JPH0917003A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

Info

Publication number
JPH0917003A
JPH0917003A JP7165838A JP16583895A JPH0917003A JP H0917003 A JPH0917003 A JP H0917003A JP 7165838 A JP7165838 A JP 7165838A JP 16583895 A JP16583895 A JP 16583895A JP H0917003 A JPH0917003 A JP H0917003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarization
light beam
polarization direction
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7165838A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Sekimoto
芳宏 関本
Yasuo Nakada
泰男 中田
Nobuo Ogata
伸夫 緒方
Keiji Sakai
啓至 酒井
Tetsuo Kamiyama
徹男 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7165838A priority Critical patent/JPH0917003A/ja
Publication of JPH0917003A publication Critical patent/JPH0917003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明の光ピックアップは、装置が大型化す
る、光量のロスが大きい、光ビームの切り替え機構が複
雑で高精度を必要等の従来の問題点を解決すべく対物レ
ンズに入射する光ビームの分割、切替え時に光量のロス
が少なく、ビームの切り替え機構が簡単な光ピックアッ
プを提供する。 【構成】 レンズホルダー7には複数の対物レンズ5、
6が搭載され、各対物レンズの直下には反射ミラー21
と偏光ビームスプリッタ22が配置されている。p偏光
成分とs偏光成分とが混じった光ビームを入射させれ
ば、偏光ビームスプリッタ22でそれぞれp偏光とs偏
光に分割して各対物レンズに光ビームを入射できる。ど
ちらかの偏光の光ビームを切り替え入射時光ビームの入
射する対物レンズを切り替えできる。光ビームの偏光方
向を切替え手段は、2分の1波長板31を抜き差し回転
する方法がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置に用
いられる光ピックアップに関し、特に複数の種類の光デ
ィスクに対応できる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光ビームを収束して、その収束光を光磁
気ディスクなどの情報記録媒体に照射するための対物レ
ンズを、フォーカシング方向及びトラッキング方向に移
動制御する2軸駆動対物レンズ駆動装置を搭載した光ピ
ックアップとして、第14図のような構造が考えられる
(第1の従来例)。第14図は、従来の光ピックアップ
(一部)を示す斜視図であり、図中、101は対物レン
ズ駆動装置、102は対物レンズ、103は対物レンズ
102を収納するレンズホルダー、104はレンズホル
ダー103の両側面に取り付けられた基板、105、1
06はそれぞれレンズホルダー103中央部の穴に固着
されたフォーカシングコイル及びトラッキングコイル、
107はベース、108はレンズホルダー103をベー
ス107に対してフォーカシング方向及びトラッキング
方向に移動可能に支持するための弾性体、109は弾性
体108の一端108aを基板104に固着するための
半田、110はベース107に固定された基板、111
は弾性体108の他端108bを基板110に固着する
ための半田、112はダンパー材、113は永久磁石、
114はストッパーである。この例では、レンズホルダ
ー103にはひとつの対物レンズ102が搭載され、そ
の下方には図示しない光学系からの光ビームを対物レン
ズ102の方へ曲げるための立ち上げミラー115が、
やはりただひとつ配置されている。
【0003】ところで、光ディスクには、CDに代表さ
れる再生のみが可能なもの、1度だけ記録が可能なライ
トワンス型のもの、光磁気方式や相変化方式などの何度
でも記録、消去が可能なみのなど様々なものがある。ま
た、これら光ディスクにおいては、近年、大容量化、高
密度化が進み、対物レンズのNAを上げてもディスクの
スキューの影響が小さくなるように、ディスクの基板の
厚さを薄くしたものなども提案されている。このよう
に、様々な光ディスクの形態が存在するため、これらを
1つの装置で処理可能な光ピックアップの開発が望まれ
ている。
【0004】たとえば、基板の厚さや屈折率が異なる光
ディスクに対しては、それぞれに適合した集光条件の対
物レンズを用いないと必要な集光特性を得られないた
め、このように種類の異なる光ディスクに対して、1つ
の装置で記録、再生等を行なう光ピックアップの例とし
て、対物レンズ駆動装置の可動部に複数の対物レンズを
搭載し、ディスクの種類に応じて使い分ける方法が特開
平6−333255号公報に示されている(第2の従来
例)。この従来例では、複数の対物レンズに対して、複
数のミラー面を有するビーム分離ミラーをその下方に配
置し、光源に近い側のミラー面をハーフミラーとするこ
とによって、複数の対物レンズに対してビームを入射さ
せる構造となっている。一方、光ディスクからの反射光
は、ビーム分離ミラー、ビームスプリッタを経て、ビー
ムスプリッタで反射された一部の光ビームがフォトディ
テクタに入射し、信号検出を行う。
【0005】次に、第3の従来例として、対物レンズ駆
動装置の可動部に複数の対物レンズを搭載し、光路の途
中に配置したミラーの回転によりビームを切り替える方
法が特開平7−37259号公報に示されている。この
従来例では、光路の途中のミラーの有無により、ビーム
を第1の対物レンズに入射させるか、第2の対物レンズ
に入射させるかを切り替えており、また、対物レンズ駆
動装置の具体的な例として、軸摺回動型の2軸アクチュ
エータが示されている。
【0006】また、第4の従来例として、所定の結晶軸
角度を有する2分の1波長板と偏光ビームスプリッタと
の組み合わせにより、光ビームを分割し、2つの対物レ
ンズに同時に光ビームを入射させる方法が特開平56−
189800号公報に示されている。この従来例では、
2つの対物レンズ駆動装置がディスクの両面に配置され
ており、信号検出用の受光素子も分割されたそれぞれの
光路に配置されている。
【0007】また、第5の従来例として、2分の1波長
板を光路から抜き差しすることで、偏光方向を切り替
え、偏光ビームスプリッタで分離する方法が、特公昭6
3−60451号公報に示されている。この従来例で
は、2つに分離された光ビームを、それぞれ光磁気信号
の記録用と再生用とし、それぞれの光路の途中にハーフ
ミラーや偏光プリズムを配置して、信号検出のための光
路偏光を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第2の従来例では、ハ
ーフミラーによって光ビームを分離しているため、使用
していない対物レンズにも光ビームが入射し、光量のロ
スが大きい。このことを、第15図を用いて説明する。
第15図において、第1の対物レンズ121と、第2の
対物レンズ122に対して、入射する光ビームを分割す
るため、ハーフミラー123を用いている。124は反
射ミラーである。今、ハーフミラー123によって反射
され、第2の対物レンズ122に入射する光ビームの割
合を50%とし、ハーフミラー123を透過して、反射
ミラー124で反射され、第1の対物レンズ121に入
射する光ビームの割合を50%とすると、光ディスクで
反射され、戻ってきた光ビームは再びハーフミラー12
3で分割され、光源、フォトディテクタ(図示せず)側
を戻る割合は25%まで落ちることになる。更には、信
号検出のためのフォトディテクタの方へ光ビームを曲げ
るためのビームスプリッタでも、ロスが生じることにな
る。
【0009】第3の従来例では、光ビームの方向を完全
に切り替えるため、光量のロスは無いが、ミラーを回転
させることで光ビームを切り替える構造であり、切り替
えの際の位置精度が非常に重要となるとともに、光ビー
ムの角度としての最適状態と、光ビームの位置としての
最適状態とがずれる可能性があり、ビームの角度と位置
の両方を合わせることが困難であるという問題がある。
【0010】第4の従来例では、光量のロスという点で
は第2、第3の従来例の中間であり、偏光ビームスプリ
ッタを用いて光ビームを分割しているため帰りの光路で
のロスをハーフミラーの場合よりも小さくできるが、光
ビームを分割しているので、完全に切り替える方式より
はロスが大きい。また、対物レンズ駆動装置と信号検出
用の受光素子を、分割されたそれぞれの光ビームに対し
て設けているので、装置が大型化するという問題があ
る。
【0011】第5の従来例では、2分の1波長板を抜き
差しすることで偏光方向を切り替えているので、光量の
ロスは小さくできるが、サーボ信号や光磁気の読み取り
信号検出のための光路変更手段や光検出器を、分離され
たそれぞれの光路に配置しているため、光学系が複雑
で、装置が大型化するという問題がある。
【0012】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、対物レンズに入射する光ビームを分割、ある
いは切り替える際に光量のロスが少なく、ビームの切り
替え機構が簡単で切り替えの際に角度変化を伴わず、か
つ、1つの対物レンズ駆動装置を用いて装置を小型化で
きるとともに、信号検出部も小型になり、容易に複数の
種類の光ディスクに対応できる光ピックアップを提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)光源から発せられた光ビームを収
束して、その収束光を記録媒体に照射するための対物レ
ンズを複数個搭載し、所定方向に移動制御するための対
物レンズ駆動装置と、入射した直線偏光の偏光方向を変
換する偏光方向変換素子と、光ビームの偏光方向によっ
て反射率あるいは出射方向の異なる第1、及び第2の偏
光分離手段とを備える光ピックアップであって、前記光
源側からの光ビームを前記偏光分離手段により分割し、
分割された光ビームを前記複数個の対物レンズにそれぞ
れ入射させるとともに、前記記録媒体で反射され、前記
第1の偏光分離手段に戻り、ここで透過及び反射した光
ビームを、第2の偏光分離手段によって異なる偏光方向
の光ビームに分割し、それぞれの光ビームを少なくとも
2分割された光検出器に入射させることで信号検出を行
うこと、更には、(2)前記第1の偏光分離手段が偏光
ビームスプリッタであり、前記第2の偏光分離手段がウ
ォラストンプリズムであること、更には、(3)前記偏
光方向変換素子によって変換される光ビームの偏光方向
を所定の方向に設定することにより、複数個の対物レン
ズに入射する光ビームの分割比率を決定すること、更に
は、(4)光源から発せられた光ビームを収束して、そ
の収束光を記録媒体に照射するための対物レンズを複数
個搭載し、所定方向に移動制御するための対物レンズ駆
動装置と、光ビームの偏光方向によって反射率の異なる
偏光分離手段と、前記偏光分離手段に入射する光ビーム
の偏光方向を変換するための偏光方向変換素子とを備え
る光ピックアップであって、前記偏光方向変換素子によ
って光ビームの偏光方向を切り替えることで、前記複数
個の対物レンズのうち、どの対物レンズに光ビームを入
射させるかを切り替えるとともに、前記偏光分離手段を
透過して、前記記録媒体で反射された光ビームを再び前
記偏光分離手段を透過させ、一方、前記偏光分離手段で
反射され、前記記録媒体で反射された光ビームを再び前
記偏光分離手段で反射させることにより、両方の反射光
を共通の光検出器で受光するようにしたこと、更には、
(5)前記偏光方向変換素子は2分の1波長板であり、
前記2分の1波長板を光路に対して抜き差しすること
で、光ビームの偏光方向を切り替えること、更には、
(6)前記偏光方向変換素子は2分の1波長板であり、
前記2分の1波長板を所定の角度だけ回転させること
で、光ビームの偏光方向を切り替えること、を特徴とし
たものである。
【0014】
【作用】前記構成を有する本発明の光ピックアップは、
(1)偏光分離手段を用いて光ビームを分割するので、
光ディスクで反射され、戻ってきた光ビームの偏光分離
手段での光量のロスがほとんど無く、全体としてロスを
少なくできる。また、1つの対物レンズ駆動装置に複数
の対物レンズを搭載していることと、1つの受光素子で
信号検出を行うので、装置の小型化が実現できる。
(2)2つの偏光分離手段を用いているので、その間の
光路を共通化できるとともに、信号検出側の偏光分離手
段としてウォラストンプリズムを用いることで、信号検
出用の受光素子を1つの2分割受光素子とすることがで
きるので、装置の小型化が可能となる。(3)偏光方向
変換素子によって変換される光ビームの偏光方向を所定
の方向に設定しているので、目的に応じて、複数個の対
物レンズに入射する光ビームの分割比率を設定できる。
(4)偏光方向変換素子により、偏光分離手段に入射す
る光ビームの偏光方向を切り替え、記録媒体で反射され
た光ビームが再び偏光分離手段に戻った後は共通の光路
を通るように構成されているので、往路、復路とも光量
のロスをほとんど無くすことができるとともに、光検出
器も共通化でき、装置の小型化が図れる。また、1つの
対物レンズ駆動装置に複数の対物レンズを搭載している
ので、装置の小型化が実現できる。(5)偏光方向の切
り替えのために、2分の1波長板を抜き差しするだけな
ので、切り替えの機構が簡単で、位置精度もそれほど必
要としない。(6)偏光方向の切り替えのために、2分
の1波長板を回転させるだけなので、切り替えの機構が
簡単で、位置精度もそれほど必要としない。
【0015】
【実施例】
(第1の実施例)第1図〜第7図は、本発明によるピッ
クアップの一実施例を示すための構成図、第1図は光ピ
ックアップの分解斜視図、第2図は第1図における対物
レンズ駆動装置の構造を示す平面図、第3図は第2図の
A−A断面図で、対物レンズの下方にはプリズム類も図
示してある。第4図は、偏光ビームスプリッタにおける
光量のロスを説明するための図であり、第5図は入射す
る光ビームの偏光方向によって、光ビームの分割比率が
変更された場合の説明図である。第6図は、ホログラム
レーザの構造を示す斜視図で、第7図は、ホログラムと
フオトダイオードとの位置関係を説明する図である。
【0016】この実施例における光ピックアップ1は、
対物レンズ駆動装置2と、光学素子3から構成されてお
り、これらは図示しないハウジングに搭載されている。
対物レンズ駆動装置2は、光ビームを収束して、その収
束光を記録媒体に照射するための対物レンズ5、6と、
対物レンズ5、6を保持するレンズホルダー7と、レン
ズホルダー7の両側面に取り付けられた基板8と、レン
ズホルダー7の両端の凹部に固着されたフォーカシング
コイル9及びトラッキングコイル10とにより可動部を
形成している。基板8の側方の上下にはそれぞれレンズ
ホルダー7をベース11に対してフォーカシング方向及
びトラッキング方向に移動可能に支持するための弾性体
12が配置されている。弾性体12の一端12aは、半
田13によって基板8に固着され、弾性体12の他端1
2bは、半田14によって基板15に固着されている。
弾性体12の一方の端部12b付近の根元部にはダンパ
ー材12cが固着されており、弾性体12の共振を抑え
る働きがある。ベース11上には、略U字形のヨーク1
6が載置され、ヨーク16の一方の壁面には永久磁石1
7が固着されている。基板15は、スペーサ18を介し
て、ベース11からの立設部11aに対して固定ねじ1
9により固定されている。フォーカシングコイル9及び
トラッキングコイル10の一部は、ヨーク16と永久磁
石17により形成された磁気回路20の磁気ギャップ2
0a中に配置され、フォーカシングコイル9及びトラッ
キングコイル10の端子は、基板8、弾性体12を介し
て、基板15に電気的に接続されている。以上のような
構成において、フォーカシングコイル9及びトラッキン
グコイル10に電流を流すと、それぞれフォーカシング
方向及びトラッキングコイル方向に独立して可動部を駆
動することができる。
【0017】次に、光学系について説明する。レンズホ
ルダー7上には2つの対物レンズ5,6が搭載されてお
り、これらは、異なった基板厚さのディスクに対応する
などのため、異なった仕様のものである。たとえば、対
応レンズ5は基板厚さの薄いディスクに対応し、対物レ
ンズ6は基板厚さの厚いディスクに対応するものであ
る。対物レンズ5、6の下方にはそれぞれ反射ミラー2
1及び偏光ビームスプリッタ22が配置されている。2
3(図6参照)はホログラムレーザであり、その両面に
ホログラム24と回析格子25が形成されたガラス基板
26を、内部にレーザ27とフォトダイオード28を備
えるパッケージ29に固定したものである。光源(ホロ
グラムレーザ23)から発せられた光ビームは、コリメ
ートレンズ30により平行光に変換され、2分の1波長
板31に入射する。レーザからの発光ビームは、通常p
偏光かs偏光に設定されており、もし、2分の1波長板
31を用いないならば、光ビームは偏光ビームスプリッ
タ22ですべて反射されるか、すべて透過してしまうか
になり、両方の対物レーザ5、6に光ビームを入射させ
ることができなくなる。両方の対物レンズ5、6に入射
させるためには、p偏光の成分とs偏光の成分の両方を
合わせ持つことが必要となる。レーザのチップを斜めに
マウントする、レーザのパッケージ全体を回転させるな
どでも対応できるが、2分の1波長板31を挿入すると
光量調整、切り替え等が可能である。2分の1波長板3
1は、その結晶軸方向と入射ビームの偏光方向との差の
2倍だけ、ビームの偏光方向を回転させることができる
ので、結晶軸方向が22.5°だけ傾いた2分の1波長
板を用いれば、たとえばp偏光の光ビームを入射させれ
ば、p偏光成分とs偏光成分とが1:1となるような偏
光方向(すなわち45°方向)に回転して出てくること
になる。このような光ビームは、ハーフミラー32を一
部が透過し、偏光ビームスプリッタ22に入射する。偏
光ビームスプリッタ22は、s偏光成分をほぼ100%
反射し、p偏光成分をほぼ100%透過するように設計
されており、入射した光ビームの約50%が偏光ビーム
スプリッタで反射されて対物レンズ6に入射し、残りの
約50%が偏光ビームスプリッタを透過して反射ミラー
21でほぼ全部反射されて対物レンズ5に入射する。帰
りの光路におけるロスという点で、偏光ビームスプリッ
タを用いるのが有利である。このことを、第4図を用い
て説明する。対物レンズ6に入射したs偏光成分の光ビ
ームは、光ディスクで反射されて、s偏光成分の光ビー
ムとして偏光ビームスプリッタ22に戻るため、ここで
ほぼすべてが反射されて光量ロスがほとんど生じない。
一方、対物レンズ5に入射したp偏光成分の光ビーム
は、光ディスクで反射されて、p偏光成分の光ビームと
して偏光ビームスプリッタ22に戻るため、ここでほぼ
すべてが透過されて光量ロスがほとんど生じない。すな
わち、ハーフミラーを用いた場合には25%まで光量が
落ちるのに対して、偏光ビームスプリッタ22を用いた
場合にはロスはほとんど生じない。
【0018】以上の説明は、結晶軸の方向が22.5°
傾いた2分の1波長板を用いることで行ってきたが、こ
の角度を変更することによって、対物レンズ5、6に入
射する光ビームの光量比率を変更することもできる。近
年、高密度化のため、光ディスクの記録層が2層になっ
たものなども考案されており、このようなディスクを再
生するためには、大きな光パワーが必要となる。また、
相変化ディスクなど、記録できるディスクに対しても大
きな光パワーが必要となる。一方では、従来のCDなど
のようにそれほどのパワーを必要としないディスクもあ
り、これらを2つの対物レンズを搭載した1つのピック
アップで再生する場合、高密度ディスクや記録可能ディ
スクの方の光量比率を増やした方が良い。たとえば、結
晶軸の方向が15°傾くように2分の1波長板を設定し
ておけば、p偏光が入射すると、偏光方向が30°傾い
て出射され、第5図に示すように、偏光ビームスプリッ
タで透過、反射するp偏光成分とs偏光成分の光量の比
率を、p偏光75%、s偏光25%とすることができ
る。
【0019】次に、ホログラムレーザ23の機能につい
て、第6図、第7図を用いて説明する。レーザ27から
出射された光ビームは、回析格子25によりメインビー
ムと2つのサブビームの3つに分けられ、ホログラム2
4を0次光として透過する。ディスクで反射された光ビ
ームの一部は、ハーフミラー32を透過してホログラム
24に戻り、ここで回析された1次回析光が5分割フォ
トダイオード28上に導かれる。ホログラム24は格子
周期の異なる2つの領域からなり、メインビームの反射
光のうち、一方の領域33に入射したものは光検出部D
2、D3の分割線上に、他方の領域34に入射したものは
光検出部D4上に集光される。また、サブビームの反射
光はそれぞれ光検出部D1、D5上に集光される。したが
って、5分割フォトダイオード28の各セグメントの出
力をS1、S2、S3、S4、S5とすると、フォーカス誤
差信号FESは、 FES=S2−S3 で与えられ、トラッキング誤差信号TESはいわゆる3
ビーム法で検出され、 TES=S1−S で与えられる。以上により、サーボ信号の検出を行うこ
とができる。
【0020】次に、情報信号の検出方法について説明す
る。ディスクからの反射光は、どの対物レンズを通って
きた光ビームかによってp偏光の光ビームかs偏光の光
ビームかが異なる。第1図において、ディスクからの反
射光の一部は、ハーフミラー32で反射され、ウォラス
トンプリズム35に入射すると、p偏光かs偏光かによ
って出射方向が異なり、反射ミラー36で光路を曲げら
れ、スポットレンズ37を通り、反射ミラー38で再び
光路を曲げられた後、2分割フォトダイオード39の2
つのセグメントのどちらかに入射する。すなわち、第1
のセグメントには、対物レンズ5を通ったp偏光の光ビ
ームが入射し、第2のセグメントには、対物レンズ6を
通ったs偏光の光ビームがそれぞれ入射するようになっ
ている。したがって、対物レンズ5を用いて再生する場
合には第1のセグメントの信号を情報信号として用い、
対物レンズ6を用いて再生する場合には第2のセグメン
トの信号を情報信号として用いれば良い。
【0021】(第2の実施例)第8図〜第12図は、本
発明による光ピックアップの第2の実施例を示すための
構成図で、第8図は光ピックアップの分解斜視図、第9
図は2分の1波長板を抜き差しする機構を示す斜視図、
第10図は2分の1波長板を回転させる機構を示す側面
図、第11図は偏光ビームスプリッタにp偏光が入射し
た場合の説明図、第12図は偏光ビームスプリッタにs
偏光が入射した場合の説明図である。
【0022】この実施例における光ピックアップ1は、
第1の実施例と同様、対物レンズ駆動装置2と、光学素
子3から構成されており、対物レンズ駆動装置2につい
ては、第1の実施例と同じ構成なので、説明を省略す
る。なお、第1の実施例と同じ働きの部品には同じ番号
を付与している。
【0023】対物レンズ5、6の下方にはそれぞれ反射
ミラー21及び偏光ビームスプリッタ22が配置されて
おり、ホログラムレーザ23から出た光ビームは、コリ
メートレンズ30により平行光に変換される。コリメー
トレンズ30と偏光ビームスプリッタ22との間には、
結晶軸の方向が45°傾いた2分の1波長板31が、光
路に対して抜き差し可能に配置されている。すなわち、
2分の1波長板31が光路中に差し込まれて、光ビーム
が2分の1波長板を通過すると、光ビームの偏光方向は
90°回転するし、2分の1波長板31が光路中から抜
かれて、光ビームが2分の1波長板を通過しない時は、
光ビームの偏光方向はそのまま保たれることになる。抜
き差しの機構としては、第9図に示すように、2分の1
波長板31を、ラック40のついたスライドテーブル4
1上に固定し、歯車42のついたモータ43により、ガ
イド44に沿ってスライドさせる方法が考えられる。な
お、抜き差しの機構については、この方法に限定される
ものではなく、ベルトを介した駆動でも良いし、また、
平行移動でなく、回転移動させても良い。
【0024】また、光ビームの偏光方向を90°回転さ
せたり、そのまま通過させたりして、切り替える方法と
して、2分の1波長板31を、光軸まわりに45°回転
させる方法も考えられる。すなわち、第10図に示すよ
うに、たとえば(a)の状態では、2分の1波長板31
の結晶軸の方向は傾いていないとすると、光ビームの偏
光方向はそのまま保たれることになるし、(b)のよう
に45°回転させた状態では、光ビームの偏光方向は9
0°回転することになる。回転駆動機構についてもう少
し説明すると、2分の1波長板31は、円筒状のホルダ
ー45内に固定されており、ホルダー45はハウジング
4内の穴にガイドされて、所定の角度だけ回転可能に支
持されている。ホルダー45からは突出部46が出てお
り、スライドテーブル41の溝47とかみ合っている。
したがって、スライドテーブル41が横に移動すること
で、2分の1波長板31は45°回転することができ
る。スライドテーブル41の移動には、第9図と同じ機
構を用いれば良い。なお、回転駆動機構については、こ
の方法に限定されるものではなく、回転型モータでダイ
レクトに回転させても良い。
【0025】以上のように、2分の1波長板31を抜き
差ししたり、回転させたりして、光ビームの偏光方向を
そのまま保ったり、90°回転させたりすることすが自
由にできるので、ホログラムレーザから出た光ビームの
偏光がs偏光だとすると、そのまま保たれた時はs偏光
が偏光ビームスプリッタ22に入射し、90°回転した
時はp偏光が偏光ビームスプリッタ22に入射する。p
偏光が入射した場合について、第11図を用いて説明す
る。p偏光は偏光ビームスプリッタ22でほとんど反射
されることなく通過し、反射ミラー21で反射され、ま
た、ディスクで反射されて戻ってきた光ビームも、偏光
ビームスプリッタ22でほとんど反射されることなく通
過するので、ビーム分割手段(偏光ビームスプリッタ2
2)での光量のロスはほとんどない。一方、s偏光が入
射した場合について、第12図を用いて説明する。s偏
光は偏光ビームスプリッタ22でほとんどすべてが反射
され、また、ディスクで反射されて戻ってきた光ビーム
も、偏光ビームスプリッタ22でほとんどすべてが反射
されるので、ビーム分割手段(偏光ビームスプリッタ2
2)での光量のロスはほとんどない。
【0026】次に、信号の検出方法について説明する。
ホログラムレーザ23の構造は、第6図、第7図と同じ
であるので、サーボ信号の検出方法については説明を省
略する。情報信号については、この実施例では、ディス
クの種類に応じて、p偏光からs偏光か、どちらかしか
戻ってこないので、第1の実施例のようにウォラストン
プリズム35を用いて偏光分離する必要はなく、ホログ
ラムレーザ23に戻ってきた光ビームを用いて、再生信
号RFは、 RF=S+S3+S4 で与えられる。
【0027】なお、以上は、偏光方向変換素子として、
2分の1波長板を用い、これを抜き差しするか、回転さ
せるかで偏光方向を切り替える方法を説明したが、2分
の1波長板の代わりに、ファラデー素子を用い、磁界を
かけることで偏光方向を回転させる方法も考えられる。
この方法を用いれば、2分の1波長板を用いた時のよう
な駆動機構は必要なくなるので、構造が簡単になる。更
に、偏光方向を切り替える代わりに、最初から偏光方向
の異なる2つの光ビームを発光させるという方法もあ
る。
【0028】また、第1、第2の実施例では同じ対物レ
ンズ駆動装置の構造を用いて説明したが、このような構
造に限定されるものではなく、たとえば、複数の対物レ
ンズをディスクトラックの方向(タンジェンシャル方向
Ta)に並べる場合には、第13図のような構造を用い
れば良い。第13図は対物レンズ駆動装置の別の構造を
示す平面図であり、第2図の構造と異なるのは、可動部
の支持方法、対物レンズ5、6の配列方向、磁気回路の
配列方向などである。すなわち、4本の弾性体12によ
り可動部が支持されているが、上下それぞれの2本ずつ
が略V字形状に配置され、その一端12aは、レンズホ
ルダー7の上下に固定された基板8に対して半田13に
より固着されている。2つの対物レンズ5、6はタンジ
ェンシャル方向(図中Ta方向)に配列され、2つの磁
気回路はトラッキング方向(図中Tr方向)に配列され
ている。以上のような構成において、フォーカシングコ
イル9に電流を流すと可動部がフォーカシング方向に駆
動され、トラッキングコイル10に電流を流すと可動部
は偶力を受けて、V字形の弾性体12の交点(延長線
上)を中心に回転し、2つの対物レンズ5、6はトラッ
キング方向に駆動される。上記の回転中心は、可動部の
重心を通る直線上(光軸方向)近傍にあることが望まし
い。こうすることにより、重心まわりの回転運動となる
ので周波数特性が良好で、アクセス時には重心に対する
並進力のみが作用し、可動部の揺れが抑制できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、第1の発明に係る光ピッ
クアップによれば、偏光ビームスプリッタを用いて光ビ
ームを分割するので、光ディスクで反射され、戻ってき
た光ビームの偏光分離手段での光量のロスがほとんど無
く、全体としてロスを少なくできる。また、1つの対物
レンズ駆動装置に複数の対物レンズを搭載していること
と、1つの受光素子で信号検出を行うので、装置の小型
化が実現できる。
【0030】第2の発明に係る光ピックアップによれ
ば、2つの偏光分離手段を用いているので、その間の光
路を共通化できるとともに、信号検出側の偏光分離手段
としてウォラストンプリズムを用いることで、信号検出
用の受光素子を1つの2分割受光素子とすることができ
るので、装置の小型化が可能となる。
【0031】第3の発明に係る光ピックアップによれ
ば、偏光方向変換素子によって変換される光ビームの偏
光方向を所定の方向に設定しているので、目的に応じ
て、複数個の対物レンズに入射する光ビームの分割比率
を設定できる。
【0032】第4の発明に係る光ピックアップによれ
ば、偏光方向変換素子により、偏光分離手段に入射する
光ビームの偏光方向を切り替え、記録媒体で反射された
光ビームが再び偏光分離手段に戻った後は共通の光路を
通るように構成されているので、往路、復路とも光量の
ロスをほとんど無くすことができるとともに、光検出器
も共通化でき、装置の小型化が図れる。また、1つの対
物レンズ駆動装置に複数の対物レンズを搭載しているの
で、装置の小型化が実現できる。
【0033】第5の発明に係る光ピックアップによれ
ば、偏光方向の切り替えのために、2分の1波長板を抜
き差しするだけなので、切り替えの機構が簡単で、位置
精度もそれほど必要としない。
【0034】第6の発明に係る光ピックアップによれ
ば、偏光方向の切り替えのために、2分の1波長板を回
転させるだけで、切り替えの機構が簡単で、位置精度も
それほど必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ピックアップにおける第1の実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】第1図における対物レンズ駆動装置の構造を示
す平面図である。
【図3】第2図のA−A断面図にプリズムの一部を加え
た図である。
【図4】偏光ビームスプリッタにおける光量のロスを説
明するための図である。
【図5】入射する光ビームの偏光方向によって、光ビー
ムの分割比率が変更された場合の説明図である。
【図6】ホログラムレーザの構造を示す斜視図である。
【図7】ホログラムとフォトダイオードとの位置関係を
説明する図である。
【図8】本発明による光ピックアップにおける第2の実
施例を示す分解斜視図である。
【図9】2分の1波長板を抜き差しする機構を示す斜視
図である。
【図10】2分の1波長板を回転させる機構を示す側面
図である。
【図11】偏光ビームスプリッタにp偏光が入射した場
合の説明図である。
【図12】偏光ビームスプリッタにs偏光が入射した場
合の説明図である。
【図13】対物レンズ駆動装置の別の構造を示す平面図
である。
【図14】従来の光ピックアップ(一部)の構造を示す
斜視図である。
【図15】従来の光ピックアップにおいて、ハーフミラ
ーを用いた場合の光量のロスを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 対物レンズ駆動装置 3 光学素子 4 ハウジング 5、6 対物レンズ 7 レンズホルダー 9 フォーカシングコイル 10 トラッキングコイル 11 ベース 12 弾性体 16 ヨーク 17 永久磁石 21 反射ミラー 22 偏光ビームスプリッタ 23 ホログラムレーザ 30 コリメートレンズ 31 2分の1波長板 32 ハーフミラー 35 ウォラストンプリズム 36 反射ミラー 37 スポットレンズ 38 反射ミラー 39 2分割フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 啓至 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 上山 徹男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源から出射した直線偏光の
    偏光方向を変換する偏光方向変換素子と、入射光の偏光
    方向によって反射率あるいは出射方向の異なる第1の偏
    光分離手段と、入射光を収束して、その収束光を記録媒
    体に照射するための対物レンズを複数個搭載し、所定方
    向に移動制御される対物レンズ駆動装置とを備え、 前記偏光方向変換素子を通過した前記光源からの光ビー
    ムを前記第1の偏光分離手段により分割し、分割された
    光ビームを前記複数個の対物レンズに入射させるととも
    に、前記記録媒体で反射され、前記第1の偏光分離手段
    に戻り、ここで透過及び反射した光ビームを、第2の偏
    光分離手段によって異なる偏光方向の光ビームに分割
    し、それぞれの光ビームを少なくとも2分割された光検
    出器に入射させることで信号検出を行うことを特徴とす
    る光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記偏光方向変換素子によって前記複数
    個の対物レンズに入射する光ビームの分割比率を決定す
    ることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 光源と、該光源から出射した直線偏光の
    偏光方向を変換する偏光方向変換素子と、入射光の偏光
    方向によって反射率の異なる第1偏光分離手段と、入射
    光を収束して、その収束光を記録媒体に照射するための
    対物レンズを複数個搭載し、所定方向に移動制御される
    対物レンズ駆動装置とを備え、 前記偏光方向変換素子によって光ビームの偏光方向を切
    り替えることによって、光ビームを入射させる対物レン
    ズを切り替えるとともに、前記偏光分離手段を透過して
    前記記録媒体で反射された光ビームを再び前記偏光分離
    手段を透過さるとともに、前記偏光分離手段で反射さ
    れ、前記記録媒体で反射された光ビームを再び前記偏光
    分離手段で反射させることによって、両反射光を共通の
    光検出器で受光することを特徴とする光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記偏光方向変換素子は2分の1波長板
    であり、該2分の1波長板を光路に対して抜き差しする
    ことで、光ビームの偏光方向を切り替えることを特徴と
    する請求項3記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記偏光方向変換素子は2分の1波長板
    であり、該2分の1波長板を所定の角度だけ回転させる
    ことで、光ビームの偏光方向を切り替えることを特徴と
    する請求項3記載の光ピックアップ。
JP7165838A 1995-06-30 1995-06-30 光ピックアップ Pending JPH0917003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165838A JPH0917003A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 光ピックアップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165838A JPH0917003A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 光ピックアップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0917003A true JPH0917003A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15819967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7165838A Pending JPH0917003A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 光ピックアップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0917003A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108280A (en) * 1998-06-30 2000-08-22 Fujitsu Ltd. Optical information storage unit
WO2007114047A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
WO2007114045A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
WO2007114046A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
JP2008108387A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2009301706A (ja) * 2009-09-28 2009-12-24 Panasonic Corp 光ディスク装置
JP2009301707A (ja) * 2009-09-28 2009-12-24 Panasonic Corp 光ピックアップ装置
US7920443B2 (en) 2003-07-07 2011-04-05 Panasonic Corporation Objective lens, optical pick-up device, and optical disk device
CN109669271A (zh) * 2019-02-14 2019-04-23 杭州驭光光电科技有限公司 分束光学模组及其制造方法
WO2023189715A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 株式会社東京精密 レーザ光学系及びその調整方法並びにレーザ加工装置及び方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108280A (en) * 1998-06-30 2000-08-22 Fujitsu Ltd. Optical information storage unit
US7920443B2 (en) 2003-07-07 2011-04-05 Panasonic Corporation Objective lens, optical pick-up device, and optical disk device
WO2007114047A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
WO2007114045A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
WO2007114046A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Pioneer Corporation 光ヘッド装置
JP2008108387A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2009301706A (ja) * 2009-09-28 2009-12-24 Panasonic Corp 光ディスク装置
JP2009301707A (ja) * 2009-09-28 2009-12-24 Panasonic Corp 光ピックアップ装置
JP4640525B2 (ja) * 2009-09-28 2011-03-02 パナソニック株式会社 光ピックアップ装置
CN109669271A (zh) * 2019-02-14 2019-04-23 杭州驭光光电科技有限公司 分束光学模组及其制造方法
WO2023189715A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 株式会社東京精密 レーザ光学系及びその調整方法並びにレーザ加工装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0777222B1 (en) Optical pickup having two objective lenses
US6529454B1 (en) Integrated optical component, optical pickup, and optical disc device
JP3508005B2 (ja) 光ディスク装置及びその対物レンズの傾き調整方法
JPH0917003A (ja) 光ピックアップ
JP2000030288A (ja) 光ピックアップ素子
KR19980087331A (ko) 광학픽업 및 광디스크장치
EP0740295A1 (en) Optical pickup apparatus and optical disk drive apparatus
JP3726979B2 (ja) 光ピックアップ
JPH09297927A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0863780A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0917015A (ja) 光ピックアップ
JPH09231603A (ja) 光学ピックアップ
US4868821A (en) Optical pickup which includes a single objective lens having magnification equal to or greater than 3 and equal to or smaller than 5
JPH07121901A (ja) 光ピックアップ装置
JPH09212891A (ja) 光学ヘッド装置
JPH1116186A (ja) 光ピックアップ装置
JPH09120573A (ja) 光学ヘッド
JPH11261171A (ja) 光学装置とこれを利用した光学ピックアップ及び光ディスク装置
JP4123217B2 (ja) 光学ピックアップ装置、光ディスク装置及びフォーカスエラー信号検出方法
JP3508007B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH06124497A (ja) 光ヘッド装置
JPH10149562A (ja) 光学ピックアップ及び光ディスク装置
JPH10188326A (ja) 光ピックアップ装置
JPH03116546A (ja) 情報記録再生装置
JPH03116555A (ja) 情報記録再生装置