JPH0916786A - ワインディング規則用塗り潰し処理方法 - Google Patents

ワインディング規則用塗り潰し処理方法

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JPH0916786A
JPH0916786A JP16045695A JP16045695A JPH0916786A JP H0916786 A JPH0916786 A JP H0916786A JP 16045695 A JP16045695 A JP 16045695A JP 16045695 A JP16045695 A JP 16045695A JP H0916786 A JPH0916786 A JP H0916786A
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Tomoji Otsuka
智司 大塚
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NIPPON DENKI MICOM TECH KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワインディング規則用塗り潰し処理におい
て、図形の描画方向による塗り潰し領域の判断処理を不
要にする。 【構成】 塗り潰しを行う図形から、各々の線分6,
7,8内においてY軸方向のドット(点)を1つのドッ
トに圧縮したペイントパターンを作成する。作成したペ
イントパターンの各ドットを、X軸に対する線分の描画
方向によって値1または値−1に変換して数値データを
作成する。数値データをY軸方向に走査し、1行目の値
を2行目へ、2行目の値を3行目へと加算して行き、最
後の行まで繰り返す。数値データの値が0以外の場合、
その数値データに対応したドットは塗り潰されるものと
し、数値データの値が0の場合、その数値データに対応
したドットは塗り潰されないものとする。その後、塗り
潰しを行う前の元の図形と重ね合わせることにより、塗
り潰し処理が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワインディング規則用
塗り潰し処理方法に関し、特に、塗り潰し領域の識別方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図面を参照して説明
する。図3は、従来の技術によるワインディング規則用
塗り潰し処理の説明図である。図4は、従来の技術によ
るワインディング規則用塗り潰し処理の流れ図である。
【0003】従来、この種のワインディング規則用塗り
潰し処理方法は、塗り潰し領域の判断処理と図形の塗り
潰し処理とで実現されている。
【0004】従来のワインディング規則用塗り潰し処理
方法の塗り潰し領域の判断処理では、任意の数の図形が
描画されている領域をX軸方向またはY軸方向に走査
し、走査線と図形を構成する線分が交わった交点におい
て、図形の線分の描画方向(右回りまたは左回りか)を
識別し、走査開始地点からの右回りの図形の線分との交
差回数と左回りの図形の線分との交差回数を累計し、左
回りの線分と右回りの線分との交差回数の累計が等しい
交点から、左回りの線分と右回りの線分との交差回数の
累計が異なる交点(または走査線の最後の地点)までの
線分が含まれる図形領域を塗り潰さない領域とし、左回
りの線分と右回りの線分との交差回数の累計が異なる交
点から、左回りの線分と右回りの線分との交差回数の累
計が等しい交点までの線分が含まれる図形領域を塗り潰
す領域としている。
【0005】その後、塗り潰す領域に対して塗り潰し処
理を行うことでワインディング規則用塗り潰し処理を行
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のワインディ
ング規則用塗り潰し処理方法では、塗り潰し領域を決定
するにあたり、任意の数の図形が描画されている領域を
X軸方向またはY軸方向に1ドット単位で走査し、図形
を構成する線分との交点においてその図形の描画方向を
識別するという塗り潰し領域の判断処理が必要であり、
処理時間が遅くなるという問題がある。
【0007】アウトラインフォント展開システム等に利
用できるワインディング規則に従った塗り潰し処理は、
図形を構成する線分の描画方向(右回りまたは左回り)
による塗り潰し領域の判断処理を不要にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるワインディ
ング規則用塗り潰し処理方法は、塗り潰しを行う図形か
ら、各々の線分内において、Y軸方向のドット(点)を
1つのドットに圧縮したペイントパターンを作成するペ
イントパターン作成処理と、ペイントパターンを数値デ
ータの1または−1に変換する数値パターン置き換え処
理と、数値データに置き換えたペイントパターンを塗り
潰す数値パターン塗り潰し処理と、塗り潰しが行われた
数値データをドットパターンに変換するビットパターン
変換処理と、塗り潰しを行う前の図形と塗り潰しが行わ
れたドットパターンを重ね合わせる重ね合わせ処理を備
えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す流れ図である。図
1に示す本発明の実施例は、ペイントパターン作成処理
1と、数値パターン置き換え処理2と、数値パターン塗
り潰し処理3と、ビットパターン変換処理4と、重ね合
わせ処理5とから構成される。
【0010】ペイントパターン作成処理1は、塗り潰し
を行う図形から、各々の線分内において、Y軸方向のド
ット(点)を1つのドットに圧縮したペイントパターン
を作成する手段を備える。
【0011】数値パターン置き換え処理2は、ペイント
パターンを数値データの1または−1に変換する手段を
備える。
【0012】数値パターン塗り潰し処理3は、数値デー
タに置き換えたペイントパターンを塗り潰す手段を備え
る。
【0013】ビットパターン変換処理4は、塗り潰しが
行われた数値データをドットパターンに変換する手段を
備える。
【0014】重ね合わせ処理5は、塗り潰しを行う前の
図形と塗り潰しが行われたドットパターンを重ね合わせ
る手段を備える。
【0015】次に、図2を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。
【0016】ペイントパターン作成処理1では、図2
(A)のような塗り潰しを行う図形の各々の線分をY軸
方向に走査し、走査線上に複数のドットが存在していた
場合、任意の1ドットを残して他のドットを削除し、図
2(B)のようなペイントパターンを作成する。
【0017】次に、数値パターン置き換え処理2にて、
数値データ格納領域を同一の値で初期化する。その後、
ドットを含む図形の線分の描画方向がX軸に対してプラ
ス方向の場合(図2(A) の線分6と線分7)、そのド
ットを数値データの1に置き換え、反対に描画方向がX
軸方向に対してマイナス方向の場合(図2(A)の線分
8)、そのドットを数値データの−1に置き換える。そ
して、数値データに置き換える前のドットが格納されて
いた場所と1対1に対応する数値データ格納領域にその
置き換えた数値データを加算する。
【0018】次に、数値パターン塗り潰し処理3にて、
Y軸方向に図2(C)のような数値データ格納領域を走
査し、1番目の各値を2番目の各値へ加え、その後、2
番目の各値を3番目の各値に加え、その後、3番目の各
値を4番目の各値に加えるという演算を数値データの走
査が終るまで繰り返す。
【0019】次に、ビットパターン変換処理4にて、図
2(D)のような数値データ格納領域をY軸方向に走査
し、格納されている数値データが初期値以外を「ドット
あり」、初期値の場合は「ドットなし」という規則で数
値データを図2(E)のようなドットデータに変換す
る。
【0020】次に、重ね合わせ処理5にて、数値パター
ンから変換したドットパターンと元の図形を重ね合わ
せ、図2(F)のようなドットパターンを作成する。
【0021】上記の実施例では、ペイントパターン作成
処理1と数値パターン塗り潰し処理3とビットパターン
変換処理4でY軸方向に走査し、数値パターン置き換え
処理2で描画方向をX軸方向と比較すると説明したが、
ペイントパターン作成処理1と数値パターン塗り潰し処
理3とビットパターン変換処理4でX軸方向に走査し、
数値パターン置き換え処理2でY軸方向と比較すること
もできる。また、数値パターン置き換え処理2で1また
は−1に置き換えると説明したが、−4と4など両方を
合計して0になる数値の組ならば任意の値でよい。ま
た、数値データ格納領域の初期化は、数値パターン置き
換え処理2の実行前の任意の場所でも構わない。
【0022】さらに、塗り潰しを行う図形を描画する時
に、ペイントパターン作成処理や数値パターン置き換え
処理を同時に行っても構わない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるワイ
ンディング規則用塗り潰し処理方法は、塗り潰し領域の
判断をする処理がなく、図形の描画方向を識別する処理
が不要なため、処理速度を向上できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の流れ図である。
【図2】分図(A) は塗り潰しを行う図形を示す図、分
図(B) は塗り潰しを行う図形のペイントパターンを示
す図、分図(C) は数値データに置き換えたペイントパ
ターンを示す図、分図(D) は数値パターン塗り潰し処
理で塗り潰しを行った数値データを示す図、分図(E)
は塗り潰し後の数値データから変換したビットパターン
を示す図、分図(F) は重ね合わせ処理後のビットパタ
ーンを示す図である。
【図3】従来例による塗り潰し処理の説明図である。
【図4】従来例による塗り潰し処理の流れ図である。
【符号の説明】
6 描画方向がX軸に対してプラス方向の線分 7 描画方向がX軸に対してプラス方向の線分 8 描画方向がX軸に対してマイナス方向の線分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗り潰しを行う図形から、各々の線分内
    において、Y軸方向のドット(点)を1つのドットに圧
    縮したペイントパターンを作成するペイントパターン作
    成処理と、 ペイントパターンを数値データの1または−1に変換す
    る数値パターン置き換え処理と、 数値データに置き換えたペイントパターンを塗り潰す数
    値パターン塗り潰し処理と、 塗り潰しが行われた数値データをドットパターンに変換
    するビットパターン変換処理と、 塗り潰しを行う前の図形と塗り潰しが行われたドットパ
    ターンを重ね合わせる重ね合わせ処理を備えたことを特
    徴とするワインディング規則用塗り潰し処理方法。
JP7160456A 1995-06-27 1995-06-27 ワインディング規則用塗り潰し処理方法 Expired - Lifetime JP3068442B2 (ja)

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