JP4011908B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡操作部に制御バルブを備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、外科手術にも広く内視鏡が使用されるようになった。外科手術において、内視鏡の使用中に対物レンズに体液が付着し、視野を妨げることがある。このため、内視鏡一般では送水および送気手段を組み込み、これにより送気、送水を行い、内視鏡先端部に付着した物を除去するようにしている。
【0003】
例えば、特開平9−173283号公報には洗浄媒体を供給する制御バルブを内視鏡操作部の複数位置に着脱自在に設け、この制御バルブを操作することにより、内視鏡挿入部に装着した洗浄シースに洗浄媒体を送り込むことによって、対物レンズに付着した汚物を除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記先行技術に開示されているバルブ手段は術者の内視鏡把持方法に応じて好みの位置にバルブを取り付けることが出来るというメリットがある。しかし、バルブ手段が操作部に対し外付け構造であるため、そのバルブ手段の取扱いが煩雑であり、操作部が大型化して十分な操作性が得られない場合があった。また、この先行技術の場合、バルブ手段で制御された洗浄媒体を対物レンズまで導く構成を構築するため、内視鏡挿入部に洗浄シースを取り付け、上記バルブから配管を上記洗浄シースに組み付ける作業を行う必要があり、その準備に手間取っていた。
【0005】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、術者の把持方法に応じてバルブ手段を配置する位置が可変である内視鏡であって、上記バルブ手段および洗浄シースを内視鏡に着脱することを省けるとともに、操作部の取り回し性の向上を簡単な構成で実現することのできる内視鏡を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、内視鏡先端部に洗浄媒体を供給する制御バルブを内視鏡操作部に設けた内視鏡において、前記内視鏡操作部の操作部本体に前記制御バルブを保持するケース部材を組み付けるとともに、前記操作部本体から前記ケース部材内に延びて該ケース部材内に配置され、前記ケース部材を前記操作部本体に接続可能な複数の連結部材を備え、前記連結部材の間によって前記制御バルブを設置するための複数の間隙を形成し、前記制御バルブのうちの少なくとも一部が、前記連結部材の間隙に設けられることを特徴とする内視鏡である。
請求項2に係る発明は、前記制御バルブは、前記連結部材によって形成される間隙内を回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
請求項3に係る発明は、前記制御バルブは、前記連結部材の間隙から前記ケース部材の外部に向かって突設されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
請求項4に係る発明は、前記ケース部材及び前記内視鏡操作部において、複数の位置で係合する係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
請求項5に係る発明は、前記ケース部材及び前記内視鏡操作部において、回動可能に係合する係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
【0007】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
図1乃至図6に基づいて本発明の第1実施形態に係る内視鏡を説明する。
【0008】
(構成)
図1に示すように、本実施形態に係る内視鏡を構成する内視鏡本体1は、細長の挿入部2と、この挿入部2の基端にその挿入部2に対して回動自在に設けられた操作部3と、この操作部3の基端側から延設されたユニバーサルケーブル4と、このユニバーサルケーブル4の末端に設けられた分岐コネクタ5を備える。
【0009】
上記挿入部2の先端部7における先端面に設けた観察窓(或いは撮像窓)には対物レンズ6が取り付けられている。先端部7内で対物レンズ6の結像位置には図示しない電荷結像素子(CCD)などの固体撮像素子が配置され、これらにより撮像手段を形成している。上記先端部7における先端面において上記対物レンズ6の近傍には対物レンズ6に向かって開口したレンズ洗浄ノズル10と、前方へ向いた照明レンズ11が配置されている。
【0010】
先端部7はこれの基端に隣接して設けられた湾曲部8を介して長尺で硬性の硬性部9に連結されている。湾曲部8は上下左右の四方向に湾曲可能なものである。湾曲部8の基端に隣接した長尺で硬性の硬性部9の基端は上記操作部3に連結されている。操作部3の挿入部側部分には術者が把持する第1の把持部としての前グリップ12が設けられている。
【0011】
上記前グリップ12には図示しないVTRなどの映像記録装置や図示しないCCUなどを遠隔操作するためのリモートスイッチ61が設けられている。前グリップ12の基端側には上記湾曲部8を湾曲させる湾曲機構を内蔵する操作部本体13が設けられている。この操作部本体13には上下方向の湾曲を制御する操作を行う上下湾曲レバー14と、左右方向の湾曲を制御する操作を行う左右湾曲レバー15が設けられている。この操作部本体13の基端側には略円形断面を有し、術者が把持するのに充分な長さを有する第2の把持部としての後グリップ16が設けられている。
【0012】
後グリップ16には上記レンズ洗浄ノズル10に洗浄液やエアー等の洗浄媒体を供給する制御バルブ17が設けられている。なお、後グリップ16は制御バルブ17を収納、保持するケース部材として機能する。制御バルブ17は図3に示すように、上記後グリップ16の内部に突き出した略円筒状のシリンダ部18と、これに組み合わされる送気送水ボタン19から成る。上記シリンダ部18には分岐コネクタ5からユニバーサルケーブル4内を通って導かれた送液管路20及びエアー管路21が接続されると共に、上記シリンダ部18から挿入部2側に向けて、先端側送液管路22および先端側エアー管路23が接続されている。上記送気送水ボタン19を操作することによって、上記送液管路20と先端側送液管路22、エアー管路21と先端側エアー管路23とが選択的に連通するように構成される。
【0013】
上記先端側送液管路22および先端側エアー管路23は上記挿入部2の硬性部9内で図示しない1つの管路に合流し、その先端部分が上記レンズ洗浄ノズル10に接続されている。そして、送気送水ボタン19を操作してレンズ洗浄ノズル10から対物レンズ6のレンズ面に向けて洗浄液や加圧空気を送り出す。これによって、レンズ面に付着した付着物を洗い流したり、レンズ面に付着した水滴を吹き飛ばしたりして良好な視野を得ることができる。
【0014】
図3に示すように、操作部本体13の後グリップ16側の口元には円盤リング形状の台座24が操作部本体13に一義的に位置決めされ、ビス固定されている。上記台座24には4本の支柱25が操作部3の長手方向に向かって突き出し、図4で示す四隅の位置に配置・固定されている。上記支柱25の突き出側他端は上記ユニバーサルケーブル4の口金固定部材26と一体的にビス止めされる。すなわち、ユニバーサルケーブル4の口金固定部材26に対する操作部本体13の固定は上記支柱25によって行われる。
【0015】
図5に示すように、後グリップ16と操作部本体13との嵌合部には後グリップ16の回転方向の位置決め手段としての係合部16a,13aが設けられている。操作部本体13の係合部13aは同図5に示すように、回転方向へ90°異ならせた位置にそれぞれ形成された2つのものがある。また、後グリップ16の係合部16aを操作部本体13の係合部13aのいずれかを選んで選んだものに係合して後グリップ16と操作部本体13を組み付けることができる。例えば、図5に示す組み付け状態では送気送水ボタン19がリモートスイッチ61および湾曲レバー14,15の位置する面に配置され、送気送水ボタン19は図1及び図4の実線で示す位置にある。このとき、上記シリンダ部18の部材は連結部材としての支柱25の間に位置して配置されており、その支柱25と干渉しない。
【0016】
さらに、図5で示す状態での位置から90°相対的に回転させて係合部16a,13aを係合して後グリップ16と操作部本体13を組み付けた場合にはシリンダ部18は図4の破線で示す位置に配置される。このときも上記シリンダ部18は支柱25の間を通り、支柱25に干渉しない。
【0017】
すなわち、本実施形態では台座24上に支持された上記各支柱25の配置位置が、上記シリンダ部18の部材の配置位置に対し、上記台座24の中心を基準に両方向に略45°回転させた位置にある各対角線37上に位置することになる。
【0018】
さらに、図4および図7に示すように、上記台座24の中心から、略円筒形状のシリンダ部18の外径と上記対角線37との交点36までの距離を半径とする円の外側に上記各支柱25を配置して、シリンダ部18と支柱25が干渉しないような関係としてある。このような条件を満たす支柱25の位置は図4に示す4個所となる。
【0019】
そこで、上記後グリップ16を上記何れかの角度の位置に位置決めした状態で、図3に示すように、上記口金固定部材26に後グリップ16の後端側よりナット27を螺合し、続いて、ユニバーサルケーブル4の折れ防止としての折れ止め28を上記口金固定部材26に螺合する。この状態で後グリップ16は操作部本体13に対し位置決め固定される。
【0020】
上記後グリップ16の内部には上記シリンダ部18の他にもCCDケーブル29、リモートスイッチケーブル30、ライトガイドケーブル31が通されている。
【0021】
図1に示すように、操作部本体13の側面には上下湾曲レバー14の操作による上下方向の湾曲角度を摩擦固定したり、それを解除したりする上下湾曲エンゲージレバー50が回動自在に設けられている。反対側面には左右湾曲エンゲージレバー(図示せず)が同様に設けられている。
【0022】
図1に示すように、分岐コネクタ5の端面には上記ライトガイドケーブル31の一端が配置されたライトガイドコネクタ49及び上記エアー管路21が接続された送気ピン32が突設されている。そして、この分岐コネクタ5を図示しない光源装置に接続したとき、ライトガイドコネクタ49のライトガイドケーブル31の光入射端面に照明光が集光されると共に送気ピン32が光源装置内部の図示しない送気ポンプに接続される。
【0023】
上記分岐コネクタ5の内部において、上記送気ピン32に接続された管路は2方に分岐し、一方は分岐コネクタ5の側方に突設した送気口金ピン33に接続し、他方は上記エアー管路21に接続されている。送気口金ピン33の隣には送液口金ピン34が突設されている。上記送液口金ピン34は分岐コネクタ5の内部で上記送液管路20に接続されている。そして、洗浄液の入った送液ボトル35の口金35aが上記送気口金ピン33および送液口金ピン34に接続できるようになっている。
【0024】
また、分岐コネクタ5の外面からは上記送気・送液口金ピン33,34に隣接し、かつ同一方向に向けてカメラケーブル54が延設されている。このような配置構造により、カメラケーブル54の接続部品は上記送気・送液口金ピン33,34のピン部を保護する役目を果たす。上記カメラケーブル54の末端にはカメラコネクタ40が設けられている。このカメラコネクタ40は撮像手段に対する信号処理を行う図示しないカメラコントロールユニット(CCU)に着脱自在に接続される。
【0025】
そこで、図示しないカメラコントロールユニットにカメラコネクタ40を接続することにより、カメラコントロールユニット内のドライブ回路から挿入部2の先端部7に内蔵した固体撮像素子にドライブ信号が印加され、その固体撮像素子で光電変換された撮像信号が読み出され、カメラコントロールユニット内の信号処理回路に入力される。そして、信号処理回路において標準的な映像信号が生成され、この映像信号は図示しないモニターに入力され、このモニターにおいて内視鏡画像として表示される。
【0026】
また、分岐コネクタ5における、上記カメラケーブル54の設置位置と対称な位置には封止弁付きの通気口金57が設けられ、内視鏡本体1の水漏れ検査が行えるようになっている。
【0027】
(作用)
上記内視鏡を使用する場合、分岐コネクタ5を図示しない光源装置に接続すると共に、カメラコネクタ40をカメラコントロールユニットに接続する。続いて、洗浄液の入った送液ボトル35の口金35aを分岐コネクタ5の送気・送液口金ピン33,34に接続する。
【0028】
次に、挿入部2を水平に近い状態にして内視鏡を使用する場合、上下湾曲レバー14及び左右湾曲レバー15が上になるようにして後グリップ16を把持し、親指にて湾曲操作を行う。これが一般的な方法である。この把持状態で、送気送水ボタン19は後グリップ16の組み付け方向により、センター位置(図1の状態)あるいはセンターから90°回転した位置(図6の状態)のいずれかにある。
【0029】
内視鏡観察下の外科手術中に対物レンズ6に汚れが付着した際、送気送水ボタン19を押すことにより、送液ボトル35内の洗浄液あるいは送気ポンプからの加圧空気をレンズ洗浄ノズル10からレンズ面に向けて噴射し、レンズ面の汚れを除去する。
【0030】
このとき、送気送水ボタン19がセンター位置にある場合(図1の状態)、送気送水ボタン19の操作は親指で行うことになる。
【0031】
一方、送気送水ボタン19がセンター位置に対し、90°回転した図6の状態では人指し指で操作を行うことになる。
【0032】
ところで、上記送気送水ボタン19の設置位置は術者の好みに応じて適宜可変可能である。つまり、折れ止め28及びナット27を口金固定部材26より緩め、後グリップ16の係合部16aを操作部本体13の係合部13aから外すとともに、支柱25を台座24から取り外して後グリップ16を操作部本体13に対し90°回動させ、再度固定し直すことで、術者の好みに応じて向きを変えるようにする。
【0033】
また、左把持の場合は支柱25、操作部本体13の係合部13aを図4及び図5の位置に対し、反転させた位置に設けることで、左把持の場合でも上記同様の操作が可能となる。
【0034】
(効果)
本実施形態によれば、内視鏡本体1に送気送水機能が組み込まれることで、従来の洗浄シースを内視鏡本体に取り付ける方式と比べ、準備の煩雑さや、使用中の取り回し性が改善される。
送気送水ボタン19、湾曲レバー14,15、リモートスイッチ61を直線的に配置した場合、操作方法に統一感が出る。このため、術中、各操作が混乱することを防止することが出来る。
【0035】
一方、上記の場合、親指で湾曲レバー操作を行う際に送気送水ボタン19が操作の妨げになることがある。送気送水ボタン19をセンター位置より90°回転させた状態では親指が湾曲レバー14,15に届きやすくなる。加えて、人指し指で送気送水ボタン19の操作を行うことで、操作部本体13を手の平でしっかりと包み込んだ状態で送気送水ボタン19を押すことが出来るので、結果的に挿入部2の先端のブレ防止にもつながる。
【0036】
また、上記2通りの送気送水ボタン19の位置を術者の好みに応じて容易に変更することが可能であるため、結果的に操作性の向上につながる。
【0037】
<第2実施形態>
図7及び図8に基づいて本発明の第2実施形態に係る内視鏡を説明する。
【0038】
(構成)
本実施形態は前述した第1実施形態に係る内視鏡とは以下の点で異なる。すなわち、操作部本体13における後グリップ16の係合部16aと係合する係合部を図8に示すように、略90°にわたって切り欠いた形状とし、この係合部を回動案内部13bとした。
【0039】
また、台座24上に立設した支柱25の配置位置は第1実施形態と同様、上記シリンダ部18の配置位置に対し、上記台座24の中心を基準に略45°回転した対角線37上に設け、更に上記台座24の中心から略円筒形状をしたシリンダ部18の外径と上記対角線37との交点36までの距離を半径とする円の外側に上記支柱25を配置する。
【0040】
しかし、上記回動案内部13bが形成される角度範囲内には支柱25を配置しないようにした。つまり、上記台座24の中心を基準に上記回動案内部13bの形成されていない方向に略45°回転した対角線上、換言すると、上記シリンダ部18が上記回動案内部13bの角度範囲内を連続的に回動する領域外に支柱25を配置し、シリンダ部18と支柱25が干渉しないような関係としている。この条件を満たす位置は図7に示す2個所となる。
【0041】
後グリップ16内を通過するCCDケーブル29、リモートスイッチケーブル30、ライトガイドケーブル31のケーブル類を、シリンダ部18の側面に接着剤などで固定し、シリンダ部18が回動したとき、シリンダ部18と支柱25の間に上記ケーブル類が挟まれることを防ぐ。
【0042】
また、図示しないクリック機構を設けることにより、回動範囲内において、適宜クリック固定位置を設定し、使用中、後グリップ16が不意に回動してしまう事を防止することが好ましい。
【0043】
(作用)
ナット27は後グリップ16を締め付けていない(ナット27の螺合終端は口金固定部材26に当接)ため、後グリップ16は水密リング36の摺動抵抗をもって回動案内部13bの角度範囲内において、連続的に回動する。その他の作用は前述した第1実施形態と同じである。
【0044】
(効果)
本実施形態によれば、送気送水ボタン19の位置を回動範囲内において連続的に変化させることが出来るので、色々な把持方法に対応させることが可能である。また、工具を必要とせず、即座に送気送水ボタン19の位置を変えることが出来るため、術中においても容易に回動操作が可能である。
【0045】
尚、本発明は前述した各実施形態のものに限定されるものではない。また、前述した説明によれば、以下に列挙する事項および以下に列挙した事項を任意に組み合わせたものが得られる。
【0046】
(付記)
1.内視鏡先端部に洗浄媒体を供給する制御バルブを内視鏡操作部に設けた内視鏡において、
上記制御バルブを収納、保持するケース部材を、上記内視鏡操作部に複数の位置を選んで配置できるように組み付け、上記内視鏡操作部に上記ケース部材を連結するための連結部材を上記ケース部材の内部に配設すると共に、上記ケース部材を配置できる複数の位置で、上記連結部材の位置が上記制御バルブに対し干渉しない位置にあることを特徴とする内視鏡。
2.上記ケース部材が、上記内視鏡操作部に対し規定の角度範囲内で相対的に回動し、連続的に位置変化することが可能であることを特徴とする第1項の内視鏡。
3.上記連結部材は内視鏡操作部の長手方向に配置され、上記制御バルブは上記連結部材と直交するように上記ケース部材内に配置されていることを特徴とする第1項の内視鏡。
4.上記制御バルブの複数の配置位置は上記内視鏡操作部の長手方向を中心軸とした回転方向に位置することを特徴とする第1項の内視鏡。
5.上記制御バルブが上記内視鏡操作部に対し規定角度範囲内で相対的に回動し、連続的に位置変化することを特徴とする第1項の内視鏡。
【0047】
6.上記連結部材は、上記中心軸から、この中心軸を通り上記制御バルブに対して略45°傾斜する対角線と上記制御バルブの外径との交点までを半径とする円の外側に配置されていることを特徴とする第4項の内視鏡。
7.上記連結部材は、上記制御バルブが上記内視鏡操作部に対し回動する際の回動中心から、この中心軸を通り上記制御バルブに対して略45°傾斜する対角線と上記制御バルブの外径との交点までを半径とする円の外側に配置されていることを特徴とする第5項の内視鏡。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内視鏡本体に送気送水機能が組み込まれることで、準備の煩雑さ、使用中の取り回し性が改善される。送気送水ボタン位置を術者の好みに応じて、容易に変更することが可能なため、結果的に内視鏡の操作性向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡の斜視図。
【図2】上記内視鏡の挿入部の先端部分を拡大して示す正面図。
【図3】上記内視鏡の操作部付近部分の縦断面図。
【図4】図3のA−Aに沿う内視鏡操作部の横断面図。
【図5】図3のB−Bに沿う内視鏡操作部の横断面図。
【図6】上記内視鏡の操作部を把持して制御バルブを操作する使用状態の説明図。
【図7】本発明の第2実施形態に係る内視鏡における、上記図3のA−Aに沿う内視鏡操作部の横断面図。
【図8】本発明の第2実施形態に係る内視鏡における、上記図3のB−Bに沿う内視鏡操作部の横断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡本体、2…挿入部、3…操作部、6…対物レンズ、
7…先端部、8…湾曲部、9…硬性部、10…レンズ洗浄ノズル、
12…前グリップ、13…操作部本体、13a…係合部、
14…上下湾曲レバー、15…左右湾曲レバー、16…後グリップ、
16a…係合部、17…制御バルブ、20…送液管路、
21…エアー管路、22…先端側送液管路、23…先端側エアー管路、
24…台座、25…支柱、26…口金固定部材、27…ナット、
33.34…送気・送液口金ピン、36…交点、37…対角線。

Claims (5)

  1. 内視鏡先端部に洗浄媒体を供給する制御バルブを内視鏡操作部に設けた内視鏡において、
    前記内視鏡操作部の操作部本体に前記制御バルブを保持するケース部材を組み付けるとともに、
    前記操作部本体から前記ケース部材内に延びて該ケース部材内に配置され、前記ケース部材を前記操作部本体に接続可能な複数の連結部材を備え、
    前記連結部材の間によって前記制御バルブを設置するための複数の間隙を形成し、
    前記制御バルブのうちの少なくとも一部が、前記連結部材の間隙に設けられることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記制御バルブは、前記連結部材によって形成される間隙内を回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記制御バルブは、前記連結部材の間隙から前記ケース部材の外部に向かって突設されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記ケース部材及び前記内視鏡操作部において、複数の位置で係合する係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記ケース部材及び前記内視鏡操作部において、回動可能に係合する係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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