JPH09169584A - グレーズドセラミックス基板の製造方法 - Google Patents
グレーズドセラミックス基板の製造方法Info
- Publication number
- JPH09169584A JPH09169584A JP33375695A JP33375695A JPH09169584A JP H09169584 A JPH09169584 A JP H09169584A JP 33375695 A JP33375695 A JP 33375695A JP 33375695 A JP33375695 A JP 33375695A JP H09169584 A JPH09169584 A JP H09169584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic substrate
- glass paste
- firing
- printing
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0306—Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
セラミックス基板において、該セラミックス基板の裏面
に、ガラスペーストを印刷・焼成することによりグレー
ズ膜を形成してなる平坦形状のグレーズドセラミックス
基板を製造すること。 【解決手段】 グレーズドセラミックス基板を製造する
にあたり、ガラスペーストの印刷・焼成に先立ち、該ガ
ラスペーストの印刷・焼成後のセラミックス基板が平坦
形状となるように、ガラスペーストの印刷・焼成時にお
けるセラミックス基板の膨張係数、及び該ガラスペース
ト中のガラスの膨張係数に基づいて、セラミックス基板
を湾曲形成する工程と、上記湾曲形成されたセラミック
ス基板の裏面に、ガラスペーストを印刷・焼成すること
によりグレーズ膜を形成する工程と、を含むことを特徴
とするグレーズドセラミックス基板の製造方法。
Description
クス基板の製造方法、更に詳細には平坦形状のグレーズ
ドセラミックス基板を製造する方法に関する。
いては、電極部及び抵抗体部を形成するための基板とし
てセラミックス基板が一般に用いられている。また、近
年においては、薄膜材料を適用したチップ形ヒューズ抵
抗器や、歩留及び信頼性がよいチップ形薄膜抵抗器等を
製造するために、表面に電極部及び抵抗体部を形成する
ための上記セラミックス基板において、該セラミックス
基板の裏面に、ガラスペーストを印刷・焼成してグレー
ズ膜を形成する必要が生じている。
ら用いられている表面に分割溝を有する上記セラミック
ス基板は単に平板形状に形成されたものであり、上述し
たように必要とされるグレーズ膜についてもセラミック
ス基板の裏面に単に形成されているに過ぎず、ガラスペ
ーストの印刷・焼成時におけるセラミックス基板の膨張
係数と、該ガラスペーストの膨張係数との相違により、
該ガラスペーストの印刷・焼成後のセラミックス基板が
大きく湾曲してしまうといった問題がある。また、セラ
ミックス基板が大きく湾曲することにより、上記の薄膜
材料を適用した部品の薄膜の均一性が悪くなり、グレー
ズドセラミックスを用いた効果が得られないといった欠
点がある。
これを解決せんとしたものであり、その目的は、表面に
電極部及び抵抗体部を形成するためのセラミックス基板
において、該セラミックス基板の裏面に、ガラスペース
トを印刷・焼成することによりグレーズ膜を形成してな
る平坦形状のグレーズドセラミックス基板を製造するこ
とができるグレーズドセラミックス基板の製造方法を提
供することにある。
クス基板を平坦形状に確実に保持することができ、しか
も上記応用例に対しての製造上良好なグレーズドセラミ
ックス基板を製造することができるグレーズドセラミッ
クス基板の製造方法を提供することにある。
みてなされたものであり、その要旨とするところは、表
面に電極部及び抵抗体部を形成するためのセラミックス
基板において、該セラミックス基板の裏面に、ガラスペ
ーストを印刷・焼成することによりグレーズ膜を形成し
てなるグレーズドセラミックス基板を製造するにあた
り、上記ガラスペーストの印刷・焼成に先立ち、該ガラ
スペーストの印刷・焼成後のセラミックス基板が平坦形
状となるように、ガラスペーストの印刷・焼成時におけ
るセラミックス基板の膨張係数、及び該ガラスペースト
中のガラスの膨張係数に基づいて、セラミックス基板を
湾曲形成する工程と、上記湾曲形成されたセラミックス
基板の裏面に、ガラスペーストを印刷・焼成することに
よりグレーズ膜を形成する工程と、を含むことを特徴と
するグレーズドセラミックス基板の製造方法にある。
体部を形成するためのセラミックス基板において、該セ
ラミックス基板の裏面に、ガラスペーストを印刷・焼成
することによりグレーズ膜を形成してなる平坦形状のグ
レーズドセラミックス基板を製造することができ、従っ
て薄膜の形成時に均一な膜厚が得られ、歩留が向上する
といった顕著な効果が得られる。
セラミック基板の厚みに対して10〜100μmの厚み
で形成することを特徴とする上述したグレーズドセラミ
ックス基板の製造方法にある。
て、セラミックス基板の平坦形状を確実に保持すること
ができ、しかもブレーク性が良好なグレーズドセラミッ
クス基板を製造することができるといった他の顕著な効
果が得られる。
基板の製造方法において、「ガラスペーストの印刷・焼
成後のセラミックス基板が平坦形状となるように、ガラ
スペーストの印刷・焼成時におけるセラミックス基板の
膨張係数、及び該ガラスペースト中のガラスの膨張係数
に基づいて」、セラミックス基板を湾曲形成するとは、
例えば、セラミックス基板の膨張係数よりガラスペース
ト中のガラスの膨張係数が大きい場合には、セラミック
ス基板を、その裏面が凹面となるように湾曲形成するこ
とをいい、セラミックス基板の膨張係数よりガラスペー
ストの膨張係数が小さい場合には、セラミックス基板
を、その裏面が凸面となるように湾曲形成することをい
う。その湾曲の度合については、グレーズ用ガラスの焼
成温度、グレーズ用ガラスの膨張係数と厚さ、セラミッ
クス基板の膨張係数と厚さの関係から導き出すことがで
きる。特に、セラミックス基板の湾曲形成においては、
セラミックス基板の裏面が凹面となる態様で形成すれば
(図1参照)、グレーズ用のガラスペーストを印刷・焼
成後、平坦形状のグレーズセラミックス基板は、薄膜の
膜厚の均一性が向上し、また基板の製造上の取扱いが容
易になるといったような効果が得られる。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
グレーズドセラミックス基板の製造方法では、表面11
aの縦横に分割用溝12を設けたセラミックス基板11
(図1(a))は、その裏面11bが凹面となるように
湾曲形成されており、この裏面11aにガラスペースト
13(例えば、商品名「PLS−3143」又は「PL
S−3146」等:日本電気硝子(株)製)をスクリー
ン印刷法(その他にスプレー法等も可能)によって印刷
した後(図1(b))、約1200〜1300度で焼成
することによってグレーズ膜14を形成している(図1
(c))。ここで、ガラスペースト13の印刷・焼成時
におけるセラミックス基板11の膨張係数は80×10
-7/℃であり、ガラスペースト13中のガラスの膨張係
数は66×10-7/℃であり、上記セラミックス基板1
1は、図1(a)においてAにて示す歪寸法約0.1m
mに相当する円弧形状に湾曲形成されている。従って、
セラミックス基板11は、ガラスペースト13を印刷・
焼成によって平坦形状に確実に保持される。
セラミックス基板11の厚み0.5mmに対して10〜
100μmの厚みで形成されており、セラミックス基板
の平坦形状を確実に保持すると共に、良好なブレーク性
の確保を可能にしている。
は、表面に電極部及び抵抗体部を形成するためのセラミ
ックス基板において、該セラミックス基板の裏面に、ガ
ラスペーストを印刷・焼成することによりグレーズ膜を
形成してなる平坦形状にグレーズドセラミックス基板を
製造することができ、従って薄膜の形成時に均一な膜厚
が得られ、歩留が向上するといった顕著な効果を奏す
る。
は、上記顕著な効果に併せて、セラミックス基板の平坦
形状を確実に保持することができ、しかもブレーク性が
良好なグレーズドセラミックス基板を製造することがで
きるといった他の顕著な効果を奏する。
クス基板の製造方法を示す概略工程図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に電極部及び抵抗体部を形成するた
めのセラミックス基板において、該セラミックス基板の
裏面に、ガラスペーストを印刷・焼成することによりグ
レーズ膜を形成してなるグレーズドセラミックス基板を
製造するにあたり、 上記ガラスペーストの印刷・焼成に先立ち、該ガラスペ
ーストの印刷・焼成後のセラミックス基板が平坦形状と
なるように、ガラスペーストの印刷・焼成時におけるセ
ラミックス基板の膨張係数、及び該ガラスペースト中の
ガラスの膨張係数に基づいて、セラミックス基板を湾曲
形成する工程と、 上記湾曲形成されたセラミックス基板の裏面に、ガラス
ペーストを印刷・焼成することによりグレーズ膜を形成
する工程と、を含むことを特徴とするグレーズドセラミ
ックス基板の製造方法。 - 【請求項2】 上記グレーズ膜を、セラミック基板の厚
みに対して10〜100μmの厚みで形成することを特
徴とする請求項1の記載のグレーズドセラミックス基板
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333756A JP2816828B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | グレーズドセラミックス基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333756A JP2816828B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | グレーズドセラミックス基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169584A true JPH09169584A (ja) | 1997-06-30 |
JP2816828B2 JP2816828B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=18269616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7333756A Expired - Lifetime JP2816828B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | グレーズドセラミックス基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816828B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP7333756A patent/JP2816828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2816828B2 (ja) | 1998-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6689241B1 (en) | Sealed vacuum double glazing and method for making | |
JP4242729B2 (ja) | 騷音を低減させた封着構造を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
US8057882B2 (en) | Membrane structure element and method for manufacturing same | |
JPS60189286A (ja) | 可撓性ガラス被覆基板及びその製造方法 | |
JP2816828B2 (ja) | グレーズドセラミックス基板の製造方法 | |
JPH05327185A (ja) | フレキシブル回路基板の製造方法 | |
JP2000025259A (ja) | サーマルヘッド用グレーズ基板及びその製造方法 | |
KR970023598A (ko) | 전계 방출용 마이크로-팁 및 그 제조방법 | |
JPS5816433A (ja) | ガス放電パネルの製造方法 | |
JPH11307912A (ja) | セラミックスメタライズ構造体およびその製造方法 | |
JPH06267804A (ja) | 貼り合わせ半導体基板及びその製造方法 | |
JP2001010847A (ja) | 陽極接合方法 | |
JPH021799Y2 (ja) | ||
JPS61225734A (ja) | 発光スクリーンの接触縁部の製造方法 | |
JPH1167106A (ja) | プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 | |
JPS6040000A (ja) | 圧電振動子の製造方法 | |
JPH04301879A (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
JP2865368B2 (ja) | 電子部品用基板の製造方法 | |
JPH1022102A (ja) | チップ型正特性サーミスタの製造方法 | |
JP2008027800A (ja) | プラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成する方法 | |
KR20020071608A (ko) | 솔리드 스테이트 디스플레이 및 그 제조방법 | |
JPS6148492A (ja) | 高温用型材のコ−テイング方法 | |
JPH02139833A (ja) | 表示管 | |
JPS6138929A (ja) | 液晶表示体 | |
JPS60160656A (ja) | 混成集積回路の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070821 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821 Year of fee payment: 13 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |