JPH09168761A - 塗布方法および塗布装置 - Google Patents

塗布方法および塗布装置

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JPH09168761A
JPH09168761A JP8182133A JP18213396A JPH09168761A JP H09168761 A JPH09168761 A JP H09168761A JP 8182133 A JP8182133 A JP 8182133A JP 18213396 A JP18213396 A JP 18213396A JP H09168761 A JPH09168761 A JP H09168761A
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和彦 能條
Toshiharu Kubota
寿治 久保田
Kazuo Ozaki
和夫 尾崎
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
    • B05C1/04Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
    • B05C1/08Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line
    • B05C1/0826Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line the work being a web or sheets

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バー又はローラを液圧により支持部材から一
定のクリアランスを保つよう幅方向均一に浮上し、バー
またはローラ及びその支持部材が摩耗したり凝集物の発
生による塗布面状の乱れがない安定塗布の装置を実現す
る。更にバーまたはローラ回転速度を高速にした場合、
低粘度領域で液粘度を上げた場合、液供給量を低下した
場合などの条件においても、ビードを幅方向にわたって
均一にして安定塗布を実現する。 【解決手段】 支持部材11は液供給管12に続いて液
が充満する空洞13、及び空洞13と液だまり15とを
連結するスリット14を具備し、液だまり15の液圧に
よって前記バー又はローラ2を支持し、バー又はローラ
2によってビード16に塗布液を供給する。及び該バー
またはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だ
まり部分の上部に更に拡張した第2の液だめ部を設け、
更に液供給口を設け、ビード16の安定化を計る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続走行している帯
状支持体(以下、「ウエブ」という)に塗布液を塗布す
る方法及び装置に関するものであり、更に詳しく改良さ
れたバー及ローラ塗布方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来バー塗布方法については、支持部材
に支持され、かつウエブに接触しつつ該ウエブと同方向
に毎分4メートル以上の線速度で回転するバーの前記ウ
エブとの接触部の直前において、液だまりが形成される
ように塗布液を供給し、該バーにより前記ウエブに塗布
液を塗布することを特徴とする塗布方法として、特公昭
58−4589号公報が開示されており、図8にはその
実施態様を示すバー塗布装置が示されている。図8にお
いて、バー支持部材4に支持され、かつウエブ1に接触
しつつ該ウエブにおいて液だまり及びビード6が形成さ
れるように塗布液3を供給し、該コーティングロッド
(バー)2より前記ウエブ1に塗布液3を塗布すること
を特徴とするものである。この改善策として、被塗布体
を塗布流体で浮上させて塗布する装置として、塗布すべ
き流体を噴出するための噴出口を有し、且つ該噴出口に
塗布ローラを設けた塗布装置本体をストリップに近接支
持せしめ、上記噴出口から噴出される流体により上記塗
布ローラを介しストリップを浮上支持しつつ流体塗布を
行い得るように構成したことを特徴とする被塗布体を塗
布流体上に浮上させて塗布する装置として、特公昭57
−55468号公報に示すものが開示されている。これ
は図7に示すように塗布すべき流体を噴出するための噴
出口7を有し、且つ該噴出口7に塗布ローラ8を設けた
塗布装置本体9をストリップ10に近接せしめ、上記噴
出口7から噴出される流体により上記塗布ローラ8を介
しストリップ10を浮上支持しつつ、流体塗布を行い得
るように構成したことを特徴とする被塗布体を塗布流体
上に浮上させて塗布する装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらバー塗布
方法またはローラ塗布方法は過剰液をウエブに転移させ
た後、静止もしくはウエブと順方向又は逆方向に任意の
周速で回転しているバーにより過剰液を掻き落として、
所望の塗布量とするものである。図8の塗布方法におい
て、バーまたはローラ2がバー支持部材4と接触して、
バーまたはローラ2、バー支持部材4に部分的な傷をつ
けることがあり、この傷が均一な塗布面状を乱すことが
ある。また、分散液に対しては、バーまたはローラと支
持部材間の剪断力により凝集物を発生して、均一な塗布
面状を乱すことがある。 なお、この改善策としてバー
またはローラをバー支持部材から浮上させることが考え
られるが、特公昭57−55468号公報記載の図7に
おいては、塗布ローラ8を浮上させてストリップ10に
圧延油や防錆油などの高粘度の液を塗布する方法が出さ
れている。しかしこの方法を一般の塗布方法に通用した
場合、液が低粘度のため幅方向にわたり液供給量に分布
ができ、塗布ローラ8が均一に浮上しない。その結果、
厳密な精度が要求される紙、プラスチックシート等のウ
エブへの比較的低粘度の液を低塗布量で塗布するケース
に適用すると、塗布ローラが部分的に塗布装置本体9と
接触して、塗布ローラ8・塗布装置本体9の摩耗、凝集
物の発生による塗布面状の乱れが発生する問題がある。
【0004】本発明の目的は従来の問題点を解消し、バ
ーまたはローラを液圧により支持部材から一定のクリア
ランスを保つよう幅方向均一に浮上させ、バー又はロー
ラ回転速度を高速にした場合、低粘度領域で液粘度を上
げた場合、液供給量を低下した条件下においても、バー
又はローラと支持部材間の液量が幅方向にわたって均一
になるようにして、バーまたはローラとウエブの間に形
成されるビードを幅方向にわたって均一にして、バーま
たはローラ及びその支持部材が摩耗したり凝集物の発生
による塗布面状の乱れがない安定した塗布方法及び装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウ
エブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液
だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバ
ー又はローラ塗布方法において、前記支持部材が液供給
管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空洞はスリッ
トを介して該液だまりに通じ、該液だまりの液圧によっ
て前記バー又はローラを支持し、該バー又はローラによ
って前記ビードに塗布液を供給することを特徴とするロ
ーラ塗布方法。 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウ
エブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液
だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバ
ー又はローラ塗布方法において、前記支持部材が液供給
管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空洞はスリッ
トを介して該液だまりに通じ、該液だまりの液圧によっ
て前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラ
によって前記ビードに塗布液を供給し、かつ前記支持部
材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまた
はローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり
部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたこ
とを特徴とする塗布方法。 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウ
エブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液
だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバ
ー又はローラ塗布装置において、前記支持部材が液供給
管に続いて液が充満する空洞、及び該空洞と該液だまり
とを連結するスリットを具備し、該液だまりの液圧によ
って前記バー又はローラを支持し、該バー又はローラに
よって前記ビードに塗布液を供給することを特徴とする
塗布装置。 直接又は液体を介して支持部材に支持され、かつウ
エブに接触しつつ回転するバー又はローラによって、液
だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を塗布するバ
ー又はローラ塗布装置において、前記支持部材が液供給
管に続いて液が充満する空洞及び該空洞と該液だまりと
を連結するスリットを具備し、該液だまりの液圧によっ
て前記バーまたはローラを支持し、該バーまたはローラ
によってビードに塗布液を供給しかつ前記支持部材のウ
エブ走行方向の上流と下流の両側に、該バーまたはロー
ラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だまり部分の
上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設けたことを特
徴とする塗布装置。 前記バーまたはローラと支持部材がなすクリアラン
スの狭くなる部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ
部に塗布液を供給する供給口を堰壁に1箇所以上設けた
ことを特徴とするに記載の塗布装置。によって達成さ
れる。前記バーまたはローラの径は2〜200mmであ
ることをが好ましい。また、前記スリットは前記バーま
たはローラに対して対称な位置関係で2つ以上設けられ
ることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明請求項1,3の特徴は支持
部材が液供給管と空洞とスリットを通して液だまりに通
じる構成を有し、液圧によって前記ローラを支持し、ビ
ードに塗布液を供給することにある。即ち液供給管は塗
布液をタンクより支持部材に供給する管であり、元来は
1本であるが、複数本あってもかまわない。次に空洞は
所謂キャビティとも呼ばれているもので、供給管より塗
布液を供給され、塗布幅全体に及びその空間によって管
内の塗布液の動圧を静圧に変換し、空洞内を均一な圧に
する働きを有するものである。したがってその寸法は動
圧を静圧に変換するための広さが望ましい。具体的には
空洞の直径は供給管径をDとすると2D〜4Dが望まし
い。次にスリットであるが、塗布幅方向に均一に塗布液
を分布し、且つ塗布液圧によってローラを全幅にわたっ
て均一に支えるため、前記空洞内の静圧が更に動圧を含
めた全圧に変換されることになる。スリットの間隙とし
ては0.2mm〜0.7mmが好ましい。又液だまり
は、前記バー又はローラを支持するためにバー又はロー
ラと同心円になる形状が好ましく、スリットより出た塗
布液がバー又はローラをスリットの当る一線で支えるだ
けでなく、液だまりの液全体によっても均一に支えるこ
とが望ましい。支持部材の前記液供給管,液が充満する
空洞,スリットそして液だまりの構造が、バー又はロー
ラを全塗布幅にわたって均一に支えることになるのであ
る。この構造は比較的低い粘度の塗布液を取扱う時には
必要なことである。そして幅方向に均一に供給された塗
布液が液だまりに供給されることにより、更にローラの
回転とウエブの走行によって出来るビードが幅方向に均
一となり、良好な塗布品質を得ることが出来る。
【0007】前記バー又はローラの径は、バーの場合と
ローラの場合とで、その径の大小が異なるが、2〜20
0mmの範囲であり、好ましくは5〜20mmである。
又スリットの本数は1本に限られず、複数本であっても
構わないが、複数本の場合にはバー又はローラに対して
対称位置になるように設けられることが好ましい。
【0008】バーとは一定の径を有するワイヤーをロッ
ドの表面に密に巻きつけたもの、或いはロッド自身の表
面に一定の幅、深さを有する溝を一定ピッチで設けたも
のが用いられる。またバーは静止させて用いたり、或い
は間歇的に回転させたり、或いはウエブと逆方向にウエ
ブより遅い周速度で回転させたりするのが通常である。
また塗布量はワイヤーバーのワイヤー径、溝切りバーの
溝の深さ、ピッチ等を適宜選択することにより容易に正
確にコントロールすることが出来る。
【0009】本発明の請求項2,4,5の特徴はバーま
たはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だま
り部分の上部に更に拡張した第2の液だまりを設けて、
塗布液を巾方向にわたって均一に溜めることにあり、比
較的バーまたはローラ回転速度を高速にした場合,液粘
度を上げた場合,液供給量を低下した場合に請求項1,
3に更に用いられる。第2の液だめ部を設ける方法とし
ては、支持部材先端に第2の液だめ部を設けた形状にす
る方法と、支持部材先端外側に堰部材を設ける方法の2
つがある。支持部材先端に第2の液だめ部を設けた形状
にする方法では、第2の液だめ部に溜まった液の液面が
バーまたはローラに接触しても走行するウエブに直接接
触しない高さにする必要がある。ただし、塗布液種類に
よって塗布面状を乱すことがない場合は、ウエブの上流
側支持部材先端は、液面がウエブに接触してウエブと支
持部材先端間でビードを形成するような高さにしても良
い。また、第2液だめ部の断面積が0.01〜100c
2 、好ましくは0.1〜20cm2 になるような形状
が好ましい。支持部先端外側に堰を設ける方法では、堰
部材の高さは支持部材先端高さ以上であり、バーまたは
ローラに接触して走行するウエブに溜まった液面が接触
しない高さにする必要がある。ただし、塗布液種類によ
って塗布面状を乱すことがない場合は、ウエブの上流側
堰部材は、液面がウエブと堰部材間でビードを形成する
ような堰高さにしても良い。また、第2の液だめ部の断
面積が0.01〜100cm2 、好ましくは、0.1〜
20cm2 になるような形状が適当である。
【0010】また、第2の液だめ部に塗布液の供給口を
設けて液を供給する場合は、供給口は幅方向において両
側からまたは片側から、液供給口は幅方向に向けて液が
幅方向に流れるように設置する。また、幅方向の1箇所
以上で支持部材先端または堰に供給口を設けてバーに向
けて塗布液を供給してもよい。さらに、供給液量によっ
てはオーバーフローする液の流れ状況によりバーまたは
ローラとウエブ間に形成するビードを乱すことがあり、
供給液量をコントロールする必要がある。そこで、この
液供給系統をバーまたはローラ塗布装置に供給する配管
から分岐して利用する場合は、供給配管にボールバルブ
等を設置して、バルブの開度調整等で液量をコントロー
ルする。また、供給管を独立した液供給系統として、ポ
ンプのコントロールにより供給量をコントロールしても
よい。供給量は0.01〜1.0cc/s/cm、好ま
しくは0.01〜0.2cc/s/cmが適当である。
【0011】本発明の実施態様を図を用いて説明する。
図1は本発明の請求項1,3の1実施態様を説明する側
面図である。連続走行しているウエブ1に、バー支持部
材11に依って支持されたコーティングロッド(バー)
2が接触し、塗布をしている。支持部材11は塗布液供
給管12に連絡される供給口より塗布液3を供給され、
前記支持部材11が液供給管12に続いて液が充満する
円筒状空洞13を有し、該空洞13からスリット14を
通して液だまり15に通じ、該液だまり15内の液圧に
よって前記バー又はローラ2を支持し、該バー又はロー
ラ2によってビード16に塗布液3を供給することを特
徴とするバー又はローラ塗布装置である。図2は支持部
材の先端形状を示す部分拡大図である。(a)はバー外
径は同心円形,(b)はバー外径に接線状,(c)は上
流側が同心円形,下流側に接線状を用いたものである。
図3は本発明の請求項1,3の他の1実施態様であり、
支持部材11は塗布液供給管12に連絡される供給口に
より塗布液3を供給され、前記支持部材11が液供給管
12に続いて拡大変形された空洞17を有し、該液だま
り15内の液圧によって前記バー又はローラ2を支持
し、該バー又はローラ2によってビード16に塗布液3
を供給することを特徴とするバー又はローラ塗布装置で
ある。
【0012】図4は本発明の請求項2,4の1実施態様
を説明する側面図である。支持部材11は液供給管12
に続いて液が充満する空洞13を具備し、該空洞13は
スリット14を介して液だまり15に通じ、該液だまり
15の液圧によってバーまたはローラを支持し、該バー
またはローラによってビード16に塗布液を供給し、ウ
エブに接触しつつ回転する該バーまたはローラ2によっ
て該液だまり15および該ビード16を経て該ウエブに
塗布液を塗布している。その場合、ウエブ走行方向の上
流と下流の両側に、該バーまたはローラ2と支持部材1
1がなす間隙の狭くなる部分17の上部に更に拡張した
第2の液だめ部18を設けて、常に該バーまたはローラ
と支持部材11の間に塗布液が満たされることにより、
該バーまたはローラとウエブ間に形成されるビード16
を安定にすることを特徴とするバーまたはローラ塗布装
置である。図5は本発明請求項2,4の他の1実施態様
であり、支持部材11は液供給管12に続いて液が充満
する空洞13を具備し、該空洞13はスリット14を介
して液だまり15に通じ、該液だまりの液圧によってバ
ーまたはローラを支持し、該バー2またはローラによっ
てビード16に塗布液を供給し、ウエブに接触しつつ回
転する該バーまたはローラ2によって該液だまり15お
よび該ビード16を経て該ウエブに塗布液を塗布してい
る。ウエブ走行方向の上流と下流の両側の支持部材先端
外側に堰部材19を設けて、常に該バーまたはローラと
支持部材間に塗布液が満たされることにより、該バーま
たはローラとウエブ間に形成されるビード16を安定に
することを特徴とするバーまたはローラ塗布装置であ
る。図6は本発明の請求項5について他の1実施態様で
あり、支持部材11は液供給管12に続いて液が充満す
る空洞13を具備し、該バーまたはローラによってビー
ド16に塗布液を供給し、ウエブに接触しつつ回転する
該バーまたはローラ2によって該液だまり15および該
ビード16を経て該ウエブに塗布液を塗布している。ウ
エフ走行方向の上流と下流の両側の支持部材堰19によ
って更に拡張した第2の液だめ部18を設けて、さらに
拡張した第2の液だめ部18に塗布液を供給する液供給
口20を設けて、常に該バーまたはローラと支持部材間
に塗布液が満たされることにより、該バーまたはローラ
とウエブ間に形成されるビード16を安定することを特
徴とするバーまたはローラ塗布装置である。
【0013】更に本発明について説明を加えると、本発
明において、使用される塗布液はとくに限定されるもの
ではなく、高分子化合物の水または有機溶媒液,顔料水
分散液,コロイド溶液等が利用しうる。また塗布液の物
性もとくに限定されるものではないが、粘度は低い方が
適しており、100cp以下、特に50cp以下の塗布
液が適している。表面張力も特に限定されないが、50
dyne/cm以下で特に好ましい結果が得られる。
【0014】また本発明に使用さるウエブとしては、
紙、プラスチックフィルム、レジンコーティッド紙、合
成紙等が包含される。プラスチックフィルムの材質は、
たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン等のビニル重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン
等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリ
カーボネート、セルローストリアセテート、セルロース
ダイアセテート等のセルロースアセテート等が使用され
る。またレジンコーティッド紙に用いる樹脂としては、
ポリエチレンをはじめとするポリオレフィンが代表的で
あるが、必ずしもこれに限定されない。ウエブの厚みも
特に限定さないが、0.01mm〜1.0mm程度のも
のが取扱い、汎用性より見て有利である。
【0015】本発明において使用さるバーは、ワイヤー
バー、溝切りバーを包含する。本発明においてワイヤー
バーを使用する場合、適切なバーの径は5mm〜20m
m、より好ましくは6mm〜15mmである。これより
径を大とすると、塗膜に縦スジが発生しやすく好ましく
ない。またこれより径が小の場合には、製作上において
困難を生じてしまう。ワイヤーの径は0.07〜1.0
mm、好ましくは0.07〜0.4mmが適当である。
これより大きいときは塗布量が多くなり過ぎ、高速薄層
塗布に有効なバー塗布法の使用法として適切ではなく、
またこれより小さいときはワイヤーを巻いてワイヤーバ
ーを製作することが困難になると共に強度的にも問題が
出てくる。ワイヤーの材質としては金属が用いられる
が、耐蝕性、耐摩耗性、強度等の観点からステンレス鋼
が最も適している。このワイヤーには更に耐摩耗性を向
上させるため、表面にメッキを施すことも出来る。とく
にハードクロムメッキが適している。また本発明におい
て溝切りバーを使用する場合、溝のピッチは0.1〜
0.5mm、好ましくは0.2〜0.3mmが適当であ
り、断面形状としては正弦曲線に近似したものがとくに
適している。しかしながら、必ずしもかような断面形状
に限定されることなく、他の断面形状のものも使用する
ことが出来る。一般に溝切りバーとワイヤーバーとは一
定の対応関係があり、それぞれ断面における凸部の頂を
結んだ線より下方にある空間の単位長さ当りの面積が等
しい場合に、同一条件下における同一塗布量の塗布に適
しているとされている。したがってかような対応関係に
基き、ワイヤーバーにおける知見より適切な溝切りバー
を選択することが出来る。
【0016】バーの材質としては、耐蝕性、強度の面よ
り金属が好ましく、とくにステンレス鋼が適している。
また溝切りバーの材質としては、耐蝕性、強度、耐摩耗
性の面より金属とくにステンレス鋼が適している。バー
支持部材はバーが高速で回転するため、バー(ワイヤー
バーにあってはワイヤー)との間の摩擦抵抗が小さい材
質のものが選択されなければならない。本発明に好まし
く用いられるバー支持部材の材質としては、たとえば、
フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリスチレン樹脂等を挙げることが出来、これらのうち
でもテフロン(米国DuPont社商品名)の名で知ら
れるポリテトラフルオルエチレン、デルリン(米国Du
Pont社商品名)の名で知られるポリアセタール樹脂
が摩擦係数、強度の点でとくに好適である。更に、これ
らのプラスチック材料にグラスフアイバー、グラフアイ
ト、二硫化モリブデン等の充填剤を添加したものも用い
ることが出来る。更には、バー支持部材を金属材料で製
作した後、その表面に前述の如きプラスチック材料をコ
ーティングしたり、貼りつけたりして、バーととの間の
摩擦係数を小さくさせてもよい。或いは、各種金属材料
に前述の如きプラスチック材料を含浸させたもの、たと
えば、アルミニウムにポリテトラフルオルエチレンを含
浸させたものをバー支持部材に用いることも出来る。
【0017】本発明において、適当な液だまり及びビー
ドの大きさは各条件により適当な大きさを異にするが、
これは塗布液の粘度等の物性、バーの構造と回転速度、
ウエブの走行速度等により変化するので、液だまりの大
きさ自身を規定することはさしたる意義はなく、むしろ
コントロールしうるこれらのパラメーターをいかに選ぶ
かを検討するのが現実的である。これらの条件をいかに
選択すべきかは、複数のパラメータが複雑にからみ合っ
ているため、結局のところ実験により決定すべきである
が、一般的に述べると、バーの回転周速度Vbとウエブ
の走行速度Vwの比には制限があり、好ましい結果を与
えるVb/Vwの最小値は、塗布液の粘度が大なる程、
ワイヤーの径(溝切りバーではこれに対応する溝のピッ
チ又は深さ、幅)が小なる程、また塗布速度すなわちウ
エブの走行速度Vwが大なる程、小さくなることが認め
られている。しかしながら、Vbがあまり大きくなる
と、バーが摩耗しやすく、空気を巻き込みやすくなるの
で、Vbは出来るだけ小さいことが望ましい。また写真
感光材料の如くスリ傷がとくに問題となる分野での塗布
では、バーとウエブとの間に相対速度がない条件、すな
わちVb/Vwがほぼ1であるように条件を設定するこ
とが望ましい。
【0018】
【実施例】
(実施例−1)図1に示すように液溜まり15とバー2
の真下に位置するスリット14と空洞13とで構成する
形状とした支持部材11を用いて、バー径12mm、ウ
エブテンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜
45°の条件において、粘度1〜50cPの高分子水溶
液、固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.
0cc/s/cmの流量とした場合、いづれの支持部材
を用いてもバー2が幅方向均一に30μm以上浮上し
た。なお、バー2の回転周速度は0〜200m/min
としたが、いづれの速度においても浮上量は一定であ
り、浮上量の幅方向分布精度も2μm以内であった。こ
の条件で、以下の効果が確認できた。 通常では、10分以下でバーに傷が発生することがあ
るが、本発明では24時間以上連続運転してもバーの傷
が全くなかった。 通常では、10分以下で支持部材に傷が発生すること
があるが、本発明では24時間以上連続運転しても支持
部材の傷が全くなかった。 固体粒子分散液、エマルジョンにおいて、従来のコー
ターでは5分以内に凝集物が発生していたが、今回のコ
ーターでは24時間以上連続運転しても凝集物が全く発
生しなかった。以上のようなことにより、塗布面状の乱
れがない安定塗布が実現できた。
【0019】(実施例−2)図1に示すように液溜まり
15とロール2の真下に位置するスリット14と筒状の
空洞13とで構成する形状とした支持部材11を用い
て、ロール径200mm、ウエブテンション0〜2kg
/cm、ウエブラップ角0〜45°の条件において、粘
度1〜50cPの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマ
ルジョン液を供給して、2.5cc/s/cmの流量と
した場合、いずれの支持部材を用いてもロール2が幅方
向均一に20μm以上浮上した。なお、ロール2の回転
周速は0〜200m/minとしたが、いづれの速度に
おいて、浮上量は一定であり、浮上量の幅方向分布精度
も2μm以内であった。この条件で、実施例−1と同様
の効果が確認できた。
【0020】(実施例−3)図3に示すように液溜まり
15とバー2の斜下のバーに対して対称に位置する2か
所のスリット18と拡大変形した空洞17とで構成する
形状とした支持部材を用いて、バー径20mm、ウエブ
テンション0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜45
°の条件において、粘度1〜50cPの高分子水溶液、
固体粒子分散液、エマルジョン液を供給して、1.0c
c/s/cmの流量とした場合、バーが幅方向均一に3
0μm以上浮上した。なお、バーの回転周速は0〜20
0m/minとしたが、いづれの速度において、浮上量
は一定であり、浮上量の幅方向分布精度も2μm以内で
ある。この条件で実施例−1と同様の効果が確認でき
た。
【0021】(実施例−4)図4に示すように液溜まり
15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13と
で構成する形状とした支持部材先端に更に拡張した第2
の液だめ部18を設け、支持部材の先端はバー2のセン
ターYよりX(この例では約1mm)だけ高くし、更に
拡張した第2の液だめ部18の断面積は3cm2 とし
た。他の条件としてはバー径12mm、ウエプテンショ
ン0〜2kg/cm、ウエブラップ角0〜15°の条件
において、粘度1〜50cpの高分子水溶液、固体粒子
分散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/
cmの流量として、バー2の回転周速度を0〜350m
/minとした。更に拡張した第2の液だめ部18が堰
が無い条件では、バー2の回転周速度を250m/mi
n以上でウエブ下流側のバーと支持部材間でバーの回転
に伴って部分的にエアーが巻込まれて、バーとウエブ間
に形成されるビード16が乱れて均一であるべき塗布面
状にスジ状の乱れが生じた。しかし、更に拡張した第2
の液だめ部18を設置した本発明では、いづれの速度に
おいてもバーと支持部材間は幅方向にわたって液が満ち
て、エアーの巻込まれ等なく、バーとウエブ間に形成さ
れるビードは安定であり、良好な塗布面状が得られた。
【0022】(実施例−5)図5に示すように液溜まり
15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13と
で構成する形状とした支持部材11の先端外側に堰19
を設けて、堰高さはバー2のセンターYよりX(この例
では約1mm)だけ高くし、更に拡張した第2の液だめ
部18の断面積は5cm2 にした。他の条件としてはバ
ー径20mm、ウエブテンション0〜2kg/cm、ウ
エブラップ角0〜15°の条件において、粘度1〜50
cpの高分子水溶液、固体粒子分散液、エマルジョン液
を供給して、1.0cc/s/cmの流量として、バー
2の回転周速度を0〜350m/minとした。堰19
が無い条件では、バー2の回転周速度を250m/mi
n以上でウエブ下流側のバーと支持部材間でバーの回転
に伴って部分的にエアーが巻込まれて、バーとウエブ間
に形成されるビード16が乱れて均一であるべき塗布面
状にスジ状の乱れが生じた。しかし、堰19を設置した
本発明では、いづれの速度においてもバーと支持部材間
は幅方向にわたって液が満ちて、エアーの巻込まれ等な
く、バーとウエブ間に形成されるビード16は安定であ
り、良好な塗布面状が得られた。
【0023】(実施例−6)図6に示すように液溜まり
15とバーの真下に位置するスリット14と空洞13と
で構成する形状とした支持部材11の先端外部に堰19
を設けて、堰高さはバー2のセンターYよりX(この例
では約1mm)だけ高くし、液だめ部断面積は5cm2
にした。またウエブ走行方向の下流側の堰と支持部材の
間の幅方向両サイドに塗布液供給口20を設けて、それ
ぞれ0.1cc/s/cmの流量で塗布液を供給した。
他の条件としてはバー20mm、ウエブテンション0〜
2kg/cm、ウエブラップ角0〜15°の条件におい
て、粘度50〜100cpの高分子水溶液、固体粒子分
散液、エマルジョン液を供給して、1.0cc/s/c
mの流量として、バー2の回転周速度を0〜350m/
minとした。堰19が無く、堰と支持部材間の液供給
口20もない条件では、バー2の回転周速度を200m
/min以上でウエブ間に形成されるビード16が乱れ
て均一であるべき塗布面状にスジ状の乱れが生じた。し
かし、堰19を設置し液供給口20を設置した本発明で
は、いづれの速度においてもバーと支持部材間は幅方向
にわたって液が満ちて、エアーの巻込まれもなく、バー
とウエブ間に形成されるビードは安定であり、良好な塗
布面状が得られた。
【0024】
【発明の効果】請求項1及び3の本発明の方法および装
置により、バーまたはローラが支持部材から幅方向均一
に浮上してバーまたはローラとバー支持部材が全く接触
しないため、バーまたはローラとバー支持部材との摩擦
がなく、分散液に対して凝集物の発生がなくなり、その
結果、塗布面状に乱れのない安定塗布が行えた。又、請
求項2,4,5により従来安定塗布が行えなかった低粘
度の領域で比較的粘度の高い塗布液,低塗布液流量,高
バー回転周速度の条件でも、バーと支持部材間に液が満
たされ、ビードの乱れが発生しないため、塗布面状に乱
れのない安定塗布が行えた。つまり安定塗布が行える条
件範囲を広げることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗布装置の1例の側面図
【図2】本発明塗布装置の支持部材の先端形状を示す部
分拡大図
【図3】本発明塗布装置の他の1例の側面図
【図4】本発明塗布装置の1例の側面図
【図5】本発明塗布装置の他の1例の側面図
【図6】本発明塗布装置の更に他の1例の側面図
【図7】従来の被塗布体を塗布流体で浮上させて塗布す
る装置の概略図
【図8】従来のバー塗布装置の1例の側面図
【符号の説明】
1 ウエブ 2 バー又はローラ 3 塗布液 4 バー支持部材(従来の) 5 塗布液供給口 6 液だまり及びビード 7 噴出口 8 ローラ 9 塗布装置本体 10 ストリップ 11 支持部材(本発明の) 12 液供給管 13 空洞(円筒状) 14 スリット 15 液だまり 16 ビード 17 空洞(拡大形状の) 18 更に拡張した第2の液だめ部 19 堰部材 20 液供給口
フロントページの続き (72)発明者 久保田 寿治 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 尾崎 和夫 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接又は液体を介して支持部材に支持さ
    れ、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラに
    よって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を
    塗布するバー又はローラ塗布方法において、前記支持部
    材が液供給管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空
    洞はスリットを介して該液だまりに通じ、該液だまりの
    液圧によって前記バー又はローラを支持し、該バー又は
    ローラによって前記ビードに塗布液を供給することを特
    徴とするローラ塗布方法。
  2. 【請求項2】 直接又は液体を介して支持部材に支持さ
    れ、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラに
    よって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を
    塗布するバー又はローラ塗布方法において、前記支持部
    材が液供給管に続いて液が充満する空洞を具備し、該空
    洞はスリットを介して該液だまりに通じ、該液だまりの
    液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーま
    たはローラによって前記ビードに塗布液を供給し、かつ
    前記支持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、
    該バーまたはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前
    記液だまり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部
    を設けたことを特徴とする塗布方法。
  3. 【請求項3】 直接又は液体を介して支持部材に支持さ
    れ、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラに
    よって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を
    塗布するバー又はローラ塗布装置において、前記支持部
    材が液供給管に続いて液が充満する空洞、及び該空洞と
    該液だまりとを連結するスリットを具備し、該液だまり
    の液圧によって前記バー又はローラを支持し、該バー又
    はローラによって前記ビードに塗布液を供給することを
    特徴とする塗布装置。
  4. 【請求項4】 直接又は液体を介して支持部材に支持さ
    れ、かつウエブに接触しつつ回転するバー又はローラに
    よって、液だまり及びビードを経て該ウエブに塗布液を
    塗布するバー又はローラ塗布装置において、前記支持部
    材が液供給管に続いて液が充満する空洞及び該空洞と該
    液だまりとを連結するスリットを具備し、該液だまりの
    液圧によって前記バーまたはローラを支持し、該バーま
    たはローラによってビードに塗布液を供給しかつ前記支
    持部材のウエブ走行方向の上流と下流の両側に、該バー
    またはローラと支持部材がなす間隙の狭くなる前記液だ
    まり部分の上部に、更に拡張した第2の液だめ部を設け
    たことを特徴とする塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記バーまたはローラと支持部材がなす
    クリアランスの狭くなる部分の上部に、更に拡張した第
    2の液だめ部に塗布液を供給する供給口を堰壁に1箇所
    以上設けたことを特徴とする請求項4に記載の塗布装
    置。
  6. 【請求項6】 前記バーまたはローラの径が2〜200
    mmであることを特徴とする請求項3ないし5の内の1
    つに記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記スリットが前記バーまたはローラに
    対して対称な位置関係で2つ以上設けられていることを
    特徴とする請求項3ないし6の内の1つに記載の塗布装
    置。
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