JPH0917209A - 車両用ヘッドランプの防曇構造 - Google Patents

車両用ヘッドランプの防曇構造

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JPH0917209A
JPH0917209A JP7186710A JP18671095A JPH0917209A JP H0917209 A JPH0917209 A JP H0917209A JP 7186710 A JP7186710 A JP 7186710A JP 18671095 A JP18671095 A JP 18671095A JP H0917209 A JPH0917209 A JP H0917209A
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heat
bulb
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vehicle
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Yoshikazu Hazuo
佳和 筈尾
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/60Heating of lighting devices, e.g. for demisting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブ自体の発熱を利用して防曇を行う車両
用ヘッドランプの防曇構造を提供する。 【構成】 バルブの頭部に、ハウジング1側に取付けら
れる熱伝導性のステー12が下設され、かつ頭部を覆う
ように凹状に形成されてバルブ5のグレアを遮光するフ
ードキャップ本体を備えたフードキャップ10を設け
る。レンズ正面の内面に、互に隙間を置いてレンズ正面
を横断し、かつ端部で順に接続された複数条のレンズ加
温用の熱伝導層16、18、19、16a、19aを形
成し、ステー12の基部の熱を前述の熱伝導層に伝播す
る熱伝導細片15をハウジング1に沿って配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加温によりレンズ面の
曇を除去する車両用ヘッドランプの防曇構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の防曇構造として、レンズ正面に
電気抵抗を呈する熱線を互に隙間を置いて横断するよう
にプリントして所謂レリーフを構成し、通電により加温
するのが周知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、防曇のた
めにバルブとは別途に電力を必要とし、熱線のプリント
色は通常茶色であり、意匠的にも好ましくなかった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、バルブ
自体の発熱を利用して防曇を行う車両用ヘッドランプの
防曇構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、ハウジングの前面開口
部にレンズを取付けられ、背面にバルブとその発光を前
方へ反射する反射鏡とが取付けられた車両用灯具におい
て、バルブの頭部に、ハウジング側に取付けられる熱伝
導性のステーが下設され、かつ頭部を覆うように凹状に
形成されてバルブのグレアを遮光するフードキャップ本
体を備えたフードキャップを設け、レンズ正面の内面
に、互に隙間を置いてレンズ正面を横断し、かつ端部で
順に接続された複数条のレンズ加温用の熱伝導層を形成
し、ステーの基部の熱を熱伝導層に伝播する熱伝導細片
をハウジングに沿って配置したことを特徴とする。
【0006】請求項2により、バルブの頭部を覆うフー
ドキャップに代えて、頭部内面にバルブのグレアを遮光
する反射膜を形成した透明樹脂製の筒体より形成された
フードキャップを被せると共に、筒体の内面に、反射膜
から筒体の基端へ延びる細片状の熱伝導部を設けること
もできる。
【0007】
【作用】請求項1において、フードキャップのステー
は、バルブで直接加熱された熱及び凹状のフードキャッ
プ本体に籠って伝播してきた熱を熱伝導細片を介してレ
ンズ正面のレンズ加温用の熱伝導層に熱伝播させ、レン
ズ正面を加温する。請求項2において、筒体内面に形成
された熱伝導層又はステーである熱伝導部が、熱伝導細
片を介してレンズ正面のレンズ加温用熱伝導層に熱伝播
させる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3を基に本発明の一実施例による
車両用ヘッドランプの防曇構造を説明する。9は、自動
車前部のボデー7及びバンパ8間に取付けられる併用形
のヘッドランプである。ハウジング1の前部にはレンズ
2が取付けられ、ハウンジング1の背面に設けられたバ
ルブ取付け板3aにバルブ5が支持されると共に、その
周囲に反射鏡3が取付けられている。
【0009】10はバルブ5の前方又は斜めからのグレ
アを遮光するフードキャップであり、バルブ5の頭部を
覆うように多角形状周面11b及び多角錐状先端面11
aにより凹状に形成された合成樹脂性のフードキャップ
本体11に、アルミニウム製の上下に2本ステー12、
12aが、接合により下設されている。フードキャップ
本体11の表面には、反射膜としてアルミニウムが蒸着
されている。ステー12、12aの基端部は、バルブ5
の基部5aを挟んで反射鏡3の裏側にL字形に折返され
ている。
【0010】レンズ2は、図3に示すように、このヘッ
ドランプ用バルブ5の外に、車幅灯及び方向指示灯用の
バルブ位置に対応して車幅方向へ延び、コーナ部で曲げ
られている。そのレンズ正面2aの内面の4方の端縁に
は、半透光性を呈するようにアルミニウムをハーフ蒸着
されて細片状の熱伝導層16、16a、17、17aが
形成されている。さらに、レンズ正面2aの内面には、
上下の熱伝導層16、16aを含めて、互に隙間を置い
て横方向へ横断し、かつ両端部を両側の熱伝導層17、
17aで順に接続された6条の熱伝導層18、16、1
6aが、アルミニウムのハーフ蒸着で形成されている。
これにより、レンズ正面2aには、銀メッキ色の複数細
片の所謂レリーフが構成される。また、レンズ正面2a
を包囲するレンズ周面2bの上下面中央には、最上及び
最下の熱伝導層18から分岐して車両後方へ向う熱伝播
用熱伝導層19、19aが一体に形成されている。
【0011】これらの熱伝導層19、19a及びステー
12、12a間には、ハウジング1に沿ってアルミニウ
ム製の上下の細片状熱伝導細片15、15aが配置され
ている。それぞれの先端部は熱伝導層19、19aの後
端部に接合され、基端部はステー12、12aのL字形
に曲げられた基端部にねじ6で固定され、互に接触して
いる。これにより、熱伝導細片15、15aは、その基
端部でステー12、12aの支持機能も備えている。
【0012】このように構成された防曇構造の動作は、
次の通りである。熱伝導細片15、15aは、ステー1
2、12aからそのバルブ5の直射光により至近位置で
直接加熱された熱及び凹状のフードキャップ本体11に
籠って伝播してきた熱を熱伝導層19、19aを介して
熱伝導層16、16aへ熱伝播させ、さらに熱伝導層1
7、17aを介して熱伝導層18へ熱伝播させる。これ
により、レンズ正面2aは加温され、防曇を行う。レン
ズ正面2aはアルミニウムのハーフ蒸着により、バルブ
発光に対して半透光性となり、レンズ正面2aの有効面
積を制限しないで済む。
【0013】図4は別の実施例を示すもので、フードキ
ャップ20が、頭部先端面21a及び頭部周面21bに
反射膜22が形成された透明樹脂製の筒体21に、その
基端部を短縮されたステー12、12aの先端部に接合
して形成されている。筒体21の内面には、反射膜22
と一体に細片状の熱伝播用熱伝導層23、23aが形成
され、ステー12、12aに接続している。これによ
り、バルブ5の発熱をより多く取込んで、熱伝導層2
3、23a及びステー12、12aが、熱伝導細片1
5、15aを介して熱伝播させ、発熱をを一層有効に利
用可能にする。尚、ステー12、12aを廃止して、筒
体21の下端部にバルブ取付け板3aへの爪等の取付け
部を形成して、熱伝導細片15、15aに熱伝導層2
2、22aを直接接続させても良い。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、バルブ近辺の
熱をレンズに伝播して加温することにより、バルブの発
熱を有効に利用して曇を除去することが可能となる。請
求項2の発明によれば、バルブの発熱を一層有効に利用
可能となる。請求項3の発明によれば、熱伝導層がレリ
ーフとして見掛け良く形成される。に請求項4の発明に
よれば、熱伝導層にアルミニウムを使用することによ
り、銀メッキ色となり、熱伝導度を良好にすると共に、
意匠的にも好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による車両用ヘッドランプの
防曇構造を備えた車両灯具の断面図である。
【図2】同ヘッドランプの要部斜視図である。
【図3】同ヘッドランプの全体のレンズ面の斜視図であ
る。
【図4】別の実施例によるフードキャップの断面斜視図
である。
【符号の説明】
2 レンズ 5 バルブ 10、20 フードキャップ 12、12a ステー 15、15a 熱伝導細片 16〜19、16a、17a、19a 熱伝導層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの前面開口部にレンズを取付
    けられ、背面にバルブとその発光を前方へ反射する反射
    鏡とが取付けられた車両用灯具において、 バルブの頭部に、ハウジング側に取付けられる熱伝導性
    のステーが下設され、かつ前記頭部を覆うように凹状に
    形成されて前記バルブのグレアを遮光するフードキャッ
    プ本体を備えたフードキャップを設け、 レンズ正面の内面に、互に隙間を置いて前記レンズ正面
    を横断し、かつ端部で順に接続された複数条のレンズ加
    温用の熱伝導層を形成し、 前記ステーの基部の熱を前記熱伝導層に伝播する熱伝導
    細片を前記ハウジングに沿って配置したことを特徴とす
    る車両用ヘッドランプの防曇構造。
  2. 【請求項2】 ハウジングの前面開口部にレンズを取付
    けられ、背面にバルブとその発光を前方へ反射する反射
    鏡とが取付けられた車両用灯具において、 バルブに、頭部内面に前記バルブのグレアを遮光する反
    射膜を形成した透明樹脂製の筒体より形成されたフード
    キャップを被せると共に、前記筒体の内面に、前記反射
    膜から前記筒体の基端へ延びる細片状の熱伝導部を設
    け、 レンズ正面の内面に、互に隙間を置いて前記レンズ正面
    を横断し、かつ端部で順に接続された複数条のレンズ加
    温用の熱伝導層を形成し、 前記熱伝導部の基部の熱を前記熱伝導層に伝播する熱伝
    導細片をハウジングに沿って配置したことを特徴とする
    車両用ヘッドランプの防曇構造。
  3. 【請求項3】 レンズがレンズ正面を包囲するレンズ周
    面を備えると共に、前記レンズ正面に、その4方の端縁
    及びこれらの端縁のいずれかの両側間を横断する複数条
    の位置に熱伝導層を一体に形成し、前記レンズ周面のい
    ずれかの両側面に、いずれかの両側の前記端縁の前記熱
    伝導層から分岐して車両後方へ向い、かつ後端部で上下
    の熱伝導細片にそれぞれ接続する熱伝播用の熱伝導層が
    一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    の車両用ヘッドランプの防曇構造。
  4. 【請求項4】 熱伝導層がアルミニウム製であることを
    特徴とする請求項1又は2の又は3の車両用ヘッドラン
    プの防曇構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN110887017A (zh) * 2018-09-11 2020-03-17 常州星宇车灯股份有限公司 一种车灯雾气的防止方法

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