JPH09168181A - 通信状態にある無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方法 - Google Patents

通信状態にある無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方法

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JPH09168181A
JPH09168181A JP7326977A JP32697795A JPH09168181A JP H09168181 A JPH09168181 A JP H09168181A JP 7326977 A JP7326977 A JP 7326977A JP 32697795 A JP32697795 A JP 32697795A JP H09168181 A JPH09168181 A JP H09168181A
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JP
Japan
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base station
control device
station control
switching
terminal
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Application number
JP7326977A
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English (en)
Inventor
Tomonobu Matsuda
友伸 松田
Yukito Maejima
幸仁 前島
Tsuneo Furuya
恒夫 古屋
Toshiaki Yamamoto
利昭 山本
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information Network Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線境界エリア上を移動するに際して、通信
状態を維持したまま、無線移動端末を切替元から切替先
の基地局制御装置に収容替えすること。 【解決手段】 無線境界エリア上を移動するに際し、無
線移動端末106から端末IDを伴う呼設定信号が無線基
地局105、基地局制御装置103を介し位置情報蓄積装置10
7にあった場合、装置107からは、端末IDおよび選択空
き着信番号を伴う切替指示が基地局制御装置102を介し
交換機101に対し行われ、交換機101では、選択空き着信
番号より呼転送先が装置103であると識別された上、装
置103への呼転送処理が行われることで、端末106の収容
替えが行われているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換機に無線交換
機能を具備せしめること不要として、通信状態にある無
線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境界エリア
上を移動するに際して、その通信状態が継続的に維持さ
れたまま、無線移動端末が切替元基地局制御装置から切
替先基地局制御装置に収容替えされるようにした、通信
状態にある無線移動端末の基地局制御装置への収容替え
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、無線移動端末通信システムに
おいては、特開昭63−226134号公報に示すよう
に、交換機には無線移動端末交換機能が具備せしめられ
た上、無線移動端末が基地局間に跨がる無線境界エリア
上を移動するに際して、交換機による切替え判断下に切
替指示が行われることによって、無線移動端末が切替元
基地局から切替先基地局に収容替えされるものとなって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報では、あくまでも、交換機には無線移動端末交換機能
が具備せしめられていることが前提とされているも、無
線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境界エリア
上を移動するに際して、無線移動端末の通信を継続する
ことについては何等配慮されておらず、移動中に通信が
一旦切断されてしまうという不具合があったものであ
る。一方、以上の事情とは別に、無線移動端末交換機能
が具備せしめられていない交換機、即ち、既存の交換機
に新たに無線移動端末交換機能を具備せしめることは、
交換機自体が経済的に構成される上で、得策とは云えな
いものとなっている。
【0004】よって、本発明の第1の目的は、交換機に
無線交換機能を具備せしめること不要として、通信状態
にある無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境
界エリア上を移動するに際して、共通設置の位置情報蓄
積装置による介在制御下に、その通信状態が継続的に維
持されたまま、無線移動端末が切替元基地局制御装置か
ら切替先基地局制御装置に収容替えされ得る、通信状態
にある無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御
方法を供するにある。本発明の第2の目的は、交換機に
無線交換機能を具備せしめること不要として、通信状態
にある無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境
界エリア上を移動するに際して、位置情報蓄積装置によ
る介在制御不要として、その通信状態が継続的に維持さ
れたまま、無線移動端末が切替元基地局制御装置から切
替先基地局制御装置に収容替えされ得る、通信状態にあ
る無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方法
を供するにある。本発明の第3の目的は、交換機に無線
交換機能を具備せしめること不要として、通信状態にあ
る無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境界エ
リア上を移動するに際して、収容替えに必要とされる着
信番号として、基地局制御装置局番号と無線電話機端末
番号とを用い、その通信状態が継続的に維持されたま
ま、無線移動端末が切替元基地局制御装置から切替先基
地局制御装置に収容替えされ得る、通信状態にある無線
移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方法を供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、通信
状態にある無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無
線境界エリア上を移動するに際して、該無線移動端末か
ら自動的に端末IDを伴う呼設定信号が最寄りの無線基
地局を介し切替先基地局制御装置にあった場合、該呼設
定信号は切替要求信号として通信回線を介し位置情報蓄
積装置に転送された上、該位置情報蓄積装置で上記切替
先基地局制御装置に予め割り振られている着信番号のう
ちから任意に選択された空き着信番号が、上記端末ID
についての新たな着信番号として更新設定された後、該
位置情報蓄積装置からは、上記端末IDおよび選択空き
着信番号を伴う切替指示が通信回線を介し、上記端末I
Dについての更新前着信番号から識別された切替元基地
局制御装置に対し行われ、該切替指示にもとづき該切替
元基地局制御装置から通信回線を介し、交換機に上記選
択空き着信番号を伴う呼転送指示があった場合、該交換
機では、該選択空き着信番号より呼転送先が上記切替先
基地局制御装置であると識別された上、該切替先基地局
制御装置への呼転送処理が行われることによって達成さ
れる。
【0006】また、第2の目的は、基地局制御装置各々
に常時同一内容の位置情報が更新可として蓄積されてい
ることを前提として、通信状態にある無線移動端末が基
地局制御装置間に跨がる無線境界エリア上を移動するに
際して、該無線移動端末から自動的に端末IDを伴う呼
設定信号が最寄りの無線基地局を介し切替先基地局制御
装置にあった場合、該呼設定信号にもとづき該切替先基
地局制御装置では、該切替先基地局制御装置に予め割り
振られている着信番号のうちから任意に選択された空き
着信番号が、上記端末IDについての新たな着信番号と
して更新設定された後、該切替先基地局制御装置から
は、上記端末IDおよび選択空き着信番号を伴う切替指
示が通信回線を介し、上記端末IDについての更新前着
信番号から識別された切替元基地局制御装置に対し行わ
れ、該切替指示にもとづき該切替元基地局制御装置から
通信回線を介し、交換機に上記選択空き着信番号を伴う
呼転送指示があった場合、該交換機では、該選択空き着
信番号より呼転送先が上記切替先基地局制御装置である
と識別された上、該切替先基地局制御装置への呼転送処
理が行われることによって達成される。
【0007】更に、第3の目的は、基地局制御装置各々
に常時同一内容の位置情報が更新可として蓄積され、か
つ交換機に基地局制御装置局番号でルーティングされる
基地局制御装置局番号情報が事前設定されている状態
で、現に通信状態にある無線移動端末が基地局制御装置
間に跨がる無線境界エリア上を移動するに際して、該無
線移動端末から自動的に端末IDおよび端末番号を伴う
呼設定信号が最寄りの無線基地局を介し切替先基地局制
御装置にあった場合、該呼設定信号にもとづき該切替先
基地局制御装置では、該切替先基地局制御装置に位置情
報として蓄積されている、該端末IDについての基地局
制御装置局番号から切替元基地局制御装置が識別された
上、該切替元基地局制御装置に対し上記端末ID、切替
先基地局制御装置局番号および上記端末番号を伴う切替
指示が通信回線を介し行われ、該切替指示にもとづき該
切替元基地局制御装置から通信回線を介し、交換機に上
記切替先基地局制御装置局番号および上記端末番号を伴
う呼転送指示があった場合、該交換機では、基地局制御
装置局番号情報が参照されることによって、該切替先基
地局制御装置局番号より呼転送先が上記切替先基地局制
御装置であると識別された上、該切替先基地局制御装置
への呼転送処理が行われることによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図15に
より説明する。 [実施の形態1]先ず請求項1に係る実施の形態につい
て説明すれば、図1は本発明に係る一例での交換システ
ム構成を示したものである。図示のように、交換機(既
存交換機)101には、有線電話機(一般加入者電話
機)108を始めとして、2以上の基地局制御装置10
2,103が直接収容されたものとなっている。それら
基地局制御装置102,103各々にはまた、1以上の
無線基地局104,105が収容されたものとなってい
る。基地局制御装置102,103各々はまた、共通設
置の位置情報デ−タベ−ス(位置情報蓄積装置)107
に接続された状態として、無線移動端末(以下、無線電
話機と称す)106特有の位置登録処理等がその位置情
報デ−タベ−ス107に対し行われるものとなってい
る。結局、以上の交換システム構成上で、例えば、無線
電話機106が交換機101、基地局制御装置102、
無線基地局104を介し有線電話機108との間で通話
が行われている状態で、その無線電話機106自体の移
動に伴い無線電話機106が基地局制御装置102,1
03間に跨がる無線境界エリア上を移動するに際して、
その無線電話機106から、自動的に端末IDを伴う呼
設定信号が最寄りの無線基地局105を介し基地局制御
装置103にあった場合には、これを契機として、その
通話状態が継続的に維持されたまま、無線電話機106
は(切替元)基地局制御装置102から(切替先)基地
局制御装置103に新たに収容替えされているものであ
る。なお、基地局制御装置102,103各々に対して
は、位置情報デ−タベ−ス107が1つのみ共通設置さ
れているが、2以上設けるようにしてもよい。
【0009】ここで、本発明の具体的な説明に先立っ
て、構成要素としての交換機101、基地局制御装置1
02,103、位置情報デ−タベ−ス107、無線基地
局104,105、無線電話機106各々の概要構成を
説明すれば以下のようである。即ち、交換機101は、
図2に示すように、有線電話機108や基地局制御装置
102,103からの回線が収容される回線インタフェ
−ス201−1〜201−3、交換を行うスイッチ20
2、交換機自体を一括制御する主制御部203、および
回線情報やプログラムが蓄積されている主記憶部204
を含むようにして構成されたものとなっている。また、
同一構成とされている基地局制御装置102,103各
々は、図3に示すように、交換機101からの回線が収
容される回線インタフェ−ス301、無線基地局10
4,105が収容される基地局インタフェ−ス302、
回線インタフェ−ス301、基地局インタフェ−ス30
2間を接続する接続部303、基地局制御装置自体を一
括制御する主制御部304、プログラムが蓄積されてい
る主記憶部305、および位置情報デ−タベ−ス107
と接続されるデ−タベ−スインタフェ−ス306を含む
ようにして構成されたものとなっている。更に、位置情
報デ−タベ−ス107は、図4に示すように、基地局制
御装置102,103と接続される回線インタフェ−ス
401、位置情報デ−タベ−ス自体を一括制御する主制
御部402、プログラムが蓄積されている主記憶部40
3、および管理情報部404を含むようにして構成され
ており、その管理情報部404はまた、無線電話機10
6各々についての位置情報を管理する位置管理情報テ−
ブル405や無線電話機106各々についての認証情報
を管理する認証情報テ−ブル406、および基地局制御
装置102,103毎に割り振られた着信番号を管理す
る着信番号管理情報テ−ブル407から構成されたもの
となっている。更にまた、同一構成とされている無線基
地局104,105各々は、図5に示すように、電波を
送受信するアンテナ501、電波の送受信制御を行う送
受信部502、信号を変調/復調する変復調部503、
通信デ−タの送受信、送信出力および受信感度制御を行
う通信制御部504、無線基地局自体の動作を一括制御
する主制御部505、およびプログラムが蓄積されてい
る主記憶部506、および基地局制御装置102,10
3と接続される回線インタフェ−ス507を含むように
して構成されたものとなっている。
【0010】無線電話機106はまた、図6に示すよう
に、電波を送受信するアンテナ601、電波の送受信制
御を行う送受信部602、信号を変調/復調する変復調
部603、通信デ−タの送受信、送信出力および受信感
度制御を行う通信制御部604、受信信号の品質を判定
する受信品質判定部605、無線電話機自体の動作を一
括制御する主制御部606、プログラムが蓄積されてい
る主記憶部607、音声が入力される音声入力部60
8、音声が出力される音声出力部609、および音声か
らデ−タに、デ−タから音声に変換する音声変換部61
0を含むようにして構成されたものとなっている。
【0011】さて、図7に既述の位置管理情報テ−ブル
405の内容を示す。図示のように、無線電話機106
各々を区別するための端末ID702と、その無線電話
機106が何れの無線基地局エリアにいるかを示す位置
情報703と、その無線電話機106に着信させるため
の着信番号704とが無線電話機106各々に対応して
設定されているが、これら情報が如何に利用/更新され
るかは後述するところである。図8にはまた、無線電話
機106が切替元基地局制御装置102配下の無線基地
局104のエリアから、切替先基地局制御装置103配
下の無線基地局105のエリアへ移動した場合に、その
無線電話機106のパス切替による収容替えが如何に行
われるかを示したものである。このパス切替による収容
替えを図9に示すメッセ−ジシ−ケンスを参照しつつ、
説明すれば以下のようである。
【0012】即ち、交換機101内のパスA801、基
地局制御装置102内のパスB802を介し無線電話機
106と有線電話機108との間で通話が行われている
状態で、無線電話機106が切替元基地局制御装置10
2配下の無線基地局104エリアから、切替先基地局制
御装置103配下の無線基地局105エリアへ移動した
場合を想定すれば、無線電話機106では、無線基地局
104エリアから無線基地局105エリアに移動したこ
とは、その内部の受信品質判定部605で切替元無線基
地局104、切替先無線基地局105各々からの電波の
受信品質が比較されることによって、容易に検出可とさ
れたものとなっている。その検出にもとづき切替先無線
基地局105からの電波の方が品質が良いことが通知さ
れた場合、主制御部606による制御下に、通信制御部
604から変復調部603、送受信部602を介し、ア
ンテナ601から切替先無線基地局105に対しては、
端末IDを伴う呼設定信号901が電波として送信され
るものとなっている。その呼設定信号901は切替先無
線基地局105で受信された上、回線インタフェ−ス5
07から切替先基地局制御装置103に呼設定信号90
2として転送されるが、切替先基地局制御装置103で
は、その呼設定信号902が基地局インタフェ−ス30
2で受信された上、主制御部304に通知されているも
のである。この通知にもとづき主制御部304では、基
地局インタフェ−ス302から切替先無線基地局105
には呼設定受付信号903が送信される一方では、デ−
タベ−スインタフェ−ス306から位置情報デ−タベ−
ス107には、呼設定信号902が切替要求信号905
として送信されるものとなっている。切替先無線基地局
105では、切替先基地局制御装置103からの呼設定
受付信号903は回線インタフェ−ス507で受信され
た上、主制御部505に通知されるが、この通知にもと
づき主制御部505による制御下に、通信制御部504
から変復調部503、送受信部502、アンテナ501
を介し、無線電話機106には呼設定受付信号904が
送信されているものである。一方、位置情報デ−タベ−
ス107では、切替先基地局制御装置103からの切替
要求信号905は回線インタフェ−ス401で受信され
た上、主制御部402に通知されるが、この通知にもと
づき主制御部402による制御下に、着信番号管理情報
テ−ブル407上の、基地局制御装置103に予め割り
振られている着信番号の中からは空き着信番号が選択さ
れた上、位置管理情報テーブル405上で該当端末ID
702についての新たな着信番号704として更新設定
されているものである。切替要求信号905には端末I
Dが伴われているが、この端末IDにより位置管理情報
テーブル405上で該当端末ID702が検索された
上、空き着信番号が該当端末ID702についての新た
な着信番号704として更新設定されているわけであ
る。その更新設定の際には、その該当端末ID702に
ついての位置情報703も併せて更新設定されているも
のである。
【0013】さて、該当端末ID702についての更新
前着信番号704からは、切替元基地局制御装置(本例
では、基地局制御装置102がこれに相当)が知れる
が、これにもとづき主制御部402から、回線インタフ
ェ−ス401を介し切替元基地局制御装置102には、
該当端末ID702および空き着信番号704を伴う切
替指示信号906が送信されるものとなっている。切替
元基地局制御装置102では、デ−タベ−スインタフェ
−ス306でその切替指示信号906が受信された上、
主制御部304に通知されるが、この通知にもとづき主
制御部304からは、無線電話機106の通話呼を位置
情報デ−タベ−ス107より指示された空き着信番号7
04に転送するよう、回線インタフェ−ス301から交
換機101に対しては、転送開始要求信号907が送信
されているものである。交換機101では、回線インタ
フェ−ス201−2でその転送開始要求信号907が受
信された上、主制御部203に通知されるが、主制御部
203では、転送先番号である空き着信番号704が分
析されることによって、呼転送先としての切替先基地局
制御装置103が識別され得るものである。この識別結
果にもとづき、主制御部203では、切替先基地局制御
装置103に対し回線インタフェ−ス201−3から着
信のための着呼信号908が送信される一方では、回線
インタフェ−ス201−2から切替元基地局制御装置1
02に対し転送開始要求受付信号909が送信されてい
るものである。切替先基地局制御装置103では、回線
インタフェ−ス301でその着呼信号908が受信され
た上、主制御部304に通知されるが、主制御部304
では、それに対する応答として回線インタフェ−ス30
1から交換機101に呼出信号910が送信された後、
主制御部304によるパスD設定処理920制御下に、
接続部303が制御されることによって、切替先無線基
地局105と交換機101との間のパスD804が設定
された上、基地局インタフェ−ス302から切替先無線
基地局105に接続信号913が送信される一方、回線
インタフェ−ス301から交換機101には接続信号9
12が送信されるものとなっている。切替先無線基地局
105では、回線インタフェ−ス507で接続信号91
3が受信された上、主制御部505に通知されるが、主
制御部505による制御下に、通信制御部504、変復
調部503、送受信部502、アンテナ501を介し、
無線電話機106には応答信号914が送信されている
ものである。一方、交換機101では、回線インタフェ
−ス201−3で呼出信号910が受信された上、主制
御部203に通知されるが、この通知にもとづき主制御
部203では、回線インタフェ−ス201−2から切替
元基地局制御装置102に呼出信号911が送信されて
いるものである。その後、交換機101では、回線イン
タフェ−ス201−3で接続信号912が受信された
上、主制御部203に通知されるが、主制御部203で
は、回線インタフェ−ス201−2から切替元基地局制
御装置102に接続信号915が送信された後、回線イ
ンタフェ−ス201−3から切替先基地局制御装置10
3には接続応答信号916が送信されるものとなってい
る。切替元基地局制御装置102では、回線インタフェ
−ス301で接続信号915が受信された上、主制御部
304に通知されるが、これに対する応答として、主制
御部304では、回線インタフェ−ス301から交換機
101に転送許可を示す転送信号917が送信されてい
るものである。交換機101では、回線インタフェ−ス
201−2でその転送信号917が受信された上、主制
御部203に通知されるが、この通知にもとづき主制御
部203によるパス切替処理921制御下に、スイッチ
202が制御されることで、通信パスはパスA801か
らパスC803に切替えされた上、パスA801は解放
されたものとなっている。これにより、無線電話機10
6と有線電話機108は交換機101内のパスC80
3、基地局制御装置103内のパスD804を介し通話
状態におかれるものである。その後は、交換機101と
切替元基地局制御装置102との間で切断解放処理91
8が行われ、パスB802が解放されるが、次いで、切
替元基地局制御装置102と切替元無線基地局104で
切断解放処理919が行われ、無線基地局104が解放
されているものである。
【0014】[実施の形態2]次に、請求項2に係る実
施の形態について説明すれば、図10は本発明に係る他
の例での交換システム構成を示したものである。図示の
ように、図1に示すものとの実質的な相違は、基地局制
御装置1002,1003各々に対しては、既述の位置
情報デ−タベ−ス107相当のものが共通に設けられて
いない代りに、その位置情報デ−タベ−ス107相当の
ものが基地局制御装置1002,1003各々の内部に
設けられていることである。基地局制御装置1002,
1003各々の何れかで、位置情報デ−タベ−ス107
相当のものの一部データが更新された場合には、基地局
制御装置1002,1003相互間通信により常時、デ
ータ内容の同一化が図られているものである。このデー
タ内容の同一化により共通設置の位置情報データベース
107と同一機能が達成されているものである。即ち、
図示のように、交換機(既存交換機)1001には、有
線電話機1008を始めとして、2以上の基地局制御装
置1002,1003が直接収容されたものとなってい
る。それら基地局制御装置1002,1003各々には
また、1以上の無線基地局1004,1005が収容さ
れたものとなっている。基地局制御装置102,103
各々の内部には位置情報デ−タベ−ス107相当のもの
が設けられた上、無線電話機1006特有の位置登録処
理等がその位置情報デ−タベ−ス107に対し行われる
ものとなっている。結局、以上の交換システム構成上
で、後述するように、例えば、無線電話機1006が交
換機1001、基地局制御装置1002、無線基地局1
004を介し有線電話機1008との間で通話が行われ
ている状態で、その無線電話機1006自体の移動に伴
い無線電話機1006が基地局制御装置1002,10
03間に跨がる無線境界エリア上を移動するに際して、
その無線電話機1006から、自動的に端末IDを伴う
呼設定信号が最寄りの無線基地局1005を介し基地局
制御装置1003にあった場合には、これを契機とし
て、その通話状態が継続的に維持されたまま、無線電話
機1006は(切替元)基地局制御装置1002から
(切替先)基地局制御装置1003に新たに収容替えさ
れているものである。
【0015】さて、同一構成とされている基地局制御装
置1002,1003各々の構成であるが、これは、図
11に示すように、交換機1001からの回線が収容さ
れる回線インタフェ−ス1101、基地局制御装置10
02,1003相互間を接続する通信回線1007が収
容される回線インタフェ−ス1102、無線基地局10
04,1005各々が収容される基地局インタフェ−ス
1104、回線インタフェ−ス1101,1102と基
地局インタフェ−ス1104とを接続する接続部110
3、基地局制御装置自体を一括制御する主制御部110
5、およびプログラムが蓄積される主記憶部1106が
構成要素として具備されたものとなっている。これら構
成要素以外には、位置情報デ−タベ−ス107相当のも
のとして管理情報部1107が設けられたものとなって
いる。管理情報部1107は、無線電話機1006各々
の位置情報を管理する位置管理情報テ−ブル405や、
無線電話機1006各々の認証情報を管理する認証情報
テ−ブル406、および基地局制御装置基地局制御装置
1002,1003毎に割り振られた着信番号を管理す
る着信番号管理情報テ−ブル407から構成されている
ものである。
【0016】ここで、無線電話機1006が切替元基地
局制御装置1002配下の無線基地局1004のエリア
から、切替先基地局制御装置1003配下の無線基地局
1005のエリアへ移動した場合に、その無線電話機1
006のパス切替による収容替えが如何に行われるか
を、図12に示すメッセ−ジシ−ケンスを参照しつつ、
説明すれば以下のようである。即ち、例えば有線電話機
1008と無線電話機1006とが通話状態にあるとし
て、無線電話機1006が切替元基地局制御装置100
2配下の無線基地局1004エリアから、切替先基地局
制御装置1003配下の無線基地局1005エリアに移
動した場合を想定すれば、既述の[実施の形態1]の場
合と同様、無線電話機1006から切替先無線基地局1
005を介し切替先基地局制御装置1003には通信回
線1007を介し、端末IDを伴う呼設定信号が送信さ
れるものとなっている。この呼設定信号にもとづき切替
先基地局制御装置1003では、切替先無線基地局10
05に呼設定受付信号を送信する一方では、着信番号管
理情報テ−ブル407上の、基地局制御装置1003に
予め割り振られている着信番号の中からは空き着信番号
が選択された上、位置管理情報テーブル405上で該当
端末についての新たな着信番号として更新設定されてい
るものである。その呼設定信号には端末IDが伴われて
いるが、この端末IDにより位置管理情報テーブル40
5上で該当端末ID702が検索された上、空き着信番
号が該当端末IDについての新たな着信番号704とし
て更新設定されているわけである。その更新設定の際に
は、その該当端末IDについての位置情報も併せて更新
設定されているものである。
【0017】さて、該当端末IDについての更新前着信
番号からは、切替元基地局制御装置(本例では、基地局
制御装置1002がこれに相当)が知れるが、これにも
とづき基地局制御装置1003から切替元基地局制御装
置1002には、該当端末IDおよび空き着信番号70
4を伴う切替指示信号が送信されるが、これ以降でのメ
ッセ−ジシ−ケンスは、図9に示すものと全く同様とな
っている。結局、[実施の形態2]では、[実施の形態
1]とは異なって、位置情報デ−タベ−ス107による
中継介在は不要とされているものである。
【0018】[実施の形態3]ところで、以上の[実施
の形態1],[実施の形態2]では、何れも基地局制御
装置各々に予め割り振られている着信番号の中から、未
使用空き着信番号が選択された上、位置管理情報テ−ブ
ル上に着信番号として更新設定されるようにして、無線
電話機の収容替えが行われているが、基地局制御装置局
番号と無線電話機端末番号とを着信番号として、無線電
話機の収容替えを行うことも可能となっている。基地局
制御装置局番号と無線電話機端末番号とを着信番号とし
て、無線電話機の収容替えを行う場合について説明すれ
ば、図13にその場合での交換システム構成を示す。こ
れからも判るように、交換システム構成としては、見掛
け上、基地局制御装置102,103各々の内部に位置
情報デ−タベ−ス107相当のものが設けられている点
で、恰も図10に示したものに同様であるが、共通設置
の位置情報デ−タベ−ス107を別個に設けることも可
能となっている。本[実施の形態3]では、収容替えに
必要とされる着信番号として、基地局制御装置局番号と
無線電話機端末番号とを用いることに、その意義が求め
られたものとなっている。但し、無線電話機106の収
容替えが行われる上で、交換機101には、図14に示
す基地局制御装置情報テーブルが予め蓄積されている必
要がある他、図15に示す転送制御情報テーブルが必要
となっている。図14に示すように、基地局制御装置1
02,103それぞれには、例えば局番号として“80
0”、“900”が予め割当てされていることが前提と
されているものである。
【0019】さて、ここで、説明の簡単化上、基地局制
御装置102,103各々の内部に位置情報デ−タベ−
ス107相当のものが設けられているものとして、基制
御装置局番号と無線電話機端末番号とを着信番号とする
収容替えについて説明すれば以下のようである。即ち、
無線電話機106の端末番号(端末番号:端末IDとは
非同一)が“1000”であるとして、例えば有線電話
機108から無線電話機106への呼出要求に際し、有
線電話機108から“800―1000”がダイヤルさ
れることによって、公知の技術により無線基地局104
エリア内に存在している無線電話機106は、その有線
電話機108との間で交換機101、無線基地局制御装
置102、無線基地局104を介し通話可能状態におか
れるものとなっている。この状態では、転送制御情報テ
ーブル上には、転送元番号として、“800―100
0”が一時的に登録されているものである。このように
して、通話が行われている状態で、やがて、無線電話機
106自体の移動に伴い、無線電話機106が無線基地
局104エリアから無線基地局105エリアに移動した
場合を想定すれば、無線電話機106から切替先無線基
地局105を介し切替先基地局制御装置103には、端
末IDおよび端末番号(=1000)を伴う呼設定信号
が自動的に送信されるものとなっている。この呼設定信
号にもとづき切替先基地局制御装置103では、装置内
部に位置情報として蓄積されている、その端末IDにつ
いての基地局制御装置局番号(=800)から切替元基
地局制御装置102が識別された上、切替元基地局制御
装置102に対し端末ID、切替先基地局制御装置局番
号(=900)および端末番号を伴う切替指示が通信回
線を介し行われているものである。この切替指示にもと
づき切替元基地局制御装置102から通信回線を介し、
交換機101には、その切替先基地局制御装置局番号お
よび端末番号を伴う呼転送指示が行われるが、交換機1
01では、基地局制御装置局番号情報が参照されること
によって、その切替先基地局制御装置局番号より呼転送
先が切替先基地局制御装置103であると識別された
上、転送制御情報テーブル上の転送元番号“800―1
000”に対しては、対としての転送先番号“900―
1000”が登録されているものである。その後、交換
機101により切替先基地局制御装置103への呼転送
処理が行われることによって、無線移動端末106の有
線電話機108との間の通話状態が継続的に維持されて
いるわけであるが、転送制御情報テーブル上では、転送
元番号“800―1000”は“900―1000”に
更新されることによって、無線電話機106の無線基地
局105エリアからの逸脱に備えられているものであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、交換機に無線交換機能を具備せしめること不要
として、通信状態にある無線移動端末が基地局制御装置
間に跨がる無線境界エリア上を移動するに際して、共通
設置の位置情報蓄積装置による介在制御下に、その通信
状態が継続的に維持されたまま、無線移動端末が切替元
基地局制御装置から切替先基地局制御装置に収容替えさ
れ得、また、請求項2による場合には、交換機に無線交
換機能を具備せしめること不要として、通信状態にある
無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境界エリ
ア上を移動するに際して、位置情報蓄積装置による介在
制御不要として、その通信状態が継続的に維持されたま
ま、無線移動端末が切替元基地局制御装置から切替先基
地局制御装置に収容替えされ得、更に、請求項3によれ
ば、交換機に無線交換機能を具備せしめること不要とし
て、通信状態にある無線移動端末が基地局制御装置間に
跨がる無線境界エリア上を移動するに際して、収容替え
に必要とされる着信番号として、基地局制御装置局番号
と無線電話機端末番号とを用い、その通信状態が継続的
に維持されたまま、無線移動端末が切替元基地局制御装
置から切替先基地局制御装置に収容替えされ得るものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一例での交換システム構
成を示す図
【図2】図2は、その交換システム上での交換機の概要
構成を示す図
【図3】図3は、同じくその交換システム上での基地局
制御装置の概要構成を示す図
【図4】図4は、同じくその交換システム上での位置情
報デ−タベ−スの概要構成を示す図
【図5】図5は、同じくその交換システム上での無線基
地局の概要構成を示す図
【図6】図6は、同じくその交換システム上での無線電
話機の概要構成を示す図
【図7】図7は、本発明に係る位置管理情報テ−ブルの
内容を示す図
【図8】図8は、無線電話機の移動に伴い、その無線電
話機のパス切替による収容替えが如何に行われるかを説
明するための図
【図9】図9は、位置情報デ−タベ−スによる介在制御
下に、無線移動端末の収容替えが行われる場合でのメッ
セ−ジシ−ケンスを示す図
【図10】図10は、本発明に係る他の例での交換シス
テム構成を示す図
【図11】図11は、その交換システム上での基地局制
御装置の概要構成を示す図
【図12】図12は、位置情報デ−タベ−スによる介在
制御不要として、無線移動端末の収容替えが行われる場
合でのメッセ−ジシ−ケンスを示す図
【図13】図13は、本発明に係る更に異なる他の例で
の交換システム構成を示す図
【図14】図14は、その交換システム上での交換機に
予め蓄積される基地局制御装置情報テーブルの一例での
テーブル内容を示す図
【図15】図15は、同じくその交換システム上の交換
機で管理されている、転送元番号と転送先番号との対応
関係を示す転送制御情報テーブル内容を示す図
【符号の説明】
101,1001…交換機、102,1002,10
3,1003…基地局制御装置、104,1004,1
05,1005…無線基地局、106,1006…無線
電話機、107…位置情報デ−タベ−ス、108,10
08…有線電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 恒夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 株 式会社日立情報ネットワーク内 (72)発明者 山本 利昭 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の基地局制御装置各々に1以上の
    無線基地局が収容された上、該基地局制御装置各々は通
    信回線を介し、無線交換機能が具備されていない同一交
    換機に並列的に収容される一方では、共通に設置されて
    いる位置情報蓄積装置に通信回線を介し双方向通信可と
    して接続されてなる交換システムにおける、通信状態に
    ある無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方
    法であって、現に通信状態にある無線移動端末が基地局
    制御装置間に跨がる無線境界エリア上を移動するに際し
    て、該無線移動端末から自動的に端末IDを伴う呼設定
    信号が最寄りの無線基地局を介し切替先基地局制御装置
    にあった場合、該呼設定信号は切替要求信号として通信
    回線を介し位置情報蓄積装置に転送された上、該位置情
    報蓄積装置で上記切替先基地局制御装置に予め割り振ら
    れている着信番号のうちから任意に選択された空き着信
    番号が、上記端末IDについての新たな着信番号として
    更新設定された後、該位置情報蓄積装置からは、上記端
    末IDおよび選択空き着信番号を伴う切替指示が通信回
    線を介し、上記端末IDについての更新前着信番号から
    識別された切替元基地局制御装置に対し行われ、該切替
    指示にもとづき該切替元基地局制御装置から通信回線を
    介し、交換機に上記選択空き着信番号を伴う呼転送指示
    があった場合、該交換機では、該選択空き着信番号より
    呼転送先が上記切替先基地局制御装置であると識別され
    た上、該切替先基地局制御装置への呼転送処理が行われ
    ることによって、無線移動端末の通信状態が継続的に維
    持されるようにした、通信状態にある無線移動端末の基
    地局制御装置への収容替え制御方法。
  2. 【請求項2】 2以上の基地局制御装置各々に1以上の
    無線基地局が収容された上、該基地局制御装置各々は通
    信回線を介し、無線交換機能が具備されていない同一交
    換機に並列的に収容される一方では、該基地局制御装置
    相互間が通信回線を介し双方向通信可として接続されて
    なる交換システムにおける、通信状態にある無線移動端
    末の基地局制御装置への収容替え制御方法であって、基
    地局制御装置各々に常時同一内容の位置情報が更新可と
    して蓄積されていることを前提として、現に通信状態に
    ある無線移動端末が基地局制御装置間に跨がる無線境界
    エリア上を移動するに際して、該無線移動端末から自動
    的に端末IDを伴う呼設定信号が最寄りの無線基地局を
    介し切替先基地局制御装置にあった場合、該呼設定信号
    にもとづき該切替先基地局制御装置では、該切替先基地
    局制御装置に予め割り振られている着信番号のうちから
    任意に選択された空き着信番号が、上記端末IDについ
    ての新たな着信番号として更新設定された後、該切替先
    基地局制御装置からは、上記端末IDおよび選択空き着
    信番号を伴う切替指示が通信回線を介し、上記端末ID
    についての更新前着信番号から識別された切替元基地局
    制御装置に対し行われ、該切替指示にもとづき該切替元
    基地局制御装置から通信回線を介し、交換機に上記選択
    空き着信番号を伴う呼転送指示があった場合、該交換機
    では、該選択空き着信番号より呼転送先が上記切替先基
    地局制御装置であると識別された上、該切替先基地局制
    御装置への呼転送処理が行われることによって、無線移
    動端末の通信状態が継続的に維持されるようにした、通
    信状態にある無線移動端末の基地局制御装置への収容替
    え制御方法。
  3. 【請求項3】 2以上の基地局制御装置各々に1以上の
    無線基地局が収容された上、該基地局制御装置各々は通
    信回線を介し、無線交換機能が具備されていない同一交
    換機に並列的に収容される一方では、該基地局制御装置
    相互間が通信回線を介し双方向通信可として接続されて
    なる交換システムにおける、通信状態にある無線移動端
    末の基地局制御装置への収容替え制御方法であって、交
    換機に基地局制御装置局番号でルーティングされる基地
    局制御装置局番号情報が事前設定されている状態で、現
    に通信状態にある無線移動端末が基地局制御装置間に跨
    がる無線境界エリア上を移動するに際して、該無線移動
    端末から自動的に端末IDおよび端末番号を伴う呼設定
    信号が最寄りの無線基地局を介し切替先基地局制御装置
    にあった場合、該呼設定信号にもとづき該切替先基地局
    制御装置では、該切替先基地局制御装置に位置情報とし
    て蓄積されている、該端末IDについての基地局制御装
    置局番号から切替元基地局制御装置が識別された上、該
    切替元基地局制御装置に対し上記端末ID、切替先基地
    局制御装置局番号および上記端末番号を伴う切替指示が
    通信回線を介し行われ、該切替指示にもとづき該切替元
    基地局制御装置から通信回線を介し、交換機に上記切替
    先基地局制御装置局番号および上記端末番号を伴う呼転
    送指示があった場合、該交換機では、基地局制御装置局
    番号情報が参照されることによって、該切替先基地局制
    御装置局番号より呼転送先が上記切替先基地局制御装置
    であると識別された上、該切替先基地局制御装置への呼
    転送処理が行われることによって、無線移動端末の通信
    状態が継続的に維持されるようにした、通信状態にある
    無線移動端末の基地局制御装置への収容替え制御方法。
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