JPH0916816A - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JPH0916816A
JPH0916816A JP18795395A JP18795395A JPH0916816A JP H0916816 A JPH0916816 A JP H0916816A JP 18795395 A JP18795395 A JP 18795395A JP 18795395 A JP18795395 A JP 18795395A JP H0916816 A JPH0916816 A JP H0916816A
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JP18795395A
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English (en)
Inventor
Shigero Kusuki
茂郎 楠木
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、券の発券に要する時間が短く、発
券の応答性が良い発券装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明は、未印刷の券紙を供給する券紙供給
部15からの券紙に印字情報を印刷するプリンタ17
と、プリンタ17に対して所定間隔Tを隔てて配置され
プリンタ17から送り込れる印刷された券紙を1枚の券
に切断して排出するカッター18、各部を制御する制御
手段11とを備え、制御手段11は、(1)プリンタ1
7で所定間隔Tに介在する券紙15に印字情報の一部分
を印刷させて待機させて、(2)発券時に、印字情報の
一部分が印刷された券紙15に印字情報の残りの部分を
印刷させつつカッター18に送り込んで、カッター18
で1枚の券に切断させて発券すると共に、(3)次回の
発券前に(1)記載の工程を、次回の発券時に(2)記
載の工程を繰り返して行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタで印字情報を
券紙に印刷した後に、カッターに送り込んで切断して1
枚の券として発券する構造を有する発券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、顧客による貨幣の投入に
応じて入場券の券をサーマル印刷して発行する発券装置
や、顧客による貨幣の投入、各種類の券ごとに表示され
た操作ボタンの操作により、その要求に応じた種々の券
〔例えば、交通機関における乗車券(切符等)〕をサー
マル印刷して発行する発券装置が各種開発されている。
この種の発券装置は、予め券のストックを持たずに、貨
幣の投入、又は貨幣の投入と操作ボタンの操作がある毎
に券を印刷して発行するため、券を無駄に残すことがな
いという利点がある。
【0003】図5及び図6は、こうした従来の発券装置
の接客面の構成例を示す平面図であって、両図におい
て、1は硬貨投入口である。券(入場券、又は乗車券)
を購入する顧客は、この硬貨投入口1により各種硬貨を
投入する。2は、購入時の釣り銭や取消し操作時の投入
硬貨が排出される受皿である。3は発券装置内部より入
場券、又は乗車券(切符)が排出される券出口である。
排出された入場券、又は乗車券(切符)は、この券出口
3においてその一端が挟持され、顧客により取り出され
るようになっている。また、図6において、4は顧客の
行き先に応じて種々の乗車券(切符)を選択する選択す
るための操作ボタンである。
【0004】また、図7は上記従来の発券装置の内部構
成例を示す透視図である。図7において、5は上記接客
面(図5及び図6を参照)を含む発券装置本体のフレー
ムである。6は発券装置本体を床上に支持する設置台で
ある。7は検銭・つり銭部であり、投入硬貨の検銭およ
びつり銭計算を行う。この検銭・つり銭部7は各種硬貨
をストックしており、検銭およびつり銭計算の結果に基
づき、つり銭に相当する硬貨や取消し操作時の投入硬貨
を受皿2へ排出する。8は発券部であり、投入金額が入
場券、又は乗車券(切符)の購入価格を満たすことによ
り発券動作を行う。9は係員操作部であり、入場券、乗
車券の購入価格の設定など係員による各種設定操作が行
われる。10は監視警報部であり、発券装置の故障など
トラブル発生時に警報を発する。また、この種の発券装
置は、CPU(中央処理装置)やメモリ等から構成され
る制御手段11が内蔵されており、この制御手段11に
よって上記各部が制御される。
【0005】更に、図8は発券部8を示す断面図であ
る。同図において、15は印刷を施す前の感熱紙を巻回
してなるロール紙である。このロール紙(券紙)15
は、案内機構16を介してプリンタ17へ送られる。プ
リンタ17は、案内機構16から供給されるロール紙1
5に、日付、整理番号、行き先や金額等の入場券、又は
乗車券(切符)に必要な印字情報をサーマル印刷する。
また、1回の印刷動作では、1枚分の入場券、乗車券
(切符)がサーマル印刷される。18はカッターであ
り、プリンタ17に対して所定間隔Tを有して配置され
ており、このプリンタ17から送り込れるロール紙15
の印刷を施した部分を切断し、これを1枚の入場券、又
は乗車券(切符)をして券出口3へ供給する。券出口で
は、入場券、又は乗車券(切符)がその一端を挟持さ
れ、顧客により取られるまで待つ。出口センサ19は、
券出口3にて挟持された入場券、又は乗車券(切符)が
顧客により取られると、これを検知して制御手段に知ら
せる。
【0006】次に、図9を参照して、従来技術の発券装
置の動作を説明する。まず、この発券装置に電源が投入
されると、制御手段11のCPUが所定の制御プログラ
ムを起動する。これにより、制御手段11のCPUの処
理は、図9(a)に示すように、案内機構16を作動・
停止して、ロール紙15(券紙)の先端部をプリンタに
位置させて、硬貨投入、又は硬貨投入と操作ボタン4の
操作がされるまで待機する。(ステップ1)
【0007】そして、例えば、予め設定された購入価格
と同額の硬貨が投入され、またこの硬貨の投入と操作ボ
タン4が操作されると、制御手段11は、図9(b)に
示すように、案内機構16とプリンタ17を作動させ
て、ロール紙15(券紙)をカッター18に送り込みつ
つ、プリンタ17で入場券、又は乗車券(切符)1枚だ
けの入場券の固定された印字情報、又は種々の乗車券
(切符)に対応する複数の印字情報のうち操作ボタン4
の操作により選択された印字情報をサーマル印刷する。
(ステップ2)
【0008】プリンタ17で、ロール紙15に入場券、
又は乗車券(切符)1枚分の印字情報がサーマル印刷さ
れると、図9(c)に示すように、印刷を施されたロー
ル紙15とともにプリンタ17を通過する未印刷のロー
ル紙15をカッター18側に送り込んで、印刷が施され
たロール紙15の後端部をカッター18に位置させると
共に、このカッター18とプリンタ17との間隔Tに未
印刷のロール紙15を介在させる状態にする。(ステッ
プ3)
【0009】そして、印刷がされたロール紙15がカッ
ター18に送り込まれると、図9(d)に示すように、
1枚の入場券、又は乗車券(切符)に切断されて、券出
口3へ送られ、この出口3にて一端が挟持され、顧客に
より取られるのを待つと共に(ステップ4)、次回の発
券に備えるため、案内機構16を上記とは逆作動させて
カッター18とプリンタの間隔Tとの間に介在する未印
刷のロール紙15をプリンタ17まで戻して待機させ
る。(ステップ5)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術の発券装置では、プリンタでロール紙に印字情報
が印刷した後に、カッター側に印刷が施されたロール紙
のみならず、未印刷のロールを送り込む必要がある。ま
た、印刷が施されたロール紙をカッターで切断して券を
発券後に、次の発券に備えるためにカッターとプリンタ
の間隔に存する未印刷のロール紙をプリンタまで戻す必
要がある。従って、券を購入する顧客は、硬貨を投下
し、又は操作ボタンを操作した後、印刷後に未印刷のロ
ール紙をカッターまで送り込むのに要する時間だけ、発
券時間にロスが生じ、また、未印刷のロール紙を印刷位
置までに戻すに要する時間だけ発券間隔時間にロスが生
じて待たされることになる。この発券時間に相当する顧
客の待ち時間は、券購入頻度が低い場合にはあまり問題
とならないが、発券装置の前に顧客の列ができるなど購
入頻度が高い場合には、発券の応答性の悪さが目立ち、
結果的に顧客を苛立たせるという問題を招致していた。
【0011】このような場合に、プリンタと案内機構と
の間にカッタを配置して、未印刷のロール紙の先端部を
常に、プリンタで待機させることが考えられるが、この
場合、カッターの前後(印刷部、用紙送り部)両方に用
紙を送る駆動部が必要となる。また、発券装置全体のス
ペースや設置スペース等の制限を受ける場合には、一般
的に、発券装置は、上記図4乃至図8に示したように、
券出口とプリンタ間にカッターを配置する構造にされ
る。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、券の発券に要する時間を短く、発券
の応答性が良い発券装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の発券装置では、未印刷の券紙を順次供給す
る券紙供給部と、前記券紙供給部から供給される券紙に
券の印字情報を印刷するプリンタと、前記プリンタに対
して所定間隔を設けて配置され当該プリンタから送り込
れる前記印字情報が印刷された券紙を1枚の券に切断し
て券出口に排出するカッターと、前記各部を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、(1)前記プリンタ
で前記所定間隔に介在する券紙に、前記印字情報の一部
を印刷させて待機させ、(2)発券時に、前記印字情報
の一部が印刷された券紙に残りの印字情報を印刷させつ
つ前記カッターに送り込んで、当該カッターで1枚の券
に切断せて発券すると共に、(3)次回の発券前に前記
(1)記載の工程を、当該次回の発券時に前記(2)記
載の工程とを繰り返して順次、1枚に切断された券を発
券するものである。
【0014】請求項2では、請求項1のものに、前記プ
リンタが、前記制御手段による制御に基づき、共通情報
部分及び個別情報部分からなる複数の券の印字情報のう
ち、選択された印字情報を順次供給される前記券紙に印
刷するもので、前記制御手段は、前記所定間隔に介在す
る券紙に前記各印字情報のうち共通情報部分のみを印刷
させると共に、発券時に前記印字情報の共通情報部分が
印刷された券紙に前記選択された印字情報の個別情報部
分を印刷させるものである。
【0015】
【作用】このように本発明の発券装置によれば、プリン
タで所定間隔に介在する券紙に、前記印字情報の一部を
印刷させて待機させ、発券時に、印字情報の一部が印刷
された券紙に残りの印字情報を印刷させつつカッターに
送り込んで、当該カッターで1枚の券に切断せて発券す
るようにして、これらの工程を繰り返すことにより、プ
リンタとカッターとの所定間隔に介在する券紙をプリン
ターに戻す必要なくして、連続的に印字情報を印刷して
発券することができる。
【0016】また、所定間隔に介在する券紙に選択され
た印字情報のうち共通情報部分のみを印刷させると共
に、発券時に印字情報の共通情報部分が印刷された券紙
に個別情報部分を印刷させるようにしたので、印字情報
のパターンが逐次変更されるものに適用しても、プリン
タとカッターとの間に介在する券紙をプリンターに戻す
必要なくして、連続的に印字情報を印刷して発券するこ
とができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の実施例1である発券装置について、図面
を参照して説明する。図1は本実施例1における発券装
置の制御手段が実行する制御プログラムを示すフローチ
ャト、図2は本実施例1における発券装置の制御手段が
実行する制御プログラムにより動作するロール紙の状態
を示す模式図である。尚、本実施例1の構成は、従来技
術の図5、図7及び図8に示したと同一である。また、
本実施例1と従来技術との異なる点は、発券装置の制御
手段のCPUが実行する制御プログラムを変更し、その
動作を改良したことろにある。従って、発券装置を構成
する各部については、適宜図5、図7及び図8を参照す
ることとしてその説明を省略し、以下では、図1及び図
2を参照して、本実施例1の発券装置の動作の詳細につ
いて説明するが、本実施例1では、入場券を発券するた
め、入場券を表示する印字情報(例えば、日付、会社
名、金額等の情報)を有する発券装置(図4に示す)
に、適用した場合について説明する。
【0018】(1)まず、発券装置に電源が投入される
と、制御手段11のCPUが所定の制御プログラムを起
動する。これにより、制御手段11のCPUの処理は、
図2(a)に示すように、案内機構16を作動・停止し
て、ロール紙15(券紙)の先端部をプリンタ17に位
置させて、硬貨が投入されるまで待機する。(ステップ
A)
【0019】(2)そして、発券指令が発生される、す
なわち、予め設定された購入価格と同額の硬貨が投入さ
れると、制御手段11は、図2(b)に示すように、案
内機構16とプリンタ17を作動させて、ロール紙15
(券紙)をカッター18に送り込みつつ、プリンタ17
で入場券1枚だけに印字情報をサーマル印刷する。(ス
テップB)
【0020】(3)プリンタ17で、ロール紙15に入
場券1枚分の印字情報がサーマル印刷されると、図2
(c)に示すように、印刷を施されたロール紙15を送
り込むが、このとき、プリンタ17でこのプリンタ17
を連続的に通過するロール紙15に、固定された印字情
報の一部を連続的に印刷して、ロール紙15の先端部に
入場券1枚分に相当する印刷が施された部分の後端側を
カッター18に位置させると共に、このカッター18と
プリンタ17との間隔Tに入場券を表示する固定された
印刷情報の一部の印刷が施されたロール紙15を介在さ
せる状態にして、案内機構16を停止する。(ステップ
C)
【0021】(4)そして、印刷がされたロール紙15
がカッター18に送り込まれると、図2(d)に示すよ
うに、1枚の入場券に切断されて、券出口3へ送られ、
この出口3にて一端が挟持され、顧客により取られるの
を待つと共に(ステップD)、プリンタ17とカッター
18の間隔Tに介在するローラ紙15に印字情報の一部
を印刷させた状態にして待機させる。(ステップE)
【0022】(5)再び、次の発券指令、すなわち、予
め設定された購入価格と同額の硬貨が投入されると、プ
リンタ17でこのプリンタ17とカッター18の間隔T
に介在するロール紙15に印字情報の残りの部分を印刷
印刷して、発券を行う。(ステップF) こうして、上述した(2)乃至(5)記載の動作が繰り
返され、硬貨の投入に応じて発券動作が行われる。
【0023】このように、本実施例1によれば、プリン
タ17で印字情報が印刷されたロール紙15をカッター
18に送り込む時に、プリンタ17で間隔Tに存在する
ロール紙15に印字情報の一部を印刷させると共に、カ
ッター17で1枚の券に切断した後にプリンタ17との
間に印字情報の一部が印刷されたロール紙15を待機さ
せて、次の発券時に、印字情報の残りの部分を、プリン
タ17でロール紙15に印刷させてカッター18に送り
込むようにしたので、プリンタ17とカッター18の間
隔Tに介在するロール紙15をプリンター17に戻す必
要なくして、連続的に印字情報を印刷して券を発券する
ことができるので、発券時間に要する時間を短縮でき、
発券の応答性が向上するという効果がある。
【0024】尚、本実施例1においては、入場券を発券
する発券装置について説明したが、これに限定されるも
のでなく、発券ごとに印字情報のパターンが同一であ
る、いかなる発券装置に適用したものであってもよい。
【0025】実施例2 以下、本発明の実施例2である発券装置について、図面
を参照して説明する。図3は本実施例2における発券装
置の制御手段が実行する制御プログラムを示すフローチ
ャト、図4は本実施例2における発券装置の制御手段が
実行する制御プログラムにより動作するロール紙の状態
を示す模式図である。尚、本実施例2の構成は、従来技
術の図6〜図8に示したと同一である。また、本実施例
1と従来技術との異なる点は、発券装置の制御手段のC
PUが実行する制御プログラムを変更し、その動作を改
良したことろにある。従って、発券装置を構成する各部
については、適宜図6〜図8を参照することとしてその
説明を省略し、以下では、図1を参照して、本実施例1
の発券装置の動作の詳細について説明するが、本実施例
2では、乗車券(切符)を発券するため、共通情報部分
A(例えば、発行駅名、会社名等等の情報)及び個別情
報部分B(例えば、料金、日付や発券時間等の情報)と
からなる複数の印字情報を有する発券装置(図5に示
す)に、適用した場合について説明する。
【0026】(A)まず、発券装置に電源が投入される
と、制御手段11のCPUが所定の制御プログラムを起
動する。これにより、制御手段11のCPUの処理は、
図4(a)に示すように、案内機構16を作動・停止し
て、ロール紙15(券紙)の先端部をプリンタ17に位
置させて、硬貨が投入されるまで待機する。(ステップ
a)
【0027】(B)そして、例えば、予め設定された購
入価格と同額の硬貨が投入されて、所定の操作ボタン4
が操作されると、制御手段11は、図4(b)に示すよ
うに、案内機構16とプリンタ17を作動させて、ロー
ル紙15(券紙)をカッター18に送り込みつつ、プリ
ンタ17で操作ボタン4で選択された印字情報をサーマ
ル印刷する。(ステップb)
【0028】(C)プリンタ17で、ロール紙15に乗
車券(切符)1枚分の印字情報がサーマル印刷される
と、図4(c)に示すように、印刷を施されたロール紙
15を送り込むが、このとき、プリンタ17でこのプリ
ンタ17を連続的に通過するロール紙15に、複数の印
字情報のうち共通情報部分Aとなる、例えば、発行駅
名、会社名等のみを連続的にロール紙15に印刷して、
ロール紙11の先端部に乗車券(切符)1枚分に相当す
る印刷が施された部分の後端側をカッター18に位置さ
せると共に、このカッター18とプリンタ17との間隔
Tに複数の印字情報のうち共通情報部分Aのみが印刷さ
れたロール紙15を介在させる状態にして、案内機構1
6を停止する。(ステップc)
【0029】(D)そして、印刷がされたロール紙15
がカッター18に送り込まれると、図4(d)に示すよ
うに、1枚の入場券に切断されて、券出口3へ送られ、
この出口3にて一端が挟持され、顧客により取られるの
を待つと共に(ステップd)、プリンタ17とカッター
18との間隔Tに介在するローラ紙15に複数の印字情
報のうち共通情報Aのみを印刷させた状態にして待機さ
せる。(ステップe)
【0030】(E)再び、次の発券指令、すなわち、予
め設定された購入価格と同額の硬貨が投入されて、所定
の操作ボタン4が操作されると、図4(e)に示すよう
に、プリンタ17で操作ボタン4で選択された印字情報
のうち共通情報部分A以外の個別情報部分B、例えば、
料金、日付や発券時間等を、プリンタ17とカッター1
8の間隔Tに介在する印字情報のうち共通情報部分Aが
印刷されたロール紙15に連続的にサーマル印刷して、
発券を行う。(ステップf) こうして、上述した(B)乃至(E)記載の動作が繰り
返され、硬貨の投入に応じて発券動作が行われる。
【0031】また、本実施例2における発券装置では、
操作ボタン4で選択された印字情報が印刷されたロール
紙15の後端部がカッター18に位置した時に、カッタ
ー18とプリンタ17間に介在するロール紙15に印字
情報のうち共通情報部分Aのみが印刷されるようにその
間隔Tが調整されている。
【0032】このように、本実施例2によれば、プリン
タ17で印字情報が印刷されたロール紙15をカッター
18に送り込む時に、プリンタ17で間隔Tに存在する
ロール紙15に各印字情報の共通情報部分Aを印刷させ
ると共に、カッター17で1枚の券に切断した後にプリ
ンタ17との間に印字情報の共通情報部分Aが印刷され
たロール紙15を待機させて、次の発券時に、印字情報
の個別情報部分Bを、プリンタ17でロール紙15に印
刷させてカッター18に送り込むようにしたので、発券
の際に順次、印刷情報が変更されるものに適用しても、
プリンタ17とカッター18の間隔Tに介在するロール
紙15をプリンター17に戻す必要なくして、連続的に
印字情報を印刷して券を発券することができるので、発
券時間に要する時間を短縮でき、発券の応答性が向上す
るという効果がある。
【0033】尚、本実施例2における発券装置において
は、乗車券(切符)を発券する発券装置について説明し
たが、これに限定されるものでなく、発券ごとに印字情
報のパターンが同一、又は異なる、例えば、食券、駐車
券等のいかなる発券装置に適用したものであってもよ
い。
【0034】
【発明の効果】このように本発明の発券装置によれば、
プリンタで所定間隔に介在する券紙に、前記印字情報の
一部を印刷させて待機させ、発券時に、印字情報の一部
が印刷された券紙に残りの印字情報を印刷させつつカッ
ターに送り込んで、当該カッターで1枚の券に切断せて
発券するようにして、これらの工程を繰り返すことによ
り、プリンタとカッターとの所定間隔に介在する券紙を
プリンターに戻す必要なくして、連続的に印字情報を印
刷して発券することができるので、発券時間に要する時
間を短縮でき、発券の応答性が向上するという効果があ
る。
【0035】また、所定間隔に介在する券紙に選択され
た印字情報のうち共通情報部分のみを印刷させると共
に、発券時に印字情報の共通情報部分が印刷された券紙
に個別情報部分を印刷させるようにしたので、印字情報
のパターンが逐次変更されるものに適用しても、プリン
タとカッターとの間に介在する券紙をプリンターに戻す
必要なくして、連続的に印字情報を印刷して発券するこ
とができるので、発券時間に要する時間を短縮でき、発
券の応答性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における発券装置の制御手段
が実行する制御プログラムを示すフローチャートであ
る。
【図2】(a)乃至(d)は本発明の実施例1における
発券装置の制御手段が実行する制御プログラムにより動
作するロール紙の状態を示す模式図である。
【図3】本発明の実施例2における発券装置の制御手段
が実行する制御プログラムを示すフローチャートであ
る。
【図4】(a)乃至(e)は本発明の実施例2における
発券装置の制御手段が実行する制御プログラムにより動
作するロール紙の状態を示す模式図である。
【図5】従来の発券装置の接客面の構成を示す平面図で
ある。
【図6】従来の他の発券装置の接客面の構成を示す平面
図である。
【図7】図5及び図6の発券装置の内部構造を示す透視
図である。
【図8】図5及び図6の発券装置の発券部の構成を示す
断面図である。
【図9】従来の発券装置の制御手段が実行する制御プロ
グラムにより動作するロール紙の状態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
15 ロール紙(券紙) 11 制御手段 17 プリンタ 18 カッター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】本発明の実施例1における発券装置の制御手段
が実行する制御プログラムにより動作するロール紙の状
態を示す模式図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】本発明の実施例2における発券装置の制御手段
が実行する制御プログラムにより動作するロール紙の状
態を示す模式図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未印刷の券紙を順次供給する券紙供給部
    と、前記券紙供給部から供給される券紙に券の印字情報
    を印刷するプリンタと、前記プリンタに対して所定間隔
    を隔てて配置され当該プリンタから送り込れる前記印字
    情報が印刷された券紙を1枚の券に切断して券出口に排
    出するカッターと、前記各部を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、 (1)前記プリンタで前記所定間隔に介在する券紙に、
    前記印字情報の一部分を印刷させて待機させ、 (2)発券時に、前記印字情報の一部が印刷された券紙
    に前記印字情報の残りの部分を印刷させつつ前記カッタ
    ーに送り込んで、当該カッターで1枚の券に切断せて発
    券すると共に、 (3)次回の発券前に前記(1)記載の工程を、当該次
    回の発券時に前記(2)記載の工程とを繰り返して順
    次、1枚に切断された券を発券することを特徴とする発
    券装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタが、前記制御手段による制
    御に基づき、共通情報部分及び個別情報部分からなる複
    数の券の印字情報のうち、選択された印字情報を順次供
    給される前記券紙に印刷するもので、 前記制御手段は、 前記所定間隔に介在する券紙に前記各印字情報のうち共
    通情報部分のみを印刷させると共に、発券時に前記印字
    情報の共通情報部分が印刷された券紙に、前記選択され
    た印字情報の個別情報部分を印刷させることを特徴とす
    る請求項1記載の発券装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2907577A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-25 Ingenico Sa Procede d'impression de tickets
JP2011018255A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Furuno Electric Co Ltd シート類発行装置

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FR2907577A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-25 Ingenico Sa Procede d'impression de tickets
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