JPH06152998A - ハーフトーン出力方式 - Google Patents

ハーフトーン出力方式

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JPH06152998A
JPH06152998A JP4317793A JP31779392A JPH06152998A JP H06152998 A JPH06152998 A JP H06152998A JP 4317793 A JP4317793 A JP 4317793A JP 31779392 A JP31779392 A JP 31779392A JP H06152998 A JPH06152998 A JP H06152998A
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JP
Japan
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mask pattern
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mask
basic
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Takeshi Sato
健 佐藤
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Mutoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色指定された塗り潰しデータをその色に応じ
て簡単且つ適切に疑似階調表現する。 【構成】 マスクパターン記憶部8は、各基本色の濃度
に応じたドット密度を有すると共に基本色相互間でドッ
ト位置が重ならないマスクパターンを各基本色について
記憶する。マスク部7は、塗り潰しデータの指定色及び
描画ラインに応じてマスクパターン記憶部8からマスク
パターンを読み出し、必要に応じてマスクパターンを加
工して得られたマスクパターンで塗り潰しデータをマス
クして疑似階調処理された塗り潰しデータを生成出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色指定された塗り潰し
データを含むプロッタコマンド等を受けて、モノクロー
ムラスタプロッタ等に疑似階調表現された塗り潰しデー
タを出力するハーフトーン出力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムで例えばサーフェイス処
理等と呼ばれる閉図形内の塗り潰し処理を行う場合、塗
り潰す閉図形と各描画ラインとの交点を境界点として求
め、次に各描画ラインの境界点間に連続するドットデー
タを発生することにより、いわゆるべた塗りを行うよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モノク
ロームプロッタでこの処理を行う場合、塗り潰しの色指
定がなされていても、従来は全てべた塗り処理がなされ
てしまうため、色の表現能力に乏しいという問題があっ
た。また、塗り潰しパターンとして、ハッチング等の特
定のパターンを使用することもなされているが、この種
のパターンは、ビットマップメモリへの書き込み操作を
制御することにより得られるもので、制御が複雑でパタ
ーンの変更が容易でなく、色に応じた疑似階調表現に使
用するには表現範囲が狭いという欠点がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、色指定された塗り潰しデータをその
色に応じて簡単且つ適切に疑似階調表現することができ
るハーフトーン出力方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハーフトー
ン出力方式は、各基本色の濃度に応じたドット密度を有
すると共に基本色相互間でドット位置が重ならないマス
クパターンを各基本色について記憶するマスクパターン
記憶手段と、塗り潰しデータの指定色及び描画ラインに
応じて前記マスクパターン記憶手段からマスクパターン
を読み出し、必要に応じて前記マスクパターンを加工し
て得られたマスクパターンで前記塗り潰しデータをマス
クして疑似階調処理された塗り潰しデータを生成出力す
るマスク手段とを具備してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、各基本色の濃度に応じたドッ
ト密度を有するマスクパターンをマスクパターン記憶手
段に記憶しておき、このマスクパターンを使用して塗り
潰しデータをマスクすることにより塗り潰しデータを得
るようにしているので、複雑な制御を必要とせずに指定
色に応じた疑似階調の塗り潰しデータを得ることができ
る。
【0007】なお、マスクパターンは、基本色相互間で
ドット位置が重ならないので、基本色のマスクパターン
を適宜組み合わせることにより、基本色以外の色のマス
クパターンも生成することができる。このため、記憶す
べきマスクパターンは必要最小限度で足りる。また、テ
クスチャノイズを防止するには、マスクパターンをライ
ン毎にランダムにずらすことが望ましい。このため、連
続する複数ラインの各々についてマスクパターンを備え
るようにしてもよいが、基本のパターンをライン毎に所
定ビットだけずらして次のラインのパターンを生成すれ
ば、記憶しておくマスクパターンは更に少なくなる。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を参照してこの発明の実施
例について説明する。図1はこの発明の実施例に係るハ
ーフトーン出力システムを示すブロック図である。図示
しないCADシステムから送られてくるプロッタコマン
ドは、例えば図2に示すように、閉図形であることを示
すコマンド、モード情報、線数及び各線の始点・終点座
標により構成されている。モード情報には、その閉図形
を塗り潰すかどうかを示すフラグ及び塗り潰す色の情報
が含まれている。このプロッタコマンドは、線図形発生
部1に入力される。線図形発生部1は、入力されたプロ
ッタコマンドの各線の始点・終点情報から閉図形を構成
する各線分や円弧等を生成し、アドレスバス2及びデー
タバス3を介してビットマップメモリ4に線図形を展開
する。
【0009】境界線検出部5は、線図形発生部1で発生
された線図形のビットマップデータを描画ラインのアド
レスでソートして、図3に示すような線図形の境界点P
1 ,P2 を検出する。塗り潰し領域発生部6は、図4に
示すように、上記求められた境界点P1 ,P2 を連結す
る線分を塗り潰し領域として各ライン毎に発生させ、マ
スク部7に供給する。マスク部7は、マスクパターン記
憶部8に記憶されたマスクパターンに基づいて、前記塗
り潰し領域にマスクをかけ、このマスク処理された塗り
潰しデータをビットマップメモリ4に書き込む。なお、
線図形発生部1、境界点検出部5、塗り潰し領域発生部
6、マスク部7及びマスクパターン記憶部8は、画像処
理プロッセッサの内部の機能を利用するようにしてもよ
い。
【0010】図5は、マスクパターン記憶部8に記憶さ
れるマスクパターンの一例を示す図である。基本色は、
シアン、マゼンダ及びイエローであり、それぞれのドッ
ト密度は、2/8、5/8、1/8に設定されている。
また、このパターンは、連続する4ラインのパターンが
それぞれ異なり、これが繰返されるように設定されてい
る。即ち、1ライン目を基準とすると、2ライン目では
4ビット右にシフトし、3ライン目では2ビット左にシ
フトし、4ライン目では2ビット右にシフトするパター
ンとなっている。
【0011】これらのパターンを実際に出力した場合の
パターンを図6に示す。イエロー、シアン及びマゼンダ
のパターンは、構成されるドットが相互に重ならない位
置に設定されている。したがって、これらの3パターン
を全部重ねると、黒の塗り潰しパターンが得られる。こ
のように、指定される色情報と、使用されるマスクパタ
ーンとの関係は、下記表1のように決められる。
【0012】
【表1】
【0013】したがって、指定された色に応じた1〜3
つのマスクパターンをマスクパターン記憶部8から読み
出し、指定された色に応じたマスクパターンの合成処理
(論理和処理)を行って、得られたマスクパターンを塗
り潰し領域発生部6から出力される塗り潰し領域と論理
積処理することにより、各色の濃度に応じて疑似階調表
現された塗り潰しパターンを得ることができる。
【0014】なお、上記の実施例では、各基本色の1〜
4ライン目のパターンを記憶するようにしたが、マスク
パターンとしては、例えば1ライン目のパターンのみを
基本パターンとして記憶しておき、2〜4ライン目のパ
ターンは、上記基本パターンを必要量だけシフトさせて
得るようにしてもよい。この場合、記憶されるパターン
数を削減することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
基本色の濃度に応じたドット密度を有するマスクパター
ンをマスクパターン記憶手段に記憶しておき、このマス
クパターンを使用して塗り潰しデータをマスクすること
により塗り潰しデータを得るようにしているので、複雑
な制御を必要とせずに指定色に応じた適切な疑似階調の
塗り潰しデータを得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るハーフトーン出力シス
テムのブロック図である。
【図2】 同システムに入力されるプロッタコマンドを
示す図である。
【図3】 同システムにおける境界点検出処理を説明す
るための図である。
【図4】 同システムにおける塗り潰し領域発生処理を
説明するための図である。
【図5】 同システムで使用されるマスクパターンの一
例を示す図である。
【図6】 同システムで得られる疑似階調表現された塗
り潰しデータを示す図である。
【符号の説明】
1…線図形発生部、2…アドレスバス、3…データバ
ス、4…ビットマップメモリ、5…境界点検出部、6…
塗り潰し領域発生部、7…マスク部、8…マスクパター
ン記憶部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各基本色の濃度に応じたドット密度を有
    すると共に基本色相互間でドット位置が重ならないマス
    クパターンを各基本色について記憶するマスクパターン
    記憶手段と、 塗り潰しデータの指定色及び描画ラインに応じて前記マ
    スクパターン記憶手段からマスクパターンを読み出し、
    必要に応じて前記マスクパターンを加工して得られたマ
    スクパターンで前記塗り潰しデータをマスクして疑似階
    調処理された塗り潰しデータを生成出力するマスク手段
    とを具備してなることを特徴とするハーフトーン出力方
    式。
JP31779392A 1992-11-02 1992-11-02 ハーフトーン出力方式 Expired - Lifetime JP3305381B2 (ja)

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JPH06152998A true JPH06152998A (ja) 1994-05-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188543A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社大一商会 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015188543A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社大一商会 遊技機

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