JPH09175971A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH09175971A
JPH09175971A JP35157195A JP35157195A JPH09175971A JP H09175971 A JPH09175971 A JP H09175971A JP 35157195 A JP35157195 A JP 35157195A JP 35157195 A JP35157195 A JP 35157195A JP H09175971 A JPH09175971 A JP H09175971A
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sodium
ion
hydroxyapatite
zinc
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Masaaki Iwata
正明 岩田
Isao Minemoto
勲 峰本
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたハイドロキシアパタイトの結晶生成抑
制活性を有し、歯石形成予防効果が高く、しかも安全性
の良好な口腔用組成物を得る。 【解決手段】 ホスホアミノ酸を含有するポリペプチド
と2価金属イオンとを併用して配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた歯石形成抑
制効果を有する口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯石形
成過程の詳細については必ずしも明らかにされているわ
けではないが、歯面に存在するプラークを構成する細菌
あるいは粘着性デキストラン等の有機基質に唾液や浸出
液から供給されるカルシウム及びリンが吸着し、これが
結晶化するプラークの石灰化現象ととらえることができ
る。この無機成分は、ハイドロキシアパタイト様の石灰
化物であり、従って、プラーク中に沈着したリン酸カル
シウム分がハイドロキシアパタイト結晶に転移し、さら
に成長していくのを抑制することにより歯石の形成を抑
制することができる。
【0003】従来、このような考えのもとに歯石形成の
予防に対する可溶性リン酸塩の効果が報告されている
[アーカイブ・オーラル・バイオロジー(Arch.O
ral.Biol.)Vol15、p893〜896
(1970)]。更に、特開昭52−108029号公
報、特開昭59−42311号公報等には、ピロリン酸
塩、ポリリン酸塩等の縮合リン酸塩による歯石予防法、
特開昭49−118839号公報、特開平4−3343
14号公報等には、縮合リン酸と類似の化学構造を有す
るジホスホネート化合物を使用した歯石予防法が提案さ
れている。
【0004】また、構成単位中にカルボン酸基、ホスホ
ン酸基を持つ合成高分子化合物を単独で又は上記の縮合
リン酸塩と組み合わせて使用することにより、ハイドロ
キシアパタイトの結晶成長を抑制する方法が特開昭61
−165317号公報、特開平4−275212号公
報、特開平2−4708号公報等に提案されている。
【0005】更に、特開昭64−71808号公報、特
開平1−125400号公報及び特開平3−68598
号公報には、特定のホスホアミノ酸を含有する合成ポリ
ペプチドの歯石形成抑制効果が記載され、特表昭63−
503459号公報、特開平4−244012号公報及
び特開平4−77415号公報には、カゼインホスホペ
プチドを有効成分とした歯石予防組成物が記載されてい
る。
【0006】また、上記のアニオン性物質による歯石予
防法以外にアルカリ土類金属塩を利用する方法が特開昭
52−108029号公報、特開昭61−36211号
公報等に提案されているが、これらは縮合リン酸塩との
併用を訴求したものである。更に、亜鉛塩を利用する方
法(特開昭60−233008号公報、特開昭62−2
52714号公報、特開昭64−13015号公報等)
も提案されている。
【0007】このように歯石形成抑制効果を有する種々
の口腔用組成物が提案されているが、近年、より優れた
歯石形成抑制効果を有する口腔用組成物の開発が望まれ
ている。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
優れたハイドロキシアパタイトの結晶生成抑制活性を有
し、歯石形成予防効果が高く、しかも安全性の良好な口
腔用組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記の目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、ホスホアミノ酸を含有するポリペプチドと2価金
属イオンとを併用して配合することにより、ハイドロキ
シアパタイト結晶生成抑制活性が非常に向上すること、
それ故、歯石形成予防効果が非常に高く、しかも安全性
の良好な口腔用組成物が得られることを見い出した。
【0010】即ち、上記したようにホスホアミノ酸を含
有するポリペプチド、2価金属イオンに歯石形成抑制効
果があること、更にこれら有効成分それぞれを単独で含
有する口腔用組成物は知られているが、ホスホアミノ酸
を含有するポリペプチドと2価金属イオンとを併用する
と、意外にも両成分が相乗的に作用して、ハイドロキシ
アパタイト結晶生成抑制活性が飛躍的に向上するという
こと、更に、非イオン性の殺菌剤を配合することでこの
効果がより向上するということは、本発明者の新知見で
ある。
【0011】従って、本発明は、ホスホアミノ酸を含有
したポリペプチドと2価金属イオンとを含有してなるこ
とを特徴とする口腔用組成物を提供する。
【0012】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状歯磨等の
歯磨類、洗口液、チューインガム、うがい用錠剤、義歯
用洗浄剤などとして調製、適用されるものであって、歯
石形成抑制有効成分としてホスホアミノ酸を含有するポ
リペプチドと2価金属イオンとを併用、配合してなるも
のである。
【0013】ここで、ホスホアミノ酸を含有するポリペ
プチドとしては、リン酸含有タンパク質及びこれらを加
水分解したホスホペプチド、あるいは人工的に合成した
ホスホペプチドなどを使用することができる。
【0014】上記リン酸含有タンパク質としては、例え
ばα−カゼイン、β−カゼイン等のカゼイン、ホスビチ
ン、更に米、小麦、大麦、カラス麦、ライ麦、大豆等に
含まれるリンタンパク質などを挙げることができる。
【0015】また、リン酸含有タンパク質を加水分解し
たホスホペプチドは、公知の方法、例えば上記のリン酸
含有タンパク質を原料とし、トリプシン又はトリプシン
を含む酵素液を作用させた後、分画操作する方法(特開
昭59−159792号公報、特開昭59−15979
3号公報参照)により得ることができる。
【0016】合成したホスホペプチドとしては、例えば
ホスホセリン、ホスホホモセリン、ホスホチロシン、ホ
スホスレオニン等のホスホアミノ酸と他のアミノ酸とを
公知の方法、例えば特開昭64−71808号公報、特
開平1−125400号公報、特開平3−68598号
公報に記載されている方法で反応させることにより合成
することができる。
【0017】なお、リン酸含有タンパク質を加水分解し
たホスホペプチド及び合成したホスホペプチドの製造法
は、上述した方法に制限されるものではない。
【0018】これらのホスホアミノ酸を含有したポリペ
プチドは、その1種を単独で又は2種以上を混合して使
用することができるが、これらの中ではリン酸含有タン
パク質及びこれらを加水分解したホスホペプチド、特に
各種のカゼイン及びそれらを加水分解したカゼインホス
ホペプチド、とりわけカゼインホスホペプチドが好まし
く使用される。
【0019】ホスホアミノ酸を含有するポリペプチドの
配合量は必ずしも制限されないが、組成物全体に対して
0.01〜10%(重量%、以下同じ)、特に0.05
〜5%が好ましい。配合量が0.01%より少ないと2
価金属イオンとの併用による相乗効果が十分でない場合
があり、10%より多いと口腔用組成物の安定性を劣化
させる場合がある。
【0020】本発明のもう一方の必須成分である2価金
属イオンとしては、例えばマグネシウム、ストロンチウ
ム、バリウム等のアルカリ土類金属イオン、亜鉛、銅、
鉄等の2価の遷移金属イオンなどを使用することができ
る。これらの2価金属イオンは、その1種を単独で又は
2種以上を混合して使用することができるが、これらの
中でもマグネシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛
イオン、とりわけマグネシウムイオン、亜鉛イオンの使
用が好ましい。
【0021】これらの2価金属イオンを与える物質とし
ては、具体的に塩化マグネシウム、塩化ストロンチウ
ム、塩化バリウム、塩化亜鉛、塩化銅(II)、塩化鉄
(II)等の塩化物、硫酸マグネシウム、硫酸ストロン
チウム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、硫酸銅(II)、硫
酸鉄(II)等の硫酸塩、硝酸マグネシウム、硝酸スト
ロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸銅(I
I)、硝酸鉄(II)等の硝酸塩、酢酸マグネシウム、
クエン酸マグネシウム、酢酸亜鉛、クエン酸亜鉛、グル
コン酸銅(II)等の有機酸塩などを例示することがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0022】2価金属イオンの配合量は必ずしも制限さ
れないが、組成物全体に対し0.0001〜1%、特に
0.001〜0.1%が好ましい。配合量が0.000
1%より少ないと、ホスホアミノ酸を含有するポリペプ
チドとの併用による相乗効果が十分でない場合があり、
1%より多いと口腔用組成物の安定性或いは味を劣化さ
せる場合がある。
【0023】歯石は一般的に、歯面に口腔内細菌が作用
し、歯垢が形成される微生物的過程と、歯垢中でカルシ
ウムイオンとリン酸イオンが反応し、ハイドロキシアパ
タイト様物質である歯石が形成される無機化学的過程の
2段階を経て形成される。本発明は、前記のホスホアミ
ノ酸を含有するポリペプチドと2価金属イオンとを併用
することにより、無機化学的過程であるハイドロキシア
パタイトの結晶生成を抑制するものであるが、更に、非
イオン性殺菌剤を配合すると、第1段階の微生物的過程
である歯垢形成も抑制されることにより、歯石予防効果
をより向上させることができる。
【0024】ここで、非イオン性の殺菌剤としては、例
えばハロゲン化されたジフェニールエーテル、ハロゲン
化されたサリチルアニリド、安息香酸エステル、ハロゲ
ン化されたカルバニリド或いはフェノール化合物などを
挙げることができ、その1種を単独で又は2種以上を混
合して使用することができる。なお、これらの非イオン
性の殺菌剤のうち、ハロゲン化されたジフェニールエー
テル、特に2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキ
シジフェニルエーテル(トリクロサン)の使用が好まし
い。
【0025】非イオン性の殺菌剤の配合量は必ずしも制
限されないが、組成物全体に対し0.01〜5%が好ま
しく、より好ましくは0.05〜0.5%であり、0.
01%に満たないと満足な効果が得られない場合があ
り、5%を超えると製剤の安定性あるいは使用感に好ま
しくない影響を与える場合がある。
【0026】本発明の口腔用組成物には、その他の成分
として組成物の種類等に応じた適宜な成分を本発明の効
果を損ねない範囲で使用し、通常の方法で調製すること
ができる。任意成分としては、例えばリン酸水素カルシ
ウム2水和物、リン酸水素カルシウム無水物、炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、無水
ケイ酸等の研磨剤、グリセリン、ソルビット、プロピレ
ングリコール等の粘稠剤、通常の分子量10万を越える
カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギナン、
キサンタンガム等の粘結剤、ラウリル硫酸ナトリウム等
の界面活性剤、サッカリン等の甘味剤、その他防腐剤、
香料、着色剤、pH調製剤、賦形剤、各種薬効成分等を
配合することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ホスホアミノ酸を含有
するポリペプチドと2価金属イオンとを併用して配合す
ることにより、ハイドロキシアパタイトの結晶生成抑制
活性が非常に向上し、優れた歯石形成抑制効果を有し、
更に安全性上の問題もない口腔用組成物を得ることがで
きる。
【0028】
【実施例】以下、実験例及び実施例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の%はいずれも重量%であ
る。
【0029】〔実験例1〕表1に示すようにポリペプチ
ドとしてカゼインホスホペプチド、牛血清アルブミン及
び加水分解コラーゲンを用い、2価金属イオンとして亜
鉛イオンを用いて、インビトロ(in vitro)に
おけるハイドロキシアパタイト結晶の生成に対する抑制
効果を下記方法で評価した。結果を表1に示す。
【0030】ハイドロキシアパタイト結晶の生成に対す
る抑制効果の評価方法:各成分を表1に示す濃度で含む
4mMリン酸ナトリウム溶液24mlに4mM塩化カル
シウム溶液1mlを加え、析出した不定形のリン酸カル
シウムが転移してハイドロキシアパタイト結晶を生成す
るまでの時間に及ぼす効果を測定した。評価は、ハイド
ロキシアパタイトへの転移反応で消費されたOHイオン
を補給するために滴下された0.1規定水酸化ナトリウ
ム溶液の経時変化を測定することにより行った。なお、
コントロールとしては、カゼインホスホペプチドと亜鉛
イオンの代わりに蒸留水を添加したリン酸ナトリウム溶
液を用いた。
【0031】ここで、下記反応式1にカルシウムイオン
とリン酸イオンからハイドロキシアパタイトの生成する
反応を示した。下記反応式1−(a)は不定形のリン酸
カルシウムの生成反応であり、下記反応式1−(b)は
不定形のリン酸カルシウムからハイドロキシアパタイト
結晶への転移反応である。カルシウムイオンとリン酸イ
オンが接触すると、瞬時に式1−(a)の反応が起こ
り、引き続いて式1−(b)の転移反応が徐々に進行す
る。これらはいずれも反応の進行と共にOHイオンが消
費され、溶液は酸性に変化していく。このOHイオンの
消費量は、溶液のpHを常に一定に保つために外部から
加えられる水酸化ナトリウム溶液の添加量をモニターす
ることにより知ることができる。反応の進行と水酸化ナ
トリウム溶液の添加量との関係を図1に示した。ここ
で、の変化は、式1−(a)の不定形リン酸カルシウ
ムの形成に対応する。また、の変化は、式1−(b)
の不定形リン酸カルシウムが転移しハイドロキシアパタ
イト結晶が生成する反応に対応する。
【0032】即ち、式1−(a)の反応後、式1−
(b)の反応が始まるまでの時間(以後、THAPと記
載する)が長いほど、ハイドロキシアパタイト結晶の生
成が抑えられている。
【0033】反応式1: Ca2+ +H2PO4 -+OH-+H2O→CaHPO4・2H2O …(a) 10CaHPO4・2H2O+4OH-→ Ca 10(PO46(OH)2+4H2PO4 -+22H2O …(b)
【0034】
【表1】
【0035】表1の結果より、ホスホアミノ酸を含有す
るポリペプチドであるカゼインホスホペプチドと2価金
属イオンの亜鉛イオンとを併用すると(A)、ホスホア
ミノ酸を含有しないポリペプチドと2価金属イオンとを
併用した場合(B,C)や各成分単独使用の場合(D〜
G)に比べ、ハイドロキシアパタイト結晶が生成するま
での時間(THAP)が大きく延長し、高いハイドロキ
シアパタイト結晶生成抑制効果が発揮されることがわか
った。
【0036】〔実験例2〕表2に示すようにホスホアミ
ノ酸を含有したポリペプチドとしてカゼインホスホペプ
チドを用い、併用する2価金属イオンの種類を変えて、
不定形のリン酸カルシウムが転移してハイドロキシアパ
タイト結晶を生成するまでの時間に及ぼす効果を実験例
1と同様にして評価した。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】表2の結果より、2価金属イオンの種類を
変えてもカゼインホスホペプチドと併用することにより
(H〜K)、ハイドロキシアパタイト結晶が生成するま
での時間(THAP)が大きく延長し、高いハイドロキ
シアパタイト結晶生成抑制効果のあることがわかった。
【0039】〔実験例3〕表3に示すようにホスホアミ
ノ酸を含有したポリペプチドとしてカゼインホスホペプ
チドを用い、2価金属イオンとして亜鉛イオンを用い
て、両者の配合量を変えたときのハイドロキシアパタイ
ト結晶の生成に対する抑制効果を実験例1と同様にして
評価した。結果を表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3の結果より、カゼインホスホペプチド
と亜鉛イオンを併用した場合は、ハイドロキシアパタイ
ト結晶が生成するまでの時間(THAP)が大きく延長
し、高いハイドロキシアパタイト結晶生成抑制効果のあ
ることがわかった。
【0042】次に実施例を示す。 〔実施例1〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 50 % グリセリン 20 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 パラベン 0.1 塩化マグネシウム6水和物 0.042 (マグネシウムイオンとして 0.005) カゼインホスホペプチド 1.0 トリクロサン 0.05 精製水 残部 計 100.0%
【0043】 〔実施例2〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45 % 60%ソルビット液 25 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロース 0.7 カラギナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 安息香酸ナトリウム 0.2 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 塩化ストロンチウム6水和物 0.03 (ストロンチウムイオンとして 0.01) カゼインホスホペプチド 1.0 精製水 残部 計 100.0%
【0044】 〔実施例3〕練歯磨 無水ケイ酸 25 % グリセリン 30 60%ソルビット液 25 ポリエチレングリコール400 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 塩化亜鉛 0.042 (亜鉛イオンとして 0.02) カゼインナトリウム 2.5 トリクロサン 0.05 精製水 残部 計 100.0%
【0045】 〔実施例4〕練歯磨 水酸化アルミニウム 45 % 60%ソルビット液 25 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 塩酸クロルヘキシジン 0.05 グルコン酸銅(II) 0.014 (銅(II)イオンとして 0.002) α−カゼイン 2.0 トリクロサン 0.1 精製水 残部 計 100.0%
【0046】 〔実施例5〕液状歯磨 無水ケイ酸 15 % グリセリン 35 60%ソルビット液 35 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 キサンタンガム 0.2 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 塩化マグネシウム6水和物 0.42 (マグネシウムイオンとして 0.05) β−カゼイン 1.0 精製水 残部 計 100.0%
【0047】 〔実施例6〕練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45 % グリセリン 20 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 N−ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 カラギナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 パラベン 0.1 トラネキサム酸 0.1 クエン酸亜鉛 0.028 (亜鉛イオンとして 0.005) カゼインホスホペプチド 1.0 精製水 残部 計 100.0%
【0048】 〔実施例7〕洗口剤 エタノール 20 % サッカリンナトリウム 0.05 香料 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 0.3 塩化亜鉛 0.002 (亜鉛イオンとして 0.001) カゼインホスホペプチド 0.5 精製水 残部 計 100.0%
【0049】 〔実施例8〕洗口剤 エタノール 30 % 第2リン酸ナトリウム 0.8 第1リン酸カリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 香料 0.5 グリチルリチン酸塩 0.1 塩化銅(II)2水和物 0.0054 (銅(II)イオンとして 0.002) カゼインホスホペプチド 0.2 精製水 残部 計 100.0%
【0050】 〔実施例9〕チューインガム ガムベース 40 % 炭酸カルシウム 2.0 水アメ 15.0 砂糖 40.0 香料 0.5 塩化マグネシウム 0.84 (マグネシウムイオンとして 0.1) カゼインナトリウム 1.0 精製水 残部 計 100.0%
【0051】 〔実施例10〕うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム 55 % 第2リン酸ナトリウム 10.0 ポリエチレングリコール400 3.0 香料 1.0 オレイン酸 0.1 塩酸クロルヘキシジン 0.05 クエン酸 17.0 クエン酸亜鉛 1.1 (亜鉛イオンとして 0.2) カゼインナトリウム 5.0 精製水 残部 計 100.0%
【0052】 〔実施例11〕義歯洗浄用ペースト 無水ケイ酸 3.0 % 増粘性シリカ 10.0 ポリエチレングリコール400 5.0 グリセリン 35 60%ソルビット液 30 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5 香料 1.0 トリクロロカルバニリド 0.5 塩化亜鉛 0.42 (亜鉛イオンとして 0.2) α−カゼイン 5.0 精製水 残部 計 100.0%
【図面の簡単な説明】
【図1】カルシウムイオンとリン酸イオンからハイドロ
キシアパタイトが形成されるとき、溶液のpHを一定に
保つために添加された水酸化ナトリウム溶液の経時によ
る変化を示したグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスホアミノ酸を含有するポリペプチド
    と2価金属イオンとを含有してなることを特徴とする口
    腔用組成物。
JP35157195A 1995-12-26 1995-12-26 口腔用組成物 Pending JPH09175971A (ja)

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