JPH09169491A - 荷搬送装置 - Google Patents

荷搬送装置

Info

Publication number
JPH09169491A
JPH09169491A JP33162395A JP33162395A JPH09169491A JP H09169491 A JPH09169491 A JP H09169491A JP 33162395 A JP33162395 A JP 33162395A JP 33162395 A JP33162395 A JP 33162395A JP H09169491 A JPH09169491 A JP H09169491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
deceleration
acceleration
load holding
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33162395A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuharu Onishi
克治 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP33162395A priority Critical patent/JPH09169491A/ja
Publication of JPH09169491A publication Critical patent/JPH09169491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送駆動用のモータ駆動回路の損傷を確実に
防止しながら、装置の稼働効率を可及的に向上させる。 【解決手段】 荷Cを保持する荷保持部6と、その荷保
持部6を搬送駆動するための電動モータM1,M2と、
その電動モータM1,M2を駆動するモータ駆動回路
と、荷保持部6を設定加減速度で加減速するように前記
モータ駆動回路を制御するモ−タ制御手段とが設けられ
た荷搬送装置において、電動モータM1,M2の通電状
態を検出する通電状態検出手段が設けられ、前記モ−タ
制御手段は、荷保持部6を前記設定加減速度で加減速さ
せたときに、前記通電状態検出手段が検出する電動モー
タM1,M2の通電状態が設定以上の電流又は電圧とな
ったとき、前記設定加減速度を、その設定加減速度より
小さい補助設定加減速度に変更するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷を保持する荷保
持部と、その荷保持部を搬送駆動するための電動モータ
と、その電動モータを駆動するモータ駆動回路と、前記
荷保持部を設定加減速度で加減速するように前記モータ
駆動回路を制御するモータ制御手段とが設けられた荷搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる荷搬送装置は、荷保持部に搬送対
象の荷を保持させた状態で、電動モータにて搬送駆動し
て、荷を目的箇所に搬送するものであり、その荷保持部
の搬送駆動に際しては、モータ制御手段による制御によ
って設定加減速度にて荷保持部を加減速し、荷の重量に
拘らず安定的に荷の搬送作業を行える。このように、荷
保持部を設定加減速度で搬送駆動するので、搬送駆動の
際の電動モータの通電状態は、搬送する荷の重量に応じ
て変化し、搬送する荷が重いほど、加速時に電動モータ
へ流す電流値、及び、減速時に電動モータにて生じる回
生電圧が大きくなる。従って、例えば、設計上想定して
いる重量以上の荷が搬送されるような場合等のように、
電動モータに想定以上の負荷がかかる場合は、モータ駆
動回路に過電流が流れ、又、過電圧がかかってしまい、
モータ駆動回路を損傷させてしまう虞れがある。そこ
で、従来、電動モータの通電状態が、設定以上の電流が
流れ、又は、設定以上の電圧がかかる状態となると、モ
ータ駆動回路から電動モータへの通電を停止するように
構成し、停止後に作業者が復旧作業を行うようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来構成
では、電動モータに想定以上の負荷がかかる度に、荷の
搬送作業が停止してしまい、荷搬送装置の稼働効率が低
下してしまうと共に、作業者の作業負担を増大させる不
都合があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、モータ駆動回路の損傷を確実
に防止しながら、装置の稼働効率を可及的に向上させる
と共に、作業者の作業負担を可及的に軽減する点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、モータ制御手段が荷保持部を設定
加減速度で加減速させたときに、通電状態検出手段が検
出する電動モータの通電状態が、設定以上の電流又は電
圧となったときに、設定加減速度で加減速させる状態か
ら、補助設定加減速度で加減速させる状態に切換える。
補助設定加減速度は設定加減速度よりも小さいものに設
定してあるので、設定加減速度にて加減速させていると
きよりも、モータ駆動回路に流れる電流、又は、モータ
駆動回路にかかる電圧が低下し、しかも、荷の搬送を継
続することができる。もって、モータ駆動回路の損傷を
確実に防止しながら、装置の稼働効率を可及的に向上さ
せることができると共に、作業者の作業負担を可及的に
軽減できるに至った。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、通電状態検出手段が設定以上の電流又は電圧と
なったことを検出して、モータ制御手段が、荷保持部を
設定加減速度で加減速させる状態から、補助設定加減速
度で加減速させる状態に切り換えた場合においても、電
動モータの通電状態が設定以上の電流又は電圧となった
ときには、荷保持部の搬送を停止する。すなわち、設定
加減速度での加減速から補助決定加減速度での加減速に
変更しても、電動モータの通電状態が設定以上の電流又
は電圧となる場合は、単に荷の重量が重いことによる過
負荷が原因ではなく何らかの故障である可能性もあるの
で、搬送を停止して、作業者によって復旧作業を行うよ
うにするのであり、もって、より確実に装置の保護を図
っている。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、荷保持部は、電動モータによって昇降駆動する
ので、荷保持部を上昇加速するときに電動モータにかか
る負荷が大きくなって過電流が流れ易く、又、荷保持部
に対して下降減速するときに、電動モータの回生電圧が
大きくなり易いものである。このような場合に、モータ
制御手段が、設定加減速度から補助設定加減速度に変更
して加減速させるようにすることで、有効にモータ駆動
回路の損傷防止及び稼働効率の向上等を図ることができ
る。又、上記請求項4記載の構成を備えることにより、
電動モータはインバータ回路によって駆動される。イン
バータ回路による電動モータの駆動周波数を設定変更す
ることによって、電動モータによる荷保持部の搬送速度
を広範囲に設定変更することができる。従って、モータ
制御手段によって、荷保持部を設定加減速度で加減速す
る状態から補助設定加減速度で加減速する状態に変更す
る制御を行うのに特に好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の荷搬送装置を荷保
管装置に適用した実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図1に、荷の一例としてのコンテナCを、前後に所
定間隔を隔てて一対備えられた収納棚2A,2Bの収納
部1のうちのいずれかの収納部1に収納させることがで
きると共に、所定の収納棚2A,2Bに収納されるコン
テナCを取り出すことができるようにした本発明に係る
荷保管装置が示されている。尚、コンテナCには、例え
ば、小型部品等が品種別に積載される。
【0008】収納部1は、一対の収納棚2A,2Bの夫
々において、上下方向並びに横方向に並列する状態で、
複数設けられている。前方側に位置する収納棚2Aの下
部側の収納部1を利用して上下2段の荷搬出入部4が設
けられている。又、一対の収納棚2A,2Bの前後中間
部には、コンテナCを各収納部1と荷搬出入部4との間
に亘って搬送する搬送装置TRの主要部が備えられてい
る。上下2段の荷搬出入部4の夫々は、いずれも、外部
からコンテナCの搬入と、収納棚2A,2Bから外部へ
コンテナCの搬出との両方を行えるものである。一対の
収納棚2A,2Bの前後中間部に備えられた搬送装置T
Rの主要部は、コンテナCを保持して搬送する荷保持部
6と、荷保持部6を収納棚2A,2Bの略横方向全幅に
亘って案内する案内レール5とからなり、案内レール5
は、搬送装置TRの一部を構成する昇降手段UDにて、
収納棚2A,2Bの上下高さのほぼ全域にわたって昇降
操作自在となっている。
【0009】一対の収納棚2A,2Bは、支柱8と、支
柱8の夫々にわたって上下方向に所定間隔をあけて架設
連結された複数の横フレーム9と、コンテナCの左右両
端底部を支持するべく所定間隔をあけて前後方向に沿っ
て架設連結された多数の係止部材10と、各支柱8の上
端部を連結する横杆11とから構成されている。係止部
材10は、コンテナCの横移動を阻止するように断面略
L字状に形成されている。荷搬出入部4には、コンテナ
Cを収納棚2A,2Bに対して搬出入するためのローラ
コンベアRCが連設され、ローラコンベアRCには、図
示を省略するが、ローラコンベアRC上を搬送されるコ
ンテナCを搬送横幅方向の中央に位置させるためのセン
タリング装置が備えられている。
【0010】次に、案内レール5を昇降駆動する昇降手
段UDについて説明する。図2に示すように、案内レー
ル5は、横方向両端部の夫々を連結ワイヤ30a,30
bにて吊り下げ支持されている。一方の連結ワイヤ30
aは、水平軸芯周りに回動自在の案内ドラム29a,2
9bに巻回された後、収納棚2Aの下端部に設置されて
いる巻き取りドラム29cに連結され、他方の連結ワイ
ヤ30bは、水平軸芯周りに回動自在の案内ドラム29
d、縦軸芯周りに回動自在の案内ドラム29e、更に案
内ドラム29bに巻回された後、連結ワイヤ30aと同
様に巻き取りドラム29cに連結されている。巻き取り
ドラム29cは例えば誘導電動モータ等の電動モータM
1にて回動駆動され、電動モータM1の駆動により案内
レール5が昇降する。案内レール5は、図2に示すよう
に、それの左右両端夫々に上下一対に取り付けられた被
案内部40の被案内溝40aが、図1に示す案内板支持
枠41に案内レール5側に突出する状態で取り付けられ
ているガイド板41aに係合案内されて、その姿勢が規
制されている。電動モータM1は、図6に示すように、
モータ駆動回路MDである昇降駆動用のインバータ回路
55により駆動され、そのインバータ回路55は、コン
トローラCOにて制御される。
【0011】次に荷保持部6の横移動操作構造について
説明する。図3乃至図5に示すように、荷保持部6は、
主に、断面が略H状の案内レール5の前後両側部及び上
部側を覆う状態のフレーム48と、フレーム48の上部
に取り付け4つの走行輪49と、フレーム48の側部に
縦軸芯周りに回動自在に取り付けられた片側3個で計6
個のガイド輪50と、フレーム48の側部に水平軸芯周
りに回動自在に取り付けられて案内レール5に下方側か
ら接する2つのガイド輪51と、フレーム48上に取り
付けられたフォーク機構52とから構成されている。
【0012】フレーム48には、案内レール5における
両端部の夫々に前後軸芯周りで回転自在に支承されたプ
ーリ53,53に巻回された駆動ベルト54の両端部が
連結されており、一方のプーリ51を例えば誘導電動モ
ータ等の電動モータM2によって回動駆動することで、
駆動ベルト54が長手方向に移動操作されて、荷保持部
6が横移動操作されるように構成されている。駆動ベル
ト54は、略H状の案内レール5にて形成される側方空
間内に収まるように配置され、省スペース化を図ってい
る。電動モータM2は、図6に示すように、モータ駆動
回路MDである横行駆動用のインバータ回路56にて駆
動され、そのインバータ回路56は、コントローラCO
にて制御される。フォーク機構52は、一対の収納棚2
A,2Bの夫々の収納部1に対して出退自在で、フォー
ク機構52の左右両側には棒状の接触センサ57が夫々
2個ずつ備えられている。フォーク機構52にてコンテ
ナCを荷保持部6に搭載したときに、コンテナCが、コ
ンテナCの横方向(収納棚2A,2Bの横方向と一致)
の中心位置とフォーク機構52の横方向の中心位置とが
ほぼ一致する標準の搭載位置に位置するときは、4つの
接触センサ57の何れとも接触しないが、標準の搭載位
置から左右何れかの方向にずれて、この接触センサ57
に接触することで、コンテナCの荷くずれを検出でき
る。
【0013】次に、コントローラCOの制御による、コ
ンテナCの荷保管装置への搬入作業及び搬出作業につい
て説明する。上段側あるいは下段側の荷搬出入部4にコ
ンテナCが搬入されると、電動モータM1,M2を制御
駆動して、案内レール5及び荷保持部6を、荷保持部6
に備えられたフォーク機構52の上面が荷搬出入部4の
コンテナCの下面より僅かに下側位置に位置するように
移動させる。案内レール5の荷搬出入部4及び各収納部
1に対応した昇降高さは、案内レール5の昇降量を検出
する図示しないロータリエンコーダの検出値に対応付け
て設定されており、荷保持部6の荷搬出入部4及び各収
納部1に対応した収納棚2A,2B横方向の位置も、図
示しないロータリエンコーダの検出値に対応付けて設定
されている。次に、フォーク機構52を荷搬出入部4の
コンテナCの下方側位置に突出させ、その後、電動モー
タM1にて案内レール5を上昇させて、フォーク機構5
2の上面にコンテナCが載置される状態とする。コンテ
ナCを載置した状態のフォーク機構52を荷保持部6側
に引退させると、荷保持部6にコンテナCを搭載した状
態となる。尚、収納部1から荷保持部6へコンテナCを
移載する場合も上記と同じ動作を行う。
【0014】フォーク機構52上にコンテナCを搭載し
た状態で、案内レール5及び荷保持部6を空きの収納部
1に移動させる。このとき、案内レール5の高さは、荷
保持部6に搭載しているコンテナCの下面の高さが収納
部1の係止部材10の上面より僅かに高くなるように設
定する。この状態で、フォーク機構52を収納部1側に
突出させて、コンテナCを係止部材10の上方に位置さ
せ、更に、コンテナCが係止部材10上に載置される状
態となるまで案内レール5を降下させた後、フォーク機
構52を荷保持部6側に引退させる。
【0015】収納棚2A,2Bに収納されているコンテ
ナCを荷搬出入部4から搬出する場合は、上記の搬入の
動作とほぼ逆の動作を行う。先ず、搬出の指示のあった
コンテナCを収納している収納部1へ、案内レール5及
び荷収納部6を移動させ、上記と同様にして、コンテナ
Cを荷保持部6に搭載する。そして、搭載したコンテナ
Cを荷搬出入部4に搬送し、荷搬出入部4からローラコ
ンベアRCにて外部に搬出する。
【0016】次に、荷保持部6を搬送駆動する際のコン
トローラCOの制御作動について説明する。コントロー
ラCOは、電動モータM1,M2を始動させるとき、昇
降駆動用のインバータ回路55及び横行駆動用のインバ
ータ回路56の夫々に対して、各別に設定された目標走
行速度を指示する。インバータ回路55,56は、この
目標走行速度の指示を受けて、停止状態から設定時間経
過後又は設定距離走行後にその目標走行速度に達するよ
うに、電動モータM1,M2の駆動周波数を上昇させ、
荷保持部6を加速する。すなわちコントローラCOから
は、目標走行速度を指示することで、荷保持部6の加速
度を設定しているのである。一方、荷保持部6を停止さ
せるときは、コントローラCOは、目標停止位置に達す
る設定時間前となったとき、又は、目標停止位置から設
定距離手前側箇所に達したとき、その旨の信号をインバ
ータ回路55,56に出力する。インバータ回路55,
56は、その信号を受けて設定時間経過後又は設定距離
走行後に停止するように、電動モータM1,M2の駆動
周波数を下降させ、荷保持部6を減速する。すなわち、
上記の加速の場合と同様に、コントローラからは、目標
走行速度を指示することで、荷保持部6の減速度を設定
しているのである。
【0017】インバータ回路55,56には、インバー
タ回路55,56の出力段の電流及び電圧をモニタし
て、電動モータM1,M2の通電状態を検出し、その電
流又は電圧が設定以上となるとインバータ回路55,5
6の電動モータM1,M2に対する出力を遮断する過電
流・過電圧保護回路58,59が備えられており、過電
流・過電圧保護回路58.59が設定以上の電流又は電
圧を検出すると、その検出信号はコントローラCOに出
力される。昇降駆動用のインバータ回路55を例にとっ
て説明すると、インバータ回路55が上記の如く電動モ
ータM1を駆動しているときに、過電流・過電圧保護回
路58が設定以上の電流又は電圧を検出して電動モータ
M1に対する出力を遮断し、コントローラCOがその検
出信号を受け取ると、コントローラCOは、インバータ
回路55に対して、インバータ回路55のリセット信号
を出力すると共に、先に指示している目標走行速度より
も遅い速度の補助目標走行速度を新たに指示する。つま
り、目標走行速度に対応する設定加減速度を補助目標走
行速度に対応する補助設定加減速度に変更するのであ
り、補助設定加減速度は設定加減速度よりも小さいもの
となる。
【0018】この処理によりインバータ回路55が再起
動し、電動モータM1に対する駆動を再開したときに、
過電流・過電圧保護回路58が設定以上の電流又は電圧
を検出しなければ、コントローラCOはそのまま運転を
継続するが、補助目標走行速度に変更しても設定以上の
電流又は電圧を検出した場合は、荷保持部6の搬送を停
止して警告ランプ60を点灯させ、作業者による復帰作
業を要求する。以上、昇降駆動用のインバータ回路55
について説明したが、横行駆動用のインバータ回路56
についても、同様の動作を行う。従って、コントローラ
COは、荷保持部6を設定加減速度で加減速するように
モータ駆動回路MDを制御するモータ制御手段MCとし
て機能し、過電流・過電圧保護回路58,59は、電動
モータM1,M2の通電状態を検出する通電状態検出手
段CDとして機能する。
【0019】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、荷Cを搬送する搬送装置TR
を構成するについて、荷保持部6を収納棚2A,2Bの
横方向に案内支持する案内レール5を昇降駆動する構成
としているが、荷保持部6を昇降案内するガイドレール
を収納棚2A,2Bの横方向に移動させるいわゆるスタ
ッカクレーン形式の構成としても良い。 上記実施の形態では、コントローラCOから、昇降
駆動用のインバータ回路55及び横行駆動用のインバー
タ回路56の両方に対して、過電流・過電圧保護回路5
8,59が作動して電動モータM1,M2に対する出力
を遮断した場合に、インバータ回路55,56を再起動
させる処理を行っているが、昇降駆動用のインバータ回
路55に対してのみ行うように構成しても良い。
【0020】 上記実施の形態では、インバータ回路
55,56の過電流・過電圧保護回路58,59が電動
モータM1,M2の通電状態が設定以上の電流又は電圧
となったのを検出したとき、インバータ回路55,56
の電動モータM1,M2に対する出力を一旦遮断して、
コントローラCOかの指令で再起動する構成としている
が、インバータ回路55,56の電動モータM1,M2
に対する出力を遮断することなく連続動作させながら、
コントローラCOが、電動モータM1,M2の通電状態
が設定以上の電流又は電圧となったことの検出信号を受
け取った時点で、インバータ55,56に指示する目標
走行速度を、その目標走行速度よりも小さい補助目標走
行速度に変更するように構成しても良い。 上記実施の形態では、コントローラCOが、荷保持
部6を設定加減速度で加減速させ、又、補助設定加減速
度で加減速させるために、インバータ回路55,56に
対して目標走行速度を指示し、又、補助目標速度を指示
しているが、目標走行速度自体は一定として、コントロ
ーラCOからインバータ回路55,56へ目標走行速度
に達するまでの時間又は走行距離を指示し、その目標走
行速度に達するまでの時間又は走行距離を小なる値から
大なる値に変更して、上記設定加減速度を上記補助設定
加減速度に変更する構成としても良い。
【0021】 上記実施の形態では、コントローラC
Oが、荷保持部6を設定加減速度で加減速させ、又、補
助設定加減速度で加減速させるために、インバータ回路
55,56に対して目標走行速度を指示し、又、補助目
標速度を指示しているが、コントローラCOからインバ
ータ55,56に指示する目標走行速度を連続的に変化
させて、荷保持部6を設定加減速度で加減速させ、又、
補助設定加減速度で加減速させる構成としても良い。 上記実施の形態では、電動モータM1,M2の通電
状態を検出する通電状態検出手段CDである過電流・過
電圧保護回路58,59が、電動モータM1,M2の通
電状態が設定以上の電流又は電圧となったのを検出した
ときに、荷保持部6に対する設定加減速度を補助設定加
減速度に変更しているが、電動モータM1,M2又はイ
ンバータ回路55,56に温度センサを取り付け、その
温度センサの検出値が設定以上となったときに、電動モ
ータM1,M2の通電状態が設定以上の電流又は電圧と
なったと間接的に検出して、荷保持部6に対する設定加
減速度を補助設定加減速度に変更するように構成しても
良い。
【0022】 上記実施の形態では、電動モータM
1,M2の通電状態を検出する通電状態検出手段CDで
ある過電流・過電圧保護回路58,59が、電動モータ
M1,M2の通電状態が設定以上の電流又は電圧となっ
たのを検出したときに、荷保持部6に対する設定加減速
度を補助設定加減速度に変更しているが、補助設定加減
速度を更に複数段階に設定し、設定加減速度から補助設
定加減速度に変更しても通電状態検出手段CDが設定以
上の電流又は電圧を検出した場合に、更に小さい補助設
定加減速度に変更してインバータ回路55,56を再起
動する処理を繰り返すようにしても良い。 上記実施の形態では、電動モータM1,M2を駆動
するモータ駆動回路MDとしてインバータ回路55,5
6を採用しているが、例えば、電動モータに供給する電
力をサイリスタ等により制御して電動モータの回転数を
制御する構成等、種々変更可能である。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる荷保管装置の全体
斜視図
【図2】本発明の実施の形態にかかる案内レールの支持
構成を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態にかかる案内レールの正面
【図4】本発明の実施の形態にかかる案内レールの平面
【図5】本発明の実施の形態にかかる荷保持部の側面図
【図6】本発明の実施の形態にかかるブロック構成図
【符号の説明】
6 荷保持部 55,56 インバータ C 荷 CD 通電状態検出手段 M1,M2 電動モータ MC モータ制御手段 MD モータ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷(C)を保持する荷保持部(6)と、
    その荷保持部(6)を搬送駆動するための電動モータ
    (M1),(M2)と、その電動モータ(M1),(M
    2)を駆動するモータ駆動回路(MD)と、前記荷保持
    部(6)を設定加減速度で加減速するように前記モータ
    駆動回路(MD)を制御するモ−タ制御手段(MC)と
    が設けられた荷搬送装置であって、 前記電動モータ(M1),(M2)の通電状態を検出す
    る通電状態検出手段(CD)が設けられ、 前記モ−タ制御手段(MC)は、前記荷保持部(6)を
    前記設定加減速度で加減速させたときに、前記通電状態
    検出手段(CD)が検出する前記電動モータ(M1),
    (M2)の通電状態が設定以上の電流又は電圧となった
    とき、前記設定加減速度を、その設定加減速度より小さ
    い補助設定加減速度に変更するように構成されている荷
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記モ−タ制御手段(MC)は、前記補
    助設定加減速度にて前記荷保持部(6)を加減速させた
    ときに、前記通電状態検出手段(CD)が検出する前記
    電動モータ(M1),(M2)の通電状態が設定以上の
    電流又は電圧となったときに、前記荷保持部(6)の搬
    送を停止するように構成されている請求項1記載の荷搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記電動モータ(M1),(M2)は、
    前記荷保持部(6)を昇降駆動するように構成されてい
    る請求項1又は2記載の荷搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ駆動回路(MD)は、インバ
    ータ回路(55),(56)にて構成されている請求項
    1、2又は3記載の荷搬送装置。
JP33162395A 1995-12-20 1995-12-20 荷搬送装置 Pending JPH09169491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33162395A JPH09169491A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 荷搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33162395A JPH09169491A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 荷搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09169491A true JPH09169491A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18245731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33162395A Pending JPH09169491A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 荷搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09169491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072327A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toshiba Corp 寝台装置及び医用画像診断装置
JP2017013715A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 ヤンマー株式会社 減速逆転機及びこれを備えた船舶

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072327A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toshiba Corp 寝台装置及び医用画像診断装置
JP2017013715A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 ヤンマー株式会社 減速逆転機及びこれを備えた船舶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4666213B2 (ja) 物品収納設備
JP5282971B2 (ja) 物品保管設備
JP3767306B2 (ja) 移動体の走行制御方法
JPH05338719A (ja) スタッカクレーン
JPH09169491A (ja) 荷搬送装置
KR20030006277A (ko) 스태커 크레인
JP3399730B2 (ja) 物品保管装置
JPH07149408A (ja) スタッカークレーンの駆動制御装置
JP2002293409A (ja) 物品保管設備
JPH06135508A (ja) スタッカークレーンの走行及び荷台の昇降制御方法及び装置
JPH0692409A (ja) スタッカークレーンの走行制御方法及び装置
JP3707139B2 (ja) 移動体の停止装置
JP2005272107A (ja) 物品搬送装置
JPH07187323A (ja) 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法
JP2009203028A (ja) 物品搬送装置
JP3261423B2 (ja) 物品収納設備
JP3142234B2 (ja) 搬送システムにおける自走台車の制御方法
JP3815222B2 (ja) 移動体
JP4257590B2 (ja) 昇降式の物品搬送装置
JP4666224B2 (ja) 物品搬送設備
JP3791056B2 (ja) 移動体の停止装置
KR910008453Y1 (ko) 화물적재용 엘리베이터의 화물 운반장치
JP2833302B2 (ja) 搬送用電車における荷取扱装置の制御方法
JP2947014B2 (ja) 吊下搬送装置
JP2545270B2 (ja) ホーク式格納台車の駆動装置