JPH09165513A - フッ化ポリジオルガノシロキサン基材組成物の製造方法 - Google Patents

フッ化ポリジオルガノシロキサン基材組成物の製造方法

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JPH09165513A
JPH09165513A JP8301715A JP30171596A JPH09165513A JP H09165513 A JPH09165513 A JP H09165513A JP 8301715 A JP8301715 A JP 8301715A JP 30171596 A JP30171596 A JP 30171596A JP H09165513 A JPH09165513 A JP H09165513A
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Myron Timothy Maxson
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フッ化ポリジオルガノシロキサン基材組成物
の製造を提供する。 【解決手段】 (A)(i) ヒドロキシル基末端ポリメチ
ルビニル(メチルフルオロアルキル)シロキサン(ケイ
素上で置換した0.2 〜1.2 モル%のペンダントビニル及
び25℃で1.3 〜3.8 mmのウィリアムス可塑価(Willia
ms plasticity number)を有する)を、(ii)メチルビニ
ル(N−アルキルアセトアミド)シランと反応させてウ
ィリアムス可塑価を連鎖延長により増加させ、(B)工
程(A)の生成物と、(i) ヒドロキシル末端ポリジメチ
ルシロキサン(ケイ素上で置換した1〜6モル%のペン
ダントビニル及び25℃で1.2 〜2.5 mmのウィリアムス
可塑価を有する)、(ii)ヒドロキシル基末端メチルフル
オロアルキルシロキサン流体及び(iii) 50〜200m2/g の
表面積の強化用シリカを反応させ、(C)次いで工程
(B)の混合物を加熱して揮発性物質を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ化ポリジオル
ガノシロキサン基材組成物の製造方法およびそれにより
製造された組成物である。この基材組成物は白金族金属
触媒およびオルガノ水素シロキサン架橋剤を使用して付
加硬化されて、改良されたレジリエンスおよび圧縮永久
歪特性を有するフルオロシリコーンエラストマーを生成
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】米国特
許第3,776,934号は、メチルビニルジ(N−メ
チルアセトアミド)シランおよびその製造を教示してい
る。このアミドシランはオルガノシロキサン組成物にお
ける連鎖延長剤として有用である。
【0003】米国特許第4,020,044号は、メチ
ルビニルジ(N−アルキルアセトアミド)シランおよび
ヒドロキシル末端ポリジオルガノシロキサンを混合し、
次いでこの混合物を室温において反応させて、増加した
分子量および鎖中にメチルビニルシロキサン単位を有す
るポリジオルガノシロキサンを生成することを提案して
いる。製造されたガムを有機ペルオキシドを使用して架
橋させる。
【0004】米国特許第5,171,773号は、まず
5.7mmより大きいウィリアムス可塑価(Willi
ams plasticity number)を有す
るヒドロキシル末端メチル(フルオロプロピル)シロキ
サンをメチルビニルジ(N−アルキルアセトアミド)シ
ランと反応させて、連鎖延長の位置においてのみペンダ
ントビニル基を有する連鎖延長ポリマーを生成する方法
を使用して、改良された物理的性質を有するフッ化ポリ
ジオルガノシロキサンエラストマーを得ることを特許請
求している。連鎖延長ポリマーは400m2 /gの表面
積を有するヒュームドシリカと混合される。生ずる組成
物をペルオキシドで硬化して、シリコーンエラストマー
を生成する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フッ化ポリジ
オルガノシロキサン基材組成物の製造方法およびそれに
より製造された組成物である。本発明の方法は、(A)
(i)100重量部のヒドロキシル基を末端にもつポリ
メチルビニル(メチルフルオロアルキル)シロキサン
(前記シロキサンはケイ素上で置換した0.2〜1.2
モル%のペンダントビニルおよび25℃において1.3
〜3.8mmのウィリアムス可塑価を有する)と、(i
i)0.05〜2重量部のメチルビニル(N−アルキル
アセトアミド)シランとを、20℃〜80℃の範囲内の
温度において、前記ポリメチルビニル(メチルフルオロ
アルキル)シロキサンのウィリアムス可塑価を連鎖延長
により増加するために十分な時間の間反応させ、(B)
工程(A)の生成物と、(i)0.5〜10重量部のヒ
ドロキシル基を末端にもつポリジメチルシロキサン(前
記シロキサンはケイ素上で置換した1〜6モル%のペン
ダントビニルおよび25℃において1.2〜2.5mm
の範囲内のウィリアムス可塑価を有する)、(ii)1
〜10重量部のヒドロキシル基を末端にもつポリメチル
フルオロアルキルシロキサン流体(ここで末端のヒドロ
キシル置換は前記流体の3〜10重量%を構成する)、
および(iii)20〜50重量部の50〜200m2
/gの範囲内の表面積を有する強化用シリカを混合し、
(C)次いで工程(B)の混合物を加熱して揮発性物質
を除去することを含んでなる。
【0006】好ましい方法において、工程(B)は0.
25〜5重量部のヒドロキシル基を末端にもつポリジメ
チルシロキサン流体(前記流体はケイ素上で置換した9
〜12重量%のペンダントビニル、および25℃におい
て10〜60mPa・sの粘度を有する)を添加するこ
とをさらにを含む。
【0007】成分(A)(i)のヒドロキシル基を末端
にもつポリメチルビニル(メチルフルオロアルキル)シ
ロキサンは、ケイ素上に0.2〜1.2モル%のペンダ
ントビニル置換を含み(すなわち、ケイ素原子上のペン
ダント置換の0.2〜1.2%はビニル基である)、そ
してASTM 926−67により決定して、25℃に
おいて1.3〜3.8mmの範囲内のウィリアムス可塑
価を有する。成分(A)(i)はヒドロキシジメチルシ
ロキシ単位で末端停止されており、そして式−(Rf
eSiO)−および−(ViMeSiO)−(式中Rf
は3〜10個の炭素原子を含有するパーフルオロアルキ
ルエチル基であり、Meはメチルであり、そしてViは
ビニルである)により記載される反復単位を含んでな
る。Rf が3,3,3−トリフルオロプロピルであると
き好ましい。成分(A)(i)はケイ素上で置換した
0.5〜0.8モル%のペンダントビニルを含み、そし
て25℃において2.3〜3.1mmの範囲内のウィリ
アムス可塑価を有することが好ましい。
【0008】本発明の方法において、加熱しかつ不活性
環境下に維持することができる高剪断ミキサーに成分
(A)(i)を添加する。このようなミキサーは本明細
書における実施例に記載されている。好ましい方法にお
いて、成分(A)(i)をミキサーに添加し、乾燥窒素
のパージ下に、成分(A)(i)の中に存在する湿分を
除去するために十分な時間の間80℃より低い温度に加
熱する。
【0009】成分(A)(i)を、成分(A)(i)の
100重量部当たり0.5〜2重量部のメチルビニルジ
(N−アルキルアセトアミド)シラン(成分(A)(i
i))と混合する。有用な成分(A)(ii)の例は、
米国特許第4,020,044号に記載されている。成
分(A)(ii)において、窒素に結合したアルキル置
換基は1〜4個の炭素原子を含有する。好ましい成分
(A)(ii)はメチルビニルジ(N−メチルアセトア
ミド)シランである。好ましい方法において、成分
(A)(i)および成分(A)(ii)を、窒素のパー
ジ下に20〜80℃の範囲内の温度において、成分
(A)(i)のそれより大きいウィリアムス可塑価を有
する生成物を生成するために十分な時間の間混合する。
より好ましい方法において、混合物が本質的に安定な粘
度に到達するまで、成分(A)(i)および成分(A)
(ii)を混合する。
【0010】本発明の好ましい方法は、まず成分(A)
(i)を乾燥して、成分(A)(ii)との反応を妨害
するであろう遊離水を除去する。成分(A)(ii)
は、成分(A)(i)の末端のヒドロキシルと反応する
ことによって連鎖延長剤として機能し、まずN−アルキ
ルアセトアミドシリル末端ブロックをポリマーに与え、
次いでその末端ブロックが他のポリマー鎖上の他のヒド
ロキシル末端ブロックと反応するとき、鎖は相互に接合
して、2つの鎖がシランにより接合される点においてビ
ニルペンダント基を与える。成分(A)(i)の有意な
連鎖延長を得るために成分(A)(ii)の最小の有用
な量は、成分(A)(i)の100重量部当たり0.0
5重量部である。好ましくは、成分(A)(i)の10
0重量部当たり、0.1〜1.5重量部の成分(A)
(ii)が添加される。2重量部より多い量の成分
(A)(ii)を添加することができるが、生ずるフッ
化ポリジオルガノシロキサン基材組成物から形成された
硬化エラストマーの物理的性質、例えば、引張強さにマ
イナスに影響することがある。
【0011】本発明の方法の工程(A)において、成分
(A)(ii)を成分(A)(i)の一部分と最初に混
合し、次いで工程(A)の混合の間に成分(A)(i)
の残部の1または2以上の部分でカットバック(cut
back)することができる。
【0012】本発明の方法の工程(B)において、工程
(A)の生成物を成分(B)(i)〜B(iii)、お
よび任意に成分(B)(iv)と混合する。この混合は
好ましくは混合工程(A)を実施したのと同一のミキサ
ー中で実施する。好ましい方法において、成分(B)
(i)および(B)(ii)、および任意に(B)(i
v)を工程(A)の生成物と、20〜80℃の範囲内の
温度において、工程(A)の生成物中のこれらの成分の
すぐれた分散を保証するために十分な量の時間の間混合
する。混合が完結した後、強化用シリカ(成分(B)
(iii))をミキサーに1または2以上の部分で添加
し、そして各添加後ミキサーの内容物を一塊にする。
【0013】工程(B)において、成分(A)(i)の
100重量部当たり0.5〜10重量部のヒドロキシル
基を末端にもつポリジメチルシロキサン(前記シロキサ
ンはケイ素上で置換した1〜6モル%のペンダントビニ
ルおよび25℃において1.2〜2.5mmの範囲内の
ウィリアムス可塑価を有する)(成分(B)(i))を
この方法に添加する。成分(A)(i)の100重量部
当たり1〜2重量部の成分(B)(i)を添加するのが
好ましい。
【0014】工程(B)において、成分(A)(i)の
100重量部当たり1〜10重量部のヒドロキシル基を
末端にもつポリメチルフルオロアルキルシロキサン流体
(ここで末端のヒドロキシル置換基は前記流体の3〜1
0重量%を構成する)(成分(B)(ii))を本発明
の方法に添加する。成分(B)(ii)は、式HO(M
eRf SiO)nH(式中Rf は3〜10個の炭素原子
を含有するパーフルオロアルキルエチル基であり、そし
てnは3〜12の値を有する)により記載される。Rf
は3,3,3−トリフルオロプロピルであり、そしてn
は3〜6の範囲内の値であるのが好ましい。
【0015】本発明の方法において、成分(B)(i
i)は強化用シリカをその場で表面処理して前記シリカ
の分散を促進し、かつ本発明の方法により製造された組
成物の貯蔵の間に起こることがある「クレープ」硬化と
一般には呼ばれる現象を防止する働きをする。「クレー
ピング」は、組成物が慣用の技術および装置を使用して
加工が困難または不可能となる程度に、組成物の粘度ま
たは可塑度の増加により特徴づけられる。
【0016】この方法に添加される成分(B)(ii)
の量は、添加される強化用シリカの量および強化用シリ
カ充填剤の表面積に関係する。一般に、本明細書におい
て特定した強化用シリカ充填剤の可能な範囲について、
1〜10重量部の成分(B)(ii)が有用であると考
えられる。成分(B)(ii)について好ましい範囲は
成分(A)(i)の100重量部当たり3〜6重量部で
あり、ここで強化用シリカ充填剤(成分(B)(ii
i))は成分(A)(i)の25〜35重量部を構成す
る。
【0017】工程(B)において、成分(A)(i)の
100重量部当たり20〜50重量部の50〜200m
2 /gの範囲内の表面積を有する強化用シリカを本発明
の方法に添加する。成分(A)(i)の100重量部当
たり25〜35重量部の成分(B)(iii)をこの方
法添加するのが好ましい。本発明の方法の基材組成物か
ら製造された白金族金属を触媒とする付加硬化されたフ
ルオロシリコーンゴムは、強化用シリカが200m2
gより小さい表面積を有するとき、有意により低い圧縮
永久歪値およびより高いレジリエンス値を有すること
を、我々は意外にも発見した。強化用シリカが50〜1
50m2 /gの範囲内の表面積を有するのが好ましい。
強化用シリカが50〜100m2 /gの範囲内の表面積
を有すると、なおいっそう好ましい。強化用シリカはヒ
ュームドシリカまたは沈澱シリカであることができる。
しかしながら、ヒュームドシリカが好ましい。
【0018】工程(B)において、任意に成分(A)
(i)の100重量部当たり0.25〜5重量部のヒド
ロキシル基を末端にもつポリジメチルシロキサン流体
(前記流体はケイ素上で置換した9〜12重量%のペン
ダントビニルおよび25℃において20〜60mPa・
sの粘度を有する)(成分(B)(iv))を本発明の
方法に添加する。成分(A)(i)の100重量部当た
り0.5〜2重量部の成分(B)(iv)をこの方法に
添加するのが好ましい。
【0019】本発明の方法の工程(C)において、工程
(B)において形成された混合物を加熱して、混合物の
揮発性成分を除去する。工程(C)を実施する装置、好
ましくは工程(A)および(B)を実施したミキサー
は、減圧下に保持しおよび/または不活性ガス、例え
ば、窒素でパージして、揮発性物質の除去を促進するこ
とができる。好ましい方法において、工程(C)は10
0〜200℃の範囲内の温度において実施する。工程
(C)を150〜170℃の範囲内の温度において実施
するのが、いっそう好ましい。
【0020】本発明の方法は、フッ化ポリジオルガノシ
ロキサン基材組成物を提供し、この組成物は引き続いて
白金族金属を含有する触媒を用いる付加型硬化系を配合
して、改良された圧縮永久歪およびレジリエンス特性を
有する硬化されたフルオロシリコーンエラストマーを形
成する。
【0021】本発明のフッ化ポリジオルガノシロキサン
基材組成物を硬化するために適当な付加硬化系は、白金
族金属またはその化合物の触媒、およびケイ素に結合し
た水素を有するシロキサン架橋剤の存在を必要とする。
このような触媒添加組成物の貯蔵寿命を改良するため
に、硬化系は、また、白金族金属触媒の抑制剤を含むこ
とができ、この抑制剤は高温において組成物から容易に
除去するか、または失活させることができる。
【0022】本発明の基材組成物の硬化を触媒するため
に有用な白金族金属を含有する触媒は、ケイ素に結合し
た水素原子とケイ素に結合したビニル基との反応を触媒
することが知られている触媒の任意のものであることが
できる。「白金族金属」とは、ルテニウム、ロジウム、
パラジウム、オスミウム、イリジウムおよび白金を意味
する。有用な白金族金属を含有する触媒は、米国特許第
3,989,668号、米国特許第5,036,117
号、米国特許第3,159,601号、米国特許第3,
220,972号、米国特許第3,296,291号、
米国特許第3,516,946号、米国特許第3,81
4,730号および米国特許第3,928,629号に
記載されており、これらは有用な白金族金属を含有する
触媒およびそれらの製造方法を示している。
【0023】本発明の組成物において特に有用な白金族
金属を含有する触媒の1グループは、米国特許第3,4
19,593号に記載されているようなクロロ白金酸か
ら製造された錯体である。好ましい触媒は、クロロ白金
酸とsym−ジビニルテトラメチルジシロキサンとの反
応生成物である、白金を含有する錯体である。なおいっ
そう好ましい触媒は、クロロ白金酸とジメチルビニルシ
ロキシ末端ポリ(メチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロピル)シロキサンとの反応生成物である、白金を含有
する錯体である。
【0024】本発明の基材組成物の硬化に有用な他の白
金族金属を含有する触媒は、米国特許第4,766,1
76号に記載されているマイクロカプセル化触媒であ
る。
【0025】オルガノ水素シロキサン架橋剤のケイ素に
結合した水素原子と、本発明の方法の工程(A)の連鎖
延長ポリメチルビニル(メチルフルオロアルキル)シロ
キサン生成物のビニル基との間の反応を促進するために
十分な量が存在するかぎり、本発明の基材組成物の硬化
を実施するために使用する白金族金属を含有する触媒の
量は狭く限定されない。白金族金属を含有する触媒の適
当な量は、使用する特定の触媒に依存するであろう。一
般に、硬化すべき組成物の合計重量の100万部につい
て、0.001重量部(ppm)程度に少ない白金族金
属が有用であることがある。好ましくは、白金族金属の
量は同一基準で少なくとも1ppmである。同一基準で
1〜10,000ppmの白金族金属がより好ましい。
同一基準で5〜50ppmの白金族金属が最も好まし
い。
【0026】本発明の基材組成物の硬化において架橋剤
として有用なオルガノ水素シロキサンはこの分野におい
てよく知られておりそして、例えば、米国特許第3,9
89,668号に記載されており、この特許はこの分野
において知られているオルガノ水素シロキサンの例を特
許請求している。本発明の組成物において有用なオルガ
ノ水素シロキサンは、分子当たり平均少なくとも3つの
ケイ素結合水素原子と、ケイ素原子当たり平均1以下の
ケイ素結合水素原子を有するオルガノ水素シロキサンの
任意のものである。ケイ素原子の残りの原子価は2価の
酸素原子で満たされている。これらのオルガノ水素シロ
キサンは、ジオルガノシロキサン単位、オルガノ水素シ
ロキサン単位、ジオルガノ水素シロキシ単位、トリオル
ガノシロキシ単位およびSiO2 単位を含有するホモポ
リマー、コポリマーおよびそれらの混合物である。好ま
しくは、オルガノ水素シロキサン架橋剤は、本発明の基
材組成物と容易に混和可能である。好ましいオルガノ水
素シロキサン架橋剤は、下記式で示される:
【0027】
【化1】
【0028】式中Meはメチルであり、そしてmは1〜
3の範囲内の値である。
【0029】白金族金属を含有する触媒と、オルガノ水
素シロキサン架橋剤とを含んでなる基材組成物は、室温
において急速に硬化するであろう。この硬化プロセスを
妨害するために、抑制剤を組成物に添加することができ
る。抑制剤は白金族金属を含有する触媒の触媒活性を抑
制することが知られている物質の任意のものである。用
語「抑制剤」とは、組成物の10重量%より少ない量で
組成物の中に混入するとき、組成物の高温の硬化を妨害
しないで、組成物の室温の硬化を遅延する物質を意味す
る。
【0030】本発明の組成物において有用な抑制剤の好
ましい種類は、米国特許第3,445,420号に記載
されているようなアセチレン系アルコールである。この
ようなアセチレン系アルコールは、1−エチニルシクロ
ヘキサン−3−オールおよび2−メチル−3−ブチン−
2−オールである。本発明の組成物において有用である
抑制剤の種類の他の例は、米国特許第5,036,11
7号および米国特許第4,584,361号に記載され
ているもの及び環状アルキルビニルシロキサンを包含す
る。
【0031】要求される白金族金属を含有する触媒の抑
制剤の量は、所望の貯蔵寿命および/またはポットライ
フを生ずるために必要であるが、しかも硬化可能な組成
物の硬化時間を実用的でないレベルに延長しない量であ
る。この量は広く変化し、そして使用する特定の抑制
剤、白金族金属を含有する触媒の特質および濃度、およ
びオルガノ水素シロキサン架橋剤の特質に依存するであ
ろう。白金族金属の1モル当たり1モル程度に少ない量
で添加された抑制剤は、ある場合において、触媒の満足
すべき抑制を引き起こすであろう。他の場合において、
ポットライフおよび硬化時間の所望の組み合わせを達成
するために、白金族金属の1モル当たり500モル程度
に多い抑制剤が必要であることがある。
【0032】前述の硬化成分に加えて、本発明の方法に
より製造された触媒された基材組成物は、任意の成分、
例えば、熱安定剤、顔料、難燃剤、導電性物質、および
熱伝導性物質を含有することができる。
【0033】本発明の基材組成物を使用して製造され
た、本発明の硬化性組成物の貯蔵安定性を改良するため
に、この硬化性組成物は一方の部分の中に白金族金属を
含有する触媒を含み、そして他方の部分の中にオルガノ
水素シロキサン架橋剤を含む、2つの部分に包装するこ
とができる。
【0034】
【実施例】下記の実施例により、本発明を例示する。
【0035】(例1)(本発明ではない) 米国特許第5,171,773号に記載されているもの
に類似するフルオロシリコーン基材組成物を、ペルオキ
シド硬化系および白金触媒付加型硬化系の双方を使用し
て、硬化してフルオロシリコーンエラストマーを形成し
た。100重量部の基材に、触媒として1重量部の水和
セリウムおよび1重量部のVaroxTM(2,5−ビス
(t−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサ
ン)を添加することによって、ペルオキシド硬化フルオ
ロシリコーンゴムを形成した。生じた混合物の試料を1
71℃において10分間プレス成形し、次いで熱空気炉
中で200℃において4時間後硬化した。得られたフル
オロシリコーンエラストマーの物理的性質を標準的試験
法により測定した。試験法および物理的性質のデータを
表1に報告する。白金硬化したフルオロシリコーンエラ
ストマーは、100重量部の基材に、1.6重量部の下
記式で記載されるオルガノ水素シロキサン:
【0036】
【化2】
【0037】(式中Meはメチルであり、そしてmは1
〜3の値を有する)(分布はオルガノ水素シロキサンが
5mPa・sの粘度となるようにした)メチルブチノー
ル、およびヘキサクロロ白金酸とジメチルビニルシロキ
シ基を末端にもつポリ(メチル−3,3,3−トリフル
オロプロピル)シロキサンとの反応により形成された錯
体を添加することにより形成した。生じた混合物の試料
を171℃において10分間プレス成形し、次いで熱空
気炉中で200℃において4時間後硬化した。得られた
フルオロシリコーンエラストマーの物理的性質を測定
し、また、表1に報告する。表1のデータは、同一組成
物のペルオキシド硬化と比較して、フルオロシリコーン
エラストマー組成物の白金硬化により、低いレジリエン
スが一般に得られることを明らかにしている。
【0038】 〔表1〕 硬化系 物理的性質 試験法 ペルオキシド 白金 ジュロメーター(ショアーA) ASTM D2240 38 37 引張強さ、MPa ASTM 412 8.5 3.0 引裂強さ(ダイB)、kN/m ASTM D625 16.5 15.4 伸び率、% ASTM 412 358 509 レジリエンス(BS)、% ASTM D2632 34 25
【0039】(例2)本発明のフッ化ポリジオルガノシ
ロキサン基材組成物への強化用シリカの粒度の効果を評
価した。表2に記載するフッ化ポリジオルガノシロキサ
ン基材組成物を製造した。
【0040】 〔表2〕No. 部(重量) 成 分 (1) 100 ヒドロキシル基を末端にもつポリメチルビニル(メチル −3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン(ケ イ素上で置換した0.2〜1.2モル%のペンダントビ ニルおよび25℃において2.3〜3.1mmの範囲内 のウィリアムス可塑価を有する)。 (2) 0.3 メチルビニルジ(N−メチルアセトアミド)シラン。 (3) 2.0 ヒドロキシル基を末端にもつポリジメチルシロキサン( ケイ素上で置換した1〜6モル%のペンダントビニルお よび25℃において1.2〜2.5mmの範囲内のウィ リアムス可塑価を有する)。 (4) 5.1 ヒドロキシル基を末端にもつポリメチル(3,3,3− トリフルオロプロピル)シロキサン流体(ここで末端の ヒドロキシル置換は前記流体の3〜10重量%を構成す る)。 (5) 1.0 ヒドロキシル基を末端にもつポリジメチルシロキサン( ケイ素上で置換した9〜12重量%のペンダントビニル および25℃において20〜60mPa・sの粘度を有 する)。 (6) 28.6 強化用シリカ。
【0041】80重量%の成分(1)をベイカー・パー
キンス(Baker PerkinsTM)シグマ−ブレ
ードミキサーの中に入れ、窒素をパージしながら10分
間52℃に加熱することによって、基材組成物を製造し
た。成分(2)を一定に混合しながらミキサーにゆっく
り添加した。成分(2)の添加の完結後、52℃におい
て窒素のパージ下にさらに30分間混合した。成分
(1)の残部および成分(3)、(4)および(5)の
すべてをミキサーに添加し、さらに5分間混合した。次
いで成分(6)(強化用シリカ)をミキサーにいくつか
の増分(increments)で添加し、各添加の間
にミキサーの内容物を一塊にした。ミキサーへの強化用
シリカの添加が完結した後、ミキサーを150〜170
℃の温度に真空下に窒素をゆっくりパージしながら加熱
し、90分間混合した。混合物を室温に冷却し、基材組
成物を形成する最終工程として30分間混合した。基材
組成物において試験したシリカは、Cab−O−Sil
(商標)L−90(表面積90m2 /g)、Cab−O
−Sil(商標)MS−70(表面積100m2 /g)
およびCab−O−Sil(商標)MS−75(表面積
250m2 /g)であり、すべてはキャボット・コーポ
レーション(Cabot Corporatio
TM)、イリノイ州ツスコラの製品であった。
【0042】基材組成物の100重量部当たり、1.4
重量部の実施例1に記載する5mPa・sのオルガノ水
素シロキサン架橋剤、15ppmの白金(基材組成物の
重量に基づいて)を提供する3重量部の樹脂包封白金触
媒、0.50重量部の水和セリウムおよび0.05重量
部の1−エチニルシクロヘキサン−3−オールを添加す
ることによって、硬化性フルオロシリコーンエラストマ
ー組成物を調製した。
【0043】フルオロシリコーンエラストマー組成物の
試料を171℃において10分間プレス成形して硬化
し、次いで熱空気炉中で200℃において4時間後硬化
した。硬化したエラストマー組成物の物理的性質を表3
に記載する方法により試験し、そして結果を表3に報告
する。
【0044】 〔表3〕 シリカの表面積(m2 /g) 物理的性質 試験法 90 200 250 ジュロメーター(ショアーA) ASTM D2240 37 43 42 引張強さ、MPa ASTM 412 9.0 6.9 11.9 引裂強さ(ダイB)、kN/m ASTM 625 15.9 22.2 27.3 伸び率、% ASTM 412 368 360 389 モジュラス(100%)、Mpa ASTM 412 1.3 1.3 1.5 圧縮永久歪、% ASTM D395 13 23 20 レジリエンス(BS)、% ASTM D2632 34 28 29
【0045】(例3)表2に記載する本発明の基材組成
物から製造し、そして実施例2に記載するように製造し
た、硬化したフルオロシリコーンエラストマーに対す
る、変化する触媒濃度および架橋剤の濃度の効果、なら
びに後硬化の効果を評価した。使用した硬化系を表4に
No.1、2および3として記載する。これらの組成物
の各々についての値を、本発明の基材組成物の100重
量部当たりの重量部として表す。
【0046】 〔表4〕 硬化系成分の説明 重量部 No.1 No.2 No.3 成分の説明 1.4 2.0 1.0 5mPa・sのポリメチル水素(メチル− 3,3,3−トリフルオロプロピル)シロ キサン 0.0 0.0 0.4 5mPa・sのトリメチルシロキシ末端ブ ロックポリジメチルシロキサン流体(ケイ 素上で置換した0.5重量%の水素を有す る) 2.0 3.0 3.0 樹脂包封白金含有触媒(0.15重量%の 白金) 0.05 0.05 0.05 1−エチニルシクロヘキサン−3−オール 0.5 0.5 0.5 水和セリウム
【0047】表4に記載するような硬化系No.1、2
および3を使用したフルオロシリコーンゴム組成物の硬
化した試料を171℃において10分間プレス成形する
ことによって製造した。これらの試料の物理的性質を表
3に記載する方法により試験し、そして結果を表5の題
目「AM」の下に記載する。前述したように成形した硬
化したシリコーンエラストマーの追加の試料を、熱空気
炉中で200℃において4時間後硬化した。これらの試
料の物理的性質を、また、表5の題目「PC」の下に報
告する。
【0048】 〔表5〕 変化する硬化系成分および後硬化の効果 硬化系 No.1 No.2 No.3 物理的性質 AM PC AM PC AM PC ジュロメーター(ショアーA) 34 38 34 39 35 41 引張強さ、MPa 9.1 8.9 8.3 8.9 9.3 7.4 引裂強さ(ダイB)、kN/m 18.4 17.5 14.9 14.4 17.5 16.5 伸び率、% 431 347 349 320 399 284 モジュラス(100%)、Mpa 1.0 1.4 1.3 1.6 1.2 1.5 圧縮永久歪、% 28 12 20 11 31 12 レジリエンス(BS)、% 40 35 41 35 40 34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(i)100重量部のヒドロキシ
    ル基を末端にもつポリメチルビニル(メチルフルオロア
    ルキル)シロキサン(前記シロキサンはケイ素上で置換
    した0.2〜1.2モル%のペンダントビニルおよび2
    5℃において1.3〜3.8mmのウィリアムス可塑価
    (Williams plasticity numb
    er)を有する)と、(ii)0.05〜2重量部のメ
    チルビニル(N−アルキルアセトアミド)シランとを、
    20〜80℃の範囲内の温度において、前記ポリメチル
    ビニル(メチルフルオロアルキル)シロキサンのウィリ
    アムス可塑価を連鎖延長により増加するために十分な時
    間の間反応させ、 (B)工程(A)の生成物と、(i)0.5〜10重量
    部のヒドロキシル基を末端にもつポリジメチルシロキサ
    ン(前記シロキサンはケイ素上で置換した1〜6モル%
    のペンダントビニルおよび25℃において1.2〜2.
    5mmの範囲内のウィリアムス可塑価を有する)、(i
    i)1〜10重量部のヒドロキシル基を末端にもつポリ
    メチルフルオロアルキルシロキサン流体(ここで末端の
    ヒドロキシル置換は前記流体の3〜10重量%を構成す
    る)、および(iii)20〜50重量部の50〜20
    0m2 /gの範囲内の表面積を有する強化用シリカを反
    応させ、 (C)次いで工程(B)の混合物を加熱して揮発性物質
    を除去する、ことを含んでなるフッ化ポリジオルガノシ
    ロキサン基材組成物を製造する方法。
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