JPH0723463A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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Publication number
JPH0723463A
JPH0723463A JP5150269A JP15026993A JPH0723463A JP H0723463 A JPH0723463 A JP H0723463A JP 5150269 A JP5150269 A JP 5150269A JP 15026993 A JP15026993 A JP 15026993A JP H0723463 A JPH0723463 A JP H0723463A
Authority
JP
Japan
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network
communication network
mobile
public
base station
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Application number
JP5150269A
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English (en)
Inventor
Yasushi Matsutaka
靖 松▲高▼
Koji Matsuyama
浩司 松山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体通信システムにおいて、公衆網と私設
網と言った異なるシステム間での追跡接続を、既存の通
信網のプロトコルに新たに信号を追加したり、変更した
りすることなく行う。 【構成】 公衆網の移動体システムと私設網との間で信
号の送受信を行うために、私設網用PBXに公衆用基地
局の機能、あるいは、自システムに属するすべての携帯
機の代理をする機能を設け、私設網用PBXと公衆網の
移動体システムとの間に、移動体制御用の信号チャネル
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動体通信システムに
関し、公衆網から私設網への異なるシステム間への追跡
接続を可能とする移動体通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図15は特願平4−265892に示さ
れた従来の移動体通信システムの構成を示す図である。
図における1は公衆網、2はアナログ回線やISDN回
線の固定電話公衆網、3は公衆網の移動体システムであ
り固定電話公衆網2と公衆網の移動体システム3は接続
されている。4a〜4nは公衆用基地局であり、公衆網
の移動体システム3に接続されている。5a〜5nは公
衆用基地局4a〜4nが構成する無線ゾーンである。6
a〜6cは公衆網でも私設網でも使用可能で公衆網用の
番号と私設網用の内線番号を持ち、公衆用基地局4a〜
4nあるいは私設網用基地局14a〜14nと無線接続
される携帯機である。11は私設網、12は私設網用P
BXであり、固定電話公衆網2と接続されている。ま
た、公衆網の移動体システム3からは私設網用PBX1
2は公衆用基地局の1つに見え、私設網11は、その基
地局の作る無線ゾーンに見えるので、公衆網の移動体シ
ステム3から見た場合は、私設網用PBX12は公衆用
基地局4x、私設網11は公衆用基地局4xの作る無線
ゾーン5xとする。従って、公衆用基地局4の作る無線
ゾ−ン5の中に、さらに、私設網用基地局14が無線ゾ
ーン15を作るような形になる。13a〜13nは私設
網用PBX12に接続される有線端末である。14a〜
14nは私設網用基地局で私設網用PBX12に接続さ
れる。15a〜15nは私設網用基地局14a〜14n
が構成する無線ゾーン、20は固定電話公衆網2と私設
網用PBX12を接続する一般加入者線である。21は
公衆用基地局4、あるいは、私設網用基地局14と携帯
機6との間の無線インタフェースである。
【0003】図16は図15に用いた私設網用PBX1
2の構成例を示すブロック図である。31は固定電話公
衆網I/F装置であり、固定電話公衆網2と一般加入者
線20により接続される。32は私設網用基地局14を
接続する私設網用基地局I/F装置であり、33は有線
端末13を接続する有線端末I/F装置である。34は
固定電話公衆網I/F装置31と私設網用基地局I/F
装置32と有線端末I/F装置33を接続する通話路ス
イッチである。35は制御部であり、36のプログラム
メモリに格納されたプログラムにより、私設網用PBX
12の各種動作を行う。37は位置登録管理部であり私
設網11に属する携帯機の位置情報、携帯機の公衆網用
の番号、私設網用の内線番号を管理する。その他の数字
は図15に対応する番号と同じである。
【0004】図17は図16の位置登録管理部37が持
つ携帯機に関するテーブルの一例である。IDはそれぞ
れの携帯機を識別するための特有の値である。ゾーンに
は携帯機の現在位置が登録され、携帯機が受信している
制御チャネルを送信している基地局あるいは、その基地
局を含む幾つかの基地局を1つのまとまりとしたエリア
が登録される。ここでは携帯機が受信している制御チャ
ネルを送信している基地局を登録している例を示す。
【0005】図18は図15の公衆網の移動体システム
3が持つ携帯機に関する位置登録管理部のテーブルの一
例である。ID、ゾーンは図17と同じである。
【0006】図19は図15の携帯機6a〜6cから私
設網用基地局14a〜14nを介して私設網用PBX1
2へ、さらに私設網用PBX12から固定電話公衆網
2、公衆網の移動体システム3へ送信される位置登録要
求信号のフォーマット例である。フォーマット中の携帯
機番号には携帯機の公衆網用の番号、あるいは、私設網
用の内線番号が登録される。
【0007】次に動作について説明する。6bは私設網
11に属する携帯機であり、公衆網の移動体システム3
のサービスエリアから私設網11のサービスエリアへ移
動した場合、それまで携帯機6bが受信していた公衆用
基地局4nからの制御情報が受信できなくなり、私設網
用基地局14aから送信される制御情報を受信する。こ
れにより、携帯機6bは自身が、どの私設網用の基地局
の配下にあるか、あるいは、複数の私設網用の基地局を
まとめたどのエリアに属しているかを私設網用PBX1
2に、公衆網の移動体システム3にどこの公衆用基地局
4x(私設網用PBX12)の配下にあるか、あるい
は、複数の公衆用基地局をまとめたどのエリアに属して
いるかを登録するために、私設網用基地局14aを経由
して私設網用PBX12に、図19に示す位置登録要求
の携帯機番号に図17に示す私設網用の内線番号300
0を設定し送信する。これを受けた私設網用PBX12
は自身の持つ位置登録管理部37のテーブルのゾーンの
内容を図17のように公衆網の移動体システム3から私
設網用基地局14aと更新し、位置登録管理部37のテ
ーブルより位置登録要求内の携帯機番号を私設網用の内
線番号3000から公衆網用の番号33−3333に変
換し、図16の固定電話公衆網I/F装置31から一般
加入者線20、固定電話公衆網2を経由して、公衆網の
移動体システム3に送信する。この位置登録要求を受信
した公衆網の移動体システム3は図18の位置登録管理
部のテーブルに示すように、ゾーンの内容を公衆用基地
局4nから公衆用基地局4x(私設網用PBX12)に
更新することにより、位置登録を行う。また、同様の経
路で私設網11内の携帯機6は公衆網の移動体システム
3への発着信を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の発明における移
動体通信システムは以上のように構成され、私設網11
と公衆網の移動体システム3との間で情報の送受信を行
うのに、既存の固定電話公衆網2を経由するので、既存
の固定電話公衆網2に、新たに移動体通信網で使用され
る位置登録要求、通話中に無線接続されている基地局の
変更を要求するハンドオーバ要求等の信号を規定する必
要がある。既存の固定電話公衆網2としてはアナログ回
線、ISDN回線等がサービスされている。ISDNに
関して言えばQ.931でISDNユーザー・網インタ
フェース(レイヤ3仕様)がCCITTより勧告化され
ている。しかし、ISDNユーザー・網インタフェース
では位置登録要求、ハンドオーバ要求等の移動体通信に
関する信号は規定されていないので、今後、勧告化、標
準化の作業が必要になる。さらに、勧告化、標準化され
たプロトコルを、現在、全国各地でISDNのサービス
を提供している公衆網の交換機に追加する作業が必要に
なる。また、公衆網の移動体システムに接続するのに固
定電話公衆網を経由しなければならないと言う冗長性が
ある。従来の発明は、以上の様な公衆網側での作業に必
要となる手間を考えると、実現性が少ないものであっ
た。
【0009】この発明による請求項1から請求項5は上
記のような問題点を解決するためになされたもので、公
衆網と私設網と言う異なるシステム間での追跡接続を、
既存の固定電話公衆網のプロトコルに新たに信号を追加
したり、変更したりすることなく、直接、私設網と公衆
網の移動体システムとの間で可能とすることを目的とし
ている。
【0010】この発明による請求項1から請求項5の移
動体通信システムにおいて、携帯機が私設網内より公衆
網に発信する際の発信方法として、私設網内の固定電話
と同様に固定電話公衆網へ発信した場合、携帯機が通話
中に私設網から公衆網の移動体システムのサービスエリ
アへ移動するとハンドオーバが行えず通話が切れてしま
う、また、公衆網の移動体システムと私設網用PBXと
の間の移動体制御用の信号チャネルを用いて発信する
と、固定電話公衆網より発信した場合に比べ料金が割高
になると言う問題がある。請求項6は以上のような問題
点を解決するためになされたもので、必要に応じて、ユ
ーザーが固定電話公衆網からの発信、あるいは、公衆網
の移動体システムからの発信かを選択することによりユ
ーザーに、より経済的で、利便性の高い移動体通信シス
テムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の移動体通信シ
ステムは第一の移動体通信システムを含む第一の通信網
と第二の通信網で同一の無線区間の接続条件を有し、第
一の通信網用の番号と第二の通信網用の番号を持つ携帯
機と、当該携帯機と無線接続が可能な第二の通信網用基
地局と、少なくとも当該第二の通信網用基地局を接続す
る第二の通信網用交換機からなる移動体通信システムに
おいて、当該第二の通信網内に第一の移動体通信システ
ムとの接続を行う第一の移動体通信システム接続装置
と、当該第一の移動体通信システム接続装置により第二
の通信網から第一の通信網への位置登録を行う機能と、
第二の通信網と第一の通信網との間の発着信を行う機能
を備える。
【0012】請求項2の移動体通信システムは請求項1
の第二の通信網内の第一の移動体通信システム接続装置
として、第二の通信網用交換機内に第一の移動体システ
ムと第一の通信網用基地局との間の第一の通信網用基地
局接続終端装置を備える。
【0013】請求項3の移動体通信システムは請求項1
の第二の通信網内の第一の移動体通信システム接続装置
として、第二の通信網用交換機内に携帯機との間の無線
接続終端装置を備える。
【0014】請求項4の移動体通信システムは請求項1
の第二の通信網内の第一の移動体通信システム接続装置
として、無線接続終端装置及び無線接続と有線接続の変
換を行う制御機能及び有線接続終端装置から成る有線無
線変換装置と、第二の通信網用交換機内に当該有線接続
終端装置と接続される携帯機接続装置を備える。
【0015】請求項5の移動体通信システムは請求項1
の第二の通信網内の第一の移動体通信システム接続装置
として、第二の通信網用交換機内に設けた携帯機接続装
置と有線で接続される有線接続終端装置を有した第一の
通信網用基地局を備える。
【0016】請求項6の移動体通信システムは携帯機か
ら第二の通信網用交換機を経由して、第一の通信網へ発
信する際に、第一の通信網内の固定電話網を用いるか、
第二の通信網内の第一の移動体通信システム接続装置を
経由して、第一の移動体通信システムを用いるかの選択
手段を携帯機に備え、第二の通信網用交換機は当該選択
手段の選択結果により第一の通信網へ発信する機能を備
える。
【0017】
【作用】この発明の請求項1から請求項5においては、
第一の通信網の移動体サービスエリアから第二の通信網
の移動体サービスエリアに移動してきた携帯機は第二の
通信網用基地局を経由して第二の通信網用交換機に位置
登録要求メッセージを送信し、このメッセージを受信し
た第二の通信網用交換機は、第一の通信網の移動体通信
システムと第一の通信網用基地局との間のインタフェー
スを用いた移動体制御用の信号チャネルより、あるい
は、第一の通信網用基地局と携帯機との間の無線インタ
フェースを用いた移動体制御用の信号チャネルより、位
置登録要求を送信し、第一の通信網の移動体通信システ
ムへ位置登録を行う。また、この移動体制御用の信号チ
ャネルを用いて発着信等を行う。
【0018】この発明の請求項6においては、第二の通
信網内に存在する携帯機が、第一の通信網へ発信する場
合に、呼設定メッセージに第一の通信網内の固定電話公
衆網へ発信するか、第一の通信網の移動体通信システム
から発信するかを指定し、第二の通信網用基地局を経由
して第二の通信網用交換機に送信し、呼設定メッセージ
を受信した第二の通信網用交換機は指定された発信方法
により、第一の通信網用の携帯機として第一の通信網の
移動体通信システムへ発信する、あるいは、第二の通信
網内の内線電話として固定電話公衆網へ発信する。
【0019】
【実施例】実施例1.図1は本発明の一実施例を示す移
動体通信システムの構成図であり、21は公衆用基地局
4、あるいは、私設網用基地局14と携帯機6との間の
無線インタフェースである。22は公衆網の移動体シス
テム3と私設網用PBX12との間の移動体制御用の信
号チャネルである。23は公衆網の移動体システム3と
公衆用基地局4との間の信号チャネルである。その他の
数字は従来例の説明で用いた図15に対応する番号と同
じである。
【0020】図2は図1に用いた私設網用PBX12の
構成例を示すブロック図である。38は公衆網の移動体
システムとメッセージの送受信を行う公衆網移動体I/
F装置であり、移動体制御用の信号チャネル22と通話
路スイッチ34に接続される。その他の数字は従来例の
説明で用いた図16に対応する番号と同じである。
【0021】図3は図2の位置登録管理部37が持つ携
帯機に関するテーブルの一例であり、従来例の説明で用
いた図17と同じものである。
【0022】図4は図1の公衆網の移動体システム3が
持つ携帯機に関するテーブルの一例であり、従来例の説
明で用いた図18と同じものである。
【0023】図5は図1の携帯機6a〜6cから私設網
用基地局14a〜14nを介して私設網用PBX12
へ、さらに、私設網用PBX12から公衆網移動体シス
テム3へ送信される位置登録要求信号のフォーマット例
である。
【0024】次に動作について説明する。今、図1に示
す、携帯機6bが公衆用基地局4nの作る無線ゾーン5
nから私設網内の私設網用基地局14aの作る無線ゾー
ン15aに移動すると、従来例と同様に、私設網11と
公衆網の移動体システム3に位置登録するために、携帯
機6bは私設網用基地局14aを経由して私設網用PB
X12に、図5に示す位置登録要求の携帯機番号に図3
に示すテーブルの私設網用の内線番号3000を設定し
送信する。これを受けた私設網用PBX12は自身の持
つ位置登録管理部37の内容である図3に示すテーブル
の携帯機6bのゾーンを、それまでの存在位置であった
公衆網から現在の存在位置である私設網用基地局14a
に更新し、図3に示すテーブルより位置登録要求の携帯
機番号の内容を携帯機6bの内線番号3000から公衆
網用の番号33−3333に変換し、図2に示す公衆網
移動体I/F装置38より、公衆網の移動体システム3
と私設網用PBX12間の移動体制御用の信号チャネル
22を用いて送信する。この位置登録要求を受信した公
衆網の移動体システムは図4に示すテーブルの携帯機6
bのゾーンの内容をそれまでの存在位置であった公衆用
基地局4nから、現在の存在位置である公衆用基地局4
x(私設網用PBX12)に更新する。このようにし
て、公衆網のサービスエリアから私設網のサービスエリ
アに移動してきた携帯機6を,従来例の様に一般加入者
線20を経由すること無く公衆網の移動体システム3に
位置登録することが可能となる。私設網内に移動した携
帯機6の公衆網への発着信も、当該移動体制御用の信号
チャネル22を用いて可能になる。
【0025】実施例2.図6は本発明の他の実施例によ
る移動体通信システムの構成図であり、公衆網の移動体
システム3と私設網用PBX12との間の信号チャネル
23は公衆網の移動体システム3と公衆用基地局4との
間の信号チャネルと同じものである。その他の番号は図
1に対応する番号と同じである。
【0026】図7は、図6に示す私設網用PBX12の
構成例を示すブロック図である。外部の接続関係は公衆
網の移動体システム3と私設網用PBX12との間の信
号チャネルとして、公衆網の移動体システム3と公衆用
基地局4との間の信号チャネル23を用いている以外
は、図1と同じである。39は、公衆用基地局が公衆網
の移動体システム3とメッセージの送受信を行う公衆用
基地局I/F終端装置であり、公衆網の移動体システム
3と通話路スイッチ34に接続される。その他の番号は
図2に対応する番号と同じである。
【0027】次に動作について説明する。動作は、実施
例1.の動作と同じであり、図2に示す私設網用PBX
12の公衆網移動体I/F装置38として、図7に示す
公衆用基地局I/F終端装置39を用い、図6に示す公
衆網の移動体システム3と公衆用基地局4との間の信号
チャネル23を公衆用基地局I/F終端装置39と公衆
網の移動体システム3との間に用いることにより、公衆
網の移動体システム3と私設網用PBX12間の移動体
制御用の信号チャネルを設定している。
【0028】実施例3.実施例1.実施例2.では、従
来例と同様に私設網用PBX12に公衆用基地局4とし
ての機能が含まれ、公衆網の移動体システム3は私設網
用PBX12を公衆用基地局4の1つとして、認識して
いる場合であるが、ここでは、公衆網の移動体システム
3が私設網用PBX12を携帯機6の1つとして認識す
る場合の例を示す。図8は、請求項3の発明の一実施例
を示す移動体通信システムの構成図である。公衆用基地
局4xが作る無線ゾーン5x内に私設網用PBXが存在
する。その他の番号は図1に対応する番号と同じであ
る。
【0029】図9は私設網用PBX12の構成例を示す
ブロック図である。40は携帯機が持つ公衆用基地局と
携帯機との間でメッセージの送受信を行う無線I/F終
端装置である。外部の接続関係は公衆網の移動体システ
ム3と私設網用PBX12との間の有線の移動体制御用
の信号チャネルが公衆用基地局と携帯機との間の無線イ
ンタフェース21に変った他は図1と同じである。その
他の番号は図2に対応する番号と同じである。
【0030】次に動作について説明する。図8に示す様
に携帯機6bが公衆用基地局4nの作る無線ゾーン5n
から私設網内の私設網用基地局14aの作る無線ゾーン
15aに移動した場合、実施例1と同様の動作により、
私設網用PBX12は自身の持つ位置登録管理部37の
図3のテーブルの携帯機6bのゾーンを更新し、図5に
示す携帯機番号の内容を内線番号から公衆網の番号に変
換する。私設網用PBX12は、携帯機6bとして、こ
の携帯機6bから送られてきた位置登録要求を図9に示
す無線I/F終端装置40より、携帯機6と公衆用基地
局4との間の無線インタフェース21を用いて公衆用基
地局4xに送信する。この位置登録要求を受信した公衆
網の移動体システム3は実施例1.と同様に図4に示す
テーブルの内容をそれまでの存在位置であった公衆用基
地局4nから、現在の存在位置である公衆用基地局4x
に更新する。このようにして、公衆網のサービスエリア
から私設網のサービスエリアに移動してきた携帯機6
を、従来例の様に一般加入者線20を経由すること無
く、公衆用基地局4と私設網用PBX12の図8に示す
無線I/F終端装置40との間の無線インタフェース2
1を用いて公衆網の移動体システム3に位置登録した
り、発着信することが可能となる。
【0031】実施例4.実施例3.と同様に公衆網の移
動体システム3からは私設網用PBX12を携帯機6の
1つとして認識する場合の例を示す。図10は、請求項
4の発明の一実施例を示す移動体通信システムの構成図
である。私設網用PBX12は公衆用基地局4nが作る
無線ゾーン5nのエリアには含まれず、また、他の公衆
用基地局4の作る無線ゾーン5のエリアにも含まれな
い。16は有線無線変換装置であり、公衆用基地局4と
無線インタフェース21を用いてメッセージの送受信を
行い、私設網11内でかつ公衆用基地局4nの作る無線
ゾーン5nに含まれる所に設置される。その他の番号は
図1に対応する番号と同じである。
【0032】図11は図10の私設網用PBX12の構
成例を示すブロック図である。40は公衆用基地局と無
線インタフェース21の送受信を行う無線I/F終端装
置であり、41は無線I/Fと有線I/Fの変換を行う
制御機能であり、42は有線I/F終端装置である。4
3は有線無線変換装置16の有線I/F終端装置42と
接続される携帯機I/F装置である。その他の番号は図
9に対応する番号と同じである。
【0033】次に動作について説明する。動作は私設網
用PBX12が自身の持つ図11に示す位置登録管理部
37の図3に示すテーブルの内容を更新し、このテーブ
ルより、位置登録要求の携帯機番号を私設網用の内線番
号から、公衆用の番号に変換するまでは、実施例3.と
同じ動作である。実施例3.では、私設網用PBX12
は無線I/F終端装置40より、無線で公衆用基地局4
xに位置登録要求を送信したが、実施例4.では携帯機
I/F装置43より、有線で有線無線変換装置16の有
線I/F終端装置42に位置登録要求を送信し、有線無
線変換装置16の無線I/F終端装置40から無線で公
衆用基地局4nに送信することにより、公衆網の移動体
システム3に位置登録を行う(この場合、図4の携帯機
6bのゾ−ンは4nのままとなる)。このように、実施
例3.と異なり、私設網用PBX12が公衆用基地局4
が作る無線ゾーン5の中に存在しない場合でも、図11
に示す携帯機I/F装置43と公衆用基地局4が作る無
線ゾーン5内の有線無線変換装置16の有線I/F終端
装置42とを有線で結ぶことにより、公衆網のサービス
エリアから私設網のサービスエリアに移動してきた携帯
機6を,従来例の様に一般加入者線20を経由すること
無く、公衆網の移動体システム3に位置登録したり、発
着信することが可能となる。
【0034】実施例5.実施例3.と同様に公衆網の移
動体システム3が私設網用PBX12を携帯機6の1つ
として認識する場合の例である。図12は本発明による
他の一実施例を示す移動体通信システムの構成図であ
り、4xは私設網11内に設置され、私設網用PBXと
有線で接続される公衆用基地局であり、公衆網の移動体
システム3と図13に示す私設網用PBX12の携帯機
I/F装置43に接続されている。また、この公衆用基
地局4xは公衆網及び私設網用PBX12とは無線接続
を行わず、有線でのみ信号の送受信を行う。その他の番
号は図1に対応する番号と同じである。
【0035】図13は図12に示す私設網用PBX12
のブロック図である。42は私設網用PBX12の携帯
機I/F装置43と有線で接続される公衆用基地局4x
の有線I/F終端装置である。その他の番号はは図11
と同様である。
【0036】次に動作について説明する。動作は実施例
3.の動作と同じである。実施例3.では図9に示す無
線I/F終端装置40より図9に示す公衆用基地局4x
に図5に示す位置登録要求を無線で送信しているが、こ
こでは、図13に示すように携帯機I/F装置43と公
衆用基地局4xの有線I/F終端装置42を同軸ケーブ
ルで結ぶことにより位置登録要求を公衆用基地局4xに
送信し、公衆網のサービスエリアから私設網のサービス
エリアに移動してきた携帯機6を,従来例の様に一般加
入者線20を経由すること無く、公衆網の移動体システ
ム3に位置登録したり、発着信することが可能となる。
また、私設網11のエリア内で公衆網用の制御情報の送
受信を無線で行うことを防ぐことができ、私設網内の携
帯機6が私設網用基地局14ではなく、公衆用基地局4
xに直接、接続されることを防ぐことができる。
【0037】実施例6.請求項6による公衆網への発信
方式の一実施例である。図14は携帯機6が公衆網へ発
信する際に私設網用PBX12に対して送信する呼設定
信号のフォーマット例である。
【0038】次に動作について説明する。図1、図6、
図8、図10、図12に示す私設網11内の携帯機6は
私設網11の外に発信するために私設網用基地局14を
経由して私設網用PBX12に、図14の呼設定信号の
発信方法に、一般加入者線20を用いて発信するか、公
衆網の移動体システム3から発信するかを指定して呼設
定信号を送信する。私設網用PBX12は、この受信し
た呼設定信号の発信方法の内容が、図1、図6に示す私
設網用PBXと公衆網の移動体システム3との間の移動
体制御用の信号チャネル22、23を用いて、あるいは
図9に示す私設網用PBX12の無線I/F終端装置4
0から、図8の公衆用基地局4xを経由して、あるいは
図10の私設網用PBX12の図11に示す携帯機I/
F装置43に接続されている有線無線変換装置16から
公衆用基地局4nを経由して、あるいは、図12に示す
ように私設網用PBX12の図13に示す携帯機I/F
装置43から有線で接続されている公衆用基地局4xを
経由して発信するよう指定されている場合は、呼設定信
号の携帯機番号を私設網用の内線番号から携帯機の公衆
網用の番号に変換し、公衆網の移動体システム3へ発信
する。また、呼設定信号の発信方法の内容が一般加入者
線20を用いて発信するよう指定されている場合は、呼
設定信号の携帯機番号を私設網用の内線番号から私設網
用PBX12に接続されている一般加入者線の番号に変
換し発信する。携帯機の所持者は、私設網から公衆網へ
の移動がある時には、通話中に私設網から公衆網へ移動
する際に通話を切断すること無くハンドオーバを行える
ように公衆網の移動体システム3より発信し、私設網か
ら公衆網への移動がないときには、公衆網の移動体シス
テム3より料金の安い固定電話公衆網2から発信するこ
とにより、利便性の良い、経済的なシステムとして利用
することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項5では、第一の通信網
の第一の移動体通信システムのサービスエリアから第二
の通信網内のサービスエリアに移動した携帯機の位置登
録を第一の通信網の移動体通信システムと第二の通信網
内に設けた第一の移動体システム接続装置により、第一
の通信網の第一の移動体通信システムに接続することが
できる。また、第二の通信網内の携帯機に第一の通信網
用の番号で着信があった場合着信させることができ、携
帯機は同様に第一の通信網の第一の移動体通信システム
に発信することができる。
【0040】請求項4では、上記の効果以外に、請求項
3のように第二の通信網用交換機が第一の通信網用基地
局の作る無線ゾーンの中に存在する場合以外でも、第二
の通信網用交換機の携帯機接続装置に有線無線変換装置
を接続し、その有線無線変換装置を第一の通信網用基地
局の作る無線ゾーン内に設置し、有線無線変換装置と第
一の通信網用基地局との間の無線接続を用いることによ
り第一の通信網の第一の移動体通信システムのサービス
エリアから第二の通信網内のサービスエリアに移動した
携帯機の位置登録を第一の通信網の移動体システムに行
うことができる。
【0041】請求項6では、携帯機の所持者は必要に応
じて、第一の通信網の第一の移動体通信システムからの
発信と、固定電話網からの発信を選択することができ、
通話中に第二の通信網のサービスエリアから第一の通信
網の第一の移動体システムのサービスエリアに移動する
時には、ハンドオーバが可能なように第一の通信網の第
一の移動体通信システムから発信し、第二の通信網のサ
ービスエリアから第一の通信網の第一の移動体通信シス
テムのサービスエリアへの移動が無い場合には、料金の
安い固定電話網より発信することにより、利便性の良
い、経済的な移動体システムとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す移動体通信システム
の構成図である。
【図2】この発明の一実施例を示す私設網用PBXの構
成例を示すブロック図である。
【図3】この発明の私設網用PBXの位置登録管理部の
テーブルの例を示す図である。
【図4】この発明の公衆用の移動体システムの持つ位置
登録に関するテーブルの例を示す図である。
【図5】この発明の一実施例で用いられる位置登録要求
信号のフォーマット例を示す図である。
【図6】この発明の一実施例を示す移動体通信システム
の構成図である。
【図7】この発明の一実施例を示す私設網用PBXの構
成例を示すブロック図である。
【図8】この発明の一実施例を示す移動体通信システム
の構成図である。
【図9】この発明の一実施例を示す私設網用PBXの構
成例を示すブロック図である。
【図10】この発明の一実施例を示す移動体通信システ
ムの構成図である。
【図11】この発明の一実施例を示す私設網用PBXの
構成例を示すブロック図である。
【図12】この発明の一実施例を示す移動体通信システ
ムの構成図である。
【図13】この発明の一実施例を示す私設網用PBXの
構成例を示すブロック図である。
【図14】この発明の私設網内の携帯機から公衆網へ発
信を要求する際の呼設定信号のフォーマット例を示す図
である。
【図15】従来の移動体通信システムの構成図である。
【図16】従来の私設網用PBXの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図17】従来の私設網用PBXの位置登録管理部のテ
ーブルの例を示す図である。
【図18】従来の公衆用の移動体システムの持つ位置登
録に関するテーブルの例を示す図である。
【図19】従来の位置登録要求信号のフォーマット例を
示す図である。
【符号の説明】
1 公衆網 2 固定電話公衆網 3 公衆網の移動体システム 4 公衆用基地局 5 公衆用基地局が作る無線ゾーン 6 携帯機 11 私設網 12 私設網用PBX 13 有線端末 14 私設網用基地局 15 私設網用基地局が作る無線ゾーン 16 無線機 20 一般加入者線 21 公衆用基地局あるいは私設網用基地局と携帯機と
の間の無線インタフェース 22 公衆網と私設網間の移動体制御用の信号チャネル 23 公衆網と公衆用基地局の移動体制御用の信号チャ
ネル 31 固定電話公衆網I/F装置 32 私設網用基地局I/F装置 33 有線端末I/F装置 34 通話路スイッチ 35 制御部 36 プログラムメモリ 37 位置登録管理部 38 公衆網移動体I/F装置 39 公衆用基地局I/F終端装置 40 無線I/F終端装置 41 有線I/Fと無線I/Fの変換を行う制御機能 42 有線I/F終端装置 43 携帯機I/F装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の移動体通信システムを含む第一の
    通信網と第二の通信網で同一の無線区間の接続条件を有
    し、第一の通信網用の番号と第二の通信網用の番号を持
    つ携帯機と、当該携帯機と無線接続が可能な第二の通信
    網用基地局と、少なくとも当該第二の通信網用基地局を
    接続する第二の通信網用交換機からなる移動体通信シス
    テムにおいて、当該第二の通信網内に第一の移動体通信
    システムとの接続を行う第一の移動体通信システム接続
    装置と、当該第一の移動体通信システム接続装置により
    第二の通信網から第一の通信網への位置登録を行う機能
    と、第二の通信網と第一の通信網との間の発着信を行う
    機能を備えることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 第二の通信網内の第一の移動体通信シス
    テム接続装置として、第二の通信網用交換機内に第一の
    移動体システムと第一の通信網用基地局との間の第一の
    通信網用基地局接続終端装置を備えることを特徴とする
    請求項第1項に記載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 第二の通信網内の第一の移動体通信シス
    テム接続装置として、第二の通信網用交換機内に携帯機
    との間の無線接続終端装置を備えることを特徴とする請
    求項第1項に記載の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 第二の通信網内の第一の移動体通信シス
    テム接続装置として、無線接続終端装置及び無線接続と
    有線接続の変換を行う制御機能及び有線接続終端装置か
    ら成る有線無線変換装置と、第二の通信網用交換機内に
    当該有線接続終端装置と接続される携帯機接続装置を備
    えることを特徴とする請求項第1項に記載の移動体通信
    システム。
  5. 【請求項5】 第二の通信網内の第一の移動体通信シス
    テム接続装置として、第二の通信網用交換機内に設けた
    携帯機接続装置と有線で接続される有線接続終端装置を
    備えた第一の通信網用基地局を備えることを特徴とした
    請求項第1項に記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 携帯機から第二の通信網用交換機を経由
    して、第一の通信網へ発信する際に、第一の通信網内の
    固定電話網を用いるか、第二の通信網内の第一の移動体
    通信システム接続装置を経由して、第一の移動体通信シ
    ステムを用いるかの選択手段を携帯機に備え、第二の通
    信網用交換機は当該選択手段の選択結果により第一の通
    信網へ発信する機能を備えることを特徴とした移動体通
    信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7149536B2 (en) 2003-04-29 2006-12-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Performing terminal authentication and call processing in private wireless high-speed data system
US7308257B2 (en) 2002-09-10 2007-12-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Private mobile communication system for providing public network busy state information of mobile communication terminal

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