JPH09164502A - 帯鋸装置 - Google Patents

帯鋸装置

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JPH09164502A
JPH09164502A JP34786695A JP34786695A JPH09164502A JP H09164502 A JPH09164502 A JP H09164502A JP 34786695 A JP34786695 A JP 34786695A JP 34786695 A JP34786695 A JP 34786695A JP H09164502 A JPH09164502 A JP H09164502A
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band saw
surface plate
cut
cutting
plate
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Application number
JP34786695A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakurai
隆司 桜井
Katsunori Asanagi
克紀 麻薙
Yuji Nagai
祐二 永井
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SENDA KK
Nippon Tansan Co Ltd
Original Assignee
SENDA KK
Nippon Tansan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋸刃の磨耗や鋸刃に対する過負荷などによる
帯鋸の異常な振れを検出することが出来、安全に使用す
ることが出来る帯鋸装置を提供する。 【解決手段】 上下一対の鋸車(14)、(15)に巻
回された帯鋸(2)と、各鋸車(14)、(15)の間
に位置させられ且つ帯鋸(2)が通過可能なスリット
(30)を有する定盤(3)とを備え、定盤(3)又は
被切断物の前後移動により、定盤(3)に搭載された被
切断物を切断する帯鋸装置において、定盤(3)の上方
または定盤(3)の下方であって且つ帯鋸(2)の切断
側の走行軌道近傍には、切断方向に直交する方向の帯鋸
(2)の振れを検出するセンサー(24)が配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯鋸装置に関する
ものであり、詳しくは、鋸刃の磨耗や鋸刃に対する過剰
な負荷などによる帯鋸の異常な振れを検出することが出
来、安全に使用することが出来る帯鋸装置、および、切
断時に被切断物を両側から支持する構造を備え、安全に
使用することが出来る自動化された帯鋸装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、帯鋸装置(バンドソー)
は、上下一対の鋸車に巻回された帯鋸と、各鋸車の間に
位置させられ且つ帯鋸が通過可能なスリットを有する略
水平な定盤とを備え、定盤または被切断物の前後移動に
より、定盤に搭載された被切断物を切断する装置であ
る。帯鋸装置においては、一対の鋸車によって帯鋸に張
力が与えられているため、丸鋸などに比べて薄い材料で
鋸を形成することが出来、切削ロスを低減することが出
来るという利点の他、定盤上で適宜に被切削物を移動さ
せることが出来るため、被切断物の所望の位置を簡便に
切断することが出来るという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の帯鋸
装置において、上下一対の鋸車によって張設された帯鋸
は、通常、切断中は常に一定の軌道を走行するが、しか
しながら、刃先が磨耗して切れ味が劣化した場合や鋸刃
に対して過剰に負荷が加えられた場合、被切断物に対す
る切り込み方向(切断方向)に垂直な方向の振れを起こ
すことがある。そして、帯鋸の振れの大きさによって
は、定盤のスリット周縁を損傷させるばかりか、延いて
は帯鋸自体が破断し、極めて危険な状態を惹起する。特
に、ドライアイスや氷塊の様な低温の被切断物を切断す
る場合には、帯鋸の低温硬化により、一層破断し易いと
いう実情がある。
【0004】帯鋸装置では、通常、帯鋸が振れた際に鋸
身に接触することによって帯鋸の振れを抑制する「せ
り」と称する振れ止めが帯鋸を挟む状態で配置されてい
るが、斯かる振れ止めは、帯鋸の若干の振れを強制的に
抑制するものであり、定盤の損傷や帯鋸の破断を防止し
得るものではない。
【0005】また、帯鋸装置における作業は、切断中に
被切断物を定盤上で保持しなければならず、手先が回転
中の帯鋸の側方に位置するため、大変危険であり且つ熟
練を必要とする。しかも、被切断物の位置決めや定盤に
対する被切断物の積卸しにおいては、帯鋸が定盤の上方
に常時露出しているため、誤って接触する危険も懸念さ
れる。
【0006】本発明は、従来の帯鋸装置の利点を生かし
つつその安全化を図るべくなされたものであり、その第
1の目的は、鋸刃の磨耗や帯鋸に対する過剰な負荷など
による帯鋸の異常な振れを検出することが出来、安全に
使用することが出来る帯鋸装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、切断時に被切断物を保持
する必要がなく、安全に使用することが出来る自動化さ
れた帯鋸装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するため、本発明は、上下一対の鋸車に巻回された帯鋸
と、前記各鋸車の間に位置させられ且つ前記帯鋸が通過
可能なスリットを有する略水平な定盤とを備え、前記定
盤または被切断物の前後移動により、前記定盤に搭載さ
れた被切断物を切断する帯鋸装置において、被切断物に
干渉しない前記定盤の上方または前記定盤の下方であっ
て且つ前記帯鋸の切断側の走行軌道近傍には、切断方向
に直交する方向の前記帯鋸の振れを検出するセンサーが
配置されていることを特徴とする。
【0008】また、上記の第2の課題を解決するため、
本発明は、上下一対の鋸車に巻回された帯鋸と、前記各
鋸車の間に位置させられ且つ前記帯鋸が通過可能なスリ
ットを有する略水平な定盤とを備え、前記定盤の前後移
動により、当該定盤に搭載された被切断物を切断する帯
鋸装置において、前記定盤上には、その移動方向に直交
する方向に水平移動可能に構成されて被切断物の一端に
当接する第1の支持板と、当該第1の支持板と同方向に
水平移動可能に構成されて被切断物の他端に当接する第
2の支持板とが配設され、かつ、前記第1の支持板およ
び前記第2の支持板は、被切断物に当接した位置を切断
の際に保持可能に構成され、しかも、被切断物に干渉し
ない前記定盤の上方または前記定盤の下方であって且つ
前記帯鋸の切断側の走行軌道近傍には、切断方向に直交
する方向の前記帯鋸の振れを検出するセンサーが配置さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の2つの実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態としての帯鋸装置を示す全体外観図である。図2
は、本発明の第2の実施形態としての帯鋸装置を示す全
体外観図である。図3は、図2における帯鋸装置の定盤
上に配設された第1の支持板および第2の支持板の一例
を示す要部斜視図である。図4は、図2における定盤周
辺の詳細な構造を示す平面図である。図5は、図2にお
ける定盤周辺の詳細な構造を示す正面図である。
【0010】先ず、本発明の第1の実施形態を図1に基
づいて説明する。本発明の帯鋸装置は、図1に示す様
に、外観的には従来装置と略同様であり、上下一対の鋸
車(14)、(15)に巻回された帯鋸(2)と、各鋸
車(14)、(15)の間に位置させられ且つ帯鋸
(2)が通過可能な一条のスリット(30)を有する略
水平な定盤(3)とを備え、定盤(3)の前後移動によ
り、定盤(3)に搭載された被切断物を切断する装置で
ある。そして、本発明の帯鋸装置においては、被切断物
に干渉しない定盤(3)の上方または定盤(3)の下方
であって且つ帯鋸(2)の切断側の走行軌道近傍に、切
断方向に直交する方向の帯鋸(2)の振れを検出するセ
ンサー(24)が配置される。
【0011】鋸車(14)、(15)は、支柱部を備え
た機体(1)の上下部にそれぞれ設けられており、稼働
時にはカバー(11)、(12)内に収容されている。
各鋸車(14)、(15)の中、下方の鋸車(15)
は、機体(1)の基部に配置されたモーター(図示せ
ず)によって回転させられる。また、上方の鋸車(1
4)は、通常、ハンドル(21)の回転によって上下方
向に移動可能になされており、斯かる鋸車(14)の位
置調整により、帯鋸(2)に対して適宜の張力を与える
様になされている。
【0012】帯鋸(2)としては、一側縁が鋸刃が形成
された無端ベルト状の従来公知の種々の帯鋸の中から被
切断物の種類に応じて適宜に選択することが出来る。な
お、図2中の符号(23)は、一対の小ブロックにて構
成され、かつ、帯鋸(2)を挟む状態で鋸車(14)の
下方に配置された所謂「せり」と称する帯鋸(2)の振
れ止めである。
【0013】定盤(3)は前後に往復移動する矩形のテ
ーブルであり、スリット(30)は当該定盤の略中央に
その移動方向に沿って切り込まれている。定盤(3)の
支持構造は、定盤(3)の加重を実質的に支持し且つ当
該定盤を前後に直線移動させるリニアガイド機構から成
る。すなわち、リニアガイド機構は、機体(1)側に取
り付けられた一対の平行なレールと、定盤(3)の裏面
に取り付けられ且つこれらのレールに係合するスライダ
ーとから構成される。
【0014】本発明の帯鋸装置においては、例えば、定
盤(3)の下方であって且つ帯鋸(2)の切断側の走行
軌道近傍に一対のセンサー(24)、(24)が配置さ
れる。センサー(24)、(24)としては、光透過
型、光反射型、磁界検出型などの各種のセンサーを使用
し得るが、被切断物に切り粉による誤作動を回避し且つ
金属製の帯鋸(2)位置を一層正確に検出するため、例
えば、超音波反射型のセンサーが使用される。各センサ
ー(24)、(24)は、センサー取付部材を使用して
機体(1)側に固定され、かつ、これらのセンサー(2
4)、(24)は、帯鋸(2)の走行軌道に沿って幾分
とも互いに上下にずれた位置に配置されることにより、
それぞれに発振する超音波によって誤作動しない様にな
されている。
【0015】上記のセンサー(24)、(24)は、走
行軌道に位置する帯鋸(2)がその走行軌道から左右に
それぞれ1〜7mm程度、好ましくは3〜5mm程度振
れた場合、すなわち、上記の距離だけ各センサー(2
4)、(24)から離間した場合、若しくは、上記の距
離だけ各センサー(24)、(24)に接近した場合に
オン(又はオフ)の信号を出力する様に設定される。そ
して、本発明の帯鋸装置においては、センサー(2
4)、(24)からの出力信号に基づき、別途設けられ
た制御装置により、帯鋸(2)の作動を停止するか、ま
たは、警報を発する様になされている。
【0016】上記の様に構成された本発明の帯鋸装置の
作動について、被切断物としてドライアイスを切断する
場合を一例に挙げて説明する。ドライアイスは、工場な
どで製造される際、約25Kgの略立方体の塊状に形成さ
れるため、例えば、使用に当たって薄板状などの適宜の
形態に切断される。
【0017】先ず、定盤(3)にドライアイスを載せ、
その切断位置をスリット(30)に合わせる。次いで、
帯鋸(2)を起動させ、ドライアイスと共に定盤(3)
を前方へ押し込んで当該ドライアイスを切断する。その
際、仮に、帯鋸(2)の鋸刃に磨耗や破損が生じていた
場合、または、帯鋸(2)の切断能力を越えた速度で切
断操作を行った場合など、センサー(24)、(24)
は切断方向に直交する方向の帯鋸(2)の振れを検出
し、斯かるセンサー(24)、(24)の信号に基づ
き、制御装置は帯鋸(2)を停止させる。
【0018】従って、本発明の帯鋸装置においては、帯
鋸(2)の鋸刃の磨耗や帯鋸(2)に対する過剰な負荷
などによる帯鋸(2)の異常な振れを検出することが出
来るため、帯鋸(2)の破断・飛散といった危険を招く
ことがなく、安全に使用することが出来る。特に、本発
明の帯鋸装置は、その切断に伴って鋸刃を低温硬化させ
る様なドライアイスや氷塊などの被切断物に有効であ
る。
【0019】なお、上記の実施形態においては、センサ
ー(24)、(24)の信号に基づいて帯鋸(2)を停
止させる機能に代え、センサー(24)、(24)の信
号に基づいて発報された警報により、手動によって帯鋸
(2)を停止させてもよい。また、固定式の定盤を採用
し、当該定盤に搭載された被切断物を前後に移動させて
これを切断してもよい。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態を図2〜図
5に基づいて説明する。本発明の第2の実施形態に係る
帯鋸装置は、図2に示す様に、上下一対の鋸車(1
4)、(15)に巻回された帯鋸(2)と、各鋸車(1
4)、(15)の間に位置させられ且つ帯鋸(2)が通
過可能な一条のスリット(30)を有する略水平な定盤
(3)とを備え、定盤(3)の前後移動により、定盤
(3)に搭載された被切断物を切断する帯鋸装置であ
り、斯かる具体的な構成は、上記の第1の実施形態と略
同様である。
【0021】すなわち、定盤(3)は前後に往復移動す
る矩形のテーブルであり、スリット(30)は当該定盤
の略中央にその移動方向に沿って切り込まれている。そ
して、図3及び図5に示す様に、定盤(3)の支持構造
を構成するリニアガイド機構は、機体(1)側に取り付
けられた一対の平行なレール(16)、(16)と、定
盤(3)の裏面に取り付けられ且つこれらのレール(1
6)、(16)に係合するスライダー(36)、(3
6)とから構成される。
【0022】第2の実施形態において異なる点は次の通
りである。すなわち、定盤(3)上には、その移動方向
に直交する方向に水平移動可能に構成されて被切断物の
一端に当接する第1の支持板(4)と、当該第1の支持
板と同方向に水平移動可能に構成されて被切断物の他端
に当接する第2の支持板(6)とが配設され、第1の支
持板(4)及び第2の支持板(6)は、被切断物に当接
した位置を切断の際に保持可能に構成される。しかも、
被切断物に干渉しない定盤(3)の上方または定盤
(3)の下方であって且つ帯鋸(2)の切断側の走行軌
道近傍には、切断方向に直交する方向の帯鋸(2)の振
れを検出するセンサー(24)が配置される。
【0023】本発明の帯鋸装置においては、図3に示す
様に、移動可能な第1の支持板(4)及び第2の支持板
(6)を定盤(3)上に設けることにより、帯鋸(2)
の蛇行を防止して正確な切断を可能にしている。第1の
支持板(4)は、定盤(3)の表面から僅かに離間して
設けられ、しかも、定盤(3)の移動方向に直交する方
向であって且つ定盤(3)の表面に沿って移動する様に
構成される。第1の支持板(4)の盤面は、定盤(3)
の表面に対して略垂直、すなわち、当該支持板の移動方
向に略垂直に保持されている。
【0024】一方、第2の支持板(6)も上記の第1の
支持板(4)と略同様に構成され、その盤面は第1の支
持板(4)に対向させられている。これら第1の支持板
(4)及び第2の支持板(6)はそれぞれ独立の駆動機
構によって作動するが、第1の支持板(4)は被切断物
の位置決めとその一端の支持とを行い、また、第2の支
持板(6)は被切断物の他端の支持を行う。
【0025】第1の支持板(4)の駆動機構は、図4に
示す様に、ボールネジ(42)、当該ボールネジに螺合
するアーム(45)及びサーボモーター(41)から主
として構成される。具体的には、ボールネジ(42)
は、定盤(3)の前縁に沿って当該定盤上に軸受(4
3)、(43)により取り付けられており、また、正逆
回転可能なサーボモーター(41)は、定盤(3)の前
縁近傍に取り付けられ、かつ、そのスピンドルがボール
ネジ(42)の一端に連結されている。アーム(45)
は、その基端に設けられたネジ部(44)によってボー
ルネジ(42)に螺合しており、そして、先端に上記の
第1の支持板(4)が取り付けられている。
【0026】第2の支持板(6)の駆動機構は、図4に
示す様に、スライダー(62)、シリンダー装置(6
1)及びアーム(64)から主として構成される。具体
的には、定盤(3)の前縁に沿って当該定盤上にレール
(63)が配設されており、斯かるレール(63)にス
ライダー(62)が取り付けられている。更に、スライ
ダー(62)には、レール(63)と平行に定盤(3)
上に搭載されたシリンダー装置(61)のロッド先端が
接続されている。そして、アーム(64)は、その基端
がスライダー(62)に固定されており、先端に上記の
第2の支持板(6)が取り付けられている。なお、シリ
ンダー装置(61)としては、通常、エアーシリンダー
が使用される。
【0027】また、図3に示す様に、第1の支持板
(4)及び第2の支持板(6)には、各々、補助板(4
b)、(6b)が付設されていてもよい。補助板(4
b)は、図5に示す様に、アーム(45)の先端に回動
自在に設けられたステー(46)に取り付けられ、しか
も、ステー(46)の枢着部に設けられたノッチ機構、
および、ステー(46)をアーム(45)の軸方向へ付
勢するバネ機構により、第1の支持板(4)の真上で係
止し得る様に構成される。
【0028】また、上記と同様に、補助板(6b)もア
ーム(65)の先端に回動自在に設けられたステー(6
5)に取り付けられ、第2の支持板(6)の真上で係止
可能に構成される。これらの補助板(4b)、(6b)
は、高さの比較的高い被切断物の両端を好適に支持する
ことが出来る。なお、図4に示す様に、定盤(3)上に
は、通常、被切断物を搭載する際の前後方向の位置決め
を容易にするため、角棒状の当て部材(5)が第1の支
持板(4)及び第2の支持板(6)の移動方向に沿って
配置される。
【0029】本発明の帯鋸装置においては、定盤(3)
を手動にて前後移動させることも出来るが、通常、定盤
(3)に移動機構が付設されており、切断工程が全て自
動化され、安全性が一層高められている。定盤(3)の
移動機構は、図4及び図5に示す様に、定盤(3)の裏
側に設けられたボールネジ(32)及びサーボモーター
(31)から主として構成される。
【0030】具体的には、ボールネジ(32)は、定盤
(3)の移動方向に沿って機体の一部である梁(13)
に軸受(33)、(33)により取り付けられており、
また、サーボモーター(31)は、梁(13)の端部に
取り付けられ且つそのスピンドルがボールネジ(32)
の一端に連結されている。そして、ボールネジ(32)
には、ネジ部を備えた移動子(35)が螺合しており、
斯かる移動子(35)が定盤(3)の裏面に固定されて
いる。
【0031】また、上記の移動機構のボールネジ(3
2)は、定盤(3)の一方の縁部に沿って配置されてい
るが、斯かる移動機構によって定盤(3)に与えられる
駆動力を当該定盤全体に均一に作用させるため、図5に
示す様に、定盤(3)の裏面側の中央にはラック機構が
設けられている。すなわち、ラック機構は、定盤(3)
の移動方向と直交する方向に機体(1)側へ回転自在に
取り付けられ且つ両端に歯車(18)、(18)が設け
られた水平な軸(17)と、定盤(3)の裏面に当該定
盤の移動方向に沿って取り付けられ且つ歯車(18)、
(18)に螺合する一対の平行なラック(38)、(3
8)とから構成される。
【0032】本発明の帯鋸装置においては、通常、プロ
グラムコントローラ等の制御装置が図2に示す制御盤
(7)内に備えられ、第1の支持板(4)、第2の支持
板(6)及び定盤(3)の作動を種々のパターンで制御
することが出来る。しかしながら、第1の支持板(4)
及び第2の支持板(6)は、何れの作動パターンにおい
ても、被切断物に当接した位置を切断の際に保持可能に
構成されていることが重要であり、斯かる構成は、切断
の際に帯鋸の蛇行を防止して正確な切断を可能にする。
【0033】更に、被切断物を所定の幅で複数回切断す
る場合、第1の支持板(4)は、定盤(3)の往復移動
に同期して所定の距離だけ逐次移動可能に構成される。
すなわち、第1の支持板(4)における上記の様な作動
パターンを予め制御装置に記憶させた場合には、被切断
物を定盤(3)へ搭載するだけで自動的な切断作業が可
能となり、安全化と共に省力化を図ることが出来る。
【0034】また、上記の第1の実施形態と同様に、定
盤(3)の下方であって且つ帯鋸(2)の切断側の走行
軌道近傍に一対のセンサー(24)、(24)が配置さ
れる。センサー(24)、(24)の取付方法やその機
能は、第1の実施形態と同様である。具体的には、図5
に示す様に、センサー(24)、(24)は、センサー
取付部材(25)、(25)を使用して機体(1)側に
固定され、かつ、これらのセンサー(24)、(24)
は、帯鋸(2)の走行軌道に沿って幾分とも上下にずれ
た位置に配置される。
【0035】更に、本発明の帯鋸装置においては、帯鋸
(2)を覆う鞘状部材(22)がスリット(30)の奥
端、すなわち、定盤(3)の後縁近傍に立設されている
のが好ましい。鞘状部材(22)は、図4及び図5に示
す様に、断面が例えば略U字状に形成されて帯鋸(2)
を収容し得る程度の間隙が設けられた細長いカバーであ
り、定盤(3)の前縁側に開口する様に配置される。
【0036】上記の鞘状部材(22)は、被切断物を定
盤(3)へ搭載したり、或いは、定盤(3)から降ろし
たりする際、誤って手先などが帯鋸へ接触する危険を確
実に防止することが出来、安全性を一層高めることが出
来る。なお、図2及び図3に示す様に、定盤(3)の下
方には、作動スイッチ(8)、(8)と非常停止スイッ
チ(9)が配置され、上記の各駆動機構は、安全上の観
点から、スイッチ(8)、(8)の同時操作により作動
開始する様になされている。
【0037】上記の様に構成された本発明の第2の実施
形態に係る帯鋸装置の作動について、第1の実施形態と
同様に、ドライアイスを切断する場合を一例に挙げて説
明する。本発明の帯鋸装置において、当初、定盤(3)
は、図2及び図3に示す様に、手前に位置させられ、且
つ、第1の支持板(4)は、図4及び図5に示す様に、
定盤(3)の一端側(図中の左方)に位置させられる。
【0038】一方、第2の支持板(6)は、シリンダー
装置(61)が後退しており、定盤(3)の略中央に位
置させられる。立方体のドライアイス(W)を所定厚さ
の薄板状に切断する場合、先ず、第1の支持板(4)と
第2の支持板(6)の間の定盤(3)上へドライアイス
(W)を搭載して当て部材(5)に押し付ける。
【0039】その場合、定盤(3)の駆動装置における
サーボモーター(31)が停止している限り定盤(3)
は固定されており、しかも、スリット(30)の奥端に
立設された鞘状部材(22)が帯鋸(2)を覆い、当該
帯鋸を定盤(3)の上方に露出させないため、本発明の
帯鋸装置においては、ドライアイス(W)を安全に搭載
することが出来る。
【0040】次いで、帯鋸(2)を起動させ、スイッチ
(8)(8)を操作して各駆動機構を作動させると、サ
ーボモーター(41)が起動し、ボールネジ(42)が
回転してアーム(45)が定盤(3)の他端側(図中の
右方)へ向けて移動する。その結果、第1の支持板
(4)は、定盤(3)上のドライアイス(W)の一端に
当接すると共にこれを押圧して第2の支持板(6)側へ
移動させる。
【0041】その際、シリンダー装置(61)の流体回
路が前進側および後退側とも開放されてアーム(64)
が移動自在とされており、第1の支持板(4)は、ドラ
イアイス(W)と共に第2の支持板(6)を定盤(3)
の他端側(図中の右方)へ向けて移動させる。そして、
第1の支持板(4)は、ドライアイス(W)がスリット
(30)を予め設定された所定距離だけ通過した位置で
停止する。斯かる移動距離は、アーム(45)の移動端
(起点)をセンサーで検出し、サーボモーター(41)
の回転数を演算することにより制御される。
【0042】上記の様に、第1の支持板(4)及び第2
の支持板(6)がドライアイス(W)にそれぞれ当接し
た状態で当該ドライアイスの位置決めが行われると、シ
リンダー装置(61)の流体回路が前進側および後退側
とも閉止され、アーム(64)が固定される。すなわ
ち、第1の支持板(4)は、サーボモーター(44)が
停止していることによりその位置が保持され、また、第
2の支持板(6)は、シリンダー装置(61)の流体回
路が閉止されていることによりその位置が保持される。
【0043】次いで、サーボモーター(31)の駆動に
よってボールネジ(32)が回転し、移動子(35)に
伴って定盤(3)が前方へ移動すると、ドライアイス
(W)が帯鋸(2)へ送り込まれて切断される。その
際、第1の支持板(4)及び第2の支持板(6)は、上
記の様に、ドライアイス(W)に当接した位置を保持可
能に構成され、切断する際に移動することがないため、
定盤(3)上でドライアイス(W)を固定し帯鋸の蛇行
を防止する。従って、本発明の帯鋸装置においては、定
盤(3)に搭載したドライアイス(W)を直線的に且つ
所定位置で正確に切断することが出来る。
【0044】帯鋸(2)が定盤(3)の前縁近傍に達す
るまで定盤(3)が送り込まれると、サーボモーター
(31)が逆転して定盤(3)が後方へ引き戻される。
その際、第1の支持板(4)及び第2の支持板(6)
は、切断開始時のドライアイス(W)への当接位置を保
持しているため、ドライアイス(W)において先に形成
された切り込みがそのまま残存されており、その結果、
定盤(30)の引き戻し動作においてもその切り込みに
対して帯鋸(2)を円滑に通過させることが出来、定盤
(3)を原位置へ復帰させることが出来る。
【0045】上記の様に、本発明の帯鋸装置において
は、ドライアイス(W)を両側から支持する構造を備え
ており、切断時にドライアイス(W)を保持する必要が
なく、極めて安全に使用することが出来る。しかも、上
記の切断の際、センサー(24)、(24)は、切断方
向に直交する方向の帯鋸(2)の振れを検出することが
出来、制御装置により必要に応じて帯鋸(2)を停止さ
せることが出来る。従って、本発明の帯鋸装置において
は、帯鋸(2)の鋸刃に磨耗や破損が生じていた場合、
または、帯鋸(2)の切断能力を越えた速度で切断操作
を行った場合でも、上記の第1の実施形態と同様に安全
を確保し得る。
【0046】また、第1の支持板(4)が定盤(3)の
往復移動に同期して所定の距離だけ逐次移動可能に構成
されている場合には、上記の様に一旦切り込んだ後、シ
リンダー装置(61)の流体回路が前進側および後退側
とも開放されてアーム(64)が再び移動自在とされ
る。そして、第1の支持板(4)の移動により、ドライ
アイス(W)が定盤(3)の更に他端側(図中の右方)
へ移動させられた後、第1の支持板(4)及び第2の支
持板(6)が再びその位置を保持すると共に、定盤
(3)の往復移動によってドライアイス(W)が切断さ
れる。その後も同様に、定盤(3)上を逐次移動させら
れて所定の幅で切断される。従って、本発明の上記の構
成によれば、ドライアイス(W)を定盤(3)へ搭載す
るだけで自動的に薄板状に切断することが出来、安全化
と共に省力化を図り得る。
【0047】切断が終了し、アーム(45)の移動端
(終点)がセンサーによって検出されると、サーボモー
ター(41)が逆転して第1の支持板(4)が原位置で
ある定盤(3)の一端側(図中の左方)へ復帰し、同時
に、シリンダー装置(61)が後退して第2の支持板
(6)がドライアイス(W)を定盤(3)の一端側へ移
動させる。その後、第2の支持板(6)は、原位置であ
る定盤(3)の略中央へ復帰する。これにより、切断さ
れたドライアイス(W)は、第1の支持板(4)と第2
の支持板(6)の間に開放される。また、定盤(3)が
手前へ復帰した状態では、鞘状部材(22)が帯鋸
(2)を覆っているため、ドライアイス(W)を安全に
取り出すことが出来る。
【0048】上記の各実施形態においては、低温であり
且つ重量があって取扱いに不便なドライアイスの切断を
例示したが、本発明の帯鋸装置は、勿論、食肉、ハム・
ソーセージ、魚類などの各種の食品をはじめ、木材、樹
脂などの成形材料等、種々の用途において好適に使用す
ることが出来る。
【0049】なお、各実施形態に示したセンサー(2
4)は、例えば、振れ止め(23)等を利用して定盤
(3)の上方に設置することも出来る。要するに、セン
サー(24)の設置位置としては、被切断物に干渉しな
い位置である限り、定盤(3)の上方または下方の何れ
であってもよいが、帯鋸(2)の振れ幅が最も大きくな
る位置、すなわち、出来る限り被切断物に近い位置が好
ましい。また、センサー(24)の数は、その検出範囲
が帯鋸(2)の許容振れ幅に設定し得る機能を備えたも
のであるならば1つであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の帯鋸装置に
よれば、帯鋸の磨耗や帯鋸に対する過剰な負荷などによ
る帯鋸の異常な振れを検出することが出来るため、帯鋸
の破断・飛散といった危険を招くことがなく、安全に使
用することが出来る。また、被切断物を両側から支持す
る構造を備えた本発明の帯鋸装置によれば、上記と同様
に帯鋸の異常な振れを検出することが出来、しかも、切
断時に被切断物を保持する必要がないため、一層安全に
使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての帯鋸装置を示
す全体外観図である。
【図2】本発明の第2の実施形態としての帯鋸装置を示
す全体外観図である。
【図3】図2における帯鋸装置の定盤上に配設された第
1の支持板および第2の支持板の一例を示す要部斜視図
である。
【図4】図2における定盤周辺の詳細な構造を示す平面
図である。
【図5】図2における定盤周辺の詳細な構造を示す正面
図である。
【符号の説明】
14:鋸車 15:鋸車 2:帯鋸 22:鞘状部材 24:センサー 3:定盤 30:スリット 4:第1の支持板 6:第2の支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 祐二 群馬県前橋市天川大島町1345番地の1 株 式会社センダ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の鋸車に巻回された帯鋸と、前
    記各鋸車の間に位置させられ且つ前記帯鋸が通過可能な
    スリットを有する略水平な定盤とを備え、前記定盤また
    は被切断物の前後移動により、前記定盤に搭載された被
    切断物を切断する帯鋸装置において、被切断物に干渉し
    ない前記定盤の上方または前記定盤の下方であって且つ
    前記帯鋸の切断側の走行軌道近傍には、切断方向に直交
    する方向の前記帯鋸の振れを検出するセンサーが配置さ
    れていることを特徴とする帯鋸装置。
  2. 【請求項2】 被切断物がドライアイスである請求項1
    に記載の帯鋸装置。
  3. 【請求項3】 上下一対の鋸車に巻回された帯鋸と、前
    記各鋸車の間に位置させられ且つ前記帯鋸が通過可能な
    スリットを有する略水平な定盤とを備え、前記定盤の前
    後移動により、当該定盤に搭載された被切断物を切断す
    る帯鋸装置において、前記定盤上には、その移動方向に
    直交する方向に水平移動可能に構成されて被切断物の一
    端に当接する第1の支持板と、当該第1の支持板と同方
    向に水平移動可能に構成されて被切断物の他端に当接す
    る第2の支持板とが配設され、かつ、前記第1の支持板
    および前記第2の支持板は、被切断物に当接した位置を
    切断の際に保持可能に構成され、しかも、被切断物に干
    渉しない前記定盤の上方または前記定盤の下方であって
    且つ前記帯鋸の切断側の走行軌道近傍には、切断方向に
    直交する方向の前記帯鋸の振れを検出するセンサーが配
    置されていることを特徴とする帯鋸装置。
  4. 【請求項4】 第1の支持部材は、定盤の往復移動に同
    期して所定の距離だけ逐次移動可能に構成されている請
    求項3に記載の帯鋸装置。
  5. 【請求項5】 帯鋸を覆う鞘状部材がスリットの奥端に
    立設されている請求項3又は4に記載の帯鋸装置。
  6. 【請求項6】 被切断物がドライアイスである請求項3
    〜5の何れかに記載の帯鋸装置。
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Cited By (5)

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Effective date: 19991122