JPH0917147A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0917147A
JPH0917147A JP16132495A JP16132495A JPH0917147A JP H0917147 A JPH0917147 A JP H0917147A JP 16132495 A JP16132495 A JP 16132495A JP 16132495 A JP16132495 A JP 16132495A JP H0917147 A JPH0917147 A JP H0917147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
lock member
reel lock
tape
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP16132495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Aida
雅彦 會田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0917147A publication Critical patent/JPH0917147A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットが落下した場合などに、その
衝撃等でリールロック部材によるテープリールのロック
が瞬間的に解除されてしまうのを防止する。 【構成】 テープカセット1に、テープリール6,7に
設けた歯車状の係合部34に先端の爪状の被係合部4
1,42が係合して、上記テープリール6,7の回転を
阻止するリールロック部材8と、上記リールロック部材
8をテープリール6,7側に付勢して上記被係合部4
1,42を係合部34に係合させた状態に保持するスプ
リング9と、上記リールロック部材8をリールロック状
態にロックするストッパー10とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープリールの回転を
阻止するリールロック部材を備えたテープリールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】持ち運び時における振動等でテープリー
ルが回転して磁気テープが弛むのを防止するためにテー
プロック部材を設けたテープカセットが知られている。
【0003】図6に示したように、上記テープカセット
101は、一対のテープリール102,103に設けた
歯車状の係合部104,105に先端の爪状の被係合部
106,107が係合して、上記一対のテープリール1
02,103の回転を阻止するリールロック部材108
と、該リールロック部材108を上記テープリール10
2,103側に付勢しているスプリング109とを備え
ている。
【0004】上記リールロック部材108は、上記スプ
リング109のばね力で付勢されて、テープリール10
2,103側に移動し、上記被係合部106,107が
上記テープリール102,103の係合部104,10
5に係合して、これらテープリール102,103を回
転不可能な状態に維持するようになっている。
【0005】そして、上記テープカセット101をドラ
イブ装置に装填すると、図7〜図8に示したように、ド
ライブ装置に設けられたリールロック解除ピン111
が、上記リールロック部材108に設けられたピン嵌合
部112に侵入したのち、上記スプリング109のばね
力に抗して、上記リールロック部材108をリールロッ
ク解除方向にスライドさせ、上記被係合部106,10
7と係合部104,105の係合を外して、テープリー
ル102,103のロックを解除するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テープカセット101は、スプリング109のばね力で
リールロック部材108の被係合部106,107を係
合部104,105に押し付けて、テープリール10
2,103の回転を阻止する構成になっていたために次
に述べるような問題点があった。
【0007】(1)図9〜図10に示したように、テー
プカセット101が背面(リッド110と反対側の面)
101a側から落下した場合に、その衝撃でリールロッ
ク部材108がスプリング109のばね力に抗して移動
し、被係合部106,107と係合部104,105の
係合が瞬間的に外れて、テープリール102,103の
ロックが解除されてしまうことがある(テープカセット
101が背面101a側から落下した場合に、テープリ
ール102,103は、下ハーフ121に設けたリール
台挿入孔122,123との隙間C(図5参照)の範囲
内で移動するが、リールロック部材108の移動量は、
上記隙間Cよりも大に設置されているために、被係合部
106,107と係合部104,105の係合が外れる
可能性がある)。
【0008】(2)テープリール102,103のロッ
クが瞬間的に解除されると、その間にテープリール10
2,103は回転し、これらテープリール102,10
3に巻き付けられている磁気テープに弛みが発生する。
磁気テープが弛んでいる状態でテープカセット101を
ドライブ装置に装填すると、テープローディング時に、
磁気テープが回転ドラムやガイドピンによって折曲され
たり、或はリッドが開く際に、該リッドを構成するフロ
ントリッドとバックリッドの間で挟まれた状態で磁気テ
ープが持ち上げられたりして磁気テープがダメージを受
ける。
【0009】本発明は、テープカセットが背面側から落
下して衝撃が加わったような場合でも、リールロック部
材がロック解除方向に移動するのを確実に防止すること
ができるようにして上記従来の問題点を解決することが
できるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のテープカセット
は、テープリールに設けた係合部に先端の被係合部が係
合して上記テープリールの回転を阻止するリールロック
部材と、上記リールロック部材をテープリール側に付勢
して上記被係合部を係合部に係合させた状態に保持する
スプリングと、上記リールロック部材をリールロック状
態にロックするストッパーとを備えている。
【0011】
【作用】リールロック部材はストッパーによってリール
ロック状態にロックされる。
【0012】従って、上述の状態でテープカセットが背
面側から落下して強い衝撃が加わった場合でも、リール
ロック部材はリールロック状態に保持される。
【0013】
【実施例】次に本発明のテープカセットを図1〜図5を
参照して発明する。図1は、8ミリビデオ用のテープカ
セット1の分解斜視図である。
【0014】上記テープカセット1は、上ハーフ2と、
該上ハーフ2にねじ3…3によって結合される下ハーフ
4と、磁気テープ5の供給と巻取を行う第1,第2のテ
ープリール6,7と、上記下ハーフ2にスライド可能に
取り付けられていて、上記第1,第2のテープリール
6,7の回転を阻止するリールロック部材8と、該リー
ルロック部材8を上記第1,第2のテープリール6,7
側に弾発付勢しているスプリング9と、上記上ハーフ2
に設けられていて、上記リールロック部材8をリールロ
ック状態にロックするストッパー10と、上記上ハーフ
2と下ハーフ4に設けられているテープ露出部2a,4
aを開閉するフロントリッド11と、該フロントリッド
11の内側に配置されたバックリッド12と、リッドス
プリング13と、リッドロック14と、セーフティタブ
15を備えている。
【0015】上記下ハーフ4は、一対のリール台挿入孔
21,22を有し、これらリール台挿入孔21,22に
臨ませた状態で、上記一対のテープリール6,7が配置
されている。
【0016】上記テープリール6,7は、ハブ31と、
該ハブ31の上,下部に配置された上,下フランジ3
2,33とからなっている。
【0017】上記テープリール6,7のハブ31の下端
は、上記下フランジ33の下面から突出して、上記リー
ル台挿入孔21,22に遊嵌されるようになっていると
ともに、上記下フランジ33の外周面には、上記リール
ロック部材8が係合する歯車状の係合部34…34が設
けられている。
【0018】また、上記ハブ31の上面の中央部には略
円錐形状の突部35が設けられている。上記突部35
は、上フランジ32の中央部に設けた孔部36から上フ
ランジ32の上面側に突出するようになっている。
【0019】そして、上記突部35を上ハーフ2に設け
た板ばね37で押圧することにより、上記第1,第2の
テープリール6,7は、下ハーフ4側に軽く押し付けら
れた状態になっている。
【0020】次に、リールロック部材8について説明す
る。
【0021】リールロック部材8は、長方体形状に形成
されていて、上記第1,第2のテープリール6,7に設
けた係合部34に係合して、これら第1,第2のテープ
リール6,7の回転を阻止する第1,第2の爪状の被係
合部41,42を先端部に有しているとともに、その上
方には鍔状の凸部43を有している。
【0022】上記リールロック部材8は、下シェル4に
設けられたリールロック部材取付部4bにスライド可能
について取り付けられていて、上記スプリング9により
背面側(上記第1,第2の被係合部41,42を設けた
面と反対側の面)を押圧されて第1,第2のテープリー
ル6,7側にスライドして、これらテープリール6,7
の係合部34に上記第1,第2の被係合部41,42が
係合するようになっている。
【0023】上記リールロック部材8は、上,下方向に
貫通する孔部44を有していて、該孔部44内には、図
2に示したように、下ハーフ4に設けたピン導入孔45
からドライブ装置のリールロック解除ピン111が導入
される。
【0024】次に、ストッパー10について説明する。
ストッパー10は、筒状のホルダー51によって、上ハ
ーフ2の上記リールロック部材8の孔部44の略真上位
置に上,下動可能に取り付けられている。
【0025】上記ストッパー10は、ホルダー51内に
収容したスプリング52のばね力で下方に付勢されてい
て、下端のリールロック部材係合部10aが上記リール
ロック部材8の孔部44の上端側に侵入し、該リールロ
ック部材8をロックするようになっているとともに、後
に説明するように、テープカセット1をドライブ装置に
装填すると、該ドライブ装置に設けたリールロック解除
ピン111で押圧されて、上記スプリング52のばね力
に抗して上方に移動し、下端のリールロック部材係合部
10aが上記孔部44から抜け出て、リールロック部材
8のロックを解除するようになっている。図3に示した
ように、スプリング52のばね力で上記ストッパー10
の下端のリールロック部材係合部10aが上記リールロ
ック部材8の孔部44の上端に侵入している状態でテー
プカセット1が背面側から落下し、その衝撃でリールロ
ック部材8がロック解除方向にスライドしようとする
と、上記ストッパー10の下端のリールロック部材係合
部10aが上記孔部44の一側部に当接して、リールロ
ック解除方向にスライドするのを阻止し、リールロック
部材8の第1,第2の被係合部41,42と第1,第2
のテープリール6,7の係合部34とを係合状態に保
つ。
【0026】一方、図4に示したように、テープカセッ
ト1をドライブ装置に装填すると、該ドライブ装置のリ
ールロック解除ピン111が、上記下ハーフ4に設けた
ピン導入孔45からリールロック部材8の孔部44内に
侵入し、上記ストッパー10の下端のリールロック部材
係合部10aをスプリング52のばね力に抗して押し上
げ、上記リールロック部材係合部10aを孔部44から
抜き出してリールロック部材8のロックを解除する。
【0027】次に、図5に示したように、リールロック
解除ピン111でリールロック部材8をリールロック解
除方向(矢印A方向)にスライドさせて、第1,第2の
被係合部41,42と係合部34の係合を外して、リー
ルロック部材8による第1,第2のテープリール6,7
を解除するようになっているとともに、リールロック解
除ピン111とリールロック部材係合部10aの係合が
完全に外れた場合には、上記ロック部材8に設けた鍔状
の凸部43で、リールロック部材係合部10aがリール
ロック部材8側に突出するのを防止して、上記ストッパ
ー10で該リールロック部材8が不必要にロックされる
のを防止している。
【0028】なお、実施例では、テープカセット1とし
て8ミリビデオ用のテープカセットについて説明した
が、他のテープカセットに本発明を適用してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明のテープカセットには次に述べる
ような効果がある。
【0030】(1)請求項1のテープカセットは、リー
ルロック部材をリールロック状態にロックするストッパ
ーを設けたので、該ストッパーによるリールロック部材
のロックを解除しない限り、リールロック部材はロック
解除方向に移動せず、従ってテープカセットが背面側か
ら落下して、リールロック部材にロック解除方向に移動
させる力が加わったような場合でも、テープリールのロ
ックが解除されるのを防止することができる。
【0031】(2)請求項2のテープカセットは、ドラ
イブ装置に装填されると、該ドライブ装置に設けられて
いるリールロック解除ピンによりストッパーが押圧され
て、該ストッパーによるリールロック部材のロックを自
動的に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセットの分解斜視図。
【図2】リールロック部材がロックされている状態の断
面図。
【図3】リールロック部材がロックされている状態の断
面図。
【図4】リールロック部材のロックが解除された状態の
断面図。
【図5】テープリールのロックが解除された状態の断面
図。
【図6】従来例の要部の平面図。
【図7】テープリールがロックされている状態の断面
図。
【図8】テープリールのロックが解除された状態の断面
図。
【図9】従来例の問題点を示す側面図。
【図10】従来例の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
1…テープカセット 6,7…テープリール 8…リールロック部材 9…スプリング 10…ストッパー 34…係合部 41,42…被係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープリールに設けた係合部に先端の被
    係合部が係合して、上記テープリールの回転を阻止する
    リールロック部材と、 上記リールロック部材をテープリール側に付勢して上記
    係合部を被係合部に係合させた状態に保持するスプリン
    グと、 上記リールロック部材をリールロック状態にロックする
    ストッパーと、 を備えてなるテープカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ストッパーは、テープカセットをドライブ装置に装
    填したときに、該ドライブ装置のリールロック解除ピン
    で押圧されてリールロック部材のロックを解除するテー
    プカセット。
JP16132495A 1995-06-28 1995-06-28 テープカセット Pending JPH0917147A (ja)

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JP16132495A JPH0917147A (ja) 1995-06-28 1995-06-28 テープカセット

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JPH0917147A true JPH0917147A (ja) 1997-01-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9877909B2 (en) 2014-06-30 2018-01-30 The Procter & Gamble Company Personal care compositions and methods
US10352050B2 (en) 2006-12-12 2019-07-16 United States Gypsum Company Nonwoven joint tape having low moisture expansion properties and method for using same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10352050B2 (en) 2006-12-12 2019-07-16 United States Gypsum Company Nonwoven joint tape having low moisture expansion properties and method for using same
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