JPH0916787A - 図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法 - Google Patents
図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法Info
- Publication number
- JPH0916787A JPH0916787A JP7160453A JP16045395A JPH0916787A JP H0916787 A JPH0916787 A JP H0916787A JP 7160453 A JP7160453 A JP 7160453A JP 16045395 A JP16045395 A JP 16045395A JP H0916787 A JPH0916787 A JP H0916787A
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- Japan
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- point
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- line
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- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 y軸方向の図形塗り潰し用の枠線の各直線を
順に描画する場合に、直線の始点および終点の描画が一
つ前に描画した直線の方向に影響を受けることを防ぎ、
複数の枠線を連続して描画することを可能にする。 【構成】 直線のx成分の方向を負,0,正の3通りに
場合分けする(ステップ11)。方向が0のときは、始
点および終点を描画しない。方向が負のときは、直線の
始点と終点を入れ換え(ステップ12)、始点を描画し
(ステップ13)終点を描画しない。方向が正のとき
は、始点を描画し(ステップ13)終点を描画しない。
これら一連のステップを枠線のすべての直線に対して行
なう。
順に描画する場合に、直線の始点および終点の描画が一
つ前に描画した直線の方向に影響を受けることを防ぎ、
複数の枠線を連続して描画することを可能にする。 【構成】 直線のx成分の方向を負,0,正の3通りに
場合分けする(ステップ11)。方向が0のときは、始
点および終点を描画しない。方向が負のときは、直線の
始点と終点を入れ換え(ステップ12)、始点を描画し
(ステップ13)終点を描画しない。方向が正のとき
は、始点を描画し(ステップ13)終点を描画しない。
これら一連のステップを枠線のすべての直線に対して行
なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形塗り潰し用枠線の
始点終点描画方法に関し、特に、直線の始点および終点
の描画方法に関する。
始点終点描画方法に関し、特に、直線の始点および終点
の描画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の始点終点描画方法は、図3に示す
ように、直線のx成分の方向を調べるステップ31と、
描画する直線が枠線の一番最初であるかを判断するステ
ップ32と、描画する直線のx成分の方向と枠線の一つ
前に描画した直線のx成分の方向を比較するステップ3
3と、直線の始点を描画するステップ34と、直線の終
点を描画するステップ35と、描画する直線が枠線の一
番最後であるかを判断するステップ36と、枠線の一番
最初の直線のx成分の方向を調べるステップ37と、描
画する直線のx成分の方向と枠線の一番最初の直線のx
成分の方向を比較するステップ38と、枠線の一番最後
の直線の終点を描画するステップ39とを含んでいる。
ように、直線のx成分の方向を調べるステップ31と、
描画する直線が枠線の一番最初であるかを判断するステ
ップ32と、描画する直線のx成分の方向と枠線の一つ
前に描画した直線のx成分の方向を比較するステップ3
3と、直線の始点を描画するステップ34と、直線の終
点を描画するステップ35と、描画する直線が枠線の一
番最後であるかを判断するステップ36と、枠線の一番
最初の直線のx成分の方向を調べるステップ37と、描
画する直線のx成分の方向と枠線の一番最初の直線のx
成分の方向を比較するステップ38と、枠線の一番最後
の直線の終点を描画するステップ39とを含んでいる。
【0003】図形を塗り潰すための枠線は複数個の連続
した直線で描画される。各々の直線は図3で示す流れに
従って始点終点が描画される。一つの直線を描画する場
合、直線のx成分の方向(負,0,正のいずれか)を調
べる(ステップ31)。その結果直線のx成分の方向が
0(y軸に平行な直線,または始点と終点が同位置の直
線)のときは、始点および終点は描画しない。直線のx
成分の方向が負または正のとき、その直線が枠線の最初
の直線であるとき(ステップ32)またはx成分の方向
が1つ前に描画した直線のx成分の方向と同じ(負と
負,0と0,正と正)とき(ステップ33)は始点を描
画せず終点を描画し(ステップ35)、描画する直線が
枠線の最初の直線ではなく(ステップ32)かつその直
線のx成分の方向が1つ前に描画した直線のx成分の方
向と異なるとき(ステップ33)は始点および終点を描
画する(ステップ34,35)。点を描画するとは、点
のxy座標に対応するピクセルの値(0または1)と数
値1とで排他的論理和を取り結果をそのピクセルへ格納
することである。また、描画する直線が枠線の最後の直
線であるときで(ステップ36)かつ枠線の最初の直線
のx成分の方向が負または正のときで(ステップ37)
かつ描画する直線のx成分の方向と枠線の最初の直線の
x成分の方向が異なるときは(ステップ38)、枠線の
最後の直線の終点を描画する(ステップ39)。
した直線で描画される。各々の直線は図3で示す流れに
従って始点終点が描画される。一つの直線を描画する場
合、直線のx成分の方向(負,0,正のいずれか)を調
べる(ステップ31)。その結果直線のx成分の方向が
0(y軸に平行な直線,または始点と終点が同位置の直
線)のときは、始点および終点は描画しない。直線のx
成分の方向が負または正のとき、その直線が枠線の最初
の直線であるとき(ステップ32)またはx成分の方向
が1つ前に描画した直線のx成分の方向と同じ(負と
負,0と0,正と正)とき(ステップ33)は始点を描
画せず終点を描画し(ステップ35)、描画する直線が
枠線の最初の直線ではなく(ステップ32)かつその直
線のx成分の方向が1つ前に描画した直線のx成分の方
向と異なるとき(ステップ33)は始点および終点を描
画する(ステップ34,35)。点を描画するとは、点
のxy座標に対応するピクセルの値(0または1)と数
値1とで排他的論理和を取り結果をそのピクセルへ格納
することである。また、描画する直線が枠線の最後の直
線であるときで(ステップ36)かつ枠線の最初の直線
のx成分の方向が負または正のときで(ステップ37)
かつ描画する直線のx成分の方向と枠線の最初の直線の
x成分の方向が異なるときは(ステップ38)、枠線の
最後の直線の終点を描画する(ステップ39)。
【0004】これら一連のステップを枠線のすべての直
線に順に行なうことにより、等x座標上の描画された点
(値が1であるピクセル)の総和が偶数になり、y方向
の塗り潰しが可能な枠線が作成される。
線に順に行なうことにより、等x座標上の描画された点
(値が1であるピクセル)の総和が偶数になり、y方向
の塗り潰しが可能な枠線が作成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の始点終点描
画方法は、直線のx成分の方向による場合分けが複雑で
ある上に、枠線の一つ前に描画した直線のx成分の方向
を記憶しておかなければならなかった。また、描画する
直線が枠線の最初かまたは最後かにより始点終点の描画
方法が異なるため複数の塗り潰し用の枠線を連続して描
画できないという問題点があった。
画方法は、直線のx成分の方向による場合分けが複雑で
ある上に、枠線の一つ前に描画した直線のx成分の方向
を記憶しておかなければならなかった。また、描画する
直線が枠線の最初かまたは最後かにより始点終点の描画
方法が異なるため複数の塗り潰し用の枠線を連続して描
画できないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の図形塗り潰し用
枠線の始点終点描画方法は、アウトラインフォント文字
や任意図形の塗り潰しのための枠線の各々の直線のx成
分の方向を調べ、次に直線の描画方向を統一し、直線の
始点終点の描画を規定して行なうことを特徴とする。
枠線の始点終点描画方法は、アウトラインフォント文字
や任意図形の塗り潰しのための枠線の各々の直線のx成
分の方向を調べ、次に直線の描画方向を統一し、直線の
始点終点の描画を規定して行なうことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す流れ図であ
り、図2は、図1の実施例により枠線が描画される過程
を示す説明図である。この枠線を作成するには、その3
本の直線についてそれぞれ図1で示した流れに従って始
点終点の描画を行なう。この枠線を構成する3本の直線
の描画順序は任意で行なえるが、ここでは直線21,2
2,23の順で描画する。直線の始点終点を描画する場
合、始めに直線のx成分の方向(負,0,正のいずれ
か)を調べる(ステップ11)。始点が点24で終点が
点25である直線21はx成分の方向が正であるので、
点24を描画し(ステップ13)点25を描画しない。
点を描画するとは、点のxy座標に対応するピクセルの
値(0または1)と数値1とで排他的論理和を取り結果
をそのピクセルへ格納することである。図2の黒丸はピ
クセルの値が1の点で、白丸はピクセルの値が0の点で
ある。始点が点25で終点が点26である直線22はx
成分の方向が負であるので、始点と終点の入れ換えを行
ない(ステップ12)、点26(始点)を描画し(ステ
ップ13)点25(終点)を描画しない。始点が点26
で終点が点24でありy軸に平行な直線23はx成分の
方向が0である(ステップ11)ので、点24および点
26は描画しない。このようして図2の白丸黒丸で示す
ような始点終点が描画され、等x座標上の描画された点
(値が1であるピクセル)の総和が偶数になり、y方向
の塗り潰しが可能な枠線が作成される。
り、図2は、図1の実施例により枠線が描画される過程
を示す説明図である。この枠線を作成するには、その3
本の直線についてそれぞれ図1で示した流れに従って始
点終点の描画を行なう。この枠線を構成する3本の直線
の描画順序は任意で行なえるが、ここでは直線21,2
2,23の順で描画する。直線の始点終点を描画する場
合、始めに直線のx成分の方向(負,0,正のいずれ
か)を調べる(ステップ11)。始点が点24で終点が
点25である直線21はx成分の方向が正であるので、
点24を描画し(ステップ13)点25を描画しない。
点を描画するとは、点のxy座標に対応するピクセルの
値(0または1)と数値1とで排他的論理和を取り結果
をそのピクセルへ格納することである。図2の黒丸はピ
クセルの値が1の点で、白丸はピクセルの値が0の点で
ある。始点が点25で終点が点26である直線22はx
成分の方向が負であるので、始点と終点の入れ換えを行
ない(ステップ12)、点26(始点)を描画し(ステ
ップ13)点25(終点)を描画しない。始点が点26
で終点が点24でありy軸に平行な直線23はx成分の
方向が0である(ステップ11)ので、点24および点
26は描画しない。このようして図2の白丸黒丸で示す
ような始点終点が描画され、等x座標上の描画された点
(値が1であるピクセル)の総和が偶数になり、y方向
の塗り潰しが可能な枠線が作成される。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、直線の
x成分の方向が負のときは始点と終点を入れ換え、方向
が負または正のときは始点を描画し終点は必ず描画しな
いというように始点と終点の描画を固定して行なうの
で、枠線の一つ前に描画した直線のx成分の方向に影響
されず、また複数の塗り潰し用枠線を連続して描画でき
るという効果を奏する。
x成分の方向が負のときは始点と終点を入れ換え、方向
が負または正のときは始点を描画し終点は必ず描画しな
いというように始点と終点の描画を固定して行なうの
で、枠線の一つ前に描画した直線のx成分の方向に影響
されず、また複数の塗り潰し用枠線を連続して描画でき
るという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の流れ図である。
【図2】図1の実施例により枠線が描画される過程を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】従来例の流れ図である。
11 直線のx成分の方向を調べるステップ 12 直線の始点と終点を入れ換えるステップ 13 直線の始点を描画するステップ
Claims (1)
- 【請求項1】 アウトラインフォント文字や任意図形の
塗り潰しのための枠線の各々の直線のx成分の方向を調
べ、次に直線の描画方向を統一し、直線の始点終点の描
画を規定して行なうことを特徴とする図形塗り潰し用枠
線の始点終点描画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7160453A JPH0916787A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7160453A JPH0916787A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916787A true JPH0916787A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15715270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7160453A Pending JPH0916787A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0916787A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7942962B2 (en) | 2007-04-23 | 2011-05-17 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Monoazo metal complex, azo-type pigment dispersant, and pigment composition comprising the azo-type pigment dispersant |
JP2014052782A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Fujitsu Semiconductor Ltd | ライン描画装置、ライン描画方法、及びライン描画プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242273A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-24 | Toshiba Corp | Xorモ−ドによる描画制御方式 |
JPH0250778A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Sharp Corp | 画像処理方法 |
JPH04684A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-06 | Yamaha Corp | 図形塗り潰し方法 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP7160453A patent/JPH0916787A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242273A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-24 | Toshiba Corp | Xorモ−ドによる描画制御方式 |
JPH0250778A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Sharp Corp | 画像処理方法 |
JPH04684A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-06 | Yamaha Corp | 図形塗り潰し方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7942962B2 (en) | 2007-04-23 | 2011-05-17 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Monoazo metal complex, azo-type pigment dispersant, and pigment composition comprising the azo-type pigment dispersant |
JP2014052782A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Fujitsu Semiconductor Ltd | ライン描画装置、ライン描画方法、及びライン描画プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971118 |