JPH0916710A - 文字入力装置及びシステム - Google Patents

文字入力装置及びシステム

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JPH0916710A
JPH0916710A JP18772295A JP18772295A JPH0916710A JP H0916710 A JPH0916710 A JP H0916710A JP 18772295 A JP18772295 A JP 18772295A JP 18772295 A JP18772295 A JP 18772295A JP H0916710 A JPH0916710 A JP H0916710A
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JP18772295A
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Shinichi Kazamaki
慎一 風巻
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手書き文字入力での1文字分の入力終了を感知
する時間をオペレータの好みに合わせて変更できるよう
にすること。 【解決手段】液晶表示部20Aに表示した設定ボードに
於いて、文字認識開始領域の「+」アイコン、「−」ア
イコン、「標準」アイコンをペンタッチすると、そのタ
ッチ位置がタッチパネルコントローラ24で検出され
る。CPU10は、その検出結果に応じて、文字認識部
26での文字認識の開始時間を適宜変更し、RAM14
の動作モード設定値レジスタ14Bに記憶する。そし
て、液晶表示部20Aに表示した手書き入力ボードに於
いて手書き入力されたとき、その手書き入力を終えてか
ら上記設定された開始時間を経過すると、文字認識部2
6にその手書き入力された文字の認識を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字を本体
情報処理装置に入力するための文字入力装置、及びその
ような文字入力装置を利用したシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の入力装置として、オペレ
ータの「手書き」した文字を認識し、本体情報処理装置
に通知するものがあった。この入力装置は、「タブレッ
ト」と呼ばれ、キーボードと一体となったものや、キー
ボードとは別にオプションの入力装置となっているもの
など多種多様存在する。
【0003】更に近年、液晶表示装置上にタッチセンサ
膜を有し、手書き入力した文字を文字コードに変換して
本体情報処理装置に通知すると同時に、その文字コード
を上記液晶表示部に転送して文字を表示するといったハ
イブリッドな入力装置も存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
入力装置では、手書き入力した1文字分の終了を、ペン
操作(次の文字の入力)や一定時間経過により感知し
て、文字認識動作に入るようになっている。しかしなが
ら、入力が無い場合を時間で判断する場合、その時間に
対する感じ方は、人それぞれで違うため、違和感を感じ
ることがある。
【0005】また、上記のような入力装置では、液晶の
濃淡、その他の動作モードを設定することができるよう
になっている。しかしながら、こうして設定した動作モ
ードを常に有効とするためには、入力装置に電源オフ後
もその設定内容を保持する仕組みを備えなければなら
ず、これは、装置を複雑なものにしていた。
【0006】さらに、上記のような入力装置では、入力
し認識された文字は、直ちに本体情報処理装置に通知す
るか、フィールド単位に編集してから通知するようにな
っている。しかしながら、直ちに本体情報処理装置に送
る方法では、入力を先行して行うと遡って直すことがで
きないという問題がある。また、一定の編集後に本体情
報処理装置に通知する場合は、一定の入力に関して遡っ
て直すことができるが、編集域がいっぱいになったとき
に、オペレータが意識的に送り出してやる必要があっ
た。
【0007】本発明の第1の課題は、手書き文字入力で
の1文字分の入力終了を感知する時間をオペレータの好
みに合わせて変更できるようにすることである。
【0008】本発明の第2の課題は、入力装置の動作モ
ードの設定を入力装置ではなく、本体情報処理装置内に
保存できるようにすることである。
【0009】本発明の第3の課題は、入力し認識した文
字を編集可能とすると共に、編集領域がいっぱいになる
と先頭より自動的に次の入力に対応して文字を本体情報
処理装置に送り出せるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
手段は次の通りである。文字入力装置は、手書き文字を
入力する手書き入力手段と、この手書き入力手段で入力
された手書き文字を文字認識して文字データに変換する
文字認識手段と、この文字認識手段で認識された文字デ
ータを処理装置本体に入力する入力手段とを備える。設
定手段は、上記文字認識手段に対する文字認識の開始時
間の情報を任意に設定する。上記文字認識手段は、上記
設定手段によって設定された文字認識の開始時間の情報
に基づいて、上記手書き入力手段で入力された手書き文
字に対して上記文字認識を開始する。
【0011】請求項1に記載の発明の手段の作用は次の
通りである。設定手段によって文字認識手段に対する文
字認識の開始時間の情報を任意に設定すると、文字認識
手段は、この設定された開始時間の情報に基づいて、手
書き入力手段で入力された手書き文字に対して文字認識
を開始する。
【0012】請求項2に記載の発明の手段は次の通りで
ある。文字データ処理システムは、処理装置本体が文字
入力装置と接続されており、この文字入力装置で入力さ
れた文字データを上記処理装置本体に出力し、この処理
装置本体は入力された上記文字データに対する処理を行
う。上記文字入力装置は、設定手段と、動作モード記憶
手段と、第1及び第2の記憶制御手段を有する。設定手
段は、少なくとも手書き文字の認識開始時間及び文字認
識種を含む各種動作モードを設定する。第1の記憶制御
手段は、上記設定手段によって設定された各種動作モー
ドを、内部の動作モード記憶手段に記憶させると共に、
上記処理装置本体にも転送して処理装置本体側に於いて
記憶させる。第2の記憶制御手段は、電源投入時の動作
開始時にあって、上記処理装置本体からその処理装置本
体側に於いて記憶された設定動作モードをロードし、そ
のロードされた設定動作モードを上記動作モード記憶手
段に記憶させる。
【0013】請求項2に記載の発明の手段の作用は次の
通りである。設定手段によって、少なくとも手書き文字
の認識開始時間及び文字認識種を含む各種動作モードを
設定すると、第1の記憶制御手段により、この設定され
た各種動作モードが、内部の動作モード記憶手段に記憶
されると共に、処理装置本体にも転送して処理装置本体
側に於いて記憶される。そして、一旦電源がオフされ、
その後の電源投入時の動作開始時に、第2の記憶制御手
段は、上記処理装置本体からその処理装置本体側に於い
て記憶された設定動作モードをロードし、そのロードさ
れた設定動作モードを上記動作モード記憶手段に記憶さ
せる。
【0014】請求項3に記載の発明の手段は次の通りで
ある。データ入力システムは、処理装置本体が文字入力
装置と接続されており、この文字入力装置で入力された
文字データを上記処理装置本体に出力し、この処理装置
本体は入力された上記文字データに対する処理を行う。
上記文字入力装置は、手書き入力手段と、文字認識手段
と、文字記憶手段と、転送手段と、削除手段を有する。
手書き入力手段は、手書き文字を入力する。文字認識手
段は、上記手書き入力手段で入力された手書き文字を文
字認識して文字データに変換する。文字記憶手段は、上
記文字認識手段で認識された文字データを複数記憶す
る。
【0015】転送手段は、上記文字記憶手段に記憶され
た文字データが所定数に達した際に、上記文字記憶手段
に記憶された文字データの内の少なくとも先頭の文字デ
ータを上記処理装置本体に転送する。削除手段は、上記
転送手段による転送の後に、転送済みの上記各文字デー
タを上記文字記憶手段から削除する。
【0016】請求項3に記載の発明の手段の作用は次の
通りである。手書き入力手段で入力された手書き文字を
文字認識手段で文字認識して文字データに変換し、これ
ら認識された文字データを複数、文字記憶手段に記憶す
る。そして、この文字記憶手段に記憶された文字データ
が所定数に達した際に、転送手段は、それら記憶された
文字データの内の少なくとも先頭の文字データを処理装
置本体に転送し、また、削除手段は、この転送の後に、
転送済みの上記各文字データを上記文字記憶手段から削
除する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図6を参照して説明する。
【0018】図1は、その構成を示す図で、10は当該
文字入力装置全体を制御するCPUである。12はプロ
グラムが格納されるROMであり、14はプログラムの
作業領域となるRAMである。このRAM14は、当該
文字入力装置の動作モードを示す情報を格納する動作モ
ード設定値レジスタ14Aと、入力され認識された文字
データを複数記憶する文字バッファ14Bを含む。
【0019】16は液晶表示及びタッチ入力を制御する
I/Oコントローラであり、18は本体情報処理装置1
00とデータの授受を行うシリアルI/Fである。
【0020】20は液晶表示部20Aとタッチパネル2
0Bを重ねて構成したパネル部であり、22はデータを
上記液晶表示部20Aに表示する液晶ドライバである。
そして、24は上記タッチパネル20Bにどのような入
力があったかを検出するタッチパネルコントローラであ
る。
【0021】26はタッチパネルコントローラ24で検
出された手書きストロークの解析を行い、文字認識辞書
28を参照して文字データを得る文字認識部であり、3
0は時間を計時し、一定時間経過毎にCPU10に割り
込み信号を発生するタイマである。
【0022】このような構成の文字入力装置は、CPU
10がROM12内のプログラムに従って、また動作モ
ード設定値レジスタ14Aに格納された動作モードを示
す情報に基づいて、液晶ドライバ22により液晶表示部
20Aに必要な情報を表示する。また、タッチパネル2
0Bの入力をタッチパネルコントローラ24で検出し、
文字認識部26によって文字データが得られると、CP
U10は、その文字データを文字バッファ14Bに記憶
すると共に液晶表示部20Aに表示する。そして、文字
バッファ14Bに所定数の文字データがたまると、その
先頭から順次シリアルI/F18を介して本体情報処理
装置100に送る。一方、シリアルI/F18を介して
本体情報処理装置100より入力があった場合は、CP
U10がそれを受け取って処理し、液晶表示部20Aに
表示したり、動作モード設定値レジスタ14Aに格納し
て動作モードを変更する。
【0023】ここで、この文字入力装置は、図2の
(A)に示すような、手書き入力により得られた座標デ
ータをパターン認識し、文字コードに変換する機能を持
つ「手書き入力ボード」、同図の(B)に示すような、
文字入力装置の動作モードを設定する機能を持つ「設定
ボード」、等の各種ボードを持ち、液晶表示部20Aに
表示されたアイコン(「手書」、「設定」)をタッチす
ることで、所望のボードに移行することができるように
なっている。
【0024】「手書き入力ボード」は、手書き領域行3
2、候補表示行34、入力文字表示行36、アイコン行
38より構成される。手書き領域行32は、ペンタッチ
により文字を入力する3つの手書き領域32A,32
B,32Cを有している。これら手書き領域32A,3
2B,32Cはそれぞれ、手書き入力された軌跡を表示
する。こ候補表示行34は、認識された文字の候補を表
示する。ここをタッチすることにより、認識文字を変更
できる。入力文字表示行36は、認識された文字の第1
候補を順番に表示する。この場合、表示は複数文字で
き、表示している文字をペンタッチすることで、その文
字の別候補を候補表示行34に表示する。
【0025】「設定ボード」は、各種動作モードを設定
できるようになっており、ペンタッチで変更する。特
に、本実施の形態では、文字認識開始領域40は、手書
き入力で1文字分の入力終了を自動的に感知するまでの
時間を変更するための入力指示を行うための部分で、
「+」がペンタッチされると時間を長く、「−」は時間
を短く、「標準」は時間を標準の値(例えば1.2秒)
に変更する。
【0026】次に、上記のような構成に於ける動作を説
明する。
【0027】即ち、図3に示すように、まず文字入力装
置は、電源投入でCPU10は、シリアルI/Fを介し
て本体情報処理装置100に記憶されている当該文字入
力装置の動作モードを示す情報をロードし、それをRA
M14の動作モード設定値レジスタ14Aに格納すると
共に、その情報に基づいた動作モードに各部を設定する
(ステップS10)。その後、手書き入力ボードを液晶
表示部20Aに表示して(ステップS12)、イベント
待ちになり(ステップS14)、以後、イベント発生す
ると、それに対応した処理を行う。
【0028】即ち、何らかのイベントが発生すると、ま
ず、それがタッチパネルコントローラ24から与えられ
るペンタッチの信号かどうか判断し(ステップS1
6)、そうであれば、次に、そのペンタッチがなされた
位置がボード変更を指示するものかどうか判断する(ス
テップS18)。そして、ボード変更を指示するもので
ある場合には、ボード表示変更処理を行った後(ステッ
プS20)、上記ステップS14に戻り、次のイベント
発生を待つ。
【0029】また、ボード変更を指示するものでないと
きには、現在のボードが手書き入力ボードかどうか判断
し(ステップS22)、そうであれば手書き入力ボード
の処理を行い(ステップS24)、またそうでなければ
設定ボードの処理を行った後(ステップS26)、上記
ステップS14に戻って次のイベント発生を待つ。
【0030】一方、上記ステップS16に於いてペンタ
ッチでないと判断された場合には、そのイベントがシリ
アルI/F18を介した本体情報処理装置100からの
指示であるかどうか判断し(ステップS28)、そうで
あれば動作モードの変更処理を行い(ステップS3
0)、またそうでなければタイマ処理を行った後(ステ
ップS32)、上記ステップS14に戻って次のイベン
ト発生を待つ。
【0031】例えば、何らかの設定を変更しようとする
場合、手書き入力ボードに於いて「設定」アイコンがペ
ンタッチされ、これに応じて上記ステップS20のボー
ド表示変更処理が行われる。
【0032】即ち、このボード表示変更処理では、図4
の(A)のフローチャートに示すように、現在表示され
ているボードが手書き入力ボードであるかどうか判断し
(ステップS40)、そうであれば設定ボードの表示に
切り換え(ステップS42)、そうでなければ、つまり
現在設定ボードが表示されているときには、手書きボー
ドの表示に切り換える(ステップS44)。
【0033】そして、設定ボードで認識開始などがペン
タッチされると、上記ステップS26の設定ボードの処
理が行われる。
【0034】即ち、この設定ボードの処理は、図5のフ
ローチャートに示すように、まず、その設定ボードでの
ペンタッチされた位置が文字認識開始領域40かどう
か、つまり認識開始時間の変更を指示するものであるか
どうか判断する(ステップS50)。そうであれば、ど
のアイコンがペンタッチされたか判定し、「+」であれ
ば(ステップS52)時間を0.1秒プラスし(ステッ
プS54)、「−」であれば(ステップS56)時間を
0.1秒マイナスし(ステップS58)、「標準」であ
れば(ステップS60)時間を1.2秒に設定する(ス
テップS62)。なおここで、設定とは、RAM14の
動作モード設定値レジスタ14Aに格納することをい
う。そして、この動作モード設定値レジスタ14Aの設
定内容を、シリアルI/F18を介して本体情報処理装
置100に転送する(ステップS64)。本体情報処理
装置100では、この転送されてきた動作モードの設定
内容を不図示の内部記憶部に記憶する。
【0035】また、上記ステップS50に於いて、認識
開始時間の変更を指示するものでないと判断された場合
には、対応するその他の設定変更処理を行う(ステップ
S66)。これは、本実施の形態には直接関係しないた
め、その説明は省略する。
【0036】このようにして動作モードが変更される
と、文字入力装置内部の動作モードが変わると同時に本
体情報処理装置100に転送されて記憶される。従っ
て、この転送記憶された設定内容は、次回、電源投入時
に、本体情報処理装置100より当該文字入力装置に転
送されてくるので、上記ステップS10の処理によっ
て、文字入力装置はこの内容により動作モードを変更す
ることになる。
【0037】また、本体情報処理装置100側からこの
文字入力装置の動作モードの設定変更を行うこともでき
る。これは、上記ステップS30の動作モードの変更処
理により行われる。
【0038】即ち、図4の(B)に示すように、CPU
10は、本体情報処理装置100からのデータを解析し
(ステップS70)、その結果に応じて動作モード設定
値レジスタ14Aの内容を書き換えて動作モードを変更
する(ステップS72)。
【0039】また、CPU10には、タイマ30から一
定時間経過毎に割り込みイベントが生じ、これに応じ
て、上記ステップS32のタイマ処理が行われる。即
ち、図4の(C)に示すように、まず、手書き入力のペ
ンタッチ後の自動認識時間が経過したかどうか判断する
(ステップS80)。ここで、自動認識時間とは、上記
ステップS26の設定ボードの処理で動作モード設定値
レジスタ14Aに記憶された認識開始時間のことであ
る。そして、この自動認識時間が経過している場合に
は、手書き入力ボードの処理を行う(ステップS8
2)。
【0040】このステップS82及び上記ステップS2
4に於ける手書き入力ボードの処理は、図6のフローチ
ャートに示すようにして行われる。
【0041】即ち、まず、次手書き入力或いはタイマに
よりこの処理に入ったのかどうか判断する(ステップS
90)。つまり、文字認識は、手書き入力にて1文字分
の入力終了を感知する時間の設定で、手書き領域行32
の1つの領域に文字を書き、別の領域に次の入力をする
か、未入力の状態が認識開始時間経過したときに開始さ
れるので、ここで、そのどちらかの状態が発生したかど
うか判断する。
【0042】そして、手書き入力ボードで、別の手書き
領域に文字を書き始めるか、未入力の状態が認識開始時
間経過したときには、既に入力されている手書き領域の
入力情報から文字認識部26にて文字認識して、候補を
作成し(ステップS92)、それを候補表示行34に表
示する(ステップS94)。
【0043】ここで、入力文字表示行36がいっぱいか
どうか判定し(ステップS96)、そうでない場合に
は、文字バッファ14Bの既に記憶済みの文字データに
続けてその第1候補の文字データを記憶して、入力表示
行36にこの文字バッファ14Bの記憶内容を表示する
(ステップS98)。また、入力文字表示行36がいっ
ぱいの場合には、先頭から表示に必要な文字数分(例え
ば、1乃至3文字)を、シリアルI/F18を介して文
字バッファ14Bより本体情報処理装置100に自動的
に転送し、その転送済みの文字データを削除する(ステ
ップS100)。その後、上記ステップS98に進み、
文字バッファ14Bの既に記憶済みの文字データに続け
てその第1候補の文字データを記憶して、入力表示行3
6にこの文字バッファ14Bの記憶内容を表示する。
【0044】また、上記ステップS90に於いて、次手
書き入力或いはタイマでないと判断された場合には、次
に、ペンタッチされたのが候補表示行34であるのか入
力文字表示行36であるのか、つまり候補選択か編集か
を判断する(ステップS102)。候補選択の場合に
は、選択された候補で文字バッファ14Bの対応する文
字データを書き換えることで、入力文字表示行の該当位
置に表示する(ステップS104)。また、編集の場合
には、編集で選択された文字に相当する候補文字を候補
表示行に表示する(ステップS106)。
【0045】つまり、入力文字表示行36上の文字をペ
ンタッチすると、該当文字の候補文字が候補表示行34
に表示され、この候補表示行34の候補文字をペンタッ
チすることにより、入力文字表示行36の内容が変わ
る。入力文字表示行36は、複数文字表示できるように
なっており、この入力文字表示行36に残っていれば、
候補から選択して文字を遡って直すことができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、手書き
文字入力でペンタッチ終了を自動的に感知する時間を変
えられるようにしたことにより、オペレータの操作感に
合った時間に設定でき、操作性が向上する。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、文字入力
装置の各種動作モード(液晶の濃淡、文字認識自動開始
時間、タッチパネル座標調整情報、クリック音有無、
等)を本体情報処理装置に保存することにより、文字入
力装置側に動作モードを保存するハードウェアを備えな
くとも、オペレータが設定した動作モードを保持でき
る。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、編集領域
(入力文字表示行)がいっぱいになったときに自動的に
先頭から文字を本体情報処理装置に転送することによ
り、オペレータは転送させる操作をしなくて済み、且
つ、一定の範囲で遡って文字の編集及び候補の再選択が
できる。これにより、操作性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態のブロック構成図である。
【図2】(A)は手書き入力ボードを示す図であり、
(B)は設定ボードを示す図である。
【図3】一実施の形態の動作フローチャートである。
【図4】(A)はボード表示変更処理のフローチャー
ト、(B)は動作モードの変更処理のフローチャート、
(C)はタイマ処理のフローチャートである。
【図5】競ってボードの処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】手書き入力ボードの処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10…CPU、12…ROM、14…RAM、14A…
動作モード設定値レジスタ、14B…文字バッファ、1
6…I/Oコントローラ、18…シリアルI/F、20
…パネル部、20A…液晶表示部、20B…タッチパネ
ル、22…液晶ドライバ、24…タッチパネルコントロ
ーラ、26…文字認識部、28…文字認識辞書、30…
タイマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き文字を入力する手書き入力手段
    と、この手書き入力手段で入力された手書き文字を文字
    認識して文字データに変換する文字認識手段と、この文
    字認識手段で認識された文字データを処理装置本体に入
    力する入力手段とを備えた手書き文字入力装置に於い
    て、 上記文字認識手段に対する文字認識の開始時間の情報を
    任意に設定する設定手段を更に具備し、 上記文字認識手段は、上記設定手段によって設定された
    文字認識の開始時間の情報に基づいて、上記手書き入力
    手段で入力された手書き文字に対して上記文字認識を開
    始するようにしたことを特徴とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】 処理装置本体が文字入力装置と接続され
    ており、この文字入力装置で入力された文字データを上
    記処理装置本体に出力し、この処理装置本体は入力され
    た上記文字データに対する処理を行う文字データ処理シ
    ステムに於いて、 上記文字入力装置が、 少なくとも手書き文字の認識開始時間及び文字認識種を
    含む各種動作モードを設定する設定手段と、 該設定手段によって設定された各種動作モードを、内部
    の動作モード記憶手段に記憶させると共に、上記処理装
    置本体にも転送して処理装置本体側に於いて記憶させる
    第1の記憶制御手段と、 電源投入時の動作開始時にあって、上記処理装置本体か
    らその処理装置本体側に於いて記憶された設定動作モー
    ドをロードし、そのロードされた設定動作モードを上記
    動作モード記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段
    と、 を具備することを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 処理装置本体が文字入力装置と接続され
    ており、この文字入力装置で入力された文字データを上
    記処理装置本体に出力し、この処理装置本体は入力され
    た上記文字データに対する処理を行うデータ入力システ
    ムに於いて、 上記文字入力装置が、 手書き文字を入力する手書き入力手段と、 該手書き入力手段で入力された手書き文字を文字認識し
    て文字データに変換する文字認識手段と、 該文字認識手段で認識された文字データを複数記憶する
    文字記憶手段と、 該文字記憶手段に記憶された文字データが所定数に達し
    た際に、上記文字記憶手段に記憶された文字データの内
    の少なくとも先頭の文字データを上記処理装置本体に転
    送する転送手段と、 該転送手段による転送の後に、転送済みの上記各文字デ
    ータを上記文字記憶手段から削除する削除手段と、 を具備することを特徴とするシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565851B1 (ko) * 1998-10-17 2006-06-29 삼성전자주식회사 문자인식인터페이스장치의입력문자인식방법
JP2011516946A (ja) * 2008-06-05 2011-05-26 ゼットティーイー コーポレイション 手書き入力処理装置及び方法
JP2020170302A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 船井電機株式会社 入力装置

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