JPH09172694A - 光通信方法及び端末装置及び波長多重ネットワークシステム - Google Patents

光通信方法及び端末装置及び波長多重ネットワークシステム

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JPH09172694A
JPH09172694A JP33322995A JP33322995A JPH09172694A JP H09172694 A JPH09172694 A JP H09172694A JP 33322995 A JP33322995 A JP 33322995A JP 33322995 A JP33322995 A JP 33322995A JP H09172694 A JPH09172694 A JP H09172694A
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークにおいて、目的の端末に高
速な切換と構成上簡単に効率の良い時間配分で、パケッ
ト通信を可能とすることを課題とする。 【解決手段】 マルチホップ方式の波長多重伝送路に複
数の端末装置を接続し、複数の波長の光信号を用いてパ
ケットを伝送する波長多重ネットワークシステムの光通
信方法において、各々の端末装置においては、受信時に
は所定の複数の波長の光信号を複数の固定波長受信手段
で受信し、受信した光信号で伝送されるパケットを中継
して次の端末装置に送出するときには、該中継すべきパ
ケットを受信した固定波長受信手段と組になる可変波長
送信手段を用いて、所定の送信波長制御パターンに従っ
て制御すると共に、上記複数の波長のうちの1つを選択
して、パケットを送信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波長多重ネットワー
クシステム及び端末装置に関し、さらに詳しくは、伝送
すべきデータを、送信元端末と受信あて先端末の途中に
位置する端末によって中継伝送するマルチホップ型の波
長多重ネットワークシステム及び端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多量の情報を高速に伝送する要求
が過大となり、これに応じて通信技術の高速・高度化が
図られ、波長多重ネットワークシステム及び端末装置に
ついて多くのものが開発されて来ており、それらは、大
別すると、波長可変送信手段および波長可変受信手段
の、双方又はいずれか一方を用いる第1の従来方式と、
波長固定送信手段と波長固定受信手段を用いた第2の従
来方式に分類出来る。
【0003】この第1の従来方式は、典型的には図14
に示す如く構成されている。図14は、波長可変送信手
段と、波長可変受信手段を有するN台の端末装置68
と、各端末装置で使用する波長を割り当てる波長割りあ
て装置69によって構成されている例を示している。本
従来方式は、いわゆるデマンドアサイン方式であり、各
端末は、端末間の通信に先立って、波長割りあて装置に
対して、通信に使用するための波長の割り当てを要求
し、割り当てられた波長を用いて通信を行う。
【0004】具体的には、図14において、端末装置I
68のデータ処理部78から他の端末装置へのデータの
送信要求が発生すると、波長固定送信部73から波長λ
0で、波長割り当て要求及び受信端末指定データが送出
される。一方波長割り当て装置69においては、波長固
定受信部72において、波長λ0によるデータが受信さ
れ、割り当て部70において、未使用波長が検索され、
指定された受信端末が、他の端末と通信を行っていない
ことが確認される。その後、波長固定送信部71から波
長λ0で送信要求を出した端末装置I68に対する送信
用波長を指定するデータと、受信指定端末に対して前記
波長での受信の開始を指示するデータを送出する。端末
装置I68では、波長固定受信部74を介してデータ処
理部78でこのデータを受信後、制御部77を介して、
チューナブルLD等からなる波長可変送信部75の送信
波長が、指定された波長に設定される。同様に、受信側
の端末装置68においても、波長固定受信部74及びデ
ータ処理部78を介して制御部77からの制御によっ
て、チューナブルフィルターとフォトディテクター等か
らなる波長可変受信部76の受信波長が指定波長に設定
される。しかるのち、端末装置I68のデータ処理部か
ら送信データが送出され、受信側の端末装置のデータ処
理部78で送信されたデータを受信し、演算、処理記憶
などの信号処理を行って、所望の通信が開始され、デー
タが伝送される。
【0005】この第1の従来例は、一般的には、シング
ルホップ型と呼ばれており、その詳細は、ビスワナス
ムクヘルジー(Biswanath Mukherjee)によって、(“W
DM-Based Local Lightwave Networks Part I: Single-H
op systems”、IEEE Networks May(199
2) P12〜P25)に解説されている。
【0006】一方、第2の従来例は、伝送するデータ
を、送信元端末と受信あて先端末の途中に位置する端末
によって中継伝送するマルチホップ型である。この方式
についても、ビスワナス ムクヘルジー(Biswanath Mu
kherjee)によって、(“WDM-Based Local Lightwave N
etworks Part I: Single-Hop systems”、IEEE Ne
tworks May(1992) P20〜P32)に解説
されている。
【0007】図15は、この第2の従来例における端末
装置79〜90の接続構成を示すものであり、1本の光
ファイバー中に8つの波長λ1〜λ8を用いて、8個の
リングを構成し、各端末装置は○印で示した特定の2つ
の波長の光信号のみを送受信する構成が示されている。
又、図16は端末装置79〜90の構成を示したもので
あり、固定波長受信手段I及び固定波長受信手段IIはそ
れぞれ各端末に割り当てられた所定の波長の光信号を受
信するためのものである。符号92は2つの固定波長受
信手段からの2つの出力と、データ処理部98から出力
される他端末への送信データの合計3つのデータを入力
し、バッファーI93、バッファーII96及びデータ処
理部98の3つのいずれかに出力するための、3入力3
出力の電気的交換SWである。バッファI93及びバッ
ファII96はそれぞれ、固定波長送信手段I94及び固
定波長受信手段II97から送信する光信号のデータを一
時記憶するためのバッファーである。符号94、97は
それぞれ、端末ごとに指定された固定波長で光信号を送
信するための複数の固定波長送信手段I、IIである。
【0008】この第2の従来例において、端末80から
端末87にデータを送信する場合には、端末80の送信
波長と端末87の受信波長が異るため、途中に存在する
端末83が、波長を変更して伝送する中継動作を行う。
すなわち、送信元の端末80では、波長λ3の光信号を
用いてデータが送信される。この波長λ3の光信号は、
端末83の固定波長受信手段で受信され、電気的交換S
W92によって、波長λ1の固定波長送信手段に対応し
たバッファーに一時蓄積され、固定波長送信手段から、
波長λ1の光信号として送信される。この波長λ1の光
信号は、受信あて先である端末87の固定波長受信手段
において受信されたのち、電気的交換SWを介して、デ
ータ処理部98に入力され、このデータ処理部98で所
定の受信処理がなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述第
1の従来例の波長多重ネットワークシステム及び端末装
置には、次のような問題点があった。すなわち、上述第
1の従来例においては (1)送受信を行う、1組の端末が使用する波長は、そ
の時のネットワークシステムにおける非使用波長の中か
ら、波長割りあて装置によって割り当てられるため、ネ
ットワークシステムの稼働状況に応じて、データ伝送の
ために毎回異る波長が用いられることになる。そのた
め、全ての端末間での通信を実現するためには全ての端
末は、ネットワークシステムにおいて使用される全ての
波長の送受信機能を必要とされるため、送受信部の構成
が複雑となり、コストが高くなる。
【0010】(2)さらに又、上述の如く、全ての波長
の送受信機能を通常用いられるチューナブルLDやチュ
ーナブルフィルター等の波長可変送受信手段を用いて実
現する構成においては、前回使用した波長と、今回使用
する波長が大きく異る場合、変更前後の波長差が大きい
ほど、波長変更に要する時間が大きくなる。この波長の
変更に要する時間は、本来のデータ通信が不能となるた
め、通信効率の低下が生じるという問題点があった。
【0011】又、第2の従来例の方式においては、複数
(N個)の固定波長受信手段で受信したデータは複数
(N個)の固定波長送信手段用のバッファー又は、端末
内のデータ処理部の入力部に出力されねばならない。
又、端末内のデータ処理部からの出力は複数(N個)の
固定波長送信手段用のバッファーに出力されなければな
らない。したがって、電気的交換スイッチ(以下スイッ
チをSWと略す)は固定波長受信手段の数がNであれ
ば、N+1入力N+1出力の交換SWとなる。この交換
SWはN+1個の入力が同時に入力された場合において
も、他の入力データの出力経路の設定に影響を与えては
ならず、いわゆるノンブロッキング型の交換SWとする
必要がある。それゆえに、この電気的交換SWが、高速
動作を必要とし、回路規模が大きくなるため、システム
全体のコストを高めるという問題点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述従来例の問
題点に鑑みてなされたものであり、複数の波長の光信号
を用いてパケットを伝送する波長多重伝送路に複数の端
末装置を接続して構成され、各々の端末装置では前記複
数波長のうちのあらかじめ割り当てられた複数の波長の
光信号で伝送されるパケットのみを送受信する波長多重
ネットワークシステムにおける光通信方法であって、各
端末装置においては、受信時には前記あらかじめ割り当
てられた複数の波長の光信号 を複数の固定波長受信手
段で各々受信し、受信した光信号で伝送されるパケット
を中継して次の端末装置に送出するときには、該中継す
べきパケットを受信した固定波長受信手段と対になる可
変波長送信手段を用いて、前記あらかじめ割り当てられ
た複数の波長のうちの1つを選択して、選択した波長の
光信号でパケットを送信する光通信方法において、前記
複数の可変波長送信手段の送信波長を、所定の送信波長
制御パターンに従って制御 すると共に、前記送出すべ
きパケットをバッファに一時記憶し、該送出すべきパケ
ットを受信するノードの複数の固定波長受信手段の内の
いずれか一つの固定波長受信手段が受信する波長と,前
記バッファに記憶されたパケットを送信する可変波長送
信手段の送信波長 が一致するまで、前記送出すべきパ
ケットの前記バッファからの読みだしを制御することを
特徴とする。
【0013】また、複数波長の信号を伝送する波長多重
伝送路に複数の端末装置を接続して構成され、各々の端
末装置では前記複数波長のうちのあらかじめ割り当てら
れた複数の波長の信号のみを送受信する波長多重ネット
ワークシステムにおいて用いる端末装置であって、前記
あらかじめ割り当てられた複数の波長を各々受信する固
定波長受信手段と、前記固定波長受信手段から出力され
るパケットを一時記憶する為のバッファ手段と、 バッ
ファ手段から出力 されるパケットを複数の送信波長の
内の、所望の波長の光信号に変換して光波長多重伝送路
に送出する可変波長送信手段からなる組を複数組有し、
更に、 前記複数の可変波長送 信手段の送信波長を、所
定の送信波長制御パターンに従って制御する送信波長制
御手段と、パケットを送出する可変波長送信手段の送信
波長に応じて、送出すべきパケットのバッファ手段から
の読みだしを制御する、バッファ制御手段から構成され
ることを特徴とする。この端末装置をネットワークに用
いることにより、構成の簡素化、低コスト化を実現し、
さらには、あらかじめ決められた複数の波長として、隣
接する複数の波長を使うことに より、通信の遅延の発
生をおさえ、通信不能時間を削減し、通信効率の向上を
図る。
【0014】また、前記端末装置を複数接続して構成す
る波長多重ネットワークシステムにおいて、更に接続す
る端末装置として、送信する光波長が隣接しない複数個
の固定波長送信手段と、固定波長受信手段を1組とする
組を複数有し、光信号を中継する場合は、該光信号を受
信した固定波長受信手段と組となる複数個の固定波長送
信手段のいずれかを用いて送信する端末装置を有するこ
とによってネットワークの構成上、隣接する波長を割り
あてない端末装置において、可変波長送信手段でなく、
複数の固定波長送信手段のうちの1つを選んで送信する
ことにより、波長の変更による通信効率の低下を抑え
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、各実施例とともに図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0016】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例に用いる端末装置の構成図であり、隣接する2波
長(λs、λe)で光信号を送信するための、2個の可
変波長送信部を有する端末装置が示されている。図2は
図1に示した端末装置21台を、1本の光ファィバ中の
8つの波長λ1、λ2、λ3、λ4、λ5、λ6、λ
7、λ8を用いた波長多重伝送路を用いて、接続し、波
長多重ネットワークシステムを構成した例を示してい
る。図2において、○印は各端末が送受信する波長を示
している。ここで、波長λ1は、1.551μm、λ2
は、1.552μm、λ3は、1.553μm、λ4
は、1.554μm、λ5は、1.555μm、λ6
は、1.556μm、λ7は、1.557μm、λ8
は、1.558μmである。ここで、λ1とλ2、λ2
とλ3、λ3とλ4、λ4とλ5、λ5とλ6、λ6と
λ7、及びλ7とλ8がそれぞれ隣接する2波長であ
る。
【0017】図1において、符号1は入力してくる光信
号を波長に依らずに2つに分割する分波器(以下単に分
波器)であり、光ファイバー中を伝送される8つの波長
の光信号を入力し、フィルタ2と、固定波長受信部4
と、固定波長受信部11に出力する。
【0018】符号2はフィルタであり、分波器1から出
力される8つの波長の光信号のうち、当該端末が送受信
する2波長λs(短い方の波長)、λe(長い方の波
長)を遮断し、他の波長を透過する機能を有している。
分波器1として、特定の波長(ここではλsとλe)の
みを100%取り出して分波できるものを使用する時は
フィルタ2は省略できる。このフィルタ2には、特定波
長を固定波長として各端末装置毎に異なるフィルタとす
ることもできるし、波長可変フィルタ、例えば、会議予
稿ECOC(Europian Conference on Optical Communi
cation)'90-605、“A field-worthy, high-performanc
e, tunable fiber Fably-Perot filter”に記載のもの
を用いて、通過周波数に応じた所定電圧を印加すること
で、構成上各端末装置を同一構成とすることができる。
このフィルタについて、本端末装置に用いられる他の光
フィルタについてもそれぞれ適用できる。
【0019】符号3は合波器であり、フィルタ2から透
過された6つの波長の光信号と、可変波長送信部7と可
変波長送信部14から出力される2つの波長(ここでは
λsとλe)の光信号を、合波し、図示しない光フアイ
バーに送出する。送出された光信号は、図示しない光フ
アイバーを介して、隣接する端末装置の分波器1に入力
される。符号4は、固定波長フィルタとフォトディテク
タから成る固定波長受信部であり、分波器1から出力さ
れる2つの波長の光信号(λs、λe)のうち、波長λ
sの光信号のみを受信し、電気信号に変換する機能を有
している。同様に符号11は、固定波長受信部であり、
波長λeの光信号のみを受信し、電気信号に変換する。
【0020】符号5、12はそれぞれ、分離挿入部I、
IIであり、受信したパケットに付与されている受信あて
先アドレスを参照し、固定波長受信部I、IIから出力さ
れるパケット流の中から、自端末宛のパケットを分離
し、パケット処理部15に送出すると共に、パケット処
理部15から出力されてくるパケットを固定波長受信部
から出力されるパケット流に挿入し、バッファI、IIに
出力する機能を有している。その内部構成は後述する。
【0021】また、符号6、13は、送出するパケット
を一時記憶する為のバッファI、IIである。その内部構
成は後述する。符号7、14はそれぞれ、可変波長送信
部I、IIであり、波長λsと波長λeの2つの波長でパ
ケットを光信号に変換して送出する機能を有している。
各端末の送信波長は、図2の○印で示された通りであ
る。可変波長送信部I7と、固定波長受信部II4が組と
なっており、可変波長送信部II14と固定波長受信部II
11が組である。可変波長送信部の詳細は図5を用いて
後述する。符号8は端末装置のパケット処理部であり、
他端末から送信されて来たパケットに所望の処理を行う
とともに、自端末から他端末に送信すべきデータに、受
信宛て先情報を付与し、パケット化した後、分離挿入部
I5又は分離挿入部II12に出力する。
【0022】符号9はバッファ制御部であり、送出する
パケットを受信する端末装置の複数の固定波長受信手段
の内のいずれか一つの固定波長受信手段が受信する波長
と,バッファに記憶されたパケットを送信する可変波長
送信手段の送信波長が一致するまで、送出すべきパケッ
トのバッファからの読みだしを行なわない様に制御す
る。波長制御部10は、後述する所定の送信波長制御パ
ターンに従って可変波長送信部I、IIで用いられる後述
するチューナブルレーザダイオードの注入電流を制御す
ることによって、発振波長をλsとλeに制御する。
【0023】図2において、符号15から35は、図1
に示した構成の端末装置であり、それぞれにアドレスが
1から21まで順番に付与されている。
【0024】図3は本実施例において伝送されるパケッ
トの構成を示したものであり、図3において、 符号3
6は、このパケット受信宛て先端末のアドレス部であ
り、符号37は、このパケットによって運ばれるデータ
部である。
【0025】図4は、本実施例の端末装置の分離挿入部
I5、分離挿入部II12の内部構成図である。分離挿入
部I5と分離挿入部II12の内部構成は同一の構成であ
る。図4において、符号38はデコーダIであり、入力
されるパケットのアドレス部36を読み取り、このパケ
ットをパケット処理部8に出力するべきか否かをデマル
チプレクサ39に指示する。符号39はデマルチプレク
サであり、入力されたパケットをデコーダ38の指示に
応じて、パケット処理部8又は、FIFOII41に出力
する。符号40と符号41は、FIFO(First In Firs
t Out )であり、入力されたパケットを一時記憶し、挿
入制御部42からの制御によって、入力された順番にセ
レクタに出力する。符号42は、挿入制御部であり、F
IFOI40及びFIFOII41の読み出しの制御をす
ると共に、セレクタ43に選択するべきFIFOI40
又はFIFOII41を指示する事によって、パケット処
理部8から出力されてくるパケットを固定波長受信部か
ら出力されるパケット流に挿入する制御を行なう。符号
43はセレクタであり、読み出し制御部からの指示によ
り、出力するべきパケット信号を記憶しているFIFO
を選択する。
【0026】図5は、図1の構成例中のバッファI6及
びバッファII13の詳細図である。図5において、符号
44はデコーダIIであり、入力されるパケットの受信宛
て先の端末装置のアドレス部36を読み取り、パケット
の受信宛て先に応じて、パケットを書き込むべきデュア
ルポートメモリ47の書き込み開始アドレス値を、後述
する如く書き込みアドレスカウンタ45に指示する。
符号45は書き込みアドレスカウンタであり、デコーダ
II44から出力される書き込み開始アドレス値から順次
パケットを書き込むべきアドレス信号をデュアルポート
メモリ47に出力する。符号46は、読みだしアドレス
カウンタであり、バッファ制御部9から出力されるオフ
セット値を読みだし開始アドレスとして、順次、パケッ
トを読み出すべきアドレス信号をデュアルポートメモリ
47に出力する。符号47は、パケットデータの書き込
みと、読みだしを独立に行なう為のデュアルポートメモ
リである。デュアルポートメモリ47の記憶領域は図6
のメモリマップに示す様に、パケットを送出するべき波
長に応じて、2つの領域に分割されている。記憶領域I
と記憶領域IIは、それぞれ送信波長λs、λeに対応して
いる。それぞれの領域の先頭アドレスは、それぞれA1
及びA2である。デコーダII44がデュアルポートメモ
リ47に指示する書き込み開始アドレス値は、以下の使
用波長決定アルゴリズムにより求められる。
【0027】受信宛て先の端末装置のアドレスを使用波
長数8から1を引いた値7で割り、余りDを求める。例
えばアドレス17とした場合、17/7=2+3/7で
あり、D=3/7となる。
【0028】同様に、自端末装置のアドレスを使用波長
数8から1を引いた値7で割り、余りSを求める。例え
ばアドレス1とすると、1/7=0+1/7となり、S
=1/7となる。
【0029】ここで、S>Dであれば、送信波長として
λsを用いる記憶領域Iを選択、S<Dであれば、送信
波長としてλeを用いる記憶領域IIを選択、S=Dであ
れば、λs、λeのいずれでも良いため記憶領域Iまたは
記憶領域IIを任意に選択、する。こうして、先の例で
は、S<Dなので、送信波長λeで記憶領域IIを選択す
る。なおこのアルゴリズムはバッファI6及びバッファ
II13とも共通である。
【0030】図7は、本発明の第一の実施例に用いられ
る、バッファ制御部9の内部構成図である。図7におい
て、符号48と49は、それぞれバッファ制御テーブル
Iとバッファ制御テーブルIIである。各バッファ制御テ
ーブルI48とバッファ制御テーブルII49は、波長制
御部10から出力されるアドレス値によって順次読み出
され、所定のオフセット値をバッファI6とバッファII
13の読み出しアドレスカウンタ46に出力する。これ
らのテーブルは、リードオンリーメモリ(ROM)によっ
て構成されている。バッファ制御テーブルI48とバッ
ファ制御テーブルII49の内容は後述する。
【0031】図8は、本発明の第一の実施例に用いられ
る、波長制御部10の内部構成図である。図8におい
て、符号50と51は、それぞれ波長制御テーブルIと
波長制御テーブルIIである。各波長制御テーブルI50
と波長制御テーブルII51は、1ビットのROMカウン
タ52から出力されるアドレス値によって順次読み出さ
れ、所定の波長制御信号を可変波長送信部の駆動部に出
力する。これらのテーブルは、リードオンリーメモリ
(ROM)によって構成されている。波長制御テーブルI
50と波長制御テーブルII51の内容は後述する。
【0032】図9は、本発明の第一の実施例に用いられ
る、可変波長送信部I7と可変波長送信部II14の内部
構成図である。可変波長送信部I7と可変波長送信部II
14の内部構成は同一の構成である。図9において、符
号53は駆動部であり、その内部は信号重畳部55と電
流注入部54によって構成されている。符号54は、電
流注入部であり、波長制御部からの波長制御信号に応じ
て、DBR(Dstributed Bragg reflector:分布ブラッグ反
射器)型のチューナブルレーザダイオード(TLD)の発光領
域,位相制御領域,DBR領域の3つの領域に注入する電
流のバイアス値を制御することにより、送信波長を所望
の波長に制御する。符号55は、信号重畳部であり、バ
ッファからの電気信号を電流注入部からのバイアス電流
に重畳する事によって、所定の波長で強度変調された光
信号をDBR型のチュー ナブルレーザから送出させる。符
号56は、DBR型のチューナブルレーザダイオード(TLD)
である。符号57は、DBR領域であり、注入キャリア量
に応じて、屈折率を変化させ、送信波長を変化させる為
の領域である。符号58は、位相制御領域であり、送信
波長のDBR領域での位相と発光領域での位相の整合を図
る為の領域である。符号59は、発光領域であり、レー
ザ発振の為のInGaAs/InGaAsP活性層を有する活性部であ
る。符号60は、送信波長を単一化する為の回折格子で
ある。
【0033】本第1の実施例においては、前述波長制御
テーブルI50と波長制御テーブルII51の内容は表1
に示す如く設定されている。
【0034】
【表1】 表1は、波長制御部の制御によって、可変波長送信部が
送信する波長を示している。又、前述のバッファ制御テ
ーブルI48とバッファ制御テーブルII49のオフセッ
ト値は表2に示す如く設定されている。これら4個のテ
ーブルは、ROMカウンタ52によって同期して読み出
される。
【0035】
【表2】 従って、可変波長送信部I7と可変波長送信部II14の
送信波長は、波長λsとλeを交互に繰り返すため、可変
波長送信部I7と可変波長送信部II14が同一の波長で
の送信を行なう事はない。この様に、波長制御テーブル
I50と波長制御テーブルII51によって、送信波長制
御パターンが決定される。
【0036】表1及び表2においては、可変波長送信部
I7と可変波長送信部II14の送信波長がλsの時に
は、バッファのデュアルポートメモリ47の読み出しの
為のオフセット値は、記憶領域Iの値A1が割り当てら
れており、又送信波長がλeの時には、バッファのデュ
アルポートメモリ47の読み出しの為のオフセット値
は、記憶領域IIの値A2が割り当てられている。 又、
図5のバッファにおいては、記憶領域Iと記憶領域II
は、送出するパケットを受信する端末装置の複数の固定
波長受信部の内のいずれか一つの固定波長受信部の受信
波長に対応付けられている。従って、表1に示す如く、
波長制御テーブルを設定し、さらに表2に示す如く、バ
ッファ制御テーブルを設定する事によって、送出するパ
ケットを受信する端末装置の複数の固定波長受信手段の
内のいずれか一つの固定波長受信手段が受信する波長
と,バッファに記憶されたパケットを送信する可変波長
送信手段の送信波長が一致するまで、送出すべきパケッ
トのバッファからの読みだしを行なわない様に制御され
る。
【0037】以下、図1〜図10を参照しながら、本発
明の第1実施例の動作について、端末装置15(アドレ
ス1)から、端末装置31(アドレス17)へパケット
を送信する場合を例にして示す。以下の説明において
は、このパケットをパケットAと呼ぶ。また、以下の説
明においては、異なる端末装置の同じ構成要素に対して
は、便宜上 図1から図10に示された同一の符号を用
いる事とする。本実施例における端末装置の動作は、図
10に示す様に、2つの連続した動作期間T1,T2で
構成されている。
【0038】端末装置15のパケット処理部8で、端末
装置31へ、送信すべきデータが発生すると、パケット
処理部8では、受信宛て先の端末装置31の受信宛て先
アドレス17を付加してパケットAを組み立て、分離挿
入部I5にこのパケットAを出力する。この時、分離挿
入部I5と、分離挿入部II12のいずれに出力するかは
任意に決定してよいが、好適には、FIFOに記憶され
ているパケット量がより少ない分離挿入部を使用する。
【0039】端末装置15の分離挿入部I5に入力され
たパケットAは、FIFOI40に順次書き込まれる。
パケットAのFIFOI40への書き込みが終了後、挿
入制御部42は、FIFOI40から読み出しているパ
ケット流の切れめを見いだし、セレクタが出力するべき
FIFOの入力をFIFOI40からの入力に設定する
様に切り替えFIFOII41の読み出しを停止し、FI
FOI40の読み出しを開始する。その後FIFOI4
0に書き込まれたパケットAの読み出しの終了後、挿入
制御部は、セレクタが出力するべきFIFOの入力を再
びFIFOII41からの入力に設定する様に切り替え、
FIFOI40の読み出しを停止し、FIFOII41の
読み出しを再開する。セレクタから出力されたパケット
Aは、バッファI6に入力される。
【0040】バッファI6のデコーダII49において
は、入力されたパケットAの受信宛て先の端末装置のア
ドレス部が読み取られる。このパケットAの受信宛て先
が端末装置31である為、デコ ーダII49は、前述の
使用波長決定アルゴリズムにより、使用波長として波長
λe=λ2を使用することを決定し、記憶領域として記憶
領域IIを選択し、書き込み開始アドレスとしてA2を書
き込みアドレスカウンタ45に出力する。書き込みアド
レスカウンタ45は、この書き込み開始アドレスをロー
ドし、順次カウンタをインクリメントする事によって入
力されたパケットAの書き込みアドレスを発生し、デュ
アルポートメモリ47に出力する。デュアルポートメモ
リ47の入力ポートには、パケットAが入力されてお
り、書き込みアドレスカウンタ45から出力されるアド
レスに従ってパケットAが順次記憶領域に書き込まれ
る。ここで、パケットAがデュアルポートメモリ47に
かき込まれた動作期間がT1であるとすると、後続する
動作期間T2においてパケットAはバッファ制御部9か
らの制御によって読み出される。
【0041】次に、図10のタイムチャートを用いて、
送信動作について端末装置15(λs=λ1、λe=λ2)
を例に説明する。
【0042】動作期間T1では、波長制御部10のRO
Mカウンタ52から読み出しアドレス値として0が波長
制御テーブルI50とII51に同時に出力される。この
アドレス値によって波長制御テーブルの内容が読み出さ
れる。このとき読み出される内容は、前述表1に示した
通り、波長制御テー ブルI50からは、波長λs=λ1
に対応した制御信号であり、波長制御テーブルII51
は、波長λe=λ2に対応した制御信号である。これら制
御信号は、それぞれ可変波長送信部I7と可変波長送信
部II14の駆動部53に入力される。駆動部53では、
電流注入部の注入電流が、これらの波長制御信号によっ
て設定され、それぞれチューナブルレーザダイオード(T
LD)の送信波長が所定の波長と成る様に設定される。
【0043】同時に動作期間T1において、波長制御部
10のROMカウンタ52から出力される読み出しアド
レス値0は、バッファ制御部9のバッファ制御テーブル
に入力される。このアドレス値によってバッファ制御テ
ーブルI48とII49の内容が読み出される。このとき
読み出される内容は、前述表2に示した通り、バッファ
制御テーブルI48からは、記憶領域Iに対応したオフ
セット値A1であり、バッファ制御テーブルII51から
は、記憶領域IIに対応したオフセット値A2である。こ
れらオフセット値は、それぞれバッファI6からバッフ
ァII13の読み出しアドレスカウンタ46に出力され
る。バッファI6においては、読み出しアドレスカウン
タ46はバッファ制御テーブルI48から出力されるオ
フセット値A1をロードし、順次カウンタをインクリメ
ントする事によって記憶領域Iに書き込まれているパケ
ットを読み出す為のアドレスを発生し、デュアルポート
メモリ47に出力する。この読みだしアドレスによって
バッファI6のデュアルポートメモリ47の出力ポート
から、記憶領域Iにかき込まれている波長λsで送信す
るべきパケットが順次読み出され、可変波長送信部I7
に出力される。
【0044】一方、バッファII13においては、読み出
しアドレスカウンタ46はバッファ制御テーブルII49
から出力されるオフセット値A2をロードし、バッファ
I6におけると同様に、順次カウンタをインクリメント
する事によって記憶領域Iにかき込まれているパケット
を読み出す為のアドレスを発生し、デュアルポートメモ
リ47に出力する。この読みだしアドレスによってデュ
アルポートメモリ47の出力ポートから、記憶領域Iに
かき込まれている波長λeで送信するべきパケットが順
次読み出され可変波長送信部II14に出力される。この
動作期間T1で読み出されるパケットは前述の如く可変
波長送信部I7からはλs=λ1で、可変波長送信部II1
4からはλe=λ2で、それぞれ光信号に変換されて、合
波器3においてフィルタ2を透過して来た波長λ3、λ
4、λ5、λ6、λ7、λ8の光信号と合波され、光フ
ァイバに送出される。
【0045】動作期間T1に続く動作期間T2では、波
長制御部10のROMカウンタ52から読み出しアドレ
ス値として1が波長制御テーブルI50とII51に同時
に出力される。前述動作期間T1におけると同様に、こ
のアドレス値によって波長制御テーブルの内容が読み出
される。このとき読み出される内容は、前述表1に示し
た通り、波長制御テーブルI50からは、波長λe=λ2
に対応した制御信号であり、波長制御テーブルII51か
らは、波長λs=λ1に対応した制御信号である。これら
制御信号は、それぞれ可変波長送信部I7と可変波長送
信部II14の駆動部53に入力される。前述と同様に、
動作期間T2において、波長制御部10のROMカウン
タ52から出力される読み出しアドレス値1は、バッフ
ァ制御部9のバッファ制御テーブルに入力され、このア
ドレス値によってバッファ制御テーブルI48からは、
記憶領域IIに対応したオフセット値A2が読み出され、
バッファ制御テーブルII49からは、記憶領域Iに対応
したオフセット値A1が読み出される。
【0046】この読みだしアドレスによってバッファI
6のデュアルポートメモリ47の出力ポートから、記憶
領域Iにかき込まれている波長λeで送信するべきパケ
ットが順次読み出され、可変波長送信部I7に出力され
る。一方、バッファII13においては,記憶領域IIにか
き込まれている波長λsで送信するべきパケットが順次
読み出され、可変波長送信部II14に出力される。この
ようにして各バッファから読み出されたパケットは、可
変波長送信部I7から可変波長送信部II14において、
前述所定の光信号に変換されて、合波器3においてフィ
ルタ2を透過して来た他の波長の光信号と合波され、光
ファイバに送出される。
【0047】動作期間T2の終了後、動作期間T1とT
2が繰り返される。
【0048】パケットAは、バッファI6のデュアルポ
ートメモリの記憶領域Iにかき込まれている為、動作期
間T2において読み出され、波長λ2の光信号で送信さ
れる。
【0049】この様にして、端末装置15から波長λ2
の光信号で送信された端末装置31宛てのパケットA
は、隣接する端末装置16の分波器1に入力する。分波
器1に入力した波長λ2の光信号は、フィルタ2およ
び、固定波長受信部I4及び固定波長受信部II11に出
力される。端末装置16は、図2に○印で示した如く、
波長λs=λ2と波長λe=λ3を送受信する端末装置
であるため、フィルタ2は波長λ2とλ3の光信号を遮
断する一方、固定波長受信部I4は波長λs=λ2を、
固定波長受信部II11は、波長λe=λ3を受信する。
従って、端末装置15の可変波長送信部I7において、
波長λ2の光信号として送信された端末装置31宛ての
パケットAは、固定波長受信部I4で受信され、電気信
号に変換され、分離挿入部I5に出力される。
【0050】分離挿入部I5においては、パケット処理
部8から出力されるパケットと合流された後、バッファ
I6に出力される。バッファI6においては、パケット
に付加された受信宛て先情報が、端末装置31(アドレ
ス17)であることから、送信するべき波長として、λ
e=λ3が選択され、バッファI6の、デュアルポート
メモリ47の記憶領域Iに書き込まれる。この端末装置
31宛てのパケットAの受信と同時に、固定波長受信部
II11においては、波長λe=λ3での受信が行なわ
れ、受信されたデータは分離挿入部II12によって、自
端末あてのデータはパケット処理部8に、それ以外の中
継すべきデータは、バッファII13に出力される。この
ように固定波長受信部I4で受信されたパケットは、前
述の如く、組となっている可変波長送信部I7で送信さ
れ、固定波長受信部II11で受信されたデータは、同じ
く組となる可変波長送信部II14で送信される。組とな
らない可変波長送信部から送信されることはない。
【0051】端末装置16のバッファI6のデュアルポ
ートメモリ47の記憶領域Iに書き込まれた端末装置3
1宛てのパケットAは、前述端末装置15における送信
動作と同様に、動作期間T2において、波長λe=λ3
の光信号として合波器3から送出され、隣接する端末1
7の分波器1に入力する。
【0052】端末装置17は、図2に○印で示す如く、
波長λs=λ3、波長λe=λ4を送受信する端末装置
であるため、λ3の光信号は、固定波長受信部I4で受
信され、電気信号に変換され、分離挿入部I5に出力さ
れ、パケット処理部8から出力されるパケットと合流さ
れた後、バッファI6に出力される。バッファI6にお
いては、パケットに付加された受信宛て先情報が端末装
置31(アドレス17)であることから、波長λs=λ
3と、波長λe=λ4のいずれの波長で送信してもよい
ことから、波長λs=λ3が選択され、バッファI6の
デュアルポートメモリ47の記憶領域IIに書き込まれ
る。デュアルポートメモリ47の記憶領域IIに書き込ま
れた端末装置31宛てのパケットAは、動作期間T1に
おいて読み出され、可変波長送信部I7から波長λs=
λ3の光信号として送信される。
【0053】端末装置17の可変波長送信部I7から波
長λ3の光信号として送信された端末装置31あてのパ
ケットAは、合波器3でフィルタ2を透過して来た波長
λ1、λ2、λ5、λ 6、λ7、λ8の光信号及び波
長可変送信部II14から出力される波長λ4の光信号と
合波され、隣接する端末装置18の分波器に入力する。
【0054】端末装置18は、波長λs=λ4と波長λ
e=λ5を送受信する端末装置であるため、端末装置1
7から波長λ3の光信号として送信された端末装置31
宛てのパケットAは、端末装置18で受信されず、端末
装置18のフィルタ2を透過し、合波器3で、可変波長
送信部I7と、可変波長送信部II14から出力される波
長λs=λ4、波長λe=λ5の光信号と合波され隣接
する端末装置19の分波器1に出力される。
【0055】端末装置19および端末装置20、21、
22はいずれも波長λ3の光信号を送受信する端末では
ないため、端末装置17から波長λ3の光信号として送
出された端末装置31宛てのパケットAは、上述端末装
置18におけると同様に、送受信されることなく、各端
末装置のフィルタ2を透過し、次々に隣接する端末に出
力され最終的に端末装置23の分波器1に出力される。
【0056】端末装置23は、波長λs=λ2、波長λ
e=λ3の光信号を送受信する端末装置であり、波長λ
3で送信されて来た端末装置31宛てのパケットAは、
固定波長受信部II11で受信され、電気信号に変換さ
れ、分離挿入部II12で、パケット処理部8から出力さ
れるパケットと合流された後、バッファII13に出力さ
れる。バッファII13においては、パケットに付加され
た受信宛て先情報が、端末装置31(アドレス17)で
あることから、送信するべき波長として、λe=λ3が
選択され、バッファII13の、デュアルポートメモリ4
7の記憶領域Iに書き込まれる。デュアルポートメモリ
47に書き込まれたパケットAは、 前述の如く読み出
され、波長可変送信部II14から、波長λ3の光信号と
して送信され、隣接する端末装置24で受信される。
【0057】端末装置24は、端末装置17と同じく波
長λs=λ3、波長λe=λ4を送受信する端末であ
り、前述端末装置17と同様に動作し、端末装置31宛
てのパケットAを、λ3の光信号として隣接する端末装
置25に出力する。
【0058】端末装置25、26、27、28、29、
30はそれぞれ端末装置18、19、20、21、2
2、23と同じ波長を送受信する端末であり、前述端末
装置18、19、20、21、22、23と同様に動作
し、最終的に、端末装置31宛てのパケットAは、λ3
の 光信号として端末装置31に入力される。
【0059】端末装置31は波長λs=λ3と波長λe
=λ4の光信号を送受信する端末装置であり、波長λ3
の光信号として伝送されて来た端末装置31宛てのパケ
ットAは、固定波長受信部I4で受信され、電気信号に
変換され、分離挿入部I5に出力される。分離挿入部I
5においては、パケットに付加された受信宛て先情報か
ら、このデータが自端末宛てであることが判断され、パ
ケット処理部8に出力され、パケット処理部において、
所望の処理が行なわれる。
【0060】この様にして、送信元の端末装置15か
ら、端末装置31に宛てて送信されたパケットAは、端
末装置15の可変波長送信部II14から、波長λ2の光
信号として送出された後、端末装置16で波長λ3の光
信号に変換された後、端末装置17で波長λ3の光信号
で中継され、端末装置18、19、20、21、21、
22を透過し、端末装置23で再び波長λ3の光信号で
中継される。さらに同様に端末装置24で波長λ3の光
信号で中継され、端末装置25、26、27、28、2
9を透過し、端末装置30で再び波長λ3の光信号で中
継され、受信宛て先の端末装置31で受信される。
【0061】本実施例においては入力される信号を分離
挿入部で2つに、すなわちパケット処理部とバッファに
振り分けているが、本実施例においては、ある1つの受
信部で受信した信号を中継する場合でも、その受信部と
組ではない送信部から送信することはないので、ここの
分離挿入部は全ての送信部に接続される必要はない。よ
って送受信波長が増えても端末の構成が複雑になるとい
うことがない。
【0062】(第2実施例)図11は、本実施例によ
る、端末装置の第2の構成例であり、図12に示す如
く、図2のネットワークシステムの構成例に追加する3
台の端末装置66、67、68に用いられる例である。
これら3台の端末装置は、隣接しない複数個の波長の固
定波長送信手段を有するものである。図11及び図12
においては、図1及び図2と同じブロックには同じ符号
が示され、説明を省略する。
【0063】図11において、符号61は固定波長送信
部Iであり、バッファI6のデュアルポートメモリ47
の記憶領域Iから出力されるパケットを波長λ1の光信
号に変換し、送信する。符号62は、固定波長送信部II
62であり、バッファI6のデュアルポートメモリ47
の記憶領域IIから出力されるパケットを波長λ8の光信
号に変換し送信する。符号63は、固定波長送信部III
63であり、バッファII13のデュアルポートメモリ4
7の記憶領域Iから出力されるパケットを波長λ1の光
信号に変換して、送信する。符号64は、固定波長送信
部IVであり、バッファII13のデュアルポートメモリ4
7の記憶領域IIから出力されるパケットを波長λ8の光
信号に変換して送信する。符号65は、送信手段切替部
であり、実施例1の波長制御手段内のROMカウンタ5
2と同様な不図示のROMカウンタからの出力信号によ
って、使用する固定波長送信部を固定波長送信部I61
と固定波長送信部II62の間で切り換えるとともに、同
様に、固定波長送信部III63と固定波長送信部IV64
の間で切り換える。
【0064】本実施例における端末装置の動作は、送信
動作を除いて、第1の実施例と同じであるため、以下に
本第2の実施例の端末装置における送信動作を図13の
タイムチャートを用いて説明する。動作期間T1におい
ては、送信手段切替部65は、固定波長送信部II62
と、固定波長送信部III63を停止し、固定波長送信部
I61と固定波長送信部IV64を稼働する。固定波長
送信部I61は、バッファI6のデュアルポートメモリ
47の記憶領域Iから出力されるパケットを波長λ1の
光信号に変換し送信する。固定波長送信部IV64は、バ
ッファII13のデュアルポートメモリ47の記憶領域II
から出力されるパケットを波長λ8の光信号に変換して
送信する。続く動作期間T2においては、送信手段切替
部65は、固定波長送信部I61と固定波長送信部IV6
4を停止し、固定波長送信部II62と、固定波長送信部
III63を稼働する。固定波長送信部II62は、バッフ
ァI6のデュアルポートメモリの記憶領域IIから出力さ
れるパケットを波長λ8の光信号に変換し送信する。固
定波長送信部III63は、バッファII13のデュアルポ
ートメモリの記憶領域Iから出力されるパケットを波長
λ1の光信号に変換して送信する。この様にして本実施
例では、送信するべき波長に応じて可変波長送信部が切
り替えられる。
【0065】この第2の実施例においては、図12の端
末装置21から端末装置22へのデータの伝送において
は、端末装置21から波長λ8を送信し、端末装置66
によって中継され、波長λ1で送信され、端末装置22
において受信される。同様に、端末装置20から端末装
置23へデータの伝送を行なう場合、端末装置21→6
6→22→23の経路を辿って送受信を行える。このよ
うに、端末装置66によって波長λ8から波長λ1への
乗り換えが行なわれる。また、波長λ1から波長λ8へ
の乗り換えも、同様に行われ、端末装置15から端末装
置35への伝送する場合、端末装置66→28→67→
35における順序で、又は端末装置66→22→67→
35の順序で乗り換えられる。
【0066】一方、前述図2に示すネットワークの第1
の実施例においては、端末装置21から送信されたデー
タは、端末装置27→33→18→24→30→15に
おける波長の乗り換えを伴う中継動作をへて、ようや
く、端末装置22において受信される。それと比較し
て、端末装置66における波長の乗り換えで容易に送受
信できる。このように、図11に示した端末装置の構成
例は、中継動作の簡略化に有効である。
【0067】上記実施例では、光通信伝送路における伝
送波長を8波長として説明したが、この波長の数に制限
されることなく、多くも少なくとも本発明の効果を奏し
得る。また、各端末装置の送受信波長を2つの例で示し
たが、2つ以上の複数であってもよく、その際、送信手
段切換部の切換を複数波長の切換方式とし、バッファ制
御部、バッファ処理部での制御・処理を複数備えること
で、本発明を実施することができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれば
簡単な構成、低コストで効率良く通信を行うことが出来
る。さらに具体的にはマルチホップシステムにおける波
長の乗りかえ動作が、波長可変送信手段の送信波長の変
更によって実現されるため、従来必要であった電気的交
換SWを不要とすること、又は、小規模化することが可
能となり、回路規模を簡略化し、システム全体のコスト
削減を可能とする効果がある。
【0069】さらに、波長可変送信手段の可変範囲を隣
接する波長に限定することにより、送受信部の構成例が
簡略化できる効果があるとともに、波長変更に伴う送信
不能時間が短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の第1の構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明による波長多重ネットワークシステムの
第1の実施例を示す図である。
【図3】本発明による第1の実施例のパケットの構成を
示す図である。
【図4】本発明による第1の実施例の分離挿入部の構成
を示す図である。
【図5】本発明による第1の実施例のバッファ部の構成
を示す図である。
【図6】本発明による第1の実施例のデュアルポートメ
モリのメモリマップを示す図である。
【図7】本発明による第1の実施例のバッファ制御部の
構成を示す図である。
【図8】本発明による第1の実施例の波長制御部の構成
を示す図である。
【図9】本発明による第1の実施例の可変波長送信部の
構成を示す図である。
【図10】本発明による第1の実施例のタイムチャート
を示す図である。
【図11】本発明の端末装置の第2の構成例を示す図で
ある。
【図12】第2の構成例と第1の構成例を用いた波長多
重ネットワークシステムの実施例を示す図である。
【図13】第2の構成例における波長変更に関わるタイ
ムチャートである。
【図14】第1の従来例を示す図である。
【図15】第2の従来例を示す図である。
【図16】第2の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 分波器 2 フィルタ 3 合波器 4、11 固定波長受信部 6、13 バッファ 8 パケット処理部 9 バッファ制御部 10 波長制御部 7、14 可変波長送信部 15〜35 端末装置 61、62、63、64 固定波長送信部 66、67、68 端末装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の波長の光信号を用いてパケットを
    伝送する波長多重伝送路に複数の端末装置を接続して構
    成され、各々の端末装置では前記複数波長のうちのあら
    かじめ割り当てられた複数の波長の光信号で伝送される
    パケットのみを送受信する波長多重ネットワークシステ
    ムにおける光通信方法であって、 前記各端末装置においては、受信時には前記あらかじめ
    割り当てられた複数の波長の光信号を複数の固定波長受
    信手段で各々受信し、受信した光信号で伝送されるパケ
    ットを中継して次の端末装置に送出するときには、該中
    継すべきパケットを受信した前記固定波長受信手段と組
    になる可変波長送信手段を用いて、前記あらかじめ割り
    当てられた複数の波長のうちの1つを選択して、選択し
    た波長の光信号で送出すべきパケットを送信する光通信
    方法において、 前記複数の可変波長送信手段の送信波長を、所定の送信
    波長制御パターンに従って制御すると共に、前記送出す
    べきパケットをバッファに一時記憶し、該送出すべきパ
    ケットを受信する端末装置の複数の固定波長受信手段の
    内のいずれか一つの固定波長受信手段が受信する波長
    と、前記バッファに記憶されたパケットを送信する可変
    波長送信手段の送信波長が一致するまで、前記送出すべ
    きパケットの前記バッファからの読みだしを制御するこ
    とを特徴とする光通信方法。
  2. 【請求項2】 前記予め割り当てられた複数の波長が隣
    接する複数の波長であることを特徴とする請求項1に記
    載の光通信方法。
  3. 【請求項3】 前記送信波長制御パターンが、複数の可
    変波長送信手段で同一の波長を 同時に送信しない様に
    設定されていることを特徴とする請求項1に記載の光通
    信方法。
  4. 【請求項4】 前記送信波長制御パターンが、複数の可
    変波長送信手段で共通であり、前記各可変波長送信手段
    が前記共通の送信波長制御パターンを所定の時間差を持
    って使用することを特徴とする請求項1に記載の光通信
    方法。
  5. 【請求項5】 複数波長の信号を伝送する波長多重伝送
    路に複数の端末装置を接続して構成され、各々の端末装
    置では前記複数波長のうちのあらかじめ割り当てられた
    複数の波長の信号のみを送受信する波長多重ネットワー
    クシステムにおいて用いる端末装置であって、 前記あらかじめ割り当てられた複数の波長を各々受信す
    る固定波長受信手段と、前記固定波長受信手段から出力
    されるパケットを一時記憶する為のバッファ手段と、前
    記バッファ手段から出力される前記パケットを前記複数
    の送信波長の内の、所望の波長の光信号に変換して前記
    波長多重伝送路に送出する可変波長送信手段からなる組
    を複数組有し、更に、前記複数の可変波長送信手段の送
    信波長を、所定の送信波長制御パターンに従って制御す
    る送信波長制御手段と、前記パケットを送出する前記可
    変波長送信手段の送信波長に応じて、送出すべきパケッ
    トのバッファ手段からの読みだしを制御するバッファ制
    御手段から構成されることを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 前記あらかじめ割り当てられた複数の波
    長が隣接する複数の波長であることを特徴とする請求項
    5に記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の端末装置において、さ
    らに前記固定波長受信手段の受信可能帯域以外を通過す
    るフィルタを前記複数組に並列に設けたことを特徴とす
    る端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6に記載の端末装置を複数
    接続して構成される波長多重ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の波長多重ネットワーク
    システムにおいて、更に前記接続する端末装置として、
    送信する光波長が隣接しない複数個の固定波長送信手段
    と、前記固定波長受信手段を1組とする組を複数有し、
    光信号を中継する場合は、該光信号を受信した前記固定
    波長受信手段と組となる複数個の固定波長送信手段のい
    ずれかを用いて送信する端末装置を有することを特徴と
    する波長多重ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 複数波長の信号を伝送する波長多重伝
    送路にリンク形式で複数の端末装置を接続して構成さ
    れ、前記複数波長のうちの予め割り当てられた複数の波
    長の信号のみを送受信する前記複数の端末装置を備えた
    波長多重ネットワークシステムにおいて、 前記各端末装置は、予め割り当てられた複数の波長を各
    々受信する固定波長受信手段と、前記固定波長受信手段
    から出力されるパケットを一時記憶する為のバッファ手
    段と、前記バッファ手段から出力される前記パケットを
    複数の送信波長の内の、所望の波長の光信号に変換して
    前記波長多重伝送路に送出する可変波長送信手段とから
    成る組を複数組有し、前記各端末装置の前記複数の可変
    波長送信手段の送信波長を、前記波長多重伝送路の複数
    波長のうちの各々隣接する送信波長とすることを特徴と
    する波長多重ネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 複数波長の信号を伝送する波長多重伝
    送路にリンク形式で複数の端末装置を接続して構成さ
    れ、前記複数波長のうちの予め割り当てられた複数の波
    長の信号のみを送受信する前記複数の端末装置を備えた
    波長多重ネットワークシステムにおいて、 前記各端末装置は、予め割り当てられた複数の波長を各
    々受信する固定波長受信手段と、前記固定波長受信手段
    から出力されるパケットを一時記憶する為のバッファ手
    段と、前記バッファ手段から出力される前記パケットを
    複数の送信波長の内の所望の波長の光信号に変換して前
    記波長多重伝送路に送出する少なくとも2つの固定波長
    送信手段とから成る組を複数組有し、前記複数の固定波
    長送信手段の送信波長を、前記波長多重伝送路の前記複
    数波長のうち隣接する送信波長とする端末装置と、最短
    波長と最長波長とする端末装置とを備えたことを特徴と
    する波長多重ネットワークシステム。
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