて
打抜き形成されるから、加工応力が残留し歪みを有して
いて、リ−ド4が傾きや捩じれを呈している。また、こ
のままサイドレ−ル2から切離しリ−ド製品にすると大
きく変形し不良品となるので、焼鈍を行い残留加工応力
を解放する。該焼鈍は帯状の被加工薄板1を前述のよう
にリ−ド4の打抜き連続焼鈍炉(図示せず)に通板する
方法が好ましいが、切り板の被加工薄板1をバッチ焼鈍
炉等で行ってもよい。
打抜き形成されるから、加工応力が残留し歪みを有して
いて、リ−ド4が傾きや捩じれを呈している。また、こ
のままサイドレ−ル2から切離しリ−ド製品にすると大
きく変形し不良品となるので、焼鈍を行い残留加工応力
を解放する。該焼鈍は帯状の被加工薄板1を前述のよう
にリ−ド4の打抜き連続焼鈍炉(図示せず)に通板する
方法が好ましいが、切り板の被加工薄板1をバッチ焼鈍
炉等で行ってもよい。
【0013】焼鈍後、リード4の中間を繋いでいる連結
部5をプレス加工によりリ−ド長さ方向にリ−ド幅に沿
って打抜き除去し、各リ−ド4が夫々独立した細長リ−
ド7とする。このようにして得られたリ−ド4は、メッ
キなどの所望の処理が施された後に、片方のサイドレ−
ル2を打抜き除去して、その自由端8に温度センサ−を
装着するようになるが、当該細長リ−ド7は上下の変位
や片寄りがなく、且つリ−ド間隔が一定ですぐれた形状
となる。
部5をプレス加工によりリ−ド長さ方向にリ−ド幅に沿
って打抜き除去し、各リ−ド4が夫々独立した細長リ−
ド7とする。このようにして得られたリ−ド4は、メッ
キなどの所望の処理が施された後に、片方のサイドレ−
ル2を打抜き除去して、その自由端8に温度センサ−を
装着するようになるが、当該細長リ−ド7は上下の変位
や片寄りがなく、且つリ−ド間隔が一定ですぐれた形状
となる。
【0014】また、前記連結部5を打抜き後に再焼鈍す
ると、細長リ−ド7は形状がさらにすぐれ、一層幅狭で
長くなったものでも傾き、片寄り、及び変位が生ぜず真
直性がすぐれたものが得られる。
ると、細長リ−ド7は形状がさらにすぐれ、一層幅狭で
長くなったものでも傾き、片寄り、及び変位が生ぜず真
直性がすぐれたものが得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明では、前述のようであるから狭幅
で細長く本来変形し易い細長リ−ドが変形することなく
製造される。また細長いリ−ドが得られるから例えば温
度センサ−のリ−ドとした場合、接触することなく測定
部の等温面に沿い長くはわせることができ測定精度が向
上する等の効果がある。
で細長く本来変形し易い細長リ−ドが変形することなく
製造される。また細長いリ−ドが得られるから例えば温
度センサ−のリ−ドとした場合、接触することなく測定
部の等温面に沿い長くはわせることができ測定精度が向
上する等の効果がある。
【図1】本発明の1実施例におけるセンサ−リ−ドを示
す図。
す図。
【図2】本発明の他の実施例におけるリ−ドを示す図。
【図3】本発明の1実施例によるセンサリ−ドを示す
図。
図。
1 被加工薄板 2 サイドレ−ル 3 ガイドホ−ル 4 リ−ド 5 連結部 6 くびれ部 7 細長リ−ド 8 自由端
Claims (3)
- 【請求項1】 被加工薄板の両側のサイドレ−ルにガイ
ドホ−ルを形成し、前記サイドレ−ル間に細長リ−ドを
中間を繋ぐ連結部を設けて打抜き形成し、その後、焼鈍
して前記細長リ−ドの連結部をリ−ド長さ方向に打抜き
除去することを特徴とするセンサ−リ−ドの製造方法。 - 【請求項2】 被加工薄板の両側のサイドレ−ルにガイ
ドホ−ルを形成し、前記サイドレ−ル間に細長リ−ドを
中間を繋ぐ連結部を設けて打抜き形成し、その後、焼鈍
して前記細長リ−ドの連結部をリ−ド長さ方向に打抜き
除去し、再焼鈍することを特徴とするセンサ−リ−ドの
製造方法。 - 【請求項3】 被加工薄板の両側のサイドレ−ルにガイ
ドホ−ルを形成し、前記サイドレ−ル間に細長リ−ドを
中間を繋ぐ連結部を設けて打抜き形成するとともに、中
間部にリ−ド間隔を狭めたくびれ部を形成し、その後、
焼鈍して前記細長リ−ドの連結部をリ−ド長さ方向に打
抜き除去し、再焼鈍することを特徴とするセンサ−リ−
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18360595A JPH0917610A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | センサ−リ−ドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18360595A JPH0917610A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | センサ−リ−ドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917610A true JPH0917610A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16138732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18360595A Pending JPH0917610A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | センサ−リ−ドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0917610A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879547A (zh) * | 2010-06-17 | 2010-11-10 | 江苏大学 | 一种控制细长悬臂件变形的精密级进模多步冲裁方法 |
JP2011051950A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Kinki Univ | 脂肪代謝改善剤、該脂肪代謝改善剤を含有する医薬及び食品、並びに新規フラボノイド化合物 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP18360595A patent/JPH0917610A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011051950A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Kinki Univ | 脂肪代謝改善剤、該脂肪代謝改善剤を含有する医薬及び食品、並びに新規フラボノイド化合物 |
CN101879547A (zh) * | 2010-06-17 | 2010-11-10 | 江苏大学 | 一种控制细长悬臂件变形的精密级进模多步冲裁方法 |
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