JP2507975B2 - 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法 - Google Patents
紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法Info
- Publication number
- JP2507975B2 JP2507975B2 JP5271152A JP27115293A JP2507975B2 JP 2507975 B2 JP2507975 B2 JP 2507975B2 JP 5271152 A JP5271152 A JP 5271152A JP 27115293 A JP27115293 A JP 27115293A JP 2507975 B2 JP2507975 B2 JP 2507975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper sheet
- paper sheets
- paper
- conveyance path
- sheet conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば郵便物の自動読
取り区分機等に適用される紙葉類搬送装置および紙葉類
搬送方法に関する。
取り区分機等に適用される紙葉類搬送装置および紙葉類
搬送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の紙葉類搬送装置は、異
なる郵便番号が付された多数の郵便物を供給部から一定
の間隔で搬送路に送り出し、搬送路中に配設した郵便番
号読取部によって郵便番号が読み取られ、搬送路終端に
配設した複数のビンと呼ばれる収納箱内に同種の郵便番
号毎に区分収納される。
なる郵便番号が付された多数の郵便物を供給部から一定
の間隔で搬送路に送り出し、搬送路中に配設した郵便番
号読取部によって郵便番号が読み取られ、搬送路終端に
配設した複数のビンと呼ばれる収納箱内に同種の郵便番
号毎に区分収納される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の紙葉類搬送装置にあっては、例えば同一のビン
に連続して紙葉類が収納される場合、すなわち同一の郵
便番号が付された郵便物が連続して搬送された場合、郵
便物間の間隔が所定長さ以下になると、ビン内において
先行の紙葉類の末端と後続の紙葉類の先端が接触してジ
ャムが発生し易くなる。これを防止するには、供給部に
おいて紙葉類間の間隔が所定の長さ以下にならないよう
に供給する必要があり、このため、紙葉類間の間隔を短
くして装置の処理速度を上げることができないといった
欠点があった。
た従来の紙葉類搬送装置にあっては、例えば同一のビン
に連続して紙葉類が収納される場合、すなわち同一の郵
便番号が付された郵便物が連続して搬送された場合、郵
便物間の間隔が所定長さ以下になると、ビン内において
先行の紙葉類の末端と後続の紙葉類の先端が接触してジ
ャムが発生し易くなる。これを防止するには、供給部に
おいて紙葉類間の間隔が所定の長さ以下にならないよう
に供給する必要があり、このため、紙葉類間の間隔を短
くして装置の処理速度を上げることができないといった
欠点があった。
【０００４】したがって、本発明は上述した従来の欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、ジャムの発生を防止するとともに、装置の処理速度
を上げた紙葉類搬送装置を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、ジャムの発生を防止するとともに、装置の処理速度
を上げた紙葉類搬送装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る紙葉類搬送装置は、一定の間隔で種別
の異なる紙葉類を送り出す供給部と、送り出された紙葉
類を搬送する主搬送路と、この主搬送路中に配設され紙
葉類の種類を識別する識別部と、この識別部によって識
別された紙葉類を同種毎に区分収納する複数の収納部と
を備え、前記識別部により先行の紙葉類と同種の紙葉類
と識別された後続の紙葉類を前記主搬送路から分岐させ
再び合流させて主搬送路を短絡する補助搬送路を備えた
ものである。また、本発明に係る紙葉類搬送方法は、一
定の間隔で送り出された種別の異なる紙葉類を搬送し同
種毎に複数の収納部に区分収納する紙葉類搬送方法であ
って、先行の紙葉類と同種の後続の紙葉類を分岐搬送さ
せ、再び合流させて先行の紙葉類に重ねて搬送させたも
のである。
に、本発明に係る紙葉類搬送装置は、一定の間隔で種別
の異なる紙葉類を送り出す供給部と、送り出された紙葉
類を搬送する主搬送路と、この主搬送路中に配設され紙
葉類の種類を識別する識別部と、この識別部によって識
別された紙葉類を同種毎に区分収納する複数の収納部と
を備え、前記識別部により先行の紙葉類と同種の紙葉類
と識別された後続の紙葉類を前記主搬送路から分岐させ
再び合流させて主搬送路を短絡する補助搬送路を備えた
ものである。また、本発明に係る紙葉類搬送方法は、一
定の間隔で送り出された種別の異なる紙葉類を搬送し同
種毎に複数の収納部に区分収納する紙葉類搬送方法であ
って、先行の紙葉類と同種の後続の紙葉類を分岐搬送さ
せ、再び合流させて先行の紙葉類に重ねて搬送させたも
のである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、同種の紙葉類は収納部に区分
収納される前に重ねられ、次の後続の同種の紙葉類との
間隔が広がる。
収納される前に重ねられ、次の後続の同種の紙葉類との
間隔が広がる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図１は本発明に係る紙葉類搬送装置の全体概略正
面図、図２は同じく供給部の拡大正面図、図３は同じく
搬送路の分岐部の拡大正面図、図４は同じく収納部の拡
大正面図である。これらの図において、１は異なる郵便
番号が付された多数の紙葉類である郵便物２がストック
され一定の間隔で主搬送路３に送り出す供給部、４は郵
便物の郵便番号を読み取る識別部としての読取部、５は
郵便物２の先端位置検出用の光電センサ、６は主搬送路
３の分岐部３ａと合流部３ｂとを短絡接続する補助搬送
路、７は郵便物２の先端が光電センサ５に達すると、前
記読取部４の読取信号により郵便物２を選択的に補助搬
送路６に分岐させる転轍器、８は郵便番号毎に区分部９
に振り分ける転轍器、１０は区分部９に並設され転轍器
１１により順次手前から郵便物２を収納する収納部とし
てのビンである。
する。図１は本発明に係る紙葉類搬送装置の全体概略正
面図、図２は同じく供給部の拡大正面図、図３は同じく
搬送路の分岐部の拡大正面図、図４は同じく収納部の拡
大正面図である。これらの図において、１は異なる郵便
番号が付された多数の紙葉類である郵便物２がストック
され一定の間隔で主搬送路３に送り出す供給部、４は郵
便物の郵便番号を読み取る識別部としての読取部、５は
郵便物２の先端位置検出用の光電センサ、６は主搬送路
３の分岐部３ａと合流部３ｂとを短絡接続する補助搬送
路、７は郵便物２の先端が光電センサ５に達すると、前
記読取部４の読取信号により郵便物２を選択的に補助搬
送路６に分岐させる転轍器、８は郵便番号毎に区分部９
に振り分ける転轍器、１０は区分部９に並設され転轍器
１１により順次手前から郵便物２を収納する収納部とし
てのビンである。
【０００８】主搬送路３の分岐部３ａと合流部３ｂ間の
長さをＬ１とし、供給部１から送り出される郵便物２間
同士の先端の間隔をＬ４とし、合流後の郵便物２ａと２
ｂ間のずれをＬ３とすると、補助搬送路６の長さＬ２
は、（式１）で表されるように設定されている。
長さをＬ１とし、供給部１から送り出される郵便物２間
同士の先端の間隔をＬ４とし、合流後の郵便物２ａと２
ｂ間のずれをＬ３とすると、補助搬送路６の長さＬ２
は、（式１）で表されるように設定されている。
【０００９】
【数１】 Ｌ２＝Ｌ１−Ｌ４＋Ｌ３ ……（式１）
【００１０】次に、このように構成された紙葉類搬送装
置の搬送動作を説明する。供給部１から１枚づつ一定の
間隔で順次送り出された郵便物２は主搬送路３に供給さ
れる。主搬送路３の経路中には、図示を省略した異物・
硬さ検知部および２通送り検知部が設けられており、異
物在中郵便物および２通送り郵便物は検知されて排除さ
れる。異物・硬さ検知部および２通送り検知部を通過し
た郵便物２は、主搬送路３の途中に設けられた読取部４
によって郵便物２に付された郵便番号が読み取られる。
この読取部４によって郵便番号が識別され、読取部４か
ら転轍器８に信号が送られ、転轍器８を選択的に作動さ
せることにより、郵便物２は郵便番号毎に所定の区分部
９に導かれ、転轍器１１を作動させて順次手前のビン１
０に収納される。
置の搬送動作を説明する。供給部１から１枚づつ一定の
間隔で順次送り出された郵便物２は主搬送路３に供給さ
れる。主搬送路３の経路中には、図示を省略した異物・
硬さ検知部および２通送り検知部が設けられており、異
物在中郵便物および２通送り郵便物は検知されて排除さ
れる。異物・硬さ検知部および２通送り検知部を通過し
た郵便物２は、主搬送路３の途中に設けられた読取部４
によって郵便物２に付された郵便番号が読み取られる。
この読取部４によって郵便番号が識別され、読取部４か
ら転轍器８に信号が送られ、転轍器８を選択的に作動さ
せることにより、郵便物２は郵便番号毎に所定の区分部
９に導かれ、転轍器１１を作動させて順次手前のビン１
０に収納される。
【００１１】ここで、同じ郵便番号が付された郵便物２
ａ，２ｂおよび２ｃが連続して供給部１から送り出され
た場合を説明する。先行する郵便物２ａは、転轍器７を
通過して主搬送路３内に導かれる。後続の郵便物２ｂ
は、転轍器７により、分岐部３ａから補助搬送路６内に
導かれる。補助搬送路６の長さＬ２は、式（１）で表さ
れるように設定されているので、合流点３ｂにおいて、
後続の郵便物２ｂが長さＬ３だけずれて先行の郵便物２
ａ上に重なる。一方、郵便物２ｃは転轍器７を通過して
主搬送路３内に導かれる。したがって、ビン１０には、
郵便物２ａと２ｂとは重なった状態で、郵便物２ｂと２
ｃとは、供給部１から送り出された最初の間隔よりも広
がった状態で収納されるので、ビン１０におけるジャム
の発生を防止できるとともに、郵便物の搬送速度を上げ
ることが可能となるので、処理速度を上げることができ
る。
ａ，２ｂおよび２ｃが連続して供給部１から送り出され
た場合を説明する。先行する郵便物２ａは、転轍器７を
通過して主搬送路３内に導かれる。後続の郵便物２ｂ
は、転轍器７により、分岐部３ａから補助搬送路６内に
導かれる。補助搬送路６の長さＬ２は、式（１）で表さ
れるように設定されているので、合流点３ｂにおいて、
後続の郵便物２ｂが長さＬ３だけずれて先行の郵便物２
ａ上に重なる。一方、郵便物２ｃは転轍器７を通過して
主搬送路３内に導かれる。したがって、ビン１０には、
郵便物２ａと２ｂとは重なった状態で、郵便物２ｂと２
ｃとは、供給部１から送り出された最初の間隔よりも広
がった状態で収納されるので、ビン１０におけるジャム
の発生を防止できるとともに、郵便物の搬送速度を上げ
ることが可能となるので、処理速度を上げることができ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
定の間隔で種別の異なる紙葉類を送り出す供給部と、送
り出された紙葉類を搬送する主搬送路と、この主搬送路
中に配設され紙葉類の種類を識別する識別部と、この識
別部によって識別された紙葉類を同種毎に区分収納する
複数の収納部とを備え、識別部により先行の紙葉類と同
種の紙葉類と識別された後続の紙葉類を主搬送路から分
岐させ再び合流させて主搬送路を短絡する補助搬送路を
備えたので、後続の紙葉類が先行の紙葉類に重なり、さ
らに後続の紙葉類と次の紙葉類との間隔が広がり、この
ため収納部での紙葉類同士が接触してジャムを発生する
ことがないとともに、紙葉類の搬送速度を上げることが
可能なので、処理速度を上げることができる。
定の間隔で種別の異なる紙葉類を送り出す供給部と、送
り出された紙葉類を搬送する主搬送路と、この主搬送路
中に配設され紙葉類の種類を識別する識別部と、この識
別部によって識別された紙葉類を同種毎に区分収納する
複数の収納部とを備え、識別部により先行の紙葉類と同
種の紙葉類と識別された後続の紙葉類を主搬送路から分
岐させ再び合流させて主搬送路を短絡する補助搬送路を
備えたので、後続の紙葉類が先行の紙葉類に重なり、さ
らに後続の紙葉類と次の紙葉類との間隔が広がり、この
ため収納部での紙葉類同士が接触してジャムを発生する
ことがないとともに、紙葉類の搬送速度を上げることが
可能なので、処理速度を上げることができる。
【図１】本発明に係る紙葉類搬送装置の全体概略正面図
である。
である。
【図２】本発明に係る紙葉類搬送装置の供給部の拡大正
面図である。
面図である。
【図３】本発明に係る紙葉類搬送装置の分岐部の拡大正
面図である。
面図である。
【図４】本発明に係る紙葉類搬送装置の収納部の拡大正
面図である。
面図である。
１ 供給部 ２ 郵便物 ３ 主搬送路 ３ａ 分岐部 ３ｂ 合流部 ４ 読取部 ６ 補助搬送路 ９ 区分部 １０ ビン
Claims (3)
- 【請求項１】 一定の間隔で種別の異なる紙葉類を送り
出す供給部と、送り出された紙葉類を搬送する主搬送路
と、この主搬送路中に配設され紙葉類の種類を識別する
識別部と、この識別部によって識別された紙葉類を同種
毎に区分収納する複数の収納部とを備え、前記識別部に
より先行の紙葉類と同種の紙葉類と識別された後続の紙
葉類を前記主搬送路から分岐させ再び合流させて主搬送
路を短絡する補助搬送路を備えたことを特徴とする紙葉
類搬送装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の紙葉類搬送装置におい
て、前記補助搬送路の長さを主搬送路の分岐部と合流部
間の長さから前記供給部で送り出される紙葉類同士の先
端の間隔を引いた長さとほぼ等しくしたことを特徴とす
る紙葉類搬送装置。 - 【請求項３】 一定の間隔で送り出された種別の異なる
紙葉類を搬送し同種毎に複数の収納部に区分収納する紙
葉類搬送方法であって、先行の紙葉類と同種の後続の紙
葉類を分岐搬送させ、再び合流させて先行の紙葉類に重
ねて搬送させたことを特徴とする紙葉類搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271152A JP2507975B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271152A JP2507975B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100438A JPH07100438A (ja) | 1995-04-18 |
| JP2507975B2 true JP2507975B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=17496063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5271152A Expired - Lifetime JP2507975B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507975B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5691877A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | Classifier for paper sheet |
| DE3723259C2 (de) * | 1987-07-14 | 1995-04-13 | Licentia Gmbh | Stapeleinrichtung für Briefe |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP5271152A patent/JP2507975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07100438A (ja) | 1995-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4717026A (en) | Container scanning and accounting device | |
| US6076683A (en) | Sorter mechanism | |
| US4707251A (en) | Container scanning and accounting device | |
| JPH05504750A (ja) | 書類分類装置 | |
| US3930581A (en) | Sheet feeding mechanisms | |
| US6540223B2 (en) | On-edge stacking apparatus | |
| US3791516A (en) | Batch ticket reader | |
| EP1320506B1 (en) | Document feeder and method | |
| US7315007B2 (en) | Method and apparatus for stiffness and thickness detection in mail sorting systems | |
| JP5148265B2 (ja) | 区分装置及び区分装置の制御方法 | |
| JP2507975B2 (ja) | 紙葉類搬送装置および紙葉類搬送方法 | |
| US4757904A (en) | Apparatus for transporting sheets | |
| JP2000262976A (ja) | 紙葉類の搬送装置 | |
| JP3406762B2 (ja) | 紙葉類取出装置および紙葉類処理装置 | |
| JPH08243500A (ja) | 郵便物処理装置、紙葉類区分装置及び書留郵便物処理装置 | |
| JP3494481B2 (ja) | ソータ | |
| JPH09169462A (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
| JPS617174A (ja) | 書状の選別装置 | |
| JP3430891B2 (ja) | 紙葉類取扱装置 | |
| EP0098290B1 (en) | Apparatus for detecting the passage of multiple superposed documents along a feed path | |
| US20090255778A1 (en) | Apparatus for, and method of, transporting articles via crossing transporting paths | |
| JP2000061407A (ja) | 紙葉類取り扱い装置 | |
| JPS61277551A (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
| JPH11192457A (ja) | 送付物を区分装置内で区分する方法および送付物の区分装置 | |
| JP2000317404A (ja) | 郵便物区分装置 |