JP2002185073A - レーザ光強度制御装置 - Google Patents

レーザ光強度制御装置

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JP2002185073A
JP2002185073A JP2000384373A JP2000384373A JP2002185073A JP 2002185073 A JP2002185073 A JP 2002185073A JP 2000384373 A JP2000384373 A JP 2000384373A JP 2000384373 A JP2000384373 A JP 2000384373A JP 2002185073 A JP2002185073 A JP 2002185073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ装置の光源から発せられるレ
ーザビームの偏光面が回転してもレーザビームの光強度
を簡単な構成で安定に制御し、記録媒体に対する読み取
りや書き込みの安定化を図ることができるレーザ光強度
制御装置を提供する。 【解決手段】 光源から発せられたレーザビームの進行
方向に垂直なx方向偏光成分及びその進行方向に平行な
y方向偏光成分のいずれか一方の方向偏光成分の大部分
を通過させその一方の方向偏光成分の一部分をモニタ光
として反射する偏光分離手段と、偏光分離手段によって
反射されたモニタ光を受光して受光強度を示す光強度信
号を生成する受光手段と、光強度信号に応じて光源を駆
動する駆動手段と、光源と偏光分離手段との間に配置さ
れ一方の方向偏光成分のみを通過させる光学素子と、を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光ピックアップ装
置に適用されるレーザ光強度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクからの情報読み取り又はディ
スクへの情報の書き込みに用いられる光ピックアップ装
置においては、光源から発せられたレーザビームの一部
分をモニタしてディスクに対して適切な光強度でレーザ
ビームの照射がおこなわれるようにレーザ光強度制御装
置が備えられている。
【0003】かかるレーザ光強度制御装置においては、
温度変化が光源等の光学部品に影響してレーザビームの
偏光面が回転してディスクに照射されるレーザビームの
光強度が低下してしまうことを防止するために、ディス
クに照射されるレーザビームがP偏光成分であるなら
ば、光源から発せられたレーザビームの一部分を偏光ビ
ームスプリッタで分離し、その分離したレーザビーム中
のP偏光成分を別の偏光ビームスプリッタで分離した
後、受光手段であるフロントモニタで受光し、そのフロ
ントモニタの出力信号に応じて光源を駆動することが行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザ光強度制御装置においては、光学部品が多くなっ
たり、また光学系が複雑になるという問題点があった。
また、レーザビームの偏光面が回転すると、ディスクに
照射されるべきレーザビームがP偏光成分であるとする
と、そのP偏光成分だけでなく僅かのS偏光成分も到達
してそれがノイズとなって読み取りや書き込みが不安定
になるという問題点もあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、光ピックアップ
装置の光源から発せられるレーザビームの偏光面が回転
してもそのレーザビームの光強度を簡単な構成で安定に
制御すると共に記録媒体に対する読み取りや書き込みの
安定化を図ることができるレーザ光強度制御装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ光強度制
御装置は、光ピックアップ装置の光源の発光レーザビー
ムの光強度を制御するレーザ光強度制御装置であって、
光源から発せられたレーザビームの進行方向に垂直なx
方向偏光成分及びその進行方向に平行なy方向偏光成分
のいずれか一方の方向偏光成分の大部分を通過させその
一方の方向偏光成分の一部分をモニタ光として反射する
偏光分離手段と、偏光分離手段によって反射されたモニ
タ光を受光して受光強度を示す光強度信号を生成する受
光手段と、光強度信号に応じて光源を駆動する駆動手段
と、光源と偏光分離手段との間に配置され一方の方向偏
光成分のみを通過させる光学素子と、を備えたことを特
徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明によるレーザ光
強度制御装置を適用した光ピックアップ装置の構成を示
している。この光ピックアップ装置は、半導体レーザ素
子11が発するレーザビームによって光ディスク10に
情報を書き込んだり、或いは光ディスク10に記録され
た情報を読み取るものである。光ディスク10は、例え
ば、DVD、DVD−R、DVD−RAM、DVD−R
W、CD、CD−Rである。
【0008】半導体レーザ素子11は2つの互いに異な
る波長のレーザビームを発するものでも良い。例えば、
DVD用の波長650nmのレーザビームとCD用の波
長780nmのレーザビームとが後述するLDドライバ
23によって選択的に発せられる。
【0009】半導体レーザ素子11から発せられたレー
ザビームは先ず、偏光板20に達する。偏光板20はレ
ーザビームのP偏光成分(入射面に平行な電界成分、す
なわちx方向偏光成分)だけを通過させ、レーザビーム
のS偏光成分(入射面に垂直な電界成分、すなわちy方
向偏光成分)の通過を遮断する。
【0010】偏光板20を通過したP偏光成分のレーザ
ビームはコリメータレンズ12を介して偏光板付きPB
S(偏光ビームスプリッタ)13に平行光として到達す
る。PBS13の偏光板13aは半導体レーザ素子11
側とは反対側、すなわち、光ディスク10側に位置する
ようにPBS13は配置されている。PBS13は偏光
板20を通過する偏向成分の大部分を通過させるととも
に一部分を偏光分離面13bで反射させるものであり、
例えば、P偏光の90%を透過させ10%を反射させる
(すなわち、S偏光が入射したときは10%を透過させ
て90%を偏光分離面13bで反射させる。)ものであ
る。これにより、偏光板20に入射するレーザビームは
ディスクの読み取りに使用する大部分とレーザパワーの
モニタに使用する一部分とに分離される。PBS13で
反射されたレーザビームの方向は通過レーザビーム方向
とほぼ垂直な方向である。偏光板13aは通過したレー
ザビームの直線偏光を円偏光に変換する。
【0011】偏光板13a付きのPBS13を通過した
レーザビームは対物レンズ14を介してディスク10に
達してその記録面で反射される。ディスク10の記録面
で反射されたレーザビームは、対物レンズ14及び偏光
板13aを介してPBS13まで戻る。偏光板13aは
反射されたレーザビームの円偏光を直線偏光に変換す
る。PBS13は戻りのレーザビームを偏光分離面13
bで反射し、その反射レーザビームは集光レンズ15、
マルチレンズ16を介して光検出器17の受光面に到達
する。
【0012】一方、PBS13によって反射されたレー
ザビームの方向にはフロントモニタ18が備えられてい
る。フロントモニタ18は透明なアクリル平板で表面が
覆われたフォトダイオードからなる。フロントモニタ1
8の入射面は反射レーザビームの方向に垂直に設けられ
ている。フロントモニタ18は入射したレーザビームの
光強度に応じた電気信号、すなわちフロントモニタ信号
を生成する。
【0013】フロントモニタ18にはヘッドアンプ21
を介してAPC(オートパワーコントローラ)22が接
続されている。APC22はヘッドアンプ21で増幅さ
れたフロントモニタ信号のレベルが基準レベルになるよ
うにLDドライバ23の駆動信号レベルを制御する。基
準レベルはディスク10からデータ読み取り時とディス
ク10へのデータ書き込み時とでは異なり、マイクロコ
ンピュータ24によって指定される。
【0014】書き込み時にはメモリ25から記録データ
が読み出され、スイッチ信号生成回路27に供給され
る。スイッチ信号生成回路27は記録データに応じてL
Dドライバ23の駆動パワーを制御する。すなわち、デ
ィスク10にピットを形成させる部分でLDドライバ2
3の駆動パワーを高レベルに切り換えさせ、ピットを形
成しない部分ではLDドライバ23の駆動パワーを低レ
ベル(読み取り時の駆動パワー)に切り換えさせる。
【0015】かかる構成の光ピックアップ装置において
は、LDドライバ23の駆動信号が半導体レーザ素子1
1に供給され、その駆動信号レベルに応じた強度のレー
ザビームが半導体レーザ素子11から発射される。発射
されたレーザビームのP偏光成分だけが偏光板20を通
過する。そのレーザビームのS偏光成分の通過は偏光板
20によって遮断される。
【0016】偏光板20を通過したP偏光成分のレーザ
ビームはコリメータレンズ12によって平行光にされた
後、PBS13に供給される。P偏光成分のレーザビー
ムの大部分がPBS13で反射されて、フロントモニタ
18に向かう。フロントモニタ18は入射したレーザビ
ームのP偏光成分の光強度に応じたフロントモニタ信号
がフロントモニタ18から生成される。そのフロントモ
ニタ信号はヘッドアンプ21によって増幅された後、A
PC22に供給される。
【0017】APC22はフロントモニタ信号が基準レ
ベルに等しくなるように制御信号を発生する。すなわ
ち、フロントモニタ信号が基準レベルより低い場合には
制御信号はLDドライバ23による半導体レーザ素子1
1に対する駆動信号レベルを増加させ、フロントモニタ
信号が基準レベルより高い場合には制御信号はLDドラ
イバ23による半導体レーザ素子11に対する駆動信号
レベルを低下させる。この結果、レーザビームの偏光面
の回転が起きてもPBS13を通過してディスク10に
到達するレーザビームのP偏光成分を所望の強度に維持
することができる。
【0018】また、レーザビームの偏光面の回転が起き
ても偏光板20によってS偏光成分を除去することがで
きるので、光ディスク10にはP偏光成分だけを照射す
ることができる。よって、ディスク10への書き込み及
びディスク10からの読み出しの安定化を図ることがで
きる。
【0019】なお、上記の実施例においては、半導体レ
ーザ素子11とコリメータレンズ12との間に偏光板2
0が備えられているが、コリメータレンズ12とPBS
13との間に偏光板20を備えることもできる。
【0020】図2は本発明の他の実施例を示している。
この実施例の光ピックアップ装置においては、図1の光
ピックアップ装置の偏光板20に代えて、ガラス平板3
1がコリーメータレンズ12とPBS13との間に備え
られている。ガラス平板31の入射面は反射レーザビー
ムの方向に垂直ではなく、傾けられている。この傾斜角
度θは、レーザビームのP偏光成分に対してはガラス平
板31に入射し、S偏光成分をガラス平板31で反射し
てしまうブルースター角度(Brewster's angle)である。
その他の構成は図1に示した光ピックアップ装置と同様
である。
【0021】かかる図2の構成の光ピックアップ装置に
おいては、LDドライバ23の駆動信号が半導体レーザ
素子11に供給され、その駆動信号レベルに応じた強度
のレーザビームが半導体レーザ素子11から発射され
る。発射されたレーザビームはコリメータレンズ12に
よって平行光にされた後、ガラス平板31に達する。ガ
ラス平板31では上記したようにレーザビームのP偏光
成分が入射して通過し、S偏光成分は反射されてしま
う。よって、P偏光成分のレーザビームがガラス平板3
1からPBS13に供給される。
【0022】P偏光成分のレーザビームの一部分がPB
S13で反射されて、フロントモニタ18に向かう。フ
ロントモニタ18では入射したレーザビームのP偏光成
分の光強度に応じたフロントモニタ信号がフロントモニ
タ18から生成される。そのフロントモニタ信号はヘッ
ドアンプ21によって増幅された後、APC22に供給
される。APC22の動作は上記した図1の装置の場合
と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0023】図2の構成の光ピックアップ装置において
も、レーザビームの偏光面の回転が起きてもPBS13
を通過してディスク10に到達するレーザビームのP偏
光成分を所望の強度に維持することができる。また、レ
ーザビームの偏光面の回転が起きてもガラス平板31の
部分でS偏光成分を反射してディスク10へのレーザビ
ームから除去することができるので、ディスク10には
P偏光成分だけを照射することができる。よって、ディ
スク10への書き込み及びディスク10からの読み出し
の安定化を図ることができる。
【0024】図3は本発明の実施例を更に示している。
この実施例の光ピックアップ装置は3ビーム法のトラッ
キングサーボを行うために偏光板グレーティング32を
コリメータレンズ12とPBS13との間に備えてい
る。偏光板グレーティング32は、レーザビームのP偏
光成分だけを通過させ、レーザビームのS偏光成分の通
過を遮断する。また、グレーティング32はレーザビー
ムを複数の光束(0次光、±1次光)に分離させる。0
次光は読取信号であるRF信号用及びフォーカスサーボ
用の主ビームであり、±1次光は3ビーム法のトラッキ
ングサーボ用の副ビームである。
【0025】光検出器17は図示しないが、主ビーム検
出部とその両側に副ビーム検出部とを有する。その他の
構成は偏光板20を備えていないこと以外は図1に示し
た光ピックアップ装置と同様である。
【0026】かかる図3の構成の光ピックアップ装置に
おいては、LDドライバ23の駆動信号が半導体レーザ
素子11に供給され、その駆動信号レベルに応じた強度
のレーザビームが半導体レーザ素子11から発射され
る。発射されたレーザビームはコリメータレンズ12に
よって平行光にされた後、偏光板グレーティング32に
達する。レーザビームのP偏光成分だけが偏光板グレー
ティング32に入射される。
【0027】更に、偏光板グレーティング32はP偏光
成分のレーザビームを3ビーム(RF信号用及びフォー
カスサーボ用の主ビームとトラッキングサーボ用の2つ
の副ビーム)に分離させる。このように3ビームに分離
されたP偏光成分のレーザビームが偏光板グレーティン
グ32からPBS13に供給される。P偏光成分のレー
ザビームの一部分がPBS13で反射されて、フロント
モニタ18に向かう。フロントモニタ18では入射した
レーザビームのP偏光成分の光強度に応じたフロントモ
ニタ信号がフロントモニタ18から生成される。そのフ
ロントモニタ信号はヘッドアンプ21によって増幅され
た後、APC22に供給される。APC22の動作は上
記した図1の装置の場合と同一であるので、ここでの説
明は省略する。
【0028】なお、偏光板13a付きのPBS13を通
過したレーザビームの大部分は対物レンズ14を介して
ディスク10に達してその記録面に3つのスポットを形
成すると共に記録面で反射される。ディスク10の記録
面で反射された3ビームのレーザビームは、対物レンズ
14及び偏光板13aを介してPBS13まで戻る。偏
光板13aは反射されたレーザビームの円偏光を直線偏
光に変換する。PBS13は戻りのレーザビームを偏光
分離面13bで反射し、その反射レーザビームは集光レ
ンズ15、マルチレンズ16を介して光検出器17の主
ビーム検出部及び副ビーム検出部各々の受光面に各々到
達する。
【0029】図3の構成の光ピックアップ装置において
も、レーザビームの偏光面の回転が起きてもPBS13
を通過してディスク10に到達するレーザビームのP偏
光成分を所望の強度に維持することができる。また、レ
ーザビームの偏光面の回転が起きても偏光板グレーティ
ング32によってS偏光成分を除去することができるの
で、ディスク10にはP偏光成分だけを照射することが
できる。よって、ディスク10への書き込み及びディス
ク10からの読み出しの安定化を図ることができる。
【0030】図4は本発明の実施例を更に示している。
この実施例の光ピックアップ装置においては、図1の光
ピックアップ装置の偏光板20に代えて、ファラデー素
子33と、電磁石34とが設けられている。ファラデー
素子33は電磁石34によって付与される磁界の強さに
比例した角度でレーザビームの偏光面を回転させるもの
である。本実施例においては、温度変化によってレーザ
ビームの偏光面が回転したときにファラデー素子33に
回転角に相当する磁界を電磁石34から付与し、偏光面
を逆回転させて補正することが行われる。このようなフ
ァラデー素子33による偏光面の回転補正は、上述した
APCと同時に行われるものであり、図1に示した実施
例と比べると、レーザの駆動パワーの効率を良くするこ
とができる。
【0031】図5は本発明の実施例を更に示している。
この実施例の光ピックアップ装置においては、図1の光
ピックアップ装置の偏光板20に代えて、1/2波長板
35と回転位置調整機構36とが設けられている。回転
位置調整機構36は1/2波長板35を光軸に対して所
定の角度範囲Φ(0°<Φ<45°)で回転自在に保持
しており、半導体レーザ素子11から出射された直線偏
光の偏光方向を可変とすることができる。従って、半導
体レーザ11がその初期状態から偏光面が正規の位置か
ら回転している場合には、光ピックアップ装置の組み立
て時に1/2波長板35の回転位置を適宜調整すること
により、偏光面を所望の回転位置に設定することができ
るので、図1の場合と同様にP偏光成分だけをコリメー
タレンズ12に導くことができる。
【0032】また、本実施例において更に、1/2波長
板35に回転駆動力を付与するアクチェータを備え、1
/2波長板35を常時回転駆動可能とすることで、温度
変化によって半導体レーザ11から出射されるレーザビ
ームの偏光面が回転しても、図4の例と同様にその都度
適宜補正することができる。アクチュエータはムービン
グコイルとマグネット、電磁石等の周知の手段を適用す
ることができる。
【0033】なお、上記した本発明の各実施例では、光
源から発せられた発散光であるレーザビームをコリメー
タレンズにより平行光に変換する、いわゆる無限光学系
の場合について説明したが、この例に限られることな
く、コリメータレンズを省いて平行光への変換を行わな
い有限光学系の場合であっても本発明を適用することは
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、光源から
発せられるレーザビームの偏光面が回転してもそのレー
ザビームの光強度を簡単な構成で安定に制御することが
でき、更に、記録媒体への書き込み及び記録媒体からの
読み出しの安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
11 半導体レーザ素子 12 コリメータレンズ 13 PBS 14 対物レンズ 15 集光レンズ 16 マルチレンズ 17 光検出器 18 フロントモニタ 20 偏光板 22 APC 24 マイクロコンピュータ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H099 AA05 BA17 CA08 DA09 5D118 AA04 AA14 BA01 CD03 CG04 CG24 5D119 AA09 AA21 BA01 HA13 HA44 JA01 JA02 JA21 JA30 JA31 JA63 5F073 AB25 AB27 BA04 EA15 GA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップ装置の光源の発光レーザ
    ビームの光強度を制御するレーザ光強度制御装置であっ
    て、 前記光源から発せられたレーザビームの進行方向に垂直
    なx方向偏光成分及びその進行方向に平行なy方向偏光
    成分のいずれか一方の方向偏光成分の大部分を通過させ
    その一方の方向偏光成分の一部分をモニタ光として反射
    する偏光分離手段と、 前記偏光分離手段によって反射された前記モニタ光を受
    光して受光強度を示す光強度信号を生成する受光手段
    と、 前記光強度信号に応じて前記光源を駆動する駆動手段
    と、 前記光源と前記偏光分離手段との間に配置され前記一方
    の方向偏光成分のみを通過させる光学素子と、を備えた
    ことを特徴とするレーザ光強度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記光源と前記偏光分離手段との間に前
    記光源から発せられたレーザビームを平行ビームに変換
    する変換手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    レーザ光強度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記光学素子は、前記レーザビームの入
    射面がブルースター角度だけ傾けられたガラス平板であ
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記前記光学素子は、偏光板であること
    を特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記偏光板は、前記光源と前記変換手段
    との間に前記一方の方向偏光成分のみを通過させる向き
    に配置されていることを特徴とする請求項4記載のレー
    ザ光強度制御装置。
  6. 【請求項6】 前記光学素子は、前記変換手段と偏光分
    離手段との間に設けられた偏光板グレーティングである
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記偏光板グレーティングは、入射され
    たレーザビームから3ビーム法のトラッキングサーボ制
    御用の高次光を分離生成させることを特徴とする請求項
    6記載のレーザ光強度制御装置。
  8. 【請求項8】 前記光学素子はファラデー素子であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装置。
  9. 【請求項9】 前記光学素子は1/2波長板であること
    を特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装置。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、コリメータレンズで
    あることを特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御
    装置。
  11. 【請求項11】 前記偏光分離手段は、偏光ビームスプ
    リッタであることを特徴とする請求項1記載のレーザ光
    強度制御装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段は、前記光強度信号が基
    準レベルになるように前記光源を駆動することを特徴と
    する請求項1記載のレーザ光強度制御装置。
  13. 【請求項13】 前記基準レベルは可変にされているこ
    とを特徴とする請求項10記載のレーザ光強度制御装
    置。
  14. 【請求項14】 前記一方の方向偏光成分はP偏光成分
    であり、前記他方の偏光成分はS偏光成分であることを
    特徴とする請求項1記載のレーザ光強度制御装置。
  15. 【請求項15】 前記光学素子は、付与される磁界の強
    さに比例した角度で前記レーザビームの偏光面を回転さ
    せるファラデー素子であることを特徴とする請求項1記
    載のレーザ光強度制御装置。
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