JPH1093820A - 誤差拡散方法及び誤差拡散システム - Google Patents

誤差拡散方法及び誤差拡散システム

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JPH1093820A
JPH1093820A JP9132629A JP13262997A JPH1093820A JP H1093820 A JPH1093820 A JP H1093820A JP 9132629 A JP9132629 A JP 9132629A JP 13262997 A JP13262997 A JP 13262997A JP H1093820 A JPH1093820 A JP H1093820A
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JP
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pixel
black
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JP9132629A
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English (en)
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Stuart A Schweid
エー.シュワイドゥ ステゥアート
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Original Assignee
Xerox Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size
    • H04N1/4052Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
    • H04N1/4053Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions with threshold modulated relative to input image data or vice versa

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタのピクセル成長を補償するシステム
を提供する。 【解決手段】 マルチレベルグレースケールピクセル値
を受信するラッチ205 と、実出力生成回路200 と、加算
回路201 、202 、210 、211 と、しきい値回路212 と、
隣接ピクセル同士の間の黒/白エッジの検出に基づい
て、ピクセル成長補償値を生成するピクセル成長補償回
路21と、マルチプレクサ203 と、デコーダ論理回路213
と、加算回路20と、隣接するピクセルのマルチレベルグ
レースケールピクセル値に選択された修正誤差値を拡散
する誤差分配回路204 と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ又は印刷
システムにおいてピクセル成長を調整できる誤差拡散方
法に関する。より詳細には、本発明は、拡散誤差値を調
整して印刷デバイスにおいて生じたピクセル成長を補償
する誤差拡散方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誤差拡散は、グレースケール画像をバイ
ナリ画像に変換する一般的な技術である。しかしこの方
法は、プリンタが黒ピクセルと白ピクセルの大きさを決
して変化させない理想的なデバイスであると仮定してい
る(ピクセルの領域カバーパーセンテージはピクセルパ
ターンの出力とは関係ない)。図1は従来の誤差拡散方
法のブロック図を示す。
【0003】図1に示されるように、入力グレービデオ
(Gray)が加算器1に入力されると、前走査線のピ
クセルの処理から生じた誤差を示す、FIFO6に格納
された低速走査誤差(ErrSS)が、入力グレービデオ
に加算される。さらに誤差分配回路5からの高速走査誤
差(ErrFS)も、加算器1において入力グレービデオ
に加算される。誤差分配回路5からの高速走査誤差は、
同一走査線中の前ピクセルの処理から生じた誤差を示
す。修正された入力グレービデオ(PixN )は次にコ
ンパレータ2に送られ、修正された入力グレービデオが
しきい値と比較される。しきい値との比較に基づいて、
コンパレータ2は1又は0のバイナリ出力を出力する。
修正された入力グレービデオはまた、減算回路4及びマ
ルチプレクサ(MUX )3に送られる。減算回路4は、黒
基準値と修正された入力グレービデオ値との差を示す値
を生成する。この差もマルチプレクサ3に送られる。マ
ルチプレクサ3は、コンパレータ2からのバイナリ出力
に基づいて、処理された現行ピクセルに対するピクセル
誤差として、差の値又は修正入力グレービデオ値のいず
れかを選択する。このピクセル誤差は誤差分配回路5に
送られ、誤差分配回路5は複数の重み付け係数を使用し
て種々の隣接ピクセルに誤差を分配する。
【0004】上記のように、従来の誤差拡散方法は、プ
リンタが黒ピクセルと白ピクセルのサイズを決して変化
させない理想のデバイスであると仮定している。しか
し、現実にはピクセルのサイズは一定ではない。白黒の
ゼログラフィックプリンタでは、黒ピクセルは成長する
傾向がある。単一の黒ピクセルが用紙に出力されると、
プリンタの分解能をNピクセル/インチとした場合に、
そのピクセルの領域は1/N2 よりも大きい。例えば、
高速走査方向に隣接するピクセルの両方が黒となる領域
に黒ピクセルが置かれると、黒ピクセルが成長できる領
域はすでに黒であるので、高速走査方向における領域カ
バー範囲は大きくならない。しかし、高速走査方向にお
いて隣接するピクセルの両方が白である領域に黒ピクセ
ルが置かれると、成長できる領域が黒ではないので、高
速走査方向における領域カバー範囲は大きくなる。
【0005】故にピクセルのカバー量は、それを囲むピ
クセルのタイプによる。誤差拡散を用いる画像の場合に
は、出力画像の見掛けのグレーレベルは、中間的なグレ
ーレベル入力の作用ではなく、グレーレベル分布とプリ
ンタ特性の作用であるということになる。
【0006】従来的には、非理想的なプリンタ特性を修
正するためにトーン再生曲線が用いられた。このアプロ
ーチの問題は、グレースケールで表されたドキュメント
に必要なトーン再生曲線が、ハーフトーン絵画像(印刷
され再走査されたピクチャー)であるドキュメントの印
刷とは異なることである。マルチトーン再生曲線アプロ
ーチを使用するには、セグメント化を介する処理の前に
これら2つのタイプのピクチャーを見分ける必要があ
る。これは、複雑で高価なアプローチであることが多
い。さらに、このアプローチはピクセル成長を適切に補
償する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】故に本発明は、プリン
タのピクセル成長、即ち黒(白)ピクセルが白(黒)領
域の中に成長する傾向のある現象の特性を補償するシス
テムを提起する。本発明はまた、出力される明らかなグ
レーレベルの入力グレーレベル配分に対する依存度を低
減するシステムを提起する。これは、黒/白ピクセル境
界を検出し、誤差拡散方法において波及される誤差をピ
クセル成長を考慮するように更新することにより行われ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様は、ピク
セルを表すマルチレベルグレースケールピクセル値にお
けるレベル数を低減し、レベル数の低減から生じた誤差
を拡散する方法である。この方法は、第1分解能のマル
チレベルスケールピクセル値を受け取り、スクリーン処
理されたマルチレベルグレースケールピクセル値を生成
し、スクリーン処理されたマルチレベルグレースケール
ピクセル値におけるレベル数を低減し、低減プロセスの
結果誤差値を生成し、隣接するピクセル同士の間の黒/
白エッジの検出に依存するピクセル成長補償値に基づい
て、生成された誤差値を修正し、隣接するピクセルのマ
ルチレベルグレースケールピクセルに上記生成された誤
差値を拡散する。
【0009】本発明の第2の態様は、ピクセルを表すマ
ルチレベルグレースケールピクセル値におけるレベル数
を低減し、レベル数の低減から生じた誤差を拡散するシ
ステムである。このシステムは;第1分解能を有するマ
ルチレベルグレースケールピクセル値を受け取る入力手
段を含み;スクリーン処理されたマルチレベルグレース
ケールピクセル値を生成するスクリーン手段を含み;ス
クリーン処理されたマルチレベルグレースケールピクセ
ル値を第1分解能よりも高い第2分解能に変換する高ア
ドレス可能度手段を含み;スクリーン処理されたマルチ
レベルグレースケールピクセル値におけるレベル数を低
減する低減手段を含み;隣接するピクセル同士の間の黒
/白エッジの検出に基づいてピクセル成長補償値を生成
するピクセル成長補償手段を含み;複数の可能な誤差値
を生成する誤差手段を含み;前記低減手段による低減の
結果として複数の可能な誤差値から1つの誤差値を選択
する選択手段を含み;選択された誤差値にピクセル成長
補償値を加算する合計手段を含み;選択された修正誤差
値を隣接ピクセルのマルチレベルグレー値に拡散する誤
差拡散手段を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下の記載は、本発明の一実施形
態の説明である。この記載及び図面中、同一の参照番号
は同一のデバイス、回路若しくは等価機能を実行する回
路を示す。
【0011】ピクセル成長の概念を示すために、一次元
の成長を一例として述べることにする。例えば、黒ピク
セルは成長するピクセルであると思われる(あるいは、
白ピクセルは収縮するピクセルであり、結果は同じであ
る)。黒の水平ラインは、100個の隣接するピクセル
を黒にセットすることにより印刷されると仮定する。ラ
インの中心の各ピクセルは、黒ピクセルにより囲まれて
いるので成長できない。しかしラインの端のピクセルは
成長することができる。ラインの左側の黒ピクセルは、
その左の白い領域の中へと成長できる。さらに、ライン
の右側の黒ピクセルは、その右の白い領域の中へと成長
することができる。端の各ピクセルが1/2ピクセル分
その隣接する白領域中へと侵入すれば、ラインの全長
は、100+1/2+1/2、即ち101ピクセルとな
る。
【0012】一般に、黒ピクセルが白ピクセルに隣接す
る場合、黒ピクセルは白ピクセルの中へとΔpピクセル
成長すると仮定できる。成長の量は、方向とは関係ない
と仮定される。黒ピクセルと白ピクセルが並置される場
合には、成長量は変わらない。
【0013】黒ピクセルが白ピクセルの右に置かれる
と、ピクセルはその左の白領域中へと侵入することが知
られている。同様に、白ピクセルが黒ピクセルの右に置
かれると、黒ピクセルはその右の白領域へと成長するこ
とが知られている。従って、黒ピクセルが白ピクセルの
隣に配置されると、その長さは「理想的な」黒ピクセル
+Δpというサイズに等しくなる。さらに、黒ピクセル
の隣の白ピクセルの長さは、Δpだけ減少する。同様
に、白ピクセルが黒ピクセルの隣に置かれると、白ピク
セルの隣の黒ピクセルが白領域に侵入するので、黒の長
さはΔpだけ増大する。さらに、白の長さはΔpだけ減
少する。なお、白/黒エッジの各発生箇所では、エッジ
がない場合に比べて、黒ピクセルの全長(二次元での全
長は領域である)はΔpだけ増大し、白ピクセルの全長
(二次元での全長は領域である)はΔpだけ減少する。
【0014】この成長モデルにより、本発明は、さらな
るピクセルに分配される誤差を変更することによって誤
差拡散方法におけるピクセル成長を修正する。黒/白エ
ッジがなければ、成長はないので、拡散される誤差は変
更すべきではない。しかし黒/白エッジが存在すれば、
理想のケースよりもΔpだけ黒ピクセルが多くΔpだけ
白ピクセルが少ないという事実を反映するように、誤差
を更新すべきである。故に、本発明による誤差拡散方法
は、以下のことを反映するように修正される。
【0015】修正された入力グレービデオがしきい値よ
りも大きい場合には、出力ビデオ信号は黒ピクセルの値
に等しくされ、このプロセスから生成された誤差は、修
正されたグレービデオから黒基準値を引いたものに等し
い。さらに、修正入力グレービデオがしきい値以下であ
れば、出力ビデオ値は白ピクセルを示す値に等しく、こ
のプロセスから生成された誤差は、修正された入力グレ
ービデオから白基準値を引いたものに等しい。しかし、
現行ピクセルのビデオ出力値が前ピクセルのビデオ出力
値に等しくない場合には、上記のように生成された誤差
値は、上記生成された誤差値+Δp* (白値−黒値)に
等しくなるように修正される。
【0016】黒成長の場合には、上記誤差拡散修正は、
ピクセル成長値Δpに関わらず、黒ピクセルと白ピクセ
ルの全長を変更させないように誤差を変更する。これ
は、Δpの絶対値が0.5未満である限り、真である。
【0017】一次元方法を使用するプロセスの一例を図
5に示す。図5(図中、Vinは入力ビデオ値、Vout
ビデオ出力値、Eは誤差値、BVは黒基準値、WVは白
基準値を示す)に示すように、ステップS1は、修正さ
れた入力ビデオ値がしきい値よりも大きいかどうかを決
定する。ステップS1が修正入力グレービデオがしきい
値よりも大きいことを決定すると、ステップS2は、修
正グレービデオから黒基準値を引いた値に等しい誤差値
を生成する。一方、ステップS1が修正入力グレービデ
オがしきい値以下であることを決定すると、ステップS
3は修正入力グレービデオから白基準値を引いた値に等
しい誤差値を生成する。
【0018】ステップS2又はS3が完了した後、この
プロセスはステップS4で、現行ピクセルのビデオ出力
値が前ピクセルのビデオ出力値に等しいかどうかを決定
する。ステップS4が、現行ピクセルのビデオ出力値が
前ピクセルのビデオ出力値に等しくないと決定すれば、
ステップS5は、ステップS2又はS3のいずれかによ
り生成された誤差値にΔp* (白値−黒値)を足した値
に等しい新たな誤差値を生成し、この誤差値が拡散され
る。他方、ステップS4で現行ピクセルの出力値が前ピ
クセルのビデオ出力値に等しいことが決定されれば、ス
テップS2又はステップS3のいずれかにより生成され
た誤差値が拡散される。
【0019】本発明のピクセル成長修正方法はまた、右
端及び左端(高速走査方向)に加え、上端及び下端(低
速走査方向)を独立的に考慮することにより、二次元の
ケースに拡大することができる。本発明の二次元状況に
おけるピクセル成長修正方法について、以下により詳細
に記載する。
【0020】修正された入力ビデオ値がしきい値よりも
大きい場合には、ビデオ出力値は黒ピクセルを表す値に
等しく、このプロセスから生成された誤差は、修正され
た入力グレービデオ値から基準黒値を引いたものに等し
いであろう。さらに、修正された入力グレービデオ値が
しきい値以下である場合には、出力ビデオ値は白ピクセ
ルを表す値に等しく、このプロセスから生成された誤差
は、修正された入力グレービデオ値から白基準値を引い
たものに等しいであろう。
【0021】しかし、現行ピクセルの出力ビデオ値が同
一走査線の前ピクセルの出力ビデオ値に等しくない場合
には、上記誤差値は、上記のように生成された誤差値と
Δp f * (白値−黒値)の合計に誤差が等しくなるよう
に修正される。さらに、現行ピクセルの出力ビデオ値が
前走査線における同一高速走査方向に位置されるピクセ
ルの出力ビデオ値に等しくない場合には、上記誤差値
は、上記生成された誤差値にΔps * (白値−黒値)を
足した値に等しくなるように修正される。
【0022】このプロセスにおいて、Δpf 及びΔps
はそれぞれ、水平方向(高速走査)及び垂直方向(低速
走査)方向における成長を示す。なお、ゼログラフィッ
クプリンタでは、成長量がゼログラフィの等方的作用で
あるので、これらの値は非常に似通っている。本発明
は、黒ピクセルの成長の例を用いて述べたが、同一の方
法を白書き込み印刷機における白ピクセル成長に用いて
も修正を行うことができる。白書き込み印刷機に上記プ
ロセスを適応させるには、Δpf 及びΔps のサインを
変更しなければならない。他の変更は必要ない。
【0023】この二次元方法を使用する方法の一例を図
6で示す。図6(図5と同様に、V inは入力ビデオ値、
out はビデオ出力値、Eは誤差値、BVは黒基準値、
WVは白基準値を示す)で示すように、ステップS1
は、修正された入力ビデオ値がしきい値よりも大きいか
どうかを決定する。ステップS1が修正された入力グレ
ービデオがしきい値よりも大きいと決定すると、ステッ
プS2は修正されたグレービデオから黒基準値を引いた
ものに等しい誤差値を生成する。他方、ステップS1が
修正された入力グレービデオがしきい値以下であること
を決定した場合には、ステップS3は、修正された入力
グレービデオから白基準値を引いた値に等しい誤差値を
生成する。
【0024】ステップS2又はS3が完了した後、この
方法はステップS4において、現行ピクセルのビデオ出
力値が前ピクセルのビデオ出力値に等しいかどうかを決
定する。ステップS4が、現行ピクセルのビデオ出力値
が前ピクセルのビデオ出力値に等しくないと決定すれ
ば、ステップS51は、ステップS2又はS3のいずれ
かにより生成された誤差値にΔpf * (白値−黒値)を
足したものに等しい新たな誤差値を生成し、この誤差値
が集積される。他方、ステップS4が現行ピクセルの出
力値が前ピクセルのビデオ出力値に等しいことを決定す
れば、ステップS2又はステップS3のいずれかにより
生成された誤差値が集積される。
【0025】ステップS4又はS51が完了した後、こ
の方法はステップS6において、現行ピクセルのビデオ
出力値が、前走査線の同一高速走査方向に位置するピク
セルのビデオ出力値に等しいかどうかを決定する。ステ
ップS6が、現行ピクセルのビデオ出力値が前走査線の
同一高速走査方向に位置するピクセルのビデオ出力値に
等しくないと決定すれば、ステップS61は、集積され
た誤差値にΔps * (白値−黒値)を足した値に等しい
新たな誤差値を生成し、この誤差値を拡散する。他方、
ステップS6が前走査線の同一高速走査方向に位置する
ピクセルのビデオ出力値に等しくないと決定すれば、集
積された誤差値が拡散される。
【0026】図7は、図5及び図6で示した方法のハー
ドウェア実行を示している。より詳細には、図7は従来
の誤差拡散環境に用いられたピクセル成長補償プロセス
を示すが、この使用法は、ハイブリッド誤差拡散プロセ
ス、高アドレス可能誤差拡散プロセス、若しくは高アド
レス可能ハイブリッド誤差拡散プロセスにも容易に適応
できる。
【0027】図7で示されるように、入力グレービデオ
は加算器1に入力され、FIFO6に格納された低速走
査誤差(ErrSS、これはピクセルの前走査線の処理か
らの誤差を示す)が入力グレービデオ(Gray)に加
算される。さらに、誤差分配回路5からの高速走査誤差
(ErrFS)も、加算器1において入力グレービデオに
加算される。誤差分配回路5からの高速走査誤差は、同
一走査線の前ピクセルの処理からの誤差を示す。修正さ
れた入力グレービデオ(PixN )は次いでコンパレー
タ2に送られて、しきい値と比較される。しきい値との
比較に基づいて、コンパレータ2は1又は0のバイナリ
出力を出力する。
【0028】修正された入力グレービデオはまた、減算
回路4及びマルチプレクサ(MUX )3にも送信される。
減算回路4は、黒基準値と修正入力グレービデオ値との
差を表す値を生成する。この差もマルチプレクサ3に供
給される。マルチプレクサ3は、コンパレータ2からの
バイナリ出力に基づいて、処理された現行ピクセルに対
するピクセル誤差として、修正された入力グレービデオ
値か又は差の値かのいずれかを選択する。このピクセル
誤差は、ピクセル成長補償回路7により生成されたピク
セル補償値を加算する加算器8に送信される。ピクセル
成長補償回路7は、バッファ、コンパレータ、マルチプ
レクサ及び加算器を使用して、上述のプロセスを実行す
る。加算器8からの合計は誤差分配回路5に送られ、誤
差分配回路5は複数の重み付け係数を用いて、種々の隣
接するピクセルに誤差を分配する。
【0029】上記のように、本発明は、ハイブリッド誤
差拡散方法、高アドレス可能誤差拡散方法、又は高アド
レス可能ハイブリッド誤差拡散方法にも適応できる。
【0030】例えば、図2〜図4は、高アドレス可能誤
差拡散プロセスへの本発明の適応を示している。
【0031】図2では、入力ビデオ信号は分割されてラ
ッチ101においてラッチされ、ピクセル値V0i 及び
V1i が生成される。V0i は上記のようにラッチされ
た入力ビデオ信号V1i を示し、V0i は同一走査線に
おけるピクセル値V1i の直前のピクセル値を示す。ピ
クセル値V0i は、誤差成分ei と共に加算器103に
供給される。さらに、誤差成分ei は、入力ビデオ信号
V1i と共に加算器105に供給される。加算器103
が出力信号P0i を生成すると、出力信号P0 i は2の
補数回路107に供給され、負のP01 が生成される。
負のP01 はP11 の値と共に加算器109に供給さ
れ、P11 −P01 の値が生成される。負のP01 はま
た加算器111に供給され、しきい値と合計される。本
例では、しきい値は128であり、ピクセルの最大グレ
ーレベル値は255である。
【0032】加算器111からの合計は乗算器115に
供給され、値(128−P0i )に高アドレス可能特性
値Nが乗算される。得られた積は、除算回路117によ
り、加算器109からの合計で除算される。得られた商
はデコーダ119に供給される。より詳細には、デコー
ダ119は、P0i /P1i ラインと値128との交わ
りを決定する。この交わりの決定から、デコーダ119
はオンとなるサブピクセルの数nを決定する。デコーダ
119からの結果はバイナリ化された出力としてプリン
トエンジンと乗算器121にも供給される。乗算器12
1はデコーダ119からの出力に値(−255/N)を
乗算する。乗算器121の積は、加算器123におい
て、加算器113により生成された合計に加算されると
共に、ピクセル成長補償回路130により生成されたピ
クセル成長補償値に加算される。ピクセル成長補償回路
130は、バッファ、コンパレータ、マルチプレクサ及
び加算器を用いて上述の処理を実行する。さらに、加算
器113は、P0i とP1iの値を加算して、P1i
P0i の値を生成する。
【0033】加算器123の結果は誤差成分ei+1 を示
し、この誤差成分が単一ビットシフト回路125に供給
されると、分配プロセスにおいて使用される種々の誤差
値が生成される。ビットシフト回路125により生成さ
れた誤差値は誤差分配回路127に供給される。誤差の
半分ErrB は同一走査線における次のピクセルに分配
され、誤差のもう半分ErrA は、誤差分配回路127
において確立された重み付け係数に従って次の走査線の
種々のピクセルに分配される。
【0034】図3は、本発明の好適な実施形態に従って
ピクセル成長補償を行う並行パイプライン高アドレス可
能誤差拡散回路の機能ブロック図を示す。図3では、入
力ビデオ信号は、誤差計算回路11とビデオ修正回路1
3に供給される。誤差成分e FIFO(ErrB )及びeFB
(ErrA )も誤差計算回路11に供給される。
【0035】誤差計算回路11は、現在進行中のバイナ
リ化プロセスから生じ得る全ての多様な可能誤差値を計
算する。誤差計算回路11により出力されるべき適切な
誤差の選択は、受信された誤差選択信号に基づいて行わ
れ、これについては以下に詳細に述べることにする。
【0036】誤差計算回路11からの選択された誤差値
は、加算器20に供給されて、ピクセル成長補償回路2
1により生成されたピクセル成長補償値と加算される。
ピクセル成長補償回路21は、バッファ、コンパレー
タ、マルチプレクサ及び加算器を用いて上述の処理を実
行する。加算器20の結果は誤差成分ei+1 を示し、こ
の誤差成分は、1セットの重み付け係数に基づいて誤差
を分配する係数マトリクス回路15に供給される。係数
マトリクス回路15は誤差値をeFIFO(ErrB)とe
FB(ErrA )の2つの成分に分割する。前述のよう
に、フィードバック誤差であるErrA は、係数マトリ
クス回路15からビデオ修正回路13及び誤差計算回路
11にフィードバックされる。ビデオ修正回路13は、
バッファ19からErrB を受信する。
【0037】ビデオ修正回路13は、高アドレス可能誤
差拡散方法のための補間されたサブピクセル値を生成
し、補間されたサブピクセル値はしきい値と共にバイナ
リ化回路17に供給される。本発明の好適な実施形態で
は、しきい値は128である。しかし、このしきい値は
任意の値であってよい。
【0038】バイナリ化回路17は、入力されたビデオ
データをバイナリ化して、画像レンダリングデバイスに
より使用されるバイナリ化画像データを出力する。バイ
ナリ化回路17はまた、誤差計算回路11により使用さ
れる誤差選択信号を生成し、係数マトリクス回路15に
供給される修正誤差値を選択する。この誤差選択信号
は、バイナリ化プロセス中にオンとされる補間されたサ
ブピクセルの数を示す。故に、誤差計算回路11は、こ
の選択を行うためのマルチプレクサを含み得る。
【0039】図3で示されるように、誤差計算回路11
は、ビデオ修正回路13とバイナリ化回路17と並行で
ある。さらに、本発明の高アドレス可能誤差拡散構造が
ASICで実行されることにより、ハードウェア実行が
可能となり、高速画像レンダリングデバイスの時間の制
約とスループット仕様内で画像データをバイナリ化する
ことができる。
【0040】図4は本発明の好適な実施の形態の回路の
詳細なブロック図を示す。図4では、ピクセル値Vi
びVi+1 はラッチ205を使用して得られ、ラッチ20
5がビデオ信号をラッチすることにより、2つの隣接す
る高速走査方向ピクセルが処理される。ピクセル値Vi
及びVi+1 は加算器206において合計され、この合計
は除算回路207により1/2にされる。除算回路20
7からの結果は、誤差項eFIFOと共に加算器208に供
給される。加算器208からの合計は、プリンタへの所
望の出力を示す。
【0041】上述のプロセスに並行して、実出力生成回
路200は、高アドレス可能特性に基づいてプリンタへ
の全ての可能な出力を生成する。なお、これらの値は、
加算器が減算オペレーションに使用されるのでマイナス
の値である。高アドレス可能特性がNであれば、N個の
可能な実出力が生成される。また上述のプロセスに並行
して、サブピクセル回路209は、スクリーン処理され
たピクセル値Vi 及びVi+1 に基づいて、全ての補間さ
れたサブピクセルを生成する。
【0042】次に誤差成分eFIFOは、補間されたサブピ
クセルの各々に加算器210により加算される。同時に
(これと並行して)、各可能な実出力(負の値)は、加
算器201により所望の出力に個々に加算される。換言
すれば、N個の可能な実サブピクセル出力は、所望の出
力から減算され、N個の可能な誤差出力が生成される。
【0043】加算器211及び202では、フィードバ
ック誤差項eFBがそれぞれ加算器210及び201から
の各合計に加算される。これらの計算は並行して行われ
る。これらの並行計算が完了した後、加算器211から
の各補間されたサブピクセルは、しきい値回路212に
おいてしきい値と比較される。しきい値以上の値を有す
るサブピクセルはオンとなる。しきい値回路はオンとな
ったサブピクセルの数を示す数を出力する。この情報
は、デコーダ論理回路213に送られ、プリンタに送ら
れるべきバイナリ値が生成される。
【0044】さらに、加算器202からの誤差項はマル
チプレクサ(MUX )203に送信され、マルチプレクサ
203はどの誤差項を下流のピクセルに波及させるかを
選択する。誤差項はデコード論理回路213から受信さ
れた制御信号に基づいて選択される。選択された誤差項
は加算器20に送信されて、ピクセル成長補償回路21
により生成されたピクセル成長補償値と加算される。ピ
クセル成長補償回路21は、バッファ、コンパレータ、
マルチプレクサ及び加算器を使用して上述の処理を実行
する。加算器20の結果は誤差成分ei+1 を示し、この
誤差成分は分配回路204に送信される。分配回路20
4は、次の走査線の処理で使用される次のフィードバッ
ク誤差とバッファに格納されるべき誤差とを生成する。
【0045】上述のプロセスはまた、ハイブリッド誤差
拡散方法でも実行できる。ハイブリッド方法では、入力
ビデオ値は誤差拡散方法により処理される前にスクリー
ン処理が行われる。
【0046】例えばハイブリッド誤差拡散方法は、スク
リーン処理と誤差拡散を組み合わせた方法である。かか
る方法では、無修正のビデオ又は画像信号が変調装置に
よりスクリーン処理されて、VS ' =(GL −Vi )+
(Si −Th)という好適な式を用いて修正信号VS '
が生成される(Si はハーフトーンスクリーンパターン
から導出されたスクリーン値に等しく、Vi はグレー入
力ビデオであり、GLはシステムにおけるピクセルの最
大グレーレベルであり、Thはバイナリ化プロセスで使
用されるしきい値である)。
【0047】この修正信号VS ' は加算器に入力され、
上流の処理されたピクセル位置から波及される誤差値を
加算することによりさらに修正され、VS " (VS " =
S' +ei )が生成される。加算器により使用される
誤差成分(eFIFO+eFB)は、波及された誤差を格納す
る誤差バッファ(eFIFO)とバイナリ化回路(eFB)か
ら受信される。
【0048】さらに修正された信号VS " はバイナリ化
回路に入力される。バイナリ化回路は、誤差拡散/しき
い値処理プロセスを用いて、マルチレベルの修正信号V
S "をバイナリ出力に変換する。このプロセスからの誤
差(eFB)のいくつかは、次の走査線のピクセルの処理
のために誤差バッファに格納される。誤差の分配は重み
付け係数に基づいて行われる。任意のセットの係数を使
用できる。本発明の好適な実施の形態では、重み付け係
数は米国特許番号第5,353,127号で述べられた
係数である。この米国特許番号第5,353,127号
の全体の内容は援用されて、本文の記載の一部となって
いる。
【0049】このバイナリ化プロセスでは、生成された
誤差は、所望の出力とマルチレベル画像データ値と実出
力値(画像データのマルチレベルが8ビットで表される
場合には255か0のいずれかである)との間の差を示
す。この誤差は、上述のようにピクセル成長に対して補
償されて拡散され、これにより可能な限り多くのグレー
レベル情報が保持されることになる。
【0050】最後に、トーン再生曲線を用いてスポット
オーバーラップを修正する方法に本発明を適用すること
ができる。このプロセスを手短に説明する。
【0051】典型的には、任意のプリンタの個々の出力
「ドット」領域は、プリンタの分解能に完全に関係する
わけではない。より詳細にいえば、図8で示されるよう
に、「理想的な」プリンタでは、各グレースケールピク
セル値を生成するように用いられる入力スキャナフォト
ダイオードの分解能とマッチするように出力が矩形であ
るので、「ドット」領域は或る「ドット」から次の「ド
ット」へのピクセル境界をまたがない。
【0052】しかし上記の通り、大抵のプリンタの個々
の出力「ドット」領域は、プリンタの分解能に完全に関
係するわけではない。例えば、レーザ、インクジェット
及びドットマトリクスプリンタは、サイズ及び形状がデ
バイス毎に変化する円形のスポットをレンダリングす
る。かかる状況の例を図9及び図10で示す。より詳細
には、図9及び図10は典型的な状況を示しており、2
レベル白黒プリンタでレンダリングされた、或る領域内
の拡大されたドットのアレイの全体的な明暗においてス
ポットオーバーラップにより生じる物理的で視覚的な効
果を示している。
【0053】スポットオーバーラップ効果は、白−黒グ
レースケールの濃度の推移を促進する傾向があり、誤差
拡散及びハイブリッド誤差拡散処理においては特に重要
である。なぜなら、下流のピクセルに波及されて付加さ
れるべき誤差は、理想的な黒ピクセル値から生成される
からである。故に、下流に波及されるべき誤差は、従来
の誤差拡散方法において生成された誤差よりも幾分大き
い、即ち白に近い。ハードコピー出力ではドットの集ま
りの全体的な外観と個々のドットの両方が予想よりも暗
くなるので、このことは必要である。
【0054】スポット領域オーバーラップ補償の態様に
ついて、より詳細に説明する。前に述べたように、誤差
拡散環境においてスポットオーバーラップを修正する可
能な解決法は、トーン再生曲線調整方法を使用すること
である。しかし、トーン再生曲線調整は、高アドレス可
能ハイブリッド誤差拡散方法で使用されると概して非線
形である。この非線形の例を図11及び図15で示す。
【0055】図11で示すように、入力グレービデオ値
と出力反射率値との関係は、入力グレービデオ値の値が
黒から白へと増大するにつれて非線形となる。他方、図
15で示されるように、入力グレービデオ値と出力反射
率値の間の関係はまた、入力グレービデオ値の値が白か
ら黒へと増大するにつれて非線形となる。トーン再生曲
線は非線形であるので、高アドレス可能ハイブリッド誤
差拡散方法においてかかる方法を使用するにはトーン再
生曲線を線形化することが必要である。
【0056】線形化された典型的なスポット領域補償転
移曲線を図12で示す。黒の端の有効な領域は、1.0
を基準に正規化される。なぜなら、このポイントにおけ
る任意の追加的なスポットオーバーラップは反射率値に
さほど影響しない、即ち、ゼログラフィックデバイスで
は、トナー粒子の上により多くのトナー粒子が付着して
も画像は暗くならないからである。スポットオーバーラ
ップ効果は画像反射率値により大きな影響を有する傾向
があるので、白の端に向かうにしたがって有効なスポッ
ト領域は次第に増大する。故に、線形的な反射率プロフ
ァイルを生成するのに、より大きな補償が必要である。
上述のように、スポットオーバーラップ補償曲線のプロ
ファイルは、画像出力ターミナル若しくは印刷デバイス
の印刷特性次第である。従ってプログラム可能なスポッ
トオーバーラップルックアップテーブルは、種々の出力
印刷特性を有する未来のプリンタに対するトーン再生修
正に必要な融通性を有している。
【0057】有効なスポット利得曲線は、下流に波及さ
れるべき誤差の大きさを示すためにハイブリッド変換曲
線に重ねることができる。なお、下流に波及される誤差
の大きさは、入力グレービデオ値の関数である。有効な
スポット利得曲線の重ね合わせを図13及び図14で示
す。図13は0%変調の状況を示し、図14は100%
変調の状況を示している。
【0058】従来的には、黒基準ラインは、下流に波及
されるべき誤差を計算するのに用いられる。しかし本発
明では、誤差基準ラインは入力グレーレベルの関数であ
るので、下流に波及されるべき誤差の計算に誤差基準ラ
インを用いる。さらに、誤差基準ラインを使用して誤差
を計算することは、0%変調と100%変調の両方に対
しては機能する。なぜなら、任意の入力グレーレベルに
対する平均ハイブリッドビデオは適切にデザインされた
対称のスクリーンを用いた場合に等しいからである。よ
って、下流のピクセルに波及される平均誤差は、任意の
グレーレバル入力に対する2つの変調極限の間で略同一
である。
【0059】図16は、ハイブリッド誤差拡散方法を用
いるプリンタのトーン再生曲線(TRC)が線形化され
る場合のブロック図を示している。より詳細には、米国
特許第5,087,981号で述べられたように新たな
各黒ピクセルのスポットカバーを決定する計算を実行す
るのではなく、本発明は有効な領域を演繹的に推断す
る。この推断された有効領域を用いて、TRCが略線形
化されるように誤差拡散方法を補償する。
【0060】有効な領域を演繹的に推断する方法につい
て図15を用いて詳細に説明する。まず、任意の標準的
又は従来の誤差拡散方法を用いて白から黒の範囲のテス
トパッチを印刷する。その後、各テストパッチの反射率
を測定する。各印刷されたテストパッチに対する入力グ
レーレベルGinはわかっているので、既知の入力グレー
レベル値Ginに対するテストパッチの出力グレーレベル
out をプロットすることができる。この観点から、プ
ロットは図15で示される曲線に似た曲線を生成する。
標準的又は従来の誤差拡散方法を用いた場合には、測定
された出力グレーレベルGout は、入力グレーレベルG
inのものを越えるので、印刷される黒スポットの統計的
有効領域は、Aeff =Gout /Ginにより計算され、A
(G)と表すことができる。故に、有効なスポット領域
A(G)はGout の関数として表にすることができる。
【0061】次いでこの新たな有効スポット領域A
(G)を、ハイブリッド誤差拡散方法において下流の隣
のピクセルに波及されるべき誤差の決定に使用する。よ
り詳細には、バイナリ印刷デバイスが黒ピクセルを印刷
し、ハイブリッド誤差拡散により修正された入力グレー
レベルがG' in[G' in=(GL −Vi )+(Si −T
h)+err]であるとすると、下流の隣接するピクセ
ルに波及されるべき誤差はG' in−A(G)である。一
方、バイナリ印刷デバイスが白ピクセルを印刷し、ハイ
ブリッド誤差拡散により修正された入力グレーレベルが
G' inである場合には、下流の隣接ピクセルに波及され
るべき誤差はG' inである[G' in=(GL−Vi )+
(Si −Th)]。
【0062】上述のように、図16は、かかる補償され
たハイブリッド誤差拡散方法を実行する回路を示してい
る。図16では、入力グレー値Gin[Gin=(GL −V
i )+(Si −Th)]が加算器107により受信され
る。加算器107はまた、入力グレー値Ginに関連する
ピクセル位置に波及された隣接ピクセルから生成された
集積誤差(err)を受け取る。これら2つの値は、加
算器107により加算されて、誤差拡散により修正され
た入力グレー値G' inが生成される[G' in=(GL
i )+(Si −Th)+err]。
【0063】修正されたグレー値G' inは、コンパレー
タ109、マルチプレクサ(MUX )105及び減算回路
103により受け取られる。好適な実施の形態では、画
像データのグレーレベル又はビデオ範囲は0〜255で
ある。コンパレータ109では、修正されたグレー値
G' inはしきい値に比較されて、ピクセルが印刷される
か否かが決定される。本発明の好適な実施形態では、し
きい値は128である。しかし、任意のしきい値又はし
きい値処理を使用できる。
【0064】コンパレータ109からの出力は、プリン
タがピクセルを印刷するか否かを示し、適切なレンダリ
ングのためにマルチプレクサ(MUX )105だけでなく
印刷デバイスにも入力される。入力グレー値Ginはま
た、特定の印刷デバイスに対する演繹的に推断された有
効スポット領域A(G)を格納するルックアップテーブ
ル(LUT )101により受け取られる。テストパッチの
印刷とこれらテストパッチの反射率の測定を通じて、値
が予め表にされる。入力グレー値Ginに基づいて、ルッ
クアップテーブル101は関連する有効スポット値A
(G)を出力する。この有効なスポット領域値A(G)
は減算回路103に入力され、減算回路103は、有効
なスポット領域値A(G)を修正されたグレー値G' in
から減算する。減算回路103の結果はマルチプレクサ
105に入力される。
【0065】マルチプレクサ105は、コンパレータ1
09から受け取った出力に基づいて値G' in又は(G'
in−A(G))のいずれかを選択する。より詳細には、
出力が黒ピクセルを印刷する場合、即ちG' inがしきい
値よりも大きい場合には、マルチプレクサは(G' in
A(G))を選択する。一方、コンパレータ109が白
ピクセルが生成されることを決定する場合、即ち値G'
inがしきい値以下である場合には、マルチプレクサは出
力としてG' inの値を選択する(G' inがしきい値より
大きい、しきい値以下という設定は一例であり、これに
限定されない)。
【0066】マルチプレクサ105からの出力値は誤差
値Errを反映して下流のピクセルに波及される。この
誤差値Errは誤差生成回路111に供給され、個々の
下流ピクセルに波及されるべき実際の誤差値が生成され
る。この誤差生成回路111は、種々の誤差部分値又は
誤差係数をマルチプレクサ105からの誤差値に乗算す
る乗算器であってよい。一方、誤差生成回路111は、
下流のピクセルに波及されるべき個々の誤差値を予め格
納されているルックアップテーブルであってもよく、こ
こで誤差値は誤差入力値と特定の誤差拡散方法に対して
使用される入力係数値とに基づいてルックアップテーブ
ルから導出される。
【0067】バッファリングされた誤差値に関連するピ
クセルが誤差拡散方法で処理される場合の適切なリコー
ルに対しては、個々の部分誤差値は誤差バッファ113
に一次格納される。
【0068】最後に図17は、スポットオーバーラップ
補償をピクセル成長補償と組み合わせる本発明の別の実
施形態を示している。図17では、(GL −Vi )+
(Si−Th)である入力グレー値Ginが、加算器10
7により受信される。加算器107はまた、入力グレー
値Ginに関連するピクセル位置に波及された隣接ピクセ
ルから生成される集積誤差(err)を受信する。これ
ら2つの値は加算器107により加算され、誤差拡散に
より修正された入力グレー値G' inが生成される。G'
inは(GL −Vi )+(Si −Th)+errに等し
い。
【0069】修正されたグレー値G' inはコンパレータ
109、マルチプレクサ105及び減算回路103によ
り受信される。好適な実施の形態では、画像データのグ
レーレベル又はビデオ範囲は0〜255である。コンパ
レータ109では、修正グレー値G' inはしきい値に比
較されて、ピクセルが印刷されるか否かが決定される。
本発明の好適な実施の形態では、しきい値は128であ
るが、任意のしきい値又はしきい値プロセスを使用でき
る。
【0070】コンパレータ109からの出力は、プリン
タがピクセルを印刷すべきか否かを示し、適切なレンダ
リングのために印刷デバイスばかりでなくマルチプレク
サ105にも供給される。入力グレー値Ginは、特定の
印刷デバイスに対して演繹的に推断され有効スポット領
域A(G)を格納するルックアップテーブルにより受信
される。テストパッチの印刷とこれらテストパッチの反
射率の測定を通じて、値は予め表にされている。入力グ
レー値Ginに基づいて、ルックアップテーブル101は
関連する有効スポット値A(G)を出力する。この有効
スポット領域値A(G)は減算回路103に供給され、
減算回路103は修正されたグレー値G' inから有効ス
ポット領域値A(G)を減算する。減算回路103の結
果は、マルチプレクサ105に入力される。
【0071】マルチプレクサ105は、コンパレータ1
09から受け取った出力に基づいてG' in又は(G' in
−A(G))のいずれかを選択する。より詳細には、出
力が黒ピクセルを印刷する場合、即ちG' inがしきい値
よりも大きい場合には、マルチプレクサは(G' in−A
(G))の入力値を選択する。一方、コンパレータ10
9が白ピクセルを生成するように決定する場合、即ち
G' inがしきい値以下である場合には、マルチプレクサ
はG' inを出力するように選択する(G' inがしきい値
より大きい、しきい値以下という設定は一例であり、こ
れに限定されない)。
【0072】マルチプレクサ105からの出力値は、誤
差値Errを反映して下流ピクセルに波及させる。この
誤差値Errは、サブピクセル生成(ピクセル成長)ア
ーチファクトと関連する誤差を加算する加算器115に
供給される。より詳細には、加算器115はピクセル成
長補償回路117から信号を受信し、前に処理された出
力ビデオ信号と現在処理された出力ビデオ信号との比較
に基づいて、サブピクセル生成修正を選択する。この誤
差修正値はゼロかΔp* (Wv −Bv )のいずれかであ
る。この方法はまた、修正誤差値がその環境に従ってセ
ットされるので、高アドレス可能環境にも適用できる。
加算器115からの合計は誤差生成回路111に供給さ
れ、個々の下流のピクセルに波及される実誤差値が生成
される。
【0073】故に、上述の種々の実施形態を用いて、本
発明は誤差拡散環境においてピクセル成長を補償するこ
とができ、これによりより高い品質の画像をレンダリン
グすることができる。
【0074】本発明の記載では、ピクセル及びサブピク
セルという用語を用いた。これらの用語は、受取媒体に
おける物理的に画定可能な領域における、物理的に測定
可能な光特性を示す電気信号(ファイバ光学が用いられ
る場合には光信号)に関し得る。受取媒体は、任意の実
体的文書、受光体又はマーキング材料転写媒体であって
よい。さらに、ピクセル及びサブピクセルという用語
は、ディスプレイ媒体上の物理的に画定可能な領域にお
ける、物理的に測定可能な光特性を示す電気(又はファ
イバ光学が用いられる場合には光)信号に関し得る。両
方の状況に対する複数の物理的に画定可能な領域は、材
料マーキングデバイス、電子若しくは磁気マーキングデ
バイス、又は光ディスプレイデバイスのいずれかにより
レンダリングされる全体的な物理的画像の物理的に測定
可能な光特性を示す。また、ピクセルという用語は、物
理的画像の物理的な光特性を電子的又は電気的表現に変
換するために物理的画像を走査する際に、単一の感光セ
ルから生成される物理的な光特性を示す電気(又はファ
イバ光学が使用される場合には光)信号に関し得る。換
言すれば、この状況では、ピクセルは、光センサにおけ
る物理的に画定可能な領域において測定される物理的画
像の物理的光特性の電気的(又は光)表現である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の誤差拡散回路を示すブロック図である。
【図2】本発明による高アドレス可能誤差拡散回路を示
すブロック図である。
【図3】本発明による別の高アドレス可能誤差拡散回路
を示すブロック図である。
【図4】本発明による図3の高アドレス可能誤差拡散回
路の詳細なブロック図である。
【図5】本発明の概念に従う一次元ピクセル成長補償を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の概念に従う二次元ピクセル成長補償を
示すフローチャートである。
【図7】本発明によるピクセル成長補償を実行する回路
を示すブロック図である。
【図8】理想的なプリンタのドットパターンをグラフで
表した図である。
【図9】非理想的なプリンタのドットパターンをグラフ
で表した図である。
【図10】別の非理想的なプリンタのドットパターンを
グラフで表した図である。
【図11】標準的な誤差拡散方法を用いて従来のバイナ
リ印刷デバイスに対する入出力グレーレベルの関係の概
略的な形状を示すトーン再生曲線を示す図である。
【図12】線形化されたトーン再生曲線を示す図であ
る。
【図13】ビデオ変換における線形化されたTRC(ト
ーン再生曲線)をグラフ上に重ねた図である。
【図14】ハイブリッドビデオ変換における線形化され
たTRCをグラフ上に重ねた図である。
【図15】標準的な誤差拡散方法を用いて従来のバイナ
リ印刷デバイスの入出力グレーレベル関係の概略的な形
状を示すトーン再生曲線を示す図である。
【図16】本発明の概念に従う誤差拡散を実行する回路
の実施形態を示すブロック図である。
【図17】本発明の概念に従う誤差拡散を実行する別の
回路の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 加算器 21 ピクセル成長補償回路 205 ラッチ 201、202 加算器 203 マルチプレクサ(MUX ) 204 誤差分配回路 209 サブピクセル回路 212 しきい値回路 210、211 加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクセルを表すマルチレベルグレースケ
    ールピクセル値におけるレベル数を低減し、レベル数の
    低減から生じた誤差を拡散する方法であって、 (a)第1分解能のマルチレベルグレースケールピクセ
    ル値を受け取るステップと、 (b)スクリーン処理されたマルチレベルグレースケー
    ルピクセル値を生成するステップと、 (c)スクリーン処理されたマルチレベルグレースケー
    ルピクセル値におけるレベル数を低減するステップと、 (d)前記(c)ステップにおける低減処理の結果誤差
    値を生成するステップと、 (e)隣接するピクセル同士の間の黒/白エッジの検出
    に依存して、ピクセル成長補償値に基づいて、生成され
    た誤差値を修正するステップと、 (f)隣接するピクセルのマルチレベルグレースケール
    ピクセル値に誤差値を拡散するステップと、を含む誤差
    拡散方法。
  2. 【請求項2】 ピクセルを表すマルチレベルグレースケ
    ールピクセル値におけるレベル数を低減し、レベル数の
    低減から生じた誤差を拡散するシステムであって、 第1分解能を有するマルチレベルスケールピクセル値を
    受信する入力手段と、 スクリーン処理されたマルチレベルグレースケールピク
    セル値を生成するスクリーン手段と、 スクリーン処理されたマルチレベルグレースケールピク
    セル値を、第1分解能よりも高い第2分解能に変換する
    高アドレス可能手段と、 スクリーン処理されたマルチレベルグレースケールピク
    セル値におけるレベル数を低減する低減手段と、 隣接ピクセル同士の間の黒/白エッジの検出に基づい
    て、ピクセル成長補償値を生成するピクセル成長補償手
    段と、 複数の可能な誤差値を生成する誤差手段と、 前記低減手段による低減の結果としての複数の可能な誤
    差値から1つの誤差値を選択する選択手段と、 選択された誤差値にピクセル成長補償値を加算する合計
    手段と、 隣接するピクセルのマルチレベルグレースケールピクセ
    ル値に選択された修正誤差値を拡散する誤差拡散手段
    と、を含む誤差拡散システム。
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