JP3715045B2 - 氷状物切断用の帯鋸装置 - Google Patents

氷状物切断用の帯鋸装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、氷状物切断用の帯鋸装置に関し、詳しくは、安全に且つ正確に氷状物を切断することが出来、しかも、効率的な作業が可能な氷状物切断用の帯鋸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、冷却剤として使用されるドライアイスは、一辺が約25cmの立方体にプレス成型された塊状のドライアイスを薄板状、サイコロ状などの小片に切断加工したものである。上記の塊状のドライアイスは、プレス成型における型抜きの実情および保管などにおける昇華状態の相違から、正確には立方体ではなく、個々に不定形となるため、所望の形状に切断加工するには、通常、帯鋸装置(バンドソー)が使用される。
【0003】
塊状のドライアイスの切断に使用される帯鋸装置は、基本的には木材加工用の装置と略同様であり、上下のプーリに巻回され且つ略垂直に走行する鋸刃により被切断物を切断する帯鋸と、帯鋸が相対的に進入可能な一条のスリットを備え且つ鋸刃に対して進退可能に設置された可動テーブルとから主として構成される。そして、切断作業においては、被切断物としての塊状のドライアイスを載せた可動テーブルを進退させる。
【0004】
前記の様な帯鋸装置は、装置構成が比較的簡単であり、かつ、可動テーブル上の所望の位置に被切断物を載せることによって被切断物を任意の大きさに切断できる等、切断作業における自由度の高さからドライアイスの切断に好適である。しかも、帯鋸装置においては、帯鋸に張力を与えて走行させるため、被切断物の硬度に比較し、薄い鋸身(厚さ)の帯鋸を使用することが出来、特に、粉体を圧縮成型した脆い性状のドライアイスの切断では、切断ロスを少なくし得るという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の様な塊状のドライアイスは、周知の通り低温であり且つ24kg以上の質量がある。斯かる塊状のドライアイスを帯鋸装置の可動テーブルに載せ、これを手作業により帯鋸の近傍に保持して切断する作業には危険が伴い、かつ、正確な寸法の小片に切断するには相当の熟練を必要とする。
【0006】
更に、帯鋸による切り屑、すなわち、切削によって発生する粉体は、空気中の水分を伴ってテーブル上で氷結するため、時折、作業を中断して氷状物を除去しなければならないという問題もある。上記の様な種々の問題は、ドライアイスの他、塊状の氷を含む氷状物の切断に使用される帯鋸装置において共通の問題である。
【0007】
本発明は、前記の実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、安全に且つ正確に氷状物を切断することが出来、効率的な作業が可能な氷状物切断用の帯鋸装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置は、上下のプーリに巻回された帯鋸の略垂直に走行する鋸刃に対し、被切断物としての氷状物を進退させて切断する帯鋸装置であって、帯鋸が相対的に進入可能なスリットを有し且つ氷状物が載せられる進退可能な可動テーブルを備え、当該可動テーブルには、氷状物をその進退方向から挟持可能なクランパが設けられ、前記可動テーブルの後退端側には、可動テーブル上の氷状物を挟持可能なクランパを有し且つ可動テーブルの進退移動方向と直交する方向に移動して氷状物の切断位置を決める搬送体が配設され、そして、前記可動テーブルの前記クランパの間の領域において当該可動テーブルには、氷状物の切り屑を落下させる排出孔が設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置においては、後退位置にある可動テーブル上の氷状物は、搬送体のクランパにより挟持され、搬送体が可動テーブルの進退移動方向と直交する方向に所定量移動することにより、帯鋸による切断位置が決められる。そして、可動テーブル上で搬送体により位置決めされた氷状物は、その進退方向から可動テーブルのクランパにより挟持され、可動テーブルが進退移動することにより、帯鋸によって切断される。また、氷状物の切り屑を落下させる排出孔が可動テーブルに設けられていることにより、可動テーブル上に載置される氷状物の移動などにより切り屑を落下させることが出来、切り屑が可動テーブル上に氷結して氷状物の切断に支障を来す事態を未然に回避することが出来る。
【0010】
前記可動テーブルは、1本のガイドレール上を転動するレールキャスタ及びガイド平面上を転動する直進キャスタにより進退移動自在に支持されるのが好ましい。また、搬送体には、可動テーブル上の氷状物の切り屑を吹払うエアノズルを付設するのが好ましい。
【0011】
可動テーブルが1本のガイドレール上を転動するレールキャスタ及びガイド平面上を転動する直進キャスタにより進退移動自在に支持されていると、可動テーブルは、氷状物の載置により氷点下の低温となって収縮しても、蛇行することなく進退移動でき、氷状物の切断精度を低下することがない。
【0012】
また、可動テーブル上の氷状物の切り屑を吹払うエアノズルが搬送体に付設されている場合も、可動テーブル上における切り屑の氷結を防止することが出来る
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置の要部構造を示す背面側斜視図、図2は同要部構造を示す背面図、図3は同要部構造を示す側面図である。以下、実施形態の説明においては、氷状物切断用の帯鋸装置を「帯鋸装置」と略記し、また、氷状物として、ドライアイスを一例に挙げて説明する。
【0014】
本発明の帯鋸装置は、図1に示す様に、上下のプーリ1,1に巻回された帯鋸2(バンドソー)の略垂直に走行する鋸刃2aに対し、被切断物としてのドライアイスDを進退させて切断する装置である。装置の架台、プーリ1,1の駆動モータ及び帯鋸2のテンション調整機構などの構造は、図示省略したが、従来公知の帯鋸装置と略同様である。
【0015】
帯鋸2は、一般の木工用帯鋸と略同様であって、ドライアイスDの粒子状の切り屑を円滑に排出し得るあさり形状を備えている。帯鋸2の鋸身の厚さ(板厚)は、帯鋸2の強度、切断可能速度、切削ロスを考慮し、例えば、0.5〜1.5mm程度とされ、あさり幅は、0.8〜3.0mm程度とされる。帯鋸2は、切断に供せられる一部分を除き、その他の部分はカバーで覆われる。
【0016】
本発明の帯鋸装置は、帯鋸2が相対的に進入可能なスリット3を有し且つドライアイスDが載せられる進退可能な可動テーブル4を備えている。そして、可動テーブル4には、ドライアイスDをその進退方向から挟持可能なクランパとして固定クランパ5a及び可動クランパ5bが設けられている。また、可動テーブル4の後退端側には、可動テーブル4上のドライアイスDを挟持可能なクランパとして固定クランパ6a及び可動クランパ6bを有し且つ可動テーブル4の進退移動方向と直交する方向に移動してドライアイスDの切断位置を決める搬送体7が配設されている。
【0017】
前記可動テーブル4は、低温による歪や氷結を低減するため、フッ素樹脂や高密度ポリエチレン等の合成樹脂板、又はこれらの樹脂板を表面に貼設した複合板によって構成されている。この可動テーブル4は、図示省略した架台に支持されている固定テーブル8上に進退移動自在に支持されると共に、固定テーブル8を貫通して略垂直に走行する帯鋸2の鋸刃2aに対して進退駆動される様に構成されている。
【0018】
可動テーブル4の支持機構として、図2に示す様に、固定テーブル8上には、上面にガイド平面が形成された1本のガイドバー9と、上面に山形断面のレール部が形成された1本のガイドレール10とが相互に平行して設置されている。一方、可動テーブル4の下面には、前後一対の直進キャスタ11,11と、前後一対のレールキャスタ12,12とが固定されている。そして、前後一対の直進キャスタ11,11がガイドバー9上を転動し、前後一対のレールキャスタ12,12がガイドレール10上を転動することにより、可動テーブル4は、低温による熱収縮が許容された状態で固定テーブル8上に進退移動自在に支持されている。なお、図示省略したが、可動テーブル4と固定テーブル8との間には、可動テーブル4の移動範囲を規制するストッパ機構が設けられている。
【0019】
また、可動テーブル4の駆動機構として、図3に示す様に、固定テーブル8上には、サーボモータ13により回転駆動される送りネジ14が設置されている。一方、可動テーブル4の下面には、送りネジ14に螺合するナット部材15が固定されている。そして、可動テーブル4は、サーボモータ13の回転に応じて帯鋸2の鋸刃2aに対し進退駆動される様に構成されている。
【0020】
前記固定クランパ5a及び可動クランパ5bは、ドライアイスDの前後位置を規定するものであり、低温歪や氷結を低減するため、可動テーブル4と同様の樹脂材、又はその複合材によって所定高さのバー状に形成されている。固定クランパ5aは、可動テーブル4の後退端側の上面に固定されて左右方向に延びている。一方、可動クランパ5bは、可動テーブル4の前進端側の上面に設置されて固定クランパ5aと平行に延びている。この可動クランパ5bは、可動テーブル4の上面に固定された左右一対のガイドバー16,16に沿って前後移動自在に構成されている。そして、可動テーブル4上に設置されたシリンダ装置17により、可動クランパ5bは固定クランパ5aに対して進退駆動される様に構成されている。
【0021】
前記スリット3は、可動テーブル4の後退端から前進端側に向かって形成され、その後端部は固定クランパ5aを横断し、前端部は可動クランパ5bの前後方向の中間部付近に臨んでいる。そして、スリット3の左右両側の固定クランパ5aと可動クランパ5bとの間の領域において、可動テーブル4には、その表面の氷結を防止するため、ドライアイスDの切り屑を落下させる排出孔18が形成されている。
【0022】
前記排出孔18の形成位置は、特に限定されるものではないが、ドライアイスDが前後方向または左右方向に位置決めされる際に、切り屑がドライアイスDによって排出孔18側に円滑に払拭される様にするため、本実施形態では、固定クランパ5a及び可動クランパ5bに沿ってその近傍に排出孔18が形成されている。
【0023】
前記搬送体7は、低温による歪や氷結を低減するため、可動テーブル4と同様の樹脂材、又はその複合材によって門型に形成されている。この搬送体7は、可動テーブル4の進退移動方向が開口した向きで可動テーブル4の直上に吊持されており、可動テーブル4の進退移動方向と直交する方向に進退駆動される。
【0024】
搬送体7の吊持機構として、図2、図3に示す様に、搬送体7の上面にはスライダ19が固定され、図示省略した架台にはスライダ19を摺動自在に吊持するガイドレール20が架設されている。また、搬送体7の駆動機構として、搬送体7の上面にはナット部材21が固定され、前記架台には、ナット部材21に螺合して図示省略したサーボモータにより回転駆動される送りネジ22が架設されている。
【0025】
前記固定クランパ6aは、搬送体7の一方の壁部7aの内面下部に固定されて可動テーブル4の進退方向に延びている。可動クランパ6bは、搬送体7の他方の壁部7bの内面下部に設置されて固定クランパ6aと平行に延びている。この可動クランパ6bは、他方の壁部7bの外面下部に設置されたネジシリンダ装置23,23により、固定クランパ6aに対して進退駆動される様に構成されている。
【0026】
前記搬送体7には、可動テーブル4上のドライアイスDの切り屑を吹払うエアノズル24が付設されている。エアノズル24は、搬送体7の他方の壁部7bの上部外面に固定され、二股状に分岐した先端部が壁部7bに開口された窓7cから搬送体7の内側に臨み、可動テーブル4上にエアを吹き付ける様に構成されている。
【0027】
また、固定テーブル8上には、可動テーブル4のスリット3を通して落下するドライアイスDの切り屑が固定テーブル8上に堆積するのを防止するため、左右一対のスノーガイド(25)が立設されている。このスノーガイド(25)は、前記スリット3の両側に沿って立設されている。
【0028】
次に、本発明に係る帯鋸装置の使用例を説明する。この帯鋸装置は、例えば、塊状のドライアイスを薄板状にスライスするために使用される。塊状のドライアイスDは、図1に示す様に、帯鋸2に対して後退した位置にある可動テーブル4の固定クランパ5aと可動クランパ5bとの間に搬送体7の開口を通して供給される。なお、ドライアイスDの供給に先立ち、搬送体7に付設されたエアノズル24が可動テーブル4上にエアを吹き付けてドライアイスDの切り屑などを清掃する。
【0029】
可動テーブル4上に塊状のドライアイスDが供給されると、搬送体7の可動クランパ6bがネジシリンダ装置23,23により固定クランパ6a側に進出し、固定クランパ6aとの間にドライアイスDを挟持する。この状態で搬送体7が送りネジ22により可動テーブル4と直交する方向に所定位置まで移動することによって、ドライアイスDは帯鋸2による切断箇所が位置決めされる。その後、可動クランパ6bがネジシリンダ装置23,23により固定クランパ6aに対して後退し、ドライアイスDの挟持状態が解除される。
【0030】
ドライアイスDの挟持状態が解除されると、可動テーブル4の可動クランパ5bがシリンダ装置17により固定クランパ5a側に進出し、固定クランパ5aとの間にドライアイスDを挟持してこれを可動テーブル4の進退方向に位置決めする。この状態で可動テーブル4がサーボモータ13の回転により送りネジ14を介し前進駆動されることにより、スリット3内で垂直方向に走行する帯鋸2の鋸刃2aによってドライアイスDが薄板状にスライスされる。
【0031】
可動テーブル4は、前進端に達するとサーボモータ13の逆転により後退駆動され、後退端に達するとサーボモータ13の停止に伴い停止する。そして、可動テーブル4上のドライアイスDは、搬送体7の開口を通して固定クランパ6aと可動クランパ6bとの間に停止し、ドライアイスDの1回目の切断サイクルが終了する。
【0032】
ドライアイスDの2回目以降の切断サイクルにおいては、搬送体7はドライアイスDのスライス幅に応じた所定ピッチだけ可動テーブル4と直交する方向に移動してドライアイスDの切断箇所を位置決めする。そして、ドライアイスDの切断サイクルが終了すると、搬送体7は薄板状にスライスされたドライアイスDを固定クランパ6aと可動クランパ6bとの間に挟持した状態で可動テーブル4と直交する方向に大きく移動し、その後、ドライアイスDの挟持状態を開放して薄板状にスライスされたドライアイスDを包装工程やサイコロ状の切断工程に送り出す。
【0033】
この様なドライアイスDの切断作業において、可動テーブル4は、前後一対の直進キャスタ11,11がガイドバー9上を転動し、前後一対のレールキャスタ12,12がガイドレール10上を転動することにより、低温による熱収縮が許容された状態で進退駆動され。このため、可動テーブル4は、ドライアイスDの載置により氷点下の低温となって収縮しても、蛇行したりガタ付くことなく円滑に進退駆動され、ドライアイスDの切断精度を低下することがない。
【0034】
また、可動テーブル4上のドライアイスDの切り屑は、切断作業の開始時にエアノズル24によって吹き払われ、切断作業中においては、可動テーブル4上をその進退方向、又はこれと直交する方向に位置決め移動されるドライアイスDにより払拭されて排出孔18から排除される。従って、切り屑が可動テーブル4上に氷結してドライアイスDの切断に支障を来す事態が未然に回避される。
【0035】
本発明の帯鋸装置においては、ドライアイスDの切断箇所の位置決め作業および切断作業に際し、帯鋸2の近傍でドライアイスDを取り扱う手作業が一切不要であり、極めて安全である。また、ドライアイスDの切断箇所の位置決め作業は自動的に行なわれるので、正確かつ効率的な作業が可能となる。
【0036】
本発明の帯鋸装置は、塊状で質量が大きく且つ低温のドライアイスに好適に使用し得るが、ドライアイスの他、氷、冷凍食品などの不定形の氷状物にも十分に適用することが出来る。
【0037】
なお、前記実施形態において、ドライアイスDが搬送体7の開口を通して供給される際には、可動クランパ5bに大きな衝撃荷重が加わる。この衝撃荷重を的確に受けるためには、シリンダ装置17をドライアイスDの供給路の中央部、すなわち、図1に図視した位置より右側に配置するか、あるいは、シリンダ装置17を左右一対配設するのが好ましい。また、シリンダ装置17を右側に配置した場合には、可動クランパ5bによる最初のクランプの際に、ドライアイスDの略中心を押圧することが出来る。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置においては、可動テーブルの後退端側に配設された搬送体が、クランパにより氷状物を挟持して可動テーブルの進退移動方向と直交する方向に所定量移動することにより、氷状物の切断位置が決められる。そして、可動テーブルが、クランパにより氷状物をその進退方向から挟持して進退移動することにより、氷状物が帯鋸によって切断される。従って、氷状物の切断箇所の位置決め作業及び切断作業に際し、鋸刃の近傍で氷状物を取り扱う手作業が不要であり、安全に且つ正確に氷状物を切断することが出来、効率的な作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る氷状物切断用の帯鋸装置の要部構造を示す背面側斜視図である。
【図2】同要部構造を示す背面図である。
【図3】同要部構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1:プーリ
2:帯鋸
2a:鋸刃
3:スリット
4:可動テーブル
5a:固定クランパ
5b:可動クランパ
6a:固定クランパ
6b:可動クランパ
7:搬送体
7a:一方の壁部
7b:他方の壁部
7c:窓
8:固定テーブル
9:ガイドバー
10:ガイドレール
11:直進キャスタ
12:レールキャスタ
13:サーボモータ
14:送りネジ
15:ナット部材
16:ガイドバー
17:ネジシリンダ装置
18:排出孔
19:スライダ
20:ガイドレール
21:ナット部材
22:送りネジ
23:ネジシリンダ装置
24:エアノズル
25:スノーガイド

Claims (3)

  1. 上下のプーリに巻回された帯鋸の略垂直に走行する鋸刃に対し、被切断物としての氷状物を進退させて切断する帯鋸装置であって、帯鋸が相対的に進入可能なスリットを有し且つ氷状物が載せられる進退可能な可動テーブルを備え、当該可動テーブルには、氷状物をその進退方向から挟持可能なクランパが設けられ、前記可動テーブルの後退端側には、可動テーブル上の氷状物を挟持可能なクランパを有し且つ可動テーブルの進退移動方向と直交する方向に移動して氷状物の切断位置を決める搬送体が配設され、そして、前記可動テーブルの前記クランパの間の領域において当該可動テーブルには、氷状物の切り屑を落下させる排出孔が設けられていることを特徴とする氷状物切断用の帯鋸装置。
  2. 可動テーブルは、1本のガイドレール上を転動するレールキャスタ及びガイド平面上を転動する直進キャスタにより進退移動自在に支持されている請求項1に記載の氷状物切断用の帯鋸装置。
  3. 可動テーブル上の氷状物の切り屑を吹払うエアノズルが搬送体に付設されている請求項1又は2に記載の氷状物切断用の帯鋸装置。
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