JPH07121901A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH07121901A
JPH07121901A JP5270225A JP27022593A JPH07121901A JP H07121901 A JPH07121901 A JP H07121901A JP 5270225 A JP5270225 A JP 5270225A JP 27022593 A JP27022593 A JP 27022593A JP H07121901 A JPH07121901 A JP H07121901A
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JP
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optical
light
semiconductor laser
optical pickup
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JP5270225A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Takahashi
義孝 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/577,006 priority patent/USRE40414E1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で軽量、さらには、フレア光の影響をな
くして信頼性の高い信号検出を行うことが可能な光ピッ
クアップ装置を提供する。 【構成】 光ピックアップ部33を構成する半導体レー
ザ1から対物レンズ5までの間の光路中に1/4波長板
31と光情報記録媒体6からの反射光を偏向しかつその
反射光を出射光に対して分離する機能を備えた反射型複
屈折プリズム30とを配設し、反射型複屈折プリズム3
0により偏向・分離された光情報記録媒体6からの反射
光を受光する受光素子29を半導体レーザ1と同一基板
32上に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の記録、再生等を
行うと共に、フォーカスサーボやトラッキングサーボを
行う光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップ装置としては、以
下に列挙するようなものがある。まず、第一の従来例を
図18に基づいて説明する。半導体レーザ1から出射し
た光はコレメートレンズ2により平行光となり、ビーム
スプリッタ3を透過して偏向プリズム4により光路を曲
げられ、対物レンズ5により集光されて光情報記録媒体
としての光ディスク6の面上に微小スポットを形成し、
これにより情報の記録等が行われる。また、光ディスク
6からの反射光は、入射光路とは逆方向に進んでいき、
ビームスプリッタ3により反射されて、今度は信号検出
光学系7内の検出レンズ8により集光され受光素子9に
導かれる。この受光素子9に検出された光量(光強度)
分布をもとに、光ディスク6の面上に記録されたデータ
情報を再生したり、トラックエラー信号やフォーカスエ
ラー信号を検出して対物レンズ5のトラッキングサーボ
やフォーカスサーボを行う。
【0003】第二の従来例を図19に基づいて説明す
る。ここでは、第一の従来例と異なる点は、光情報記録
媒体として光磁気ディスク10を用い、信号検出光学系
7内の構成を変えたことにある。光磁気ディスク10の
面により反射された光は信号検出光学系7内の1/2波
長板11により偏光面を45°回転され、検出レンズ8
により集束光とされ、偏光ビームスプリッタ12に入射
する。この時、P偏光の光は偏光ビームスプリッタ12
を透過して受光素子13に導かれ、S偏光の光は偏光ビ
ームスプリッタ12を反射して受光素子14に導かれ
る。これにより、光磁気ディスク10の面上のデータ情
報は、受光素子13からの信号と受光素子14からの信
号との差信号として求めることができる。
【0004】第三の従来例として、特開昭62−172
538号公報に「光ヘッド装置」として開示されている
ものを例にとり、図20に基づいて説明する。ここで
は、光路分離手段として回折格子15を用い、半導体レ
ーザ1から光ディスク6に向かう光16と、光ディスク
6からの反射光17との分離を行うようにしたものであ
る。これにより、光ディスク6からの反射光17のうち
回折格子15により回折された回折光18は、半導体レ
ーザ1側に設けられた2分割受光面をもつ受光素子19
a,19bに導かれることにより、情報信号の再生等を
行うことができる。
【0005】第四の従来例として、光ピックアップ装置
の構成を組付けの面から図21に基づいて説明する。光
ピックアップハウジング20の一端部には半導体レーザ
1が取付けられており、その底面部20aにはアクチュ
エータベース21が載置固定される。このアクチュエー
タベース21上には、偏向プリズム22と、外ヨーク2
3と、内ヨーク24と、磁石25とが配置されている。
また、このようなアクチュエータベース21の上部に
は、対物レンズ5が保持されたアクチュエータ可動部2
6が取付けられる。このアクチュエータ可動部26の側
面には、フォーカス用コイル27と、トラッキング用コ
イル28とが配設されている。この場合、フォーカス用
コイル27で電流を流すことにより、アクチュエータ可
動部26をフォーカス方向Fに変位させ、また、トラッ
キング用コイル28に電流を流すことにより、アクチュ
エータ可動部26をトラッキング方向Tに変位させるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例(図18
参照)及び第二の従来例(図19参照)の場合、光ディ
スク6や光磁気ディスク10からの反射光をビームスプ
リッタ3により反射させることにより半導体レーザ1か
らの光と分離させ、信号検出光学系7内の受光素子9,
13,14に導き信号検出を行うようにしている。この
ように信号の再生等を行うための信号検出光学系7を別
個に設けているため、光学部品点数が増え、しかも、光
学系のスペースが大型化するという問題があり、また、
これにより光ピックアップ部の重量が増すため、高速の
シーク動作ができないという問題もある。
【0007】第三の従来例(図20参照)では、上述し
たような信号検出光学系7はないため、小型で軽量な光
ピックアップ部を実現することはできる。しかし、半導
体レーザ1からの出射光が回折格子15を透過する際に
その格子面で乱反射光が発生し、この乱反射光が受光素
子19a,19bにフレア光として入射する原因とな
る。このフレア光の信号レベルは、受光素子19a,1
9bに正規に検出される信号成分のレベルと同等又はそ
れ以上あるため、正規の検出信号のS/Nの低下を避け
ることができないという問題がある。
【0008】第四の従来例(図21参照)では、光ピッ
クアップ部の構成が、光ピックアップハウジング20上
にアクチュエータベース21が取付けられ、このアクチ
ュエータベース21上にアクチュエータ可動部26が取
付けられるような構成となっているため、組付け部分が
多く、部品点数も増加するという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、半導体レーザから出射した出射光を対物レンズによ
り集光して光情報記録媒体の面上に微小スポットを形成
することにより情報の記録等を行うと共に、前記光情報
記録媒体からの反射光を受光素子に導くことにより、情
報の再生や、サーボ用のフォーカスエラー信号、トラッ
クエラー信号の検出を行う光ピックアップ装置におい
て、光ピックアップ部を構成する前記半導体レーザから
前記対物レンズまでの間の光路中に1/4波長板と前記
光情報記録媒体からの反射光を偏向する偏向機能及びそ
の反射光を前記出射光に対して分離する光束分離機能を
備えた反射型複屈折プリズムとを配設し、この反射型複
屈折プリズムにより偏向・分離された前記光情報記録媒
体からの反射光を受光する前記受光素子を前記半導体レ
ーザと同一基板上に設けた。
【0010】請求項2記載の発明では、半導体レーザか
ら出射した出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に微小スポットを形成することにより情報
の記録等を行うと共に、前記光情報記録媒体からの反射
光を受光素子に導くことにより、情報の再生や、サーボ
用のフォーカスエラー信号、トラックエラー信号の検出
を行う光ピックアップ装置において、光ピックアップ部
を構成する前記半導体レーザから前記対物レンズまでの
間の光路中に前記光情報記録媒体からの反射光を3つの
偏光成分に分離する光束分離機能を備えた3ビームウォ
ラストンプリズムを配設し、この3ビームウォラストン
プリズムにより分離された偏光成分のうち少なくとも2
つの偏光成分を受光する前記受光素子を前記半導体レー
ザと同一基板上に設けた。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、半導体レーザから対物レンズまで
の光ピックアップ部を構成する光学部品を、全て一体に
取付けた。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の発明において、半導体レーザから対物レンズ
までの光ピックアップ部を構成する光学部品を、トラッ
キング方向及びフォーカシング方向に移動可能なアクチ
ュエータ可動部内に収容した。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明においては、光情報記録媒
体からの反射光は、1/4波長板を介して、偏向機能と
光束分離機能との2つの機能を合わせもつ反射型複屈折
プリズムにより偏向されかつ出射光とは完全に分離され
て受光素子に導かれることにより、従来のように信号検
出光学系を別個に設ける必要がなくなり部品点数を削減
することが可能となり、また、反射型複屈折プリズムの
入出射面は平面であるため光の乱反射を生じることがな
くなりしかも反射防止作用も兼ねることができるため、
フレア光を極力抑えて受光素子におけるノイズを低減さ
せることが可能となり、さらに、受光素子は半導体レー
ザ側に配置できるため光学系のスペースを省略すること
が可能となる。
【0014】請求項2記載の発明においては、光情報記
録媒体からの反射光は、偏光成分に分離する光束分離機
能をもつ3ビームウォラストンプリズムに入射すること
により3つの偏光成分の光に分離され、そのうちの2つ
の偏光成分の光を出射光とは完全に分離して受光素子に
導くことにより、従来のように信号検出光学系を別個に
設ける必要がなくなり部品点数を削減することが可能と
なり、また、3ビームウォラストンプリズムの入出射面
は平面であるため光の乱反射を生じることがなくなりし
かも反射防止作用も兼ねることができるため、フレア光
を極力抑えて受光素子におけるノイズを低減することが
可能となり、さらに、受光素子は半導体レーザ側に配置
できるため光学系のスペースを省略することが可能とな
る。
【0015】請求項3記載の発明においては、半導体レ
ーザから対物レンズまでの光ピックアップ部を構成する
光学部品を全て一体に取付けることにより、一段と小型
で取り扱いの容易な構成とすることが可能となり、しか
も、各光学部品間のずれによる信号変化の少ない光学系
を実現することが可能となる。
【0016】請求項4記載の発明においては、半導体レ
ーザから対物レンズまでの光ピックアップ部を構成する
光学部品をトラッキング方向及びフォーカシング方向に
移動可能なアクチュエータ可動部内に収容したことによ
り、光ピックアップ部の小型化を図り軽量化を一段と進
めることが可能となる。
【0017】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。なお、従来において述べた光ピッ
クアップ装置(図18〜図21参照)の構成と同一部分
についての説明は省略し、その同一部分については同一
符号を用いる。
【0018】本実施例は、図1に示すように、半導体レ
ーザ1から出射した出射光を対物レンズ5により集光し
て光情報記録媒体としての光ディスク6の面上に微小ス
ポットを形成することにより情報の記録等を行うと共
に、その光ディスク6からの反射光を受光素子29に導
くことにより、情報の再生や、サーボ用のフォーカスエ
ラー信号、トラックエラー信号の検出を行う光ピックア
ップ装置において、半導体レーザ1から対物レンズ5ま
での間の光路中に、1/4波長板31と、光ディスク6
からの反射光を偏向する偏向機能及び光ディスク6から
の反射光を出射光に対して分離する光束分離機能を備え
た反射型複屈折プリズム30と1/4波長板31とを配
設すると共に、反射型複屈折プリズム30により偏向・
分離された光ディスク6からの反射光を受光する受光素
子29を半導体レーザ1と同一の基板32上に設けたも
のである。なお、半導体レーザ1と、対物レンズ5と、
反射型複屈折プリズム30と、1/4波長板31と、受
光素子29とは、光ピックアップ部33を構成してい
る。
【0019】図2は、反射型複屈折プリズム30の構成
例を示すものである。この反射型複屈折プリズム30は
前述したように光束分離機能と偏向機能とを備えてい
る。材質としては、水晶,方解石等の複屈折物質からで
きており、その屈折率が偏光方向により異なる特性があ
る。偏光成分としてP,S偏光を一面から入射させる
と、傾斜面30aにより反射され他面から出射するP,
S偏光は角度θだけ分離することになる。これにより、
例えば、半導体レーザ1からの出射光がS偏光とすれ
ば、光ディスク6の面を反射し、1/4波長板31を通
過した反射光はP偏光となるため、そのP偏光がプリズ
ム面により反射されることにより、反射光と出射光とは
分離される。これと同時にプリズム面により光路を変え
るため偏向もなされる。また、反射型複屈折プリズム3
0のビームの入射・出射する面には、反射防止膜(図示
せず)が塗布されている。
【0020】このような構成において、反射型複屈折プ
リズム30を用いた光ピックアップ部33の動作につい
て述べる。半導体レーザ1からの出射光aは反射型複屈
折プリズム30の傾斜面30aにより反射され、1/4
波長板31を通過して直線偏光が円偏光に変換された
後、対物レンズ5により集光され、光ディスク6のディ
スク面上に微小スポットを形成し、これにより情報の記
録や消去等が行われる。そして、ディスク面から反射し
た反射光bは、円偏光の回転方向が反転し、再び、対物
レンズ5を通過して、1/4波長板31により往路とは
偏光方向の直交した直線偏光に変換され、反射型複屈折
プリズム30に入射する。この反射型複屈折プリズム3
0では、反射光bはその傾斜面30aにより反射される
ことによって前述したような作用原理により出射光aと
は分離され、破線(図1中)で示すような光路を進行し
ていき、受光素子29に入射し、情報信号Iやフォーカ
スエラー信号Fo,トラックエラー信号Trの検出が行
われ、これにより、情報の再生を行ったりフォーカスサ
ーボ,トラッキングサーボを行うことができる。
【0021】図3は、受光素子29を用いて各種信号を
検出する方法の一例を示すものである。受光素子29
は、ディスク面のトラック方向Tに3分割された受光面
A,B,Cからなり、これら各面には各種の演算器(加
算、減算)34a〜34dが接続されている。この場
合、情報信号Iは、ディスク面に記録されたマークの有
無を反射光bの強度変化で検出するため、I=(A+B
+C)により求めることができる。また、フォーカスエ
ラー信号Foは、例えば、ビームサイズ法を用いて、F
o=(A+C)−Bにより求められ、これにより対物レ
ンズ5の光軸方向の位置制御を行うことができる。さら
に、トラックエラー信号Trは、例えば、プッシュプル
法を用いて、Tr=(A−C)により求められ、これに
より対物レンズ5のラジアル方向の位置制御を行うこと
ができる。
【0022】上述したように、光ディスク6からの反射
光bを光束分離機能と偏向機能との両方の機能を合わせ
もつ反射型複屈折プリズム30に導いて反射させ出射光
aとは完全に分離した状態で受光素子29に導くように
したことによって、従来のように信号検出光学系7を別
個に設ける必要がなくなり、これにより、部品点数を削
減してコストダウンを図ることができる。また、反射型
複屈折プリズム30の入出射面は平面であるため光の乱
反射を生じることがなく、しかも、そのプリズム面に反
射防止膜を形成することによりフレア光を極力抑えて受
光素子29におけるノイズを低減させることができ、こ
れによりS/Nの良い信号検出を行うことができる。さ
らに、受光素子29は半導体レーザ1側に配置すること
によって、光学系のスペースを省略することができ、こ
れにより小型で軽量な装置を提供することができると共
に、高速なシーク動作を行わせることができる。
【0023】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4〜図12に基づいて説明する。なお、前述した請求項
1記載の発明と同一部分についての説明は省略し、その
同一部分については同一符号を用いる。
【0024】ここでは、図4に示すような光ピックアッ
プ装置において、半導体レーザ1から対物レンズ5まで
の間の光路中に光情報記録媒体としての光磁気ディスク
10からの反射光を3つの偏光成分に分離する光束分離
機能を備えた3ビームウォラストンプリズム35を配設
すると共に、この3ビームウォラストンプリズム35に
より分離された偏光成分のうちの少なくとも2つの偏光
成分を受光する受光素子29a,29bを半導体レーザ
1と同一の基板32上に設けたものである。なお、半導
体レーザ1と、対物レンズ5と、3ビームウォラストン
プリズム35と、受光素子29a,29bとは、光ピッ
クアップ部33を構成している。
【0025】図5は、3ビームウォラストンプリズム3
5の構成例を示すものである。この3ビームウォラスト
ンプリズム35は複屈折性結晶を組合わせて構成されて
おり、各結晶の光学軸方向が異なる。この場合、例え
ば、3ビームウォラストンプリズム35の一面に入射し
たP偏光は、他面側から出射することにより、P偏光
と、S偏光と、P(S)偏光との3つのビームに分けら
れる。このプリズム面に入射するP偏光は、図6に示す
ように、各偏光に対して45°方向に振動する偏光とさ
れる。また、ここで用いる3ビームウォラストンプリズ
ム35は、ビームの入射・出射する面には、反射防止膜
(図示せず)が塗布されている。
【0026】このような構成において、3ビームウォラ
ストンプリズム35を用いた光ピックアップ部33の動
作を図4に基づいて述べる。半導体レーザ1から出射し
た出射光aは、3ビームウォラストンプリズム35を通
過して対物レンズ5により集光されて光情報記録媒体と
しての光磁気ディスク10の面上に微小スポットを形成
し、これにより情報の記録や消去等がなされる。この光
磁気ディスク10では、光磁気ディスク面上の磁化方向
の向きにより記録がなされる。また、光磁気ディスク1
0の面を反射した光は、対物レンズ5を通過して3ビー
ムウォラストンプリズム35により3つの偏光成分に分
けられ、そのうちの2つの偏光成分b1,b2 が受光素
子29a,29bに入射する。この時、情報の再生は、
直線偏光が光磁気ディスク10の面で反射し、その偏光
面が回転することを利用し、回転方向は磁化の向きによ
って異なる(カー効果)ことから、偏光面の回転方向の
違いを利用して情報信号(光磁気信号)の再生を行うこ
とができる。また、フォーカスエラー信号Fo、トラッ
クエラー信号Trは、前述した実施例で述べたような方
法(図3参照)を利用して検出することができる。
【0027】次に、3ビームウォラストンプリズム35
内での光の挙動を中心に、情報信号(光磁気信号)を検
出する場合を、図7〜図12に基づいて説明する。図7
中の〜は、半導体レーザ1から出射した出射光aが
光磁気ディスク10の面で反射され、受光素子29a,
29bに導かれるまでの光の経路を分けて示したもので
あり、以下、〜に分けて述べる。3ビームウォラス
トンプリズム35は、プリズム35aと、プリズム35
bとからなっているものとする。まず、図8(a)の
は、半導体レーザ1からの出射光aであるP偏光の成分
を示すものである。以下、このP偏光の挙動について調
べる。図8(b)のは、プリズム35a内の様子を示
すものであり、P偏光は光学軸方位Lに対して常光線3
6と異常光線37とに分けられる。図8(c)のは、
プリズム35b内の様子を示すものであり、光学軸方位
Lに対して常光線38と異常光線39とに分けられる。
【0028】ここで、P偏光は、を通過することに
よって以下のように振る舞う。 で常光線でかつで常光線のものは、直進する で異常光線でかつで異常光線のものは、直進する で常光線でかつで異常光線のものは、屈折し、直進
しない で異常光線でかつで常光線のものは、屈折し、直進
しない 以下の往路では、直進するもののみの光線について考え
る。図8(d)のは、,でともに常光線40の成
分と、,でともに異常光線41の成分とを示すもの
である。図8(e)のは、それら2つの光線40,4
1の成分を合成した光線42を示すものである。
【0029】図9(a)(b)のは、光線42が光磁
気ディスク10で反射された後の様子を磁化方向(←,
→)に分けて示すものである。(a)は、磁気ディスク
面のカー回転角θk だけプラス(+)方向に回転し、
(b)は、カー回転角θk だけマイナス(−)方向に回
転した場合の様子を示す。図9(c)(d)のは、図
9(a)(b)の光線42が再びプリズム35bに入射
した場合の様子を示すものである。すなわち、(a)の
光線42が入射することにより光学軸方位Lに対して
(c)の常光線43と異常光線44が発生し、また、
(b)の光線42が入射することにより光学軸方位Lに
対して(d)の常光線45と異常光線46が発生する。
【0030】図10(a)〜(d)のは、図9(c)
(d)で示した光線43〜46のプリズム35b内での
挙動を常光線と異常光線とに分けて示したものである。
また、図10(e)〜(h)のは、図10(a)〜
(d)の各光線43〜46がプリズム35a内に入射し
た際の挙動を示すものである。すなわち、(a)の常光
線43は、(e)のように光学軸Lに対して常光線47
と異常光線48とに分けられる。(b)の常光線44
は、(f)のように光学軸Lに対して常光線49と異常
光線50とに分けられる。また、これに対して、(c)
の常光線45は、(g)のように光学軸Lに対して常光
線51と異常光線52とに分けられる。(d)の常光線
46は、(h)のように光学軸Lに対して常光線53と
異常光線54とに分けられる。
【0031】図11(a)(b)のは受光素子29a
に導かれる光線の挙動を示し、図11(c)(d)の
は受光素子29bに導かれる光線の挙動を示すものであ
る。すなわち、プリズム35bとプリズム35aとの境
界部で屈折し、受光素子29aに入射する光線は、プリ
ズム35bでは常光線43,45で、プリズム35aで
は異常光線48,52であり、図11(a)(b)に示
すようになる。一方、プリズム35bとプリズム35a
との境界部で屈折し、受光素子29bに入射する光線
は、プリズム35bでは異常光線44,46で、プリズ
ム35aでは常光線49,53であり、図11(c)
(d)に示すようになる。このように〜までの挙動
により、出射光たるP偏光は、受光素子29a,29b
に検出されることになる。
【0032】そして、情報信号は、受光素子29aによ
り検出された信号と、受光素子29bにより検出された
信号との差信号により求められる。図12(a)は受光
素子29aに検出された信号の出力波形55を示し、図
12(b)は受光素子29bに検出された信号の出力波
形56を示すものである。これら2つの信号の差分値を
求めることにより、図12(c)に示すような出力波形
57の情報信号を得ることができる。このようにして3
ビームウォラストンプリズム35を用いて差分法により
信号検出を行うことにより、各受光素子29a,29b
の同相成分のノイズを低減させると共に、各信号値の2
倍の大きさの出力信号を得ることができ、これにより、
S/Nの良い再生を行うことができる。
【0033】上述したように、光磁気ディスク10から
の反射光は、3ビームウォラストンプリズム35に入射
することにより3つの偏光成分の光に分離され、そのう
ちの2つの偏光成分の光が出射光とは完全に分離されて
受光素子29a,29bに導かれることになり、このよ
うに偏光成分に分離する光束分離機能をもつ3ビームウ
ォラストンプリズムを用いたことにより、従来のように
信号検出光学系を別個に設ける必要がなくなり、部品点
数を削減してコストダウンを図ることができる。また、
3ビームウォラストンプリズム35の入出射面は平面で
あるため光の乱反射を生じることがなくなり、しかも、
反射防止膜を形成することによりフレア光を極力抑えて
受光素子29a,29bにおけるノイズを低減させるこ
とができ、これによりS/Nの良い信号検出を行うこと
ができる。さらに、受光素子29a,29bは半導体レ
ーザ1側に配置できるため、光学系のスペースを省略す
ることができ、これにより小型で軽量な構成とすること
ができると共に、高速なシーク動作を行わせることがで
きる。
【0034】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
13〜図16に基づいて説明する。なお、請求項1,2
記載の発明の実施例と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0035】ここでは、前述した請求項1,2記載の光
ピックアップ装置において、半導体レーザ1から対物レ
ンズ5までの光ピックアップ部33を構成する光学部品
を全て一体に取付けたものである。図13〜図16は、
その具体例を示すものである。
【0036】図13は、前述した請求項1記載の実施例
で述べた光ピックアップ装置(図1参照)の光ピックア
ップ部33を一体にした例を示すものである。この場
合、1/4波長板31を反射型複屈折プリズム30の一
面に接着固定させ、1/4波長板31と対物レンズ5と
をレンズホルダ58を用いて保持することにより、光ピ
ックアップ部33を全て一体に取付けることができる。
【0037】図14は、前述した請求項2記載の実施例
で述べた光ピックアップ装置(図4参照)の光ピックア
ップ部33を一体にした例を示すものである。この場
合、対物レンズ5を3ビームウォラストンプリズム35
の一面に設置した状態で、これら2つの光学部品をレン
ズホルダ58を用いて固定することにより、光ピックア
ップ部33を全て一体に取付けることができる。
【0038】また、図15は、図13のレンズホルダ5
8を用いる代わりに、光学部品ホルダ59を用いて光ピ
ックアップ部33を構成する全ての光学部品を一体に組
付けたものである。また、図16は、図14のレンズホ
ルダ58を用いる代わりに、光学部品ホルダ60を用い
て光ピックアップ部33を構成する全ての光学部品を一
体に組付けたものである。
【0039】上述したように、対物レンズ5を除くほと
んど全ての光学部品の境界部を接着により固定しレンズ
ホルダ58を用いて一体に取付けたり、光学部品ホルダ
59,60を用いて全ての光学部品を一体に取付けるこ
とによって、一段とコンパクトした構成にすることがで
き、また、これにより取扱いが容易となり、各部のずれ
による信号変化の少ない光学系を実現することができ
る。
【0040】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
17に基づいて説明する。なお、請求項1〜3記載の発
明の実施例と同一部分についての説明は省略し、その同
一部分については同一符号を用いる。
【0041】ここでは、前述した第四の従来例の光ピッ
クアップ装置(図21参照)の構成の一部をべースとし
て、前述した請求項1〜3記載の実施例で述べた光ピッ
クアップ装置の応用を図ったものである。すなわち、請
求項1〜3記載の光ピックアップ装置において、半導体
レーザ1から対物レンズ5までの光ピックアップ部33
を構成する光学部品を、トラッキング方向T及びフォー
カシング方向Fに移動可能なアクチュエータ可動部26
内に収容したものである。
【0042】具体的には、図1,図13,図15の光ピ
ックアップ部33、又は、図4,図14,図16の光ピ
ックアップ部33を、図17のアクチュエータ可動部2
6内に収納する。これにより、図21で示したような光
ピックアップハウジング20が不要となり、軽量化した
小型の光ピックアップ装置を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、半導体レーザか
ら出射した出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に微小スポットを形成することにより情報
の記録等を行うと共に、前記光情報記録媒体からの反射
光を受光素子に導くことにより、情報の再生や、サーボ
用のフォーカスエラー信号、トラックエラー信号の検出
を行う光ピックアップ装置において、光ピックアップ部
を構成する前記半導体レーザから前記対物レンズまでの
間の光路中に1/4波長板と前記光情報記録媒体からの
反射光を偏向する偏向機能及びその反射光を前記出射光
に対して分離する光束分離機能を備えた反射型複屈折プ
リズムとを配設し、前記反射型複屈折プリズムにより偏
向・分離された前記光情報記録媒体からの反射光を受光
する前記受光素子を前記半導体レーザと同一基板上に設
けたので、このような偏向機能と光束分離機能との両方
の機能を合わせもつ反射型複屈折プリズムを用いたこと
により、従来のように信号検出光学系を別個に設ける必
要がなくなり、部品点数を削減してコストダウンを図る
ことができるものである。また、反射型複屈折プリズム
の入出射面は平面であるため光の乱反射を生じることが
なくなりしかも反射防止作用も兼ねることができるため
フレア光を極力抑えて受光素子におけるノイズを低減さ
せることができ、これによりS/Nの良い信号検出を行
うことができるものである。さらに、受光素子は半導体
レーザ側に配置できるため光学系のスペースを省略する
ことができ、これにより、小型で軽量な構成とすること
ができると共に、高速なシーク動作を行わせることがで
きるものである。
【0044】請求項2記載の発明は、半導体レーザから
出射した出射光を対物レンズにより集光して光情報記録
媒体の面上に微小スポットを形成することにより情報の
記録等を行うと共に、前記光情報記録媒体からの反射光
を受光素子に導くことにより、情報の再生や、サーボ用
のフォーカスエラー信号、トラックエラー信号の検出を
行う光ピックアップ装置において、光ピックアップ部を
構成する前記半導体レーザから前記対物レンズまでの間
の光路中に前記光情報記録媒体からの反射光を3つの偏
光成分に分離する光束分離機能を備えた3ビームウォラ
ストンプリズムを配設し、この3ビームウォラストンプ
リズムにより分離された偏光成分のうち少なくとも2つ
の偏光成分を受光する前記受光素子を前記半導体レーザ
と同一基板上に設けたので、このように偏光成分に分離
する光束分離機能をもつ3ビームウォラストンプリズム
を用いたことにより、従来のように信号検出光学系を別
個に設ける必要がなくなり、部品点数を削減してコスト
ダウンを図ることができるものである。また、3ビーム
ウォラストンプリズムの入出射面は平面であるため光の
乱反射を生じることがなくなりしかも反射防止作用も兼
ねることができるため、フレア光を極力抑えて受光素子
におけるノイズを低減させることができ、これによりS
/Nの良い信号検出を行うことができるものである。さ
らに、受光素子は半導体レーザ側に配置できるため光学
系のスペースを省略することができ、これにより、小型
で軽量な構成とすることができると共に、高速なシーク
動作を行わせることができるものである。
【0045】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、半導体レーザから対物レンズまでの
光ピックアップ部を構成する光学部品を、全て一体に取
付けたので、一段と小型で取り扱いの容易な構成とする
ことができ、しかも、各光学部品間のずれによる信号変
化の少ない光学系を実現することができるものである。
【0046】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、半導体レーザから対物レンズま
での光ピックアップ部を構成する光学部品を、トラッキ
ング方向及びフォーカシング方向に移動可能なアクチュ
エータ可動部内に収容したので、光ピックアップ部の小
型化を図ることができると同時に軽量化を一段と進める
ことができ、しかも、高速なシーク動作を実現すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例である光ピック
アップ装置の様子を示す構成図である。
【図2】反射型複屈折プリズムの機能を示す斜視図であ
る。
【図3】受光素子領域の構成を示す回路図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例を示す構成図で
ある。
【図5】3ビームウォラストンプリズムの機能を示す斜
視図である。
【図6】P,S偏光成分を合成した状態を示す模式図で
ある。
【図7】各部の偏光成分の進行状態を示す模式図であ
る。
【図8】出射光の出射時からプリズム通過時までの偏光
状態を示す模式図である。
【図9】ディスク面からの反射光の反射時からプリズム
の片側に入射した時点までの偏光状態を磁化方向に分け
て示す模式図である。
【図10】反射光のプリズム内での常光線と異常光線と
の偏光状態を磁化方向に分けて示す模式図である。
【図11】2つの受光素子に検出される偏光成分を磁化
方向に分けて示す模式図である。
【図12】受光素子に検出される信号の出力波形を示す
波形図である。
【図13】請求項3記載の発明の一実施例であるレンズ
ホルダを用いた光ピックアップ部の構成図である。
【図14】レンズホルダを用いた他の組付け例を示す構
成図である。
【図15】光学部品ホルダを用いた組付けの一例を示す
構成図である。
【図16】光学部品ホルダを用いた他の組付け例を示す
構成図である。
【図17】請求項4記載の発明の一実施例であるアクチ
ュエータ可動部内に収容された光ピックアップ部の構成
図である。
【図18】第一の従来例を示す光ピックアップ装置の構
成図である。
【図19】第二の従来例を示す光ピックアップ装置の構
成図である。
【図20】第三の従来例を示す光ピックアップ装置の構
成図である。
【図21】第四の従来例を示す光ピックアップ装置の構
成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 5 対物レンズ 6 光情報記録媒体 26 アクチュエータ可動部 30 反射型複屈折プリズム 31 1/4波長板 32 基板 35 3ビームウォラストンプリズム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから出射した出射光を対物
    レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に微小スポ
    ットを形成することにより情報の記録等を行うと共に、
    前記光情報記録媒体からの反射光を受光素子に導くこと
    により、情報の再生や、サーボ用のフォーカスエラー信
    号、トラックエラー信号の検出を行う光ピックアップ装
    置において、光ピックアップ部を構成する前記半導体レ
    ーザから前記対物レンズまでの間の光路中に1/4波長
    板と前記光情報記録媒体からの反射光を偏向する偏向機
    能及びその反射光を前記出射光に対して分離する光束分
    離機能を備えた反射型複屈折プリズムとを配設し、この
    反射型複屈折プリズムにより偏向・分離された前記光情
    報記録媒体からの反射光を受光する前記受光素子を前記
    半導体レーザと同一基板上に設けたことを特徴とする光
    ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザから出射した出射光を対物
    レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に微小スポ
    ットを形成することにより情報の記録等を行うと共に、
    前記光情報記録媒体からの反射光を受光素子に導くこと
    により、情報の再生や、サーボ用のフォーカスエラー信
    号、トラックエラー信号の検出を行う光ピックアップ装
    置において、光ピックアップ部を構成する前記半導体レ
    ーザから前記対物レンズまでの間の光路中に前記光情報
    記録媒体からの反射光を3つの偏光成分に分離する光束
    分離機能を備えた3ビームウォラストンプリズムを配設
    し、この3ビームウォラストンプリズムにより分離され
    た偏光成分のうち少なくとも2つの偏光成分を受光する
    前記受光素子を前記半導体レーザと同一基板上に設けた
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 半導体レーザから対物レンズまでの光ピ
    ックアップ部を構成する光学部品を、全て一体に取付け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の光ピックアッ
    プ装置。
  4. 【請求項4】 半導体レーザから対物レンズまでの光ピ
    ックアップ部を構成する光学部品を、トラッキング方向
    及びフォーカシング方向に移動可能なアクチュエータ可
    動部内に収容したことを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の光ピックアップ装置。
JP5270225A 1993-09-24 1993-10-28 光ピックアップ装置 Pending JPH07121901A (ja)

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US08/311,050 US5694385A (en) 1993-09-24 1994-09-23 Optical pickup apparatus
US08/895,511 US5870370A (en) 1993-09-24 1997-07-16 Optical pickup apparatus
US09/577,006 USRE40414E1 (en) 1993-09-24 2000-05-22 Optical pickup apparatus

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023448A (en) * 1996-12-26 2000-02-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup device and optical recording medium driving apparatus comprising the same
US6646976B1 (en) 1999-02-12 2003-11-11 Samsung Electronics Co., Ltd.. Optical pickup apparatus capable of reducing cross talk by adjacent tracks and a method therefor
CN112230239A (zh) * 2020-07-31 2021-01-15 同济大学 一种基于光轴折反射的监测装置

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