JPH09163141A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents
画像処理方法及びその装置Info
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- JPH09163141A JPH09163141A JP8161282A JP16128296A JPH09163141A JP H09163141 A JPH09163141 A JP H09163141A JP 8161282 A JP8161282 A JP 8161282A JP 16128296 A JP16128296 A JP 16128296A JP H09163141 A JPH09163141 A JP H09163141A
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Abstract
より、低濃度領域の階調特性を滑らかにして疑似輪郭な
どといった画像不良の発生を防止すること及びそのため
の処理を非常に簡単な構成で、しかも高速に実現できる
ようにする。 【解決手段】2値化部2における2値化結果がドットO
Nであるとき、誤差演算/拡散部3においてError(i,j)
= Data_corrected(i,j)−on_value(Data)によって誤差
Error を算出する。ドットON時の評価値on_value(Dat
a)は、入力画像データの階調値Dataが小さくなるほど2
55より大きくなるように、画素ごとに変化させる。こ
の変化のカーブをガンマ特性曲線に合わせてもよい。更
に、2値化部2が用いる閾値thrldを、次の条件(a) Da
taが低濃度の階調値の場合には、Data≦thrld≦(m+Dat
a)/2 (b) Dataが高濃度の階調値の場合には、(m+Data)/2≦t
hrld≦Dataの少なくとも一方の条件を満たすように画素
ごとに変化させる。ここに、m=on_value(Data)/2であ
る。
Description
を、中間調(ハーフトーン)を表現した2階調画像デー
タに変換する画像処理方法及びその装置に関する。特
に、誤差拡散法を用いて多階調画像データを2階調画像
データに変換する画像処理方法及びその装置に関する。
を用いて読み取った多階調画像データや、コンピュータ
を用いて演算された多階調グラフィック画像データなど
を、例えばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プ
リンタなどといった画像出力装置を用いて再生表示させ
たり、あるいはファクシミリやデジタル複写機などとい
った画像出力装置を用いて再生表示することが行われて
いる。
画像データが再生表示できるものを用いる場合には問題
がないが、ドット毎の階調制御ができないプリンタやデ
ィスプレイ装置を用いた場合には、各画素の階調数を2
階調に減らす2値化処理(ハーフトーニングともいう)
を行う必要がある。さらに、多階調画像データを保存し
又は転送する場合にも、そのデータ量を減らすために、
同様にして2値化処理が広く行われている。
差拡散法や、その変形としての平均誤差最小法が広く用
いられている(以下、典型的な誤差拡散法及び平均誤差
拡散法を含めて、誤差拡散法という)。誤差拡散法は、
各画素の2値化により生じた量子化誤差を、周辺の未だ
2値化されていない画素に拡散して加える(又は、量子
化誤差でそれらの画素値を修正する)ものである。例え
ば、入力された原画像データが「0」から「255」の
階調値範囲をもつ256階調データの場合、入力階調値
が所定の閾値、例えば「127」と比較され、入力階調
値がその閾値よりも小さければ2値階調値「0」(即ち
「ドットOFF」つまり「空白」)が出力され、入力階
調値がその閾値よりも大きければ2値階調値「255」
(即ち「ドットON」)が出力される。
小値(例えば「0」)がドットOFFに対応し、階調の
最大値(例えば「255」)がドットONに対応すると
いう関係の下で、「階調値」という言葉を用いるが、こ
の逆の関係の下でも本明細書の説明が適用できること
は、当業者が容易に理解できる筈である。「階調値」は
実際には、例えばCRTにおける輝度や明度、インクジ
ェットプリンタにおけるインク量に対応する値に相当す
る。また、「ドットON」とは、例えばインクジェット
プリンタで白紙上にインク滴を飛ばすこと、電子写真プ
リンタで感光体ドラム上に書き込み光を照射すること、
サーマルプリンタで感熱紙に熱を印加すること、そし
て、CRTで蛍光体面に電子ビームを照射することなど
を意味し、「ドットOFF」とはそれを行わないことを
意味する。
密である高濃度の画像領域と、ドット密度が疎である低
濃度の領域とでは、1ドットの階調に対する寄与率に大
きな差がある。通常のプリンタでは、用紙搬送の精度に
対する許容度を高めるなどの目的で、1ドットのドット
径が画素間隔よりもかなり大きめに設定されており、ド
ット径が画素間隔の2倍以上であるケースもめずらしく
ない。そのため、各ドットは周囲の画素へ大きくはみ出
している。高濃度領域でドットONの画素に囲まれて存
在する1ドットは、そのはみ出し部分が周囲のドットに
よって打ち消される。しかし、低濃度領域で孤立して存
在する1ドットは、周囲のドットOFF(空白)の画素
へはみ出すことにより、その領域の階調値を理想値より
も増加させる。仮に、ドット直径が画素間隔のK倍であ
るとすると、1ドットによるインク面積は、画素面積の
πK・K /4倍である。例えば、K=2の場合には3
倍以上である。よって、ドット密度が例えば1/255
であるような低濃度領域において、プリントアウトされ
た画像の階調値は原画像のそれよりもずっと大きくなっ
てしまう。つまり、入力階調値(ドット密度)と出力階
調値(光吸収率)の関係は直線にはならず、図1の曲線
f(Data)のように低濃度領域での傾斜が非常に急峻にな
ってしまう。
データに対して2値化処理を行う前に、図1の曲線f(D
ata)とは逆特性の補正、いわゆるガンマ補正を行ってい
る。具体的には、次の表1で示すような変換を行うこと
になる。
ガンマ補正後の階調値である。
補正には、原画像の階調数が有効に利用されないという
問題がある。表1から分るように、特に低濃度領域にお
いて、複数の入力階調値(例えば、「0」、「1」、
「2」)が1つの出力階調値(例えば「0」)に圧縮さ
れて元の情報が失われてしまう。その結果、プリントア
ウト画像においてディテールが潰れたり、疑似輪郭が発
生したりする。
とにより、低濃度領域でのディテールの潰れや疑似輪郭
のような不良がない、滑らかな階調特性をもった2階調
画像を生成できるようにすることにある。
法の処理を、非常に簡単な構成でもって、高速に実現で
きるようにすることにある。
に、(1)注目画素の多階調画像データに、その注目画
素の近傍の既に2値化された少なくとも1個の画素から
の拡散誤差を加えて補正データを求め、(2)その補正
データを閾値と比較して、ドットON又はドットOFF
の2階調画像データに変換し、(3)その2階調画像デ
ータに対応した評価値と補正データとの間の量子化誤差
を演算し、そして(4)その量子化誤差を、注目画素の
近傍の未だ2値化されていない複数個の画素に拡散す
る、という処理が行われる。
の誤差拡散法を実行するとき、上記ステップ(3)で量
子化誤差を演算するために用いる評価値のうち、ドット
ONに対応する評価値を注目画素の多階調画像データの
値に応じて変化させる。
「0」から「255」までの階調値範囲をもつ256階
調データである場合、従来の誤差拡散法では、量子化誤
差「Error」は、2値化結果がドットONのときは Erro
r= Data_corrected−255で計算され、一方、2値化結
果がドットOFFのときは Error= Data_corrected で
計算される。ここに、「Data_corrected」は上記の補正
データである。つまり、従来は、ドットONに対応する
評価値が「255」、ドットOFFに対応する評価値が
「0」であって、いずれも一定値である。
する評価値を多階調画像データの値に応じて変化させ
る。すなわち、2値化結果がドットONのとき、量子化
誤差「Error」を、 Error= Data_corrected−on_value(Data) で計算し、評価値「on_value(Data)」は、多階調画像デ
ータの値「Data」に応じて変化する。例えば、多階調画
像データ値「Data」が「255」 の時は評価値「on_va
lue(Data)」は「255」であるが、多階調データ値「D
ata」が小さくなるほど、つまり濃度が低くなるほど、
評価値「on_value(Data)」がより大きくなる。あるい
は、多階調データ値「Data」が中濃度や高濃度の値であ
るときは、評価値「on_value(Data)」は「255」又は
それに近い値であるが、「Data」が低濃度の値(つまり
「0」に近い値)のときは、評価値「on_value(Data)」
は「255」よりも大きい値になる。
直線Aのように、多階調データ値に対して直線的に変化
してもよいし、あるいは、図2に示す曲線Bのように、
多階調データ値に対して曲線的に変化してもよい。因み
に、直線Aを式で表せば、 on_value(Data)= 255+(a-1)×(255-Data) であり、曲線Bを式で表せば、 on_value(Data)= 255+(a-1)×(255-Data)(255-Data)/
255 である。ここに、「a」は、適宜に定められる1以上の
実数であり、低濃度領域でのドットの階調に対する寄与
率を、高濃度領域でのそれの「a」倍と評価しているこ
とを意味する。上記の式によれば、多階調データ値が
「0」に近い低濃度領域でのドットON時の評価値は、
多階調データ値が「255」である最高濃度領域のそれ
の「a」倍である。
(Data)」は、画像形成装置(例えば、プリンタやディス
プレイ)が本発明を適応しない状態でもつガンマ特性
に、密接に対応して変化させることもできる。前述した
ように、ガンマ特性とは、図1に曲線「f(Data)」で示
すような入出力特性であり、従来はこれを補正するため
に、その曲線「f(Data)」の逆関数である曲線「g(Dat
a)」に従った階調値変換を、2値化処理の前に行う。
時の評価値「on_value(Data)」を、「g(Data)」に依存
して、例えば on_value(Data)=A×{ Data/g(Data) }………(1) のように変化させることができる。ここに、「A」は多
階調データがとり得る最高濃度の値であり、例えば25
6階調データではA=255である。この式(1)は図
3の曲線Cで表される。
a)」を変化させることにより、ガンマ補正を行ったのと
同一の補正結果が得られるため、ガンマ補正の処理を省
略することができる。評価値を変化させることでガンマ
補正処理が省略できることにより、装置の構成が簡単に
なり、且つ処理速度が向上することが期待できる。
補正によってX倍することと、ガンマ補正なしに評価値
「on_value(Data)」を1/X倍することとが、同等の階
調補正効果をもたらすことを意味している。それに加
え、ガンマ補正では前述したような低濃度領域での情報
の損失が生じるが、評価値の変化によってはそのような
損失は生じない。即ち、ガンマ補正の場合は、表1に例
示するように、階調値「0」、「1」、「2」がいずれ
も階調値「0」に変換されてしまうような情報の欠落が
生じる。一方、ガンマ補正に代えて評価値「on_value(D
ata)」を例えば3倍にした場合には、階調値「1」を階
調値「0.33」に、階調値「2」を階調値「0.6
7」にガンマ変換したと同じ効果、つまり、離散的な量
子化値ではなく連続的な実数値の精度で変換を行ったの
と同等の効果が得られる。
時の評価値「on_value(Data)」は「255」付近の値と
したが、100%の画素をONにしなくとも十分な濃度
が得られるような場合には、「Data」が255の時の評
価値「on_value(Data)」を「255」よりかなり大きな
値とすることも可能である。この場合は「Data」が25
5であっても全ての画素はONにならないようにでき
る。
法の上記ステップ(2)で用いる閾値を、注目画素の多
階調画像データ値「Data」に応じて変化させることがで
きる。例えば、閾値を「thrld」、ドットON時の評価
値を「on_value(Data)」、ドットOFF時の評価値を
「off_value(Data)」と表すとき、次の2つの条件(a)、
(b) (a) 「Data」が低濃度の階調値の場合には、Data≦thr
ld≦(m+Data)/2 (b) 「Data」が高濃度の階調値の場合には、(m+Data)/
2≦thrld≦Data ここに、m=(off_value(Data)+on_value(Data))/2で
ある、の少なくとも一方の条件を満たすように閾値「th
rld」を変化させることが望ましい。これにより、誤差
拡散法に特有の「ドット発生の遅れ」又は「尾引き」な
どと呼ばれる画質劣化現象が解消される。
法を用いた画像作成システムを示している。このシステ
ムでは、階調画像データ出力装置10から出力される原
画像の多階調データDT が画像処理装置30へ入力され
る。画像処理装置30は、誤差拡散法を用いて、入力さ
れた多階調データDT を中間調が表現可能な2階調デー
タDNに変換して、2値画像出力装置20へ出力する。
2値画像出力装置20は、2階調画像データDN に応答
して、原画像を疑似的に再生したドットONとドットO
FFの組合せから成る2値画像を出力する。
ピュータである。このコンピュータは、ハードディスク
やCD−ROMのような記憶装置に記憶された多階調画
像データDT を画像処理装置30へ向けて出力すること
ができる。多階調画像データDT は、「0」から「25
5」までの階調値範囲をもつ256階調データである。
このコンピュータはまた、コンピュータグラフィックの
多階調画像データDTも出力することができる。コンピ
ュータ以外に、スキャナやビデオカメラなども階調画像
データ出力装置10として使える。
ェットプリンタのようにドット毎の階調制御ができない
タイプのプリンタである。プリンタ以外に、CRTディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、ファクシミリ装置、デジ
タル複写機なども2値画像出力装置20として用い得
る。
装置10又は2値画像出力装置20から分離されていて
もよいし、装置10又は20に組込まれてもよい。一つ
のシステム例では、図5に示すように、階調画像データ
出力装置10としてホストコンピュータ12が用いら
れ、2値画像出力装置20としてプリンタ22が用いら
れ、そして、画像処理装置30はプリンタ22に、ソフ
トウェア、ハードウェア又はそれらの組合せの形態で組
み込まれる。プリンタ22は、ホストコンピュータ12
からの多階調画像データDT を受けるデータ入力部24
と、画像処理装置30と、2値化ドット印画部(つまり
プリントエンジン)26とを有する。
画像処理装置30がホストコンピュータ12の内部に組
み込まれる。ホストコンピュータ12は、多階調画像フ
ァイル読み込み部14と、プリンタドライバ16と、デ
ータ出力部18とを有する。プリンタドライバ16は、
読み込み部14から多階調データDT を受ける画像処理
装置30と、この画像処理装置30の出力に応答してプ
リンタ制御コマンドを生成するプリンタ制御コマンド生
成部16aとを有する。プリンタ22は、プリンタ制御
コマンド生成部16aから出力されるプリンタ制御コマ
ンドに応答して動作する。
に、階調画像データ出力装置10としてスキャナ50が
用いられる。スキャナ50は、画像を光学的に読み取る
階調画像データ読み取り部52と、読み取られた多階調
データDT を2階調データDN に変換する画像処理装置
30と、2階調データDN をホストコンピュータへ出力
する2値化データ出力部54とを有する。
置以外の装置にも組み込むことができる。
る。
データ補正部1と、2値化部2と、誤差演算/拡散部3
と、拡散誤差記憶部4とを有している。データ補正部1
は、原画像内の各画素をラスタスキャンの順序で逐次に
着目する。以下の説明では、着目されているi行j列目
の画素を「P(i,j)」で表す。データ補正部1は、着目
画素P(i,j)の多階調データ「Data(i,j)」に、近傍の既
に2値化された画素から拡散された拡散誤差「diffused
_Error(i,j)」を加えて補正データ「Data_corrected(i,
j)」を算出する。すなわち、 Data_corrected(i,j)= Data(i,j)+diffused_error(i,
j) を演算する。なお、多階調データ「Data(i,j)」は、
「0」から「255」までの階調値範囲をもつ256階
調データである。
ed(i,j)」を閾値「thrld」と比較して2値化する。具体
的には、 (1) Data_corrected>thrld ならば、result_dot(i,j)
=ドットON (2) Data_corrected≦thrld ならば、result_dot(i,j)
=ドットOFF の演算を行う。閾値「thrld」は、通常は「0」から
「255」の階調値範囲の中央値である「127」に固
定されるが、後述するように注目画素の多階調データ
「Data(i,j)」に応じて変化させてもよいし、また別の
要因に応じて変化させてもよい。
r(i,j)」を求める。具体的には、 (1) result_dot(i,j)=ドットONならば、 Error(i,j)= Data_corrected(i,j)−on_value(Data) (2) result_dot(i,j)=ドットOFFならば、 Error(i,j)= Data_corrected(i,j) の演算を行う。
的には次のように決定される。すなわち、「Data(i,j)
=255」のときに「on_value(Data)=255」となり、そし
て「Data(i,j)」が小さくなるほど「on_value(Data)」
が大きくなる。具体的には、例えば図2に示す直線Aの
ように、 on_value(Data)=255+(a-1)×(255−Data) の式に従って変化させる。あるいは、図2に示す曲線B
のように、 on_value(Data)=255+(a-1)×(255−Data)(255−Data)
/255 の式に従って変化させてもよい。ここに、「a」は任意
に設定した1以上の実数であって、低濃度領域でのドッ
トの階調への寄与率を、高濃度領域でのそれの「a」倍
と評価していることを意味する(以下、「a」を評価倍
数と呼ぶ)。
j)」が求まると、誤差演算/拡散部3は予め設定されて
いる誤差拡散重みマトリクスに従ってその量子化誤差を
近傍の未だ2値化されていない複数の画素に拡散する。
例えば、誤差拡散重みマトリクスが図9に示すように設
定されていれば、(i,j+1),(i+1,j-1),(i+1,j),(i+1,j+
1)の各画素へ拡散される誤差「diffused_Error」は、そ
れぞれ、 diffused_Error(i ,j+1)=diffused_Error(i ,j+1)+Error(i,j)×1/4 diffused_Error(i+1,j-1)=diffused_Error(i+1,j-1)+Error(i,j)×1/4 diffused_Error(i+1,j )=diffused_Error(i+1,j )+Error(i,j)×1/4 diffused_Error(i+1,j+1)=diffused_Error(i+1,j+1)+Error(i,j)×1/4 のようにして演算される。以上の加算処理により注目画
素P(i,j)の2値化に伴う誤差拡散が終了する。
内の所定の記憶場所に各画素ごとに記憶される。こうし
て注目画素P(i,j) に関する2値化処理が終了すると、
次には、「j」の値を「1」だけ増やして右隣りの画素
を注目画素と設定し、そして同様の2値化処理及び誤差
拡散処理を繰り返す。この繰り返しにより、入力画像デ
ータの1行分の2値化処理が終了すると、次には、
「j」の値をゼロに戻し、「i」の値を「1」だけ増や
すことで、次の行の左端画素に注目画素を移し、同様の
2値化処理を繰り返す。この繰り返しにより、入力画像
データの1画面分の2値化処理が行われる。
差の演算において、ドットONの場合の評価値「on_val
ue(Data)」を、多階調画像データの階調値「Data」が小
さいほど評価値「on_value(Data)」が大きくなるよう
に、決めている。これにより、個々のインクドットが孤
立している低濃度領域や、隣接するインクドットが極め
て接近している又は重畳している高濃度領域のように、
インクドットの密度が異なる様々な濃度領域において、
誤差拡散法における量子化誤差を入力画像データの階調
値に応じた最適値に制御できる。例えば、階調値が小さ
くなるほど、ドットONのときの量子化誤差が増大して
別のドットONが生じ難くなるため、低濃度領域では、
きめ細かな階調の変化つまり滑らかに連続的な階調特性
が得られる。誤差拡散処理の前にガンマ補正を行う場合
であっても、低濃度領域の階調特性が滑らかに連続的に
なるため疑似輪郭の発生が防止される。さらに、誤差拡
散法において評価値を変化させることは、比較的に簡単
な構成で実現でき、その処理速度も高い。
価値「on_value(Data)」を、図2の直線A又は曲線Bに
沿って変化させたが、これに代えて、その評価値「on_v
alue(Data)」を、図3に示す曲線Cのように、ガンマ特
性曲線(図1のY=f(Data))を補正するための補正曲
線(Y=g(Data))に沿って変化させることもできる。
評価値の変化形態をこのように設定すれば、誤差拡散法
による2値化処理を行うと必然的にガンマ補正が実行さ
れることになるので、従来行っていた、ガンマ補正を省
略することができる。
いられる誤差拡散重みマトリクスとして、図9に示すよ
うな重みの合計値が「4」のマトリクスを用いたが、こ
れに代えて、図10に示すような重みの合計値が「1
6」のマトリクスを用いることもできる。図10のマト
リクスを用いる場合は、注目画素の量子化誤差「Error
(i,j)」は近傍の未だ2値化されていない10個の画素
(i,j+1),(i,j+2),(i+1,j-2),(i+1,j1),(i+1,j),(i+1,j+
1),(i+1,j+2),(i+2,j-1),(i+2,j),(i+2,j+1)へ拡散され
る。それらの画素への拡散誤差は、 diffused_Error(i ,j+1)=diffused_Error(i ,j+1)+Error(i,j)×3/16 diffused_Error(i+1,j )=diffused_Error(i+1,j )+Error(i,j)×3/16 diffused_Error(i+1,j-1)=diffused_Error(i+1,j-1)+Error(i,j)×2/16 diffused_Error(i+1,j+1)=diffused_Error(i+1,j+1)+Error(i,j)×2/16 diffused_Error(i ,j+2)=diffused_Error(i ,j+2)+Error(i,j)×1/16 diffused_Error(i+1,j-2)=diffused_Error(i+1,j-2)+Error(i,j)×1/16 diffused_Error(i+1,j+2)=diffused_Error(i+1,j+2)+Error(i,j)×1/16 diffused_Error(i+2,j-1)=diffused_Error(i+2,j-1)+Error(i,j)×1/16 diffused_Error(i+2,j )=diffused_Error(i+2,j )+Error(i,j)×1/16 diffused_Error(i+2,j+1)=diffused_Error(i+2,j+1)+Error(i,j)×1/16 である。
明する。この実施形態は、本発明の原理に特開平7−1
11591号に記載された誤差拡散法における閾値の制
御技術を応用したものである。
簡単に説明する。前述の実施形態では、誤差拡散法にお
ける閾値として固定値を用いている。例えば、256階
調データに対して閾値が「127」というようにであ
る。こような固定的な閾値を用いた誤差拡散法では、低
濃度領域と高濃度領域の境界のように階調が急激にステ
ップ的に変化する場所の附近で、「ドット生成の遅れ」
又は「尾引き」と呼ばれる画質劣化の現象が発生する。
この現象が具体的にどのようなものかを図11〜図13
を参照して簡単に説明する。
調画像100の一例を示す。この画像100は、階調値
「252」の高濃度領域110の中に、階調値「3」の
低濃度領域120が存在し、また、高濃度領域110内
に階調値「231」の斜線130(高濃度領域110よ
りやや低濃度)が存在する。図12は、図11の画像1
00を理想的方法で2値化した2階調画像を示す。一
方、図13は、図11の画像100を固定的閾値を用い
た誤差拡散法により2値化した結果を示す。
比較して分るように、高濃度領域110内の上縁及び左
縁に近い部分でドットOFFの生成が遅れ、また、低濃
度領域120内の上縁及び左縁に近い部分ではドットO
Nの生成が遅れている。さらに、高濃度領域110内の
低濃度領域120の右下方の部分でドットOFFの生成
が遅れ、それにより直線130の一部132が消失して
いる。
号に詳しく説明されているが、要するに、前の低濃度領
域又は高濃度領域で蓄積された多量の量子化誤差が後の
異なった濃度の領域へ拡散される結果、その異なった濃
度の領域での2値化結果が前の領域からの多量の誤差に
よって不自然に歪んでしまうからである。
1591号は、誤差拡散法の閾値を、それと比較される
多階調画像データの値に応じて次のように変化させるこ
とを提案している。すなわち、閾値を「thrld」とし、
それと比較される多階調画像データの階調値を「Data」
とし、2階調画像データのドットON及びドットOFF
の階調値(256階調データでは「0」と「255」)
の中間の値を「m」としたとき、 (1)「Data」が低濃度の階調値(つまり「0」の近辺)
の場合には、 Data≦thrld≦(m+Data)/2 (2)「Data」が高濃度の階調値(つまり「255」の近
辺)の場合には、 (m+Data)/2≦thrld≦Data の少なくとも一方の条件を満たすように閾値「thrld」
を調整する。
する技術を、前述の実施形態に組込んだものである。こ
こでは、上記(1)及び(2)の閾値調整条件中の値「m」
が、ドットOFF時の評価値「off_value(Data)」とドッ
トON時の評価値「on_value(Data)」との間の中間値と
して定義される。つまり、 m=(off_value(Data)+on_value(Data))/2 である。ここで、通常は、「off_value(Data)」は
「0」であるから中間値「m」は、 m=on_value(Data)/2 である。また、「on_value(Data)」は前述したように多
階調データ「Data」に応じて変化する。例えば、 on_value(Data)=255+(a-1)×(255−Data) のような一次式、あるいは、 on_value(Data)=255+(a-1)×(255−Data)(255−Data)
/255 のような2次式などに従って変化する。
(Data)」を変化させる場合の、閾値「thrld」の選択範
囲を示す。ここに、評価倍数「a」は「2」に設定して
ある。また、図15及びず16は上記2次式を用いて
「on_value(Data)」を変化させる場合の、閾値「thrl
d」の選択範囲を示す。評価倍数「a」は図15では
「2」に、図16では「3」に設定してある。
alue(Data)」を示し、短点線は「m=on_value(Data)/
2」を示す。また、2本の実線は「Data」と「(m+Data)/
2」をそれぞれ示し、この2本の実線の間のハッチング
で示した領域が、閾値「thrld」の望ましい選択範囲で
ある。
には様々なバリエーションがあり得る。すなわち、「Da
ta」の全範囲にわたってハッチングの領域から閾値「th
rld」を選んでもよいし、一部の範囲についてだけハッ
チングの領域から選んでもよい。後者の場合、少なくと
も、「Data」が「0」近辺又は「255」近辺にあると
きは、ハッチングの領域から閾値「thrld」を選ぶこと
が望ましい。特に、「Data」が「0」近辺にあるとき
は、ハッチング領域から選ぶべきである。「Data」が中
間的な値であるときは、従来通り例えば「127」のよ
うな固定的な閾値「thrld」を用いたとしても、「尾引
き」の問題は実質的に生じないであろう。
の構成を示す。
決定部5を加えたものである。閾値決定部5は、注目画
素P(i,j)の多階調データ「Data(i,j)」に応答して、そ
の注目画素に対する2値化閾値「thrld(i,j)」を上述の
ように選択して2値化部2に渡す。2値化閾値「thrld
(i,j)」を選択する方法としては、例えば、「Data」の
種々の値に対応する「thrld」の値を登録したルックア
ップテーブルを予めメモリ内に置いておき、このルック
アップテーブルから入力データ「Data(i,j)」に対応し
た「thrld(i,j)」を読出す方法などがある。
な典型的な誤差拡散法にだけに限らず、誤差拡散法の変
形である平均誤差最小法にも適用できる。典型的な誤差
拡散法は、前述のように、注目画素を2値化した後、こ
れによって生じた量子化誤差を、注目画素の周辺の未だ
2値化していない画素に拡散して加える。一方、平均誤
差最小法は、注目画素の2値化の前に、その周辺の2値
化済み画素で生じた量子化誤差の重み付き平均値を用い
て、注目画素のデータを補正する。補正された注目画素
データと閾値との比較や、評価値を用いた量子化誤差の
計算などの部分は、典型的な誤差拡散法も平均誤差最小
法も同じである。両者は実質的に等価な方法であるとい
える。
用いた画像処理装置においても、前述の実施形態と同様
に、ドットON時の評価値「on_value」及び閾値「thrl
d」が「Data」に応じて変化させられる。その結果、低
濃度領域の階調特性が滑らかで、かつ「ドット生成の遅
れ」や「尾引き」もない2値化画像が得られる。
のハードウェアによっても、プログラムされたコンピュ
ータによっても実現することができる。後者の場合、そ
のコンピュータプログラムは、半導体メモリやディスク
記憶装置のような固定的にプログラムを担持する媒体に
よってコンピュータに供給されてもよいし、あるいは、
通信ネットワークのような流動的にプログラムを担持す
る媒体によってコンピュータに供給されてもよい。要す
るに、コンピュータによって読取及び理解が可能な形式
でプログラムがコンピュータに提供されさえすれば、い
かなる媒体でも用いることができる。
が、本発明は上記の実施形態のみに限られず、これに変
形、改良、修正を加えた他の種々の形態においても実施
することができる。
示すグラフ。
算工程で用いられる評価値の変化のさせ方の具体例を示
すグラフ。
算工程で用いられる評価値の変化のさせ方の他の具体例
を示すグラフ。
ステムの一実施形態を示すブロック図。
理システムの一例の全体を示す概略図。
理システムの他の一例の全体を示す概略図。
理システムのさらに他の一例の全体を示す概略図。
ロック図。
れる誤差拡散重みマトリクスの一例を示す図。
られる誤差拡散重みマトリクスの他の一例を示す図で。
の一例を示す説明図。
た結果を示す説明図。
法により2値化した結果を示す説明図。
a)」と「thrld」の選択範囲の例を示すグラフ。
a)」と「thrld」の選択範囲の別の例を示すグラフ。
a)」と「thrld」の選択範囲の更に別の例を示すグラ
フ。
を示すブロック図。
Claims (15)
- 【請求項1】 多階調画像データを誤差拡散法を用いて
2階調画像データに変換する画像処理方法であって、
(1)注目された画素の多階調画像データに、その注目
画素近傍の既に2値化された少なくとも1個の画素から
の拡散誤差を加えて補正データを求め、(2)その補正
データを閾値と比較して、ドットON及びドットOFF
のいずれか一方を示す2階調画像データに変換し、
(3)その2階調画像データに対応した評価値と前記補
正データとの間の差である量子化誤差を演算し、そして
(4)その量子化誤差を注目画素近傍の未だ2値化され
ていない複数個の画素に拡散するステップを有する画像
処理方法において、(5)ドットONを示す2階調画像
データに対応した第1の評価値を、前記注目画素の多階
調画像データに応じて変化させるステップを更に有する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像処理方法において、
前記注目画素の多階調画像データが低濃度を示すとき
に、前記第1の評価値が、前記多階調画像データが示し
得る最高濃度より高い濃度を示す値であることを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像処理方法において、
前記注目画素の多階調画像データの示す濃度がより低い
ほど、前記第1の評価値がより大きくなることを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像処理方法において、
前記2階調画像データを受けて画像を形成する画像形成
装置のもつガンマ特性に対応して、前記第1の評価値
が、変化することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の画像処理方法において、
前記注目画素の多階調画像データの値を「Data」、前記
画像形成装置のガンマ特性関数の逆関数であるガンマ補
正関数を「g(Data)」、前記第1の評価値を「on_value
(Data)」で表すとき、 on_value(Data)=A×{Data/g(Data)} ここに、「A」は多階調画像データがとり得る最高濃度
の階調値、であることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の画像処理方法において、
(6)前記注目画素の多階調画像データに応じて、前記
閾値を変化させるステップを更に有することを特徴とす
る画像処理方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の画像処理方法において、
前記閾値を「thrld」、前記注目画素の多階調画像デー
タの値を「Data」、前記第1の評価値を「on_value(Dat
a)」、ドットOFFを示す2階調データに対応する第2
の評価値を「off_value(Data)」と表すとき、次の2つ
の条件(a)、(b) (a)「Data」が低濃度の階調値の場合には、Data≦thrld
≦(m+Data)/2 (b)「Data」が高濃度の階調値の場合には、(m+Data)/2
≦thrld≦Data ここに、m=(off_value(Data)+on_value(Data))/2で
ある、の少なくとも一方の条件を満たすように閾値「th
rld」が変化することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項8】 多階調画像データを誤差拡散法を用いて
2階調画像データに変換する画像処理装置において、 注目された画素の多階調画像データに、その注目画素近
傍の既に2値化された少なくとも1個の画素からの拡散
誤差を加えて補正データを求めるデータ補正部と、 その補正データを閾値と比較して、ドットON及びドッ
トOFFのいずれか一方を示す2階調値画像データに変
換する2値化部と、 その2階調画像データに対応した評価値と前記補正デー
タとの間の差である量子化誤差を演算し、この量子化誤
差を注目画素近傍の未だ2値化されていない複数個の画
素に拡散する誤差演算/拡散部とを備え、 前記誤差演算/拡散部が、ドットONを示す2階調画像
データに対応した第1の評価値を、前記注目画素の多階
調画像データの値に応じて変化させることを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の画像処理装置において、
前記誤差演算/拡散部が、前記注目画素の多階調画像デ
ータが低濃度を示すときに、前記第1の評価値を、前記
多階調画像データが示し得る最高濃度より高い濃度に設
定することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項10】 請求項8記載の画像処理装置におい
て、前記誤差演算/拡散部が、前記注目画素の多階調画
像データの示す濃度がより低いほど、前記第1の評価値
をより大きく設定することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項11】 請求項8記載の画像処理装置におい
て、前記誤差演算/拡散部が、前記2階調画像データを
受けて画像を形成する画像形成装置のもつガンマ特性に
対応させて、前記第1の評価値を変化させることを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項12】 請求項8記載の画像処理装置におい
て、 前記注目画素の多階調画像データに応じて前記閾値が変
化するように、前記閾値を決定する閾値決定部を更に備
えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の画像処理装置におい
て、前記閾値を「thrld」、前記注目画素の多階調画像
データの値を「Data」、前記第1の評価値を「on_value
(Data)」、ドットOFFを示す2階調データに対応する
第2の評価値を「off_value(Data)」と表すとき、 閾値決定部が、次の2つの条件(a)、(b) (a)「Data」が低濃度の階調値の場合には、Data≦thrld
≦(m+Data)/2 (b)「Data」が高濃度の階調値の場合には、(m+Data)/2
≦thrld≦Data ここに、m=(off_value(Data)+on_value(Data))/2で
ある、の少なくとも一方の条件を満たすように、前記閾
値「thrld」を変化させることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項14】 多階調画像データを誤差拡散法を用い
て2階調画像データに変換する画像処理方法をコンピュ
ータに実行させるためのコンピュータプログラムをコン
ピュータに提供するためのプログラム媒体において、
(1)注目された画素の多階調画像データに、その注目
画素近傍の既に2値化された少なくとも1個の画素から
の拡散誤差を加えて補正データを求めするステップと、
(2)その補正データを閾値と比較して、ドットON及
びドットOFFのいずれか一方を示す2階調画像データ
に変換するステップと、(3)その2階調画像データに
対応した評価値と前記補正データとの間の差である量子
化誤差を演算するステップと、(4)その量子化誤差を
注目画素近傍の未だ2値化されていない複数個の画素に
拡散するステップと、(5)ドットONを示す2階調画
像データに対応した第1の評価値を、前記注目画素の多
階調画像データに応じて変化させるステップとをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが
読取及び理解可能な形で担持したことを特徴とするプロ
グラム媒体。 - 【請求項15】 請求項14記載のプログラム媒体にお
いて、(6)前記注目画素の多階調画像データに応じ
て、前記閾値を変化させるステップをコンピュータに実
行させるためのプログラムを更に担持したことを特徴と
するプログラム媒体。
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