JPH08113391A - 紙葉類の折れ曲がり検知装置 - Google Patents

紙葉類の折れ曲がり検知装置

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JPH08113391A
JPH08113391A JP25230594A JP25230594A JPH08113391A JP H08113391 A JPH08113391 A JP H08113391A JP 25230594 A JP25230594 A JP 25230594A JP 25230594 A JP25230594 A JP 25230594A JP H08113391 A JPH08113391 A JP H08113391A
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bending
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JP25230594A
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Kazuji Yoshida
和司 吉田
Toshihiko Tajiri
利彦 田尻
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、紙葉に生じた折れ曲がりを検知
し、また、紙葉の長さに関係なく横ずれを検知する装置
を提供することを目的をする。 【構成】 紙葉9の側端の一方が搬送される位置を紙葉9
のサイズに関係なく一定とし、これを基準位置4と定め
た。そして、この位置4に紙葉9の側端を揃える整位機構
2を設けた。また、紙葉9の搬送に支障をきたさない位置
に、紙葉9の搬送方向に垂直な幅方向に延び、かつ基準
位置4を横切るようなラインセンサ6を設けた。更に、ラ
インセンサ6からの出力電圧を基準位置4に相当する電圧
と比較し、その比較結果によって折れ曲がり検知信号を
発生する信号発生手段7を設けた。 【効果】 搬送される紙葉のスキューやシフトだけでな
く、折れ曲がりを検知できるため、郵便物や紙葉等を損
なわずに処理可能となり、折れ曲がりによる障害を低減
することも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類の折れ曲がり検知
装置に係り、特に、紙葉類を処理するシステムにおい
て、搬送される郵便物や帳票等の紙葉類に生じた折れ曲
がりを検知するのに好適な紙葉類の折れ曲がり検知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物や帳票等の搬送時の姿勢異常とし
ては、スキューや搬送位置の横ずれなどといったものが
ある。これらの異常に対する従来の検知装置としては、
例えば特開昭63−144209号公報に示される装置
がある。
【0003】この位置ずれ検知機構は、紙葉の搬送方向
に垂直な方向に、かつ紙葉の基準縁部が通過すべき位置
を横切るように延びた線に沿って、等間隔に配列された
素子を用い、紙葉の前縁と後縁が通過した際の発生順序
と時間差等に基づいてスキューの向きやスキュー角度θ
を検出し、さらに基準縁部の前縁が検出素子の列を通過
した時の搬送路の幅方向の位置αを次の数式(1)から
検出する。
【0004】
【数1】
【0005】ただし、Lは紙葉の長さ寸法であり、演算
部に与えられるものである。そしてこの式から求めたα
と基準位置α0 との差を求め、これを横ずれΔαとして
検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、郵便物や紙葉類
の自動処理機が普及している。これらの装置では、処理
の効率向上のためにバーコードを用いることが多い。し
たがって、バーコードの印字や読取りを行う場合には、
郵便物や紙葉の搬送中の位置精度や折れ曲がりが問題と
なってきており、印字や読取り作業を行う前に、郵便物
や紙葉の位置や姿勢、折れ曲がりの有無を検知し、作業
を行うか否かの判断をすることが必要となってきた。
【0007】しかしながら、上記の検知方法では、紙葉
に生じた折れ曲がりを検知するための考慮がなされてい
ない。また、横ずれを計算する際に紙葉の長さの情報を
必要とし、多種の長さの紙葉が混在されたものを処理す
る装置においては、一枚一枚の長さを求めることが必要
である。
【0008】本発明は、紙葉に生じた折れ曲がりを検知
し、また、紙葉の長さに関係なく横ずれなどを検知する
紙葉類の折れ曲がり検知装置を提供することを目的をす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明は、紙葉類の側端の一方を基準位置に規
定する幅方向ガイドが設けられ、前記幅方向ガイドの内
側に沿わせて前記紙葉類を搬送する搬送路に、前記紙葉
類の一部が前記基準位置の外側にはみ出すことのできる
空間部が設けられ、前記空間部の前記基準位置の内外に
設けたラインセンサにより前記空間部における紙葉類の
搬送状態を検知することを特徴とするものである。
【0010】すなわち、紙葉類の側端の一方が搬送され
る位置を、紙葉類のサイズに関係なく一定とし、これを
基準位置と定めた。そして、この位置に紙葉類の側端を
揃える整位機構を設けた。また、紙葉類の搬送に支障を
きたさない位置に、紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に
延び、かつ基準位置を横切るようなラインセンサを設け
た。さらに、ラインセンサからの出力電圧を基準位置に
相当する電圧と比較し、その比較結果によって折れ曲が
り検知信号を発生させる信号発生手段を設けた。
【0011】また、他の手段として、本発明では、紙葉
類の側端の一方が搬送される位置を、紙葉類のサイズに
関係なく一定とし、これを基準位置と定めた。そして、
この位置に紙葉類の側端を揃える整位機構を設けた。ま
た、紙葉類の搬送に支障をきたさない位置に、紙葉類の
搬送方向に垂直な幅方向に延び、かつ基準位置を横切る
ようなラインセンサと、紙葉類がラインセンサを横切る
際に紙葉類の通過を検知する通過センサを設けた。さら
に、ラインセンサからの出力電圧と基準位置に相当する
電圧からスキュー角度を計算し、そのスキュー角度の変
化率によって折れ曲がり検知信号を発生させる信号発生
手段を設けた。
【0012】また、他の手段として、本発明では、紙葉
類の搬送に支障をきたさない位置に、紙葉類の搬送方向
に垂直な幅方向に延び、かつ基準位置を横切るようなラ
インセンサを設けた。また、紙葉類がラインセンサを横
切る際に紙葉類の通過を検知する通過センサを設けた。
さらに、ラインセンサからの出力電圧からスキュー角度
を計算し、そのスキュー角度の変化率によって折れ曲が
り検知信号を発生させる信号発生手段を設けた。
【0013】
【作用】上記構成によれば、整位機構は、紙葉類の側端
を基準位置に揃える働きを行う。ラインセンサは、紙葉
類による幅方向の遮光量や反射量を測定するものであ
り、これらの量に比例した電圧を出力する。したがっ
て、ラインセンサからの出力電圧で幅方向の位置を検出
することができる。また、紙葉類の側端の一方が搬送さ
れる基準位置を紙葉類のサイズに関係なく一定とするこ
とにより、基準位置に相当するラインセンサの出力電圧
を紙葉類のサイズに関係なく一定に設定することができ
る。そして信号発生手段によって、紙葉類が搬送されラ
インセンサを横切った際に出力された電圧と基準位置に
相当する電圧とを比較し、紙葉類に生じた折れ曲がりを
検知することができる。
【0014】上記他の手段において、ラインセンサは、
紙葉類による幅方向の遮光量や反射量を測定するもので
あり、これらの量に比例した電圧を出力する。したがっ
て、ラインセンサからの出力電圧で幅方向のある時間当
たりの位置の変化量を検出することができる。そして信
号発生手段によって、紙葉類が搬送されてラインセンサ
を横切った際に出力される電圧のある時間当たりの変化
量からスキュー角度を計算し、このスキュー角度の時間
変化の割合から紙葉類に生じた折れ曲がりを検知するこ
とができる。通過センサは、ラインセンサによる計測の
開始と終了のトリガ信号を発生する。
【0015】さらに他の手段として、整位機構は、紙葉
類の側端を基準位置に揃える働きを行う。ラインセンサ
は、紙葉類による幅方向の遮光量や反射量を測定するも
のであり、これらの量に比例した電圧を出力する。した
がって、ラインセンサからの出力電圧で幅方向のある時
間当たりの位置の変化量を検出することができる。ま
た、紙葉類の側端の一方が搬送される基準位置を紙葉類
のサイズに関係なく一定とすることにより、基準位置に
相当するラインセンサの出力電圧を紙葉類のサイズに関
係なく一定に設定することができる。そして信号発生手
段によって、紙葉類が搬送されてラインセンサを横切っ
た際に出力される電圧と基準位置に相当する電圧の差の
ある時間当たり変化量からスキュー角度を計算し、この
スキュー角度の時間変化の割合から紙葉類に生じた折れ
曲がりを検知することができる。通過センサは、ライン
センサによる計測の開始と終了のトリガ信号を発生す
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。図1は、本発明の紙葉の折れ曲がり検知装置1
を示した上面図である。この装置は、紙葉類の整位機構
2と、整位機構2より後工程の搬送路3の幅方向の基準
となる基準位置4に搬送面とは垂直な面に設けられた基
準ガイド5と、紙葉の搬送に支障をきたさない位置に、
紙葉の搬送方向に垂直な幅方向に延び、かつ基準位置を
横切るように設けられたラインセンサ6と、ラインセン
サ6からの出力電圧を基準位置に相当する電圧と比較
し、その比較結果によって折れ曲がり検知信号を発生さ
せる信号発生手段7と、紙葉9を搬送する搬送手段8な
どから構成されている。
【0017】紙葉類の整位機構2は、紙葉9の搬送され
る方向と同じ方向に移動する基準辺ベルト21と、この
基準辺ベルト21にある角度をなして配置され、紙葉を
挾んで搬送するための紙葉送りベルト22と、これらベ
ルトを駆動する図示されないモータ、ギヤ、プーリ等の
駆動装置から構成されている。そして、基準辺ベルト2
1に紙葉9を接触させることで紙葉に回転モ−メントを
与え、基準辺ベルト21と紙葉9の側端を一致させるこ
とで紙葉の姿勢を整える。
【0018】整位機構2より後工程の搬送路3には、整
位機構2の基準辺ベルト21の位置に相当する位置に幅
方向のガイド5が設けられている。整位機構2で姿勢が
修正された紙葉9はこのガイド5に沿って搬送される。
幅方向ガイド5の一部には、紙葉9の一部が基準位置4
の外側にはみ出すことのできる空間部、すなわち、基準
位置4に幅方向ガイド5が存在しない部分51が設けら
れており、この部分のガイドの形状は紙葉の搬送ジャム
を生じないように折り曲げられている。本発明では、ガ
イドは紙葉と接触しても、摩擦による影響が少ないよう
にステンレスのガイドを用いている。
【0019】幅方向ガイド5が基準位置4に存在しない
ように折り曲げられた部分51では、紙葉の搬送を妨げ
ないような位置に、紙葉の搬送方向に垂直な幅方向に延
び、かつ基準位置を横切るようなラインセンサ6が搬送
路8を挾むようにして設けられている。以下の説明では
この部分を検知部と称する。
【0020】ラインセンサ6は、ラインセンサ6からの
出力電圧を基準位置4に相当する電圧と比較し、その比
較結果によって折れ曲がり検知信号を発生させる信号発
生手段7に連結されている。
【0021】本実施例では、ラインセンサ6は、そのセ
ンサ部分が紙葉で遮光された面積に比例して電圧を発生
する透過型のセンサであるとして動作を説明する。もち
ろんラインセンサが他の反射型のようなものであっても
よい。また、1個のラインセンサを用いているが、複数
のラインセンサを、検知部の基準位置の内外にわたって
適当に配設するとにより、紙葉の搬送状態を検知するこ
ともできる。
【0022】図2は、整位機構2により姿勢が正しく修
正された折れ曲がりのない紙葉91が搬送される状態を
示したものである。この場合では、紙葉の一方の側端
は、幅方向ガイド5に沿うように搬送される。そのた
め、ラインセンサ6からの出力波形は、図3に示すよう
になる。このときの最大電圧V1はほぼ一定であり、こ
れが基準電圧となる。この基準電圧のデータは、あらか
じめ折れ曲がり検知信号発生手段7に与えられる。
【0023】図4は、整位機構2で姿勢が正しく修正で
きずスキューしたままで、かつ整位機構2における基準
辺ベルト21に紙葉9が接触した際に、先端部に折れ曲
がりが発生した紙葉92を示したものである。この場合
では、検知部に幅方向のガイドがないため、先端部の折
れ曲がり92aが紙葉の剛性によって戻ろうとする。し
たがって、折れ曲がりの部分だけラインセンサ6の遮光
量が正常の場合より多くなり、ラインセンサからの出力
波形は、図4に示すようになる。
【0024】このときの最大電圧はV2であり、これは
先に示した基準電圧V1より大きい。信号発生手段7
は、あらかじめ与えられている基準電圧V1と測定電圧
V2とを比較し、これが図5に示す出力波形のように、
基準電圧V1より大きい場合には折れ曲がりがあると判
断して折れ曲がり検知信号を発生する。
【0025】図6は、整位機構2で姿勢が正しく修正で
きずスキューしたままで、かつ整位機構2における基準
辺ベルト21に紙葉9が接触した際に、後端部に折れ曲
がりが発生した紙葉93を示したものである。この場合
も検知部に幅方向のガイドがないため、後端部の折れ曲
がり93aが紙葉の剛性によって戻ろうとする。したが
って、折れ曲がりの部分だけラインセンサの遮光量が正
常の場合より多くなり、ラインセンサ6からの出力波形
は、図7に示すようになる。
【0026】このときの最大電圧はV3であり、これも
先に示した基準電圧V1より大きい。信号発生手段7
は、あらかじめ与えられている基準電圧V1と測定電圧
V3とを比較し、これが図7の出力波形のように基準電
圧V1より大きい場合には、折れ曲がりがあると判断し
て折れ曲がり検知信号を発生する。
【0027】図8は、整位機構2でスキュー姿勢は正し
く修正できたが、整位機構における基準辺ベルト21に
紙葉9が接触した際に、側端部に折れ曲がりが発生した
紙葉94を示したものである。このような折れ曲がり9
4aは、例えば、ビニールのような剛性が低い封筒の内
部に剛性が高い書状が入った封書で発生する。この場合
も、検知部に幅方向のガイド5がないため、折れ曲がり
が先端部から紙葉の剛性によって戻ろうとする。
【0028】したがって、折れ曲がりの部分だけライン
センサの遮光量が正常の場合より多くなり、ラインセン
サ6からの出力波形は、図9に示すようになる。このと
きの最大電圧はV4であり、これも先に示した基準電圧
V1より大きい。信号発生手段7は、あらかじめ与えら
れている基準電圧V1と測定電圧V4とを比較し、これ
が図9の出力波形のように基準電圧V1より大きい場合
には、折れ曲がりがあると判断して折れ曲がり検知信号
を発生する。
【0029】横ずれを計算する際には、単純に基準電圧
V1と、上記の各々のラインセンサからの測定電圧との
差をとって求める。すなわち例えば図9に示すような場
合では以下の数式(2)で横ずれ量dが求められる。
【0030】
【数2】
【0031】ただしaz は、実際の横ずれ量へ換算する
係数である。この方法では、事前に紙葉の長さを検知し
て入力することなく、いろいろな種類の長さの紙葉にも
対応した横ずれ量を検知できる。なお、この方式では横
ずれ量を定義するための書状の位置は、紙葉の基準位置
に最も近い位置である。
【0032】これまでに述べてきた方法は、紙葉がフレ
ームやガイド手段に接触することで生じる折れ曲がりに
関するものであり、かつ検知部分で折れ曲がりが戻るも
のの検知についてのものである。しかし、紙葉の折れ曲
がりはフレームやガイドに接触して生じるものだけでな
く、初期の状態から折れ曲がっているものもある。ま
た、折れ曲がりが戻らない場合もある。これらの折れ曲
がりについては、上記の方法では検知できない。次に、
初期状態から紙葉に存在する折れ曲がりの検知方法につ
いて説明する。
【0033】図10は、初期状態から折れ曲がりが存在
する紙葉や、折れ曲がりが戻らない紙葉が検知部を通過
する際の状態を示したものである。ここでは、紙葉95
の先端部に折れ曲がり95aがある場合を例に説明す
る。図10に示すような紙葉の場合では、ラインセンサ
6からの出力波形は、図11に示すようになる。この出
力波形から、ある時間間隔Δtで紙葉のスキュー角度を
計算する。ただし、スキューの角度は数式(3)より計
算する。
【0034】
【数3】
【0035】ただし、Vt、Vt+Δtは、各々時刻
t、及びt+Δtにおける出力電圧であり、as は、実
際のスキュー角度φtへ換算するための係数である。
【0036】次に、数式(3)で求めた時刻tにおける
スキュー角度をと、時刻t+Δtにおけるスキュー角度
とを次の数式(4)で比較する。
【0037】
【数4】
【0038】ただし、bは比較比である。この比較比b
が、あらかじめ定められた値よりも大きくなると、信号
発生手段は、紙葉に折れ曲がりがあると判断して折れ曲
がり検知信号を発生する。bの値は理想的には1である
が、実際には1±cのある範囲で定められる。またcの
値は利用者が設定するが、その値はこの装置が用いられ
るシステムにより異なる。
【0039】また、スキュー角度を求める際のラインセ
ンサの出力電圧は、図11に示すような電圧の絶対値を
用いる方法であってもよいが。図12に示すような、装
置において基準位置に相当する基準電圧が定められてい
るならば、基準電圧からの差の電圧を用いて計算しても
よい。
【0040】図1の実施例では、折れ曲がり検知装置1
として、整位機構2を含めた構成を説明したが、整位機
構2がなくても、同様に折れ曲がり、スキュー、横ずれ
を検知することができる。
【0041】尚、図8までに示した実施例では、紙葉の
幅方向のガイドである基準ガイド5は、紙葉の搬送側が
円滑に曲げられた2つの部材を検知部で組み合わせてい
るが、本発明はこのような構成に限定されない。すなわ
ち、図10に示すように、1つの部材で、紙葉が円滑に
移動しやすいような凹部を形成してもよい。また、基準
ガイド5の材質は、金属に限らずプラスチック等の樹脂
製でもよい。
【0042】図13は、本発明の紙葉の折れ曲がり検知
装置を用いた書状の道順組立区分機の一実施例を示した
ものである。なお、この道順組立区分機は、書状に記さ
れたバーコードで区分や並べ替えが行われるものであ
る。もちろん他の手段で区分や並べ替えが行われるもの
であってもよい。
【0043】この道順組立区分機100は、書状を一通
ずつに分離するための分離部107、分離部107へ書
状を供給するためのホッパ112、書状を搬送するため
の搬送手段102、搬送手段を駆動する駆動源101、
書状のスキューやシフトを修正するための整位装置12
2、書状に記されたバーコードを読み取るための読取り
手段117、区分された書状を集積しておくための区分
棚114、およびスキューやシフトの修正ができなかっ
た書状や、バーコードの読取りができなかった書状を集
積しておくためのリジェクトボックス105、119、
搬送切り換え手段として、書状の搬送方向を切り換える
ためのゲート116、および図示されない制御手段から
構成されている。
【0044】区分棚114の下部には、底板110が設
けられており、この底板110は、紙面の垂直方向に動
くように取り付けられ、図示されない駆動源により駆動
される。区分棚114は、底板110やこれを駆動する
駆動源等と共に、サブフレーム109に取り付けられて
いる。このサブフレーム109は、ワイヤー115やプ
ーリ123等を介してメインのフレーム103に取り付
けられており、モータ118により上下方向に駆動され
るようになっている。また、ホッパ112の奥側のガイ
ド面111は区分棚が下降する際には、奥の方へ退避す
るように設けられている。
【0045】次に、この道順組立区分機100の動作に
ついて説明する。まず、区分される郵便物はホッパ11
2にセットされる。ホッパ112の空間は、フォーク1
08によりいくつかに分割された形となっており、これ
らフォークの間に郵便物は供給される。郵便物が供給さ
れると、フォーク108およびホッパ下部の郵便物を積
載したベルト113が同じ速度で駆動され、郵便物を分
離部へ搬送する。
【0046】分離部107へ送られた郵便物は、吸着ベ
ルト106に一通ずつ吸着分離されて送り出される。送
り出された郵便物は、搬送手段102により挾持されて
搬送される。分離の際に生じたスキューやシフトは、書
状に記されたバーコードの読取り率を向上させるために
整位装置122で修正される。この整位装置122の詳
細は後に示す。
【0047】この整位装置122の出口付近には、郵便
物のスキューやシフト、及び折れ曲がりの検知センサ1
21が設けられている。ただし、この折れ曲がり検知セ
ンサ121は横ずれやスキューも測定できるものであ
る。整位装置122で、スキューやシフトがあらかじめ
定められた許容範囲内に修正できなかった書状や折れ曲
がりの生じた書状は、この検知センサ121によって検
知され、この信号によってゲート120(搬送切り換え
手段)が駆動される。そして、スキューやシフトが修正
できなかった書状や折れ曲がりが生じた書状をリジェク
トボックス119へ収納する。
【0048】スキューやシフトが許容範囲内に修正さ
れ、かつ折れ曲がりのない書状は読取り部へ搬送され、
読取り手段117で書状に記されたバーコードが読み取
られる。この読み取られたデータにより、制御部は、そ
の書状をどの区分棚に収納するかを判断し、その部分の
ゲートを開くための駆動を行う。
【0049】道順組立を行う場合には、例えば一の位の
データで区分するといったような、あらかじめ定められ
た判断基準で区分作業を行う。もしバーコードが読み取
れなかった場合や、収納すべき区分棚が満杯の場合に
は、書状は、リジェクトボックス105ヘ搬送される。
単に区分するだけの場合には、収納すべき区分棚が満杯
の場合には、他に予備の区分棚が設けられているのであ
れば、その区分棚へ書状を搬送するように制御される。
【0050】道順組立の作業を行う場合には、ホッパ1
12に供給された書状が全て区分されて区分棚114に
収納されると、次に区分棚114に収納された書状をホ
ッパ112へ移す動作を行う。これは次のようにして行
われる。
【0051】まず、ホッパ112内のフォーク108
が、区分棚114の位置に対応して書状が受け渡される
位置に移動される。これらの位置はあらかじめ定められ
ており、例えばその位置に来ると信号を出すような検出
手段で制御される。
【0052】フォーク108が受渡しを行う際の所定の
位置に来ると、次に区分棚114はサブフレーム109
ごと下降する。それと同時にホッパ奥側のガイド面11
1は奥の方へ退避する。区分棚114は、図12に示す
ように、底板110がフォーク108のすぐ上に来るよ
うな位置まで下降される。区分棚114の上死点、下死
点の位置もあらかじめ定められており、それぞれ対応す
る位置には、これらの点を検出するセンサが設けられて
いる。
【0053】区分棚114が下死点までくると下降動作
は停止する。そして、次には区分棚114の下部の底板
110が、奥の方へ、ある所定の速度で退避される。区
分棚114に収納された書状は、底板110がなくなる
ために自由落下し、ホッパ112に区分された状態で再
びセットされる。書状がホッパ112にセットされると
区分棚114は上昇し、これと同時にホッパ奥側のガイ
ド面111も、もとの位置に戻る。さらに区分棚114
がもとの上死点の位置まで来て停止すると、区分棚下部
の底板110がもとの位置に戻る。そして、再び区分棚
114に書状を収納できるような状態となる。
【0054】道順組立を行う場合には、再びホッパにセ
ットされた書状を一通ずつに分離して、今度は例えば十
の位で区分するといったような、一回目と異なる判断基
準で書状を区分して収納する。このような動作を何回か
行うことにより書状をある定められた順序に並べ替える
ことができる。
【0055】なお、本発明の実施例では、書状のバーコ
ードを読み取るために、搬送路の上下に読取り手段11
7を設けた。もし、書状のバーコードを読取る前に、例
えば反転手段を設けてバーコードの記された面に書状を
揃えることができれば、この読取り手段117は一方の
みでよい。また、書状をどの区分棚114に収納するか
はその区分を行う度に設定され、固定されているもので
はない。
【0056】
【発明の効果】以上、本発明によれば搬送される紙葉の
スキューやシフトだけでなく折れ曲がりを検知できるた
め、郵便物や紙葉等を損なうことなく処理することが可
能となる。また、折れ曲がりによる障害を低減すること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類の折れ曲がり検知装置の一実施
例を示した上面図。
【図2】紙葉類の搬送中の正常な姿勢を示した上面図。
【図3】紙葉類の姿勢が正常な場合の出力波形の一例を
示した図。
【図4】折れ曲がりが生じた紙葉の搬送姿勢の一例を示
した上面図。
【図5】折れ曲がりが生じた紙葉の場合の出力波形の一
例を示した図。
【図6】折れ曲がりが生じた紙葉の搬送姿勢の一例を示
した上面図。
【図7】折れ曲がりが生じた紙葉の場合の出力波形の一
例を示した図。
【図8】折れ曲がりが生じた紙葉の搬送姿勢の一例を示
した上面図。
【図9】折れ曲がりが生じた紙葉の場合の出力波形の一
例を示した図。
【図10】初期状態から折れ曲がりが存在する紙葉ある
いは戻らない紙葉の搬送姿勢の一例を示した上面図。
【図11】初期状態から折れ曲がりが存在する紙葉ある
いは戻らない紙葉の場合の出力波形の一例を示した図。
【図12】折れ曲がりが生じた紙葉の場合の出力波形の
一例を示した図。
【図13】本発明の紙葉類の折れ曲がり検知装置を用い
た道順組立区分機の一実施例を示す側面図。
【図14】本発明の紙葉類の折れ曲がり検知装置を用い
た道順組立区分機の一実施例の他の状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 折れ曲がり検知装置 2 整位機構 3 搬送路 4 基準位置 5 基準ガイド(幅方向ガイド) 6 ラインセンサ 7 信号発生手段 8 紙葉搬送手段 9 紙葉 21 基準辺ベルト 22 紙葉送りベルト 51 幅方向ガイド5が存在しない部分 91 紙葉 92 先端部に折れ曲がりが発生した紙葉 92a 先端部の折れ曲がり 93 後端部に折れ曲がりが発生した紙葉 93a 後端部の折れ曲がり 94 折れ曲がりが発生した紙葉 94a 折れ曲がり 95 紙葉 95a 先端部に折れ曲がり 100 道順組立区分機 101 駆動源 102 搬送手段 103 メインのフレーム 104 駆動源 105 リジェクトボックス 106 吸着ベルト 107 分離部 108 フォーク 109 サブフレーム 110 底板 111 ガイド面 112 ホッパ 113 ベルト 114 区分棚 115 ワイヤー 116 ゲート 117 読取り手段 118 モータ 119 リジェクトボックス 120 ゲート 121 検知センサ 122 整位装置 123 プーリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の側端の一方を基準位置に規定す
    る幅方向ガイドが設けられ、前記幅方向ガイドの内側に
    沿わせて前記紙葉類を搬送する搬送路に、前記紙葉類の
    一部が前記基準位置の外側にはみ出すことのできる空間
    部が設けられ、前記空間部の前記基準位置の内外に設け
    たラインセンサにより前記空間部における紙葉類の搬送
    状態を検知することを特徴とする紙葉類の折れ曲がり検
    知装置。
  2. 【請求項2】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設けたことを特徴とす
    る紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  3. 【請求項3】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設け、前記信号発生手
    段は、前記ラインセンサからの出力電圧を、前記基準位
    置に相当する電圧と比較し、その比較結果によって前記
    紙葉類の折れ曲がりを検知し、折れ曲がりがある場合に
    は折れ曲がり検知信号を発生させる信号発生手段である
    ことを特徴とする紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  4. 【請求項4】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記基準位置に前記紙葉類の側端を揃える
    整位機構と、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設けたことを特徴とす
    る紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  5. 【請求項5】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記基準位置に前記紙葉類の側端を揃える
    整位機構と、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設け、前記信号発生手
    段は、前記ラインセンサからの出力電圧を前記基準位置
    に相当する電圧と比較し、その比較結果によって前記紙
    葉類の折れ曲がりを検知し、折れ曲がりがある場合には
    折れ曲がり検知信号を発生させる信号発生手段であるこ
    とを特徴とする紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  6. 【請求項6】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設け、前記信号発生手
    段は、前記ラインセンサからの出力電圧に基づいてスキ
    ュー角度を計算し、前記スキュー角度の変化率によって
    折れ曲がり検知信号を発生させる信号発生手段であるこ
    とを特徴とする紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  7. 【請求項7】 搬送される紙葉類の折れ曲がりを検知す
    る装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される
    位置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準
    位置と定め、前記基準位置に前記紙葉類の側端を揃える
    整位機構と、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類の折れ曲がり
    を検知し、折れ曲がりがある場合には折れ曲がり検知信
    号を発生させる信号発生手段とを設け、前記信号発生手
    段は、前記ラインセンサからの出力電圧に基づいてスキ
    ュー角度を計算し、前記スキュー角度の変化率によって
    折れ曲がり検知信号を発生させる信号発生手段であるこ
    とを特徴とする紙葉類の折れ曲がり検知装置。
  8. 【請求項8】 搬送される紙葉類の横ずれを検知する装
    置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される位置
    を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準位置
    と定め、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置に、
    前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前記基
    準位置を横切るようなラインセンサと、前記ラインセン
    サからの出力電圧によって前記紙葉類の横ずれを検知す
    る横ずれ検知手段とを設け、前記横ずれ検知手段は、前
    記ラインセンサからの出力電圧を前記基準位置に相当す
    る電圧と比較し、その比較結果に基づいて前記紙葉類の
    横ずれを検知する手段であることを特徴とする紙葉類の
    横ずれ検知装置。
  9. 【請求項9】 搬送される紙葉類のスキューを検知する
    装置であって、前記紙葉類の側端の一方が搬送される位
    置を、前記紙葉類のサイズに関係なく一定として基準位
    置と定め、前記紙葉類の搬送に支障をきたさない位置
    に、前記紙葉類の搬送方向に垂直な幅方向に延びかつ前
    記基準位置を横切るようなラインセンサと、前記ライン
    センサからの出力電圧によって前記紙葉類のスキューを
    検知するスキュー検知手段を有し、前記スキュー検知手
    段は、前記ラインセンサからの出力電圧に基づいてスキ
    ュー角度を計算する手段であることを特徴とする紙葉類
    のスキュー検知装置。
  10. 【請求項10】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分する装置であって、前記書状を供給する
    供給手段、前記供給された書状を一通ずつに分離する分
    離手段、前記分離された書状を搬送する搬送手段、前記
    書状のスキューやシフトを修正する整位手段、前記搬送
    される書状の折れ曲がりを検知する手段、前記書状に記
    された所定の情報を読み取る読取り手段、前記読み取ら
    れた情報により区分された書状を収納する複数の収納手
    段、前記書状を指定の収納手段へ搬送する搬送切り換え
    手段、および装置全体の制御を行う制御手段を有し、前
    記書状の折れ曲がりを検知する手段は、請求項1ないし
    7のうちいずれかに記載の紙葉類の折れ曲がり検知装置
    を用いたことを特徴とする書状の区分装置。
  11. 【請求項11】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分する装置であって、前記書状を供給する
    供給手段、前記供給された書状を一通ずつに分離する分
    離手段、前記分離された書状を搬送する搬送手段、前記
    書状のスキューやシフトを修正する整位手段、前記搬送
    される書状の横ずれを検知する手段、前記書状に記され
    た所定の情報を読み取る読取り手段、前記読み取られた
    情報により区分された書状を収納する複数の収納手段、
    前記書状を指定の収納手段へ搬送する搬送切り換え手
    段、および装置全体の制御を行う制御手段を有し、前記
    書状の横ずれを検知する手段は、請求項8に記載の紙葉
    類の横ずれ検知装置を用いたことを特徴とする書状の区
    分装置。
  12. 【請求項12】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分する装置であって、前記書状を供給する
    供給手段、前記供給された書状を一通ずつに分離する分
    離手段、前記分離された書状を搬送する搬送手段、前記
    書状のスキューやシフトを修正する整位手段、前記搬送
    される書状のスキューを検知する手段、前記書状に記さ
    れた所定の情報を読み取る読取り手段、前記読み取られ
    た情報により区分された書状を収納する収納手段、前記
    書状を指定の収納手段へ搬送する搬送切り換え手段、お
    よび装置全体の制御を行う制御手段を有し、前記書状の
    スキューを検知する手段は、請求項9に記載の紙葉類の
    スキュー検知装置を用いたことを特徴とする書状の区分
    装置。
  13. 【請求項13】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分してかつ並べ替える装置であって、前記
    書状を供給する供給手段、前記供給された書状を一通ず
    つに分離する分離手段、前記分離された書状を搬送する
    搬送手段、前記書状のスキューやシフトを修正する整位
    手段、前記搬送される書状の折れ曲がりを検知する手
    段、前記書状に記された所定の情報を読み取る読取り手
    段、前記読み取られた情報により区分された書状を収納
    する収納手段、前記書状を指定の収納手段へ搬送する搬
    送切り換え手段、および装置全体の制御を行う制御手段
    を有し、前記搬送される書状の折れ曲がりを検知する手
    段は、請求項1ないし7のうちいずれかに記載の紙葉類
    の折れ曲がり検知装置を用いたことを特徴とする書状の
    区分、並べ替え装置。
  14. 【請求項14】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分してかつ並べ替える装置であって、前記
    書状を供給する供給手段、前記供給された書状を一通ず
    つに分離する分離手段、前記分離された書状を搬送する
    搬送手段、前記書状のスキューやシフトを修正する整位
    手段、前記搬送される書状の横ずれを検知する手段、前
    記書状に記された所定の情報を読み取る読取り手段、前
    記読み取られた情報により区分された書状を収納する収
    納手段、前記書状を指定の収納手段へ搬送する搬送切り
    換え手段、および装置全体の制御を行う制御手段を有
    し、前記搬送される書状の横ずれを検知する手段は、請
    求項8に記載の紙葉類の横ずれ検知装置を用いたことを
    特徴とする書状の区分、並べ替え装置。
  15. 【請求項15】 はがき、封書等の書状を所定の判断基
    準によって区分してかつ並べ替える装置であって、前記
    書状を供給する供給手段、前記供給された書状を一通ず
    つに分離する分離手段、前記分離された書状を搬送する
    搬送手段、前記書状のスキューやシフトを修正する整位
    手段、前記搬送される書状のスキューを検知する手段、
    前記書状に記された所定の情報を読み取る読取り手段、
    前記読み取られた情報により区分された書状を収納する
    収納手段、前記書状を指定の収納手段へ搬送する搬送切
    り換え手段、および装置全体の制御を行う制御手段を有
    し、前記搬送される書状のスキューを検知する手段は、
    請求項9に記載の紙葉類のスキュー検知装置を用いたこ
    とを特徴とする書状の区分、並べ替え装置。
JP25230594A 1994-10-18 1994-10-18 紙葉類の折れ曲がり検知装置 Pending JPH08113391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6788322B2 (en) 2001-12-18 2004-09-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that accurately detects sheet in the feeding direction, and method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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