JPH09169462A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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Publication number
JPH09169462A
JPH09169462A JP33477295A JP33477295A JPH09169462A JP H09169462 A JPH09169462 A JP H09169462A JP 33477295 A JP33477295 A JP 33477295A JP 33477295 A JP33477295 A JP 33477295A JP H09169462 A JPH09169462 A JP H09169462A
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JP
Japan
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paper
letter
bent
sheet
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Application number
JP33477295A
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English (en)
Inventor
Kazuji Yoshida
和司 吉田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、紙葉類の重送、厚さや剛性の異常等は
検知できるが、折れ曲がりやカールした紙葉類は、正常
な紙葉類と同様に処理されていた。本発明は、このよう
な変形紙葉類が搬送ガイドや切替ゲート手段に引掛か
り、搬送ジャムや、前後の搬送紙葉類の間隔が変動し、
ゲート切替タイミングがずれてリジェクト紙葉類が増加
するのを防ぎ、処理速度の高速化の障害を除くことを課
題とする。 【解決手段】 ベルト1a、1b間に挟持されて搬送さ
れる紙葉類を、紙葉類自身の折れ変形やカール変形によ
り、先端部が入り込むような空間部14を搬送路の一部
に設けた。また、排除した紙葉類の収納箱15を設け、
空間部14に入り込んだ折れ曲がったりカールした紙葉
類のみを収納箱15へ搬送案内し、変形の程度の小さい
紙葉類は選別して正規の搬送路へ案内するガイド12を
設けた。これにより、処理作業を行う前に折れ曲がりや
カールのある紙葉類を排除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類搬送装置に係
り、特に、シート、紙、書状、カード等の紙葉類を区分
して処理する装置やシステムに好適な紙葉類搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類を区分して処理する装置や
システムでは、紙葉類を処理する際に、一枚ずつの紙葉
類の状態を検知し、処理作業を行う上で、例えば搬送ジ
ャムといった装置に障害を発生させたり、また、処理さ
れる紙葉類を損なうと考えられるような異常な状態の紙
葉類については、処理前に除去するシステム構成となっ
ている。
【0003】このような異常な状態の紙葉類を検知して
排除するものの一つとして、重送検知装置があり、この
例としては、特開平7−10322公報に示されるもの
がある。これは、紙葉類を挾持して搬送させる搬送手段
の搬送速度を異なるものとし、重なった状態の紙葉類を
搬送方向にずらし、重なった紙葉類の長さを変化させ、
この長さ変化を通過センサで検知し、重なった状態の紙
葉類を排除するものである。
【0004】紙葉類の他の異常状態として、搬送される
紙葉類の厚さや剛性(硬さ)を検知するものがあり、こ
の例としては、特開平4−42062公報がある。屈曲
した搬送路において、屈曲部外側の搬送ベルトにローラ
を押し当て、紙葉類が通過した際のローラの変位で、厚
さや硬さの異常の有無を判断するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の紙葉類を区
分して処理する装置やシステムでは、紙葉類の重送、紙
葉類の厚さや剛性の異常は検知できるが、紙葉類の折れ
曲がりやカールを検知することはできない。このため、
折れ曲がったりカールした紙葉類は、折れ曲がりやカー
ルのない紙葉類と同様に、異常のない紙葉類として取扱
われ処理されていた。しかしこれらの紙葉類は、搬送案
内をする搬送ガイドや搬送方向の切り替えを行うゲート
手段などにひっかり易く、搬送ジャムを生じ易いという
問題があった。
【0006】また、搬送ジャムを生じなくとも、これら
の紙葉類は、初期的に有する変形による搬送抵抗力の増
加や、搬送経路の差異といった理由から、特に搬送路の
一方が、搬送ガイドやゲートだけで構成される、紙葉類
の一部が挾持されない搬送箇所において、折れ曲がりや
カールのない紙葉類に比べて、通過時間が長くなり、そ
の前後の搬送紙葉類との搬送間隔が大きく変動する。こ
のため、ゲートを切り替えるタイミングがずれてしま
い、リジェクトされる紙葉類の増加や、最悪の場合には
搬送ジャムを生じるという問題がある。このように、搬
送間隔の変動が大きいという問題は、搬送ジャムという
信頼性の問題だけでなく、紙葉類の処理速度の高速化の
障害ともなる課題である。
【0007】また、カールしたり折れ曲がったりした紙
葉類を収納する場合には、紙葉類が変形しているため
に、所定の角度で進入せず、収納時にジャムを発生した
り、すでに収納された紙葉類の後端部に追突したりし
て、良好な収納ができないという問題もある。
【0008】本発明の目的は、先端部が折れ曲がった紙
葉類やカールした紙葉類を、処理作業を行う以前の搬送
途中で排除し、搬送ジャムを未然に防止し、紙葉類の搬
送間隔の変動が少なく、高信頼で高速処理を行うことが
可能な紙葉類搬送装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
には、折れ曲がりやカールのある紙葉類を、処理作業を
行う前に排除することが最も効果的である。そこで、こ
れら折れ曲がりやカールのある紙葉類を排除するための
手段として、これら紙葉類自身が持つ折れ変形やカール
変形により、その先端部が入り込むような空間部を搬送
路の一部に設け、また、排除された紙葉類を収納してお
くための収納箱を設けるとともに、前記空間部に入り込
んだ折れ曲がった紙葉類やカールした紙葉類のみをを収
納箱へ搬送案内し、折れ曲がりやカールの程度の小さい
紙葉類は正規の搬送路へ搬送案内するガイド手段を設け
た。また、他の手段として、搬送路の一部に空間部と空
間部での紙葉類の変形量を測定する手段、そして搬送方
向を切り替えるゲートを設けた。
【0010】すなわち、本発明の紙葉類搬送装置は、紙
葉類の搬送路に、搬送される紙葉類の変形量によって先
端部が入り込む空間部が設けられ、前記空間部の下流部
に、紙葉類の先端部が当接して、折れ曲がりやカールな
どが所定の変形量の紙葉類を正常ルートへ案内し、かつ
前記変形量を超える紙葉類を前記空間部から落下方向へ
案内するガイド手段を設けたことを特徴とすることによ
り、また、紙葉類を搬送するための搬送手段と、紙葉類
の搬送を案内するためのガイド手段と、搬送される紙葉
類を収納しておくための収納箱とを有する紙葉類搬送装
置において、前記紙葉類の搬送路の一部に、折れ曲がっ
た紙葉類やカールした紙葉類の先端部が入り込むような
空間部を設け、前記空間部に入り込んだ紙葉類を前記収
納箱へ搬送案内するガイド手段を設けたことを特徴とす
ることにより、折れ曲がりやカールなどの変形量の大き
い紙葉類を、搬送路から排除することができる。
【0011】また、紙葉類の搬送路に、搬送される紙葉
類の変形量を検出する検出手段を設け、前記検出手段の
下流側に、検出値に基づいて紙葉類の搬送ルートを切り
替えるゲートを設けたことを特徴とすることにより、ま
た、紙葉類を搬送するための搬送手段と、紙葉類の搬送
を案内するためのガイド手段と、搬送される紙葉類を収
納しておくための収納箱とを有する紙葉類搬送装置にお
いて、前記紙葉類の搬送路の一部に、折れ曲がった紙葉
類やカールした紙葉類の先端部が入り込むような空間部
を設け、前記空間部に入り込んだ紙葉類を前記収納箱へ
搬送案内するガイド手段を設けたことを特徴とすること
により、折れ曲がりやカールなどの変形量の大きい紙葉
類を、ゲートを切り替えて搬送路から排除することがで
きる。
【0012】そのため、折れ曲がったり、カールした紙
葉類を、搬送途中で排除することができ、これら変形量
の大きい紙葉類で発生しやすい搬送ジャムをなくすこと
ができるとともに、搬送される紙葉類の搬送間隔の変動
も少なくすることができ、処理速度の向上と、装置の信
頼性を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。図1および図2は本発明の一実施
形態を示し、図1は折れ曲がったりカールした紙葉類の
排除手段の斜視図、図2は側面図である。本実施形態で
は、搬送手段は、互いに対向して接触する無端の搬送ベ
ルト1(1a〜1b)と、これらのベルトが掛けられる
ローラ2やプーリ3から構成されている。
【0014】ローラ2は、ローラの取付け軸4に、軸受
5を介して回転自在に運動するように取り付けられてい
る。取付け軸4は、ベースプレート6にねじ止めされて
取り付けられている。プーリ3は、取付け軸7にピン止
めによって固定して取り付けられている。取付け軸のも
う一端には、別のプーリ8が、やはり取付け軸に固定し
て取り付けられている。この取付け軸7の中間部には軸
受9が設けられ、取付け軸7の保持部材であるベースプ
レート6に、回転自在に運動するように取り付けられて
いる。
【0015】プーリ3とローラ2には、搬送ベルト1a
が掛けられている。この搬送ベルト1aは、図示されな
いモーターから、伝導ベルト10、プーリ8、プーリ取
付け軸7、プーリ3等を介して伝達された駆動力で駆動
される。もう一方の搬送ベルト1bも、搬送ベルト1a
と同様にして駆動される。
【0016】搬送路の近傍には、紙葉類の搬送案内をす
るための搬送ガイド11、12、13が設けられてい
る。搬送ガイド11は、後述する収納箱にスポット溶接
にて取り付けられており、搬送ガイド12、13はベー
スプレート6にねじ止めされている。これらの搬送ガイ
ドは紙葉類の搬送案内だけでなく、ローラ2やプーリ3
の取付け軸4、7に、紙葉類の端部がひっかかることを
防ぐ機能も果たし、搬送ジャムや紙葉類の端部の折れ曲
がり等の発生を防ぐ。
【0017】本発明では、搬送路の一部に、搬送ベルト
や搬送ガイド等が全くない空間部14が設けられてい
る。また、この空間部14の下部には、折れ曲がったり
カールしたりした紙葉類を収納しておくための収納箱1
5が取り付けられている。収納箱15もベースプレート
6にねじ止めされて取り付けられている。
【0018】搬送路には、紙葉類の通過を検知するため
の通過センサ16が取り付けられている。また、収納箱
15にも紙葉類の通過や満杯時を検知するためのセンサ
17が取り付けられている。これらのセンサ16や17
の信号は、本実施形態の紙葉類搬送装置を制御するた
め、制御信号の一つとして制御部へ送られる。
【0019】次に、本実施形態の動作について説明す
る。図1において、紙葉類は、通常、矢印Aで示される
上流側から、矢印Bで示される下流側へ、搬送ベルト1
に少なくともその一部が挾持されて搬送される。しか
し、例えば図2に示すように、カールした紙葉類18a
が搬送されてきた場合には、搬送路に空間部14が設け
られているために、紙葉類18aは、それ自身の持つカ
ールぐせで、その先端部が空間部14の中に入り込んで
しまう。
【0020】空間部14の下流側の搬送ガイド12には
エッジ部Eが形成され、空間部14に先端部が入り込ま
ない紙葉類は、エッジ部Eで選別されて下流側Bの方へ
搬送案内される。空間部14に先端部が入り込んだ紙葉
類については、矢印Cで示すように、空間部14の下部
に設けられた収納箱15の方へ紙葉類を案内するように
なっている。したがって、空間部14へ先端部が入り込
んだカールした紙葉類18aは、このガイド12により
選別され、搬送路から収納箱15へ排除されることにな
る。
【0021】図3は、先端部が折れ曲がった紙葉類18
bの排除について示したものである。図2では、カール
した紙葉類18aの排除について示したが、先端部が折
れ曲がった紙葉類18bも、図3に示すように、図2の
カールした紙葉類18aとまったく同様にして排除さ
れ、収納箱15に収納される。
【0022】図4に示すように、ガイド12のエッジ部
Eと、搬送ベルト1bとの間に、所定の間隔Dを設ける
ことによって、搬送されてきた紙葉類18は、折れ曲が
りやカールなどの変形が少ないと、先端が間隔Dの間に
入り、搬送ベルト1bによって、そのまま下流に搬送さ
れる。一方、折れ曲がりやカールなどの変形量が大きい
ときは、紙葉類18の先端が、ガイド12のエッジEよ
り下側になり、搬送につれてそのまま収納箱15内に落
下する。このように、正常ルートへ搬送する変形の少な
い紙葉類と、折れ曲がりやカールなどの変形量が大き
く、排除すべき紙葉類とを、エッジ部Eによって選別す
ることができる。
【0023】また、図5に示すように、間隔Dの寸法
は、この搬送路を搬送される紙葉類のうちで、最も厚い
紙葉類の厚さ寸法よりも大きく設定することにより、厚
手の紙葉類が搬送されてきても、ガイド12のエッジ部
Eに衝突することはない。ただし、これにより、最大の
厚さ程度の折れやカールのある紙葉類については排除す
ることができないが、搬送される紙葉類の最大厚さ程度
の折れ曲がりやカールでは、大きな搬送ギャップの変動
や紙葉類集積時のジャムといった問題は少なく、この程
度の変形紙葉類を処理するために搬送することは特に問
題はない。
【0024】次に、図6により本発明の他の実施形態を
説明する。前述の折れ曲がったりカールした紙葉類の排
除手段は、紙葉類自身の持つ変形を利用して排除するも
のであるが、紙葉類の変形量を事前に測定して、一定値
以上に変形したものを排除するという方法も考えられ
る。これを示したものが図6である。図6の装置におい
ては、搬送路の上流の一部に、紙葉類が変形するための
別の空間20と、この部分での紙葉類の変形量を測定す
るための変位センサ21が設けられている。また、空間
部14にも、紙葉類18の搬送方向を、正常な方向と排
除方向とへ切り替えるゲート22が設けられている。
【0025】折れ曲がったりカールした紙葉類が、上流
部の空間20を通過するとき、搬送路に空間20がある
ために、折れ曲がったりカールした紙葉類は空間部20
へ変形する。そして、その変形量が変位センサ21で測
定され、その後、紙葉類の先端部はガイド23により案
内されて下流部へ搬送される。このとき、変形量があら
かじめ定められた量を超えたものは、その下流側に設け
られた排除箱15へ、ゲート22が切り替わることによ
り収納される。
【0026】次に、図7を用いて本発明の他の実施形態
を説明する。図6に示した実施形態は、一方向(下側)
に折れ曲がったりカールした紙葉類の変形量のみ検出す
るものである。もし、両方向(上下)に折れ曲がったり
カールした紙葉類の変形量を検出しようとするならば、
図7に示すような紙葉類の搬送路とすればよい。
【0027】すなわち、図7の実施形態は、紙葉類搬送
路の上流の一部に、紙葉類が変形するために、図6の空
間20の代わりに、空間20aを設けている。そして、
この空間20aでの紙葉類の変形量を測定するために、
変位センサ21aと、紙葉類18の搬送案内を行うガイ
ド23a、23bが設けられている。
【0028】上側に変形する紙葉類が搬送されてくる
と、紙葉類はそれ自身の持つ折れぐせの影響で、その先
端部が、図7に示すように、上側に変形する。この変形
量を変位センサ21aで測定し、その測定値により折れ
曲がりやカールの程度を、制御装置により判断し、これ
がある定められた値以上であれば、その下流側に設けら
れた排除箱15へ紙葉類が排除されるように、ゲート2
2を切り替える動作を行う。一方、下側に変形するよう
な紙葉類が搬送されてきた場合も、同様に、空間20a
で下側への変形量を変位センサ21aで測定し、所定値
以上であれば、ゲート22を切り替えて紙葉類を排除箱
15へ排除する。図7に示した方法によれば、紙葉類の
折れ曲がりやカールの方向が、上下いずれの方向でも、
その変形量を検出し、検出値が所定値以上の紙葉類を排
除することができる。
【0029】次に、図8を用いて、折れ曲がったりカー
ルした紙葉類が排除される処理動作について説明する。
例えば図2において、紙葉類がセンサ16aを通過する
と、制御装置は次の通過センサ16bを紙葉類がある定
められた時間内に通過するかどうかを判断する。紙葉類
がセンサ16bを所定時間に通過すれば、搬送が正常に
行われていると見做して、紙葉類の処理動作を続行させ
る。
【0030】所定時間内に紙葉類がセンサ16bを通過
したという信号がなければ、制御装置は、所定時間内に
収納箱の満杯検知センサ17を紙葉類が通過したかどう
かを検知する。所定時間内に満杯検知センサ17を通過
したという信号が入っているならば、この場合も搬送が
正常に行われているものと見做して処理を続行する。た
だしこの場合には、それ以降にセンサ16bを通過した
とする信号は、収納箱に収納した紙葉類の後に搬送され
た紙葉類に対応するものとして制御を行う。
【0031】満杯検知センサ17の信号が、所定時間内
に紙葉類の通過を検知し、かつそれが一定時間以上続く
信号が入っている場合には、収納箱15が満杯になった
り、収納箱への紙葉類の収納の状態が悪いと見做し、収
納箱が満杯であるということを知らせるための制御動作
を行い、かつ紙葉類の処理動作を続行させる。収納箱が
満杯であることを知らせる動作とは、例えば収納箱の満
杯を知らせるランプを点灯させたりブザーを鳴らす等の
動作である。もし、所定時間内に満杯検知センサ17を
紙葉類が通過したという信号がなければ、搬送が異常で
あると見做し処理装置を停止させる動作を行う。
【0032】図9および図10は、それぞれ本発明の他
の実施形態を示す図である。収納箱15の深さが充分で
ない場合には、紙葉類が収納された際に、紙葉類の後端
部が充分に落下しないことも考えられる。このときに
は、後続の紙葉類がこの後端部に衝突して搬送ジャムが
生じる。これを防ぐために、図9に示すように、ブラシ
車19を、プーリ取付け軸7に取り付け、収納箱15に
収納される紙葉類の後端部を、掻き落すようにしてもよ
い。ブラシ車でなく、図10に示すようなシート車24
を用いてもよい。
【0033】このように、折れ曲がったりカールしたり
した紙葉類が有する初期変形を利用すれば、これらの紙
葉類を排除するための構造が簡単で、そのため、コスト
の低い異常紙葉類排除手段を備えた紙葉類搬送装置を実
現することができる。
【0034】次に、本発明の折れ曲がったりカールした
紙葉類の排除手段を用いた紙葉類の処理装置の一例とし
て、書状の道順組立区分機について説明する。道順組立
区分機では、書状を区分して収納する際にジャムが生じ
ることはもちろん、書状の収納される順番が変わること
も許されない。しかし、本発明によって、折れ曲がった
り、カールした書状を、事前に排除することで、装置の
信頼性を向上させることができる。
【0035】図11は、本発明の紙葉類の折れ曲がり、
カール紙葉類の排除装置を用いた書状の道順組立区分機
の一例を示したものである。なお、この道順組立区分機
は、書状に記されたバーコードで、区分や並べ替えが行
われるものである。もちろん他の手段で区分や並べ替え
が行われるものであってもよい。
【0036】この道順組立区分機100は、書状を一通
ずつに分離するための分離部101、分離部101へ書
状を供給するためのホッパ102、書状を搬送するため
の搬送手段103、搬送手段を駆動する駆動源104、
書状のスキューやシフトを修正するための整位装置10
5、書状に記されたバーコードを読み取るための読取り
手段106、区分された書状を集積しておくための区分
棚107、およびスキューやシフトの修正ができなかっ
た書状や、バーコードの読取りができなかった書状を集
積しておくためのリジェクトボックス108、109、
書状の搬送方向を切り換えるためのゲート110、およ
び図示されない制御手段から構成され、その搬送手段1
03の一部には、本発明による折れ曲がったりカールし
た紙葉類の排除装置が、適宜設けられている。
【0037】区分棚107の下部には、底板116が設
けられており、この底板116は、紙面の垂直方向に動
くように取り付けられ、図示されない駆動源により駆動
される。区分棚107は、底板116や、これを駆動す
る駆動源等とともに、サブフレーム111に取り付けら
れている。このサブフレーム111は、ワイヤー112
やプーリ113等を介して、メインのフレーム114に
取り付けられており、モータ115により上下方向に駆
動されるようになっている。また、ホッパ102の奥側
のガイド面102aは、区分棚が下降する際には、奥の
方へ退避するように設けられている。
【0038】次に、この道順組立区分機100の動作に
ついて説明する。まず、区分される郵便物はホッパ10
2にセットされる。ホッパ102の空間は、フォーク1
01aにより、いくつかに分割された形となっており、
これらフォークの間に郵便物は供給される。郵便物が供
給されると、フォーク101aおよびホッパ下部の郵便
物を積載したベルト101bが同じ速度で駆動され、郵
便物を分離部へ搬送する。
【0039】分離部101へ送られた郵便物は、吸着ベ
ルト101cに一通ずつ吸着分離されて送り出される。
送り出された郵便物は、搬送手段103により挾持され
て搬送される。一通づつに吸着分離された書状のうち、
折れ曲がりやカールの程度の大きな書状は排除装置によ
り排除される。また、分離の際に生じたスキューやシフ
トは、書状に記されたバーコードの読取り率を向上させ
るために整位装置105で修正される。
【0040】整位装置105の出口付近には、スキュー
やシフトの検知センサ105aが設けられている。整位
装置105で、スキューやシフトがあらかじめ定められ
た許容範囲内に修正できなかった書状は、この検知セン
サ105aによって検知され、この信号によってゲート
110bが駆動されて、スキューやシフトが修正できな
かった書状をリジェクトボックス108へ収納する。
【0041】スキューやシフトが許容範囲内に修正され
た書状は読取り部へ搬送され、読取り手段106で書状
に記されたバーコードが読み取られる。この読み取られ
たデータにより、制御部は、その書状をどの区分棚に収
納するかを判断し、その部分のゲートを開くための駆動
を行う。道順組立を行う場合には、例えば一の位のデー
タで区分するといったような、あらかじめ定められた判
断基準で区分作業を行う。もしバーコードが読み取れな
かった場合や、収納すべき区分棚が満杯の場合には、書
状は、リジェクトボックス109ヘ搬送される。単に区
分するだけの場合には、収納すべき区分棚が満杯の場合
には、他に予備の区分棚が設けられているのであれば、
その区分棚へ書状を搬送するように制御される。
【0042】道順組立の作業を行う場合には、ホッパ1
02に供給された書状が、全て区分されて区分棚107
に収納されると、次に区分棚107に収納された書状
を、ホッパ102へ移す動作を行う。これは次のように
して行われる。まず、ホッパ102内のフォーク101
aが、区分棚107の位置に対応して、書状が受け渡さ
れる位置に移動される。これらの位置はあらかじめ定め
られており、例えばその位置にくると信号を出すような
検出手段で制御される。フォーク101aが受渡しを行
う際の所定の位置にくると、次に区分棚107とサブフ
レーム111ごと下降する。それと同時に、ホッパ奥側
のガイド面102aは奥の方へ退避する。
【0043】図12に示すように、このときの区分棚1
07は、底板116がフォーク101aのすぐ上にくる
ような位置まで下降される。区分棚107の上死点およ
び下死点の位置もあらかじめ定められており、それぞれ
対応する位置には、これらの点を検出するセンサが設け
られている。
【0044】区分棚107が下死点までくると下降動作
は停止する。そして、次には区分棚107の下部の底板
116が奥の方へある所定の速度で退避される。区分棚
107に収納された書状は、底板116が無くなるため
に自由落下し、ホッパ102に区分された状態で再びセ
ットされる。書状がホッパ102にセットされると区分
棚107は上昇し、これと同時に、ホッパ奥側のガイド
面102aも、もとの位置に戻る。さらに区分棚107
が、もとの上死点の位置まできて停止すると、区分棚下
部の底板116がもとの位置に戻る。そして、再び区分
棚107に書状を収納できるような状態となる。
【0045】道順組立を行う場合には、再びホッパにセ
ットされた書状を一通ずつに分離して、今度は例えば十
の位で区分するといったような、一回目と異なる判断基
準で書状を区分して収納する。このような動作を何回か
行うことにより書状をある定められた順序に並べ替える
ことができる。
【0046】なお、本発明の実施形態では、書状のバー
コードを読み取るために、搬送路の上下に読取り手段1
06を設けた。もし、書状のバーコードを読取る前に、
例えば反転手段を設けてバーコードの記された面に書状
を揃えることができれば、この読取り手段106は一方
のみでよい。また、書状を、どの区分棚107に収納す
るかは、その区分を行う度に設定され、固定されている
ものではない。
【0047】また、図13に示すように、書状の区分シ
ステムへの適用も考えられる。図13は、書状を宛先ご
とに区分するシステムの一例を示したものである。書状
は、供給部120より一通づつに分離されて自動的に供
給される。書状の中で、ボールペンや印鑑といった硬い
異物が入っているものは、機械処理上好ましくないた
め、異物検知機構121で検知され、排除箱122へ排
除される。次に折れ曲がったりカールした書状が、本発
明の排除機構123により排除される。さらに、供給部
より二通以上重なった状態で搬送された書状が、重送検
知機構124で検知され、排除箱125へ排除される。
そして整位機構126では、搬送基準位置に対してずれ
たり傾いたりした書状の姿勢が、基準位置に正しく沿う
ように修正される。
【0048】読取部127へ搬送された書状は、読取り
部を通過する際に書状の窓位置情報、書状に記された郵
便番号、宛名、あるいはバーコード等の情報が読み取ら
れ、制御部128へ送られる。制御部128では、これ
らの情報を基に、書状をどの区分箱129へ集積するか
を判断し、書状が該当する区分箱へ搬送されるように装
置の制御を行う。このシステムでは、区分箱が満杯にな
ったりジャムが発生した場合には、書状は、排除用集積
箱130へ収納される。
【0049】なおここでは、折れ曲がったりカールした
紙葉類について、本発明における状態検知手段や排除手
段を用いた紙葉類の処理装置やシステムの例として、書
状の道順組立区分機や書状の区分システムの一例を取り
上げて説明したが、これが他の紙葉類の処理装置や処理
システムであってもよいことはもちろんである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先端部が折れ曲がった紙葉類やカールした紙葉類を排除
できるため、これらの紙葉類で発生しやすい搬送ジャム
をなくすことができ、装置の信頼性を高めることができ
る。また、これら先端部が折れ曲がった紙葉類やカール
した紙葉類を排除することで、搬送される紙葉類の搬送
間隔の変動も少なくでき、高速での取扱処理も高信頼で
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態を示す斜
視図。
【図2】カールした紙葉類が排除される場合を示す側面
図。
【図3】折れ曲がり紙葉類が排除される場合を示す側面
図。
【図4】選別手段のエッジEまでの寸法Dの説明図。
【図5】厚い紙葉類が搬送される場合を示す側面図。
【図6】本発明の他の実施形態を示す側面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す側面図。
【図8】本発明における制御装置の一例を示すフロー
図。
【図9】本発明のブラシ車を用いた一実施形態を示す側
面図。
【図10】本発明のシート車を用いた一実施形態を示す
側面図。
【図11】本発明を用いた書状の道順組立区分機の一例
を示す図。
【図12】図11の道順組立区分機の動作を示す図。
【図13】本発明を用いた書状区分のシステムを示す
図。
【符号の説明】
1、1a、1b 搬送ベルト 2 ローラ 3 プーリ 4 ローラ取付軸 5 軸受 6 ベースプレート 7 プーリ取付軸 8 プーリ 9 軸受 10 伝導ベルト 11、12、13 搬送ガイド 14 空隙部 15 収納箱 16、16a、16b、17 センサ 18a カールした紙葉類 18b 先端部折れ紙葉類 19 ブラシ車 20、20a 空間 21 変位センサ 22 ゲート 23、23a、23b ガイド 24 シート車 100 道順組立区分機 101 分離部 101a フォーク 101b ベルト 101c 吸着ベルト 102 ホッパ 102a ガイド面 103 搬送手段 104 駆動源 105 整位装置 105a 検知センサ 106 読取り手段 107 区分棚 108、109 リジェクトボックス 110 ゲート 110b ゲート 111 サブフレーム 112 ワイヤー 113 プーリ 114 メインフレーム 115 モータ 116 底板 120 供給部 121 異物検知機構 122 排除箱 123 排除機構 124 重送検知機構 125 排除箱 126 整位機構 127 読取部 128 制御部 129 区分箱 130 排除用集積箱 A 上流側 B 下流側 C 排除側 D 正常ルート間隔 E エッジ部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の搬送路に、搬送される紙葉類の
    変形量によって先端部が入り込む空間部が設けられ、前
    記空間部の下流部に、紙葉類の先端部が当接して、折れ
    曲がりやカールなどが所定の変形量の紙葉類を正常ルー
    トへ案内し、かつ前記変形量を超える紙葉類を前記空間
    部から落下方向へ案内するガイド手段を設けたことを特
    徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類の搬送路に、搬送される紙葉類の
    変形量を検出する検出手段を設け、前記検出手段の下流
    側に、検出値に基づいて紙葉類の搬送ルートを切り替え
    るゲートを設けたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送路の上流側に設けた検出手段
    は、前記紙葉類の折れ曲がりやカールなどの、紙葉類両
    面のいずれかまたは両方向への変形量を検出するもので
    ある請求項2に記載の紙葉類搬送装置。
  4. 【請求項4】 紙葉類を搬送するための搬送手段と、紙
    葉類の搬送を案内するためのガイド手段と、搬送される
    紙葉類を収納しておくための収納箱とを有する紙葉類搬
    送装置において、前記紙葉類の搬送路の一部に、折れ曲
    がった紙葉類やカールした紙葉類の先端部が入り込むよ
    うな空間部を設け、前記空間部に入り込んだ紙葉類を前
    記収納箱へ搬送案内するガイド手段を設けたことを特徴
    とする紙葉類搬送装置。
  5. 【請求項5】 紙葉類を搬送するための搬送手段と、紙
    葉類の搬送を案内するためのガイド手段と、搬送される
    紙葉類を収納しておくための収納箱とを有する紙葉類搬
    送装置において、前記紙葉類の搬送路の一部に、折れ曲
    がった紙葉類やカールした紙葉類の先端部が入り込むよ
    うな空間を設け、前記空間に入り込んだ紙葉類の折れ曲
    がりやカールなどの変形量を検出する検出手段を備え、
    前記検出した変形量が所定量を超えたときに、前記紙葉
    類の搬送ルートを切り替えて前記収納箱へ搬送案内する
    ゲート手段を設けたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送される紙葉類のうち、折れ曲が
    りやカールなどが所定量を超える紙葉類を、収納箱へ強
    制的に掻き落す羽根車あるいはシート車等の掻き落し手
    段を備えている請求項1ないし5のうちいずれかに記載
    の紙葉類搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送される紙葉類のうち、折れ曲が
    りやカールなどが所定量を超える紙葉類を収納する収納
    箱に、紙葉類が所定位置まで収納されていることを検出
    する満杯センサを備えている請求項1ないし6のうちい
    ずれかに記載の紙葉類搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記紙葉類の搬送路は、上流側と下流側
    とに紙葉類の通過を検出するセンサを備え、前記紙葉類
    の搬送間隔を測定するようになっている請求項1ないし
    7のうちいずれかに記載の紙葉類搬送装置。
  9. 【請求項9】 書状等の紙葉類を仕分けして区分する書
    状区分装置であって、請求項1ないし8のうちいずれか
    に記載の紙葉類搬送装置を備えている書状区分装置。
  10. 【請求項10】 書状を仕分けして区分する書状区分装
    置であって、書状を搬送するための搬送手段と、書状の
    搬送を案内するためのガイド手段と、搬送される書状を
    収納しておくための収納箱を有する書状区分装置におい
    て、前記書状の搬送路の一部に、折れ曲がった書状やカ
    ールした書状の先端部が入り込むような空間部を設け、
    前記空間部に入り込んだ書状を前記収納箱へ搬送案内す
    るガイド手段を設けたことを特徴とする書状区分装置。
  11. 【請求項11】 書状を仕分けして区分する区分システ
    ムであって、書状を搬送するための搬送手段と、書状の
    搬送を案内するためのガイド手段と、搬送される書状を
    収納しておくための収納箱を有する区分システムにおい
    て、前記書状の搬送路の一部に、折れ曲がった書状やカ
    ールした書状の先端部が入り込むような空間を設け、前
    記空間に入り込んだ書状の折れ曲がりやカールなどの変
    形量を検出する検出手段を備え、前記検出した変形量が
    所定量を超えたときに、前記書状の搬送ルートを切り替
    えて前記収納箱へ搬送案内するゲート手段を設けたこと
    を特徴とする区分システム。
JP33477295A 1995-12-22 1995-12-22 紙葉類搬送装置 Pending JPH09169462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019153457A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 トヨタ自動車株式会社 検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019153457A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 トヨタ自動車株式会社 検査装置

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