JPH06320483A - 発泡樹脂裁断機 - Google Patents
発泡樹脂裁断機Info
- Publication number
- JPH06320483A JPH06320483A JP13127293A JP13127293A JPH06320483A JP H06320483 A JPH06320483 A JP H06320483A JP 13127293 A JP13127293 A JP 13127293A JP 13127293 A JP13127293 A JP 13127293A JP H06320483 A JPH06320483 A JP H06320483A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- cutting
- foamed resin
- turn table
- rectangular parallelepiped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は発泡樹脂裁断機に関するものであ
り、更に言えば軟質ポリウレタンフォ−ムブロック材を
縦横に裁断する裁断機に係るものである。 【構成】 夫々の対辺をわずかな隙間を保って設置され
た一対のテ−ブルと、前記隙間にバンドソ−を走行させ
かつ対辺の一端から他端に移動するバンドカッタ−とを
備えた発泡樹脂裁断機であって、前記テ−ブルの一方が
水平方向に90度回転可能なタ−ンテ−ブルとなし、テ
−ブル上に載置される発泡樹脂を移動させる押圧板を各
テ−ブル側に夫々備えた発泡樹脂裁断機。 【効果】 本発明の裁断機にあっては、大きなブロック
が細かい直方体ブロックに自動裁断されることとなり、
しかもその間にほとんど裁断不良が発生しない特徴があ
る。そして、更に次工程作業テ−ブル上へ細かい直方体
ブロックがそのままスライド移動されることとなり、梱
包作業等も軽減化されることとなる。
り、更に言えば軟質ポリウレタンフォ−ムブロック材を
縦横に裁断する裁断機に係るものである。 【構成】 夫々の対辺をわずかな隙間を保って設置され
た一対のテ−ブルと、前記隙間にバンドソ−を走行させ
かつ対辺の一端から他端に移動するバンドカッタ−とを
備えた発泡樹脂裁断機であって、前記テ−ブルの一方が
水平方向に90度回転可能なタ−ンテ−ブルとなし、テ
−ブル上に載置される発泡樹脂を移動させる押圧板を各
テ−ブル側に夫々備えた発泡樹脂裁断機。 【効果】 本発明の裁断機にあっては、大きなブロック
が細かい直方体ブロックに自動裁断されることとなり、
しかもその間にほとんど裁断不良が発生しない特徴があ
る。そして、更に次工程作業テ−ブル上へ細かい直方体
ブロックがそのままスライド移動されることとなり、梱
包作業等も軽減化されることとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡樹脂裁断機に関する
ものであり、更に言えば軟質ポリウレタンフォ−ムブロ
ック材を縦横に裁断する裁断機に係るものである。
ものであり、更に言えば軟質ポリウレタンフォ−ムブロ
ック材を縦横に裁断する裁断機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、軟質ポリウレタンフォ−ムに
て代表される発泡樹脂裁断にあっては、いわゆるバ−チ
カルカッタ−が広く使用されており、ブロック材より各
種形状に加工する裁断がなされている。本発明はこれら
加工裁断の中でも、均一な形状をもつ多数の直方体ブロ
ックを得ようとするにある。この直方体状ブロックの製
造にあっては、発泡機より成形されたブロック体を、先
ずいわゆるホリゾンタルカッタ−にて水平方向に所定の
厚さにて裁断され、次いでこれを重ね合わせた状態でバ
−チカルカッタ−にて縦横の方向に裁断することとな
る。
て代表される発泡樹脂裁断にあっては、いわゆるバ−チ
カルカッタ−が広く使用されており、ブロック材より各
種形状に加工する裁断がなされている。本発明はこれら
加工裁断の中でも、均一な形状をもつ多数の直方体ブロ
ックを得ようとするにある。この直方体状ブロックの製
造にあっては、発泡機より成形されたブロック体を、先
ずいわゆるホリゾンタルカッタ−にて水平方向に所定の
厚さにて裁断され、次いでこれを重ね合わせた状態でバ
−チカルカッタ−にて縦横の方向に裁断することとな
る。
【0003】図1はこの工程を示す模図であり、ブロッ
クB1 は先ず水平方向に裁断(a)され、これが重ね合
わされた状態で横方向に裁断(b)される。そして、こ
のままブロックが90度回転され、同様に横方向に裁断
(c)されて多数の直方体ブロックB2 を得るものであ
る。
クB1 は先ず水平方向に裁断(a)され、これが重ね合
わされた状態で横方向に裁断(b)される。そして、こ
のままブロックが90度回転され、同様に横方向に裁断
(c)されて多数の直方体ブロックB2 を得るものであ
る。
【0004】図2は通常のバ−チカルカッタ−の側面略
図であり、図3は平面略図である。即ち、基本的には極
く狭い隙間を保って配置されたテ−ブル1、2と、バン
ドカッタ−3とよりなり、このバンドカッタ−3はバン
ドソ−4が前記の隙間の間を通って巻き掛けされてい
る。そして、このバンドカッタ−3は、図示しないレ−
ル上を動いてテ−ブル2の一端から他端に往復移動する
ものであり、この間にテ−ブル 1、2上に載置された発
泡樹脂10を横方向に裁断することとなる。
図であり、図3は平面略図である。即ち、基本的には極
く狭い隙間を保って配置されたテ−ブル1、2と、バン
ドカッタ−3とよりなり、このバンドカッタ−3はバン
ドソ−4が前記の隙間の間を通って巻き掛けされてい
る。そして、このバンドカッタ−3は、図示しないレ−
ル上を動いてテ−ブル2の一端から他端に往復移動する
ものであり、この間にテ−ブル 1、2上に載置された発
泡樹脂10を横方向に裁断することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このバンド
カッタ−3をもって発泡樹脂10を縦横に裁断するため
には、発泡樹脂10に対して一方の裁断(b)を行って
から発泡樹脂10をテ−ブル上で90度回転移動しなく
てはならない。この回転移動は、従来の方法では発泡樹
脂10を手作業で行わなければならないため、必ずずれ
が生ずることとなり、100%の取得率とはならない。
カッタ−3をもって発泡樹脂10を縦横に裁断するため
には、発泡樹脂10に対して一方の裁断(b)を行って
から発泡樹脂10をテ−ブル上で90度回転移動しなく
てはならない。この回転移動は、従来の方法では発泡樹
脂10を手作業で行わなければならないため、必ずずれ
が生ずることとなり、100%の取得率とはならない。
【0006】一方、縦横の裁断が終了した後にあって、
裁断され重ね合わされたままの多数の直方体ブロックB
2 を、そのままテ−ブル上を移動して、図示しない次工
程の作業テ−ブル上に移すこととなるが、この際にあっ
ても、特に細かく裁断された直方体ブロックB2 はくず
れ易く、このため、その後の梱包作業等に著しく不便を
きたしていた。
裁断され重ね合わされたままの多数の直方体ブロックB
2 を、そのままテ−ブル上を移動して、図示しない次工
程の作業テ−ブル上に移すこととなるが、この際にあっ
ても、特に細かく裁断された直方体ブロックB2 はくず
れ易く、このため、その後の梱包作業等に著しく不便を
きたしていた。
【0007】本発明は、以上のような従来の技術に鑑み
てなされたものであって、大きな発泡樹脂を極めて細か
な直方体ブロックに裁断し、しかもこの直方体ブロック
をくずすことなく、次工程の作業テ−ブル上にそのまま
移動することができる裁断機を提供するものである。
てなされたものであって、大きな発泡樹脂を極めて細か
な直方体ブロックに裁断し、しかもこの直方体ブロック
をくずすことなく、次工程の作業テ−ブル上にそのまま
移動することができる裁断機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の発泡樹脂裁断機
は次の構成を有している。即ち、夫々の対辺をわずかな
隙間を保って設置された一対のテ−ブルと、前記隙間に
バンドソ−を走行させかつ対辺の一端から他端に移動す
るバンドカッタ−とを備えた発泡樹脂裁断機であって、
前記テ−ブルの一方が水平方向に90度回転可能なタ−
ンテ−ブルとなし、テ−ブル上に載置される発泡樹脂を
移動させる押圧板を各テ−ブル側に夫々備えたことを特
徴とする発泡樹脂裁断機にかかるものである。
は次の構成を有している。即ち、夫々の対辺をわずかな
隙間を保って設置された一対のテ−ブルと、前記隙間に
バンドソ−を走行させかつ対辺の一端から他端に移動す
るバンドカッタ−とを備えた発泡樹脂裁断機であって、
前記テ−ブルの一方が水平方向に90度回転可能なタ−
ンテ−ブルとなし、テ−ブル上に載置される発泡樹脂を
移動させる押圧板を各テ−ブル側に夫々備えたことを特
徴とする発泡樹脂裁断機にかかるものである。
【0009】
【作用】本発明の裁断機は上記のような構成を有してい
るため、大きな発泡樹脂ブロックより、細かい直方体ブ
ロック体を一時にかつ多量に製造することができること
となったものである。即ち、本発明の裁断機にあって、
予め水平方向に裁断されたシ−ト状の発泡樹脂を多数重
ね合わせてブロックとし、これをテ−ブルの上に載置す
る。そして、タ−ンテ−ブル側に向かって一方の押圧板
をもって所定の寸法づつ移動し、バンドカッタ−にて裁
断することとなる。
るため、大きな発泡樹脂ブロックより、細かい直方体ブ
ロック体を一時にかつ多量に製造することができること
となったものである。即ち、本発明の裁断機にあって、
予め水平方向に裁断されたシ−ト状の発泡樹脂を多数重
ね合わせてブロックとし、これをテ−ブルの上に載置す
る。そして、タ−ンテ−ブル側に向かって一方の押圧板
をもって所定の寸法づつ移動し、バンドカッタ−にて裁
断することとなる。
【0010】そして、裁断し終ったらタ−ンテ−ブル上
のブロックをそのままテ−ブルごと90度回転させて新
たな裁断部位をバンドカッタ−に向けることとなる。こ
こでタ−ンテ−ブル側の押圧板をもってブロックをスラ
イド移動させ、当初の位置にまで戻した後に、再度バン
ドカッタ−にて裁断するものである。このようにして、
当初は一体の大きなブロックであったものが、縦横に裁
断された直方体の細かいブロックに自動裁断されるもの
である。
のブロックをそのままテ−ブルごと90度回転させて新
たな裁断部位をバンドカッタ−に向けることとなる。こ
こでタ−ンテ−ブル側の押圧板をもってブロックをスラ
イド移動させ、当初の位置にまで戻した後に、再度バン
ドカッタ−にて裁断するものである。このようにして、
当初は一体の大きなブロックであったものが、縦横に裁
断された直方体の細かいブロックに自動裁断されるもの
である。
【0011】ブロックの裁断がすべて終了すると、再度
タ−ンテ−が90度だけ戻され、最初にテ−ブル上に載
置されたブロックと同じ向きにされ、タ−ンテ−ブル側
の押圧板によってこの裁断を終えた直方体ブロックをス
ライド移動させて次工程のテ−ブル上に移動させるもの
である。
タ−ンテ−が90度だけ戻され、最初にテ−ブル上に載
置されたブロックと同じ向きにされ、タ−ンテ−ブル側
の押圧板によってこの裁断を終えた直方体ブロックをス
ライド移動させて次工程のテ−ブル上に移動させるもの
である。
【0012】尚、タ−ンテ−ブル側の押圧板によって直
方体ブロックをスライドさせるに当たって、一方の押圧
板を上方に移動させ、ブロックがこの下を移動するよう
にするのがよい。そして、タ−ンテ−ブル側の押圧板が
この位置にまで来ると元の方向に戻ることとし、一方、
上方に移動していた押圧板が下がってきて、これが直方
体ブロックを更に押すこととするのがよい。
方体ブロックをスライドさせるに当たって、一方の押圧
板を上方に移動させ、ブロックがこの下を移動するよう
にするのがよい。そして、タ−ンテ−ブル側の押圧板が
この位置にまで来ると元の方向に戻ることとし、一方、
上方に移動していた押圧板が下がってきて、これが直方
体ブロックを更に押すこととするのがよい。
【0013】又、バンドカッタ−がブロックを裁断する
際、ブロックのズレの発生をさせないよう、先端に柔ら
かめの触子を備えた長尺体をバンドカッタ−の走行方向
に沿ってブロック上に軽く当てがうのがよい。
際、ブロックのズレの発生をさせないよう、先端に柔ら
かめの触子を備えた長尺体をバンドカッタ−の走行方向
に沿ってブロック上に軽く当てがうのがよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面をもって更に詳細に説明
する。図4は本発明の裁断機の側面図であり、図5はそ
の平面図を示すものである。この図中、符号1〜10は
前記した図2〜図3にて説明したと同様であるのでここ
では説明を省略する。さて、21、22は押圧板であ
り、このうち、押圧板21はタ−ンテ−ブル側に備えら
れたものである。この押圧板21、22はテ−ブル1、
2上を左右に移動することとなるが、これはテ−ブル
1、2の側面に併設された送り杆23、24及び摺動案
内レ−ル25、26によってガイドナット27、28が
左右に移動することとなり、このナット27、28と一
体とされているために、これに伴って左右の移動が可能
とされるものである。
する。図4は本発明の裁断機の側面図であり、図5はそ
の平面図を示すものである。この図中、符号1〜10は
前記した図2〜図3にて説明したと同様であるのでここ
では説明を省略する。さて、21、22は押圧板であ
り、このうち、押圧板21はタ−ンテ−ブル側に備えら
れたものである。この押圧板21、22はテ−ブル1、
2上を左右に移動することとなるが、これはテ−ブル
1、2の側面に併設された送り杆23、24及び摺動案
内レ−ル25、26によってガイドナット27、28が
左右に移動することとなり、このナット27、28と一
体とされているために、これに伴って左右の移動が可能
とされるものである。
【0015】一方、押圧板22は上下方向にも移動可能
とされたものである。図6はこの押圧板22の上下動を
もたらす機構の一例を示す側面図であり、図7はその背
面図を示す。即ち、押圧板22の裏側の両端にラックギ
ヤ29、30が上下方向に備えられ、これに噛合したギ
ヤ31、32が回転することによって押圧板22の上下
動が可能となったものである。
とされたものである。図6はこの押圧板22の上下動を
もたらす機構の一例を示す側面図であり、図7はその背
面図を示す。即ち、押圧板22の裏側の両端にラックギ
ヤ29、30が上下方向に備えられ、これに噛合したギ
ヤ31、32が回転することによって押圧板22の上下
動が可能となったものである。
【0016】テ−ブル1は90度の回転が可能とされる
ものである。テ−ブル1を回転させるための例は図4及
び図5にてその概略を示す。図にて分かるようにテ−ブ
ル1の裏側に円盤33が取り付けられて後述するロ−ラ
との回転面となる。そしてこの円盤33の中央に回転軸
34が取り付けられ、この回転によってテ−ブル1が9
0度回転することとなる。そして、この回転軸34を囲
んで4本のエア−ジャッキ35を備えた支持柱36が立
設され、更にこの支持柱36の先端頭部には回転ロ−ラ
37が取り付けられている。テ−ブル1の回転にあって
は、エア−ジャッキ35を操作して支持柱36のロ−ラ
37をテ−ブル1の裏側の円盤33に当接・支持し、次
いで回転軸34を回すことによって所定の角度だけ(9
0度)テ−ブル1が回転することとなる。その後、エア
−ジャッキ35を下げることによってロ−ラ37と円盤
33との接触が解除されることとなる。
ものである。テ−ブル1を回転させるための例は図4及
び図5にてその概略を示す。図にて分かるようにテ−ブ
ル1の裏側に円盤33が取り付けられて後述するロ−ラ
との回転面となる。そしてこの円盤33の中央に回転軸
34が取り付けられ、この回転によってテ−ブル1が9
0度回転することとなる。そして、この回転軸34を囲
んで4本のエア−ジャッキ35を備えた支持柱36が立
設され、更にこの支持柱36の先端頭部には回転ロ−ラ
37が取り付けられている。テ−ブル1の回転にあって
は、エア−ジャッキ35を操作して支持柱36のロ−ラ
37をテ−ブル1の裏側の円盤33に当接・支持し、次
いで回転軸34を回すことによって所定の角度だけ(9
0度)テ−ブル1が回転することとなる。その後、エア
−ジャッキ35を下げることによってロ−ラ37と円盤
33との接触が解除されることとなる。
【0017】尚、図8はバンドカッタ−3での裁断の
際、ブロックB1 のずれ等を阻止するための押さえバ−
38であり、ブロックB1 の上面全体に掛け渡される長
さを有し、その先端にゴム製の触子39を備えたもので
ある。これは、バンドカッタ−3にてブロックを裁断る
に際し、上方より下がってブロックの表面を押さえ、こ
のバンドカッタ−にて裁断が終わると、これが上方に移
動して次の裁断まで待機することとなる。
際、ブロックB1 のずれ等を阻止するための押さえバ−
38であり、ブロックB1 の上面全体に掛け渡される長
さを有し、その先端にゴム製の触子39を備えたもので
ある。これは、バンドカッタ−3にてブロックを裁断る
に際し、上方より下がってブロックの表面を押さえ、こ
のバンドカッタ−にて裁断が終わると、これが上方に移
動して次の裁断まで待機することとなる。
【0018】本発明の裁断機によれば、先ず、テ−ブル
2上に載置されたブロックB1 は、押圧板21、22に
はさまれ、特に押圧板22によってテ−ブル1の方向に
所定の間隔をもってスライド移動され、ここでバンドカ
ッタ−3がテ−ブル1と2との間を横切ることによって
ブロックB1 が裁断され、これが繰り返されてブロック
B1 の横方向の裁断が終了する。
2上に載置されたブロックB1 は、押圧板21、22に
はさまれ、特に押圧板22によってテ−ブル1の方向に
所定の間隔をもってスライド移動され、ここでバンドカ
ッタ−3がテ−ブル1と2との間を横切ることによって
ブロックB1 が裁断され、これが繰り返されてブロック
B1 の横方向の裁断が終了する。
【0019】そして、その後でリレ−が働き、テ−ブル
1の下側に配置された支持柱36が上昇し、ロ−ラ37
がテ−ブル1の裏側面に接触する。そして、中央に備え
られた回転軸34が90度だけ回転すると支持柱36が
下降してテ−ブル1はこの状態で固定される。即ち、テ
−ブル1上に載せられていたブロックB1 は、バンドカ
ッタ−3にて裁断された方向と90度ずれた向きをなし
て新たにバンドカッタ−3に面することとなる。
1の下側に配置された支持柱36が上昇し、ロ−ラ37
がテ−ブル1の裏側面に接触する。そして、中央に備え
られた回転軸34が90度だけ回転すると支持柱36が
下降してテ−ブル1はこの状態で固定される。即ち、テ
−ブル1上に載せられていたブロックB1 は、バンドカ
ッタ−3にて裁断された方向と90度ずれた向きをなし
て新たにバンドカッタ−3に面することとなる。
【0020】ここで、テ−ブル1側の押圧板21がブロ
ックB1 をテ−ブル2側に押し、ブロックB1 をテ−ブ
ル2上にスライド移動させる。そして、ブロックB1 は
最初に載置されたと同じ位置に戻され、最初の場合と全
く同様に押圧板21、22にてはさんで、再度テ−ブル
1側にスライド移動されかつバンドカッタ−3にて裁断
することとなる。この際、前記した押さえバ−38を用
いてブロックB1 の上面を押さえつつ裁断するのがよ
い。この操作により、ブロックB1 はバンドカッタ−3
により多数の直方体ブロックB2 に裁断されることとな
る。
ックB1 をテ−ブル2側に押し、ブロックB1 をテ−ブ
ル2上にスライド移動させる。そして、ブロックB1 は
最初に載置されたと同じ位置に戻され、最初の場合と全
く同様に押圧板21、22にてはさんで、再度テ−ブル
1側にスライド移動されかつバンドカッタ−3にて裁断
することとなる。この際、前記した押さえバ−38を用
いてブロックB1 の上面を押さえつつ裁断するのがよ
い。この操作により、ブロックB1 はバンドカッタ−3
により多数の直方体ブロックB2 に裁断されることとな
る。
【0021】さて、このようにバンドカッタ−3により
ブロックB1 が多数の直方体ブロックB2 に裁断された
ら、これらを重ね合わせたまま、一括してテ−ブル2の
外方に位置する図示しない次工程の作業テ−ブル上にス
ライド移動することになる。この場合、先ず押圧板21
によって直方体ブロックB2 が積み重ねられたままテ−
ブル2方向にスライド移動するが、この間、押圧板22
はこれと同期させて上方に移動させ、この押圧板22の
下を直方体ブロックB2 を潜らせるものである。そし
て、押圧板21がこの押圧板22の下側に達したら、押
圧板21を元の位置に後退させ、同時に押圧板22を下
げ、今度はこの押圧板22によって直方体ブロックB2
を次工程の図示しない作業テ−ブルに向かってスライド
移動させ、裁断機の全作業が終了するものである。
ブロックB1 が多数の直方体ブロックB2 に裁断された
ら、これらを重ね合わせたまま、一括してテ−ブル2の
外方に位置する図示しない次工程の作業テ−ブル上にス
ライド移動することになる。この場合、先ず押圧板21
によって直方体ブロックB2 が積み重ねられたままテ−
ブル2方向にスライド移動するが、この間、押圧板22
はこれと同期させて上方に移動させ、この押圧板22の
下を直方体ブロックB2 を潜らせるものである。そし
て、押圧板21がこの押圧板22の下側に達したら、押
圧板21を元の位置に後退させ、同時に押圧板22を下
げ、今度はこの押圧板22によって直方体ブロックB2
を次工程の図示しない作業テ−ブルに向かってスライド
移動させ、裁断機の全作業が終了するものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のような構成の裁断機であ
って、これによって大きなブロックが細かい直方体ブロ
ックに自動裁断されることとなり、しかもその間にほと
んど裁断不良が発生しない特徴がある。そして、更に次
工程作業テ−ブル上へ細かい直方体ブロックがそのまま
スライド移動されることとなり、梱包作業等も軽減化さ
れることとなる。
って、これによって大きなブロックが細かい直方体ブロ
ックに自動裁断されることとなり、しかもその間にほと
んど裁断不良が発生しない特徴がある。そして、更に次
工程作業テ−ブル上へ細かい直方体ブロックがそのまま
スライド移動されることとなり、梱包作業等も軽減化さ
れることとなる。
【図1】図1はブロックを直方体に裁断する工程を示す
模図である。
模図である。
【図2】図2は通常のバ−チカルカッタ−の側面略図で
ある。
ある。
【図3】図3は図2のバ−チカルカッタ−の平面略図で
ある。
ある。
【図4】図4は本発明の裁断機の側面図である。
【図5】図5は図4に示す本発明の裁断機の平面図であ
る。
る。
【図6】図6は押圧板22の上下動をもたらす機構を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】図7は図6に示す押圧板22の背面図である。
【図8】図8は押さえバ−の斜視図である。
B1 、B2 ‥‥ブロック、 1、2‥‥テ−ブル、 3‥‥バンドカッタ−、 4‥‥バンドソ−、 10‥‥発泡樹脂、 21、22‥‥押圧板、 23、24‥‥送り杆、 25、26‥‥摺動案内レ−ル、 27、28‥‥ガイドナット、 29、30‥‥ラックギヤ、 31、32‥‥ギヤ、 33‥‥テ−ブル1の裏側に円盤、 34‥‥回転軸、 35‥‥エア−ジャッキ、 36‥‥支持柱、 37‥‥回転ロ−ラ、 38‥‥押さえバ−、 39‥‥ゴム製の触子。
Claims (1)
- 【請求項1】 夫々の対辺をわずかな隙間を保って設置
された一対のテ−ブルと、前記隙間にバンドソ−を走行
させかつ対辺の一端から他端に移動するバンドカッタ−
とを備えた発泡樹脂裁断機であって、前記テ−ブルの一
方が水平方向に90度回転可能なタ−ンテ−ブルとな
し、テ−ブル上に載置される発泡樹脂を移動させる押圧
板を各テ−ブル側に夫々備えたことを特徴とする発泡樹
脂裁断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13127293A JPH06320483A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 発泡樹脂裁断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13127293A JPH06320483A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 発泡樹脂裁断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320483A true JPH06320483A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15054057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13127293A Withdrawn JPH06320483A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 発泡樹脂裁断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06320483A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100318062B1 (ko) * | 1999-08-27 | 2002-01-15 | 김한호 | 금속절삭용 밴드 소오잉 머신 |
KR100467156B1 (ko) * | 2002-11-14 | 2005-01-24 | 김종원 | 발포수지용 커팅장치 |
DE102008018674B3 (de) * | 2008-04-14 | 2009-12-17 | Rolf Fuhr | Vertikalschneidemaschine für Schaumstoff oder andere Materialien |
JP2012232391A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Orion:Kk | ドライアイスの切断装置 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP13127293A patent/JPH06320483A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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