JP3068442B2 - ワインディング規則用塗り潰し処理方法 - Google Patents

ワインディング規則用塗り潰し処理方法

Info

Publication number
JP3068442B2
JP3068442B2 JP7160456A JP16045695A JP3068442B2 JP 3068442 B2 JP3068442 B2 JP 3068442B2 JP 7160456 A JP7160456 A JP 7160456A JP 16045695 A JP16045695 A JP 16045695A JP 3068442 B2 JP3068442 B2 JP 3068442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
numerical data
value
numerical
filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7160456A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0916786A (ja
Inventor
智司 大塚
Original Assignee
日本電気マイコンテクノロジー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気マイコンテクノロジー株式会社 filed Critical 日本電気マイコンテクノロジー株式会社
Priority to JP7160456A priority Critical patent/JP3068442B2/ja
Publication of JPH0916786A publication Critical patent/JPH0916786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068442B2 publication Critical patent/JP3068442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワインディング規則用
塗り潰し処理方法に関し、特に、塗り潰し領域の識別方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図面を参照して説明
する。図3は、従来の技術によるワインディング規則用
塗り潰し処理の説明図である。図4は、従来の技術によ
るワインディング規則用塗り潰し処理の流れ図である。
【0003】従来、この種のワインディング規則用塗り
潰し処理方法は、塗り潰し領域の判断処理と図形の塗り
潰し処理とで実現されている。
【0004】従来のワインディング規則用塗り潰し処理
方法の塗り潰し領域の判断処理では、任意の数の図形が
描画されている領域をX軸方向またはY軸方向に走査
し、走査線と図形を構成する線分が交わった交点におい
て、図形の線分の描画方向(右回りまたは左回りか)を
識別し、走査開始地点からの右回りの図形の線分との交
差回数と左回りの図形の線分との交差回数を累計し、左
回りの線分と右回りの線分との交差回数の累計が等しい
交点から、左回りの線分と右回りの線分との交差回数の
累計が異なる交点(または走査線の最後の地点)までの
線分が含まれる図形領域を塗り潰さない領域とし、左回
りの線分と右回りの線分との交差回数の累計が異なる交
点から、左回りの線分と右回りの線分との交差回数の累
計が等しい交点までの線分が含まれる図形領域を塗り潰
す領域としている。
【0005】その後、塗り潰す領域に対して塗り潰し処
理を行うことでワインディング規則用塗り潰し処理を行
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のワインディ
ング規則用塗り潰し処理方法では、塗り潰し領域を決定
するにあたり、任意の数の図形が描画されている領域を
X軸方向またはY軸方向に1ドット単位で走査し、図形
を構成する線分との交点においてその図形の描画方向を
識別するという塗り潰し領域の判断処理が必要であり、
処理時間が遅くなるという問題がある。
【0007】アウトラインフォント展開システム等に利
用できるワインディング規則に従った塗り潰し処理は、
図形を構成する線分の描画方向(右回りまたは左回り)
による塗り潰し領域の判断処理を不要にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明によるワインデ
ィング規則用塗り潰し処理方法は、塗り潰しを行う図形
から、各々の線分内において、Y軸方向のドット(点)
を1つのドットに圧縮したペイントパターンを作成する
ペイントパターン作成処理と、ペイントパターンの描画
方向がX軸に対してプラス方向のものを数値データの1
に変換し、ペイントパターンの描画方向がX軸に対して
マイナス方向のものを数値データの−1に変換する数値
パターン置き換え処理と、前記数値データの1番目の各
値を2番目の各値に加え、その後、2番目の各値を3番
目の各値に加え、その後、3番目の各値を4番目の各値
に加えるという演算をY軸方向に数値データの走査が終
るまで繰り返すことにより、数値データに置き換えたペ
イントパターンを塗り潰す数値パターン塗り潰し処理
と、前記数値パターン塗り潰し処理による塗り潰しの結
果、1または−1に変換された数値データをドットパタ
ーンに変換するビットパターン変換処理と、塗り潰しを
行う前の図形と塗り潰しが行われたドットパターンを重
ね合わせる重ね合わせ処理を備えたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す流れ図である。図
1に示す本発明の実施例は、ペイントパターン作成処理
1と、数値パターン置き換え処理2と、数値パターン塗
り潰し処理3と、ビットパターン変換処理4と、重ね合
わせ処理5とから構成される。
【0010】ペイントパターン作成処理1は、塗り潰し
を行う図形から、各々の線分内において、Y軸方向のド
ット(点)を1つのドットに圧縮したペイントパターン
を作成する手段を備える。
【0011】数値パターン置き換え処理2は、ペイント
パターンを数値データの1または−1に変換する手段を
備える。
【0012】数値パターン塗り潰し処理3は、数値デー
タに置き換えたペイントパターンを塗り潰す手段を備え
る。
【0013】ビットパターン変換処理4は、塗り潰しが
行われた数値データをドットパターンに変換する手段を
備える。
【0014】重ね合わせ処理5は、塗り潰しを行う前の
図形と塗り潰しが行われたドットパターンを重ね合わせ
る手段を備える。
【0015】次に、図2を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。
【0016】ペイントパターン作成処理1では、図2
(A)のような塗り潰しを行う図形の各々の線分をY軸
方向に走査し、走査線上に複数のドットが存在していた
場合、任意の1ドットを残して他のドットを削除し、図
2(B)のようなペイントパターンを作成する。
【0017】次に、数値パターン置き換え処理2にて、
数値データ格納領域を同一の値で初期化する。その後、
ドットを含む図形の線分の描画方向がX軸に対してプラ
ス方向の場合(図2(A) の線分6と線分7)、そのド
ットを数値データの1に置き換え、反対に描画方向がX
軸方向に対してマイナス方向の場合(図2(A)の線分
8)、そのドットを数値データの−1に置き換える。そ
して、数値データに置き換える前のドットが格納されて
いた場所と1対1に対応する数値データ格納領域にその
置き換えた数値データを加算する。
【0018】次に、数値パターン塗り潰し処理3にて、
Y軸方向に図2(C)のような数値データ格納領域を走
査し、1番目の各値を2番目の各値へ加え、その後、2
番目の各値を3番目の各値に加え、その後、3番目の各
値を4番目の各値に加えるという演算を数値データの走
査が終るまで繰り返す。
【0019】次に、ビットパターン変換処理4にて、図
2(D)のような数値データ格納領域をY軸方向に走査
し、格納されている数値データが初期値以外を「ドット
あり」、初期値の場合は「ドットなし」という規則で数
値データを図2(E)のようなドットデータに変換す
る。
【0020】次に、重ね合わせ処理5にて、数値パター
ンから変換したドットパターンと元の図形を重ね合わ
せ、図2(F)のようなドットパターンを作成する。
【0021】上記の実施例では、ペイントパターン作成
処理1と数値パターン塗り潰し処理3とビットパターン
変換処理4でY軸方向に走査し、数値パターン置き換え
処理2で描画方向をX軸方向と比較すると説明したが、
ペイントパターン作成処理1と数値パターン塗り潰し処
理3とビットパターン変換処理4でX軸方向に走査し、
数値パターン置き換え処理2でY軸方向と比較すること
もできる。また、数値パターン置き換え処理2で1また
は−1に置き換えると説明したが、−4と4など両方を
合計して0になる数値の組ならば任意の値でよい。ま
た、数値データ格納領域の初期化は、数値パターン置き
換え処理2の実行前の任意の場所でも構わない。
【0022】さらに、塗り潰しを行う図形を描画する時
に、ペイントパターン作成処理や数値パターン置き換え
処理を同時に行っても構わない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるワイ
ンディング規則用塗り潰し処理方法は、塗り潰し領域の
判断をする処理がなく、図形の描画方向を識別する処理
が不要なため、処理速度を向上できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の流れ図である。
【図2】分図(A) は塗り潰しを行う図形を示す図、分
図(B) は塗り潰しを行う図形のペイントパターンを示
す図、分図(C) は数値データに置き換えたペイントパ
ターンを示す図、分図(D) は数値パターン塗り潰し処
理で塗り潰しを行った数値データを示す図、分図(E)
は塗り潰し後の数値データから変換したビットパターン
を示す図、分図(F) は重ね合わせ処理後のビットパタ
ーンを示す図である。
【図3】従来例による塗り潰し処理の説明図である。
【図4】従来例による塗り潰し処理の流れ図である。
【符号の説明】
6 描画方向がX軸に対してプラス方向の線分 7 描画方向がX軸に対してプラス方向の線分 8 描画方向がX軸に対してマイナス方向の線分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗り潰しを行う図形から、各々の線分内
    において、Y軸方向のドット(点)を1つのドットに圧
    縮したペイントパターンを作成するペイントパターン作
    成処理と、ペイントパターンの描画方向がX軸に対してプラス方向
    のものを数値データの1に変換し、ペイントパターンの
    描画方向がX軸に対してマイナス方向のものを数値デー
    タの−1に変換する 数値パターン置き換え処理と、前記数値データの1番目の各値を2番目の各値に加え、
    その後、2番目の各値を3番目の各値に加え、その後、
    3番目の各値を4番目の各値に加えるという演算をY軸
    方向に数値データの走査が終るまで繰り返すことによ
    り、 数値データに置き換えたペイントパターンを塗り潰
    す数値パターン塗り潰し処理と、前記数値パターン塗り潰し処理による塗り潰しの結果、
    1または−1に変換された 数値データをドットパターン
    に変換するビットパターン変換処理と、 塗り潰しを行う前の図形と塗り潰しが行われたドットパ
    ターンを重ね合わせる重ね合わせ処理を備えたことを特
    徴とするワインディング規則用塗り潰し処理方法。
JP7160456A 1995-06-27 1995-06-27 ワインディング規則用塗り潰し処理方法 Expired - Lifetime JP3068442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160456A JP3068442B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 ワインディング規則用塗り潰し処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160456A JP3068442B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 ワインディング規則用塗り潰し処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0916786A JPH0916786A (ja) 1997-01-17
JP3068442B2 true JP3068442B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=15715336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7160456A Expired - Lifetime JP3068442B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 ワインディング規則用塗り潰し処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068442B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634380A (ja) * 1986-06-23 1988-01-09 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 計算機図形処理装置
JPS6368985A (ja) * 1986-09-11 1988-03-28 Fujitsu Ltd 面ぬり方式
JP2774573B2 (ja) * 1989-05-26 1998-07-09 シャープ株式会社 画像処理方法
JPH03131895A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hitachi Ltd 文字発生方式
JP3059189B2 (ja) * 1990-05-08 2000-07-04 株式会社リコー 塗りつぶし回路
JPH04137188A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Sony Corp 多角形内部のアドレス発生回路
JPH04175989A (ja) * 1990-11-09 1992-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ベクトルフォント描画装置
JPH04297964A (ja) * 1991-03-27 1992-10-21 Seiko Epson Corp 文字・図形発生装置
JP3151005B2 (ja) * 1991-08-02 2001-04-03 キヤノン株式会社 図形処理装置および図形処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0916786A (ja) 1997-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5867172A (en) Thickened and thinned character generating device including elements for removing undesirably formed outline portions
US6052489A (en) Image output apparatus and method
EP0661669A2 (en) Character pattern generation apparatus and method
JP3068442B2 (ja) ワインディング規則用塗り潰し処理方法
KR100212412B1 (ko) 문자패턴 생성장치
US5519412A (en) Pattern processing method
EP0811953B1 (en) Image processing apparatus and method
JP2907855B2 (ja) 文字パターン発生装置および文字パターン発生方法
US5355448A (en) Method of generating dot signals corresponding to character pattern and the system therefor
JPH0277889A (ja) 図形塗りつぶし方式
JP2774662B2 (ja) 文字処理装置
JP3829908B2 (ja) 画像処理装置
JP3082467B2 (ja) アウトラインデータ処理装置
JPH0573693A (ja) 輪郭塗り潰し方式
JP3800280B2 (ja) 破線生成装置
JPH07114369A (ja) 文字及び図形データ加工装置
US5619342A (en) Method for determinig a destination pixel location from an arbitrary source pixel location during scaling of a bit map image
JP3025739B2 (ja) 文字パターン発生装置および文字パターン発生方法
JPH02238965A (ja) 記録装置
JPS625291A (ja) 斜体文字発生方式
JP2645053B2 (ja) 外字パターン作成装置
JPH02144781A (ja) 塗潰し方法及び装置
JPH07203178A (ja) 画像データ処理方法
JPH03113494A (ja) パターン発生方式
JPH06251164A (ja) 文字パターン生成装置