JP2002260269A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置及び記録再生方法

Info

Publication number
JP2002260269A
JP2002260269A JP2001058903A JP2001058903A JP2002260269A JP 2002260269 A JP2002260269 A JP 2002260269A JP 2001058903 A JP2001058903 A JP 2001058903A JP 2001058903 A JP2001058903 A JP 2001058903A JP 2002260269 A JP2002260269 A JP 2002260269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
recording
component
laser
polarized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001058903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002260269A5 (ja
Inventor
Masatoshi Nishino
正俊 西野
Junichi Horigome
順一 堀米
Noriaki Nishi
紀彰 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001058903A priority Critical patent/JP2002260269A/ja
Publication of JP2002260269A publication Critical patent/JP2002260269A/ja
Publication of JP2002260269A5 publication Critical patent/JP2002260269A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の照射パワーを変更するに際して、
光源固有ノイズによる影響を低減する。 【解決手段】 半導体レーザ発振素子30から出射した
レーザ光に含まれるP偏光成分とS偏光成分との割合を
液晶素子32によって制御する。そして、第1の偏光ビ
ームスプリッタ34によって、S偏光成分を全反射さ
せ、P偏光成分を所定の割合で反射及び透過させる。こ
の第1の偏光ビームスプリッタ34を透過したレーザ光
を光ディスクに照射する。また、第1の偏光ビームスプ
リッタ34により反射されたレーザ光に含まれるP偏光
成分だけを第2の偏光ビームスプリッタ39により透過
させ、第2の受光素子41に入射させる。そして、この
第2の受光素子41で受光したレーザ光の光強度に応じ
て、半導体レーザ発振素子30の出射パワーをサーボ制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に対し
てレーザ光を照射することにより情報の記録及び/又は
再生を行う記録再生装置及び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光を照射されることにより情
報の記録及び/又は再生(以下、記録再生という。)が
行われる光記録媒体が広く利用されている。このような
光記録媒体としては、例えばCD−ROMのように、記
録する情報に応じて微細な凹凸パターンが形成された基
板上に形成されて再生専用に用いられる光ディスクを挙
げることができる。
【0003】また、光記録媒体としては、例えばMOデ
ィスクのように、磁気カー効果を利用して情報の再生が
行なわれる光磁気ディスクや、CD−RWのように、相
変化材料により形成された信号記録層を備える相変化型
ディスクを挙げることができる。さらに、光記録媒体と
しては、CD−Rのように、有機色素材料により形成さ
れた信号記録層に記録マークが形成され、この記録マー
クでの反射率の違いを検出されることにより情報の再生
が行われる追記型の光ディスクなどを挙げることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな各種の光ディスクに対して記録再生を行う記録再生
装置においては、確実且つ安定して記録再生を行うため
に、光ディスクに照射するレーザ光に生じるノイズを低
減することが重要となる。このようなノイズは、「戻り
光ノイズ」と「光源固有ノイズ」とに大別することがで
きる。
【0005】ここで、従来の記録再生装置においては、
「戻り光ノイズ」を低減する目的で、光ディスクに記録
された情報を再生する際に、レーザ光の光出力に対して
高周波重畳(HFM:High Frequency Modulation)が
行われている。HFMは、記録再生装置における光学系
の構造に起因する「戻り光ノイズ」を低減するための手
法であり、光ディスクに照射するレーザ光の出力に対し
て、例えば数100MHz程度の変調をかけることによ
って、このレーザ光のコヒーレンスを意図的に低減する
手法である。
【0006】ここで、一般的な記録再生装置において、
レーザ光の光源をDC駆動した場合と、この光源をHF
M駆動した場合とにおける光源でのレーザ光出力と相対
雑音強度(RIN:Relative Intensity Noise)との関
係を、図1に示す。なお、相対雑音強度Prは、特定の
周波数での光のパワーに対するノイズの相対量を示すも
のであり、光源におけるレーザ光出力をPwとし、ノイ
ズ強度をPnとし、測定帯域幅をf[Hz]としたとき
に、以下の式1で示すように表される。
【0007】Pr=Pw/(Pn・f) [dB
/Hz] ・・・(式1)すなわち、記録再生装置にお
いては、図1に示すように、レーザ光の光源をHFM駆
動すると、DC駆動したときよりもRINが増大する傾
向を示し、さらにHFMの条件(重畳する信号の振幅や
周波数など)に依存してRINカーブに極値が現れるこ
ととなる。なお、図1は、光源から直接得られるレーザ
光出力とRINとの関係を示しており、記録再生装置の
光学系全体では、光源をHFM駆動することによってD
C駆動した場合よりも「戻り光ノイズ」を低減すること
ができる。
【0008】ここで、図1に示すように、レーザ光出力
が小さいときにRINが増大する傾向がみられる現象
は、「光源固有ノイズ」に起因するものである。すなわ
ち、レーザ光を出力する光源では、出力を小さくするほ
ど相対的にノイズ成分が大きくなってしまうといった問
題がある。
【0009】一方、記録再生装置においては、上述した
ような各種の光ディスクに対して情報の記録再生を行う
際に、記録再生対象とする光ディスクの記録再生特性に
応じて、この光ディスクに照射する位置でのレーザ光出
力(照射パワー)が最適となるように、光源から直接得
られるレーザ光出力(出射パワー)を制御することが必
要となる。
【0010】これら出射パワーと照射パワーとの関係
は、記録再生装置に搭載される光源の出射パワーの定格
出力幅と、光学系のカップリング効率とにより決定され
る。なお、カップリング効率とは、レーザ光の光源での
出射パワーと光ディスクに対する照射位置での照射パワ
ーとの比である。
【0011】したがって、例えば、記録時に必要となる
照射パワーに基づいて光源での出射パワーの定格出力幅
と光学系のカップリング効率を決定した場合に、再生時
に最適な照射パワーを得るための出射パワーも必然的に
決定されることとなる。
【0012】従来の記録再生装置においては、再生時の
出射パワーが、図2中で斜線部Aで示す領域、すなわ
ち、再生信号のS/Nの閾値となるRINの値よりも小
さい領域となるように設計することができた。
【0013】しかしながら、例えば、複数種類の光ディ
スクに対する記録再生に対応させて、いわゆるマルチデ
ィスクプレイヤーとしての記録再生装置を実現するため
には、記録再生対象とする光ディスクの種類に応じてレ
ーザ光の照射パワーを大きく変化させることが必要とな
る。また、記録再生装置においては、単一の光ディスク
に対して記録再生を行う場合でも、光ディスクに備えら
れる信号記録層での記録再生特性に応じて、記録動作、
再生動作、或いは検証動作といった動作モード毎にレー
ザ光の照射パワーを制御することが必要となる。
【0014】このような事情により、所望とする照射パ
ワーの範囲が拡大すると、光源からの出射パワーが、例
えば図2中で斜線部Bで示す領域、すなわち、再生信号
のS/Nの閾値となるRINの値を超える領域で光源を
駆動せざるを得ないという問題が生じる。この場合、光
ディスクから得られる再生信号が著しく劣化し、正常な
再生動作を行うことが困難になってしまう。
【0015】特に、相変化型ディスクでは、再生専用の
光ディスクや光磁気ディスクなどと比較して再生時に最
適となる照射パワーが小さいため、この問題が顕著とな
る。また、近年では、高記録密度化に伴って、信号記録
層に対して微小な記録マークを高精度に形成したり、微
小な記録マークを高精度で検出することが要求されてい
るため、レーザ光の照射パワーをより高精度に制御する
とともに、高いS/Nで再生を行うことが一層重要とな
る。
【0016】そこで、本発明は、上述した従来の実情を
鑑みてなされたものであり、レーザ光の照射パワーを自
由に且つ容易に変更することが可能であるとともに、高
品質な記録再生を行うことが可能な記録再生装置及び記
録再生方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した目
的を達成するために鋭意検討した結果、図2中において
矢印Cで示すようにレーザ光の出射パワーを増大させる
とともに、このレーザ光を光ディスクに照射する手前で
光量を減衰(Attenuate)させることによって、ノイズ
が少ない高品質なレーザ光を小さな照射パワーで光ディ
スクに対して照射することができるという知見を得るに
至った。
【0018】すなわち、本発明に係る記録再生装置は、
光記録媒体に対してレーザ光を照射することにより情報
の記録及び/又は再生を行う記録再生装置において、レ
ーザ光を出射する光源と、上記光源から出射されたレー
ザ光に含まれるP偏光成分とS偏光成分との割合を制御
とする偏光制御手段と、上記偏光制御手段により偏光成
分の割合が制御されたレーザ光を、一方の偏光成分と他
方の偏光成分の一部とからなる第1のレーザ光と、他方
の偏光成分の残りからなり、上記光記録媒体に照射され
るる第2のレーザ光とに分離する第1の光分離手段と、
上記第1の光分離手段により分離された第1のレーザ光
に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離する第2の
光分離手段と、上記第2の光分離手段により分離された
レーザ光のうち、上記第2のレーザ光と同じ偏光成分か
らなる方のレーザ光を受光して、このレーザ光の光強度
を検出する光検出手段と、上記光記録媒体に対する照射
位置でのレーザ光出力の目標値が入力され、この目標値
に基づいて上記光検出手段により検出された光強度に応
じて上記光源の出力をサーボ制御するとともに、上記目
標値が変更されたときに、P偏光成分とS偏光成分との
割合を切り換えるように上記偏光制御手段を制御する光
出力制御手段とを備える。
【0019】以上のように構成された本発明に係る記録
再生装置は、光源から出射されたレーザ光の一部、すな
わちP偏光成分とS偏光成分とのうちのいずれか一方の
みを光記録媒体に照射することができるとともに、光記
録媒体に照射する方の偏光成分のみからなるレーザ光を
用いて光源の出力をサーボ制御することができる。ま
た、光記録媒体に対する照射位置でのレーザ光出力(照
射パワー)の目標値が変更されたときに、偏光制御手段
においてP偏光成分とS偏光成分との割合を切り換える
ことにより、光記録媒体に照射する第2のレーザ光の出
力を変えることができる。さらに、この第2のレーザ光
は、第1の光分離手段において光源から出射されたレー
ザ光のうち、P偏光成分とS偏光成分とのうちのいずれ
か一方が所定の割合で分配されたものであるため、所望
とする照射パワーに比べて光源でのレーザ光出力(出射
パワー)を高い出力とすることができる。
【0020】また、本発明に係る記録再生方法は、光記
録媒体に対してレーザ光を照射することにより情報の記
録及び/又は再生を行う記録再生方法において、上記光
記録媒体の照射位置でのレーザ光出力の目標値に応じ
て、光源から出射されたレーザ光に含まれるP偏光成分
とS偏光成分との割合を切り換え、P偏光成分とS偏光
成分とのうちの一方の成分のみからなるレーザ光を用い
て上記光源から出射するレーザ光の出力をサーボ制御し
ながら、この成分のみからなるレーザ光を所定の割合で
減衰させて上記光記録媒体に照射する。
【0021】以上のように構成された本発明に係る記録
再生方法は、目標値が変更されたときにP偏光成分とS
偏光成分との割合を切り換えるという極めて簡略な手法
によって、光記録媒体に対する照射位置でのレーザ光出
力(照射パワー)を変えることができる。また、光記録
媒体に照射するレーザ光を所定の割合で減衰させている
ことから、所望とする照射パワーに比べて光源でのレー
ザ高出力(出射パワー)を高い出力とすることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下では、本発明を適用した記録
再生装置及び記録再生方法について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。以下では、本発明を適用した一構成
例として、図1に示すような記録再生装置10について
説明する。記録再生装置10は、光記録媒体としての光
ディスク20が着脱自在に用いられ、この光ディスク2
0に対してレーザ光を照射することにより情報の記録再
生を行う装置である。
【0023】なお、本例では、この光ディスク20とし
て、相変化型光ディスクを用いる場合について説明する
が、光ディスク20としては、相変化型光ディスクに限
定されるものではなく、再生専用の光ディスク、光磁気
ディスク、或いは追記型ディスクなど各種光記録媒体を
用いることができる。また、本発明は、以下で説明する
記録再生装置10への適用に限定されるものではなく、
例えば光テープや光カードなど、レーザ光を照射するこ
とにより情報が記録再生される光記録媒体を用いる記録
再生装置に対して広く適用することができる。
【0024】記録再生装置10は、図1に示すように、
光ディスク20を所定の速度で回転駆動するスピンドル
モータ12と、光ディスク20に対してレーザ光を照射
する光学ピックアップ13と、光ディスク20から読み
出された信号の2値化を行う2値化部15と、光ディス
ク20に対して記録再生を行う信号に対して各種処理を
行う信号処理部16と、外部に接続されたホスト装置1
00との信号の入出力や各種信号のエンコード/デコー
ドを行うODC(Optical Disc Controller)部17
と、記録再生装置10全体の動作を制御する制御部18
と、光学ピックアップ13により照射するレーザ光の出
力を制御するパワー制御部19とを備える。
【0025】光学ピックアップ13は、例えばレーザダ
イオードなどの光源(図3においては図示せず。)と、
この光源から出射したレーザ光が光ディスク20に反射
して戻ってきた戻り光を検出する光検出部(図3におい
ては図示せず。)とを備えている。光検出部は、例えば
フォトダイオードなどにより構成されており、光電変換
及び電流電圧変換によって戻り光に応じた電圧信号を2
値化部15とパワー制御部19とに出力する。また、光
学ピックアップ13は、光検出部で検出した戻り光に基
づいて、光ディスク20に照射するレーザ光のビームス
ポットの記録トラックに対するデフォーカス量やデトラ
ッキング量を示すフォーカスサーボ信号やトラッキング
サーボ信号を生成し、これらを信号処理部16に出力す
る。
【0026】また、光学ピックアップ13は、図示しな
い駆動機構により、光ディスク20の径方向に移動自在
とされており、光ディスク20の任意の位置にレーザ光
を照射することが可能とされている。
【0027】2値化部15は、光ディスク20に対して
記録再生する情報信号に対し、「0」と「1」との2値
に符号化する処理を行う。2値化部15は、光ディスク
20の再生時に、この光ディスク20からの戻り光に応
じて光学ピックアップ13から出力される電圧信号に対
して2値化処理を施し、信号処理部16及びODC部1
7に出力する。また、記録時には、信号処理部16から
入力された信号に対して2値化処理を施し、処理後の信
号を信号処理部16に出力する。
【0028】信号処理部16は、光学ピックアップ13
から出力されるフォーカスサーボ信号及びトラッキング
サーボ信号に基づき、光学ピックアップ13に対して、
レーザ光のフォーカス制御及びトラッキング制御を行
う。また、信号処理部16は、スピンドルモータ12に
対するサーボ制御や、光学ピックアップ13を駆動する
駆動機構の制御を行うことにより、光ディスク20の回
転数の制御、及び光学ピックアップ13の位置決めの制
御を行う。
【0029】ODC部17は、外部に接続されたホスト
装置100に対する各種信号の入出力を行う。また、O
DC部17は、光ディスク20に対して記録再生を行う
情報信号のエンコード/デコード処理を行う。さらに、
ODC部17は、ホスト装置100から入力される光デ
ィスク20に対する記録再生の要求に応じて、2値化部
15における動作モードの切り替えや、パワー制御部1
9でパルス波形を生成する際に用いる発光タイミングと
しての記録用クロックの生成を行う。
【0030】制御部18は、記録再生装置10の各部に
接続されており、各部の動作を制御することにより、記
録再生装置10全体としての動作を集中して制御する機
能を有する。制御部18は、例えばCPU(Central Pr
ocessing Unit)やRAM(Random Access Memory)、
ROM(Read Only Memory)といった各種の半導体チッ
プなどにより構成されており、例えばROMに記録され
た動作プログラムに従って、記録再生装置10全体の動
作を制御する。
【0031】パワー制御部19は、光学ピックアップ1
3により照射するレーザ光の出力を制御する機能を有し
ており、記録再生を行う光ディスク20の種類や記録再
生特性に応じてレーザ光の出力が最適となるように制御
したり、光ディスク20に対する記録動作及び再生動
作、或いは初期化動作などの動作状況に応じてレーザ光
の出力が最適となるように制御する機能を有している。
【0032】なお、記録再生装置10は、複数の種類の
光ディスクに対する記録再生に対応した、いわゆるマル
チディスクプレイヤーとして構成する場合には、記録再
生対象とする光ディスクの種類を判別する必要がある。
このような判別は、例えば、これら光ディスクの最内周
部や最外周部などに設定されているROM領域(PE
P:Phase Encorded Partゾーンとも称される。)に記
録されている情報、すなわちレーザ光の最適パワー値や
ディスクの種別を示す値などに基づいて判別すればよ
い。このような判別は、信号処理部16や制御部18な
どにより行うことができ、判別した結果に応じて、制御
部18によって各部の動作を制御することができる。
【0033】ところで、記録再生装置10において、光
学ピックアップ13に備えられる光学系は、例えば、図
4に示すような構成とされる。
【0034】すなわち、光学ピックアップ13は、図4
に示すように、所定の波長のレーザ光を出射する半導体
レーザ発振素子30を備える。また、この半導体レーザ
発振素子30から出射されるレーザ光の光軸上に、レー
ザ光を平行光とする第1のコリメータレンズ31と、レ
ーザ光に含まれるP偏光成分とS偏光成分との割合を制
御する液晶素子32と、レーザ光の位相を所定の方向に
回転する1/2波長板33と、第1の偏光ピームスプリ
ッタ34とが順次配設されている。
【0035】ここで、液晶素子32は、液晶素子制御部
32aに接続されており、この液晶素子制御部32aに
よって所定の電圧が印加されることにより駆動される。
液晶素子32は、その構造から入射光の偏光方向を自在
に変えることが可能であり、液晶素子制御部32aによ
り印加される電圧値に応じて、レーザ光に含まれるP偏
光成分とS偏光成分との割合を制御する。液晶素子32
としては、例えば、各種の液晶パネルや液晶フィルタな
どを用いることができる。
【0036】液晶素子制御部32aには、光ディスク2
0に対する照射位置でのレーザ光の出力(照射パワー)
の目標値が信号処理部16から入力され、この目標値に
応じて液晶素子32に印加する電圧値を制御する。な
お、本例では液晶素子制御部32aによって液晶素子3
2が駆動される構成としているが、この液晶素子32
は、照射パワーの目標値に応じて制御されていれば、例
えばパワー制御部19や信号処理部16によって制御さ
れるように構成されていてもよい。
【0037】第1の偏光ビームスプリッタ34は、入射
されたレーザ光のうち、P偏光成分とS偏光成分とのう
ちで、例えば、S偏光成分を全反射するとともに、P偏
光成分を所定の割合で反射及び透過させる。
【0038】そして、この第1の偏光ビームスプリッタ
34を透過したレーザ光の光軸上には、レーザ光を直線
偏光から円偏光に変換する1/4波長板35と、レーザ
光を光ディスク20の信号記録層に集光する対物レンズ
36とが順次配設されている。この対物レンズ36によ
り集光されたレーザ光は、光ディスク20の信号記録層
に集光して照射され、この信号記録層で反射して戻り光
となり、再び対物レンズに入射される。
【0039】光ディスク20からの戻り光は、対物レン
ズ20及び1/4波長板35を介して第1の偏光ビーム
スプリッタ34に入射される。このとき、第1の偏光ビ
ームスプリッタ34に入射された戻り光は、1/4波長
板35によって逆の位相とされているため、第1の偏光
ビームスプリッタ34によって反射される。
【0040】この第1の偏光ビームスプリッタ34によ
って反射された戻り光の光軸上には、レーザ光を集光す
る第1のコリメータレンズ37と、集光されたレーザ光
を受光する第1の受光素子38とが順次配設されてい
る。第1の受光素子38は、例えばフォトダイオードな
どにより構成されており、光電変換及び電流電圧変換を
行うことによって、戻り光の光強度に応じた電圧信号を
2値化部15に出力する。
【0041】一方、第1の偏光ビームスプリッタ34に
よって反射された半導体レーザ発振素子30からのレー
ザ光の光軸上には、第2の偏光ビームスプリッタ39
と、第3のコリメータレンズ40と、第2の受光素子4
1とが順次配設されている。
【0042】第2の偏光ビームスプリッタ39は、入射
されたレーザ光のうち、第1の偏光ビームスプリッタ3
4で全反射された方の偏光成分、すなわちS偏光成分の
レーザ光を反射する。また、他方の偏光成分、すなわち
P偏光成分のレーザ光を透過して第3のコリメータレン
ズ40に入射させる。
【0043】第3のコリメータレンズ40は、入射され
たレーザ光を集光して第2の受光素子41に入射する。
第2の受光素子41は、例えばフォトダイオードなどに
より構成されており、光電変換及び電流電圧変換を行う
ことによって、戻り光の光強度に応じた電圧信号を2値
化部15又はパワー制御部19に出力する。
【0044】以上のように構成された記録再生装置10
は、光ディスク20に対して記録再生を行うに際して、
この光ディスク20の中央部にスピンドルモータ12を
接続するとともに、この光ディスク20をスピンドルモ
ータ12によって角速度一定(CAV:Constant Angul
ar Velocuty)で回転駆動する。
【0045】そして、光ディスク20に対して情報の記
録を行う場合には、ホスト装置100からODC部17
を介して入力された情報が、2値化部15及び信号処理
部16によって処理される。この処理結果に応じて、記
録する情報に応じた強度変調が施されたレーザ光を光学
ピックアップ13の半導体レーザ発振素子30出射し、
光ディスク20の信号記録層に対して照射され、記録マ
ークが形成される。
【0046】また、光ディスク20に記録された情報の
再生を行う場合には、光学ピックアップ13から出射さ
れたレーザ光を光ディスク20の信号記録層に照射し、
この信号記録層で反射された戻り光を第1の受光素子3
8によって電圧変化として検出する。この第1の受光素
子38からの出力は、2値化部15及び信号処理部16
によって処理されて元の情報に復号され、ODC部17
を介してホスト装置100に出力される。
【0047】記録再生装置10では、上述のように、光
ディスク20に対する記録再生を行う際に、半導体レー
ザ発振素子30から出射されたレーザ光を光ディスク2
0に対して照射する。このとき、記録再生装置10は、
光ディスク20に照射するレーザ光の一部を、第1の偏
光ビームスプリッタ34によって分離して第2の受光素
子41に入射させており、この第2の受光素子41によ
ってレーザ光の光強度を検出している。そして、第2の
受光素子41によって検出された光強度に応じて、パワ
ー制御部19が半導体レーザ発振素子30を制御するこ
とにより、この半導体レーザ発振素子30から出射する
レーザ光の出力(出射パワー)が所定のレベルとなるよ
うにサーボ制御している。
【0048】なお、半導体レーザ発振素子30における
出射パワーをサーボ制御するに際しては、例えば、照射
パワーの目標値を信号処理部16、ODC部17、或い
は制御部18などによってパワー制御部19に入力す
る。そして、パワー制御部19は、第2の受光素子41
からの出力に基づいて、半導体レーザ発振素子30の出
射パワーを制御すればよい。
【0049】ここで、本発明を適用した記録再生装置1
0の特徴を明確にするために、半導体レーザ発振素子3
0における出射パワーの最大定格出力が60mWであ
り、光源固有ノイズによる影響を回避するためには5m
W以上の出射パワーが必要であり、また光ディスク20
に対する記録時に最適な照射パワーが15mW、再生時
に最適な照射パワーが1mWである場合について説明す
る。
【0050】この記録再生装置10において、情報の記
録時に必要となる照射パワー(15mW)を得るために
は、出射パワーの最大定格出力が60mWであることか
ら、光学ピックアップ13の光学系におけるカップリン
グ効率を0.25以上とする必要がある。
【0051】このようなカップリング効率を有する光学
系において、再生時に最適な照射パワー(1mW)を得
るためには、光源での出射パワーが4mWとなってしま
い、光源固有ノイズによる影響が顕著となってしまう。
【0052】そこで、記録再生装置10では、液晶素子
32を駆動することによって、記録時にはレーザ光に含
まれるP偏光成分とS偏光成分との割合が、例えば、そ
れぞれ100%と0%とになるようにし、再生時にそれ
ぞれ80%と20%とになるように制御する。そして、
第1の偏光ビームスプリッタ34でP偏光成分だけを透
過して光ディスク20に照射するように構成されてい
る。したがって、記録再生装置10では、液晶素子32
で制御するP偏光成分とS偏光成分との割合に応じて、
光ディスク20に照射するレーザ光の出力を減衰(Atte
nuate)させることが可能である。
【0053】これにより、記録時のカップリング効率を
0.25としたまま、再生時のカップリング効率を0.
2に低減することができ、1mWの照射パワーを得ると
きに必要な出射パワーを5mWに増大することができ
る。記録再生装置10は、このように、カップリング効
率を可変とされていることにより、半導体レーザ発振素
子30を出力が高い領域で用いることができ、光源固有
ノイズによる影響を回避して、高品質なレーザ光により
記録再生を行うことが可能である。
【0054】なお、上述の説明では、液晶素子32でP
偏光成分とS偏光成分とを、例えば80%と20%とに
制御し、このうちのP偏光成分に相当する出力、すなわ
ち出射パワーの80%が光ディスク20に対する照射パ
ワーとしているが、実際には、第1の偏光ビームスプリ
ッタ34によって、この偏光成分からなるレーザ光の一
部が反射されて第2の受光素子41に入射されており、
出射パワーのサーボ制御に用いられている。
【0055】具体的には、第1の偏光ビームスプリッタ
34では、例えば、S偏光成分の透過率と反射率とがそ
れぞれ0%と100%となり、P偏光成分の透過率と反
射率とがそれぞれ80%と20%となるように設定され
ている。したがって、実際に光ディスク20に対して照
射されるレーザ光の出力(照射パワー)は、液晶素子3
2で80%とされた偏光成分のうちのさらに80%、す
なわち、出射パワーのおよそ64%となることとなる。
【0056】したがって、所望とする照射パワーが得ら
れるようにするためには、光ディスク20に照射する方
の偏光成分の第1の偏光ビームスプリッタ34における
透過率と、液晶素子32で制御するP偏光成分とS偏光
成分との割合とを勘案して、半導体レーザ発振素子30
における出射パワーを制御すればよい。また、このと
き、液晶素子32で制御するP偏光成分とS偏光成分と
の割合は、信号処理部16から液晶素子32aに入力さ
れる照射パワーの目標値に応じて、光ディスク20に照
射する方の偏光成分の第1の偏光ビームスプリッタ34
における透過率と、半導体レーザ発振素子30における
出射パワーとを勘案して制御すればよい。
【0057】また、記録再生装置10においては、第1
の偏光ビームスプリッタ34で全反射されて光ディスク
20へ照射されないS偏光成分のレーザ光が、第2の偏
光ビームスプリッタ39によって全反射されており、第
2の受光素子41には入射されないように構成されてい
る。すなわち、第2の受光素子41には、第1の偏光ビ
ームスプリッタ34で一部反射されたP偏光成分のレー
ザ光だけが入射される。このように、第2の受光素子4
1に入射されるレーザ光は、光ディスク20に照射され
るレーザ光と同じ偏光成分のみからなるレーザ光であ
る。
【0058】このため、第2の受光素子41には、液晶
素子32でP偏光成分とS偏光成分との割合が制御され
ることに伴って、光ディスク20に照射するレーザ光と
同じ割合で出力が変化するレーザ光が入射されることと
なる。したがって、例えば、液晶素子32でP偏光成分
とS偏光成分との割合が切り換えられたときには、この
割合に応じて、パワー制御部19におけるサーボ制御の
基準レベルを調整することが望ましい。これにより、例
えば、サーボが突然外れて半導体レーザ発振素子30に
過大な電圧が印加されてしまうなどの問題が生じること
を防止することができる。
【0059】なお、以上の説明においては、第1の偏光
ビームスプリッタ34において、入射されたレーザ光の
うち、S偏光成分を全反射し、P偏光成分を所定の割合
で反射及び透過させるとしたが、例えば、P偏光成分を
全反射し、S偏光成分を所定の割合で反射及び透過させ
るように構成してもよい。この場合には、S偏光成分の
一部を光ディスク20に照射させるとともに、このS偏
光成分の残りを用いて出射パワーのサーボ制御を行うこ
ととなる。したがって、この場合には、第2の偏光ビー
ムスプリッタ39において、入射されるレーザ光のうち
P偏光成分を全反射させればよい。
【0060】また、光ディスク20への照射に利用しな
い偏光成分のレーザ光を第1の偏光ビームスプリッタ3
4において全反射させることに限定されるものではな
く、例えば、この第1の偏光ビームスプリッタ34にお
いて、光ディスク20への照射に利用しない偏光成分の
レーザ光を全透過させて、このレーザ光の光軸上にサー
ボ機構を構成する第2の受光素子41を配設するとして
もよい。この場合には、例えば、第1の偏光ビームスプ
リッタ34においてS偏光成分を全透過させるとともに
P偏光成分を所定の割合で透過及び反射させ、P偏光成
分のみからなるレーザ光の光軸上に1/4波長板35及
び対物レンズ36を配設する。そして、第1の偏光ビー
ムスプリッタ34を透過したレーザ光の光軸上に、第2
の偏光ビームスプリッタ39、第3のコリメータレンズ
40、及び第2の受光素子41を配設する。このとき、
S偏光成分のレーザ光とP偏光成分のレーザ光とを逆に
してもよい。
【0061】また、上述の説明では、第1の偏光ビーム
スプリッタ34及び第2の偏光ビームスプリッタ39に
おいて、入射されたレーザ光をP偏光成分とS偏光成分
とに分離して出射しており、いわば光分離手段としての
機能を有している。しかしながら、記録再生装置10に
おいては、偏光ビームスプリッタを用いることに限定さ
れるものではなく、例えば平面型ホログラム素子や体積
型ホログラム素子などのような各種ホログラム素子を用
いることもできる。また、偏光ビームスプリッタとして
も、一般的に用いられている方形状のプリズム内に誘電
体膜が形成されたものに限定されるものではなく、例え
ばアナモルフィックプリズムの一面に、偏光依存性の光
分離機能を有する誘電体膜が成膜されてなるものを用い
ることもできる。
【0062】さらに、上述の説明では、第1の受光素子
38と第2の受光素子41とを個別に配設し、光ディス
ク20からの戻り光の検出機構と出射パワーのサーボ機
構とを独立して設けているが、本発明は、これらを共通
して用いるような構成の光学系に対しても適用すること
ができることは云うまでもない。
【0063】また、上述の説明では、レーザ光を出射す
る光学ピックアップ13、出射パワーの制御を行うパワ
ー制御部19、及び液晶素子32を駆動する液晶素子制
御部32aをそれぞれ独立して説明しているが、例えば
パワー制御部19や液晶素子制御部32aが光学ピック
アップ13に搭載されていてもよい。また、上述で説明
した記録再生装置10を構成する各部は、それぞれが果
たす機能のうちの少なくとも一部を共通した部品によっ
て実現されていてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置は、光源から
出射されたレーザ光の一部、すなわちP偏光成分とS偏
光成分とのうちのいずれか一方のみを光記録媒体に照射
することができるとともに、光記録媒体に照射する方の
偏光成分のみからなるレーザ光を用いて光源の出力をサ
ーボ制御することができる。また、光記録媒体に対する
照射位置でのレーザ光出力(照射パワー)の目標値が変
更されたときに、偏光制御手段においてP偏光成分とS
偏光成分との割合を切り換えることにより、光記録媒体
に照射する第2のレーザ光の出力を変えることができ
る。さらに、この第2のレーザ光は、第1の光分離手段
において光源から出射されたレーザ光のうち、P偏光成
分とS偏光成分とのうちのいずれか一方が所定の割合で
分配されたものであるため、所望とする照射パワーに比
べて光源でのレーザ光出力(出射パワー)を高い出力と
することができる。
【0065】また、本発明に係る記録再生方法は、目標
値が変更されたときにP偏光成分とS偏光成分との割合
を切り換えるという極めて簡略な手法によって、光記録
媒体に対する照射位置でのレーザ光出力(照射パワー)
を変えることができる。また、光記録媒体に照射するレ
ーザ光を所定の割合で減衰させていることから、所望と
する照射パワーに比べて光源でのレーザ光出力(出射パ
ワー)を高い出力とすることができる。
【0066】したがって、本発明によれば、レーザ光の
照射パワーを自由に且つ容易に変更することが可能であ
るとともに、光源での出射パワーを高い出力として用い
ることにより、光源に固有のノイズを低減することがで
き、高品位な記録再生を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が解決する課題を説明する図であり、光
源からのレーザ光出力とRINとの関係を示す図であ
る。
【図2】本発明が解決する課題を説明する図であり、光
源からのレーザ光出力(出射パワー)とRINとの関係
を示し、記録再生装置において再生時に必要となる出射
パワーの領域を示す図である。
【図3】本発明に係る記録再生装置の一構成例を示す機
能ブロック図である。
【図4】同記録再生装置に備えられる光学ピックアップ
の光学系を示す概略図である。
【符号の説明】
10 記録再生装置、13 光学ピックアップ、20
光ディスク、30 半導体レーザ発振素子、32 液晶
素子、32a 液晶素子制御部、34 第1の偏光ビー
ムスプリッタ、36 対物レンズ、38 第1の受光素
子、39 第2の偏光ビームスプリッタ、41 第2の
受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 紀彰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA02 BA02 CA24 DA08 2H088 EA47 HA17 HA20 MA20 5D119 JA25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体に対してレーザ光を照射する
    ことにより情報の記録及び/又は再生を行う記録再生装
    置において、 レーザ光を出射する光源と、 上記光源から出射されたレーザ光に含まれるP偏光成分
    とS偏光成分との割合を制御する偏光制御手段と、 上記偏光制御手段により偏光成分の割合が制御されたレ
    ーザ光を、一方の偏光成分と他方の偏光成分の一部とか
    らなる第1のレーザ光と、他方の偏光成分の残りからな
    り、上記光記録媒体に照射される第2のレーザ光とに分
    離する第1の光分離手段と、 上記第1の光分離手段により分離された第1のレーザ光
    に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離する第2の
    光分離手段と、 上記第2の光分離手段により分離されたレーザ光のう
    ち、上記第2のレーザ光と同じ偏光成分からなる方のレ
    ーザ光を受光して、このレーザ光の光強度を検出する光
    検出手段と、 上記光記録媒体に対する照射位置でのレーザ光出力の目
    標値が入力され、この目標値に基づいて上記光検出手段
    により検出された光強度に応じて上記光源の出力をサー
    ボ制御するとともに、上記目標値が変更されたときに、
    P偏光成分とS偏光成分との割合を切り換えるように上
    記偏光制御手段を制御する光出力制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記光出力制御手段は、上記目標値に応
    じて、上記光源の出力と、上記第1の光分離手段におい
    て他方の偏光成分を第1のレーザ光と第2のレーザ光と
    に分離する割合とに基づいて、上記偏光制御手段を制御
    することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記偏光制御手段は、液晶素子であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の光分離手段は、偏光ビームス
    プリッタであることを特徴とする請求項1記載の記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の光分離手段は、偏光ビームス
    プリッタであることを特徴とする請求項1記載の記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】 光記録媒体に対してレーザ光を照射する
    ことにより情報の記録及び/又は再生を行う記録再生方
    法において、 上記光記録媒体の照射位置でのレーザ光出力の目標値に
    応じて、光源から出射されたレーザ光に含まれるP偏光
    成分とS偏光成分との割合を切り換え、 P偏光成分とS偏光成分とのうちの一方の成分のみから
    なるレーザ光を用いて上記光源から出射するレーザ光の
    出力をサーボ制御しながら、この成分のみからなるレー
    ザ光を所定の割合で減衰させて上記光記録媒体に照射す
    ることを特徴とする記録再生方法。
JP2001058903A 2001-03-02 2001-03-02 記録再生装置及び記録再生方法 Pending JP2002260269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001058903A JP2002260269A (ja) 2001-03-02 2001-03-02 記録再生装置及び記録再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001058903A JP2002260269A (ja) 2001-03-02 2001-03-02 記録再生装置及び記録再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002260269A true JP2002260269A (ja) 2002-09-13
JP2002260269A5 JP2002260269A5 (ja) 2008-04-17

Family

ID=18918552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001058903A Pending JP2002260269A (ja) 2001-03-02 2001-03-02 記録再生装置及び記録再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002260269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079436A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Asahi Glass Company, Limited 光減衰器および光ヘッド装置
JP2008108387A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ装置および光ディスク装置
US7714977B2 (en) 2004-06-29 2010-05-11 Asahi Glass Company, Limited Liquid crystal optical modulation element and optical head device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004079436A1 (ja) * 2003-03-07 2004-09-16 Asahi Glass Company, Limited 光減衰器および光ヘッド装置
US7714977B2 (en) 2004-06-29 2010-05-11 Asahi Glass Company, Limited Liquid crystal optical modulation element and optical head device
JP2008108387A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ装置および光ディスク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100910988B1 (ko) 광 기록 매체 구동 장치 및 광 기록 매체 구동 방법
JPH0581698A (ja) 波長切換式光ピツクアツプ
KR100903242B1 (ko) 광헤드, 기록 재생 장치 및 광결합 효율 가변 소자
JP2002260269A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JP2003115109A (ja) 情報記録再生装置
JP2000076679A (ja) 光ピックアップ装置及びそのチルト検出方法
US7623435B2 (en) Optical pickup device, and information recording and reproduction device
JP2002260272A (ja) 光ヘッド、記録再生装置、及び光結合効率可変素子
JP2003109239A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク処理方法
JP2002074735A (ja) 光信号再生方法及び光信号再生装置
JP2002185073A (ja) レーザ光強度制御装置
JP2005353258A (ja) 光ピックアップ装置及び再生装置
JPH05225582A (ja) 光記録媒体のフォーカスあるいはトラッキング方法及び装置
JP2008112490A (ja) 光記録媒体再生装置および光ピックアップ装置
JP2004199755A (ja) 光ピックアップおよび光ディスク再生装置
WO2004105006A1 (ja) 光ディスク装置および情報記録再生方法
JP2572783B2 (ja) 光学的ピックアップ装置
KR100265734B1 (ko) 호환형광픽업장치
JP2635918B2 (ja) 光学式ディスク再生装置
JPS61283035A (ja) 光学式記録再生装置
JP2002251768A (ja) 光路分離素子及びそれを用いた光ピックアップ装置
JP3211484B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH0482030A (ja) 光学的情報記録再生装置
JP2011129169A (ja) 光情報記録再生装置および光情報再生装置
JP2001222839A (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100126