JPH09163459A - 携帯電話の着信告知装置 - Google Patents

携帯電話の着信告知装置

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Publication number
JPH09163459A
JPH09163459A JP7335653A JP33565395A JPH09163459A JP H09163459 A JPH09163459 A JP H09163459A JP 7335653 A JP7335653 A JP 7335653A JP 33565395 A JP33565395 A JP 33565395A JP H09163459 A JPH09163459 A JP H09163459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable telephone
radio wave
incoming call
telephone set
mobile phone
Prior art date
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Pending
Application number
JP7335653A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Igarashi
雅裕 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAPORETSUKUSU KK
NAPOREX KK
Original Assignee
NAPORETSUKUSU KK
NAPOREX KK
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Publication date
Application filed by NAPORETSUKUSU KK, NAPOREX KK filed Critical NAPORETSUKUSU KK
Priority to JP7335653A priority Critical patent/JPH09163459A/ja
Publication of JPH09163459A publication Critical patent/JPH09163459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の着信告知装置においてはアンテナの出
力を直接に検波し、その出力で振動モータを駆動するも
のであるので、近所に多数の携帯電話が存在する環境で
は他人の所有する携帯電話の応答電波で誤動作する問題
がある。 【解決手段】 本発明により、着信告知装置1のアンテ
ナ2に受信される応答電波に対して、電話機本体の機種
別に対応する電波のみを通過させるバンドパスフィルタ
3を設けたことで、アンテナ2に受信される様々な周波
数の電波中から自分の携帯電話が使用している周波数の
電波を選別し、同時に、バンドパスフィルタ3の出力に
高周波増幅器4を設け、機種毎に異なるものとなってい
る応答電波に対し適宜な増幅度の増幅を行うことで、携
帯電話と着信告知装置とに適宜の感応距離を与え、近く
にある異種の携帯電話からも遠くにある同種の携帯電話
からも応動することをなくし、課題を解決するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電車の車内
で携帯電話が着信したときには、その呼び出し音が周囲
の迷惑となるので、これに対処すべく携帯電話の着信を
呼び出し音以外で告知するようにした装置に関するもの
であり、詳細には電話機本体と配線を行うことなく告知
を可能とする構成としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種、電話機本体からの応答電
波を検出し振動などで着信を告知する着信告知装置の例
としては、例えば、実開平7―33083号公報の図3
に示されているものがあり、アンテナからの出力を直接
に検波し、その検波出力を比較器などに入力すること
で、応答電波が存在するときには前記比較器に出力を生
じるものとし、この出力で振動モータなどを駆動して携
帯電話の着信を告知するものとしている。
【0003】このようにすることで、例えば電車に乗車
中、会議中、映画や演劇の鑑賞中など呼び出し音が周囲
に迷惑を及ぼすようなときには、呼び出し音を停止させ
た状態においても着信告知装置の振動により、周囲に迷
惑を与えることなく着信を知り得ることが可能となる。
また、工事現場など周囲が騒々しく呼び出し音の聞き取
りが困難な場合にも確実に着信を知り得ることが可能と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
おいては携帯電話も広く普及し、例えば上記した車内に
おいても複数の人間が携帯電話を所持している可能性が
高い。従って、単にアンテナからの出力を検波するのみ
の従来の着信告知装置では、自分が所持する携帯電話以
外の応答電波に感応して振動モータが駆動されている可
能性があり、着信告知装置が動作した時点で必ず電話機
本体を取り出し、その表示器などで本当に自分が呼ばれ
ているか否かの確認を行わなければ成らず、取り扱いが
煩わしいものとなるという問題点を生じ、この点の解決
が課題とされていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、電話機本体
とは別体として形成され、電話機本体が呼び出し信号に
対して発する応答電波を受信するアンテナと、該アンテ
ナに受信された応答電波を電話機本体の機種別に分別す
るバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタを通過
し弁別された前記応答電波を増巾する高周波増幅器と、
該高周波増幅器の出力に接続される検波/比較回路と、
該検波/比較回路の出力により起動され所定時限の動作
を行うタイマと、該タイマにより駆動される振動モータ
とから成ることを特徴とする携帯電話の着信告知装置を
提供することで課題を解決するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す一実施
形態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すも
のは本発明に係る携帯電話の着信告知装置であり、この
着信告知装置1は、携帯電話本体(図示は省略する)が
呼び出し信号を受信したときに、その呼び出し信号に応
じて発する応答電波を発するのを検出し、この検出をも
って携帯電話本体が呼び出されていることを告知するも
のである点は従来例のものと同様である。
【0007】また、着信告知装置1には前記した携帯電
話本体からの応答電波を受信するためのアンテナ2が設
けられるものである点も従来例と同様であるが、前記ア
ンテナ2には本発明によりバンドパスフィルタ3が接続
され、このバンドパスフィルタ3は通過帯域をこの着信
告知装置1が組合わされる携帯電話本体の機種に応じる
ものとされている。
【0008】ここで、着信告知装置1に組合わされる携
帯電話本体の機種について説明を行えば、現在、日本国
内においても携帯電話としては、800MHz帯を用い
るアナログ型、同様に800MHz帯を用いるデジタル
型、1.5GHz帯を用いるデジタル型、1.9GHz
帯を用いるデジタル型でPHSとも称される簡易携帯型
の都合4種類が実用化され、夫々が同一地区内で混在し
て運営されている。
【0009】従って、特に市街地などでは上記の各機種
の応答電波が錯綜することが予想され、従来例で述べた
ようにアンテナの受信電波を直接に検波するものでは、
自分以外の応答電波により着信告知装置1が動作し、使
用者にとっては誤動作と思われる状態を生じるものとな
る。
【0010】本発明では、使用者が所持する携帯電話
が、例えば1.5GHz帯のものである場合には上記ア
ンテナ2の出力に1.5GHz帯のみを通過させるバン
ドパスフィルタ3を接続することで、その他の帯域、8
00MHz、1.9GHzなどが通過するのを防止し
て、上記した誤動作の発生を防止するものである。
【0011】加えて、本発明では上記バンドパスフィル
タ3の出力に高周波増幅器4を設けることで、自分の所
持する携帯電話の応答電波に対する選択性を一層に向上
させるものであり、この選択性の向上は携帯電話と着信
告知装置1との距離に基づいて行われる。
【0012】即ち、使用状態においては同一の人間が携
帯電話と着信告知装置1とを所持するものである以上、
携帯電話と着信告知装置1との距離には、例えば2m以
下など適正距離が定まるものとなり、前記着信告知装置
1がこの適正距離を越えて着信を告知するときには、他
人の携帯電話からの応答電波により動作し易くなるなど
の不都合を生じる。
【0013】一方、携帯電話の側では、例えば800M
Hz帯の携帯電話と、1.9GHz帯の簡易型携帯電話
とでは応答電波の強度に差があり、また、同じ800M
Hz帯の携帯電話であってもアナログ型とデジタル型と
で応答電波の強度に差があり、更には、同じ800MH
z帯のアナログ型であっても肩掛け型(ショルダ型)と
ポケット型とでは応答電波の強度に差がある。
【0014】従って、アンテナ2の出力にバンドパスフ
ィルタ3を接続したのみの状態では、バンドパスフィル
タ3を通過した出力は、携帯電話の機種により様々な値
となり、必ずしも上記した適正距離を満足するものとは
成らない。よって、上記のように高周波増幅器4を接続
し、この高周波増幅器4に適宜な増巾度を設定すること
で、携帯電話の機種に係わらず最適距離が得られるもの
とするのである。
【0015】以上の説明のよう増巾度が設定された高周
波増幅器4の出力には検波/比較回路5が接続され、応
答電波が存在するときには、この検波/比較回路5に出
力を生じるものとされて、一定時限が設定されたタイマ
6が駆動され、このタイマ6の出力により振動モータ7
が駆動される。
【0016】ここで、検波/比較回路5と振動モータ7
との間にタイマ6が設けられるのは、前記携帯電話にお
いて、通話中は前記した応答電波と同一の周波数帯の電
波が発振し続けられるからであり、これにより、通話中
の全ての時間にわたり振動モータ7が動作し続け、使用
者に違和感を与えると共に、電池の消耗も著しくなるか
らである。
【0017】尚、このときに、前記振動モータ7にスイ
ッチなどを設け、使用者が呼び出しを確認した時点でス
イッチを手動で開放し、振動モータ7の作動を一時停止
し、次回の呼び出し時まで待受状態となる回路の設定も
可能である。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、着
信告知装置のアンテナに受信される応答電波に対して、
電話機本体の機種別に対応する電波のみを通過させるバ
ンドパスフィルタを設けたことで、アンテナに受信され
る様々な周波数の電波中から自分の携帯電話が使用して
いる周波数の電波を選別し、周波数の面での誤動作を生
じないものとする。
【0019】同時に、前記バンドパスフィルタの出力に
高周波増幅器を設け、例えば機種毎に異なるものとなっ
ている応答電波に対し適宜な増幅度の増幅を行うこと
で、携帯電話と着信告知装置とに適宜の感応距離を与え
るものであり、例えば遠くにある同種の携帯電話からの
応答電波には感応することをなくし、上記のバンドパス
フィルタと共に一層に告知を正確な誤動作のないものと
して、この種の着信告知装置の性能の向上に極めて優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯電話の着信告知装置の一実
施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……着信告知装置 2……アンテナ 3……バンドパスフィルタ 4……高周波増幅器 5……検波/比較回路 6……タイマ 7……振動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体とは別体として形成され、電
    話機本体が呼び出し信号に対して発する応答電波を受信
    するアンテナと、該アンテナに受信された応答電波を電
    話機本体の機種別に分別するバンドパスフィルタと、該
    バンドパスフィルタを通過し弁別された前記応答電波を
    増巾する高周波増幅器と、該高周波増幅器の出力に接続
    される検波/比較回路と、該検波/比較回路の出力によ
    り起動され所定時限の動作を行うタイマと、該タイマに
    より駆動される振動モータとから成ることを特徴とする
    携帯電話の着信告知装置。
JP7335653A 1995-12-01 1995-12-01 携帯電話の着信告知装置 Pending JPH09163459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7335653A JPH09163459A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 携帯電話の着信告知装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7335653A JPH09163459A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 携帯電話の着信告知装置

Publications (1)

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JPH09163459A true JPH09163459A (ja) 1997-06-20

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ID=18291017

Family Applications (1)

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JP7335653A Pending JPH09163459A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 携帯電話の着信告知装置

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JP (1) JPH09163459A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1916774A1 (en) 2006-10-27 2008-04-30 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device
EP1916775A1 (en) 2006-10-27 2008-04-30 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device
KR100983117B1 (ko) * 2006-10-27 2010-09-17 레어드 테크놀러지스 에이비 안테나 디바이스 및 상기 안테나 디바이스를 포함하는휴대용 무선통신 디바이스

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1916774A1 (en) 2006-10-27 2008-04-30 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device
EP1916775A1 (en) 2006-10-27 2008-04-30 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device
KR100983117B1 (ko) * 2006-10-27 2010-09-17 레어드 테크놀러지스 에이비 안테나 디바이스 및 상기 안테나 디바이스를 포함하는휴대용 무선통신 디바이스

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