JPH09175359A - 車両用アンチロックブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用アンチロックブレーキ制御装置

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JPH09175359A
JPH09175359A JP34020495A JP34020495A JPH09175359A JP H09175359 A JPH09175359 A JP H09175359A JP 34020495 A JP34020495 A JP 34020495A JP 34020495 A JP34020495 A JP 34020495A JP H09175359 A JPH09175359 A JP H09175359A
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piston
wheel brake
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規之 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装さ
れるオリフィスを有するブレーキ液圧制御手段を備える
車両用アンチロックブレーキ制御装置において、簡単な
構成でブレーキ操作初期にブレーキ液圧を速やかに増大
せしめ、マスタシリンダ出力液圧を急減直後に再増圧し
たときにブレーキ液圧を迅速に再増圧する。 【解決手段】ブレーキ操作初期には第1アクチュエータ
13の第1ピストン18が第1出力室16側に移動して
車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が速やかに増圧され、マ
スタシリンダ2の出力液圧急減時には、第2アクチュエ
ータ20の第2ピストン24が第2入力室21側に移動
して車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が急減され、マスタ
シリンダ2の出力液圧を急減した直後の再増圧時には、
両アクチュエータ18,20のピストン18,24が出
力室16,22側に移動して車輪ブレーキ3のブレーキ
液圧が速やかに再増圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタシリンダお
よび車輪ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マスタシリ
ンダおよびリザーバへの連通状態を制御可能であるとと
もにマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装される
オリフィスを有するブレーキ液圧制御手段が設けられる
車両用アンチロックブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるアンチロックブレーキ制御
装置において、ブレーキ液圧制御手段のオリフィスは、
車輪ブレーキの液圧を減圧せしめたアンチロックブレー
キ制御中にブレーキ液圧を増圧せしめるべくマスタシリ
ンダおよび車輪ブレーキ間を連通状態としたときに、車
輪ブレーキのブレーキ液圧が急激に増圧することを防止
するために設けられているものである。
【0003】しかるに、そのオリフィスが在るために、
通常のブレーキ操作時にマスタシリンダの出力液圧が車
輪ブレーキに直ちに作用することが抑制され、車輪ブレ
ーキのブレーキ液圧増大が遅れることになる。そこで、
特開昭64−70254号公報では、通常液圧路と、オ
リフィスを有する絞り通路とを備えた電磁切換弁がマス
タシリンダおよびブレーキ液圧制御手段間に設けられ、
マスタシリンダおよびブレーキ液圧制御手段間が、アン
チロックブレーキ制御前には通常液圧路を介して、また
アンチロックブレーキ制御時には絞り通路を介して接続
されるように電磁切換弁の作動が制御されている。また
実開平2−26967号公報では、アンチロックブレー
キ制御中に作用する液圧ポンプの出力液圧がパイロット
液圧室に作用するのに応じて絞りを形成するが、非アン
チロックブレーキ制御中には絞りを形成しないようにし
た制御弁が、ブレーキ液圧制御手段および車輪ブレーキ
間に設けられている。
【0004】さらに上記オリフィスが在るために、車輪
ブレーキのブレーキ液圧を速やかに減圧することが困難
であり、特開平5−201320号公報では、車輪ブレ
ーキ側からマスタシリンダ側への作動液の流れを許容す
るチェック弁が、ブレーキ液圧制御手段を迂回してマス
タシリンダおよび車輪ブレーキ間に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
64−70254号公報および実開平2−26967号
公報で開示された従来技術では、ブレーキ操作初期にマ
スタシリンダの出力液圧を車輪ブレーキに直ちに作用せ
しめることが可能となるものの、特開昭64−7025
4号公報のものでは電磁切換弁が必要となってコストの
増大を招き、また実開平2−26967号公報のもので
はパイロット液圧路により液圧回路が複雑となる。さら
に上記特開平5−201320号公報で開示された従来
技術では、マスタシリンダの出力液圧を速やかに低下さ
せて車輪ブレーキのブレーキ液圧を速やかに減圧するこ
とが可能であるものの、その減圧操作直後に再びマスタ
シリンダの出力液圧を増圧したときには、オリフィスの
絞り作用により減圧開始前の圧力までブレーキ液圧を復
帰させるのが遅れることになる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成により、オリフィスが在るにもか
かわらずブレーキ操作初期に車輪ブレーキのブレーキ液
圧を速やかに増大せしめ、またマスタシリンダの出力液
圧を急減直後に再増圧するようなブレーキ操作時にブレ
ーキ液圧再増圧を迅速に行ない得るようにした車両用ア
ンチロックブレーキ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、マスタシリンダおよび車輪
ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マスタシリンダおよ
びリザーバへの連通状態を制御可能であるとともにマス
タシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装されるオリフィ
スを有するブレーキ液圧制御手段が設けられる車両用ア
ンチロックブレーキ制御装置において、マスタシリンダ
に常時通じる第1入力室ならびに車輪ブレーキに常時通
じる第1出力室に両端を臨ませるとともに第1入力室側
にばね付勢された第1ピストンが第1ハウジングに摺動
自在に嵌合されて成る第1アクチュエータと、マスタシ
リンダに常時通じる第2入力室ならびに車輪ブレーキに
常時通じる第2出力室に両端を臨ませるとともに第2出
力室側にばね付勢された第2ピストンが第2ハウジング
に摺動自在に嵌合されて成る第2アクチュエータとを含
むことを特徴とする。
【0008】また請求項2記載の発明は、マスタシリン
ダおよび車輪ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マスタ
シリンダおよびリザーバへの連通状態を制御可能である
とともにマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装さ
れるオリフィスを有するブレーキ液圧制御手段が設けら
れる車両用アンチロックブレーキ制御装置において、マ
スタシリンダに常時通じる入力室ならびに車輪ブレーキ
に常時通じる出力室に両端を臨ませたピストンと、該ピ
ストンを摺動自在に嵌合させるハウジングと、前記入力
室および出力室への非圧力作用時に前記ピストンをハウ
ジングの中間位置に弾発保持すべくピストンおよびハウ
ジング間に設けられる戻しばねとを有するアクチュエー
タを含むことを特徴とする。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、マスタシリ
ンダおよび車輪ブレーキ間に、車輪ブレーキの前記マス
タシリンダおよびリザーバへの連通状態を制御可能であ
るとともにマスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に介装
されるオリフィスを有するブレーキ液圧制御手段が設け
られる車両用アンチロックブレーキ制御装置において、
マスタシリンダに常時通じる入力室ならびに車輪ブレー
キに常時通じる出力室に両端を臨ませるとともに入力室
に臨む受圧面積が出力室に臨む受圧面積よりも大きく設
定されたピストンと、該ピストンを摺動自在に嵌合させ
るハウジングと、ピストンを入力室側に弾発付勢するば
ね力を発揮してピストンおよびハウジング間に設けられ
る戻しばねとを有するアクチュエータを含むことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の第1実施例を示すものであ
り、ブレーキ操作レバー1の操作に応じて液圧を出力す
るマスタシリンダ2と、車輪ブレーキ3との間にはブレ
ーキ液圧制御手段4が設けられており、このブレーキ液
圧制御手段4によって車輪ブレーキ3の液圧が制御され
ることにより、車輪ブレーキ3が装着された車輪がブレ
ーキ時にロック状態に陥ることが防止される。
【0012】ブレーキ液圧制御手段4は、マスタシリン
ダ2に接続されるオリフィス5と、該オリフィス5およ
び車輪ブレーキ3間に設けられる常開型電磁弁6と、リ
ザーバ7と、車輪ブレーキ3およびリザーバ7間に設け
られる常閉型電磁弁8と、吸入口が吸入弁9を介してリ
ザーバ7に接続されるとともに吐出口が吐出弁10を介
してマスタシリンダ2およびオリフィス5間に接続され
る戻しポンプ11とを有して、従来周知の還流式に構成
されるものである。
【0013】而してアンチロックブレーキ制御時には戻
しポンプ11が作動せしめられ、常開型電磁弁6の閉弁
状態で常閉型電磁弁8が開弁されることにより車輪ブレ
ーキ3のブレーキ液圧が減圧され、常開型および常閉型
電磁弁6,8がともに閉弁せしめられたときには車輪ブ
レーキ3のブレーキ液圧が保持され、常閉型電磁弁8の
閉弁状態で常開型電磁弁6が開弁せしめられたときには
車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が増圧される。
【0014】ところで、マスタシリンダ2および車輪ブ
レーキ3間には、ブレーキ液圧制御手段4を迂回する迂
回路12が設けられており、該迂回路12に第1アクチ
ュエータ13および第2アクチュエータ20が並列に介
設される。
【0015】第1アクチュエータ13は、第1入力室1
5および第1出力室16に両端を臨ませるとともに第1
戻しばね17により第1入力室15側にばね付勢された
第1ピストン18が第1ハウジング19に摺動自在に嵌
合されて成るものである。第1入力室15はマスタシリ
ンダ2に常時連通され、第1出力室16は車輪ブレーキ
3に常時連通される。第1戻しばね17は、第1ピスト
ン18および第1ハウジング19間に縮設されるように
して第1出力室16に収納される。また第1ハウジング
19の内面には、第1ピストン18の第1出力室16に
臨む端面周縁に当接して第1ピストン18の第1出力室
16側への移動端を規制する規制段部19aが設けられ
る。
【0016】第2アクチュエータ20は、第2入力室2
1および第2出力室22に両端を臨ませるとともに第2
戻しばね23により第2出力室22側にばね付勢された
第2ピストン24が第1ハウジング19と一体の第2ハ
ウジング25に摺動自在に嵌合されて成るものである。
第2入力室21はマスタシリンダ2に常時連通され、第
2出力室22は車輪ブレーキ3に常時連通される。また
第2戻しばね23は、第2ピストン24および第2ハウ
ジング25間に縮設されるようにして第2入力室21に
収納される。
【0017】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、平時にはブレーキ液圧制御手段4における常開型
電磁弁6は開弁しており、また常閉型電磁弁8は閉弁し
ている。この状態で、ブレーキ操作レバー1によりマス
タシリンダ2を作動せしめると、該マスタシリンダ2の
出力液圧はオリフィス5および常開型電磁弁6を経て車
輪ブレーキ3に作用するとともに、第1アクチュエータ
13の第1入力室15に作用し、第1アクチュエータ1
3の第1ピストン18が第1出力室16の容積を収縮す
る方向に作動し、容積縮少により増圧された第1出力室
16の液圧が車輪ブレーキ3に作用することになる。す
なわち、オリフィス5および常開型電磁弁6を流通する
ことによる流通抵抗増大の影響を受けることなく、流通
抵抗の小さな第1アクチュエータ13側から車輪ブレー
キ3にブレーキ液圧を迅速に作用せしめ、車輪を速やか
に制動することができる。この際、第2アクチュエータ
20の第2ピストン24は第2出力室22側の移動端に
在る。
【0018】而してマスタシリンダ2の出力液圧が所定
値に達して第1アクチュエータ13の第1ピストン18
が規制段部19aに当接した後には、マスタシリンダ2
の出力液圧は、オリフィス5および常開型電磁弁6を通
してのみ車輪ブレーキ3に作用し、急激な増圧が抑えら
れる。また第1アクチュエータ13において第1出力室
16の液圧が第1入力室15の液圧に等しくなったとき
には第1ピストン18が図1で示す位置まで第1戻しば
ね17により戻される。
【0019】このようなブレーキ操作時に車輪がロック
傾向となったことに伴なうアンチロックブレーキ制御に
あたっては戻しポンプ11の作動が開始され、ブレーキ
液圧を減圧するときには、常開型電磁弁6が閉弁される
とともに常閉型電磁弁8が開弁される。これにより、車
輪ブレーキ3のブレーキ液圧はリザーバ7に吸収された
り、マスタシリンダ2側に戻されたりし、車輪ブレーキ
3のブレーキ液圧が減圧される。
【0020】この際、第1アクチュエータ13において
は第1出力室16の液圧が低下し、それに伴って第1ピ
ストン18は第1出力室16側への移動端、すなわち規
制段部19aに当接する位置まで移動する。
【0021】車輪ブレーキ3のブレーキ液圧低下に伴な
う制動力の減少により車輪のロック傾向が解消される
と、制動力を回復すべく常開型電磁弁6が開弁されると
ともに常閉型電磁弁8が閉弁される。したがってマスタ
シリンダ2の出力液圧がオリフィス5および常開型電磁
弁6を介して車輪ブレーキ3に再び作用するようにな
り、オリフィス5の絞り作用により車輪ブレーキ3の急
激な増圧を回避して的確な制動力の回復が可能となる。
この際、第1アクチュエータ13では、第1ピストン1
8が第1出力室16側への移動端に在り、第2アクチュ
エータ20では、第2ピストン24が第2出力室22側
への移動端に在る。
【0022】このような常開型電磁弁6および常閉型電
磁弁8の開・閉制御が高速で繰り返されることにより、
車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が効率的に制御される。
【0023】マスタシリンダ2の出力液圧と車輪ブレー
キ3のブレーキ液圧とが等しい状態からブレーキ操作レ
バー1を戻してマスタシリンダ2の出力液圧を急激に低
下させたときには、第2アクチュエータ20における第
2入力室21の液圧が第2出力室22の液圧よりも低く
なるのに応じて、第2ピストン24が第2入力室21側
に移動して第2出力室22の容積が増大され、容積増大
に応じて第2出力室22の液圧すなわち車輪ブレーキ3
のブレーキ液圧が速やかに低下せしめられる。したがっ
て、常開型電磁弁6およびオリフィス5における絞り抵
抗の影響を受けずに車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が速
やかに低下せしめられる。
【0024】またマスタシリンダ2の出力液圧を急激に
低下させた直後に再びブレーキ操作レバー1を操作して
マスタシリンダ2の出力液圧を増大せしめると、第1ア
クチュエータ13においては第1入力室15の液圧増大
に応じて第1ピストン18が第1出力室16側に移動
し、第2アクチュエータ20においては第2入力室21
の液圧増大に応じて第2ピストン24が第2出力室22
側に移動する。したがって、オリフィス5の絞り作用の
影響を受けずに、容積収縮に伴なって増圧された第1お
よび第2出力室16,22の液圧を車輪ブレーキ3に作
用せしめ、車輪ブレーキ3のブレーキ液圧を速やかに元
の液圧まで復帰させることができる。
【0025】このようにして、マスタシリンダ2に常時
通じる第1入力室15と、車輪ブレーキ3に常時通じる
第1出力室16とに両端を臨ませた第1ピストン18が
第1ハウジング19に摺動自在に嵌合されて成る第1ア
クチュエータ13が、ブレーキ液圧制御手段4を迂回す
る迂回路12に介設された簡単な構成により、ブレーキ
操作初期にマスタシリンダ2の出力液圧を車輪ブレーキ
3に直ちに作用せしめるとともにアンチロックブレーキ
制御時の緩増圧を可能とすることができ、電磁弁やパイ
ロット液圧路が必要であった従来のものに比べて、構成
を簡素化し、コスト低減に寄与することができる。また
マスタシリンダ2に常時通じる第2入力室21と、車輪
ブレーキ3に常時通じる第2出力室22とに両端を臨ま
せるとともに第2出力室22側にばね付勢された第2ピ
ストン24が第2ハウジング25に摺動自在に嵌合され
て成る第2アクチュエータ20が、ブレーキ液圧制御手
段4を迂回する迂回路12に第1アクチュエータ13と
並列にして介設された簡単な構成により、マスタシリン
ダ2の操作によるブレーキ液圧の速やかな減圧と、減圧
後の速やかな再増圧とを可能とすることができ、従来必
要であったチェック弁を不要として構成を簡素化し、コ
スト低減に寄与することができる。
【0026】この第1実施例においては、第1アクチュ
エータ13の第1ハウジング19と、第2アクチュエー
タ20の第2ハウジング25とが一体に構成されている
が、両ハウジング19,25が別体に設けられていても
よい。
【0027】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0028】ブレーキ液圧制御手段4を迂回する迂回路
12がマスタシリンダ2および車輪ブレーキ3間に設け
られており、該迂回路12にアクチュエータ26が介設
される。
【0029】このアクチュエータ26は、入力室27お
よび出力室28に両端を臨ませたピストン29と、該ピ
ストン29を摺動自在に嵌合させるハウジング30と、
両圧力室27,28への非圧力作用時にピストン29を
ハウジング30の中間位置に弾発保持すべくピストン2
9およびハウジング30間に設けられる一対の戻しばね
31,32とを備えるものであり、入力室27はマスタ
シリンダ2に常時連通され、出力室28は車輪ブレーキ
3に常時連通される。また一方の戻しばね31は、ピス
トン29を出力室28側に付勢するばね力を発揮して入
力室27に収納され、他方の戻しばね32は、ピストン
29を入力室27側に付勢するばね力を発揮して出力室
28に収納される。さらにハウジング30の内面には、
ピストン29の出力室27に臨む端面周縁に当接してピ
ストン29の出力室27側への移動端を規制する規制段
部30aが設けられる。
【0030】この第2実施例の作用について説明する
と、ブレーキ操作レバー1の非操作状態ではアクチュエ
ータ26のピストン29はハウジング30の中間位置に
弾発保持されており、その状態でブレーキ操作レバー1
によってマスタシリンダ2を作動せしめると、該マスタ
シリンダ2の出力液圧はオリフィス5および常開型電磁
弁6を経て車輪ブレーキ3に作用するとともに、アクチ
ュエータ26の入力室27に作用し、該アクチュエータ
26のピストン29が出力室28の容積を収縮する方向
に作動し、容積縮少により増圧された出力室28の液圧
が車輪ブレーキ3に作用することになる。すなわち、オ
リフィス5および常開型電磁弁6を流通することによる
流通抵抗増大の影響を受けることなく、流通抵抗の小さ
なアクチュエータ26側から車輪ブレーキ3にブレーキ
液圧を迅速に作用せしめ、車輪を速やかに制動すること
ができる。
【0031】マスタシリンダ2の出力液圧が所定値に達
してアクチュエータ26のピストン29が規制段部30
aに当接した後には、マスタシリンダ2の出力液圧は、
オリフィス5および常開型電磁弁6を通してのみ車輪ブ
レーキ3に作用し、急激な増圧が抑えられる。またアク
チュエータ26において出力室28の液圧が入力室27
の液圧に等しくなったときにはピストン29が図2で示
す中間位置に戻される。
【0032】アンチロックブレーキ制御時に車輪ブレー
キ3のブレーキ液圧が減圧されると、アクチュエータ2
6においては出力室28の液圧が低下し、それに伴って
ピストン29は出力室28側への移動端、すなわち規制
段部30aに当接する位置まで移動する。
【0033】アンチロックブレーキ制御により車輪のロ
ック傾向が解消されて常開型電磁弁6が開弁されるとと
もに常閉型電磁弁8が閉弁されると、マスタシリンダ2
の出力液圧がオリフィス5および常開型電磁弁6を介し
て車輪ブレーキ3に再び作用するようになり、オリフィ
ス5の絞り作用により車輪ブレーキ3の急激な増圧を回
避して的確な制動力の回復が可能となる。この際、アク
チュエータ26では、車輪ブレーキ3の液圧増大に伴っ
てピストン29がハウジング30の中間位置に戻される
ことになる。
【0034】ブレーキ操作レバー1を戻してマスタシリ
ンダ2の出力液圧を急激に低下させたときには、アクチ
ュエータ26における入力室27の液圧が出力室28の
液圧よりも低くなるのに応じて、ピストン29が入力室
27側に移動して出力室28の容積が増大され、容積増
大に応じて出力室28の液圧すなわち車輪ブレーキ3の
ブレーキ液圧が速やかに低下せしめられる。したがっ
て、常開型電磁弁6およびオリフィス5における絞り抵
抗の影響を受けずに車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が速
やかに低下せしめられる。
【0035】またマスタシリンダ2の出力液圧を急激に
低下させた後、再びブレーキ操作レバー1を操作してマ
スタシリンダ2の出力液圧を増大せしめると、アクチュ
エータ26においては入力室27の液圧増大に応じてピ
ストン29が出力室28側に移動する。したがって、オ
リフィス5の絞り作用の影響を受けずに、容積収縮に伴
なって増圧された出力室28の液圧を車輪ブレーキ3に
作用せしめ、車輪ブレーキ3のブレーキ液圧を速やかに
元の液圧まで復帰させることができる。
【0036】このようにして、ブレーキ液圧制御手段4
を迂回する迂回路12にアクチュエータ26が介設され
た簡単な構成により、ブレーキ操作初期にマスタシリン
ダ2の出力液圧を車輪ブレーキ3に直ちに作用せしめる
とともにアンチロックブレーキ制御時の緩増圧を可能と
することができ、またマスタシリンダ2の操作によるブ
レーキ液圧の速やかな減圧と、減圧後の速やかな再増圧
とを可能とすることができる。
【0037】図3は本発明の第3実施例を示すものであ
り、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号を
付す。
【0038】ブレーキ液圧制御手段4を迂回してマスタ
シリンダ2および車輪ブレーキ3間に設けられた迂回路
12にアクチュエータ34が介設される。
【0039】このアクチュエータ34は、入力室35お
よび出力室36に両端を臨ませたピストン37と、該ピ
ストン37を摺動自在に嵌合させるハウジング38と、
ピストン37を入力室35側に向けて付勢するばね力を
発揮してピストン37およびハウジング38間に設けら
れる戻しばね39とを備えるものであり、入力室35は
マスタシリンダ2に常時連通され、出力室36は車輪ブ
レーキ3に常時連通される。またピストン37は、入力
室35に臨む受圧面積を出力室36に臨む受圧面積より
も大きくした段付きに形成されるものであり、ハウジン
グ38もピストン37に対応して段付きの円筒状に形成
される。而してピストン37およびハウジング38が段
付きに形成されるのに応じて、ピストン37の中間部お
よびハウジング38間に環状室40が形成されるが、こ
の環状室40は外部に開放される。さらにハウジング3
8の内面には、ピストン37の出力室36への移動端を
規制する規制段部38aが設けられる。
【0040】この第3実施例の作用について説明する
と、ブレーキ操作レバー1の非操作状態ではアクチュエ
ータ34のピストン37は入力室35側への移動端に在
り、その状態でブレーキ操作レバー1によってマスタシ
リンダ2を作動せしめると、該マスタシリンダ2の出力
液圧はオリフィス5および常開型電磁弁6を経て車輪ブ
レーキ3に作用するとともに、アクチュエータ34の入
力室35に作用し、該アクチュエータ34のピストン3
7が出力室36の容積を収縮する方向に作動し、容積縮
少により増圧された出力室36の液圧が車輪ブレーキ3
に作用することになる。すなわち、オリフィス5および
常開型電磁弁6を流通することによる流通抵抗増大の影
響を受けることなく、流通抵抗の小さなアクチュエータ
34側から車輪ブレーキ3にブレーキ液圧を迅速に作用
せしめ、車輪を速やかに制動することができる。
【0041】マスタシリンダ2の出力液圧が所定値に達
してアクチュエータ34のピストン37が規制段部38
aに当接した後には、マスタシリンダ2の出力液圧は、
オリフィス5および常開型電磁弁6を通してのみ車輪ブ
レーキ3に作用し、急激な増圧が抑えられる。またアク
チュエータ34において出力室36の液圧が入力室35
の液圧に等しくなったときには、ピストン37の入力室
35に臨む受圧面積が出力室36に臨む受圧面積よりも
大きいことにより、ピストン37は、前記受圧面積の差
にマスタシリンダ2の出力液圧を乗じて得られる出力室
36側に向けてる力と、戻しばね39による入力室35
側に向けてのばね力とがバランスする位置に在る。
【0042】アンチロックブレーキ制御時に車輪ブレー
キ3のブレーキ液圧が減圧されると、アクチュエータ3
4においては出力室36の液圧が低下し、それに伴って
ピストン37は出力室36側への移動端、すなわち規制
段部38aに当接する位置まで移動する。
【0043】アンチロックブレーキ制御により車輪のロ
ック傾向が解消されて常開型電磁弁6が開弁されるとと
もに常閉型電磁弁8が閉弁されると、マスタシリンダ2
の出力液圧がオリフィス5および常開型電磁弁6を介し
て車輪ブレーキ3に再び作用するようになり、オリフィ
ス5の絞り作用により車輪ブレーキ3の急激な増圧を回
避して的確な制動力の回復が可能となる。この際、アク
チュエータ34では、車輪ブレーキ3の液圧増大に伴っ
てピストン37が入力室35側への移動端および出力室
36側への移動端の中間位置に戻されることになる。
【0044】ブレーキ操作レバー1を戻してマスタシリ
ンダ2の出力液圧を急激に低下させたときには、アクチ
ュエータ34における入力室35の液圧が出力室28の
液圧よりも低くなるのに応じて、ピストン37が入力室
35側に移動して出力室36の容積が増大され、容積増
大に応じて出力室36の液圧すなわち車輪ブレーキ3の
ブレーキ液圧が速やかに低下せしめられる。したがっ
て、常開型電磁弁6およびオリフィス5における絞り抵
抗の影響を受けずに車輪ブレーキ3のブレーキ液圧が速
やかに低下せしめられる。
【0045】またマスタシリンダ2の出力液圧を急激に
低下させた直後に再びブレーキ操作レバー1を操作して
マスタシリンダ2の出力液圧を増大せしめると、アクチ
ュエータ34においては入力室35の液圧増大に応じて
ピストン37が出力室36側に移動する。したがって、
オリフィス5の絞り作用の影響を受けずに、容積収縮に
伴なって増圧された出力室36の液圧を車輪ブレーキ3
に作用せしめ、車輪ブレーキ3のブレーキ液圧を速やか
に元の液圧まで復帰させることができる。
【0046】このようにして、ブレーキ液圧制御手段4
を迂回する迂回路12にアクチュエータ34が介設され
た簡単な構成により、ブレーキ操作初期にマスタシリン
ダ2の出力液圧を車輪ブレーキ3に直ちに作用せしめる
とともにアンチロックブレーキ制御時の緩増圧を可能と
することができ、またマスタシリンダ2の操作によるブ
レーキ液圧の速やかな減圧と、減圧後の速やかな再増圧
とを可能とすることができる。
【0047】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0048】たとえば、ブレーキ液圧制御手段4におけ
る常開型電磁弁6および常閉型電磁弁8に代えて、車輪
ブレーキ3およびマスタシリンダ2間を接続するが車輪
ブレーキ3およびリザーバ7間を遮断する状態と、車輪
ブレーキ3およびマスタシリンダ2間を遮断するが車輪
ブレーキ3およびリザーバ7間を接続する状態と、車輪
ブレーキ3およびマスタシリンダ2間ならびに車輪ブレ
ーキ3およびリザーバ7間をともに遮断する状態とを切
換可能とした電磁切換弁を用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1ないし3にそれぞ
れ記載の発明によれば、電磁弁やパイロット液圧路を不
要とした簡単かつ低コストの構成で、ブレーキ操作初期
にマスタシリンダの出力液圧を車輪ブレーキに直ちに作
用せしめることを可能とするとともに、アンチロックブ
レーキ制御時の緩増圧を可能とすることができ、またマ
スタシリンダの出力液圧急減による車輪ブレーキのブレ
ーキ液圧減少を速やかに行なうことができるとともに、
急減圧操作直後の再増圧操作に伴って車輪ブレーキのブ
レーキ液圧を速やかに増圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用アンチロックブレーキ制御
装置の液圧回路図である。
【図2】第2実施例の車両用アンチロックブレーキ制御
装置の液圧回路図である。
【図3】第3実施例の車両用アンチロックブレーキ制御
装置の液圧回路図である。
【符号の説明】
2・・・マスタシリンダ 3・・・車輪ブレーキ 4・・・ブレーキ液圧制御手段 5・・・オリフィス 13・・・第1アクチュエータ 15・・・第1入力室 16・・・第1出力室 18・・・第1ピストン 19・・・第1ハウジング 20・・・第2アクチュエータ 21・・・第2入力室 22・・・第2出力室 24・・・第2ピストン 25・・・第2ハウジング 26,34・・・アクチュエータ 27,35・・・入力室 28,36・・・出力室 29,37・・・ピストン 30,38・・・ハウジング 31,32,39・・・戻しばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に、車輪ブレーキ(3)の前記マスタシリン
    ダ(2)およびリザーバ(7)への連通状態を制御可能
    であるとともにマスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に介装されるオリフィス(5)を有するブレ
    ーキ液圧制御手段(4)が設けられる車両用アンチロッ
    クブレーキ制御装置において、マスタシリンダ(2)に
    常時通じる第1入力室(15)ならびに車輪ブレーキ
    (3)に常時通じる第1出力室(16)に両端を臨ませ
    るとともに第1入力室(15)側にばね付勢された第1
    ピストン(18)が第1ハウジング(19)に摺動自在
    に嵌合されて成る第1アクチュエータ(13)と、マス
    タシリンダ(2)に常時通じる第2入力室(21)なら
    びに車輪ブレーキ(3)に常時通じる第2出力室(2
    2)に両端を臨ませるとともに第2出力室(22)側に
    ばね付勢された第2ピストン(24)が第2ハウジング
    (25)に摺動自在に嵌合されて成る第2アクチュエー
    タ(20)とを含むことを特徴とする車両用アンチロッ
    クブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 マスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に、車輪ブレーキ(3)の前記マスタシリン
    ダ(2)およびリザーバ(7)への連通状態を制御可能
    であるとともにマスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に介装されるオリフィス(5)を有するブレ
    ーキ液圧制御手段(4)が設けられる車両用アンチロッ
    クブレーキ制御装置において、マスタシリンダ(2)に
    常時通じる入力室(27)ならびに車輪ブレーキ(3)
    に常時通じる出力室(28)に両端を臨ませたピストン
    (29)と、該ピストン(29)を摺動自在に嵌合させ
    るハウジング(30)と、前記入力室(27)および出
    力室(28)への非圧力作用時に前記ピストン(29)
    をハウジング(30)の中間位置に弾発保持すべくピス
    トン(29)およびハウジング(30)間に設けられる
    戻しばね(31,32)とを有するアクチュエータ(2
    6)を含むことを特徴とする車両用アンチロックブレー
    キ制御装置。
  3. 【請求項3】 マスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に、車輪ブレーキ(3)の前記マスタシリン
    ダ(2)およびリザーバ(7)への連通状態を制御可能
    であるとともにマスタシリンダ(2)および車輪ブレー
    キ(3)間に介装されるオリフィス(5)を有するブレ
    ーキ液圧制御手段(4)が設けられる車両用アンチロッ
    クブレーキ制御装置において、マスタシリンダ(2)に
    常時通じる入力室(35)ならびに車輪ブレーキ(3)
    に常時通じる出力室(36)に両端を臨ませるとともに
    入力室(35)に臨む受圧面積が出力室(36)に臨む
    受圧面積よりも大きく設定されたピストン(37)と、
    該ピストン(37)を摺動自在に嵌合させるハウジング
    (38)と、ピストン(37)を入力室(35)側に弾
    発付勢するばね力を発揮してピストン(37)およびハ
    ウジング(38)間に設けられる戻しばね(39)とを
    有するアクチュエータ(34)を含むことを特徴とする
    車両用アンチロックブレーキ制御装置。
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