JP2008108387A - 光ピックアップ装置および光ディスク装置 - Google Patents

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山▲崎▼和良
Daisuke Tomita
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Abstract

【課題】
BD、HD DVDに対して1つの半導体レーザから出射した光束を偏光の切替えにより、ディスクを選択する光ピックアップ装置において、フロントモニタを共通化し、切替えのための制御を不要とするとともに、安定した光量制御を実現する。
【解決手段】
半導体レーザと、前記半導体レーザから出射した光束を光ディスクに照射するための2つの対物レンズと、前記光ディスクから反射した前記光束を受光する光検出器と、前記半導体レーザから出射した光束の偏光を動的に制御する偏光可変素子と、前記偏光可変素子に対して前記レーザ光源と反対方向に配置されるビームスプリッタと、前記偏光可変素子と前記ビームスプリッタの光路の間に配置される1つのフロントモニタを備えた光ピックアップ装置において、前記偏光可変素子とフロントモニタの光路の間にフォトニック結晶を配置する。

【選択図】図4

Description

本発明は、光ピックアップ装置および光ディスク装置に関する発明である。
本技術分野の背景技術としては、例えば特開2001−93183号公報や特開2003−217160号公報などがある。特開2001−93183号公報には、課題として「使用する偏光ビームスプリッタの製造時の特性上のばらつきに関係なく、モニタ用光検出器と対物レンズに向かう光量の比率を製品間で一定になるように調整することができる光ピックアップを提供する。」と記載があり、解決手段として「光ディスクに情報を記録再生する光ピックアップにおいて、レーザ光源から出射する読み書き用のレーザ光の偏光方向を光軸を中心として回転させることで変える1/2波長板28と、前記1/2波長板から出力するレーザ光の光量を検出して、この検出結果が一定値となるように、前記レーザ光源のレーザ光出力を制御するために使用するモニタ用光検出器22と、前記1/2波長板から出力するレーザ光を前記光ディスクに向かう光路と前記モニタ用光検出器に向かう光路とに分割する偏光ビームスプリッタ8とを備え、前記1/2波長板をその光軸を回転中心として少なくとも0度から45度以内の範囲で回転調整可能にする。これにより、使用する偏光ビームスプリッタの製造時の特性上のばらつきに関係なく、モニタ用光検出器と対物レンズに向かう光量の比率を製品間で一定になるように調整する。」と記載がある。
また、特開2003−217160号公報には、課題として「2つの光源のフロントモニタを一つの光検出器を共用して行う光ピックアップにおいて、モニタ対象の光源を切り替えるための制御を不要にするとともに、2つの光源の安定したフロントモニタを実現する。」と記載があり、解決手段として「第1の光源21のフロントモニタ感度の設定をアンプ28のゲインの選定により行う一方、第2の光源22のフロントモニタ感度の設定については、第2の光源22と光検出器27との間の光路上に遮光板31を配置し、この遮光板31を移動させて第2の光源22から光検出器27への入射光量を調整(制限)することによって行うようにする。」と記載がある。
特開2001−93183号公報 特開2003−217160号公報
光ピックアップ装置による情報の記録および再生において、安定した記録または再生処理を行うために、光ディスクに照射する光束の光量を所定光量にする必要がある。このため、一般的に記録型の光ピックアップ装置には、半導体レーザから出射する光束の光量を検出する手段(以下、フロントモニタと呼ぶ)を有しており、このフロントモニタにより検出された光量を半導体レーザの制御回路にフィードバックすることで、ディスク上に照射する光束の光量を所定量に制御することが可能になる。
光ピックアップ装置内でフロントモニタにより光束の光量を検出する方法としては、様々な方法が知られている。例えば特許文献1では、半導体レーザから出射した光束の一部を直接フロントモニタに導く構成となっており、対物レンズ有効径外の光束をフロントモニタに導くようにしているため、対物レンズに向かう光束の光量を低下させることがない等の特徴をもつ。
また、CDとDVDに対応した光ピックアップ装置についても様々なフロントモニタの構成が知られている。例えば特許文献2ではCDまたはDVDの光量を制限することでCDとDVDのフロントモニタを共用化しており、部品点数を削減する等の特徴をもつ。
ところが、次世代の光ディスクであるBDとHD DVDに対し、同一の半導体レーザから出射した光束をフロントモニタに導く方式およびフロントモニタで検出する光量を調整する方法については明らかになっていない。
本発明は、同一の半導体レーザを用いた場合のBDとHD DVDのフロントモニタ配置およびフロントモニタ光量の調整方法を実現することを目的とする。
上記目的は、その一例として特許請求の範囲に記載の発明によって達成できる。
本発明によれば、同一の半導体レーザを用いた場合のBDとHD DVDのフロントモニタ配置およびフロントモニタ光量の調整方法を実現することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の第1の実施例に係る光ピックアップ装置の一例を示した概略構成図である。
BD、HD DVD互換光ピックアップ装置1は、図1のように駆動機構7によって光ディスク100の半径方向に駆動することができるように構成されている。また光ピックアップ装置上のアクチュエータ5にはBDに対応した対物レンズ2、HD DVDに対応した対物レンズ3が搭載されており、各対物レンズから光ディスク上に光が照射される。対物レンズ2または対物レンズ3から出射した光束はディスク上にスポットを形成し、ディスクを反射する。この反射光を検出することで光ディスク上の情報を再生することが可能となる。また記録の場合には、ディスク上のスポット光強度を変化させることによりディスク上に記録する。
上記のような光ピックアップ装置において、図2は光学系構成について示している。半導体レーザ50からは、波長略405nmのS偏光の光束が発散光として出射される。半導体レーザ50から出射した光束は回折格子51により3つの光束に分岐される。回折格子51を透過した光束は、液晶などの偏光可変素子11に入射する。
偏光可変素子11に入射したS偏光の光束は選択的にS偏光のみまたはP偏光のみまたはS偏光とP偏光に変換できる。なお、偏光可変素子11は波長板を出し入れするのでも問題ない。
まず、偏光可変素子11を透過した光束がP偏光の場合について説明する。偏光可変素子11を透過した光束は偏光ビームスプリッタ52(以下PBSと呼ぶ)に入射する。PBS52は、入射した光束がP偏光の場合には透過し、S偏光の場合には反射する。このため、偏光可変素子11を透過した光束はそのまま透過する。PBS52を透過した光束はミラー53により反射し、コリメートレンズ54に入射する。コリメートレンズ54は光軸方向に駆動できる機構となっており、光束の発散・収束状態を変えることで、光ディスク100のカバー層の厚み誤差による球面収差を補償することに使用される。コリメートレンズ54を透過した光束は、立ち上げミラー55を反射、1/4波長板56を透過後、円偏光となる。円偏光となった光束がアクチュエータ5に搭載された対物レンズ2によりBD用光ディスク100上に集光される。
BD用光ディスク100により反射した光束は、対物レンズ2、1/4波長板56を透過する。円偏光の光束は1/4波長板56によりS偏光となる。S偏光の光束は立ち上げミラー55、コリメートレンズ54、ミラー53を経てPBS52を反射する。PBS52を反射した光束は、検出レンズ60を透過し、光検出器61に入射する。
次に、偏光可変素子11を透過した光束がS偏光の場合について説明する。偏光可変素子11を透過した光束はPBS52で反射する。PBS52を反射した光束は、コリメートレンズ57に入射する。コリメートレンズ57は光軸方向に駆動するができる機構となっており、光束の発散・収束状態を変えることで、HD DVD用光ディスク100のカバー層の厚み誤差による球面収差を補償することに使用される。なお、コリメートレンズ57は光軸方向に駆動しなくても問題はない。
コリメートレンズ57を透過した光束は、立ち上げミラー58を反射、1/4波長板59を透過後、円偏光となる。円偏光となった光束がアクチュエータ5に搭載された対物レンズ3によりHD DVD用光ディスク100上に集光される。
HD DVD用光ディスク100により反射した光束は、対物レンズ3、1/4波長板59を透過する。円偏光の光束は1/4波長板59によりP偏光となる。P偏光の光束は立ち上げミラー58、コリメートレンズ57を経てPBS52を透過する。PBS52を透過した光束は、検出レンズ60を透過し、光検出器61に入射する。
このような構成でフロントモニタ9は、偏光可変素子11の後の光路に配置しており、偏光可変素子11を透過した対物レンズに対して有効径外の光束を検出する。また、偏光可変素子11とフロントモニタ9の間には偏光子8を搭載していることを特徴としている。
ここでフロントモニタ9について説明する。まず半導体レーザ50から出射した光束の一部がフロントモニタ50に入射する。フロントモニタ50には受光部があり、そこに光束が入射すると光量に応じた電流を発生する。光ピックアップ装置または光学的再生装置または光学的記録再生装置では、この電流をアンプによって増幅し、モニタ電圧に変換する。さらに、光学的再生装置または光学的記録再生装置ではモニタ電圧と基準電圧を比較し、光ピックアップ装置1上の対物レンズ2または対物レンズ3の出射量が適切になるよう制御を行う。このように、2つの対物レンズの出射量をフロントモニタ9により制御するためには、フロントモニタ9の受光面感度を独立に設定する必要がある。このため、フロントモニタ9には受光面感度を調整する機構を内蔵させることができる。受光面感度の調整が2つの場合には、2つの可変抵抗を配置する。この可変抵抗を、アンプ対してアナログスイッチで切り替えることで実現できる。例えば、片方の可変抵抗はBD、もう一方の可変抵抗はHDとすることで個別に調整することができる。ところが、BD、HD DVDの再生時に課題が起こる。これについて以下、説明を行う。
BDやHD DVDに使用する405nmの半導体レーザはレーザノイズが大きいため、再生の場合に限っては半導体レーザの出射光量を上げることでレーザノイズを抑える方法が取られている。これに伴って対物出射光量が上がってしまい、記録用ディスクを再生しようとしても、ディスクに記録してしまう課題が発生する。そこでこの課題を解決するために、一般的に用いられているのが、偏光を用いたアッテネート方式である。再生用のアッテネート方式について図2のBD光学系で説明する。なお、HD DVDについても同様であるので説明は省略する。
半導体レーザ50からは、波長略405nmのS偏光の光束が発散光として出射される。半導体レーザ50から出射した光束は液晶などの偏光可変素子11に入射する。なお、偏光可変素子11は波長板を出し入れするのでも問題ない。
偏光可変素子11によりS偏光、P偏光の両偏光の光束に変換され、PBS52に入射する。PBS52に入射した光束のうちP偏光成分は透過し、S偏光成分は反射する。このため、実質的にBD光学系の光量を減らすことができるのである。PBS52透過後については上記と重複するため省略する。
このように、再生時であってもBD、HD DVD共通光路中は、P偏光、S偏光が存在するためフロントモニタ52の入射光量は大きい。このため、BD、HD DVDの記録時と再生時の(対物レンズ出射量)/(FMの光量)が大きく異なり、記録と再生をカバーするためにはさらに可変抵抗を搭載する必要がある。
ここで、光ピックアップ装置1ではBDとHD DVDの記録または再生によってフロントモニタを制御する信号端子が必要となる。しかしながら、BD、HD DVD、DVD、CD互換の光ピックアップ装置では、光学的再生装置または光学的記録再生装置と接続するフレキシブル印刷基板(以下、FPCと呼ぶ)の信号線の数が多くなるため、制御端子を増設することは設計上回避したいという要望がある。また、スリム型光ピックアップ装置では、FPCの信号線の数に制約があるため、制御端子を増設することは設計上回避したいという要望がある。さらに、BDとHD DVDの記録と再生で(対物レンズ出射量)/(FMの光量)が大きく異なることで、接続する2つの可変素子の抵抗値の差が大きくなり、安定したアンプの動作を実現することが難しくなるという課題がある。
そこで本発明では、対物レンズ有効径外の光束を反射するミラー62と、その光束を検出するフロントモニタ9の間に偏光子8を配置した。この偏光子8は片方の偏光成分のみを透過する光学素子である。
例えば、BDの記録と再生、HD DVDの再生に対応した図2の構成の光ピックアップ装置1を考える。ここで偏光子8は、S偏光成分のみを透過するよう配置したとする。この時、S偏光はPBS52を透過する偏光なのでBDの対物レンズ出射光量に対応する光量が検出される。このためBDに関しては問題なく可変抵抗を設定できる。また、HD DVDについてはP偏光の光束は検出されないものの偏光可変素子11によって変換されたS偏光が検出される。この検出信号をモニタすることでP偏光の出射量を換算できるため、結果としてHD DVDの対物出射光量を制御することが可能となる。さらに、偏光子62をS偏光透過からP偏光透過側に回転させることでBDとHD DVDの効率等を考慮したフロントモニタ9への光量調整が可能となる。このように、フロントモニタ9前に偏光子8を配置することで、フロントモニタ9の可変抵抗が1つであってもBD、HD DVDの対物出射光量を制御することができる。これにより、信号線の数を少なくし、安定したアンプが行える。
また、これについてはBDの再生、HD DVDの記録と再生に対応したの光ピックアップ装置およびBD、HD DVDの記録と再生に対応した光ピックアップ装置でも同様の効果が得られることは言うまでもない。
図3は本発明の第2の実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成について示している。実施例1との違いは、偏光可変素子11の後にフォトニック結晶7を配置し、その反射光をフロントモニタ9で検出している点である。
フォトニック結晶4は、片方の偏光(例えばP偏光)を反射し、それと反対の偏光(例えばS偏光)を透過する性質を持たせることが可能である。この性質を用いることで実施例1のようにフロントモニタ9に入射する光量を調整することが可能となる。
さらに、フォトニック結晶7を用いることで以下の利点がある。一般的な偏光子であるグラントムソンプリズムは、入射した光をP偏光成分とS偏光成分に分離することができる。ところが、光ピックアップ装置は、大きさの制約があるため、グラントムソンプリズム等の偏光子の搭載は困難である。このため、光ピックアップ装置で使える平板の偏光子は、片方の偏光を吸収し、もう一方の偏光を透過するような偏光子となる。このような偏光子は、光エネルギーを吸収するため偏光子は熱を発生し、透過率が変化してしまうことがある。このため高精度に光強度を制御することが困難となる。また、高強度の光を照射すると効率が劣化する等の光耐性の観点で課題を有する。これらの課題に対して、偏光子にフォトニック結晶を用いることでこれを解決できる。フォトニック結晶は、平板の偏光子を作成可能であり、片方の偏光(例えばP偏光)を反射し、それと反対の偏光(例えばS偏光)を透過するため、入射した光エネルギーは、光エネルギーを内部に貯めない。これにより、上記した課題を解決できるのである。このため高精度に光強度を制御することが可能となる。
ここでは、BDとHD DVDのフロントモニタの検出方法を示したが、図4(1)、(2)のような光学系構成で記録方式がBD、HD DVD、DVD、CDの場合であっても、フォトニック結晶4の偏光子を透過、反射させることでフロントモニタの入射光量を調整し、高精度に光強度を制御することが可能となることについては言うまでもない。
図5は本発明の第3の実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成について示している。実施例1との違いは、BDの光路中のみにフロントモニタ9を配置している点である。このような構成で、例えば、BDの記録と再生、HD DVDの再生に対応した光ピックアップ装置の対物レンズ出射光量を制御できるのである。それについて以下で説明する。
まずBDの記録と再生については、フロントモニタはBD光路中から検出しているため、BDの対物レンズ出射光量に対応する光量が検出される。次に、HD DVDについてはP偏光の光束は検出されないものの偏光可変素子11によって変換されたS偏光が検出される。この検出信号をモニタすることでHD DVDの対物出射光量を制御することが可能となる。
また、偏光可変素子11を透過する時に偏光方向を制御することでBDとHD DVDの効率等を考慮したフロントモニタへの光量調整が可能となり、最小数の可変抵抗でフロントモニタ9を制御することができる。さらに、このようにBDとHD DVDの対物出射光量を制御すると、配置する場所が共通光路中でなければならないという制約がなくなるため、光ピックアップ装置の小型化ができる。
ここでは、対物レンズ有効径外の光束をフロントモニタ9により検出したが、例えば、ミラー53を透過した光束を検出しもよいことは言うまでもない。
さらに、これについてはBDの再生、HD DVDの記録と再生に対応した光ピックアップ装置に対してHD DVDの光路中から検出することやBD、HD DVDの再生に対応した光ピックアップ装置に対してBDまたはHD DVDの光路中から検出することでも同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施例4では、光ピックアップ装置1を搭載した、光学的再生装置について説明する。図6は光学的再生装置の概略構成である。光ピックアップ装置1は、光ディスク100の半径方向に沿って駆動できる機構が設けられており、アクセス制御回路172からのアクセス制御信号に応じて位置制御される。
レーザ点灯回路177からは所定のレーザ駆動電流が光ピックアップ装置1内の半導体レーザに供給され、半導体レーザからは再生に応じて所定の光量でレーザ光が出射される。なお、レーザ点灯回路177は光ピックアップ装置1内に組み込むこともできる。
光ピックアップ装置1内の光検出器から出力された信号は、サーボ信号生成回路174および情報信号再生回路175に送られる。サーボ信号生成回路174では前記光検出器からの信号に基いてフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号ならびにチルト制御信号などのサーボ信号が生成され、これを基にアクチュエータ駆動回路173を経て光ピックアップ装置1内のアクチュエータを駆動して、対物レンズの位置制御がなされる。
前記情報信号再生回路175では、前記光検出器からの信号に基づいて光ディスク100に記録されている情報信号が再生される。
前記サーボ信号生成回路174および情報信号再生回路175で得られた信号の一部はコントロール回路176に送られる。このコントロール回路176にはスピンドルモータ駆動回路171、アクセス制御回路172、サーボ信号生成回路174、レーザ点灯回路177、球面収差補正素子駆動回路179などが接続され、光ディスク100を回転させるスピンドルモータ180の回転制御、アクセス方向およびアクセス位置の制御、対物レンズのサーボ制御、ディスク基板厚さの違いによる球面収差の補正、さらには、光ピックアップ装置1のフロントモニタ信号181を検出し、半導体レーザ発光光量の制御を行う。
実施例5では、光ピックアップ装置1を搭載した、光学的記録再生装置について説明する。図7は光学的記録再生装置の概略構成である。この装置で前記図6に説明した光学的情報記録再生装置と相違する点は、コントロール回路176とレーザ点灯回路177の間に情報信号記録回路178を設け、情報信号記録回路178からの記録制御信号に基づいてレーザ点灯回路177の点灯制御を行って、光ディスク100へ所望の情報を書き込む機能が付加されている点である。
実施例に係る光ピックアップ装置の一例を示した概略構成図 実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成 実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成 実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成 実施例に係る光ピックアップ装置の光学系構成 実施例の光学的記録再生装置のブロック図 実施例の光学的記録再生装置のブロック図
符号の説明
1:光ピックアップ装置、2:対物レンズ、3:対物レンズ、4:フォトニック結晶、5:アクチュエータ、7:駆動機構、9:フロントモニタ、10:対物レンズ、50:半導体レーザ、51:回折格子、52:偏光ビームスプリッタ、53:ミラー、54:コリメートレンズ、55:立ち上げミラー、56:1/4波長板、57:コリメートレンズ、58:立ち上げミラー、59:1/4波長板、60:検出レンズ、61:検出器、62、63:ミラー、100:光ディスク、150:半導体レーザ、151:回折格子、152:偏光ビームスプリッタ、153:ミラー、154:コリメートレンズ、155:立ち上げミラー、156:1/4波長板、157:コリメートレンズ、158:立ち上げミラー、159:1/4波長板、160:検出レンズ、161:検出器、171:スピンドルモータ、172:アクセス制御、173:アクチュエータ駆動回路、174:サーボ信号生成回路、175:情報信号再生回路、176:コントロール回路、177:レーザ点灯回路、178:情報記録回路、179:球面収差補正素子駆動回路、180:スピンドルモータ、181:フロントモニタ信号

Claims (9)

  1. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射した光束を光ディスクに照射する対物レンズと、
    前記光ディスクから反射した光束を受光する光検出器と、
    前記半導体レーザから出射した光束の一部を受光するフロントモニタと、
    前記半導体レーザとフロントモニタの光路の間に前記フロントモニタに入射する光量を調整するための光量調整素子と、
    を備えた光ピックアップ装置であって、
    前記光量調整素子は、所定の直線偏光を透過し、前記所定の直線偏光と直行する直線偏光を反射する機能を有するフォトニック結晶であることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射した光束を第1の光ディスクおよび第2の光ディスクにそれぞれ照射する第1の対物レンズおよび第2の対物レンズと、
    前記第1の光ディスクおよび前記第2の光ディスクから反射した光束を受光する光検出器と、
    前記半導体レーザから出射した光束の偏光を制御する偏光可変素子と、
    前記偏光可変素子に対して前記レーザ光源と反対方向に配置されるビームスプリッタと、
    前記偏光可変素子と前記ビームスプリッタ間の光束の一部を受光するフロントモニタを備えた光ピックアップ装置であって、
    前記偏光可変素子とフロントモニタの光路の間に前記フロントモニタに入射する光量を調整するための光量調整素子を配置することを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項2記載の光ピックアップ装置であって、
    前記ビームスプリッタは、偏光ビームスプリッタであり、前記偏光可変素子から透過した光束が所定の偏光となったときに、前記第1の対物レンズに入射し、前記偏光可変素子から透過した光束が前記所定の偏光と直交する偏光となったときに、前記第2の対物レンズに入射するような光学系構成であり、前記偏光可変素子を透過した光束は前記所定の偏光成分を含む偏光となり、前記光量調整素子は、前記所定の偏光成分を前記フロントモニタに導くことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項3記載の光ピックアップ装置において、
    前記所定の偏光はP偏光またはS偏光の何れかであることを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項2記載の光ピックアップ装置において、
    前記ビームスプリッタは、偏光ビームスプリッタであり、前記偏光可変素子から透過した光束が所定の偏光となったときに、前記第1の対物レンズに入射し、前記偏光可変素子から透過した光束が前記所定の偏光と直交する偏光となったときに、前記第2の対物レンズに入射するような光学系構成であり、前記光量調整素子は、前記所定の偏光とは異なる偏光成分を前記フロントモニタに導くことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 請求項2ないし5記載の光ピックアップ装置において、
    前記光量調整素子は所定の直線偏光のみを透過する偏光子であり、前記光量調整素子の光軸回りの回転により前記フロントモニタに入射する光量を調整することを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 請求項2ないし6記載の光ピックアップ装置において、
    前記光量調整素子は、所定の直線偏光を透過し、前記所定の直線偏光と直交する直線偏光を反射する機能を有するフォトニック結晶であり、前記光量調整素子を光軸回りに回転することで前記フロントモニタに入射する光量を調整する特徴を持つ光ピックアップ装置。
  8. 半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射した光束を第1の光ディスクおよび第2の光ディスクにそれぞれ照射する第1の対物レンズおよび第2の対物レンズと、
    前記第1の光ディスクまたは前記第2光ディスクから反射した前記光束を受光する光検出器と、
    前記半導体レーザから出射した光束の偏光を動的に制御する偏光可変素子と、
    前記偏光可変素子に対して前記レーザ光源と反対方向に配置されるビームスプリッタと、
    前記偏光可変素子と前記ビームスプリッタ間の光束の一部を受光するフロントモニタを備えた光ピックアップ装置であって、
    前記フロントモニタは、前記レーザから出射した光束のうち前記ビームスプリッタを透過または反射した後の光束の一部を受光することを特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 請求項1ないし8記載の光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装置内における前記半導体レーザを駆動するレーザ点灯回路と、前記対物レンズの出射光量をモニタするフロントモニタと、前記フロントモニタの信号から対物レンズの出射光量を制御するコントロール回路と、前記光ピックアップ装置内の前記光検出器から検出された信号を用いてフォーカス誤差信号やトラッキング誤差信号を生成するサーボ信号生成回路と、光ディスクに記録された情報信号を再生する情報信号再生回路とを搭載した光学的情報再生装置または光学的情報記録再生装置。
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