JP5416736B2 - ドライアイスの切断装置 - Google Patents

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本発明は、ドライアイスの切断装置に関する。
ドライアイスを切断する場合、一般に、上下一対の鋸車に巻回された帯鋸を備えたドライアイスの切断装置が使用される(例えば、特許文献1参照)。
このようなドライアイスの切断装置の使用時においては、作業者がドライアイスを保持し、周動される帯鋸にドライアイスを押し当てて移動させることによって、ドライアイスが切断される。
特開2008−6563号公報
しかしながら、従来のドライアイスの切断装置にあっては、切断装置の載置台上でドライアイスが滑り易く、しかもドライアイスを保持する作業者の手先が周動中の帯鋸の近辺に位置されるため、作業者の熟練と注意力が高度に要求される、という課題があった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、切断の際に作業者がドライアイスを保持しなくても済むドライアイスの切断装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明は、上下一対の回転可能な鋸車に装架された帯鋸と、前記一対の鋸車の間に水平方向に配置され、前記帯鋸が通過可能な空間部を有する水平支持台と、前記水平支持台上で前記帯鋸による切断方向である前後方向に移動可能に設置され、ドライアイスの前後をガイドし得ると共に前記帯鋸が通過可能な間隙部を備える一対の前後方向ガイド板を有するドライアイスを載置するための載置台と、前記帯鋸による切断方向に垂直な方向である左右方向に移動可能に設置され、ドライアイスの左右をガイドし得ると共に前記一対の前後方向ガイド板の間に位置された状態で前後方向に進退移動可能な一対の左右方向ガイド板を有する搬送台と、を備えることを特徴とするドライアイスの切断装置である。
本発明によれば、切断の際に作業者がドライアイスを保持しなくても済むドライアイスの切断装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るドライアイスの切断装置の全体構成を示す前面側から見た斜視図である。 図1に示されるドライアイスの切断装置の全体構成を示す後面側から見た斜視図である。 図1に示されるバンドソー装置を示す斜視図である。 図1に示される位置決め搬送装置を示す斜視図である。 本実施形態のドライアイスの切断装置の制御構成を示すブロック図である。 切断装置における切断処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドライアイスの切断装置の全体構成を示す前面側から見た斜視図である。図2は、図1に示されるドライアイスの切断装置の全体構成を示す後面側から見た斜視図である。図3は、図1に示されるバンドソー装置を示す斜視図である。図4は、図1に示される位置決め搬送装置を示す斜視図である。なお、説明を明確にするため、図1及び図2に示すように前後左右の方向を設定する。
図1に示すように、ドライアイスの切断装置1は、ドライアイス100を切断するためのバンドソー装置2と、ドライアイス100を位置決め及び搬送するための位置決め搬送装置3とを備えている。なお、切断装置1に投入後のドライアイス100を、図1中において二点鎖線で示す(図2でも同様)。
図2に示すように、バンドソー装置2は、上下一対の回転可能な鋸車201,202と、これら一対の鋸車201,202に装架された帯鋸203とを有している。帯鋸203は、無端状で可撓性を有しており、その前側端部には、切断用の鋸刃204が形成されている。
一対の鋸車201,202は、機体212の上部及び下部にそれぞれ回転可能に取り付けられており、動作時にはカバー(図示せず)で覆われている。下方に位置する鋸車202は、機体212に配置された帯鋸駆動用モータ509(図1参照)によって回転させられる。これにより、帯鋸203は、高速で一対の鋸車201,202の外周に沿って帯状の長手方向に周回移動、すなわち周動する。
また、バンドソー装置2は、一対の鋸車201,202の間に水平方向に配置された水平支持台205と、水平支持台205上で帯鋸203による切断方向である前後方向に移動可能に設置され、ドライアイス100を載置するための載置台206とを有している。
載置台206は、水平支持台205上でスライド機構207によって移動可能とされている。スライド機構207は、例えば、水平支持台205の上面に敷設されたレール、及び該レールに係合すると共に載置台206の下面に取付けられた移動輪を備えるものであるが、これに限られるものではない。
載置台206は、前後方向駆動用モータ512(図5参照)の駆動力によって前後方向に移動させられる。ここで、前後方向駆動用モータ512の回転運動は、ねじ軸及びこれに螺合されたナット部を有する送りねじ機構(図示せず)を介して、載置台206の前後方向の直線運動に変換される。
したがって、載置台206は、帯鋸203の前側(手前側)に位置する退避位置と、帯鋸203の後側(奥側)に位置する進入位置との間を前後方向に移動可能である。そして、切断装置1には、載置台206の位置を検出する載置台検出センサ等のセンサ類510(図5参照)が設けられている。なお、図中の符号213は、載置台206が退避位置にあるときに、鋸刃204の前方に位置するように回動されて作業者を保護するための保護用部材を示す。
図3に示すように、水平支持台205は、機体212に固定されており、帯鋸203が通過可能な空間部208を有している。載置台206は、ドライアイス100の前後をガイドし得ると共に帯鋸203が通過可能な間隙部210を備える一対の前後方向ガイド板209を有している。載置台206の底板211は左右に分割されており、分割された両者の間に形成される空間は、前記間隙部210と左右方向位置において対応している。
本実施形態では、一対の前後方向ガイド板209は、平面視して正方形のドライアイス100の一辺(縦又は横寸法)よりも僅かに大きい距離だけ互いに離間されて、載置台206の底板211上にねじ部材等により固定されている。ただし、一対の前後方向ガイド板209のうちの一方が底板211上に固定され、他方が図示しない駆動装置によって一方に向けて前後方向に進退移動可能に構成されていてもよい。このようにすれば、一対の前後方向ガイド板209の離間距離をドライアイス100の寸法に対応して調整でき、ドライアイス100の前後方向の確実な保持が可能となる。
図4に示すように、位置決め搬送装置3は、帯鋸203による切断方向に垂直な方向である左右方向に移動可能に設置された搬送台301を備えている。
搬送台301は、支持体302上でスライド機構303によって移動可能とされている。スライド機構303は、例えば、支持体302の上面に敷設された一対の平行なレール304と、一対のレール304に係合する少なくとも一対のガイド305とを有するリニアガイド機構であるが、これに限られるものではない。
搬送台301は、左右方向駆動用モータ513(図5参照)の駆動力によって左右方向に移動させられる。ここで、左右方向駆動用モータ513の回転運動は、ねじ軸及びこれに螺合されたナット部を有する送りねじ機構(図示せず)を介して、搬送台301の左右方向の直線運動に変換される。
したがって、搬送台301は、ドライアイス100(図1参照)を搬入するときの搬入位置と、ドライアイス100を搬出するときの搬出位置との間を左右方向に移動する。なお、搬出位置にある搬送台301を、図1中において破線で示す(図2でも同様)。そして、切断装置1に設けられているセンサ類510(図5参照)のうちの、第1搬送台センサ(図示せず)が搬送台301が搬入位置にあることを検出し、第2搬送台センサ(図示せず)が搬送台301が搬出位置にあることを検出するように構成されている。
また、位置決め搬送装置3は、搬送コンベア(図示せず)から送られたドライアイス100を支持する支持板314と、支持板314上に支持されるドライアイス100を受けるための受け板315とを備えている。支持板314上のドライアイス100は、押出し用シリンダ(図示せず)により前方に押圧されて、受け板315上に搬入される。支持板314は、搬送コンベアからドライアイス100を受け取るときの上方位置と、ドライアイス100を受け板315に向けて押し出すときの下方位置との間を、上下方向駆動用シリンダ(図示せず)の駆動力によって上下移動可能となっている。
位置決め搬送装置3の搬送台301は、搬入位置と搬出位置との間に設定されたドライアイス100の切断区間において、載置台206(図3参照)が前後方向に往復して1回切断が完了するごとに、所定量ずつ送り方向(左右方向)に移動する。ここでは、切断後に鋸刃204がドライアイス100から10mm程度離れたことをセンサ類510(図5参照)の載置台検出センサ(図示せず)が検出したときに1回の切断完了と判断される。
また、搬送台301は、ドライアイス100の左右をガイドし得る一対の左右方向ガイド板306を有している。左右方向ガイド板306は、一対の前後方向ガイド板209(図3参照)の間に位置された状態で、自ら伸縮自在な伸縮機構307によって前後方向に進退移動可能に構成されている。
ここで、一対の左右方向ガイド板306は一対の伸縮機構307にそれぞれねじ部材等により固定されており、左右方向ガイド板306は伸縮機構307の後端近傍に下方に垂下されるようにして固定されている。一対の伸縮機構307は、一対の連結部材308を介して搬送台301の底板309上にねじ部材等により固定されている。結果として、一対の左右方向ガイド板306の各々は、ドライアイス100の一辺(縦又は横寸法)よりも僅かに大きい距離だけ離間される。ただし、一対の連結部材308のうちの一方が底板309上に固定され、他方が図示しない駆動装置によって一方に向けて左右方向に進退移動可能に構成されていてもよい。このようにすれば、一対の左右方向ガイド板306の離間距離をドライアイス100の寸法に対応して調整でき、ドライアイス100の左右方向の確実な保持が可能となる。
伸縮機構307は、例えば、外レールとこれに係合された内レールとが両者間に装入されたボールやローラ等の回転部材によって長手方向に相対的に移動可能に構成されたスライドレールであるが、このような構造に限られるものではない。
また、搬送台301は、左右方向ガイド板306が手前に退いた状態で且つ前後方向ガイド板209(図3参照)の間を通過するように、左右方向に移動可能に構成されている。すなわち、伸縮機構307が収縮した状態で搬送台301が移動するように構成されている。
図2に戻り、切断装置1は、左右方向ガイド板306によりガイドされて前後方向ガイド板209の間を通って送られた搬出されたドライアイス100を、水平面内で90度回転させて左右方向ガイド板306の間に戻すための回転機構部310をさらに備えている。ここで、90度とは、90度又はこれに近似し切断装置1の動作に支障が出ない程度の角度である。本実施形態では、入力部504(図5参照)を通して縦横両方向の切断を指示する情報が入力された場合に、回転機構部310が動作する構成となっている。
回転機構部310は、支持板311と、支持板311上に回転可能に設けられ、前後方向ガイド板209の間を通って送られるドライアイス100を受ける受け板312とを有している。支持板311は、上下方向駆動用シリンダ514の駆動力によって上下移動させられるようになっている。
したがって、受け板312は、前後方向ガイド板209の間を通って送られるドライアイス100を受けるときの上方位置、ドライアイス100を90度回転させるときの下方位置、及びこれらの中間の位置であって切断が終了したドライアイス100を排出するときの中間位置の間を上下方向に移動する。
受け板312は、回転方向駆動用シリンダ515(図5参照;図2等では図示省略)の駆動力によって回転させられる。回転方向駆動用シリンダ515は、その先端が受け板312に設けられる係合部(図示せず)に係合して水平方向に伸縮することにより、受け板312を水平面内で90度正逆両方向に回転できるように構成されている。なお、受け板312は、電動モータ(図示せず)により回転させられる構成とされてもよい。
また、受け板312上のドライアイス100は、中間位置において押出し用シリンダ(図示せず)により右方向に押圧されることにより、搬送コンベア316上に排出されるように構成されている。
図5は、本実施形態のドライアイスの切断装置の制御構成を示すブロック図である。図5に示すように、ドライアイスの切断装置1は、コントローラ501、記憶部502、記録媒体読み書き部503、入力部504、及び表示部505を備えており、これらはバスライン506を介して相互に通信可能に接続されている。
コントローラ501は、CPU(Central Processing Unit)であり、プログラムにしたがって装置内各部の制御や各種の演算処理等を行う。記憶部502は、予め各種プログラムやパラメータを格納しておくROM(Read Only Memory)、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、各種プログラムやパラメータを格納するフラッシュメモリ又はEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等を備える。記録媒体読取り部503は、光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体(図示せず)に記憶されたプログラムやデータを読み取る。記録媒体読取り部503によって読み取られたプログラムやデータは、記憶部502に転送されて記憶される。
入力部504は、ドライアイス100の切断区間における切断1回当たりの搬送台301の移動量、その他の各種データの入力を受け付ける。表示部505は、入力部504からの入力データ、その他の各種データの表示を行う。
また、センサ類510からの検出信号、電源スイッチ508の投入の検出信号、帯鋸駆動用モータ509が動作していることを示す検出信号等の各種信号は、入力インタフェース507を介し、バスライン506を経由して、コントローラ501に送られる。
また、各種の駆動信号が、コントローラ501からバスライン506を経由し、出力インタフェース511を介して、前後方向駆動用モータ512、左右方向駆動用モータ513、上下方向駆動用シリンダ514、回転方向駆動用シリンダ515等に送られる。
次に、前記のように構成されたドライアイスの切断装置1の動作について説明する。
図6は、ドライアイスの切断装置1における切断処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6のフローチャートにより示される切断処理の手順は、記憶部502に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際に記憶部502内のRAMに読み出されてコントローラ501によって実行される。
前提として、操作者は、入力部504を通して、ドライアイス100の切断区間における切断1回当たりの搬送台301の移動量(送り量)、縦横両方向の切断を行うか否か等の情報を切断装置1に対して入力する。そして、操作者は、電源スイッチ508をオンして、帯鋸駆動用モータ509を動作させる。
図6に示すように、コントローラ501は、搬送台301が搬入位置に位置された状態で、ドライアイス100が受け板315に搬入されるまで待機する(S10;No)。ここで、ドライアイス100の受け板315への搬入は、例えばリミットスイッチや荷重センサ(いずれも図示せず)等により検出される。
ドライアイス100が受け板315に搬入されると(S10;Yes)、コントローラ501は、予め設定されたドライアイス100の切断区間における初期位置を算出し、搬送台301を前記初期位置へ移動させるように、左右方向駆動用モータ513を動作させる(S20)。
ステップS30では、コントローラ501は、ドライアイス100の切断区間にある載置台206を前後方向に往復移動させるように、前後方向駆動用モータ512を動作させる(S30)。これにより、ドライアイス100は、前後左右を前後方向ガイド板209及び左右方向ガイド板306によりそれぞれガイドされつつ、前後方向に進退移動して、1回切断される。
ステップS40では、コントローラ501は、搬送台301が予め設定されたドライアイス100の切断区間の最終位置に到達したか否かを判断する。切断区間の最終位置とは、縦又は横方向の連続した切断のうちの最終切断の位置である。搬送台301が最終位置に到達していない場合(S40;No)、コントローラ501は、搬送台301を所定量だけ送り方向に移動させるように、左右方向駆動用モータ513を動作させた後(S50)、ステップS30に処理を戻す。これにより、ドライアイス100は、次の切断に備えて所定量送り方向(右方向)に移動させられる。
搬送台301が最終位置に到達した場合には(S40;Yes)、コントローラ501は、搬送台301を搬出位置へ移動させるように、左右方向駆動用モータ513を動作させる(S60)。これにより、ドライアイス100は、上方位置にある受け板312上に移動させられる。
ステップS70では、コントローラ501は、ドライアイス100の切断が終了したか否かを判断する。ここで、縦横両方向の切断が設定されている場合には、縦横両方向の切断が終了したか否かが判断される。切断終了と判断された場合(S70;Yes)、コントローラ501は、ステップS110に処理を進める。
縦横のうち一方向のみの切断が終了したがもう一方の方向の切断が未だ終了していないと判断された場合には(S70;No)、コントローラ501は、ドライアイス100が載置されている受け板312を下方位置まで下降させるように、上下方向駆動用シリンダ514を動作させる(S80)。
続いて、コントローラ501は、ドライアイス100が載置されている受け板312を水平面内で90度回転させるように、回転方向駆動用シリンダ515を動作させたる(S90)。この後、コントローラ501は、受け板312を上方位置まで上昇させるように、上下方向駆動用シリンダ514を動作させた後(S100)、ステップS20に処理を戻す。これにより、縦横のうちのもう一方の方向の切断が開始される。
ステップS110では、コントローラ501は、切断が終了したドライアイス100が載置されている受け板312を中間位置まで下降させるように、上下方向駆動用シリンダ514を動作させる。
続いて、コントローラ501は、受け板312上のドライアイス100が押出し用シリンダ(図示せず)により搬送コンベア316上に排出されるまで待機する(S120;No)。ドライアイス100の搬送コンベア316上への排出は、例えばリミットスイッチや荷重センサ等により検出される。
コントローラ501は、ドライアイス100が搬送コンベア316上に排出されたと判断すると(S120;Yes)、受け板312を上方位置まで上昇させるように、上下方向駆動用シリンダ514を動作させた後、搬送台301を搬入位置に移動させるように、左右方向駆動用モータ513を動作させる(S130)。これにより、次のドライアイス100の投入準備が整えられる。
前記したように、本実施形態のドライアイスの切断装置1は、一対の鋸車201,202の間に水平方向に配置され、帯鋸203が通過可能な空間部208を有する水平支持台205と、水平支持台205上で帯鋸203による切断方向である前後方向に移動可能に設置され、ドライアイス100の前後をガイドし得ると共に帯鋸203が通過可能な間隙部210を備える一対の前後方向ガイド板209を有するドライアイス100を載置するための載置台206と、帯鋸203による切断方向に垂直な方向である左右方向に移動可能に設置され、ドライアイス100の左右をガイドし得ると共に一対の前後方向ガイド板209の間に位置された状態で前後方向に進退移動可能な一対の左右方向ガイド板306を有する搬送台301と、を備えている。
この構成によれば、ドライアイス100は、前後左右を前後方向ガイド板209及び左右方向ガイド板306によりそれぞれガイドされつつ移動させられて切断装置1により切断される。すなわち、切断の際に作業者がドライアイスを保持しなくても済むドライアイスの切断装置を提供することができる。
また、本実施形態では、搬送台301は、左右方向ガイド板306が帯鋸203の手前に退いた状態で且つ前後方向ガイド板209の間を通過するように、左右方向に移動可能に構成されている。この構成によれば、伸縮機構307が収縮した状態で搬送台301が移動する。したがって、左右方向ガイド板306は、搬送台301の左右移動時にドライアイス100から受ける反力モーメントが小さくなるため、変形や破損に到る虞が防止される。
また、本実施形態では、左右方向ガイド板306によりガイドされて前後方向ガイド板209の間を通って送られるドライアイス100を、水平面内で90度回転させて左右方向ガイド板306の間に戻すための回転機構部310をさらに備えている。この構成によれば、縦横両方向の切断を行う場合にも、作業者がドライアイスを保持しなくても済むドライアイスの切断装置を提供することができる。
さらに、切断装置1は、投入されるドライアイス100の切断方向に垂直な方向の幅寸法を測定する測定手段を備えていてもよい。測定手段としては、例えば、ねじ軸及びこれに螺合されたナット部を有する送りねじ機構により近接離間可能な一対の基準板でドライアイス100を挟んだときの両基準板の内面同士の距離をねじ軸の回転量に基づいて算出するものや、ドライアイス100を平面視した画像を解析して幅寸法を算出するもの等が例示される。そして、コントローラ(制御手段)501は、前記測定手段により測定されたドライアイス100の幅寸法に基づいて、ドライアイス100の切断時における1回の切断ごとの搬送台301の送り方向の移動量を制御するように構成されてもよい。ここで、縦横両方向の切断が設定される場合には、縦横の幅寸法が測定され、そうでない場合には一方の幅寸法が測定される。この構成によれば、幅寸法を操作者により入力される分割数で除することで送り方向の移動量を決定することができ、これによりドライアイス100の切断幅を均等に揃えることができる。この場合、一対の前後方向ガイド板209、及び一対の左右方向ガイド板306が、それぞれ近接離間可能に構成され、測定されたドライアイス100の幅寸法に対応した離間距離に調整されるように制御されることが望ましい。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、前記実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。例えば、前記実施形態では、シリンダやモータ等の駆動手段が使用されているが、使用される駆動手段の種類は適宜変更されてもよい。
1 切断装置
2 バンドソー装置
3 位置決め搬送装置
100 ドライアイス
201,202 鋸車
203 帯鋸
205 水平支持台
206 載置台
208 空間部
209 前後方向ガイド板
210 間隙部
301 搬送台
306 左右方向ガイド板
310 回転機構部
501 コントローラ(制御手段)

Claims (4)

  1. 上下一対の回転可能な鋸車に装架された帯鋸と、
    前記一対の鋸車の間に水平方向に配置され、前記帯鋸が通過可能な空間部を有する水平支持台と、
    前記水平支持台上で前記帯鋸による切断方向である前後方向に移動可能に設置され、ドライアイスの前後をガイドし得ると共に前記帯鋸が通過可能な間隙部を備える一対の前後方向ガイド板を有するドライアイスを載置するための載置台と、
    前記帯鋸による切断方向に垂直な方向である左右方向に移動可能に設置され、ドライアイスの左右をガイドし得ると共に前記一対の前後方向ガイド板の間に位置された状態で前後方向に進退移動可能な一対の左右方向ガイド板を有する搬送台と、
    を備えることを特徴とするドライアイスの切断装置。
  2. 前記搬送台は、前記左右方向ガイド板が前記帯鋸の手前側に退いた状態で且つ前記前後方向ガイド板の間を通過するように、左右方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドライアイスの切断装置。
  3. 前記左右方向ガイド板によりガイドされて前記前後方向ガイド板の間を通って送られるドライアイスを、水平面内で90度回転させて前記左右方向ガイド板の間に戻すための回転機構部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドライアイスの切断装置。
  4. 投入されるドライアイスの切断方向に垂直な方向の幅寸法を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定されたドライアイスの幅寸法に基づいて、前記ドライアイスの切断時における1回の切断ごとの前記搬送台の送り方向の移動量を制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のドライアイスの切断装置。
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