JPH09171953A - 基板加熱装置、基板加熱方法および半導体集積回路装置、フォトマスクならびに液晶表示装置 - Google Patents

基板加熱装置、基板加熱方法および半導体集積回路装置、フォトマスクならびに液晶表示装置

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JPH09171953A
JPH09171953A JP33141195A JP33141195A JPH09171953A JP H09171953 A JPH09171953 A JP H09171953A JP 33141195 A JP33141195 A JP 33141195A JP 33141195 A JP33141195 A JP 33141195A JP H09171953 A JPH09171953 A JP H09171953A
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substrate
heater
heating
temperature
heating apparatus
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JP33141195A
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Mikio Katsumata
幹生 勝俣
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67098Apparatus for thermal treatment
    • H01L21/67103Apparatus for thermal treatment mainly by conduction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィー工程における基板加熱におい
て、レジストを形成した基板を加熱するときの温度条件
がパターン寸法に大きな影響を与え、基板の一方側の面
からのみの加熱ではパターン寸法が大きく変動してい
た。 【解決手段】 基板21上に形成した感光材料を用いてパ
ターン形成を行うため光照射前あるいは光照射後に、ま
たは基板21上に形成した荷電粒子に感光する材料を用い
てパターン形成を行うための荷電粒子照射前あるいは荷
電粒子照射後に、基板21を加熱する基板加熱装置1 であ
って、基板21を上面側から加熱するための熱源となる上
側ヒータ11と、基板21を下面側から加熱するための熱源
となる下側ヒータ12と、基板21を載置するもので下側ヒ
ータ12上に設けた伝熱性のヒータブロック13とを備え、
上側ヒータ11の温度と下側ヒータ12の温度とを個別に設
定することを可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板加熱装置、基
板加熱方法および半導体集積回路装置、フォトマスクな
らびに液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の基板加熱装置の加熱方式には、オ
ーブン型の加熱方式またはホットプレート型の加熱方式
が採用されている。このうち、オーブン型の加熱方式を
有する基板加熱装置は、一度に複数の基板の加熱処理を
行うことを前提として、熱遮蔽を兼ねた断熱槽内の加熱
雰囲気下で間接的に被加熱物、例えば基板を加熱するも
のであった。一方、近年では、基板へのパーティクル付
着の低減、人的要素を介さないための他の装置との、い
わゆるインライン化を行う必要性から、ホットプレート
型の加熱方式を採用した基板加熱装置が一般には用いら
れている。
【0003】次にホットプレート型の加熱方式を採用し
ている従来の基板加熱装置の一例を、図13の概略構成
図によって説明する。
【0004】図13に示すように、基板加熱装置101
の基本構成は、ヒータ111と、このヒータ111上に
形成したヒータブロック112とから成る。上記基板加
熱装置101を用いて、基板121を加熱するには、上
記ヒータブロック112上に基板121を載置して、ヒ
ータ111によってヒータブロック112を加熱するこ
とにより、基板121の裏面側から当該基板121を加
熱する。したがって、基板121はヒータブロック11
2を介してヒータ111によって加熱されることにな
る。
【0005】また近年では、従来よりもさらに微細なパ
ターンを形成するためにレジスト材料が改良されてきて
いる。例えば、加熱時の触媒反応を利用するレジスト材
料が開発され、そのようなレジスト材料が半導体装置の
製造プロセスに適用されてきている。上記レジスト材料
は、光の照射もしくは荷電粒子線の照射によってレジス
ト材料中に発生した酸が、その後の加熱によって酸に対
して反応性の高い官能基と反応し、現像液に対する溶解
性が変化することでパターンを形成するものである。上
記レジストは、一般に化学増幅型レジストと呼称されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学増
幅型レジストを適用することは、露光後もしくは荷電粒
子線を照射した後の加熱の温度条件が酸の拡散および官
能基との反応速度に影響を与える。例えば図14のパタ
ーンの線幅変動量と加熱温度との関係図によって示すよ
うに、加熱時の温度条件がパターンの線幅に変動を与え
ることがわかる。そのため、基板表面に温度分布が存在
することは、高精度なパターン形成に好ましくない結果
をもたらすことになる。
【0007】従来のオーブン方式の基板加熱装置は、加
熱処理を開始する時に加熱槽の開閉を伴うため、加熱槽
内の温度の再現性および温度制御性は低い。また間接的
に基板を加熱するため、基板面内における温度分布は著
しく悪いものになる。
【0008】また従来のホットプレート方式の基板加熱
装置も、基板表面の温度分布は悪い。そのため、高精度
なパターンを形成することができない。
【0009】その一例を図15によって以下に説明す
る。図では、縦軸にパターンの基準寸法(線幅=1.0
μm)からの差、すなわちパターンの寸法ばらつきを示
し、横軸にフォトマスク内有効領域(110mm角)に
対する測定位置を示す。また、ここで測定したパターン
は、以下のようなプロセスによって形成されたものであ
る。すなわち、厚さ6mmのガラス基板上に酸触媒反応
型のレジストを塗布し、レジスト溶剤を除去するための
加熱を行う。次いでそのレジスト膜に電子線を照射した
後、ホットプレート方式の基板加熱装置によって、ガラ
ス基板を加熱する。そして現像処理を行ってパターンを
形成したものである。この場合におけるレジストパター
ンの寸法ばらつきは、3σ=0.045μmであった。
【0010】図15に示すように、(a)ある方向(こ
こでは図面手前側)に向かうにしたがって寸法ばらつき
は正のばらつきから負のばらつきへと変動していること
がわかる。すなわち、ホットプレート方式の基板加熱装
置はガラス基板の裏面側からのみの加熱であるため、パ
ターン寸法分布はヒータブロックと基板との平行状態に
依存する。そのため、平行状態が良くない場合には方向
性を有するパターン寸法の変動を生じることになる。ま
た、(b)基板の外周部近傍ではパターン寸法の大きな
ばらつきが生じている。これは空気の対流によって生じ
る熱損失のためである。
【0011】上記(a)および(b)のような現象は、
(c)ガラス基板のように熱伝導率が低く、さらに基板
の厚みとともに熱容量が増大する場合において顕著に現
れる。特にフォトマスク製造においては、寸法精度の高
いパターンを得ることが事実上不可能になっている。ま
た(d)熱伝導率の比較的高いシリコン基板において
も、微細なパターンを高精度に製作するにあたっては、
上記同様の問題〔半導体集積回路第47回シンポジウム
講演論文集(1994)山本,他P60 〕が報告されており、製
造工程において著しい問題となっている。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、パターン寸法の均一性に優れ、基板面内の
寸法ばらつきの低減を図るのに優れた基板加熱装置およ
び基板加熱方法を提供し、その基板加熱装置によって基
板加熱を行った半導体集積回路装置、フォトマスクおよ
び液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた基板加熱装置、基板加熱方法およ
び半導体集積回路装置、フォトマスクならびに液晶表示
装置である。
【0014】すなわち、基板加熱装置は、半導体装置の
製造工程に用いられるもので、基板上に形成した感光材
料を用いてパターン形成を行うための光照射前あるいは
光照射後に、または基板上に形成した荷電粒子に感光す
る材料を用いてパターン形成を行うための荷電粒子照射
前あるいは荷電粒子照射後に、基板を加熱する基板加熱
装置であって、基板をその表面側から加熱するための熱
源となる第1ヒータと、基板をその裏面側から加熱する
ための熱源となる第2ヒータとを備え、第1ヒータの温
度と第2ヒータの温度とを個別に設定することを可能と
したものである。上記第1ヒータの基板側の面は、少な
くともこの基板表面と間隔を置き、かつその間隔は10
mm以下に設定されるものである。また、上記第1ヒー
タの基板側の面には、少なくとも一部に凹状部が形成さ
れていることが好ましい。さらに上記第2ヒータは、こ
の第2ヒータの中心部およびその近傍を構成する第3ヒ
ータと、第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとか
らなる。
【0015】上記基板加熱装置では、基板の表面側から
加熱する第1ヒータと、基板の裏面側から加熱する第2
ヒータとを備えたことから、基板を両面から加熱するこ
とが可能になる。そのため、基板表面上での熱損失が抑
制されて、基板の表面温度は早期に安定した温度にな
る。また、第1ヒータの温度と第2ヒータの温度とを個
別に設定することが可能であることから、基板の表面温
度を任意に設定することが可能となる。さらに、第1ヒ
ータの基板側の少なくとも一部には凹状部を形成したこ
とから、基板表面においては均一な熱輻射が得られる。
そのため、基板表面は均一に加熱される。また、第2ヒ
ータは、その中心部およびその近傍を構成する第3ヒー
タと、第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとから
なることから、基板の加熱昇温時にその基板の表面温度
が均一になるように、基板裏面からの加熱が制御され
る。
【0016】基板加熱方法は、基板上に形成した感光材
料を用いてパターン形成を行うための光照射前あるいは
光照射後に、または基板上に形成した荷電粒子に感光す
る材料を用いてパターン形成を行うための荷電粒子照射
前あるいは荷電粒子照射後に、基板を加熱する基板加熱
方法であって、基板の表面側から温度T1 で該基板を加
熱するとともに、基板の表面側からの加熱とは独立した
温度状態に基板の裏面側から温度T2 で該基板を加熱す
る方法である。そして上記温度T1 と温度T2 とは、
0.7≦T1 /T2 ≦1.6なる関係を満たすことが望
ましい。
【0017】上記基板加熱方法では、基板の裏面側から
温度T2 で該基板を加熱するとともに、基板の裏面側か
らの加熱とは独立した温度状態に基板の表面側から温度
1で該基板を加熱することから、基板表面上での熱損
失を抑制して、基板の表面温度は早期に安定した温度に
なる。また基板の表面温度は、温度T1 と温度T2 との
比率を適宜に設定することによって、所望の温度ならび
に温度分布になる。
【0018】さらに、上記温度T1 と温度T2 とは0.
7≦T1 /T2 ≦1.6なる関係を満たすように設定さ
れることから、基板表面は均一に加熱されるので、パタ
ーンの寸法ばらつきは従来のパターンの寸法ばらつきよ
りも低減される。T1 /T2 <0.7に設定された場合
には、基板の表面側の温度T1 が基板の裏面側の温度T
2 よりも低くなり過ぎるため、基板表面からの熱損失の
抑制の点で、効果は低くなる傾向になる。また、1.6
<T1 /T2 に設定された場合には、基板の裏面側の温
度T2 が低くなり過ぎるため、熱容量の大きな基板に対
しては、安定な基板表面温度分布を得ることが困難にな
る。
【0019】半導体集積回路装置は、半導体集積回路装
置が形成される基板の表面側から該基板を加熱する第1
ヒータと、基板の裏面側から該基板を加熱する第2ヒー
タとを備えるとともに、第1ヒータの温度とを第2ヒー
タの温度と個別に設定することが可能な基板加熱装置を
用いて、半導体集積回路装置製造におけるリソグラフィ
ー工程で施される基板加熱を行ったものである。
【0020】上記半導体集積回路装置では、基板の上下
側から加熱する基板加熱装置を用いて半導体集積回路装
置製造におけるリソグラフィー工程で施される基板加熱
を行うことから、基板はほぼ均一に面内が加熱されるの
で、パターンの寸法ばらつきが低減される。そのため、
高精度なパターンが形成されるので、パターンの寸法ば
らつきに起因する電気的特性のばらつきは低減される。
【0021】フォトマスクは、フォトマスクを構成する
基板の表面側から該基板を加熱する第1ヒータと、基板
の裏面側から該基板を加熱する第2ヒータとを備えると
ともに、第1ヒータの温度と第2ヒータの温度とを個別
に設定することが可能な基板加熱装置を用いて、フォト
マスク製造におけるリソグラフィー工程で施される基板
加熱を行ったものである。
【0022】上記フォトマスクでは、フォトマスクを構
成する基板の両面側から加熱する基板加熱装置を用いて
フォトマスク製造におけるリソグラフィー工程で施され
る基板加熱を行うことから、基板はほぼ均一に面内が加
熱されるので、パターンの寸法ばらつきが低減される。
【0023】液晶表示装置は、液晶表示装置を形成する
基板の表面側から該基板を加熱する第1ヒータと、基板
の裏面側から該基板を加熱する第2ヒータとを備えると
ともに、第1ヒータの温度と第2ヒータの温度とを個別
に設定することが可能な基板加熱装置を用いて、液晶表
示装置製造におけるリソグラフィー工程で施される基板
加熱を行ったものである。
【0024】上記液晶表示装置では、液晶表示装置を形
成する基板の両面側から加熱する基板加熱装置を用いて
液晶表示装置製造におけるリソグラフィー工程で施され
る基板加熱を行うことから、基板はほぼ均一に面内が加
熱されるので、パターンの寸法ばらつきが低減される。
そのため、高精度なパターンが形成されるので、パター
ンの寸法ばらつきに起因する電気的特性のばらつきは低
減される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の基板加熱装置に係わる第
1実施形態の一例を、図1の概略構成図によって説明す
る。図1では、基板21上に形成される感光材料を用い
てパターン形成を行うための光照射前あるいは光照射後
に、または基板21上に形成した荷電粒子に感光する材
料を用いてパターン形成を行うための荷電粒子照射前あ
るいは荷電粒子照射後に、基板21を加熱する基板加熱
装置1を示す。
【0026】図1に示すように、基板加熱装置1の基本
的構成は以下に説明するようになっている。すなわち、
基板21を表面側から加熱するための熱源となる第1ヒ
ータ11が設置されている。この第1ヒータ11は、例
えば加熱面側の全面にパターン配線を施したもので構成
されている。以下、基板21の表面とは基板21の一方
側の面を言い、この基板21の他方側の面を裏面と言
う。また表面および裏面は両面という。さらに基板21
を裏面側から加熱するための熱源となる第2ヒータ12
が設置されている。この第2ヒータ12は、例えば加熱
面側の全面にパターン配線を施したもので構成されてい
る。この基板加熱装置1では、上記第2ヒータ12上
に、基板21を載置するとともに載置した基板21を均
等に加熱するための伝熱性の材料からなるヒータブロッ
ク13が設けられている。このヒータブロック13は、
例えば伝熱性に優れた材料で形成されていて、ここでは
20mmの厚さを有する銅板が用いられている。そして
第1ヒータ11は、第2ヒータ12上に載置される基板
21の表面との距離が例えば30mm以下に近接した状
態に設置される。なお、図示はしないが、第1ヒータ1
1の基板に面した側にヒータブロックを設けることも可
能である。また上記ヒータブロック13を設けないで、
第2ヒータ12上に直接基板21を載置する構成であっ
てもよい。
【0027】また第1ヒータ11の基板21側の面に凹
状部14を形成され、この凹状部14は連続的または段
階的に変化する面で構成される。さらに上記第1ヒータ
11には、上記凹状部14のほぼ中央部に通気孔14a
が形成されている。
【0028】また上記ヒータブロック13上で、上記ヒ
ータブロック13上に載置される基板21の側方に沿っ
てサイドブロック15が形成されている。このサイドブ
ロック15は、例えばアルミニウム系材料または銅系材
料のような伝熱性の材料で形成されている。
【0029】そして上記第1ヒータ11の温度と上記第
2ヒータ13の温度とは個別に設定することが可能とな
ている。その手段としては、例えば第1ヒータ11には
第1温度制御器31が接続され、この第1温度制御器3
1によって、上記第1ヒータ11を独立に温度制御す
る。また、例えば第2ヒータ12には第2温度制御器3
2が接続され、この第2温度制御器32によって、上記
第2ヒータ12を独立に温度制御する。このように、第
1,第2温度制御器31,32を個別に接続することに
よって、第1ヒータ11と第2ヒータ12との各温度を
独立に制御する。また上記第1,第2温度制御器31,
32は、一つの温度制御器であってもよい。なお、図1
においては、第1ヒータ11、ヒータブロック13およ
び基板21は断面を示した。
【0030】上記第1ヒータ11に形成される凹状部1
4の一例を、図2の(1)〜(6)によって説明する。
図2の(1)に示すように、基板(図示省略)側に対面
する第1ヒータ11の面(図面では下面)の一部分に、
円錐体状空間の凹状部14が形成されている。その凹状
部14の開口部14Dの径(または半径)Rは、上記基
板加熱装置1で加熱される角形基板(図示省略)を平面
視的にみた状態におけるこの角形基板の外形に対する内
接円の径(または半径)をrとして、0.5r≦R≦
1.4rの範囲内に設定されている。ここでの開口部1
4Dは、152mm角の角形基板に対して、円錐体状空
間の高さhを4mm、その開口部の半径rを76mmと
した。なお、上記凹状部14の開口部14Dの半径は、
上記基板加熱装置1で加熱される基板21がシリコンウ
エハのような円形基板(なお、オリエンテーションフラ
ットまたはノッチを形成した基板も含む)に対しては、
この円形基板の半径の1/2以上円形基板の半径以下に
設定されている。
【0031】または図2の(2)に示すように、基板
(図示省略)側に対面する第1ヒータ11の面(図面で
は下面)の一部分に、球面形状の一部分からなるドーム
形状の凹状部14が形成されている。その凹状部14の
開口部14Dの半径Rは、上記基板加熱装置1で加熱さ
れる角形基板(図示省略)を平面視的にみた状態におけ
るこの角形基板の外形に対する内接円の半径をrとし
て、0.5r≦R≦1.4rの範囲内に設定されてい
る。ここでの開口部14Dは、152mm角の角形基板
に対して、ドームの高さhを3mm、その開口部の半径
rを76mmとした。なお、上記凹状部14の開口部1
4Dの半径は、上記基板加熱装置1で加熱される基板2
1がシリコンウエハのような円形基板(なお、オリエン
テーションフラットまたはノッチを形成した基板も含
む)に対しては、この円形基板の半径の1/2以上円形
基板の半径以下に設定されている。
【0032】または図2の(3)に示すように、基板
(図示省略)側に対面する第1ヒータ11の面(図面で
は下面)の一部分に、円柱状空間からなる凹状部14が
形成されている。その凹状部14の開口部14Dの半径
Rは、上記基板加熱装置1で加熱される角形基板(図示
省略)を平面視的にみた状態におけるこの角形基板の外
形に対する内接円の半径をrとして、0.5r≦R≦
1.4rの範囲内に設定されている。ここでの開口部1
4Dの形状は、152mm角の角形基板に対して、円柱
状空間の高さhを2mm、開口部の半径rを76mmと
した。なお、上記凹状部14の開口部14Dの半径は、
上記基板加熱装置1で加熱される基板21がシリコンウ
エハのような円形基板(なお、オリエンテーションフラ
ットまたはノッチを形成した基板も含む)に対しては、
この円形基板の半径の1/2以上円形基板の半径以下に
設定されている。
【0033】上記説明した凹状部14の形状は一例であ
り、凹状部14は連続的または段階的に変化する面で構
成されていれば、他の形状であってもよい。例えば、図
2の(4)に示すように凹状部14は、楕円球体状空間
の一部分で形成する、図2の(5)に示すように凹状部
14は、非球面体状空間の一部分で形成する、図2の
(6)に示すように凹状部14は、開口部14Dの半径
が高さ方向上に向かって段々小さくなるような複数の円
柱状空間(図面では二つの円柱状空間)で形成したもの
であってもよい。
【0034】また上記凹状部14はその内部の一部分を
凸状に形成したものであってもよい。そのような凹状部
の形状の一例を、図3によって説明する。図3では、第
1ヒータの11の基板21側からみた断面斜視図で示
す。したがって、この図面では基板21側を上にして描
いた。
【0035】図3に示すように、円柱状空間からなる上
記凹状部14の底部14Aの一部は凸状に形成されてい
る。以下、その凸状に形成されている部分を凸状部71
という。この図面に示した凸状部71は、例えばその断
面外形状が矩形断面を有しかつ環状の形状を有する環状
部73,73と円柱状体部74とからなる。そして凸状
部71は上記凹状部14の内部に形成されている。すな
わち、上記凸状部71の基板(21)側の各面72A,
73A,74Aは、第1ヒータ11における基板(2
1)側の面11Aと同等の高さまたは凹状部14の内部
側に存在する状態になっている。また、上記凸状部71
の断面形状は、上記矩形断面に限定されることはなく、
例えば曲率を有する断面(例えば半円形断面、略半円形
断面等)、多角形断面等の矩形断面以外の形状であって
もよい。さらに上記凸状部71は、環状のものが複数配
置されていてもよい。その配置状態は、例えば、上記図
示したように同心円状であってもよく、または散在した
状態に配置されていてもよい。
【0036】さらに図示はしないが、上記凸状部71は
複数個からなり、その一つ一つは例えば断面外形状が矩
形断面を有し略直方体状に形成されている。そして各凸
状部は、上記凹状部14の内部に例えば円形状に配置さ
れている。すなわち、各凸状部の基板(21)側の面
は、第1ヒータ11の基板(21)側の面11Aと同等
の高さまたは凹状部14の内部に存在する状態に形成さ
れている。なお、この凸状部71の配置状態は円形状に
限定されることはなく、格子点状、または他の配置状態
であってもよい。さらにこの凸状部71は、例えば円形
状に配置されたものが複数配置されていてもよい。その
配置状態は、同心円状であってもよく、また散在した状
態に配置されていてもよい。
【0037】上記基板加熱装置1では、基板21を載置
してその基板21の表面側から加熱する第1ヒータ11
と、基板21を裏面側から加熱する第2ヒータ12とを
備えていることから、基板21は表面側と裏面側とから
加熱される。しかも基板21の表面と第1ヒータ11と
の間隔を近接した間隔になっている。そのため、基板2
1の表面上での熱損失が抑制されて、基板21の表面の
温度は早期に安定した温度になる。また、第1ヒータ1
1と第2ヒータ12とを個別に温度制御できるように、
第1ヒータ11には第1の温度制御器31を接続し、第
2ヒータ12には第2の温度制御器32を接続したこと
から、第1ヒータ11と第2ヒータ12とは個別に温度
設定される。そのため、基板21の表面温度を任意に設
定することが可能となる。
【0038】さらに、第1ヒータ11の基板21側には
連続的または段階的に変化する面で構成される凹状部1
4を形成したことから、基板21の表面においては均一
な熱輻射が得られる。そのため、基板21の表面は均一
に加熱される。しかも、第1ヒータ11の基板21側の
面に凹状部14を設け、その凹状部14の開口部14D
の半径Rは、上記基板加熱装置1で加熱される角形基板
(図示省略)を平面視的にみた状態におけるこの角形基
板の外形に対する内接円の半径をrとして、0.5r≦
R≦1.4rの範囲内に設定したことにより、基板21
の外周部の熱損失が打ち消される。そのため、基板21
はほぼ均一に加熱される。また、円形基板に対しても上
記同様に、基板表面はほぼ均一な温度になる。また基板
21が載置される位置の側方でヒータブロック13上に
は、サイドブロック15が設置されていることから、基
板21の側周部での対流による熱損失が低減される。
【0039】またヒータブロック13を設けたことか
ら、第2ヒータ12の熱はこのヒータブロック13によ
って均一化され、基板載置面の全面においてほぼ均一な
温度になり、その温度状態で基板21が加熱される。
【0040】次に上記基板加熱装置1の第2実施形態と
して、断熱性を改善したものを、図4の概略構成図によ
って説明する。なお、図では、前記図1に示した第1,
第2温度制御器31,32の図示は省略した。
【0041】図4に示すように、前記図1で説明した基
板加熱装置1において、第1ヒータ11およびサイドブ
ロック15の各側周部側の全周にわたって側壁41を設
けたものである。この側壁41は、例えば20mm程度
の高さを有するステンレスで形成される。なお、上記側
壁の材料は、ステンレスに限定されることはなく、他の
金属材料、セラミックス材料で形成することも可能であ
る。ここで説明した第1ヒータ11、第2ヒータ12、
ヒータブロック13およびサイドブロック15は、一例
として、平面視的にみて外形は円形状に形成されてい
る。なお、図4においては、第1ヒータ11、ヒータブ
ロック13、基板21および側壁41は断面を示した。
【0042】上記のように側壁41を設けた構成では、
第1ヒータ11の下部に形成される空間は、第1ヒータ
11、ヒータブロック13、サイドブロック15および
側壁41によって囲まれる。したがって、側壁41は第
1ヒータ11およびヒータブロック13とともに円筒状
の加熱空間51を形成する。
【0043】上記構成のように、側壁41を設けたこと
から、第1ヒータ11と第2ヒータ12上のヒータブロ
ック13との間で形成される加熱空間51は密閉化さ
れ、その加熱空間51は円筒状になることから、基板2
1に対して均一な熱輻射が得られる。
【0044】次に、上記第2ヒータ12の別構造を図5
の概略構成図によって説明する。
【0045】図5に示すように、第2ヒータ12の中心
部およびその近傍を構成する第3ヒータ61と、この第
3ヒータ61の側周部に配置した第4ヒータ62とから
なる。そして上記第3ヒータ61および上記第4ヒータ
62には、個別に温度を制御するための温度制御部が接
続されている。
【0046】上記構成のように、第2ヒータ12を第3
ヒータ61とその側周部に配置した第4ヒータ62とで
構成することから、第3,第4ヒータ61,62のそれ
ぞれを単独で温度制御することが可能になる。そのた
め、基板21の加熱昇温時に表面での温度分布が均一に
なるように基板21の裏面からの加熱が制御される。な
お、上記第2ヒータ12におけるヒータの構成数は、上
記説明したように2分割に限定されることはなく、3分
割以上の複数分割であってもよい。
【0047】次に本発明に係わる基板加熱方法を図6に
よって説明する。
【0048】図6に示すように、基板21上に形成した
感光材料22を用いてパターン形成を行うための光照射
前あるいは光照射後に、または基板21上に形成した荷
電粒子に感光する材料(図示省略)を用いてパターン形
成を行うための荷電粒子照射前あるいは荷電粒子照射後
に、基板21の表面側から温度T1 で加熱するととも
に、この基板21の表面側からの加熱とは独立した温度
状態に基板21の裏面側から温度T2 で加熱する基板加
熱方法である。そして、上記温度T1 と上記温度T2
は、0.7≦T1 /T2 ≦1.6なる関係を満たすよう
に設定されている。
【0049】上記基板加熱方法では、基板21の裏面側
から温度T2 で加熱するとともに、基板21の裏面側か
らの加熱とは独立した温度状態に基板21の表面側から
温度T1 で加熱することから、基板21の表面上での熱
損失は抑制される。そのため、基板21の表面の温度は
早期に安定した温度になる。また基板21の表面温度
は、温度T1 と温度T2 との比率を適宜に設定すること
によって、所望の温度ならびに温度分布になる。
【0050】さらに、上記温度T1 と上記温度T2 とは
0.7≦T1 /T2 ≦1.6なる関係を満たすように設
定されることから、基板21の表面は均一に加熱され
る。そのため、パターンの寸法ばらつきは従来のパター
ンの寸法ばらつきよりも低減される。もし、T1 /T2
<0.7に設定された場合には、基板21の表面側の温
度が低くなり過ぎて、基板21の加熱が裏面側からのみ
行うのと同様になる。これは従来の加熱方法と同様にな
るため、基板21の表面温度を均一な温度分布にするこ
とは困難になる。また、1.6<T1 /T2 に設定され
た場合には、基板21の裏面側の温度が低くなり過ぎ
て、基板21の加熱が表面側からのみ行うのと同様にな
り、基板21の表面温度を均一温度な分布にすることは
困難になる。
【0051】上記基板加熱方法を実現するには、上記図
1,図2の(3)および図4で説明したような構成の基
板加熱装置1を用いる。以下に、上記基板加熱装置1を
用いた場合における基板21の加熱方法を説明する。こ
こでの説明では、一例として加熱対象となる基板21は
フォトマスク用ガラス基板とした、この基板21は石英
ガラスよりなり、6025基板と呼称される厚さが0.
25インチ(6.25mm)で6インチ(152mm)
角の正方形基板と、5009基板と呼称される厚さが
0.09インチ(2.29mm)で5インチ(127m
m)角の正方形基板との2種類である。
【0052】第1実施例では、スパッタリングによっ
て、6025基板に100nm程度の厚さのクロム(C
r)膜を形成し、さらに回転塗布法によって化学増幅型
電子線ネガレジストを400nmの厚さに塗布する。
【0053】その後、6025基板をベーキングする。
そのベーキング条件は、例えば温度雰囲気を105℃、
ベーキング時間を12分間に設定した。続いてベクター
走査型電子線描画装置(加速電圧は20kV)を用い
て、線幅が1.0μm、ピッチが1:1のラインアンド
スペースパターンを描画した。描画後の加熱条件は、第
1ヒータに円柱状空間の凹状部を形成したものを用いた
もので前記図1,図2の(3)および図4で説明したよ
うな構成の基板加熱装置1を用いて、基板21を加熱し
た。そのときの基板21の表面と第1ヒータ11との間
隔は1mmに設定し、第1ヒータ11の温度T1 と第2
ヒータ12の温度T2 との温度比率T1 /T2 =1.1
に設定した。上記条件によって基板21を加熱した後、
その基板21を室温(例えば23℃)まで冷却した。続
いて水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液(0.38
N)を用いて、4分間のスプレー現像を行った。
【0054】その結果得られた現像後のレジストパター
ンの寸法ばらつきと測定位置との関係を、図7のレジス
トパターンの寸法ばらつき分布図に示す。図7では、縦
軸に基準寸法(線幅=1.0μm)からの差、すなわち
寸法ばらつきを示し、横軸xと横軸yとにフォトマスク
内有効領域(110mm角)内の測定位置を示す。
【0055】図7に示すように、中心から外周部に向か
ってほぼ同心円状にレジストパターンの寸法ばらつきが
発生することが確認できた。これは、第1ヒータ11と
基板21の表面との間隔および第1ヒータ11の温度T
1 と第2ヒータ12の温度T 2 とを適宜に設定すること
で、基板21の表面温度分布を所望の分布状態に設定で
きることを示している。
【0056】次に第2実施例として、6025基板に形
成したレジストパターンを用いてクロム膜のエッチング
工程を行い、クロムパターンを形成した。ここでの描画
後の加熱条件は、第1ヒータ11の温度T1 と第2ヒー
タ12の温度T2 との温度比率T1 /T2 =0.9と
し、現像後に得られるレジストパターンが同心円傾向の
生じない均一な線幅のレジストパターンが得られる条件
を使用した。また、その他の条件は、上記第1実施例に
よって説明したのと同一である。
【0057】通常の微細パターンの形成においては、エ
ッチング工程であるドライエッチングでのローディング
効果として知られる現象によって基板21の外周部にお
けるエッチング速度が上昇する。そのため、パターン寸
法に変動を生じることが問題となっている。
【0058】図8に示すクロムパターンの寸法ばらつき
分布図は、ドライエッチング後に形成されるクロムパタ
ーンの線幅分布を表すものである。図8では、縦軸に基
準寸法(線幅=1.0μm)からの差、すなわち寸法ば
らつきを示し、横軸xと横軸yとにフォトマスク内有効
領域(110mm角)内の測定位置を示す。
【0059】図8に示すように、ローディング効果の影
響により、中央部側が正の寸法ばらつきを持ち、周辺部
に向かうにしたがって負の寸法ばらつきを持つことが分
かった。このように、エッチング工程固有の分布を持つ
ことがわかった。またエッチング条件は、平行平板型反
応性イオンエッチング装置を用い、エッチングガスに酸
素(O2 )と塩素(Cl2 )との混合ガスを用い、その
混合比率をO2 :Cl 2 =1:7に設定し、RF出力を
250W、エッチング雰囲気を16Paに設定した。
【0060】この結果、クロムパターンの寸法ばらつき
は、3σ=0.027μmになった。
【0061】次に第3実施例として、エッチングによる
ローディング効果の影響を打ち消すために、上記第1実
施例の加熱条件と同一条件で製作したレジストパターン
を用いて、上記第2実施例で説明したエッチング条件に
よって、基板に形成したクロム膜のエッチングを行っ
た。そして図9に示すような結果を得た。図9では、縦
軸に基準寸法(線幅=1.0μm)からの差、すなわち
クロムパターンの寸法ばらつきを示し、横軸xと横軸y
とにフォトマスク内有効領域(110mm角)内の測定
位置を示す。
【0062】ここで得られたクロムパターンの寸法ばら
つきは、3σ=0.014μmになった。すなわち、寸
法ばらつきを52%低減できることが確認された。これ
は、エッチングで生じるローディング効果を打ち消すよ
うなレジストパターンの寸法分布となるように、加熱条
件を設定したためである。このように、加熱条件を適宜
設定することによって、レジストパターンの寸法分布を
所望の分布状態にすることが可能になるので、エッチン
グ後のパターン寸法のばらつきが最小限になる。
【0063】次に第4実施例として、6025基板にレ
ジストパターン形成を形成したのを、以下に説明する。
【0064】第1実施例で説明したのと同様にして、ス
パッタリングによって、6025基板上に100nm程
度の厚さのクロム膜を形成した。続いて回転塗布法によ
って、化学増幅型電子線ネガレジストを400nmの厚
さに塗布した。
【0065】その後、この第4実施例では、6025基
板のベーキングを、温度雰囲気を105℃、ベーキング
時間を12分間の条件で行った。続いてベクター走査型
電子線描画装置(加速電圧は20kV)を用いて、線幅
が1.0μm、ピッチが1:1のラインアンドスペース
パターンを描画した。
【0066】描画後、第1実施例で説明したのと同様に
して、第1ヒータ11に円柱状空間の凹状部14を形成
したものを用いたもので前記図1,図2の(3)および
図4で説明したような構成の基板加熱装置1を用いて、
基板21を加熱した。そのときの基板21の表面と第1
ヒータ11との間隔は1mmに設定した。またこの第4
実施例では、加熱温度を105℃、加熱時間を12分
間、第1ヒータ11の温度T1 と第2ヒータ12の温度
2 との温度比率を0.9に設定した。
【0067】上記条件によって基板21を加熱した後、
基板21を室温(例えば23℃)まで冷却した。その
後、水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液(0.38
N)を用いて、4分間のスプレー現像を行った。
【0068】その結果、図10に示すようなレジストパ
ターンの寸法ばらつき分布図を得た。図10では、縦軸
に基準寸法(線幅=1.0μm)からの差、すなわち寸
法ばらつきを示し、横軸xと横軸yとにフォトマスク内
有効領域(110mm角)内の測定位置を示す。図10
に示すように、寸法ばらつきは大幅に低減されたことが
わかった。この場合、現像後のレジストパターンの寸法
ばらつきは、3σ=0.018μmになり、温度の均一
性を向上させることによって、従来の加熱装置を用いた
場合のレジストパターンの寸法ばらつき、3σ=0.0
45μmと比較して、寸法変動は40%にまで低減でき
ることが確認された。
【0069】次に第5実施例(実施例No.5)〜第1
2実施例(実施例No.12)を以下に説明する。プロ
セス条件は、表2に示した加熱温度、加熱時間、第1ヒ
ータ11の温度T1 と第2ヒータ12の温度T2 との温
度比率T1 /T2 および現像液の濃度以外の条件は、上
記第1,第2実施例と同様に設定した。その結果、現像
後のレジストパターンの寸法ばらつきは、表1に示すよ
うになった。いずれの条件も、従来の加熱方法によって
形成されたレジストパターンの寸法ばらつき、3σ=
0.045μmよりも寸法ばらつきは低減された。
【0070】
【表1】
【0071】上記温度比率T1 /T2 の範囲は、0.7
≦T1 /T2 ≦1.6の範囲に設定することが好まし
い。上記T1 /T2 を上記範囲に設定することによっ
て、基板21の表面はほぼ均一に加熱される。そのた
め、パターンの寸法ばらつきは従来のパターンの寸法ば
らつきよりも低減される。T1 /T2 <0.7に設定さ
れた場合には、基板21の表面側の温度T1 が基板21
の裏面側の温度T2 よりも低くなり過ぎるため、基板2
1の表面からの熱損失の点で、効果は低くなる傾向にな
る。一方、1.6<T1 /T2 に設定された場合には、
基板21の裏面側の温度T 2 が低くなり過ぎるため、熱
容量の大きな基板に対しては、安定な基板表面温度分布
を得ることが困難になる。
【0072】次に上記温度比率T1 /T2 の範囲限定の
妥当性を以下に説明する。表2に示す第13実施例(実
施例No.13)〜第23実施例(実施例No.23)
は、加熱制御による補正効果を行ったレジストパターン
を用いてクロム膜をエッチングし、その結果得られたク
ロムパターンの寸法精度を示すものである。エッチング
条件は、前記第2実施例で説明したのと同様の条件であ
る。また加熱温度、加熱時間、第1ヒータの加熱温度T
1 と第2ヒータの加熱温度T2 との温度比率T1
2 、および第20実施例〜第23実施例において第1
ヒータ11と基板21の表面との間隔を2mmに設定し
たことを除いて、他のプロセス条件は第1実施例で説明
したのと同様の条件である。
【0073】表2に示す結果は、温度設定比率T1 /T
2 を可変にすることで、各加熱条件に対して所望の温度
分布を形成し、クロムパターンの線幅精度を向上させる
ことが可能であることを示すものである。なお、従来の
加熱方法を用いた場合には、クロムパターンの寸法ばら
つきは、3σ=0.053μmになった。したがって、
上記第13実施例〜第23実施例では、従来の加熱方法
を採用したパターン形成技術よりもクロムパターンの寸
法精度を向上させることが可能になる。
【0074】なお、温度比率T1 /T2 は、加熱温度、
第1ヒータ11と基板21の表面との間隔によって最適
値がことなることも、上記第13実施例〜第23実施例
により確認される。
【0075】
【表2】
【0076】次に上記基板21の表面と第1ヒータ11
の裏面との距離の妥当性を以下に説明する。表3に示す
第24実施例(実施例No.24)〜第28実施例(実
施例No.28)は、加熱制御による補正効果を行った
レジストパターンを用いてクロム膜をエッチングし、そ
の結果得られたクロムパターンの寸法精度を示すもので
ある。エッチング条件は、前記第2実施例で説明したの
と同様の条件である。また加熱温度、加熱時間、第1ヒ
ータの加熱温度T1 と第2ヒータの加熱温度T2 との温
度比率T1 /T2 および第1ヒータ11と基板21の表
面との間隔の項目を除いて、他のプロセス条件は第1実
施例で説明したのと同様の条件である。
【0077】表3に示す結果は、基板21の表面と第1
ヒータ11の裏面との距離を10mm以下に設定するこ
とで、各加熱条件に対して所望の温度分布を形成し、ク
ロムパターンの線幅精度を向上させることが可能である
ことを示すものである。一方第28実施例では、従来の
加熱方法を用いた場合のクロムパターンの寸法ばらつき
3σ=0.053μmよりはやや改善された値ではある
が、ほぼ従来の寸法ばらつきに近い値になる。そこで、
基板21の表面と第1ヒータ11の裏面との距離が10
mm以下であれば、従来の加熱方法を採用したパターン
形成技術よりもクロムパターンの寸法精度を向上させる
ことが可能になる。
【0078】
【表3】
【0079】次に第29実施例として、5009基板に
おけるレジストパターン形成を、以下に説明する。
【0080】まず、スパッタリングによって、5009
基板に100nm程度の厚さのクロム膜を形成した。さ
らに回転塗布法によって、化学増幅型電子線ネガレジス
トを400nmの厚さに塗布した。
【0081】その後、105℃の温度雰囲気で12分間
のベーキングを行った。続いてベクター走査型電子線描
画装置(加速電圧は20kV)を用いて、線幅が1.7
5μm、ピッチが1:1のラインアンドスペースパター
ンを描画した。描画後、第1ヒータ11に円柱状空間の
凹状部14を形成したものを用いたもので前記図1,図
2の(3)および図4で説明したような構成の基板加熱
装置1を用いて、基板21を加熱した。そのときの基板
21の表面と第1ヒータ11との間隔は1mmに設定し
た。また加熱条件は、加熱温度を105℃、ベーキング
時間を12分間、第1ヒータ11の温度T1 と第2ヒー
タ12の温度T2 との温度比率T1 /T2 を1.1に設
定した。
【0082】上記条件によって基板21を加熱した後、
基板21を室温(例えば23℃)まで冷却した。その
後、水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液(0.38
N)を用いて、4分間のスプレー現像を行った。
【0083】その結果、図11に示すようなレジストパ
ターンの寸法ばらつき分布図を得た。図11では、縦軸
に基準寸法(線幅=1.75μm)からの差、すなわち
寸法ばらつきを示し、横軸xと横軸yとにフォトマスク
内有効領域(100mm角)内の測定位置を示す。図1
1に示すように、寸法ばらつきは大幅に低減されたこと
がわかった。この場合、現像後のレジストパターンの寸
法ばらつきは、3σ=0.013μmになり、温度の均
一性を向上させることによって大幅に寸法ばらつきを低
減できることが確認された。
【0084】次に第30実施例として、シリコン基板に
おけるレジストパターン形成例を、以下に説明する。
【0085】基板21には6インチ(152mm)のシ
リコンウエハを用い、回転塗布法によって、基板21上
に化学増幅型電子線ネガレジストを700nmの厚さに
塗布した。
【0086】その後、90℃の温度雰囲気で2分間のベ
ーキングを行った。続いて248nmの中心波長を持つ
光源によって、線幅が0.30μm、ピッチが1:1の
ラインアンドスペースパターンを描画した。
【0087】描画後、第1ヒータ11に円柱状空間の凹
状部14を形成したものを用いたもので前記図1,図2
の(3)および図4で説明したような構成の基板加熱装
置1を用いて、基板21を加熱した。そのときの基板2
1の表面と第1ヒータ11との間隔は1mmに設定し
た。また加熱条件は、加熱温度を105℃、加熱時間を
2分間、第1ヒータ11の温度T1 と第2ヒータ12の
温度T2 との温度比率T 1 /T2 =1.0に設定した。
【0088】上記条件によって基板21を加熱した後、
基板21を室温(例えば23℃)まで冷却した。その
後、水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液(0.38
N)を用いて、3分間のスプレー現像を行った。
【0089】その結果、図12に示すようなレジストパ
ターンの寸法ばらつき分布図を得た。図12では、縦軸
に基準寸法(線幅=0.3μm)からの差、すなわち寸
法ばらつきを示し、横軸xと横軸yとにウエハ内有効領
域(110mm角)内の測定位置を示す。図12に示す
ように、寸法ばらつきは大幅に低減されたことがわかっ
た。この場合、現像後のレジストパターンの寸法ばらつ
きは、3σ=0.011μmになり、温度の均一性を向
上させることによって大幅に寸法ばらつきを低減できる
ことが確認された。
【0090】なお、以上の説明では、特定の大きさのフ
ォトマスク用ガラス基板を中心として、電子線に感度を
有する化学増幅型ネガレジストを使用した例について説
明したが、上記説明例は一例であって、本発明を限定す
るものではない。本発明は、フォトマスク、液晶表示装
置の各製造工程、シリコン基板を用いた半導体装置の製
造工程において使用することが可能である。また電子線
または光に感度を有する化学増幅型レジストを含む任意
のフォトレジストに対する加熱工程でも、温度を均一に
する点で、基板面内での定在波効果を著しく抑制する効
果があり、有効な基板加熱装置になるとともに、基板加
熱方法になる。
【0091】次に上記説明した本発明の基板加熱装置1
を、パターン形成を行うリソグラフィー工程に適用した
製品を説明する。以下の説明では、前記図1によって説
明した構成部品と同様のものには同一の符号を()を用
いて示す。
【0092】上記製品の一つとしては、例えば半導体集
積回路装置がある。上記半導体集積回路装置は、基板
〔例えば半導体基板またはSOI(Siliconon insulato
r)基板〕(21)に半導体集積回路を構成するパター
ン形成する際のリソグラフィー工程で施される基板加熱
を行ったものである。その加熱は、前記図1によって説
明した、基板(21)の表面側から加熱する第1ヒータ
(11)と、基板(21)の裏面側から加熱する第2ヒ
ータ(12)とを備えるとともに、第1ヒータ(11)
の温度とを第2ヒータ(12)の温度と個別に設定する
ことが可能な基板加熱装置(1)を用いて行われる。
【0093】上記半導体集積回路装置では、基板(2
1)の両面側から加熱する基板加熱装置(1)を用いて
半導体集積回路装置製造におけるリソグラフィー工程で
施される基板加熱を行うことから、基板(21)はほぼ
均一に面内が加熱されるので、パターンの寸法ばらつき
は低減される。そのため、高精度なパターンが形成され
るので、パターンの寸法ばらつきに起因する電気的特性
のばらつきは低減される。
【0094】上記製品の一つとしては、例えば半導体装
置製造のリソグラフィー工程で用いるフォトマスクがあ
る。上記フォトマスクは、基板(21)にパターン形成
する際のリソグラフィー工程で施される基板加熱を行っ
たものである。その加熱は、前記図1によって説明し
た、基板(21)の表面側から加熱する第1ヒータ(1
1)と、基板(21)の裏面側から加熱する第2ヒータ
(12)とを備えるとともに、第1ヒータ(11)の温
度とを第2ヒータ(12)の温度と個別に設定すること
が可能な基板加熱装置(1)を用いて行われる。
【0095】上記フォトマスクでは、基板(21)の両
面側から加熱する基板加熱装置(1)を用いてフォトマ
スク製造におけるリソグラフィー工程で施される基板加
熱を行うことから、基板(21)はほぼ均一に面内が加
熱されるので、パターンの寸法ばらつきは低減される。
【0096】上記液晶表示装置は、液晶表示装置を構成
する基板(21)にパターン形成する際のリソグラフィ
ー工程で施される基板加熱を行ったものである。その加
熱は、前記図1によって説明した、基板(21)の表面
側から加熱する第1ヒータ(11)と、基板(21)の
裏面側から加熱する第2ヒータ(12)とを備えるとと
もに、第1ヒータ(11)の温度とを第2ヒータ(1
2)の温度と個別に設定することが可能な基板加熱装置
(1)を用いて行われる。
【0097】上記液晶表示装置では、液晶表示装置を構
成する基板(21)の両面側から加熱する基板加熱装置
(1)を用いて液晶表示装置製造におけるリソグラフィ
ー工程で施される基板加熱を行うことから、基板(2
1)はほぼ均一に面内が加熱されるので、パターンの寸
法ばらつきは低減される。そのため、高精度なパターン
が形成されるので、パターンの寸法ばらつきに起因する
電気的特性や画質のばらつきは低減される。
【0098】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の基板加熱
装置によれば、基板を両面側に第1,第2ヒータが備え
られているので、基板を両面から加熱することが可能に
なる。そのため、基板表面上での熱損失が抑制されて、
基板の表面温度は早期に安定した温度になる。また、第
1,第2ヒータの温度を個別に設定することが可能であ
るので、基板の表面温度を任意に設定することが可能と
なる。そのため、レジストパターンの形成では、寸法精
度の高いレジストパターンを得ることができる。またパ
ターン寸法を所望の分布にすることができるので、エッ
チングとの組み合わせによって、高精度なパターン形成
が可能になる。よって、高い歩留りで、高性能なデバイ
スやフォトマスクの製造が可能になる。
【0099】本発明の基板加熱方法によれば、基板の表
面側から温度T1 で、基板の裏面側から温度T2 で基板
を加熱するので、基板表面上での熱損失を抑制すること
ができる。そのため、基板の表面温度は早期に安定した
温度になる。また基板の表面温度は、温度T1 と温度T
2 との比率を適宜に設定することによって、所望の温度
分布を得ることができる。さらに、上記温度T1 および
2 は0.7≦T1 /T2 ≦1.6なる関係を満たすよ
うに設定したので、基板表面は均一に加熱できるので、
パターンの寸法ばらつきは従来のパターンの寸法ばらつ
きよりも低減できる。
【0100】本発明の半導体集積回路装置によれば、基
板を両面側から加熱する基板加熱装置を用いて半導体集
積回路装置製造におけるリソグラフィー工程で施される
基板加熱を行うので、基板はほぼ均一に面内を加熱でき
る。そのため、パターンの寸法ばらつきを低減でき、高
精度なパターンが形成できるので、パターンの寸法ばら
つきに起因する電気的特性のばらつきの低減が図れると
ともに歩留りの向上が図れる。
【0101】本発明のフォトマスクによれば、フォトマ
スクを構成する基板を両面側から加熱する基板加熱装置
を用いてフォトマスク製造におけるリソグラフィー工程
で施される基板加熱を行うので、基板はほぼ均一に面内
を加熱できる。そのため、パターンの寸法ばらつきの低
減が図れるとともに歩留りの向上が図れる。
【0102】本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示
装置を形成する基板を両面側から加熱する基板加熱装置
を用いて液晶表示装置製造におけるリソグラフィー工程
で施される基板加熱を行うので、基板はほぼ均一に面内
を加熱できる。そのため、パターンの寸法ばらつきの低
減が図れる。よって、高精度なパターンが形成されるの
で、パターンの寸法ばらつきに起因する電気的特性の向
上が図れるとともに歩留りの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板加熱装置に係わる第1実施形態の
概略構成図である。
【図2】第1ヒータに形成される凹状部の説明図であ
る。
【図3】凹状部に設けた凸状部の形状の説明図である。
【図4】基板加熱装置の第2実施形態の概略構成図であ
る。
【図5】第2ヒータに係わる別構造の概略構成図であ
る。
【図6】本発明の基板加熱方法に係わる説明図である。
【図7】第1実施例に係わるレジストパターンの寸法ば
らつき分布図である。
【図8】第2実施例に係わるクロムパターンの寸法ばら
つき分布図である。
【図9】第3実施例に係わるクロムパターンの寸法ばら
つき分布図である。
【図10】第4実施例に係わるレジストパターンの寸法
ばらつき分布図である。
【図11】第29実施例に係わるレジストパターンの寸
法ばらつき分布図である。
【図12】第30実施例に係わるレジストパターンの寸
法ばらつき分布図である。
【図13】従来の基板加熱装置の概略構成図である。
【図14】パターンの線幅変動量と加熱温度との関係図
である。
【図15】従来例に係わるレジストパターンの寸法ばら
つき分布図である。
【符号の説明】
1 基板加熱装置 11 第1ヒータ 12 第2ヒータ 13 ヒータブロック 21 基板

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造工程に用いられるもの
    で、基板上に形成した感光材料を用いてパターン形成を
    行うため光照射前あるいは光照射後に、または基板上に
    形成した荷電粒子に感光する材料を用いてパターン形成
    を行うための荷電粒子照射前あるいは荷電粒子照射後
    に、基板を加熱する基板加熱装置であって、 前記基板を、該基板の表面側から加熱するための熱源と
    なる第1ヒータと、 前記基板を、該基板の裏面側から加熱するための熱源と
    なる第2ヒータとを備え、 前記第1ヒータの温度と前記第2ヒータの温度とを個別
    に設定することを可能としたことを特徴とする基板加熱
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板加熱装置において、 前記第1ヒータの基板側の面は、少なくとも前記基板表
    面と間隔を置き、かつ該間隔は10mm以下であること
    を特徴とする基板加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板加熱装置において、 前記第1ヒータの基板側の面における少なくとも一部に
    凹状部を形成したことを特徴とする基板加熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の基板加熱装置において、 前記第1ヒータの基板側の面における少なくとも一部に
    凹状部を形成したことを特徴とする基板加熱装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の基板加熱装置において、 前記凹状部の開口部の形状は、曲率を有する形状に形成
    され、 前記開口部の径Rは、該基板加熱装置で加熱される角形
    基板を平面視的にみた該角形基板の外形に対する内接円
    の径をrとして、0.5r≦R≦1.4rの範囲内に設
    定されることを特徴とする基板加熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載に基板加熱装置において、 前記凹状部の開口部の形状は、曲率を有する形状に形成
    され、 前記開口部の径Rは、該基板加熱装置で加熱される角形
    基板を平面視的にみた該角形基板の外形に対する内接円
    の径をrとして、0.5r≦R≦1.4rの範囲内に設
    定されることを特徴とする基板加熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の基板加熱装置において、 前記第2ヒータは、 前記第2ヒータの中心部およびその近傍を構成する第3
    ヒータと、 前記第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとを備え
    たことを特徴とする基板加熱装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の基板加熱装置において、 前記第2ヒータは、 前記第2ヒータの中心部およびその近傍を構成する第3
    ヒータと、 前記第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとからな
    ることを特徴とする基板加熱装置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の基板加熱装置において、 前記第2ヒータは、 前記第2ヒータの中心部およびその近傍を構成する第3
    ヒータと、 前記第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとからな
    ることを特徴とする基板加熱装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  12. 【請求項12】 請求項4記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  13. 【請求項13】 請求項8記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  14. 【請求項14】 請求項9記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  15. 【請求項15】 請求項5記載の基板加熱装置におい
    て、 前記第1ヒータは平面視的形状を円形に形成され、 前記第2ヒータは、平面視的形状を円形に形成され、該
    第2ヒータの中心部およびその近傍を構成する第3ヒー
    タと、該第3ヒータの側周部に配置した第4ヒータとを
    備え、 前記第1ヒータと前記第2ヒータとの間の側部に、該第
    1ヒータと該第2ヒータとの間に形成される空間を密閉
    する側壁を設けたことを特徴とする基板加熱装置。
  16. 【請求項16】 基板上に形成した感光材料を用いてパ
    ターン形成を行うための光照射前あるいは光照射後に、
    または基板上に形成した荷電粒子に感光する材料を用い
    てパターン形成を行うための荷電粒子照射前あるいは荷
    電粒子照射後に、基板を加熱する基板加熱方法であっ
    て、 前記基板の表面側から温度T1 で該基板を加熱するとと
    もに、前記表面側からの加熱とは独立した温度状態に前
    記基板の裏面側から温度T2 で該基板を加熱することを
    特徴とする基板加熱方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の基板加熱方法におい
    て、 前記温度T1 と前記温度T2 とは、0.7≦T1 /T2
    ≦1.6なる関係を満たすことを特徴とする基板加熱方
    法。
  18. 【請求項18】 基板に形成される半導体集積回路装置
    において、 前記基板の表面側から該基板を加熱する第1ヒータと、
    前記基板の裏面側から該基板を加熱する第2ヒータとを
    備えるとともに前記第1ヒータの温度と前記第2ヒータ
    の温度とを個別に設定することが可能な基板加熱装置を
    用いて、半導体集積回路装置製造におけるリソグラフィ
    ー工程で施される基板加熱を行ったことを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  19. 【請求項19】 半導体装置製造のリソグラフィー工程
    で用いるフォトマスクにおいて、 前記フォトマスクを構成する基板の表面側から該基板を
    加熱する第1ヒータと、前記基板の裏面側から該基板を
    加熱する第2ヒータとを備えるとともに前記第1ヒータ
    の温度と前記第2ヒータの温度とを個別に設定すること
    が可能な基板加熱装置を用いて、フォトマスク製造にお
    けるリソグラフィー工程で施される基板加熱を行ったこ
    とを特徴とするフォトマスク。
  20. 【請求項20】 基板に形成される液晶表示装置におい
    て、 前記基板の表面側から該基板を加熱する第1ヒータと、
    前記基板の裏面側から該基板を加熱する第2ヒータとを
    備えるとともに前記第1ヒータの温度と前記第2ヒータ
    の温度とを個別に設定することが可能な基板加熱装置を
    用いて、液晶表示装置製造におけるリソグラフィー工程
    で施される基板加熱を行ったことを特徴とする液晶表示
    装置。
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