JPH09173283A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH09173283A
JPH09173283A JP7339184A JP33918495A JPH09173283A JP H09173283 A JPH09173283 A JP H09173283A JP 7339184 A JP7339184 A JP 7339184A JP 33918495 A JP33918495 A JP 33918495A JP H09173283 A JPH09173283 A JP H09173283A
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Hiroyuki Mino
宏行 美濃
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 術者の好み、観察する臓器の位置に応じて、
把持方法を選択でき、かつバルブの操作も行うことので
きる内視鏡を提供する。 【解決手段】 内視鏡本体1の操作部3には上下及び左
右湾曲操作レバー14、15が設けられた操作部本体1
3と、その前後に把持するための前及び後グリップ1
2、16が設けられている。この後グリップ16には送
水及び吸引ボタン26、27を有するバルブ20に設け
た略Cリング状のアーム31が装着可能で、このアーム
31には突起32が設けられ、後グリップ16の2箇所
に設けた溝17の一方に係合させることにより、位置決
め固定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡操作部に対し
て着脱自在の制御バルブを有する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外科手術にも広く内視鏡が使用さ
れるようになった。外科手術に用いられる内視鏡におい
ても、使用中に対物レンズに体液が組織が付着し視野を
妨げることがある。このため、従来の内視鏡と同様に、
送水及び送気手段により送水及び送気を行い、付着物を
除去する機構が必要である。
【0003】USパテント5,201,908号には、
内視鏡に対して着脱自在に設けられたバルブ手段に送
水、送気、吸引装置を接続し、バルブ手段を操作して、
対物レンズに付着し視野を妨げる物質を除去する技術が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記USパテ
ント5,201,908号に開示されているバルブ手段
では、内視鏡へのバルブ手段の装着位置は一箇所に決ま
ってしまう。従って、バルブ手段を操作し易いように内
視鏡を把持しようとすると、自ずとその把持方法が決ま
ってしまい、把持者が自分の好み、観察する臓器の位置
に合わせて、内視鏡の把持方法を選択することができな
い。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、術者の好み、観察する臓器の
位置に応じて、把持方法を選択でき、かつバルブの操作
も行うことのできる内視鏡を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】内視鏡操作部に対して着
脱自在で、内視鏡先端部に洗浄媒体を供給、吸引する制
御バルブを有する内視鏡において、前記制御バルブを固
定する制御バルブ固定手段を設け、前記内視鏡の複数位
置に取付可能として、洗浄媒体を制御するバルブ手段
を、内視鏡に対して複数の位置に装着できるという作用
を持つ。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態における内
視鏡本体を斜視図で示し、図2は内視鏡本体に洗浄シー
スを取付ける機構と、内視鏡本体にバルブを取り付ける
機構とを示し、図3は操作部本体に設けられた上下及び
左右エンゲージレバーを斜視図と、A方向からの側面図
で示し、図4は分岐コネクタに接続されたカメラケーブ
ルを斜視図で示し、図5はカメラーケーブルの折れ止め
の構造を示し、図6はリモートスイッチが台座に着脱自
在であることを斜視図で示す。
【0008】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡を構成する内視鏡本体1は細長の挿入部2
と、この挿入部2の基端に、この挿入部2に対して回動
自在に設けられた操作部3と、この操作部3の基端側か
ら延設されたユニバーサルケーブル4と、このユニバー
サルケーブル4の末端に設けられた分岐コネクタ5とを
有する。
【0009】前記挿入部2の先端には先端部7が設けら
れ、この先端部7の先端面に設けた観察窓(或いは撮像
窓)には対物レンズ6が取り付けられ、この先端部7内
で、対物レンズ6の結像位置には図示しない電荷結合素
子(CCDと略記)などの固体撮像素子が配置され、撮
像手段を形成している。
【0010】この先端部7の基端に隣接して、上下、左
右の4方向に湾曲可能な湾曲部8が設けられている。こ
の湾曲部8の基端に隣接して、長尺で硬性の硬性部9が
設けられており、この硬性部9の基端側には、操作部3
が連結されている。
【0011】操作部3の前端と挿入部2の基端との連結
部には、円柱状のピン10を有する固定環11が設けら
れており、固定環11の基端側に術者が把持する第1の
把持部としての前グリップ12が設けられている。この
前グリップ12の基端側には、前記湾曲部8を湾曲させ
る湾曲機構を内蔵する操作部本体13が設けられてい
る。
【0012】また、この操作部本体13には、上下方向
の湾曲を制御する操作を行う上下湾曲レバー14と、左
右方向の湾曲を制御する操作を行う左右湾曲レバー15
とが設けてある。この操作部本体13のさらに基端側に
は、略円形断面を有し、術者が把持するのに十分な長さ
を有する第2の把持部としての後グリップ16が設けら
れている。
【0013】この後グリップ16の先端側の側面には、
後述するバルブを位置決めして固定(取付)する際の係
止手段としての略楕円形に陥没した溝17が略対称な位
置に計2つ形成されている。また、後グリップ16の後
端側には、溝17と90度をなす方向の2箇所に、台座
18が接着固定されている。
【0014】図2(A)は内視鏡本体1の挿入部2に対
して、洗浄シース19が着脱自在で装着されることを示
し、図2(B)は操作部本体に対して、バルブ20が着
脱自在で装着されることを示す。つまり、本実施の形態
の内視鏡は内視鏡本体1に着脱自在の洗浄シース19及
びバルブ20とから構成される。
【0015】図2(A)に示すように洗浄シース19
は、硬質の先端枠21と、この先端枠21の後端にその
先端が連結され、内視鏡本体1の挿入部2の外径より大
きい内径を有し、挿入部2を囲繞する円筒状の囲繞部2
2と、この囲繞部22の基端に形成され、中空の略リン
グ形状の固定部23と、図示しない密封部材とからな
る。
【0016】先端枠21は先端部7を覆うように取付け
られ、先端部7との間には流体が通る通路が形成され
る。例えば、この先端枠21の先端面の中央部が開口し
ている。そして、例えば挿入部2の基端側から洗浄媒体
(具体例として洗浄液)が送られた場合には、この洗浄
液は先端部7の周囲の通路を経て先端部7の先端面中央
側に送られ、先端面中央の対物レンズ6の外表面に流
れ、対物レンズの外表面に付着した付着物を洗い流すこ
とができる。また、上記先端枠21の開口は吸引を行う
場合には吸引の開口(吸引口)としても利用される。
【0017】一方、固定部23には、固定部23の内腔
と連通する通路を有する口金24が設けられており、ま
た固定部23の基端には内視鏡1のピン10が挿通可能
な幅を有し、このピン10と係合して洗浄シース19を
固定するためのカム溝25が略L字状に形成されてい
る。
【0018】また、図2(B)に示すように、洗浄媒体
を供給及び洗浄媒体等の不要な流体などを吸引する制御
バルブとしてのバルブ20は、送水ボタン26と吸引ボ
タン27を有している。このバルブ20の側面にはそれ
ぞれチューブ類を気密的に受け入れる送水口金28と吸
引口金29が設けられており、その反対側面には、洗浄
シース19の口金24に気密的に接続可能な接続チュー
ブ30が取り付けられている。
【0019】バルブ20の内部には、送水ボタン26が
押された場合には送水口金28の内腔と接続チューブ3
0の内腔が、吸引ボタン27が押された場合には吸引口
金29の内腔と接続チューブ30の内腔が連通するよう
に、2つの管路(図示しない)が形成されている。
【0020】また、バルブ20には、内視鏡1の後グリ
ップ16に着脱自在で装着する固定手段として、この後
グリップ16の外径と殆ど同じ内径を有する円筒部材の
一部を切り欠いた、略C字状断面を有する樹脂製のアー
ム31が固着されている。
【0021】このアーム31の内面には、内視鏡1の溝
17に収納されうる大きさ(例えば溝17に嵌合して収
納される大きさ)の突起32が形成されている。そし
て、図2(B)の矢印で示すようにこの突起32を後グ
リップ16の円筒形状の面の2箇所の溝17の一方に収
納して位置決め(係止)し、バルブ20を着脱自在で装
着する固定手段(取付手段)を形成している。
【0022】図3(A)に示すように操作部本体13の
側面には、上下湾曲レバー14の操作による上下方向の
湾曲角度を摩擦固定したり、それを解除したりする上下
湾曲エンゲージレバー50が回動自在に設けられてい
る。また、反対側面には、左右湾曲エンゲージレバー5
1が同様に設けられている。
【0023】図3(A)のA方向から見た側面図である
図3(B)に示すように上下湾曲エンゲージレバー50
と左右湾曲エンゲージレバー51の回動軸は、操作部本
体13の両側面を略垂直に通る直線O上、換言すると、
両レバー50、51の取付軸が同一直線上にあるように
形成して、操作性を確保している。
【0024】又、図1及び図4に示すように分岐コネク
タ5の分岐部53からは、カメラケーブル54が延設さ
れ、その末端にはカメラコネクタ40が設けてあり、こ
のカメラコネクタ40は撮像手段対する信号処理を行う
図示しないカメラコントロールユニット(CCUと略
記)に着脱自在で接続される。
【0025】そして、このCCUに接続することによ
り、CCU内のドライブ回路から先端部7に内蔵した固
体撮像素子にドライブ信号が印加され、固体撮像素子で
光電変換された撮像信号が読み出され、CCU内の信号
処理回路に入力される。そして、標準的な映像信号が生
成され、図示しないモニタに入力され、内視鏡画像とし
て表示される。なお、このカメラコネクタ40には電気
接点ピンを水密的に覆う蓋41が弾性部材を介して一体
的に設けてある。
【0026】また、この分岐コネクタ5の分岐部53の
基部には、カメラケーブル54を保護するゴムなどの弾
性を有する部材でできた折れ止め55が設けられてい
る。この折れ止め55は図5に示すような構造にしてい
る。即ち、折れ止め55の基部には、折れ止め55が分
岐コネクタ5から抜けるのを防止する円環状の抜け止め
56が折れ止め55を囲撓するように設けられている。
【0027】図1及び図4に示すように分岐コネクタ5
の分岐部53よりもユニバーサルケーブル4に近い部分
には、通気口金57が設けられており、ライトガイドコ
ネクタ49を光源装置に装着する際、装着時の力が通気
口金57に掛かり、折れ止め55には力があまり掛から
ないようにして過度の力で装着を行っても損傷し易い折
れ止め55の破損を防止するようにしている。
【0028】また、図6に示すように後グリップ16に
固着されている台座18の側面には、図示しないVTR
などの映像記録装置や図示しないCCUなどを遠隔操作
するリモートスイッチ58に設けられたスライドレール
部59を受け入れる大きさのスライド溝60が設けられ
ており、リモートスイッチ58を2つの台座18の一方
を選択して着脱自在に装着することができるようにして
いる。
【0029】このように、操作部本体13に対して溝1
7より離れた位置の台座18にリモートスイッチ58を
取り付けるようにして、溝17に位置決めして取り付け
られるバルブ20における、より使用頻度の高い送水ボ
タン26、吸引バタン27の操作性を確保し、かつリモ
ートスイッチ58の操作を送水ボタン26等の操作と誤
操作するのを防止している。
【0030】本実施の形態では洗浄水の供給など、流体
を制御する操作を行う制御バルブ(より具体的にはバル
ブ20)を、操作部3(より具体的には後グリップ1
6)の複数箇所に位置決め固定(装着)するバルブ固定
手段を形成して、把持する方法を選択した場合にも、そ
の選択した把持方法に対応した取付箇所にバルブ20を
取り付けることにより、バルブ20の操作性を確保して
いることが特徴の1つとなっている。
【0031】次に本実施の形態の作用を説明する。この
ように構成された本実施の形態では、例えば、挿入部2
が水平に近い状態にして内視鏡本体1を使用する場合、
術者はまず次に示す2つの方法のいずれかを選択して内
視鏡本体1を把持する。一つは、上下湾曲レバー14及
び左右湾曲レバー15が上になるようにして後グリップ
16を把持し、親指にて湾曲操作を行う方法である。も
う一つは、上下湾曲レバー14及び左右湾曲レバー15
が下になるようにして後グリップ16を把持し、人差し
指にて湾曲操作を行う方法である。
【0032】次に、挿入部2を操作部3に対して回動さ
せ、先端部7に具備された固体撮像素子を回転させるこ
とにより、天地を矯正する。その後、洗浄シース19に
内視鏡本体1を挿入していき、内視鏡本体1のピン10
を洗浄シース19のカム溝25に誘導して、洗浄シース
19を内視鏡1に装着する。また、バルブ20を送水ボ
タン26、吸引ボタン27が上になるように把持し、バ
ルブ20のアーム31の突起32が内視鏡1の後グリッ
プ16の溝17の中へ入るように位置を合わせ(位置決
めし)、アーム31に後グリップ16を挿入してバルブ
20を内視鏡本体1に固定する。
【0033】本実施の形態においては、溝17が略対称
に設けられているため、どちらの把持方法を採用して
も、同様に装着可能である。その後、バルブ20の接続
チューブ30を洗浄シース19の口金24に接続する。
送水口金28、吸引口金29にはそれぞれ一端を図示し
ない送水源、吸引源に接続したチューブを接続する。
【0034】内視鏡観察下の外科手術中に、対物レンズ
6に汚れが付着すると、送水ボタン26を押すことによ
り、図示しない送水源から供給された水は、送水口金2
8、図示しないバルブ20内部の管路、接続チューブ3
0の内腔、口金24の内腔を通って、内視鏡本体1と洗
浄シース19との間の空間(つまり、流体通路)に到達
する。
【0035】ここで、内視鏡本体1と洗浄シース19と
の間の空間の基端側は、図示しない密封部材により気密
的に封止されているため、水は内視鏡本体1の先端側へ
と移動し、対物レンズ6を洗浄する。吸引ボタン27を
押すと、同様な順路で管路が形成され、吸引が実現され
る。
【0036】ここで、送水ボタン26もしくは吸引ボタ
ン27を押すと、内視鏡本体1の中心軸と送水ボタン2
6及び吸引ボタン27との間に距離があるため、バルブ
20に大きな回転モーメントが加わることとなる。しか
し、アーム31の突起32と後グリップ16の溝17と
が係合して回転が規制された状態であることにより、バ
ルブ20の回転は防止される。
【0037】本実施の形態は以下の効果を有する。バル
ブ20を内視鏡本体1に対して略対称の2箇所の位置に
装着可能であるため、術者の好みによって、上下湾曲レ
バー14及び左右湾曲レバー15の操作方法を選択し、
それに合わせて、内視鏡本体1を把持することが可能で
あり、かつ両者のいずれの把持に対してもバルブ20を
操作し易い状態にバルブ20を取付けることができる。
【0038】また、操作部3が挿入部2に対して回動自
在であるため、挿入部2における固体撮像素子の天地方
向を保ったまま、内視鏡本体1を把持することが可能で
ある。従って、把持方法に左右されないで、正立像が得
られる。
【0039】後グリップ16に形成する溝17は2個に
限るものではなく、それ以上設けても良く、その場合に
は、より多くの方向にバルブ20を装着可能であるた
め、より多くの選択方法で内視鏡本体1を把持すること
ができる。
【0040】(第2の実施の形態)図7は本発明の第2
の実施の形態における内視鏡本体1の操作部3付近を示
す。第2の実施の形態は、第1の実施の形態における構
成とほぼ同じであるため、異なる構成のみを説明し、同
一の構成部材には同じ符号を付け、その説明を省略す
る。
【0041】図7に示す内視鏡本体1の操作部3におい
て、操作部本体13に関して前グリップ12と後グリッ
プ16が略線対称の形状である。前グリップ12と後グ
リップ16には、それぞれ図2(B)に示したバルブ2
0のアーム31の突起32を収納する大きさの溝17が
少なくとも一つずつ形成されている。その他の構成は第
1の実施の形態と同様である。
【0042】次に本実施の形態の作用を説明する。術者
は、内視鏡本体1の挿入部2を水平に近い状態で患者に
挿入する場合には、後グリップ16を把持し親指もしく
は人差し指で湾曲操作を行う方法で、逆に、鉛直に近い
状態で挿入する場合には、前グリップ12を把持し親指
で湾曲操作を行う方法で、内視鏡本体1を把持する。
【0043】前者の場合には、後グリップ16にバルブ
20を装着し、後者の場合には、前グリップ12にバル
ブ20を装着する。その後、第1の実施の形態のごとく
各装置を接続し、バルブ20を操作して対物レンズ6の
洗浄と、吸引を行うことができる。
【0044】本実施の形態は以下の効果を有する。バル
ブ20を操作部本体13の先端側、基端側の両方に装着
できるようにしたため、観察部位に合わせて、操作部本
体13の先端側、基端側どちらでも把持できる。
【0045】なお、バルブ20を操作部3に位置決めし
て取り付けるバルブ固定手段としては、操作部3の後グ
リップ16或いは前グリップ12側にピンなどの突起、
バルブ20のアーム31側に前記突起を嵌入などして位
置決めする溝或いは凹部にしても良い。また、その他、
ネジなどを用いたバルブ固定手段でも良い。また、上述
の実施の形態などを部分的などで組み合わせても良い。
【0046】[付記] 1.内視鏡操作部に対して着脱自在で、内視鏡先端部に
洗浄媒体を供給、吸引する制御バルブを有する内視鏡に
おいて、前記制御バルブを固定する制御バルブ固定手段
を設け、前記内視鏡の複数位置に取付可能としたことを
特徴とする内視鏡。 (付記1の目的)術者の好み、観察する臓器の位置に応
じて、把持方法を選択でき、かつバルブの操作も行うこ
とのできる内視鏡を提供することである。 (付記1の効果)洗浄媒体を制御するバルブ手段を、内
視鏡に対して複数の位置に装着できる。
【0047】2.前記制御バルブ固定手段は、前記内視
鏡との取付位置を決める係止部を有する付記1記載の内
視鏡。 (付記2の目的)付記1と同じ。 (付記2の効果)付記1と同じ。 3.前記バルブ固定手段は内視鏡の操作部の中心軸を中
心として、略対称の位置に取付可能にしたことを特徴と
する付記1記載の内視鏡。 (付記3の目的)付記1と同じ。 (付記3の効果)付記1と同じ。
【0048】4.前記内視鏡操作部は、内視鏡の長軸を
中心として、挿入部に対して回動自在であることを特徴
とする付記1記載の内視鏡。 (付記4の目的)付記1の目的に加え、どのように把持
しても、正立像の得られる内視鏡を提供することであ
る。 (付記4の効果)固体撮像素子の天地方向を保ったま
ま、術者の好み、観察部位に合わせて、複数の位置から
バルブ手段の装着位置を選択し、装着できる。
【0049】5.前記バルブ固定手段は陥没した溝及び
前記溝に収納される突起であることを特徴とする付記1
記載の内視鏡。 (付記5の目的)付記1の目的に加え、さらに安価でし
かも外観のよい内視鏡を提供することである。 (付記5の効果)バルブ手段の固定手段を、簡単にしか
も内視鏡の外観を損ねることなく設けることができる。
【0050】6.前記係止部を、内視鏡の湾曲を制御す
る湾曲レバーに対して、先端側と後端側の両方に設けた
ことを特徴とする付記2記載の内視鏡。 (付記6の目的)付記1と同じ。 (付記6の効果)付記1と同じ。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡操作部に対して着脱自在で、内視鏡先端部に洗浄媒
体を供給、吸引する制御バルブを有する内視鏡におい
て、前記制御バルブを固定する制御バルブ固定手段を設
け、前記内視鏡の複数位置に取付可能としているので、
術者の好み、観察部位に合わせて、複数の方法で内視鏡
を把持した場合にも制御バルブを操作し易い位置に取付
でき、洗浄媒体供給及び吸引操作を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における内視鏡本体
を示す斜視図。
【図2】内視鏡本体に洗浄シースとバルブを接続する機
構を示す図。
【図3】操作部本体に設けられた上下及び左右エンゲー
ジレバーを示す図。
【図4】分岐コネクタに接続されたカメラケーブルを示
す斜視図。
【図5】カメラーケーブルの折れ止めの構造を示す断面
図。
【図6】台座にリモートスイッチが着脱自在であること
を示す斜視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態における操作部本体
付近の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1…内視鏡本体 2…挿入部 3…操作部 4…ユニバーサルケーブル 5…分岐コネクタ 6…対物レンズ 7…先端部 10…ピン 11…固定環 12…前グリップ 13…操作部本体 14…上下湾曲レバー 15…左右湾曲レバー 16…後グリップ 17…溝 18…台座 19…洗浄シース 20…バルブ 21…先端枠 22…囲繞部 23…固定部 24…口金 25…カム溝 26…送水ボタン 27…吸引ボタン 28…送水口金 29…吸引口金 30…接続チューブ 31…アーム 32…突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡操作部に対して着脱自在で、内視
    鏡先端部に洗浄媒体を供給、吸引する制御バルブを有す
    る内視鏡において、 前記制御バルブを固定する制御バルブ固定手段を設け、
    前記内視鏡の複数位置に取付可能としたことを特徴とす
    る内視鏡。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007196017A (ja) * 2007-04-20 2007-08-09 Olympus Corp 内視鏡
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