JP2635918B2 - 光学式ディスク再生装置 - Google Patents
光学式ディスク再生装置Info
- Publication number
- JP2635918B2 JP2635918B2 JP5254356A JP25435693A JP2635918B2 JP 2635918 B2 JP2635918 B2 JP 2635918B2 JP 5254356 A JP5254356 A JP 5254356A JP 25435693 A JP25435693 A JP 25435693A JP 2635918 B2 JP2635918 B2 JP 2635918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disc
- output
- signal
- focus
- tracking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、光学式ディスク再生
装置に関し、特にそのトラッキング制御サーボループを
改良したものである。
装置に関し、特にそのトラッキング制御サーボループを
改良したものである。
【０００２】
【従来の技術】レーザ光を利用した光学式ディスク再生
装置が開発されている。この光学式ディスク再生装置
は、ディスクの信号面と、その反射光を受ける対物レン
ズとの距離を一定に保つフォーカスサーボ装置、及びデ
ィスクの情報記録トラックとピックアップ部、つまり光
照射位置との相対関係を一定に維持するトラッキングサ
ーボ装置が設けられている。
装置が開発されている。この光学式ディスク再生装置
は、ディスクの信号面と、その反射光を受ける対物レン
ズとの距離を一定に保つフォーカスサーボ装置、及びデ
ィスクの情報記録トラックとピックアップ部、つまり光
照射位置との相対関係を一定に維持するトラッキングサ
ーボ装置が設けられている。
【０００３】図２は、この種光学式ディスク再生装置を
示している。１１は光学式のディスクであり、ディスク
モータ１２によって回転される。また１３は、ピックア
ップ部であり、レーザ光を発生し、ディスク１１の信号
面からの反射光を受ける。その対物レンズ１４は、ディ
スク１１の情報記録トラックに対してレーザ光を集光さ
せ、またディスク１１からの反射光を導入する。導入さ
れた反射光は、ビームスプリッタ１５を介して受光部１
６に導かれる。この受光部１６は、入射光を電気信号に
変換するもので、例えば分割ダイオードが用いられてい
る。この受光部１６の出力は、高周波増幅回路２０に入
力される。上記ピックアップ部１３はさらに対物レンズ
１４を物理的に駆動するためのトラッキングコイル１
７、フォーカスコイル１８を有する。
示している。１１は光学式のディスクであり、ディスク
モータ１２によって回転される。また１３は、ピックア
ップ部であり、レーザ光を発生し、ディスク１１の信号
面からの反射光を受ける。その対物レンズ１４は、ディ
スク１１の情報記録トラックに対してレーザ光を集光さ
せ、またディスク１１からの反射光を導入する。導入さ
れた反射光は、ビームスプリッタ１５を介して受光部１
６に導かれる。この受光部１６は、入射光を電気信号に
変換するもので、例えば分割ダイオードが用いられてい
る。この受光部１６の出力は、高周波増幅回路２０に入
力される。上記ピックアップ部１３はさらに対物レンズ
１４を物理的に駆動するためのトラッキングコイル１
７、フォーカスコイル１８を有する。
【０００４】トラッキングサーボループから説明する
に、前記高周波増幅回路２０の出力は、トラッキング制
御信号発生回路２１に与えられる。このトラッキング制
御信号発生回路２１は、高周波増幅回路２０の出力を用
いてトラッキング誤差信号を発生し、これをスイッチ２
２を介してトラッキングコイル駆動回路２３に与える。
このトラッキングコイル駆動回路２３は、トラッキング
誤差信号に基づいて駆動信号を発生し、トラッキングコ
イル１７に与える。これによって、ピックアップ部１３
は、情報記録トラックに追従させられる。
に、前記高周波増幅回路２０の出力は、トラッキング制
御信号発生回路２１に与えられる。このトラッキング制
御信号発生回路２１は、高周波増幅回路２０の出力を用
いてトラッキング誤差信号を発生し、これをスイッチ２
２を介してトラッキングコイル駆動回路２３に与える。
このトラッキングコイル駆動回路２３は、トラッキング
誤差信号に基づいて駆動信号を発生し、トラッキングコ
イル１７に与える。これによって、ピックアップ部１３
は、情報記録トラックに追従させられる。
【０００５】次にフォーカスサーボループについて説明
する。高周波増幅回路２０の出力は、フォーカス制御回
路２４にも与えられる。このフォーカス制御回路２４
は、高周波増幅回路２０の出力を用いてフォーカス誤差
信号を発生し、フォーカスコイル駆動回路２５に与え
る。このフォーカスコイル駆動回路２５は、フォーカス
誤差信号に基づいて、駆動信号を発生し、これをフォー
カスコイル１８に与える。これによってピックアップ部
１３のフォーカスは一定に維持される。
する。高周波増幅回路２０の出力は、フォーカス制御回
路２４にも与えられる。このフォーカス制御回路２４
は、高周波増幅回路２０の出力を用いてフォーカス誤差
信号を発生し、フォーカスコイル駆動回路２５に与え
る。このフォーカスコイル駆動回路２５は、フォーカス
誤差信号に基づいて、駆動信号を発生し、これをフォー
カスコイル１８に与える。これによってピックアップ部
１３のフォーカスは一定に維持される。
【０００６】上記の動作は各サーボループが既に動作状
態になっている状態である。再生装置が、動作状態にさ
れる前は、スイッチ２２はオフされている。この種シス
テムにおいては、通常プレイ操作が行われると、まずフ
ォーカス調整が行われ、フォーカス誤差信号が所定の範
囲、つまりサーボループの引き込み範囲になると、フォ
ーカス制御回路２４からフォーカスサーボ引き込み良好
を意味する信号が得られて、初めてスイッチ２２が制御
されオンされる。これによって初めてトラッキングサー
ボループが形成される。
態になっている状態である。再生装置が、動作状態にさ
れる前は、スイッチ２２はオフされている。この種シス
テムにおいては、通常プレイ操作が行われると、まずフ
ォーカス調整が行われ、フォーカス誤差信号が所定の範
囲、つまりサーボループの引き込み範囲になると、フォ
ーカス制御回路２４からフォーカスサーボ引き込み良好
を意味する信号が得られて、初めてスイッチ２２が制御
されオンされる。これによって初めてトラッキングサー
ボループが形成される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光学式
ディスク再生装置によると、特にスイッチ２２をオンす
る時点に問題があり、トラッキングサーボループの引き
込み動作が得られないことがある。これはフォーカス制
御回路２４からフォーカスサーボ引き込み良好を意味す
る信号が得られた時点では未だディスクモータ１２の回
転が十分に所定スピードになっておらず、トラッキング
誤差信号がサーボループの引き込み範囲外にあるからで
ある。そこでこの発明では、特にトラッキングサーボル
ープの引き込み動作を安定化させる光学式ディスク再生
装置を提供することを目的とする。
ディスク再生装置によると、特にスイッチ２２をオンす
る時点に問題があり、トラッキングサーボループの引き
込み動作が得られないことがある。これはフォーカス制
御回路２４からフォーカスサーボ引き込み良好を意味す
る信号が得られた時点では未だディスクモータ１２の回
転が十分に所定スピードになっておらず、トラッキング
誤差信号がサーボループの引き込み範囲外にあるからで
ある。そこでこの発明では、特にトラッキングサーボル
ープの引き込み動作を安定化させる光学式ディスク再生
装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は、光学式ディ
スクを回転駆動するディスクモータと、前記光学式ディ
スクに照射した光の反射光が対物レンズを介して入射さ
れる受光部を有し前記受光部から光電変換出力を得るピ
ックアップ部と、前記光電変換出力を用いて前記光学式
ディスクの情報記録トラックに対する前記ピックアップ
部のトラッキング誤差信号を出力する誤差信号出力手段
と、前記トラッキング誤差信号に基づいて前記ピックア
ップ部のトラッキングコイルに駆動信号を与える駆動手
段とを具備し、前記ピックアップ部を前記情報記録トラ
ックに追従させる光学式ディスク再生装置において、ト
ラッキングサーボループを形成するためのスイッチ手段
と、前記ピックアップ部の前記光学式ディスクに対する
フォーカスサーボ引き込みの良否を示す信号を出力する
フォーカス制御手段と、前記フォーカス制御手段から出
力される前記フォーカスサーボ引き込みの良否を示す信
号を、プレイ操作が行われた時点から前記ディスクモー
タの回転が所定スピードの安定状態になる程度の時点ま
で遅延する遅延手段と、前記遅延手段からの前記フォー
カスサーボ引き込みの良否を示す信号がフォーカスサー
ボ引き込みが良好であることを示すとき、この信号で前
記スイッチ手段をオンさせるスイッチ制御手段とを備え
るものである。
スクを回転駆動するディスクモータと、前記光学式ディ
スクに照射した光の反射光が対物レンズを介して入射さ
れる受光部を有し前記受光部から光電変換出力を得るピ
ックアップ部と、前記光電変換出力を用いて前記光学式
ディスクの情報記録トラックに対する前記ピックアップ
部のトラッキング誤差信号を出力する誤差信号出力手段
と、前記トラッキング誤差信号に基づいて前記ピックア
ップ部のトラッキングコイルに駆動信号を与える駆動手
段とを具備し、前記ピックアップ部を前記情報記録トラ
ックに追従させる光学式ディスク再生装置において、ト
ラッキングサーボループを形成するためのスイッチ手段
と、前記ピックアップ部の前記光学式ディスクに対する
フォーカスサーボ引き込みの良否を示す信号を出力する
フォーカス制御手段と、前記フォーカス制御手段から出
力される前記フォーカスサーボ引き込みの良否を示す信
号を、プレイ操作が行われた時点から前記ディスクモー
タの回転が所定スピードの安定状態になる程度の時点ま
で遅延する遅延手段と、前記遅延手段からの前記フォー
カスサーボ引き込みの良否を示す信号がフォーカスサー
ボ引き込みが良好であることを示すとき、この信号で前
記スイッチ手段をオンさせるスイッチ制御手段とを備え
るものである。
【０００９】
【作用】上記の手段により、トラッキングサーボループ
が形成されるまでに、時間的余裕ができ、この間にディ
スクの回転（ディスクモータの回転）が正常になり、安
定してトラッキングサーボループの引き込み動作が得ら
れるようになる。
が形成されるまでに、時間的余裕ができ、この間にディ
スクの回転（ディスクモータの回転）が正常になり、安
定してトラッキングサーボループの引き込み動作が得ら
れるようになる。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図１はこの発明の一実施例であり、図２の装置
と同一部分には同一符号を付している。この実施例の場
合、スイッチ２２の制御信号として、フォーカス制御回
路２４から得られるフォーカスサーボ引き込み良好を意
味する信号を遅延回路３４に与え、ここで遅延した信号
を用いるものである。したがって、スイッチ２２の制御
信号は、時間の遅れを伴ってスイッチ２２をオンするこ
とになる。この結果スイッチ２２がオンされたときは、
ディスク１１の回転スピードは十分なスピードになって
おり、トラッキングサーボループは安定した制御状態に
落ち着くことになる。
明する。図１はこの発明の一実施例であり、図２の装置
と同一部分には同一符号を付している。この実施例の場
合、スイッチ２２の制御信号として、フォーカス制御回
路２４から得られるフォーカスサーボ引き込み良好を意
味する信号を遅延回路３４に与え、ここで遅延した信号
を用いるものである。したがって、スイッチ２２の制御
信号は、時間の遅れを伴ってスイッチ２２をオンするこ
とになる。この結果スイッチ２２がオンされたときは、
ディスク１１の回転スピードは十分なスピードになって
おり、トラッキングサーボループは安定した制御状態に
落ち着くことになる。
【００１１】
【発明の効果】上記のようにこの発明は、特にトラッキ
ングサーボループの引き込み動作を極めて安定化させる
ことができる。
ングサーボループの引き込み動作を極めて安定化させる
ことができる。
【図１】この発明の一実施例を示す図。
【図２】従来の光学式ディスク再生装置を示す図。
１１…ディスク、１２…ディスクモータ、１３…ピック
アップ部、２０…高周波増幅回路、２１…トラッキング
制御信号発生回路、２２…スイッチ、２３…トラッキン
グコイル駆動回路、２４…フォーカス制御回路、２５…
フォーカスコイル駆動回路、３４…遅延回路。
アップ部、２０…高周波増幅回路、２１…トラッキング
制御信号発生回路、２２…スイッチ、２３…トラッキン
グコイル駆動回路、２４…フォーカス制御回路、２５…
フォーカスコイル駆動回路、３４…遅延回路。
Claims (1)
- 【請求項１】光学式ディスクを回転駆動するディスクモ
ータと、前記光学式ディスクに照射した光の反射光が対
物レンズを介して入射される受光部を有し前記受光部か
ら光電変換出力を得るピックアップ部と、前記光電変換
出力を用いて前記光学式ディスクの情報記録トラックに
対する前記ピックアップ部のトラッキング誤差信号を出
力する誤差信号出力手段と、前記トラッキング誤差信号
に基づいて前記ピックアップ部のトラッキングコイルに
駆動信号を与える駆動手段とを具備し、前記ピックアッ
プ部を前記情報記録トラックに追従させる光学式ディス
ク再生装置において、 トラッキングサーボループを形成するためのスイッチ手
段と、 前記ピックアップ部の前記光学式ディスクに対するフォ
ーカスサーボ引き込みの良否を示す信号を出力するフォ
ーカス制御手段と、前記フォーカス制御手段から出力される前記フォーカス
サーボ引き込みの良否を示す信号を、プレイ操作が行わ
れた時点から前記ディスクモータの回転が所定スピード
の安定状態になる程度の時点まで遅延する遅延手段と、 前記遅延手段からの前記フォーカスサーボ引き込みの良
否を示す信号がフォーカスサーボ引き込みが良好である
ことを示すとき、この信号で前記スイッチ手段をオンさ
せる スイッチ制御手段とを具備したことを特徴とする光
学式ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254356A JP2635918B2 (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 光学式ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254356A JP2635918B2 (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 光学式ディスク再生装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14260184A Division JPS6122444A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 光学式デイスク再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06195725A JPH06195725A (ja) | 1994-07-15 |
| JP2635918B2 true JP2635918B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17263858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5254356A Expired - Lifetime JP2635918B2 (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 光学式ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2635918B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848242A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-22 | Pioneer Electronic Corp | 情報再生装置 |
| JPS5971165A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Pioneer Electronic Corp | 記録デイスクの回転制御方式 |
| JPH0734287B2 (ja) * | 1984-05-08 | 1995-04-12 | ソニー株式会社 | 光学式ディスク装置の起動制御方法 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5254356A patent/JP2635918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06195725A (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |