JP2004015614A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像データの階調値を変換するための閾値設定手段と、前記閾値設定手段で設定された閾値に基づきハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に規則的なドット配列の周期的な発生を防止するために前記画像データに付加する一定量の第1のノイズよりノイズ幅の大きい第2のノイズを付加するノイズ付加手段を備えたこと。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理をする画像処理装置および画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータで処理された画像やスキャナーで読み込まれた画像、あるいはデジタルカメラで撮影した画像等の出力装置として、最近ではカラーの画像が出力(印刷)できるインクジェットプリンタがある。
【0003】
インクジェットプリンタはインクを吐出して紙や布帛あるいは樹脂製のフィルム等の記録媒体にインク滴によりドットを形成して前述の画像を印刷するため、通常は、一色のインクに関してのみ考えると、各画素毎にはインクを吐出するか吐出しないか、すなわちインク滴で形成されるドットの有無の2階調しか表現できない。
【0004】
そこで、一般には、原画像データに含まれる多くの階調値を表現するためにドットの分布を巧みに工夫して表現している。このように、原画像データの階調値に応じてドットの分布を決定し、各画素毎にドットの形成状態を決定する処理がハーフトーン処理である。
【0005】
ハーフトーン処理は種々の方法により行われるが、画質に優れる画像処理方法として誤差拡散法や誤差拡散方法と等価な手法の一つである平均誤差最小法と呼ばれる方法が知られている。
【0006】
誤差拡散法によるハーフトーン処理においても、画像の再現性に関していくつかの問題があり、例えば、規則的パターン(規則的なドット配列)が周期的に発生したり、画像の低濃度域及び高濃度域において、ドット生成の遅延や尾引という現象が生じることがある。
【0007】
これを回避するために、一般には、ノイズをランダム(乱数的)に画像処理時に加えて処理しており、例えば、低濃度域および高濃度域で、濃度データに応じて加えるノイズの最大幅を変化させるようにした特開平8−307680号公報や画像の周波数に応じて、ノイズを付加して処理するか否かを判断し、コンピュータにより作成された画像のように低周波の画像では、ドットが規則的に形成されることによる画質低下を避けるため、ノイズを付加して誤差拡散処理をするが、自然画像などの高周波の画像では、より正確な画像表現を行うために、ノイズを加えないで誤差拡散処理をするようにした特開2001−52157号公報等が知られている。
【0008】
しかしながら、前述の誤差拡散法によるハーフトーン処理におけるドット生成の遅延や尾引等の現象の他に、実際にインクジェットプリンタで印刷する場合には、通称バンディングと呼ばれる現象が生じ画像品質を低下させるという問題がある。
【0009】
図5により、バンディング現象について説明する。
図中の黒丸は、例えば、インクジェットプリンタのインク滴により形成されるドットを示し、白丸はインク滴により形成されない仮想のドット(空白ドット)を示すものとする。また、矢印Mはヘッドの走査方向(主走査方向)を示し、矢印Sは印刷用紙の送り方向(副走査方向)を示すものとする。因に、図を見やすくするために、矢印Mおよび矢印Sは図5(A)のみに記載した。
【0010】
前述の誤差拡散処理では、閾値と閾値の中間部分でのドットの出現率は50%となり、図5(A)に示すように、ドット(黒丸)は市松模様状の規則的パターン、つまり、規則的なドット配列となって出現する。
【0011】
また、インクジェットプリンタでは、図5(B)に示すように、ドット間の隙間を埋めるために1ドット置きに半画素ずらすドット配列(ハーフ印刷モード)を用いることがある。
【0012】
そこで、ドットの出現率50%の画像をインクジェットプリンタのハーフ印刷モードで印刷した場合は、図5(C)に示すように、本来1ラインに並ぶドットが半画素分ずれるため、次のラインに近づくことで、ドットの集まったスジとドットのないスジ(矢印で示す部分)とが出現し、別のラインを発生したようになり、印刷した画像では細かなスジが縞状(バンディング)に見えることにより品質を低下させていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑み、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理した際にも、バンディング等の現象が生じることのない高画質な画像形成ができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定範囲の階調値を有する画像データを、誤差拡散法またはこれと等価な処理によってハーフトーン処理し、ドットの形成状態を各画素ごとに特定する印刷データを生成する画像処理装置において、前記画像データの階調値を変換するための閾値設定手段と、前記閾値設定手段で設定された閾値に基づき前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に規則的なドット配列の周期的な発生を防止するために前記画像データに付加する一定量の第1のノイズよりノイズ幅の大きい第2のノイズを付加するノイズ付加手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
これにより、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理を行う際に、規則的なドット配列が出現したり、バンディング等の現象が生じることがない高画質な画像を再現できる画像処理装置を提供できる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ノイズ付加手段は、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が前記第2のノイズの最大量となるように、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とする所定の範囲の両端部からノイズ幅を徐々に増加するようにしたことを特徴とする。
【0017】
これにより、更に、原画像と遜色のない高画質な画像を再現できる画像処理装置を提供できる。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2に記載の発明において、前記閾値間の整数分の1の部分が、前記閾値間の中間値の部分であることを特徴とする。
【0019】
これにより、規則的なドット配列が出現する可能性が高い閾値と閾値の中間値部分に第2のノイズを付加することで、複雑なハーフトーン処理を簡易化して処理時間を短縮をすることができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、所定範囲の階調値を有する画像データを、誤差拡散法またはこれと等価な処理によってハーフトーン処理し、ドットの形成状態を各画素ごとに特定する印刷データを生成する画像処理方法において、前記画像データの階調値を変換するための閾値設定工程と前記閾値設定工程で設定された閾値に基づき前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理工程と、前記ハーフトーン処理工程で前記ハーフトーン処理を行う際に、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に規則的なドット配列の周期的な発生を防止するために前記画像データに付加する一定量の第1のノイズよりノイズ幅の大きい第2のノイズを付加するノイズ付加工程を備えたことを特徴とする。
【0021】
これにより、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理を行う際に、規則的なドット配列が出現したり、バンディング等の現象が生じることがない高画質な画像を再現できる画像処理方法を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0023】
図1は本発明のハーフトーン処理を示すグラフである。図2は本発明のハーフトーン処理によるドット配列の一例を示す模式図である。図3は本発明の画像処理装置の回路構成を示すブロック図である。図4は本発明のハーフトーン処理の手順を示すフローチャートである。図5は本発明に係るバンディングを示す模式図である。
【0024】
図1により、本発明のハーフトーン処理について説明する。
ハーフトーン処理は、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法により出力装置に適した画像データに変換する画像処理方式の一種で、特に、中間的な階調を再現するための処理方式である。因に、画像データとは、画像を構成する画素(1ドット)に関するデータをいい、ドットの色や濃度、あるいはドットの大きさ等の画像処理や印刷に必要な情報を含むものである。
【0025】
図1(A)および(B)は、誤差拡散法を用いたハーフトーン処理を示すグラフで、縦軸にノイズ量(%)を示し、横軸に画像データの濃度領域(濃度レベルを0〜255の範囲とする。)を示すもので、例えば、階調数が5値の場合の閾値は、0、64、128、192、255となる。
【0026】
本発明の実施の形態においては、規則的パターン(規則的なドット配列)が周期的に発生しないように、予め画像データの全濃度域に、例えば、ノイズがノイズ量(以下、ノイズ幅という。)として24%程度付加されているものとする。
【0027】
一般には、このノイズ幅を増やすことで、前述の規則的なドット配列の周期的な発生を抑制することができるが、全濃度域でノイズ幅を増やすと、ノイズの影響が強く出てザラツキのある画像になってしまうので、問題の発生している濃度部分(例えば、閾値の中間値)および、その近傍のみノイズ幅を増やし、それ以外の濃度域では、通常のノイズ(第1のノイズ)の24%程度のノイズ幅とすることで、細かいバンディングを回避するようにしている。
【0028】
なお、問題の発生している濃度部分に付加するノイズ(第2のノイズ)のノイズ幅は、基本的には多い方が良いが、50%を越えるノイズ幅を付加すると誤差拡散処理等を行った場合に、次の濃度レベルになってしまう可能性があるので、50%を越えない通常のノイズ幅の2倍程度、つまり48%程度のノイズ幅に設定することが好ましい。
【0029】
また、第2のノイズを付加する方法として、2つの方法が考えられる。第1の方法は、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に第2のノイズの最大のノイズ幅を加える方法と、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が第2のノイズのノイズ幅が最大となるように、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とする所定の範囲の両端部からノイズ幅を徐々に増加するようにする方法とがある。
【0030】
なお、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分(その近傍を含む)に第2のノイズを付加する理由は、原画像データにもよるが、この部分に規則的なドット配列が出現する可能性が高いからであり、一般的には、閾値と閾値の中間値部分に出現しやすいと言われている。
【0031】
説明を簡単にするために、規則的なドット配列が出現しやすい閾値と閾値の中間値の部分に第2のノイズを付加する場合について説明する。
【0032】
(1)第1の方法の場合
図1(A)の櫛歯状のグラフは、階調数が5値の場合の閾値は、0、64、128、192、255となるので、閾値と閾値の中間値は32、96、160、224(数字は図示せず。)であり、例えば、閾値や中間値の部分として、この中間値を中心とする近傍(例えば画像データの濃度レベルで±3レベル程度の範囲)にノイズ幅48%の第2のノイズを加えた状態を示している。このように第2のノイズを中間値の部分に付加するとバンディングを回避することができる。
【0033】
また、櫛歯状グラフのベース部分がノイズ幅24%程度になっているのは、前述したように、予め画像データの全濃度域に対して第1のノイズが付加されているためである。
【0034】
なお、本発明の実施の形態においては、不自然さのないハーフトーン処理を実現するために、閾値や中間値の部分としての近傍の範囲は±3レベル程度が好ましいが、印刷された画像の状態等により、この範囲を増減させても良い。
【0035】
(2)第2の方法の場合
図1(B)の鋸歯状のグラフは、閾値と中間値および近傍の範囲は図1(A)と同じであるが、中間値を中心とするノイズ付加範囲(所定の範囲)が設けられ、ノイズ付加範囲の両端からノイズ幅を増加させている点が異なる。
【0036】
そして、このように第2のノイズを付加することにより、より自然な状態でバンディングを回避することができる。
【0037】
なお、ノイズ付加範囲は、閾値の幅の±1/4程度が好ましく、例えば、5値の場合は閾値の幅が64であるから、画像データの濃度レベルとして±16レベルに相当する。
【0038】
本発明の実施の形態においては、ノイズ付加範囲を閾値の幅の±1/4程度としたが、これに限定されるものではなく、印刷された画像の状態等により増減させても良いものである。
【0039】
また、第1の方法および第2の方法においても、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分(その近傍を含む)の全て、あるいは特定部分に第2のノイズを付加するか否かは、前述のように、原画像データにより規則的なドット配列の出現部分も変化するので、実際には印刷した画像の状態を観察した上で、決定することが好ましい。
【0040】
図2は、本発明のハーフトーン処理をして、インクジェットプリンタにより出力した場合のドット配列の変化を示したものである。
【0041】
つまり、図2(イ)は閾値と閾値の中間部分でのドット出現率が50%のドット配列を示し、図2(ロ)は図2(イ)を第1の方法でハーフトーン処理をした場合のドット配列を示したものであり、図2(ハ)は図2(ロ)をインクジェットプリンタのハーフ印刷モードで印刷した場合のドット配列を示したものである。図2(ハ)と前述の図5(C)とを対比すると明らかなように、図2(ハ)ではバンディングが回避されていることがわかる。
【0042】
図3により、本発明の画像処理装置の回路構成について説明する。
図中、100は本発明の実施の形態における画像処理装置で、画像処理装置100はCPU110、情報制御回路120、インタフェース(I/F)130、ハーフトーン処理回路140等から構成されており、インタフェース(I/F)130を介して画像情報出力装置200や印刷装置300が接続されている。
【0043】
CPU110は、予め記憶した制御プログラムに応じたシーケンス等の制御情報を記憶する制御情報記憶手段(図示せず)を備えており、この制御情報に基づき画像処理装置100全体を制御するようにしている。
【0044】
情報制御回路120は、CPU110の指令により、インタフェース(I/F)130を介して外部の画像情報出力装置200や印刷装置300との各種データの入出力を実行したり、画像処理装置100の内部の各種情報の流れを迅速に、かつ円滑に制御するための回路である。
【0045】
例えば、画像情報出力装置200から画像データや画像処理を実行するために必要なデータ等の初期データを記憶する初期データメモリ121やハーフトーン処理回路140で画像処理が完了した画像データ(印刷データ)を記憶し、印刷装置300に対して出力することができる印刷データメモリ等を備えている。
【0046】
初期データとしては、原画像に関する画像データ(各色毎で、かつ1ドット毎の画像データ)、階調データ(画像データを印刷する際の階調数で、例えば5値。)、ノイズデータ(ノイズ幅24%の第1のノイズ、ノイズ幅48%の第2のノイズ、ランダムデータ)、誤差データ(1ライン分の誤差拡散の演算で得られた誤差の集積量)等があり、これらの各種データに対応したアドレスが設けられた初期データメモリ121のそれぞれのアドレスに記憶される。
【0047】
因に、ランダムデータは、通常の領域に発生した規則性を解消するために用いる乱数データであり、本発明の実施の形態では初期データメモリ121に記憶するようにしたが、初期データメモリ121に記憶せず、ランダムデータ発生手段を別に設けるようにしても良い。
【0048】
なお、階調データやノイズデータ、あるいは第2のノイズを付加する部分の設定等は、印刷装置300の性能や機能等により印刷された画像を判断して修正する可能性があるので、通常は、操作入力手段(図示せず)によりキーボード等を用いてデータの変更が設定できるようになっており、変更されたデータは情報制御回路120により初期データメモリ121に記憶されるようになっている。
【0049】
また、画像データは全てのデータを初期データとして初期データメモリに記憶する必要はなく、本発明の実施の形態のように、ハーフトーン処理に必要な1ライン分の画像データを記憶するようにして、1ライン分の処理が完了する毎に画像情報出力装置200から入力するようにしても良いし、メモリの容量等を考慮して記憶する画像データの量を増減したり、画像データのみを記憶する画像データメモリを初期データメモリ121とは別に設けるようにしても良い。
【0050】
同様に、印刷データメモリ122は、印刷装置300と画像処理装置100が、例えば、常時接続されており、印刷装置300に印刷データを記憶するメモリ等が設けられているような場合等においては、画像処理装置100に特に設ける必要はない。
【0051】
ハーフトーン処理回路140は、情報制御回路120により入力された初期データに基づき誤差拡散法を用いたハーフトーン処理等の画像処理を実行する回路で、閾値設定回路141、誤差拡散処理回路142、誤差データ集積回路143、トーン補正回路144、ノイズ付加処理回路145、N値化演算回路146等の各回路で構成されており、CPU110に予め記憶された制御プログラムによりハーフトーン処理回路140が作動して、ハーフトーン処理回路140を構成する各回路をタイミング良く、かつ正確に順次作動させることにより各種データの授受や演算等を行いハーフトーン処理を実行するようにしている。
【0052】
閾値設定回路141は、初期データメモリ121から読み出された階調データに基づき、閾値を設定する回路である。つまり、誤差拡散法等を用いたハーフトーン処理の演算等に使用される閾値や中間値を予め求めておくためのものである。
【0053】
誤差拡散処理回路142は、初期データメモリ121から読み出された1ライン分の画像データに対して、しかも、印刷に使用する全てのインクの色に関して、1ドット毎にノイズデータの1種であるランダムデータや誤差データを加算したりして誤差を拡散する処理を行う回路である。
【0054】
誤差データ集積回路143は、誤差拡散処理回路142で既に誤差拡散されてきた画像データの誤差の差分、つまり、1ライン分の画像データに分散しきれなかった誤差分を誤差データメモリ(図示せず)に集積する回路であり、集積された誤差データは新たな誤差データとして、例えば、次の1ラインへ誤差を分散させるために使用するものである。
【0055】
トーン補正回路144は、誤差を加算された画像データに対してトーン補正を行う回路である。トーン補正とは、インクの色毎に、インクの色の濃度データを、印刷されたときに変化するインク滴の大きさやインクの濃度等を考慮して、実際に印字したインクのドットの濃度を表すデータとして擬似的な濃度レベルに変換し、階調変化をリニアになるように補正することである。
【0056】
ノイズ付加処理回路145は、誤差拡散処理回路142で誤差を加算され、トーン補正回路144によりトーン補正された画像データを、前述したように、ハーフトーン処理の第1の方法の場合には画像データの1ドット毎に閾値近傍か否か、第2の方法の場合には閾値のノイズ付加範囲か否かを判別して、第1の方法の場合には、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に第2のノイズの最大のノイズ幅を加え、第2の方法の場合には、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が第2のノイズのノイズ幅が最大となるように、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とするノイズ付加範囲(所定の範囲)の両端部からノイズ幅を徐々に増加するように第2のノイズを付加する回路である。
【0057】
なお、本発明の実施の形態においては、近傍の範囲を近傍の範囲を±3レベルとし、ノイズ付加範囲を画像データの濃度レベルとして±16レベルの範囲で判断するようにしている。
【0058】
N値化演算回路146は、ノイズ付加処理回路145による処理が完了した所定の階調数を有する画像データを新たな階調数に変換する回路で、具体的には、変換する前の画像データの濃度レベルを閾値の幅で割り、得られた「商」を新たな濃度レベルとして設定するようにしている。また、割り切れずに「端数」がでた場合は、「余り」が閾値の幅の1/2以上の場合は1段階上のレベルに繰り上げるようにしている。
【0059】
以上の処理が完了した画像データは印刷データとして印刷データメモリ122に記憶され印刷可能となる。
【0060】
印刷を行う場合は、印刷装置300とタイミングを合わせてCPU110が情報制御回路120に印刷指令を発することにより、情報制御回路120が印刷装置300に適したデータ出力速度やデータ量等に基づき印刷データメモリ122から適宜出力し、インタフェース(I/F)130を介して印刷装置300で印刷できるようにしている。
【0061】
なお、本発明の実施の形態においては、CPU110に予め記憶された制御プログラムによりハーフトーン処理回路140を作動させ、各回路を作動するようにしているが、これに限らず、ハーフトーン処理回路140に例えば記憶手段を設けハーフトーン処理の制御プログラムを記憶するようにして、各回路の制御を直接行うようにしても良い。
【0062】
図4により、本発明のハーフトーン処理の具体的な手順について説明する。
本発明の実施の形態におけるハーフトーン処理は、前述のように、実際には制御回路(図示せず)が予め記憶されたプログラムに基づき各回路を実行するようになっており、各種データの記憶や一時的な保管に関しては、それぞれのデータに対応したデータメモリや保管データメモリ等の記憶手段が設けられているものとする。
【0063】
なお、説明を簡単にするために、前述の第1の方法の特に閾値と閾値の中間値部分に第2のノイズを加える方法に関して説明する。
【0064】
(SP1)
初期データを初期データメモリに記憶するするステップである。通常は、画像情報出力装置から出力される画像データ等を初期データとして初期データメモリに記憶するようになっている。
【0065】
初期データとしては、前述のように、原画像に関する画像データ(各色毎で、かつ1ドット毎の画像データ)、階調データ(画像データを印刷する際の階調数で、例えば5値。)、ノイズデータ(ノイズ幅24%の第1のノイズ、ノイズ幅48%の第2のノイズ、ランダムデータ)、誤差データ(1ライン分の誤差拡散の演算で得られた誤差の集積量)等があり、それぞれのデータメモリに記憶される。
【0066】
(SP2)
初期データメモリから階調データを読み出し、閾値を設定するステップである。例えば、階調数が5値の場合は、全濃度域を0〜255のレベルとすると、閾値は、0、64、128、192、255の5値が設定され、閾値と閾値の中間値は32、96、160、224の4値が設定される。
【0067】
なお、この時に、近傍の範囲も設定しておくことが望ましく、本発明の実施の形態においては、近傍の範囲を、例えば、±3レベルに設定することにする。
【0068】
(SP3)
初期データメモリから1ライン分の画像データを読み出すステップである。つまり、1ドット毎の1ライン分の画像データを読み出し、1ライン分の誤差拡散やハーフトーン処理等の全ての処理が完了すると次の1ライン分の画像データを読み出すようになっている。読み出された画像データは次の画像データが読み出されるまで保管データメモリ(図示せず)に保管され、保管されたデータは次の画像データが読み出されるたびに順次更新される。
【0069】
(SP4)
初期データメモリからノイズデータの1種であるランダムデータを読み出すステップである。後述するステップで、通常の領域に発生した規則性を解消するために使用される。
【0070】
(SP5)
初期データメモリから誤差データを読み出すステップである。誤差データは、誤差拡散の演算で得られた誤差の集積量であるため、1ライン目を演算する時にはまだ誤差の集積がなく、2ライン目を演算するときに1ライン目の誤差が集積されるようになるので、1ライン目の場合に限り、実質的に何もデータが読み出されない。
【0071】
(SP6)
画像データにランダムデータと誤差データを加算するステップである。既に読み出されている1ライン分の画像データに既に読み出されているランダムデータと誤差データを加算する。ランダムデータは誤差拡散を行う際に規則的なドット配列が発生しないようにするために乱数データを加算するもので、誤差データは既に誤差拡散されてきた画像データの誤差の差分(分散しきれなかった誤差分)を以降の画像データに分散させるために加算されるもので、前述のように1ライン目は誤差データとして「0」を加算することになる。
【0072】
(SP7)
誤差を加算された画像データに対してトーン補正を行うステップである。インクの色毎に、インクの色の濃度データを、印刷されたときに変化するインク滴の大きさやインクの濃度等を考慮して、実際に印字したインクのドットの濃度を表すデータとして擬似的な濃度レベルに変換する。
【0073】
(SP8)
画像データの濃度レベルを判別して、加算するノイズ幅を選択するステップである。本発明の実施の形態における第1の方法、特に閾値と閾値の中間値部分に第2のノイズを加える方法に関しては、中間値(32、96、160、224)部分に第2のノイズを付加するようにしているので、ここでは中間値が閾値として設定され、しかも、近傍の範囲を±3レベルとしたので、この範囲で1ドット毎に判別するようにしている。
【0074】
(SP9)
第2のノイズを加算するステップである。ステップ8(SP8)で画像データの濃度レベルが閾値近傍、つまり、中間値近傍(±3レベルを含む)と判断されたので、ノイズ幅が48%の第2のノイズを加算する。このステップが特に本発明の特徴となるステップである。
【0075】
(SP10)
第1のノイズを加算するステップである。ステップ8(SP8)で画像データの濃度レベルが閾値近傍ではない、つまり、中間値近傍ではないと判断されたので、ノイズ幅が24%の通常のノイズ幅である第1のノイズを加算し、ステップ11(SP11)に進む。
【0076】
(SP11)
画像データのクリップを行うステップである。クリップとは、演算された結果の数値を所定の範囲に丸めることをいう。つまり、濃度領域の「0」は濃度が最も低いレベルで255は濃度が最も高いレベルと設定しているために、演算によっては、画像データの濃度レベルが255以上の数値になったり、負の数値になったりすることがある。
【0077】
このような場合、最大値と最小値を制限するために、結果の数値を0〜255の範囲に納める必要があり、具体的には、演算結果が「0」以下は「0」に、同様に「255」以上は「255」にするものである。
【0078】
(SP12)
階調のレベルを算出するためのステップである。画像データの濃度レベルを閾値の幅で割り算して求められた「商」を階調のレベルとするものである。
【0079】
例えば、濃度領域が0〜255の範囲で階調数が5値の場合、閾値は、0、64、128、192、255となり閾値の幅は64となるので、例えば、画像データの濃度レベルが128であれば、128/64=2(商)となり、レベル2を得ることができる。すなわち、この画像データを5値化すると「0、1、2、3、4」の5値のレベル2を示すことになる。
【0080】
(SP13)
5値化の演算に際して端数が生じた場合に、レベルを特定するための判断をおこなうステップである。つまり、ステップ12(SP12)で画像データの濃度レベルを閾値の幅で割り算した結果、端数が生じた場合に、「余り」が閾値の幅の1/2より大きいときは、より近い値を示す一つ上の閾値レベルにした方が妥当と判断するのである。
【0081】
具体的には、例えば、画像データの濃度レベルが100であれば、100/64=1.5625(商)となり、端数が生じる。つまり、「商」が1で「余り」が36となり、「余り」36は閾値の幅の1/2である32より大きいことになる。すなわち、この画像データを5値化するとレベル1よりレベル2に近いと判断する。
【0082】
(SP14)
レベルを一つ繰り上げるステップである。ステップ13(SP13)で画像データの濃度レベルを閾値の幅で割り算した結果の「商」の整数部分の数値(レベル)に1を加算して、レベルを一つ上の閾値レベルに設定する。つまり、前述したように画像データの濃度レベルが100の場合は、レベル1に1を加算してレベル2とする。
【0083】
(SP15)
レベルを変更せず、次のステップに進む。つまり、演算の結果、端数が生じても「余り」が閾値の幅の1/2である32より小さい場合は、「商」の整数部分の数値のレベルに設定する。
【0084】
(SP16)
レベル設定での誤差分を誤差データとして集積するステップである。5値化の際に実行した演算結果の「商」はレベルを示す数値となったが、「余り」は誤差として誤差データメモリに集積し、新たな誤差データとして次のラインへ誤差を分散させるために使用するのである。
【0085】
(SP17)
全色の1ドットに対して以上のステップ(ハーフトーン処理)が終了したか否かを判断するステップである。インクの色が、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、クロ(K)のYMCK4色の場合は4回、8色の場合は8回繰り返して、上記のステップを繰り返して実行する。
【0086】
全色の1ドットに対するハーフトーン処理が完了すると、次のドットに移行して、同様のステップを繰り返して実行するようにする。因に、どの色から始めるか、次は何色にするか等の色の順序に関しては特に限定するものではない。
【0087】
(SP18)
全色の1ドットが終了していなかった場合に、次の色のドットに対象のドットを移行するステップである。次の色のドットを設定して、ステップBに進む。全色のハーフトーン処理が完了するまで、このステップを実行することになる。
【0088】
(SP19)
1ライン分の全てのドットに対するハーフトーン処理が終了したか否かを判断するステップである。1ライン分のハーフトーン処理が完了すると、次のラインのドットに移行して、同様のステップを繰り返して実行するようにする。
【0089】
(SP20)
1ライン分の全てのドットに対するハーフトーン処理が終了していなかった場合に、次のドットに対象のドットを移行するステップである。次のドットを設定して、ステップBに進む。1ライン分のハーフトーン処理が完了するまで、このステップを実行することになる。
【0090】
(SP21)
全画像に対してハーフトーン処理が終了したか否かを判断するステップである。全画像に対するハーフトーン処理が終了していれば、ハーフトーン処理の全てのステップを終了する。
【0091】
引き続いて、ハーフトーン処理が終了した画像データを印刷するのであれば、このハーフトーン処理されたデータを印刷データとして、例えば、インクジェットプリンタに出力して印刷することができる。
【0092】
また、ハーフトーン処理の終了に際して、初期データメモリに記憶されている初期データを全て消去し、次のハーフトーン処理が迅速に実行できるようにして終了することが望ましい。
【0093】
(SP22)
全画像に対するハーフトーン処理が完了していなかった場合は、次のラインのドットに対象のドットを移行するステップである。次のラインの画像データの読み出しができるように設定して、ステップAに進む。全画像に対するハーフトーン処理が完了するまで、このステップを実行することになる。
【0094】
なお、閾値と閾値の中間値部分に関してハーフトーン処理の手順を説明したが、他の部分のハーフトーン処理を行う際は、上記同様の処理を行うものである。
【0095】
また、第1の方法によるハーフトーン処理を説明してきたが、第2の方法もほぼ同様の手順である。
【0096】
因に、第1の方法と第2の方法とで異なる点は、第1の方法のステップ8(SP8)における閾値の近傍か否かの判断が、第2の方法では閾値のノイズ付加範囲か否かの判断に代わり、前述のようにノイズ付加範囲を画像データの濃度レベルとして±16レベルの範囲で判断するようにする点と、第1の方法のステップ9(SP9)で第2のノイズを加算する加算の仕方が相違することである。
【0097】
つまり、第1の方法は、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に第2のノイズの最大のノイズ幅を加えるようにしたが、第2の方法では、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が第2のノイズのノイズ幅が最大となるように、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とするノイズ付加範囲(所定の範囲)の両端部からノイズ幅を徐々に増加するようにすることである。
【0098】
以上のように本発明においては、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理を行う際に、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に第2のノイズの最大のノイズ幅を加えるようにしたので、規則的なドット配列が出現したり、バンディング等の現象が生じることがない高画質な画像を再現できるようになり、また、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が第2のノイズのノイズ幅が最大となるように、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とするノイズ付加範囲の両端部からノイズ幅を徐々に増加するようにすることで、より原画像と遜色のない高画質な画像を再現できるようになった。
【0099】
特に、本発明のハーフトーン処理においては、印刷装置のハーフ印刷モードで印刷した際に、バンディングを回避する効果を著しく発揮するものである。
【0100】
また、本発明の実施の形態においては、原画像データを5値化する際のハーフトーン処理に関して説明したが、これに限らず、他の階調数に変換する場合にも本発明の効果を得ることができるものである。
【0101】
なお、本発明の実施の形態においては、画像処理装置として単独の装置を構成するようにしているが、ハーフトーン処理回路部分を他の情報機器、例えば、画像情報出力装置に組み込んだり印刷装置に組み込み、CPU等の制御回路や記憶手段等を共通に使用するようにして安価な画像情報出力装置や印刷装置を提供するようにしたり、更に、画像情報の迅速な処理が行えるようにしても良いことは言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】
本発明は、多階調の画像データを誤差拡散法またはこれと等価な方法によりハーフトーン処理した際に、規則的なドット配列が出現したり、バンディング等の現象が生じることがなく原画像と遜色のない高画質な画像を再現できる画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハーフトーン処理を示すグラフである。
【図2】本発明のハーフトーン処理によるドット配列の一例を示す模式図である。
【図3】本発明の画像処理装置の回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のハーフトーン処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るバンディングを示す模式図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置
110 CPU
120 情報制御回路
121 初期データメモリ
122 印刷データメモリ
130 インタフェース(I/F)
140 ハーフトーン処理回路
141 閾値設定回路
142 誤差拡散処理回路
143 誤差データ集積回路
144 トーン補正回路
145 ノイズ付加処理回路
146 N値化演算回路
200 画像情報出力装置
300 印刷装置
Claims (4)
- 所定範囲の階調値を有する画像データを、誤差拡散法またはこれと等価な処理によってハーフトーン処理し、ドットの形成状態を各画素ごとに特定する印刷データを生成する画像処理装置において、前記画像データの階調値を変換するための閾値設定手段と、前記閾値設定手段で設定された閾値に基づき前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理手段と、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に規則的なドット配列の周期的な発生を防止するために前記画像データに付加する一定量の第1のノイズよりノイズ幅の大きい第2のノイズを付加するノイズ付加手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 前記ノイズ付加手段は、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分が前記第2のノイズの最大量となるように、前記閾値部分または閾値間の整数分の1の部分を中心とする所定の範囲の両端部からノイズ幅を徐々に増加するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記閾値間の整数分の1の部分が、前記閾値間の中間値の部分であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の画像処理装置。
- 所定範囲の階調値を有する画像データを、誤差拡散法またはこれと等価な処理によってハーフトーン処理し、ドットの形成状態を各画素ごとに特定する印刷データを生成する画像処理方法において、前記画像データの階調値を変換するための閾値設定工程と前記閾値設定工程で設定された閾値に基づき前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理工程と、前記ハーフトーン処理工程で前記ハーフトーン処理を行う際に、閾値部分または閾値間の整数分の1の部分に規則的なドット配列の周期的な発生を防止するために前記画像データに付加する一定量の第1のノイズよりノイズ幅の大きい第2のノイズを付加するノイズ付加工程を備えたことを特徴とする画像処理方法。
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JP2002168388A JP2004015614A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 画像処理装置および画像処理方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-06-10 JP JP2002168388A patent/JP2004015614A/ja active Pending
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